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THE ALFEE@大宮《本編編》 [┣ '18 LIVE (THE ALFEE)]

『45th Anniversary Best Hit Alfee 2018 春ノ巻』
大宮ソニックシティ 本編の巻

7/6 21:44 UPDATE。
ネタバレ指数15

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春ノ巻ツアーもいよいよ大詰め。
関東ファイナル、大宮ソニックシティ。

16時前に自宅を出て、横浜から上野東京ライン・普通車グリーンに乗って
びゅーん!と小一時間で大宮へ。

開場までまだ少し時間があったので
ルミネ大宮にちょいと立ち寄ってから大宮ソニックへ。
既に開場していたので、中に入ったら座席に直行。
外は蒸し暑いけれど、中は涼しぃ〜( ̄▽ ̄)。
(でも涼しいと思ったのは最初だけで、開演する頃はちょっと肌寒かった)。

本日の座席:1階18列10番台。
あ、なんだか見易〜い。
やっぱり1階の10〜20列あたりがアタシ的には一番見易い気がする。

場内を流れるBGMに耳を傾けながら
あ〜、このBGMを聴けるのも今日と名古屋ファイナルの2回だけか…
などと、しばし感傷に耽る。

18時30分に「まもなく開演」のアナウンス。
その後、どこからともなく手拍子が湧き起こり
数分後にそれまで流れていたBGMがフッとフェイドアウト。
もはや耳慣れたものとなったオープニングのSEが始まる。

少しするとステージ後方中央の半円形部分が
扇を広げるような感じで開いて、その奥にはメンバーの姿。
ゆっくりと前に歩き始める3人。
「今日はちゃんとそこで一旦止まって〜」と
心の中で思ったのはアタシだけではない筈だ(小声^o^;)。

メンバー、それぞれの立ち位置へ。
衣装は3人ともいつもと同じ。
ツアー前半のファッションショーで
2パターンあると言っていた桜井さんのシャツは,今日はブルー。
幸ちゃんも、いつもと同じグレーっぽいグリーンの細身のスーツ。

王子の髪はワッフルウェーブ。
最初のギターはESP Metal Stained Glass。

1曲目は“Shadow of Kingdom”
これまで特になんとも思わなかった1曲目だが、またまた
「このセットリストも(自分的には)今日と名古屋の2回で最後か…」
なーんて考えたら、なんだかちょっとだけウルッときた。

2曲目“STARSHIP -光を求めて-”
王子のギターは引き続きMetal Stained Glass。
3曲目の“THE AGES”でギターチェンジ。
EX18-29 STREAM-GT CTM(See Thru Red/Natural)。
間奏ではついつい王子のギターソロに目が行きがちなのだが、
この時の桜井さん(とそのベースの音色)が、実は相当にカッコイイ。

そういえば、最初の3曲。
ツアーが始まってから(少なくとも今日まで)ずっと変わらなかった。
2曲目あたりは日替わりになるのかなー?と思っていたけれども。


そしてこの3曲が終わって、幸ちゃんの短いMC。

幸「こんばんはーっ!
  さぁ、ついに今日で関東ファイナルです!
  1階のみなさん!
  そして2階のみんなも!負けないように!
  日頃のヤなことは忘れていきましょう!。最後までよろしくー!」

なんだか既にコーフン度MAXで、記憶が定かではないが
概ねこんな感じだったかと(^^;ゞ。

幸ちゃんの「最後までよろしくー!」の後、一瞬のブレイク。
そして4曲目のイントロが始まると、オーディエンスの
「おぉ〜!」とも「わぁ〜!」とも取れるような歓声。
なぜならば、そのイントロがこの春初出しの
“サファイアの瞳”だったから!。

王子のギターはESP GK-081 AMOROUS CTM-FR。
桜井さんのベースも、この曲で使うことが多い
赤いボディに黒いピックガードのESP JB Type。
いつの間にか右の袖をまくって気合い十分の桜井さん。

間奏に入り、幸ちゃんがパーカッションを打ち鳴らすと
ステージ前方に進み出る桜井さんと王子。
ステージの両端で、ベースとギターの激しいバトル。
ダハ〜…かっちょえぇ〜。

王子、ギターチェンジせずに次の曲へ。
イントロを聴いて心が躍った。“不良少年”!!。
わー、もうこのツアーでは聴けないと思ってた〜。

後奏の前の部分で、何度も口笛を吹くゴキゲン王子。
口笛の音色も冴えていた。

そんなゴキゲン王子がステージ前方に残ったまま
次の曲のイントロのリフを奏で始めて
6曲目“二人のSEASON”
本日の♪耳元で囁く…は「好きだぁ〜」。
そしてサビの「♪Bring Back!」では(全てではないが)開脚ジャンプ!。

最後は3人でステージ前方中央に集まってヘドバン気味にネックを振り、
オーディエンスステージ上の3人に向けて拳を振り上げるという
もはや30年以上お馴染みとなった光景。

ラストの「♪ジャン!」の後、
ボリュームペダルをえいっ!っと勢いよく下げて
ギターを掲げながらステージ上手に去っていった王子。
桜井さんもステージ下手に去っていき、
残った幸ちゃんが興奮醒めやらぬ大歓声の中、話し始める。


幸「ハイ、ありがとうございます。ありがとうございます!。
  まるでアンコールのような盛り上がりでございます。
  …それじゃみなさん、ここはこの後に備えてどうぞお座りいただいて…」
客「ヤダ!」
幸「最近ヤダ!って反抗するヤツがいるなぁ。
  無視しようと思いますけど(笑)」

4月5日の川口から始まって、もう関東ファイナル。
もうすぐ終わるというカウントダウンが始まると
寂しいって気持ちになる、と幸ちゃん。
それでもこのツアーで初めてやった曲(4曲目)もあったりして
油断はできません…などと話した後、

幸「みなさん既にどこかに参加したって人が多いと思いますが…
  初日川口、参加した!って人」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「意表を突いてるでしょ?、質問が」

でも挙手できてちょっと嬉しい。
このあとは、この春初めての人、生まれて初めての人を訊いて
「そういう人がいると桜井さんが安心しますんで(笑)」と。

幸「初めての方は『なんでこの曲のイントロでこんなに盛り上がるんだろう?』とか
  いろいろと疑問に思うこともあるかと思います。
  そういう場合は、今日うちに帰ったら今晩中に、
  アルフィーの全アルバムをポチッとしていただいて、
  次の、夏や秋に備えていただくとよろしいんじゃないでしょうか」

幸「さて、関東ファイナルということで
  この二人(桜井&高見沢)も盛り上がっております。
  今日はこの歌です!。ミュージックスタート!」

流れてきたイントロは“別れても好きな人”
ステージ下手からは桜井さん、上手からは王子が一輪のピンクの薔薇を携えて登場。
衣装も綺麗なブルーのジュストコールに着替えてきた王子。
髪も後ろで一つに束ねて貴公子然。あらステキ。
そういえば大宮も広島に次ぐ「静電気会館」だったっけ。
双眼鏡で見てみると、束ねきれない短めの髪が
妖怪アンテナのようにふわ〜っと浮いて立っている(妖怪言うな!^^;)。

そんなステキな王子が女性パートを裏声で歌い始めると、
場内からは思わず笑いが…(^m^)。

歌の途中で、薔薇の葉っぱが1枚ハラリと床に。
えっ!ここで使ってる薔薇って生花だったんだ?!。
てっきり良く出来た造花を使い回しているのかと思ってた。

今日は歌い終わったところで、ピンクの薔薇の花を桜井さんに差し出す王子。
それを受け取る桜井さん。
王子はさっき落ちた葉っぱを拾って桜井さんの額にくっつけようとする。
で、また床に落ちた葉っぱを今度は桜井さんが拾って、
王子の頭に乗っけてみたり…と、なにやら仲の良い二人(笑)。

幸「オイ!、なんなんだよ。おまえらデキてんのか?」
桜「やだよ、こんな筋肉質のデカい女」
高「俺だってやだよ、こんな筋肉質のデカい顔」
幸「筋肉質のデカい顔って(笑)。なんで今日はムード歌謡なの?」
桜「それはー、もうダレちゃってダレちゃってロスな気持ちに
  引導を押す、ロスに引導押す、ロスいんどーす、ロスインディオス…
  お後がよろしいようで〜…♪」
幸「遠い!。遠い上に分かりづらい!」

そして先代・林家三平師匠のものまねで
幸「えぇー今のは何が面白いのかってぇーと、ロスに引導と
  ロスインディオスをかけましてぇー、ろすいんどーす…遠い!。
  遠いし分かりづらいし寒い!。体感温度が5度下がりました」

幸「ということで、この春も頭のネジの緩んだ3人が頑張っておりますので
  よろしくお願いしたいと思います。
  さぁそれではみなさんお待ちかねのこのコーナー行ってみましょう。
  桜井営業部長による春ツアーパンフ紹介コーナー!」

♪パッパカパーン!パ・パ・パ・パッパカパーン!

幸「今日が初日って人もいますからね、桜井さん、頑張ってくださいよ」
桜「今日初めて観た方が『絶対に買って帰ろう!』と思うような
  宣伝をさせて頂きたいと思います!」

気合い十分の桜井さん。

まずはいつも通り、3人が忍者姿でポーズをキメている写真パネルを紹介。

桜「そして、忍者ですから様々な扮装をいたします。
  まずは高見沢がこちらで〜す。イカで〜す。
  これがイカしているかイカしていないかは、
  ご覧になっているアナタのご判断におまかせします。
  ちなみに高見沢の日常生活の常識は、普通イカ(以下)で〜す。
  以下も以下、常識のないタコ…いえ、イカです」
高「どっちなんだよ(ぼそっ)」
幸「タコだな、タコ」

桜「そして坂崎がこちらでーす。ネコちゃんですね〜」

パネルを自分の顔の前に掲げた状態で、幸ちゃんに対する質疑を開始する王子。
それに対して
「それにつきましては刑事訴追の恐れがありますので…」
「監督・コーチの指示でやったことでございまして…」
「…答弁を差し控えさせて頂きたいと思います」
を繰り返す幸ちゃん。

高「アナタは公式には身長160cmということになっていますが
  本当は150cm以下で、アナタの体の殆どに
  シリコンが入っているという、そのことについて正直にお答えください」
幸「はい、わたくしの体の中にシリコンがどれくらい入っているのか
  ということにつきましては、わたくしの記憶・記録ともにございません。
  これ以上は刑事訴追に繋がる恐れがありますので
  答弁を差し控えさせていただきたいと思います」

幸「でも春の健康診断で、164.2cmだったんですよ。
  この『.2(てんに)』が大事なんです」
高「えっ?伸びた?」
幸「伸びた。…のび太、バカボン、ルパン…
  ぼくドザエモン…全然ウケない(^^;
  (またまた先代林家三平師匠のものまねで)
  えー受けないときはぁー
  …山田さんちの隣にラーメン屋が3軒出来て、
  それぞれ看板出すことになったんですが
  右のラーメン屋は《日本一うまい》って看板を出しまして
  そしたら左のラーメン屋は《世界一うまい》って看板。
  困った真ん中のラーメン屋のおやじが出した看板が《入口はこちら》…
  えぇーーーー…(^^;ゞ」
桜「林家三平師匠ですね。
  今、三平師匠が観られるのはアルフィーのコンサートだけですよー」

桜「さぁ、そしてワタクシ桜井はお馴染みのタヌキでございます〜。
  タヌキはいいですね〜。人を化かすし、お腹は太鼓になります。
  こないだはレッドカードもらっちゃったから、
  今日は歌っちゃおうかな〜。ミュージックスタート〜」

今日も“証誠寺の狸囃子”を振り付きで歌い始める桜井さん。
ただ片手にパンフを持ったままだったので、ちょっと控えめ。

桜「♪しょ・しょ・しょーじょーじ…
   …(中略)…
   ぽんぽこぽんのすっぽんぽん
   ぽんぽこぽんのすっぽんぽん
   ぽんぽこぽんのすっぽんぽん!」

最後の「すっぽんぽん!」で、後頭部に両手を置いて腰を前後に振る桜井さん(^^;。

高「こらーーーっ!。
  みんなも一緒になって歌わなくていいんだからね。
  ♪しょ・しょ…って(笑)」

「小さな子供たちがまねしたらどーすんだっ!」と
桜井さんのジャケットのポケットにレッドカードを差し込む王子。

「これ、ブルー(のスーツ)に合うかな」と桜井さんに
「いいんじゃない?」みたいなテキトーな返事をする王子。

高「アルフィーのレッドカードは退場ではありません。
  アルフィーのレッドカードは《地獄の連続リードボーカル曲順》です。
  1曲目“鋼鉄の巨人”、2曲目“ジェネレーション・ダイナマイト”、
  3曲目“SWEET HARD DREAMER”!」
客「(拍手)」
高「桜井が歌う“恋の炎”!」
幸「“AMERICAN DREAM”も!」
高「桜井が歌う“A.D.1999”…あ、“Count Down 1999”でした(^^;ゞ」
桜「・・・(▼▼)。それは虐待ですよ」

でも桜井さんの“恋の炎”や“Count Down 1999”…聴いてみたい気がする。

桜「そして今回のツアーパンフには、こちらのクリアファイルと
  忍者ステッカーが付いています。
  クリアファイルは便利ですね。チケットを入れたり。
  でもこの忍者シールは今時どこに貼れっていうんでしょうか」
高「だからー、ここ(桜井さんの額)とか、
  ここ(桜井さんの左のほっぺた)に貼って、大きなホクロ!(笑)」

こんなやりとりのあと、最近できた新コーナーへ。

高「桜井賢《今日のひとこと》。
  前回は『犬も歩けばネコも歩く』でしたけど、今日はなんでしょう。
  桜井賢《今日のひとこと》、雨降って…」
桜「毛、固まる」
高「えっ?!、毛が固まっちゃうんですか?。
  それを言うなら『地、固まる』でしょ」
桜「最近の整髪料は、湿気で固まっちゃうのがあるんですよ」
  雨に濡れると、こう固まっちゃって…」

桜「それをパチン!と留めて…」
高「それ違うだろ」
桜「でも(坂崎が)さっき楽屋でパチンってやってましたよ。
  楽屋に波平さんがいるのかと思いました」
幸「オォイ!」

桜「汗をかくと、このへんに黒い汗がたれてきます」
高「それは何か(増毛スプレー)をふりかけた時でしょう」
桜「のりたまですか?」
高「のりたまじゃ黒い汗は出ないでしょ」
桜「(のりたまなら)黄色ですかね」

高「もっとためになることを言ってください。…馬の耳に」
桜「粘土。聞こえないの」
高「(馬の耳に)ブツブツじゃないの?」
幸「それ病気だろ」
桜「でも馬って大変だね。耳が痒くても蹄だから自分で掻けないんですよ」

馬が蹄で耳を掻こうとするジェスチャーをする王子(^m^)。

《今日のひとこと》はまだ続く…(「ひとこと」じゃなくなってる^^;)。

高「猿も木から…」
桜「上る」
高「『猿も木から降りる』でしょ」
客「えぇぇ〜〜〜」
高「知ってますよ!そんなにバカじゃないですよ!
  『猿も木から落ちる』って知ってて言ってるんですよ!」
幸「猿も木から下りる。自ら降りるんだな」
高「そうです」

王子、作家としてのプライドか(^^;。

桜「それでは、この春のツアーパンフレットも
  一家に一冊と言わず、一人に一冊でよろしくお願いいたします。
  ご清聴ありがとうございました。
  それでは、マタ…関節ストレッチ。カクッカクッ…カクッ…」

幸「股(また)関節?。股(こ)関節のこと?」
高「股(こ)関節なんだけど」

そんな二人のツッコミも意に介さずカクッカクッ…と
往年の欽ちゃんのような、ヘンテコな動きのまま
ステージ下手へ帰っていく桜井さん。

幸「それでは演奏の方に戻らせて頂いてよろしいでしょうか。
  欽ちゃんも大丈夫でしょうか(笑)。
  みなさんも演奏会の方に戻る準備はよろしいですか?。
  …ハイ、大丈夫ですね。
  梅雨だっていうのに晴れてたり快晴だったりしてますが
  今の季節に…梅雨の終わりにかな、ぴったりの歌をお送りしたいと思います。
  1994年のシングルでもありました。
  “まだ見ぬ君への愛の詩”

おぉ〜いいねいいね〜素敵ー。
王子のギターはSnapper TAKAMIY Custom。
イントロが始まるのと同時に、3人の背後に蛇腹の帯が静かに降りてくる。
ライティングはオレンジが基調のイメージ。なんだか新鮮。
王子がサビで高音を出すのが苦しそうだったのが若干気になったが
久々に聴く“まだ見ぬ〜”は、やっぱりいい歌だな、と思った。
そして三ツ矢サイダーが飲みたくなった(笑)。

座りコーナー2曲目は“碧空の記憶”
王子のギターは引き続きSnapper TAKAMIY Custom。
Aメロ部分で、ポロロン〜と静かに奏でる王子のオブリガートが印象的だった。

ここで王子、ギターチェンジ。
EX18-29 STREAM-GT CTM(See Thru Red/Natural)。
曲は“ONE”


座りコーナー3曲終わって、王子のMC。
どこか、上の方から「たかみざわーーーっ!」という野太い声援。
なんか…相撲取りみたい(^m^)。

高「ハイどーもありがとう。“ONE”をお送りしました。
  これは3人でひとつという、アルフィーらしい歌ですけれどもねー。
  …ここで、みなさんがもう耳が痛くなるほど
  よく知っている情報をお伝えしたいと思います(笑)」

ということで、
7月25日発売のソロシングル“薔薇と月と太陽 The Legend of Versailles”の宣伝。
「今日ここに来ている方だけにお教えしますけど…」ということで
ジャケットを池田理代子先生に描いていただいたことを発表。

高「そのジャケットを見て『あ、違うな』と思った方はそれでいいです。
  これは俺なのか?と言うと…ワタシももう還暦過ぎてますからそこはもう…ね」

高「そして7月13日には『音叉』が発売になります。やっと!出ます!。
  本を出すにあたり、出版業界のことをいろいろ勉強しましたね。
  レコードとはだいぶ違うんですよ。
  前にも話したけど、ブックカバーのことを書影って言ったりとか。
  それから僕らで言うところの白盤っていうのが
  出版業界にもあるんですが、それをプルーフって言うんですよ。
  知らなかったでしょ?。知らなくてもいいんだけどね」

高「一冊の本にするとなると、書き直したりもするわけです。
  ちょっと言葉を変えたりとか。話は変わらないですよ。
  犯人は変わりませんから。犯人はいませんけど」

高「親父の跡を継いで学校の先生になろうと思ったこともありましたけど
  これでワタシも《先生》になりました」

そして、子供の頃は難しい本ばかりでなく
『世界少年少女文学全集』みたいなものも読んでいた、という話題へ。

高「ああいうのって不思議と伝記が多いよね。
  その中で俺笑っちゃったのが『キューリー夫人』」
幸「アッハッハッハッハッ!…ハッハッハッハッハッ!(笑)
  キューリだろ?分かるよ!アッハッハッハッハッ!」
高「キューリが出てくると思うじゃないか。でもキューリは出てこないんだな」

高「あと好きだったのは『シートン動物記』とか『ファーブル昆虫記』とか。
  『シートン動物記』とか、どんな話だったかなぁと
  また読んでみようと思ってるんですけど。
  …坂崎は読んだ?『シートン動物記』」
幸「読んだ…かな?」

高「もう一度読もうと思ってるんだけど、意外とないんだよ」
幸「買ってやろうか」
高「買ってくれんの?!」
幸「Kindleかなんかで買ってやるよ」
高「いいよKindleでも。でもKindleで買ったらおまえの方に入っちゃうじゃないか。
  データくれよ。あ、金くれ。同情するなら金をくれ!」

桜「シートン動物記って動物の生態とかが書いてあるんですか?」
高「そうですよ。子供にもわかりやすく書いてあるんですよ」
幸「おさるの尻はなぜ赤いとか…あれは違うか。あれは昔話か」
高「おまえ、それは日本昔話だろ」

高「本の中にはいろんな人生がありますからね。
  そういった本の中の人生と自分の人生を
  照らし合わせてみるといいんじゃないかな。
  本の中はイマジネーションの世界ですから、いくらでも広がりますからね。
  今は本を読むってことが少なくなってるらしいけど、
  みんなに本を読んで欲しいという意味でも、
  これから僕は大谷選手のように二刀流で頑張っていきたいと思います」

いちファンとしては、小説と音楽の二刀流が
いい意味でお互いに相乗効果をもたらすといいナと思う。
小説も、最終的にはfor THE ALFEEになるといいナと。

高「“薔薇と月と太陽”、そして『音叉』と、よろしくお願いしたいと思います。
  …小さな声で言ってます(笑)」

高「それでは、ヘッセの、いつも言ってますが、
  ヘルマン・ヘッセの『ゲルトルート』からインスパイアされた曲でもあります。
  “春の嵐”

MCの時から抱えていたギターはFlying Angel Fantasia。
この貴族風の衣装と非常にマッチしていてカッコイイ。
そしてこのギターで奏でるエンディングの速弾きが
心なしか今日は長めでカッコ良く、
最後の♪ジャン!のキメポーズにも滅法シビレた。

Fantasiaはこの1曲のみで、ここからこのツアーで大活躍中の
EX18-12 FRX-CTM NT Colorful Gradationにチェンジ。
曲は“Nervous Breakdown”

前日、友人とのメールのやりとりで
その昔(たしか)フジテレビでオンエアされた’89年の武道館の話になり
なんだか無性にこのビデオが見たくなったので
ラックから引っ張り出しておそるおそるビデオデッキに入れてみた。
音声と映像の乱れはあるものの、そこそこ観られる状態だったのだけど
同じテープにやはり’89年にTHE ALFEEおよびBEAT BOYSとして
「夜のヒットスタジオ」に出演したときのものも入っていて、
すっかり忘れていたけれど、この時THE ALFEEとして歌ったのが
“Nervous Breakdown”だった。
へぇ〜テレビの歌番組で、こんなマニアックな曲を歌ったこともあったんだ!と
こちらも思わず見入ってしまった。
ここで使っていた王子のギターが1959年製のレスポール・スタンダートだったことも
「へぇ〜!」であった。
そして幸ちゃんも、この春のツアーではダブルネックで対応しているけれど
当時は“Count Down 1999”や“悲劇受胎”の時のように、
もう一台のギターをスタンドに立てての演奏だったことも「へぇ〜!」であった。

って、本題から逸れてしまったけど
《今日》の“Nervous Breakdown”は、王子がサビのところで
♪ンチャ!ンチャ!ンチャ!ンチャ!…と
細かく刻むアップストロークがまるで時計の秒針のように
脳ミソの奥の方を刺激してきてちょっとドキドキした。

ドキドキしたといえば、次の“誓いの明日”もだ。
前回のヨコケンでも、後奏後のエンディングでジャーン!とストロークする王子が
ゾクゾクするほどカッコ良かったと書いたけど、
今日はその前の後奏のギターソロからしてなにやら色っぽく、
ゾクゾクというか、ゾワゾワしてしまった(笑)。

余談だが…この春の“Nervous Breakdown”と“誓いの明日”が
夏イベのDVDパンフに収録されてるといいのになぁ〜と思うのだった。

曲は“Mind Revolution”から
“GATE OF HEAVEN”へ。
王子のギターは、ずっとEX18-12 FRX-CTM NT Colorful Gradationのまま。
このギター「Colorful Gradation」というそのボディカラーの名に違わず
ホントにいろ〜んな音色が出る。
もちろんいろんなエフェクターを駆使しているのだろうけど
曲ごとに表情が変わるのが凄いと感じる。

“GATE OF HEAVEN”の途中で、いつものようにUltimate Archangelにチェンジ。
今日はどこのタイミングでエンジェルのLEDを点灯するのだろうなどと
どうでもいいことに注目してしまう(^^;ゞ。
で、どこでスイッチオンだったのかというと、
たしか「♪救ってく〜れ〜た〜…」のあたりで
マイクに向かって前に進み始めたところだったかと。

本編ラストは“星空のディスタンス”
今日のライブも、刻々と終わりに近づいている。
そして春ツアーも刻々と終わりに近づいていると思ったら
ちょっとジーンときた。





《TO BE CONTINUED…アンコールにつづく》 

コメント(6) 

コメント 6

YAYOI

お疲れ様でした[exclamation]
今日のラストはいかがでしたか?
レポ楽しみにしてます[るんるん]
by YAYOI (2018-06-28 22:13) 

かるめん

お疲れ様でした。
大宮は私の2018春ファイナルだったので燃え尽きました^_^
静電気どうするのかずーっと気になってたのですが、アンコールでのまさかの解決策に心臓鷲掴みでした(笑)
by かるめん (2018-06-29 15:45) 

かるめん

お疲れ様でした。
本編でずーっと静電気対策どうするのか気になってたのですが、アンコールでのまさかの解決策に私の心は鷲掴み^_^
by かるめん (2018-06-29 15:47) 

宮

お久しぶりですm(__)m毎日暑い日が続いていますがお元気でしょうか?(^^)
大宮参加しました。久しぶりに2階後方でした。2階席続いていましたがわりと前方が多かったので…それも坂崎さんと対面してしまうど真ん中の席で(^_^)
ステージ全体を見渡せました。本当にきれいでした!こんなに全体を見たのは何時だろうって思うほどでした。
お座りコーナーで歌聴きながらふっと天井を見るとスゥ~と光がのびていて、わぁ~照明ここから出してるんだぁ~…とその光を目で追っていくと…それは3人を写すスポットライトでした!3人のコーラス聴きながら自分の頭の上を通る3本の光を見ていたらグググゥ~ときましたねぇ~(;_;)
光がつかめそーな位後方からの感動的な参加となりました。本当にいい席わるい席ないですねぇ~!(^^)v
by 宮 (2018-07-04 19:27) 

宮p

ごめんなさいm(__)m名前のpが抜けてしまいましたm(__)m
別にねらって抜けたわけではありません!(^_^)(^_^)
by 宮p (2018-07-04 19:30) 

梅屋千年堂

>YAYOIさん
春ノ巻もとっくに終わり…
お返事が遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m。

大宮のオーラスは、その意外性にビックリでした。
でも久々にあの歌を聴いて、心に響きました。




>かるめんさん
アンコールのポニーテール、(いい意味で)衝撃的でした(^^;。
でもでも、アタシはやっぱり2回目のアンコールのが「鷲掴み」でした。




>宮pさん
今回のツアーも照明が幻想的で綺麗でしたね。
いろんなものが年々、いやツアー毎に進化している気がします。
そして前の方でも後ろの方でも、その席なりの楽しみ方がある、
それもアルフィーのライブの魅力の一つですね。
(そして何度も繰り返し、いろんな場所で観たくなる)。

この夏も、どんな席でも楽しめる、
そんなイベントになるといいですね。いや、きっとなるでしょう。

by 梅屋千年堂 (2018-07-09 21:26) 

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