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聴きながら読む『音叉』 [READING]

今日はあまりにも暑くて外に出る気が起きなかったので…

『音叉』に出てくる楽曲、主に70年代の洋楽ロックを
動画サイトなどで探して、聴きながら読んでみた。

まず、どんな曲が出てきたかと言うと…

レッド・ツェッペリン「コミュニケーション・ブレイクダウン」
レッド・ツェッペリン「天国への階段」
ピンク・フロイド「狂気」
スリー・ドッグ・ナイト「イーライズ・カミング」
ウィッシュボーン・アッシュ「百眼の巨人アーガス」
キング・クリムゾン「アイランド」
イエス「危機」
ピンク・フロイド「原子心母」
サンタナ「ソウル・サクリファイス」
ムーディー・ブルース「サテンの夜」(※)
ムーディー・ブルース「ロックンロール・シンガー」
ムーディー・ブルース「愛のストーリー」
ローリング・ストーンズ「19回目の神経衰弱」
デヴィッド・ボウイ「スターマン」※
ユーライア・ヒープ「安息の日々」(※)
ユーライア・ヒープ「ルック・アット・ユアセルフ」
ステッペンウルフ「ワイルドで行こう」※
キング・クリムゾン「エピタフ」
エルトン・ジョン「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」※
ジョン・レノン「イマジン」※
クイーン「オウガ・バトル」
レッド・ツェッペリン「移民の歌」
ブラック・サバス「パラノイド」※
スレイド「グッバイ・ジェーン」※
スレイド「カモン!!」
スイート「ティーンエイジ狂騒曲」※
スタイリスティックス「誓い」
Tレックス「マンボ・サン」
Tレックス「ゲット・イット・オン」
スコット・エンゲル「最後の封印」※

《番外編》(…洋楽ロックではないが)
チューリップ「心の旅」
北原ミレイ「ざんげの値打ちもない」
ショパン「雨だれ」
ハチャトリアン「剣の舞」
マレーネ・ディートリッヒ「リリー・マルレーン」



雅彦たちが観に行ったライブで聴いた曲だったり、
コピーした曲だったり、入ったお店で流れていた曲だったり、
ちょっと話題にのぼっただけだったり、口ずさんでみただけだったり…
シチュエーションは様々だけど、こんなにあった(^o^;。

これらの曲を聴きながら
王子がそれをどんな言葉で表現してるのかを読み返して
「なるほど〜、こんな風に《音》を《言葉》にするのか」なんて思ったり。

物語に、あの時代に、より近づくことができたような気がする。
(曲以外でも、当時の文化や出来事についてネットですぐさま調べられるのは
 ものすごく便利だな、と思う。…想像力は働かなくなるかも知れないけど^^;)。


そして、聴きながら「おやっ?」と思ったのは
「これって『春ノ巻』の開演前のBGMとして流れていたような?」
という曲が結構含まれていたこと(※印を付けてみた)。

「サテンの夜」や「安息の日々」は、
ライブ会場ではタイトルがわからなかったけど
改めて動画サイトで聴いてみて
「あれ?、この曲もしかして会場で流れてたかも…?」
…という気がしてきた。

ライブ前に流れていたのも『音叉』に出てくるのも
70年代にヒットしていた曲ってことで、
たまたまかぶっていても何の不思議もないのだけど
なんだか「おぉっ?!」と《目からウロコ》の気分だった(^^;ゞ。
コメント(8) 

コメント 8

ゆうこ

凄いですね。こんなにもあったなんて!
しかし、覚えている王子もさすがです。

ハメを外しききれないところが雅彦と自分の共通点。女性の方が進んでるなぁと、いうのが今も反映されてると週刊誌で仰っていますね。真面目な王子らしい(^。^)

私もこれらを聴きながらもう一度読んでみたい!

(昨日のラジオ、王子の好きそうな筋肉話で読まれました(^^)まだ体重はキープしてます(笑)
by ゆうこ (2018-07-19 17:57) 

梅屋千年堂

>ゆうこさん
タイトルだけちょこっと出てきたとか
アルバム名だけ出てきたものも入れたらもっと増えると思います。
よく知っている曲もあれば、初めて聴く曲もあったり…
(恥ずかしながらムーディー・ブルースは『音叉』を読んで
 初めて知りました^^;ゞ)。

本日の読売新聞の夕刊にも、王子が載っていましたね。
こちらも興味深い内容でした。

ちなみに、熊谷の八木橋百貨店内の本屋さんの平積みコーナーでは
『音叉』残り1冊になっていました(バックヤードに在庫はあるのかも知れませんが)。
更に熊谷の駅ビル(アズ)のくまざわ書店では
なんと週間ランキング1位に輝いていました!(*^^*)。

>>筋肉話で読まれました(^^)
すごーい!あれはゆうこさんだったのですね。
筋トレ気合い入ってますねー。
お陰様でためになる話もいろいろ聴けました(*^^*)。
アタシも頑張りまーす。

by 梅屋千年堂 (2018-07-19 19:37) 

おかん

すっごい数ですね。調べた梅屋さんが凄いです!確かに時代背景が見える感じがしますね。
「剣の舞」はイノベーションクラシックでもやってましたね。
by おかん (2018-07-21 03:08) 

梅屋千年堂

>おかんさん
「調べた」というよりも、
パソコンの前に座って『音叉』を読む→曲名が出てくる
→動画サイトでその曲を探して聴く→続きを読む…これだけです。

今回『音叉』を買って、
まず最初に「憂鬱な週末」を読み、改めて「音叉」を読み、
そして再び「憂鬱な週末」を読んだんですが、
2つの物語の繋がりがあちらこちらに散りばめられていて
1冊で2度3度楽しめました(*^^*)。

「オール讀物」最新号のエッセイも良かったですね。

by 梅屋千年堂 (2018-07-22 22:17) 

ゆうこ

梅屋さんに聞いてみたくて(^。^)

事故後の加奈子のマンションに行った雅彦は「帰って…」と言われすんなり帰りましたが、高見沢少年だったらどうしたと思いますか??
ドアをググッと力づくで開けて加奈子に会ったでしょうか?それとも「ハイ…」とトボトボ帰っていったのかな?
答えはないけれど、最近そればかり考えてます(笑)
by ゆうこ (2018-08-07 10:12) 

梅屋千年堂

>ゆうこさん
>>高見沢少年だったらどうしたと思いますか??
な、なんという難題を…(^^;。
なんだかまるで何かの心理テストみたいですが
得意の妄想力を発揮して(笑)、いろいろ考えてみました。
高見沢少年だったら力尽くで開けて入りそうな気もしますが、
でもそれはやって欲しくないなぁという思いもあり、
『「一人にして…」と言われて一旦は家に戻るも、
 自宅で悶々と逡巡すること小一時間。
 深夜に再び加奈子のマンションを訪れるも返答なし。
 それでも今度は帰らずに「ここにいるから」とだけ伝えて
 ドアの外(あるいはマンションの外)で
 加奈子が部屋から出てくるのをひたすら待つ…』

これでどうですかっ?!(笑)。

by 梅屋千年堂 (2018-08-08 01:34) 

ゆうこ

梅屋さーん!難題⁈にお答えいただきありがとうございました(^。^)
サイン会に当選したら、ご本人に聞いてみよう!と夢みていましたが、そんな夢は叶わず妄想の世界から抜け出せません(笑)
まぁ、聞いても多分「ハハハッ」と笑って答えてはくれないと思いますが、、。

梅屋さんの妄想、、ドラマティック!!
健気で一途で切ない若王子(〃ω〃)
情景が目に浮かびます。

不器用な雅彦の行動で、自分達の恥ずかしい若い日の恋を思い出してしまう。これをあのお歳で書いてしまう王子はあの頃のままフレッシュな心を持っているのかな(^ ^)
by ゆうこ (2018-08-23 00:24) 

梅屋千年堂

>ゆうこさん
なんだか今になって読み返すと
「高見沢少年だったらどうしたか」というよりも
「自分が加奈子だったらどうして欲しいか」という答えに
なってる気がしないでもないという気がしました(笑)。

最近の様々なインタビュー記事から、
王子がこの小説で書きたかったことや、
執筆活動に込める思いなどが伺い知れて興味深いです。
特に小説家としての活動はこれまでのソロ活動とは
ちょっとスタンスが異なるようなので、
いろんな意味で今後の展開が気になります。

by 梅屋千年堂 (2018-08-23 01:04) 

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