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THE ALFEE@越谷《本編編》 [┣ '18 LIVE (THE ALFEE)]

『45th Anniversary Best Hit Alfee 2018 秋ノ巻
 Château of The Alfee II』

サンシティ越谷市民ホール 本編の巻

10/08 22:05 UPDATE。
各記事に頂いているコメントへのお返事は今暫くお待ち下さいm(_ _)m。
ネタバレ指数13


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秋ツアー初日、越谷。

いつものように、グッズの開場前販売を利用すべく早めに出発。
とは言うものの、これまでは販売開始時刻の1時間前くらいから
並び始めていたけれど、今日は午前中から昼近くまで用事があったり
最近は開場前販売の売場拡張により列の進みも比較的スムーズになったため
そんなに急いで行かなくてもいっか…と、16時15分くらいに現地到着。

そこから並ぶこと約1時間。
あ〜、これは久々に目の前で開場前販売終了〜っ!てなことになりそう…(-_-;
と嫌な予感がしていたのだけど、なんとか滑り込みセーフ。
ツアーパンフ、ツアーTシャツ、ピックセットの定番に加え
ミニウォレット…この4点を購入。
Alfee Château★ご当地フラッグはどうしようかと迷った末
今回はまぁいっかと結局買わなかった。

買い物終えて、お隣のショッピングモールのトイレを拝借し
再び外に出ると17時30分を少し回ったところ。
入場列の最後尾に並び、開場を待つ。

17時45分よりもほんの少し前に開場した気がする。
買い物もトイレも済ませているので、そのまま座席に向かう。

本日の座席:2階4列40番台。
階段を上がって、2階席に入っていくと…一番乗りだった(・o・)。
今回は、自力でチケットを取ることができなかったが
幸いなことに譲って下さる方がいて、参加出来ることになった。
本当に有り難いことである。

荷物を整理してステージを見渡してみる。
ステージ後方に、そこからメンバーが登場するであろうと思われる扉があり
その扉を囲むように半円形のアーチがあって
そのアーチの上に、お城の尖塔が放射状に広がっている。

場内に流れているのはクラシック。
聴いたことのある曲ばかりだが、相変わらず曲とタイトルが結びつかない(^^;。
唯一分かったのはムソルグスキーの『展覧会の絵』で
最後に出てくる“キエフの大門”、これだけ(さすがにこれは分かる笑)。


18時25分に1ベル。
どうやら定刻通り、18時30分に始まるらしい。
エンジェルみかによる「まもなく開演」のアナウンスの後
どこからともなく始まる手拍子。

しばらくすると、BGMがフッと消えてオープニングのSEが流れ始める。
オープニングのSEもストリングスから始まるクラシカルな感じだが
リズミカルで手拍子しやすい。
曲に合わせて目まぐるしく変化するライティング。
やがて、ステージ後方の扉が開くと逆光の中にメンバー3人の姿。
ゆっくりと前に進み出て、それぞれの立ち位置に向かって行く。

王子がローディーから受け取った最初のギターはFlying Angel Fantasia。
1曲目はなんだろう。ドキドキワクワクドキドキワクワク…。
ツアー初日のこのドキドキ感は何度味わってもたまらない。

♪デデ!デーデーデー! タリラリ…

イントロと同時に、客席から「おぉっ!」という歓声があがる。
“無情の愛X”だ。わっ、なんだかちょっと意外ー!。
でもいきなり激しいこの感じ、好きー!(≧▽≦)。
この曲での個人的みどころは、2コーラス目のBメロ部分。
桜井さんが「♪明日が見え〜ない…」と歌っているところでの
王子が奏でるギターのフレーズ。ここがめちゃめちゃカッコイイ。
遠いけれども、王子の左手に釘付け。

ちなみに、桜井さんの衣装は赤みがかった煉瓦色…というか
茶色とワインレッドの中間のような色の、
ちょっとゴワっとした感じの不思議な質感の生地でできたスリーピース。
幸ちゃんはグレー地に、大振りの花柄(?)の細身のスーツ。
王子はおそらく夏イベ初日に着用していた純白の衣装と思われる。
髪はワッフルウェーブ。

そして2曲目。
これもイントロで「おぉ〜!」という歓声。
“恋愛論理”。ライブで聴くのは久しぶりだ。
ヘッドセットマイクを装着し、激しく左右にヘドバンしながら歌う王子。
早くも髪が乱れる。

Bメロの「♪愚かな思い出は嘲笑え〜」の後の
♪ジャージャージャージャジャジャ…での
ピンクのパカパカライトがカッコイイ!。
なんだか「メタルな曲といえばパカパカライト!」が
定番の演出になりつつある???。

おそらく3曲目は幸ちゃんがリードボーカルの曲だろう。
あれかな〜これかな〜…

♪ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャ…ジャララ

“恋の炎”だった。
ハンドマイクに持ち替えた幸ちゃん。1コーラス目は左の花道へ。
王子は、Aメロはステージ中央で演奏し
Bメロのボーカルを歌いながら、右の花道へ移動。
2コーラス目は逆のパターンで、幸ちゃんは右、王子は左。
3コーラス目は二人ともステージ中央で。

“恋の炎”もいいけど、今後ここはひとつ日替わりで、
幸ちゃんボーカルのいろんな曲をやってくれるといいな〜なんて
初日っからそんなことを思ったりなんかして。

ちなみに頭3曲、王子のギターはずっとFantasia。

3曲終わったところで、幸ちゃんの挨拶。

幸「こんばんはー!。さぁー始まりました!。
  今日1日、3時間ではございますが、
  最後まで楽しんでっていただきたいと思います。
  1階のみなさん!…そして2階のみなさん!
  最後までよろしくーー!」

一瞬の沈黙の後、“サファイアの瞳”のイントロ。
またまた客席から「わぁっ!」と歓声が上がる。
王子のギターはESP Snapper TAKAMIY Custom。

「♪真〜夜中〜の〜 Koshigaya City Lights!」と桜井さんが歌うと
客席からはまたまた大きな歓声。

そして、あの!お馴染みの!超カッコイイ間奏。
まずは幸ちゃんのパーカッション。
そして右の袖をまくった桜井さんのチョッパーベースと
王子のカッティングギターによるバトル。
この間奏の途中や終わったところでの
オーディエンスの歓声や拍手もなんかイイ!(*^^*)。

5曲目は“Juliet”
曲の終盤で「♪この愛には終わりがないーーーー…」と歌いながら
Snapperでギターソロを弾く王子がカッコイイ。


で、前半の最後…ここは大盛り上がりになる曲がくるハズ。
この秋はなんの曲がくるんだろうか。
なにやら中近東風の前振り…これはもしや?!

“Masquerade Love”
またまた客席から「ワァッ!」という歓声。
もう、このいちいち「ワァッ!」となるのは初日ならではである(^m^)。

王子のギターは…おぉっ?!あれはFlying A-IV Yellow Tiger?!。
なんだか久しぶりに観た。


曲が終わると、桜井さんはステージ下手袖、王子は上手袖に消えていく。
ステージに残った幸ちゃんによるMC。

幸「ありがとうございます、ありがとうございます。
  …盛り上がってますねー。
  自分達で盛り上がってますっていうのもなんですけど。
  ドキドキの初日です。
  みんなもドキドキ、こっちもドキドキ(笑)」

ここらでオーディエンスに着席を促す。

幸「どうですか?秋のお城もいいでしょ?。
  (左右の腕をパッと扇形に広げて)こういう感じで!。
  夏のお城にもいらっしゃったって方もいると思いますが
  今日が初日の方!」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「…一応訊いてみました(笑)。
  それじゃ今日が生まれて初めての方!」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「激戦区の中、ようこそいらっしゃいました。初日は激戦区なんですよ」

このあと「春のツアーが終わって、夏のイベントが終わって…」と
とりとめのない話を続ける幸ちゃん。
なんだかヤケにとりとめがないなぁと思ったら
桜井さんと王子の着替えが終わるのを待っていたようで、

幸「あ、お着替えが終わったようですので(笑)。
  さて、この秋お二人はどんな衣装で登場するんでしょうか。
  まずはこちらの方をご紹介いたしましょう。桜井さーん!」

流れてきたのは何故か王子のソロシングル“薔薇と月と太陽”のイントロ。
な、なんでっ(^o^;と思っていると、
ステージ下手から、スリーピースの上に豪華なマントを羽織った桜井さん登場。
どこかで観たことのあるマントだと思ったら
王子が“薔薇と月と太陽”のジャケットやMVで着用してた
黒地に金の格子模様のマントではないか。

桜井さんの頭上には、手作り感満載なれどかなりよく出来た王冠。
そして手には杖…と言っても王笏などではなく
おじいちゃんなんかが使う、いわゆる「杖」(^^;。
でもところどころラインストーンで装飾が施されているようで
遠目でもキラキラしているのがわかる。

マントを翻しながらステージ上を歩く桜井さん。
なんだかフレディ・マーキュリーを彷彿とさせないでもないが
マントの下がスーツなので若干の違和感。
そして桜井さんには若干丈が長すぎるのか、
時々マントの裾を自分で踏んづけちゃったりしている。

幸「あなた王様?」
桜「ウィ」
幸「ウィって、酔っ払ってんの?」
桜「ウィック…(←しゃっくり)」
幸「ウィッグ?。かぶってんの?」

王様の名前は「マサルイ13世」。
このお城の、一番左の結構ナナメってるところが寝室らしい。

幸「結構傾いてるよ?。寝るの大変じゃない?」
桜「そうでもないです。
  でも時々寝違えると斜めになったまま戻らなくなっちゃうんです。
  みんなが斜めって見える〜。王様困っちゃう!。
  ♪こまっちゃーうナーぁっ…(←山本リンダの“こまっちゃうナ”」
幸「こら!」

幸「それではもう一人の方もご紹介しましょう。高見沢さーん!」

ザ・ジャガーズの“キサナドゥーの伝説”を歌いながら登場した王子。
衣装は夏イベ二日目に来ていた、シャンデリアが描かれたドレスコート。
どういうわけか手にはムチを持って「ピシッ!ピシッ!」(^^;。

(ところでキサナドゥーってなんなの?と思って調べてみたら
 Xanadu(ザナドゥ)と同じ意味で、元々はモンゴル帝国の都の名前なんだとか。
 英米では理想郷的な意味で使われることがあるらしい)。


王子、桜井さんが着ているマントを見て…

高「オイ!。どっかで見たことがあると思ったら、
  それ(マント)俺のじゃないか!。どっから持ってきたんだよ!」
桜「えっ?。だってこれ落ちてたんだもん」
高「どこに!」
桜「おまえの楽屋」
高「それは、落ちてたんじゃなくてハンガーから落ちたのっ!」

「ピシッ!ピシッ!」などと言いながら桜井さんをムチで打つ王子…(^^;。

高「ピシッ!」
桜「イタッ!」
高「どこがいいの?」
桜「お尻」
高「ピシッ!(桜井さんのお尻をムチで叩く)」
桜「イタッ!…女王様〜(笑)」

高「おまえ(坂崎)もだ!。ピシッ!」
幸「いたぁーーーい」
桜「…これ、オチ、ないんだろ?」
高「ないよ」

そういえば、随分前にも王子がムチを振り回してたことがあった気がする(^^;。
あの時は猛獣使い的な感じだったような…。


幸「というわけで、この秋もこの3人で
  全国回っていきますんでよろしくお願いしたいと思います。
  それでは恒例のこのコーナーに行ってみましょう。
  桜井営業部長による、秋ツアーパンフ紹介コーナー!」

♪パッパカパーン!パ・パ・パ・パッパカパーン!

桜「今回の目玉は、喜久屋めがね先生による
  『シンデレラ』、『浦島太郎』、『3匹のこぶた』の
  描き下ろしアルフィー漫画!。
  今回もメンバーが様々なコスプレに挑戦しております」

ここでいつものように「パネルをご用意いたしました〜」と
なるわけなんだけど、王子がスタッフから受け取ったのは
パンフと同じくらいのサイズの小さなパネル。

高「ちっちゃっ!。坂崎、これ見える?」
幸「世の中の新聞も企画書もパネルも小さすぎて見えなーいっっ!!(怒)」

そう叫んで小さなパネルをダァッと放り投げる幸ちゃん。
ハズキルーペのCMの渡辺謙さんかぃ(^^;。

桜「ハイ、大きいものもご用意いたしました〜」

なんだ、大きいのもあるのか。
てっきり初日に間に合わなかったのかと思った。

桜「まずはワタクシがこちら。浦島太郎で〜す」

王子がパネルをクルッと客席に向けると
そこには浦島太郎の扮装をした桜井さん。

桜「これ、玉手箱開ける前なのにヒゲが白くて(笑)。
  玉手箱開けたら(髪が)ズルっていっちゃってるのかな」

桜井さんと幸ちゃんの間に立ち
桜井さんの方に向かってパネルを掲げる王子。

桜「坂崎がちっちゃすぎて見えなーい!。
  …あ、パネルに隠れてただけか(笑)」

桜「そして、高見沢がこちらで〜す。乙姫ならぬ、乙比古で〜す」

桜井さんがそう言ってるのに、ジッと動かない王子。
数秒おいてから、ハッと気付いたように

高「あ…っ、忘れてた!」

と、慌ててパネルを客席に向けてみせるが…

桜「今のは計算ですからね〜。これが天然だったらまずいです」

全てお見通しの桜井さん…さすが(^^;。
ちなみに王子、この「乙比古」の写真があまりお気に召していないらしい。

最後はカメの着ぐるみに身を包んだ幸ちゃんのパネル。

高「(パネルのカメと実物の)大きさが同じだ」
幸「同じじゃねぇだろ」

桜「この他、夏のイベントのライブカットや、
  メンバーがお城について語ったインタビューなど盛り沢山。
  おまけにクリアファイルと、お城のポストカードも付いてま〜す。
  この秋のツアーパンフもよろしくお願いいたしま〜す。
  それではまた、さきっ」

幸「『マタサキ』でしたね。
  そういえばその昔、まさるのマ、高見沢のタ、坂崎のサキで
  『マタサキトリオ』ってのを考えたんですが
  誰も呼んでくれませんでした、えぇ(笑)。
  その当時はたのきんトリオってのが流行ってたんでマネしたんですけどね」

幸「それではここでアルフィーの秋らしい曲をお送りしたいと思います…」

そんな曲紹介から始まったのは“あなたの歌が聞こえる”
アレンジはAGRバージョン。
王子のギターはRelish TAKAMIY JANE。
照明の加減か、先月のソロライブで観た時よりもボディのブルーが濃く見える。

座りコーナー2曲目は“まもなく2番線に…”
王子のギターは引き続きTAKAMIY JANE
なんだか最近割と頻繁に演奏されているような気がする。
最後に聴いたのは2016年秋のヨコケンと武道館。

“あなたの歌が聞こえる”も“まもなく2番線に…”も良いけれど
このあたりも今後日替わりでいろんな曲を聴けることを期待。
(例えば“雨の肖像”とか“Far Away”とか“坂道”とか“坂道”とか“坂道”とか…笑)。

そして“Another Way”
王子のギターは’57年製のストラトキャスター。
この曲のイントロはいつ聴いても爽やかだ。
以前は、王子もこのイントロのフレーズを奏でながら
コーラスにも参加していたけれど、最近はもっぱらギターに専念。
歌いながら弾く(弾きながら歌う)姿がめちゃめちゃ格好良かったので
個人的には少し残念。


ここで王子のMC。
次の曲に備えて、既にギターを抱えている王子。
Jackson Randy Rhoads Custom V(通称:GIRAGIRA)…
このギターってことは、激しいのが来る予感(ワクワクワクワク)。

高「今年も秋のツアーが始まりました。
  今年もあっという間という気がしますけど…。
  この、秋のお城もなかなかいいでしょ?」

高「今やった曲は、“あなたの歌が聞こえる”、“まもなく2番線に…”、
  “Another Way”でしたけどねー。
  “まもなく2番線に…”は古い曲ですが、
  『Alfee Get Request』で新しく生まれ変わりました。
  (突然後ろを向いて)ハァックション!!
  …我慢しようと思ったけど無理だった(笑)。すまんすまん」

“まもなく2番線に…”は、ライブハウス時代からやっていた曲で
「フォークを作れ」と周りから言われて作った曲なのだそう。
ロックばかり聴いてきた王子は、フォークの歌詞というのがよくわからず
当時は自分の考えてることなどを取り入れていたような気がする…とのこと。

高「そして“Another Way”。
  もしも他の道を選んでいたらということなんですが、みんなもあると思うよ。
  どこかでアルフィーに出会って、今ここにいるわけですから。
  僕だってもしも二人に出会わなかったら、ここでこんな髪はしてません(笑)。
  最近よく『一体いくつなんですか?』って聞かれるんだよね。
  みんなはもうよく知ってるじゃないか、長い歴史の中で。
  あとは『髪は地毛ですか?』とか。
  僕は、これ(髪)がある限り、王子を続けていこうと思っています!」

そんな王子の話を聞きながら、自分の髪を触る桜井さん…

高「(桜井さんに)触らないの!」

自分の髪を引っぱってる幸ちゃんにも…

高「ひっぱらないの!」
もしも本当に幸ちゃんがヅラになったら
MCの話題にしないし、コントにもしないと王子。

幸「そうなったらみなさん察して下さいね」
高「それが本当の忖度です」
桜「うまいね〜。…もう(ヅラに)なってたりして」

高「夏のイベントの時も言いましたけど、
  アルフィーはこの3人が一緒にやってるってだけでプログレです。
  3人でいることがプログレ。
  ただ、客を置き去りにすることがプログレの弱点なんですけどね。
  …それでは、そんな客を置き去りにする曲の代表格をやってみたいと思います。
  好きなように聴いてください。座って聴くも良し、立ってノルも良し(笑)。
  それでは、“新世界を越えて”」

うわーっっっ!
“新世界を越えて ~Neo Universe PART III”
これは久しぶり!。

王子が「座って聴くもよし、立ってノルも良し」と言ったので
座ってる人もいれば、立ってる人もいる。
1階席は立ってる人が多いように見えるが、2階席では座っている人も多かった。
アタシは大いにノルわけではないのだが、とりあえず立ってみた(^^;ゞ。

そうか、今まで考えたこともなかったけれど
確かにこの曲もプログレっちゃプログレかも。
王子の言うとおり、若干の「置き去り感」はある(笑)。
だけど、久しぶりに聴いてみると結構いい曲だな、なんて。
あんまり通しで聴くことのない『新世界 -Neo Universe-』だけど
ちょっと久々にアルバム全曲聴いてみようかな、なんて気持ちになった。

次の曲は“裏切りへの前奏曲(プレリュード)”
これもイントロが始まった瞬間に「おぉっ!」という歓声があがった。
王子のギターは引き続きGIRAGIRA。

とにかく最初から最後まで照明がカッコイイ!。
特に印象的だったのはAメロ部分で
お城の土台になっているアーチ部分が
桜井さんの背後だけ真っ赤になるところ。
これが終盤の「♪こーどもたーちがー…」と三声のハモになるところでは
アーチ全体が真っ赤になり、
ダカダカダカダカ・ダッダ…というリズムに合わせて明滅する。
いや〜、格好良かった!。

ここで王子、Flying A-IV(Red/Black)にギターチェンジ。

♪タリィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン…

このイントロでまたまた「おぉぉっ!」。
“天河の舟”だ。
この曲のギターはニール・ショーンのシグネチャーのレスポールじゃないと〜
なんて個人的かつ勝手に思っていたんだけど、
あれっ?このFA-IVの音、なんか凄くカッコイイ!。

帰宅してから、他のギターをちょっと調べる目的で
『高見沢俊彦 Guitar Collection 500』を開いたら
FA-IV(Red/Black)が2本あることに気が付いた。
そしてそのうちの1本は「sustainer」と書いてあった。
今日使ったのって、もしかしてこっち???。
サスティナー付きの方だったから、
イントロでなんかカッコイイ!と感じだのだろうか???。

で、このギターを使っての後奏のギターソロも当然のごとくカッコよく…
特にエンディングの「♪ジャン!」にはヤラレた_| ̄|◯。

続いて“Uncrowned Kingdom”
王子のギターはまたまた久々のFA-IV Tribal。
なになに?今日はFA-IV祭?!。

この曲は先だっての夏のイベントでも演奏されたので
ここで出てくることにさほど驚きはなかったけど(せっかく練習したんだし?)
今回の本編後半のセットリスト…渋い(・_・)。

ツアーが終わる頃には物凄く引き締まった“Uncrowned Kingdom”に
なっているんだろうなぁなんてことを考えながら聴いていた。

もうそろそろ本編ラストだろうか。
と、思っていたところに“永遠の詩”
王子のギターはレスポール・スタンダード。
ボディの細かいトラ目模様から、何本かあるジミー・ペイジの
シグネチャーのうちのどれかかな?という気がするけれど、
正直見分けがつかない(^^;。

おそらく次の曲が本編のラストだろう。
“明日の鐘”…なんてことはないだろうな。夏イベでやっちゃったし。

始まったイントロは…“至上の愛”だった。
王子のギターは引き続きレスポール・スタンダート。
天井から百合の紋章のような形のオブジェがいくつか降りてきて
お城の前(=メンバーの背後)で炎がチロチロと燃えている。

歴史的西洋建築風のセットで、
背後で炎がチロチロと燃えている中での“至上の愛”。
…なんだかこの感じ、既視感がある。
あぁそうだ、2014年の秋ツアーだ。
あの時は古代遺跡の神殿風のセットだった。
“至上の愛”には、こうした大仰なセットが似合う…のかも。

いやはやそれにしても本編後半の6曲…。渋い!重い!。
激しく拳を振り上げるような曲は1曲もないが、
物足りなさは全くないし、王子が言っていた置き去り感もない。
ひょっとしたら後半全部座って聴くなんてのもアリなんじゃないか?。

“至上の愛”が終わる頃には、
すっかり立ち尽くして聴き入っている自分に気が付いた。




《TO BE CONTINUED…アンコールにつづく》 

コメント(4) 

コメント 4

YAYOI

お疲れ様です!
某所でセットリストを見ましたが、オープニングからアレですか!
しかも三曲目でアレって、飛ばしすぎでは?
ステージも客席も体力がもたないって…(笑)
全体的に好きな曲ばかりな上、二回目のアンコール一曲目に目が点になりました。
マイ初日の国際フォーラムまで、このラインナップが続いて欲しいです。
by YAYOI (2018-10-04 22:04) 

ナッキー

初日お疲れさまでした。
今帰りの電車の中です。

一回目のアンコールのラストの曲途中で急にダム決壊(;_;)
歌ってる高見沢さんを見ながら「絶対この人達より先に死なない。」と何故か思ってしまいました(^^ゞ
by ナッキー (2018-10-04 22:07) 

フジ

初日参加お疲れ様でした~
言葉で言い表せないくらいよっかたです
この先どうセットリストが変わっていくか
楽しみです。
次は再来週の市川・相模女子・フォーラム
三レンチャンです。
by フジ (2018-10-05 19:07) 

梅屋千年堂

>YAYOIさん
今回のツアーは、前半で飛ばして、後半は聴かせる…そんな印象を持ちました。
アタシもこの秋のセットリスト、かなり好きです(特に本編)。
早くも関東4本目となる東京国際フォーラム…
2700本目ということもあり、どんなセットリストになるのか楽しみですね。




>ナッキーさん
>>絶対この人達より先に死なない。
その感じ、凄くわかりますー。
でも、もしも彼らが卒寿や白寿を迎えたら
そのときに自分が生きてる自信はありません(笑)。




>フジさん
初日、良かったですね。
これからますます良くなっていくのかもと思うと
それだけでワクワクしてきます。
市川・大野・フォーラムの3連続関東公演。
どんな内容になるのか楽しみですね。
とはいうものの、アタシは今回市川は欠席なので、
どうかアタシの分まで楽しんできてくださいねー(^o^)/。

by 梅屋千年堂 (2018-10-09 23:43) 

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