くまのプーさん展 [EXHIBITION]
場所はBunkamura ザ・ミュージアム。
A.A.ミルンが物語を書いて、E.H.シェパードが挿絵を描いた
『くまのプーさん』と『プー横丁にたった家』。
この2つの作品を中心に、
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が所蔵する
原画や資料を紹介する展覧会。
これは会場の外にあるフォトスポット。
展覧会入口を入ってすぐのところに
もっと大きなフォトスポットがあったのだけど
撮影するのに行列ができていたのでパス。
音声ガイドを借りて奥へと進む。
大抵の展覧会がそうであるように、入口付近はめちゃめちゃ混んでいて
例によって作品に近づくことがままならない。
しかも小さな原画を壁に貼り付くようにして観ているので
なかなか前に進まない(^^;。
最初の章《さて、お話ははじまります》では
『くまのプーさん』の冒頭に出てくるイラストの最初のスケッチや
A.A.ミルンや息子のクリストファー・ロビンの写真、
プーさんや仲間達のモデルとなったぬいぐるみの複製などが展示されている。
プーさんと仲間達のモデルはほんものの動物ではなく
クリストファー・ロビンが持っていたぬいぐるみ。
それにしたってトラー(ティガー)ってちっともトラっぽくないよなぁ…と
以前からずっと思っていたのだけど、トラーのぬいぐるみの複製を見て納得。
あまりトラっぽくないぬいぐるみだった(^o^;。
自分も子供の頃、たくさんのぬいぐるみに名前を付けて遊び
兄と一緒になってそのぬいぐるみらを擬人化して
くっだらないマンガを書いていた経験があるので
なんだか妙な共感を勝手に覚えて、
急にそんな子供時代が懐かしく思えてきてしまった。
第2章《お話は、どうかな?》、第3章《物語る術》も
シェパードの原画を中心に進む。
シェパードの挿絵は単にかわいらしくて素朴なだけではなく
確かな観察眼と画力によって描かれていることがよくわかる。
北斎展や暁斎展を観ていても思ったけれど
こんな風にさらさらっと巧い絵が描けたら
どんなにか楽しいだろうと思う(楽しいだけじゃないとは思うけれど)。
物語の挿絵って、物語から離れてしまっては勿論ダメだし
説明しすぎて読者のイマジネーションを邪魔するようなものでもよろしくなく、
なかなか難しいと思う。
シェパードの挿絵は、プーさんとその仲間達、彼らが住んでいる森などの
視覚的なイメージは固定されるけど、読者がその世界に吸い込まれていって
あとは自由に想像力を働かせることができるのが良い。
場内には、そんな感じで物語の中に吸い込まれちゃったようなフォトスポットも。
あー、シマッタ。何も考えないで撮影したら、
橋の柱の陰に隠れてプーさんとコブタが写ってない_| ̄|◯。
第4章は《プー、本になる》。
『くまのプーさん』や『プー横丁にたった家』は、
出版されるやいなや、大ヒットだったそうで、
その後もデラックッス版や大型限定本が出たり
安価なペーパーバックが出たり、いろんなカタチで出版される。
その人気はけっして廃れることはなく、
一度も絶版になったことがないというのも凄い。
アタシはだいぶ大人になってから(確か大学生の時かな^o^;)
岩波少年文庫で読んだけど、プーさんのお話は意外に深くて面白い。
実はポップアップ絵本(飛び出す絵本)まで持ってたりして(^^;ゞ。
(かなり大変な発掘作業になるので今はちょっと取り出せないけど)。
ディズニーのプーさんもかわいいけど
他のキャラクター(コブタとかトラーとかカンガとかルーとかイーヨーなど)は
断然シェパードの方が愛らしくて好きだなぁ。
第5章は《世界で愛されているクマ》と題して
世界各国で生産されたプーさんグッズの数々を紹介。
一目でプーさんだと判るものの「ちょっとこれはちがくないか?」という
バッタモンと紙一重な感じのものもあるのが面白い(^m^)。
そしてすべての展示を観終わった後に待っているのが
超!危険地帯の特設ショップ(笑)。
はちみつクッキーやバンダナなど、品切れの商品もチラホラ。
ここは冷静に…
ポストカードと…
はちみつのみで。
いや〜、どうしてもこの瓶が欲しくてつい…(^o^;。
図録も欲しいなぁと思ったけれど、グッとガマン。
そしたらなによ、Amazonでも買えるじゃないの。
これはヤバイ。
見なかったことにしよう(^^;。
A.A.ミルンが物語を書いて、E.H.シェパードが挿絵を描いた
『くまのプーさん』と『プー横丁にたった家』。
この2つの作品を中心に、
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が所蔵する
原画や資料を紹介する展覧会。
これは会場の外にあるフォトスポット。
展覧会入口を入ってすぐのところに
もっと大きなフォトスポットがあったのだけど
撮影するのに行列ができていたのでパス。
音声ガイドを借りて奥へと進む。
大抵の展覧会がそうであるように、入口付近はめちゃめちゃ混んでいて
例によって作品に近づくことがままならない。
しかも小さな原画を壁に貼り付くようにして観ているので
なかなか前に進まない(^^;。
最初の章《さて、お話ははじまります》では
『くまのプーさん』の冒頭に出てくるイラストの最初のスケッチや
A.A.ミルンや息子のクリストファー・ロビンの写真、
プーさんや仲間達のモデルとなったぬいぐるみの複製などが展示されている。
プーさんと仲間達のモデルはほんものの動物ではなく
クリストファー・ロビンが持っていたぬいぐるみ。
それにしたってトラー(ティガー)ってちっともトラっぽくないよなぁ…と
以前からずっと思っていたのだけど、トラーのぬいぐるみの複製を見て納得。
あまりトラっぽくないぬいぐるみだった(^o^;。
自分も子供の頃、たくさんのぬいぐるみに名前を付けて遊び
兄と一緒になってそのぬいぐるみらを擬人化して
くっだらないマンガを書いていた経験があるので
なんだか妙な共感を勝手に覚えて、
急にそんな子供時代が懐かしく思えてきてしまった。
第2章《お話は、どうかな?》、第3章《物語る術》も
シェパードの原画を中心に進む。
シェパードの挿絵は単にかわいらしくて素朴なだけではなく
確かな観察眼と画力によって描かれていることがよくわかる。
北斎展や暁斎展を観ていても思ったけれど
こんな風にさらさらっと巧い絵が描けたら
どんなにか楽しいだろうと思う(楽しいだけじゃないとは思うけれど)。
物語の挿絵って、物語から離れてしまっては勿論ダメだし
説明しすぎて読者のイマジネーションを邪魔するようなものでもよろしくなく、
なかなか難しいと思う。
シェパードの挿絵は、プーさんとその仲間達、彼らが住んでいる森などの
視覚的なイメージは固定されるけど、読者がその世界に吸い込まれていって
あとは自由に想像力を働かせることができるのが良い。
場内には、そんな感じで物語の中に吸い込まれちゃったようなフォトスポットも。
あー、シマッタ。何も考えないで撮影したら、
橋の柱の陰に隠れてプーさんとコブタが写ってない_| ̄|◯。
第4章は《プー、本になる》。
『くまのプーさん』や『プー横丁にたった家』は、
出版されるやいなや、大ヒットだったそうで、
その後もデラックッス版や大型限定本が出たり
安価なペーパーバックが出たり、いろんなカタチで出版される。
その人気はけっして廃れることはなく、
一度も絶版になったことがないというのも凄い。
アタシはだいぶ大人になってから(確か大学生の時かな^o^;)
岩波少年文庫で読んだけど、プーさんのお話は意外に深くて面白い。
実はポップアップ絵本(飛び出す絵本)まで持ってたりして(^^;ゞ。
(かなり大変な発掘作業になるので今はちょっと取り出せないけど)。
ディズニーのプーさんもかわいいけど
他のキャラクター(コブタとかトラーとかカンガとかルーとかイーヨーなど)は
断然シェパードの方が愛らしくて好きだなぁ。
第5章は《世界で愛されているクマ》と題して
世界各国で生産されたプーさんグッズの数々を紹介。
一目でプーさんだと判るものの「ちょっとこれはちがくないか?」という
バッタモンと紙一重な感じのものもあるのが面白い(^m^)。
そしてすべての展示を観終わった後に待っているのが
超!危険地帯の特設ショップ(笑)。
はちみつクッキーやバンダナなど、品切れの商品もチラホラ。
ここは冷静に…
ポストカードと…
はちみつのみで。
いや〜、どうしてもこの瓶が欲しくてつい…(^o^;。
図録も欲しいなぁと思ったけれど、グッとガマン。
そしたらなによ、Amazonでも買えるじゃないの。
クマのプーさん 原作と原画の世界 A.A.ミルンのお話とE.H.シェパードの絵
- 作者: アンマリー・ビルクロウ エマ・ロウズ
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2019/02/28
- メディア: 単行本
これはヤバイ。
見なかったことにしよう(^^;。
2019-02-27 22:09
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