箱根ラリック美術館 [JOURNEY]
主にLE TRAIN(ル・トラン)=オリエント急行。
せっかく箱根のこっち方面に来たので、
(ついでに)久しぶりに箱根ラリック美術館にも立ち寄ることにした。
ポーラ美術館からバスで10分弱。
かなり久しぶりで、いったいいつぶり?と過去の記事をチェックしてみたら
最後に訪れたのは2008年3月。なんと10年ぶりだった。
以前はこの入口を入ってすぐのところにチケット売場があった気がするが
現在は美術館のチケットは美術館内で購入し
オリエント急行の乗車申込は手前にあるレストランの入口で、ということになっている。
ということは、美術館に入らずに
オリエント急行のみの利用も可能、ということなのだろうか?。
まぁ今日は元々美術館の方も観て行く予定でいたので
オリエント急行の14時の回の予約をしてから、奥の美術館へ。
この美術館もお庭が綺麗で緑がいっぱい。
美術館の入口。
↑「ヘビに注意」の立て札(◎_◎)。
よく考えたら、過去にここを訪れた時はいずれも3月だったので
こんなに木が生い茂っているのを観るのは初めてかも(・o・)。
美術館での現在の企画展は『オパールとオパルセント』。
ジュエリーデザイナー時代にオパールに魅せられたラリック。
ガラス工芸家になった後は、ガラスでオパールの輝きを表現することに挑戦。
試行錯誤の末、乳白色のオパルセントガラスに到達する。
…という企画展示は興味深かったが、
他の展示は概ね「以前と変わってないなぁ」という印象。
(変わっているのかも知れないが、よくわからない…^^;)。
一人の作家に特化した美術館というのは、
つくづくリピーターの確保が大変だろうなぁと思う。
美術館を小一時間見学し、ちょっと早めに「LE TRAIN(ル・トラン)」へ。
確認しないで来ちゃったけど、王子のギターは展示されているんだろうか…。
ほんの少しドキドキしながら入っていくと…あった!(≧▽≦)。
けれどもいきなりギターの展示には飛びつかずに(笑)
まずはこの待合コーナーから車両を撮影。
先程この美術館を訪れたのは10年ぶりと書いたけど
2008年の時は実はオリエント急行には乗車していないので
こちらは11年ぶりになる。そんなに昔だったかー…(まるで実感なし)。
展示方法は当時と変わらず…。
でも、その時はまだこのキャプション↓はなかったな。
当時も撮ったけど、今回もやっぱり撮る(笑)。
正面から撮ろうとすると、ガラスケースに自分の姿が映り込むのでナナメ方向から(^^ゞ。
ドールハウスのようにくり抜かれた窓の中にはかわいいランプとカーテンが。
ちなみに、現在王子の手元にあるものは
窓とランプとカーテンは二次元的にペイントで表現されている。
と、ギターを観察しているうちに乗車時間の14時。
中に案内されるが、車両の中にはまだ入ることはできず
さっきとは別の待合コーナーでビデオによる解説を観る。
が、「前にも観たやつだなぁ」と思ったので、
車両の写真を撮りに行っちゃったりなんかして。
こうして実物と見比べると、ギターがかなり精巧に作られていることがわかる。
ビデオが終わると、いよいよ中へ。
ド平日の真っ昼間の割に乗客は多く、アタシの他に3グループ。
お一人様のアタシは一番最後に中へ。
おっ!オリエント急行と言えばこの窓枠。
中に入ると、既にお茶とデザートが用意されていた。
30分くらいしたらスタッフの説明が始まるので
それまではゆっくりとお茶をお楽しみ下さい…とのこと。
(前に行った時は「説明を聞きながらお茶をいただく」だったな)。
デザートは定期的に変わっているようで、
今は「ピスタチオとベリーのアイスケーキ」。
事前にメニューを聞いた時は、ア…アイス?!この寒いのに?!と思ったけれど
車内は暑くもなく寒くもないイイ感じの温度に設定されており
う〜ん、超!美味〜〜〜(* ̄▽ ̄*)。
それにアイスというよりも、強めに冷やしたムースって感じかな。
まぁとにかく美味しくてあっと言う間に食べ終わってしまった。
11年間の記事を読んだら、揺れる車内でも安定するようにカップは円筒型…
と書かれていたけれど、今はこんな風に普通のティーカップ。
お砂糖入れも素敵。
こういうのグッズとして販売して欲しいなぁ…(と11年前も書いていた)。
ケーキも食べちゃったし、他の乗客のみなさんも車内をウロウロし始めたので、
アタシもマネしてカメラ片手にウロウロ(^^ゞ。
そうなのだ。
11年前は車内の撮影は禁止されていたのだけど、今は撮影OK!。
ただし、もちろん車内の調度品にやたらと触れてはいけない。
何をモチーフにしたのかわかっていない天井の照明。
11年前と同様、やっぱりアタシにはセミの羽根に見える。
非常ブレーキ。
「トンネル内での火災の際に引いてはいけない」と書いてある。そりゃそうだ。
車内の壁を飾るガラスパネルは、言わずと知れたラリック作品。
この車両だけで150枚以上ある。
現役で走っていた当時のままという布張りのシート。
11年前は「いずれ保存のためにカバーを被せることになるだろう」という話だったが
いまだそのままでちょっと嬉しい。
シートのクッションは藁で出来ていて、手で押すとギュッとした藁の感触が伝わってくる。
喫茶のために案内されたのは奥の方の部屋で、手前の部屋は丸々空室状態。
洗面台。
…なんだけど、
なにやら割と今風の設備が付いてるような気がするのは…気のせい?。
まぁ2001年まで現役で走っていたわけだしね。
そうこうしているうちにスタッフの方の説明が始まるため着席。
説明の内容も概ね11年前と同じだが、
今お茶をいただいているテーブルの通路側にベルトが付いていて
それを窓枠の上のフックに引っかけて折りたたむことが出来る…
という話は初めて聴いたかも(あるいはアタシが忘れているだけかも笑)。
そうして車内を広くしてダンスホールとして使ったりしたそうな。
いや〜…至福の時間だな〜。
車窓の風景は美術館の駐車場だけど、
行ったこともないヨーロッパの田園風景などをなんとなく想像してみたり(笑)。
たまたま今回空席だった11年前に座った席。
是即ち、王子も座った席(笑)。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎていく…。
去り際、通りすがりに観ることが出来る個室。
こちらの装飾は、ラリックの娘であるスザンヌの作品。
あ〜…やっぱり素敵だなーオリエント急行。
いつか乗ってみたいよ。
ちなみに2014年に、この車両の模型が発売になったそうで
ここでも販売していたそうなのだけど、
当然のことながらとっくに販売終了。
ちぇ〜っ、残念〜。
と思いつつ、なんとなく販売元のKATOさんのサイトを見てみたら
なんと6月に再販される?!。…買お(笑)。
せっかく箱根のこっち方面に来たので、
(ついでに)久しぶりに箱根ラリック美術館にも立ち寄ることにした。
ポーラ美術館からバスで10分弱。
かなり久しぶりで、いったいいつぶり?と過去の記事をチェックしてみたら
最後に訪れたのは2008年3月。なんと10年ぶりだった。
以前はこの入口を入ってすぐのところにチケット売場があった気がするが
現在は美術館のチケットは美術館内で購入し
オリエント急行の乗車申込は手前にあるレストランの入口で、ということになっている。
ということは、美術館に入らずに
オリエント急行のみの利用も可能、ということなのだろうか?。
まぁ今日は元々美術館の方も観て行く予定でいたので
オリエント急行の14時の回の予約をしてから、奥の美術館へ。
この美術館もお庭が綺麗で緑がいっぱい。
美術館の入口。
↑「ヘビに注意」の立て札(◎_◎)。
よく考えたら、過去にここを訪れた時はいずれも3月だったので
こんなに木が生い茂っているのを観るのは初めてかも(・o・)。
美術館での現在の企画展は『オパールとオパルセント』。
ジュエリーデザイナー時代にオパールに魅せられたラリック。
ガラス工芸家になった後は、ガラスでオパールの輝きを表現することに挑戦。
試行錯誤の末、乳白色のオパルセントガラスに到達する。
…という企画展示は興味深かったが、
他の展示は概ね「以前と変わってないなぁ」という印象。
(変わっているのかも知れないが、よくわからない…^^;)。
一人の作家に特化した美術館というのは、
つくづくリピーターの確保が大変だろうなぁと思う。
美術館を小一時間見学し、ちょっと早めに「LE TRAIN(ル・トラン)」へ。
確認しないで来ちゃったけど、王子のギターは展示されているんだろうか…。
ほんの少しドキドキしながら入っていくと…あった!(≧▽≦)。
けれどもいきなりギターの展示には飛びつかずに(笑)
まずはこの待合コーナーから車両を撮影。
先程この美術館を訪れたのは10年ぶりと書いたけど
2008年の時は実はオリエント急行には乗車していないので
こちらは11年ぶりになる。そんなに昔だったかー…(まるで実感なし)。
展示方法は当時と変わらず…。
でも、その時はまだこのキャプション↓はなかったな。
当時も撮ったけど、今回もやっぱり撮る(笑)。
正面から撮ろうとすると、ガラスケースに自分の姿が映り込むのでナナメ方向から(^^ゞ。
ドールハウスのようにくり抜かれた窓の中にはかわいいランプとカーテンが。
ちなみに、現在王子の手元にあるものは
窓とランプとカーテンは二次元的にペイントで表現されている。
と、ギターを観察しているうちに乗車時間の14時。
中に案内されるが、車両の中にはまだ入ることはできず
さっきとは別の待合コーナーでビデオによる解説を観る。
が、「前にも観たやつだなぁ」と思ったので、
車両の写真を撮りに行っちゃったりなんかして。
こうして実物と見比べると、ギターがかなり精巧に作られていることがわかる。
ビデオが終わると、いよいよ中へ。
ド平日の真っ昼間の割に乗客は多く、アタシの他に3グループ。
お一人様のアタシは一番最後に中へ。
おっ!オリエント急行と言えばこの窓枠。
中に入ると、既にお茶とデザートが用意されていた。
30分くらいしたらスタッフの説明が始まるので
それまではゆっくりとお茶をお楽しみ下さい…とのこと。
(前に行った時は「説明を聞きながらお茶をいただく」だったな)。
デザートは定期的に変わっているようで、
今は「ピスタチオとベリーのアイスケーキ」。
事前にメニューを聞いた時は、ア…アイス?!この寒いのに?!と思ったけれど
車内は暑くもなく寒くもないイイ感じの温度に設定されており
う〜ん、超!美味〜〜〜(* ̄▽ ̄*)。
それにアイスというよりも、強めに冷やしたムースって感じかな。
まぁとにかく美味しくてあっと言う間に食べ終わってしまった。
11年間の記事を読んだら、揺れる車内でも安定するようにカップは円筒型…
と書かれていたけれど、今はこんな風に普通のティーカップ。
お砂糖入れも素敵。
こういうのグッズとして販売して欲しいなぁ…(と11年前も書いていた)。
ケーキも食べちゃったし、他の乗客のみなさんも車内をウロウロし始めたので、
アタシもマネしてカメラ片手にウロウロ(^^ゞ。
そうなのだ。
11年前は車内の撮影は禁止されていたのだけど、今は撮影OK!。
ただし、もちろん車内の調度品にやたらと触れてはいけない。
何をモチーフにしたのかわかっていない天井の照明。
11年前と同様、やっぱりアタシにはセミの羽根に見える。
非常ブレーキ。
「トンネル内での火災の際に引いてはいけない」と書いてある。そりゃそうだ。
車内の壁を飾るガラスパネルは、言わずと知れたラリック作品。
この車両だけで150枚以上ある。
現役で走っていた当時のままという布張りのシート。
11年前は「いずれ保存のためにカバーを被せることになるだろう」という話だったが
いまだそのままでちょっと嬉しい。
シートのクッションは藁で出来ていて、手で押すとギュッとした藁の感触が伝わってくる。
喫茶のために案内されたのは奥の方の部屋で、手前の部屋は丸々空室状態。
洗面台。
…なんだけど、
なにやら割と今風の設備が付いてるような気がするのは…気のせい?。
まぁ2001年まで現役で走っていたわけだしね。
そうこうしているうちにスタッフの方の説明が始まるため着席。
説明の内容も概ね11年前と同じだが、
今お茶をいただいているテーブルの通路側にベルトが付いていて
それを窓枠の上のフックに引っかけて折りたたむことが出来る…
という話は初めて聴いたかも(あるいはアタシが忘れているだけかも笑)。
そうして車内を広くしてダンスホールとして使ったりしたそうな。
いや〜…至福の時間だな〜。
車窓の風景は美術館の駐車場だけど、
行ったこともないヨーロッパの田園風景などをなんとなく想像してみたり(笑)。
たまたま今回空席だった11年前に座った席。
是即ち、王子も座った席(笑)。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎていく…。
去り際、通りすがりに観ることが出来る個室。
こちらの装飾は、ラリックの娘であるスザンヌの作品。
あ〜…やっぱり素敵だなーオリエント急行。
いつか乗ってみたいよ。
ちなみに2014年に、この車両の模型が発売になったそうで
ここでも販売していたそうなのだけど、
当然のことながらとっくに販売終了。
ちぇ〜っ、残念〜。
と思いつつ、なんとなく販売元のKATOさんのサイトを見てみたら
なんと6月に再販される?!。…買お(笑)。
2018-05-10 21:01
nice!(1)
コメント(4)
東京発、箱根日帰りバスツアー
ここに寄るとは書いてなく調べてなかった。
OPで入場券買って入ったものの列車はどこに?
なんだ入場券いらなじゃん!
乗車する時間は無いので手前で写真
外に出てガラス越しに拝見でした。
改めてギター500写真集と比べると違うのですね。
ドラえもんは市販されているからまた違うし。
さすがにドナルドは同じなのかな?確認しようがないけど。
その後ガラスの森美術館に。
中庭で本場イタリア人によるカンツォーネ
オーソレミオ
前日桜井バージョン聴き、負けず劣らず改めて
賢さん上手い~!
by あきよし (2018-05-11 10:21)
こんばんは。新緑の箱根は如何でしたか?
ル・トランの天井の照明は確かチューリップだったような気がします。違っていたらすみません。このデザートがあるうちに行きたいなぁ。
by うさぼん (2018-05-11 20:47)
>あきよしさん
今度ラリック美術館へ行く機会があったら
是非ともオリエント急行にも「乗車」してみてくださいね。
高いけど、その価値のある時間を過ごせると思います。
ガラスの森美術館も、一度は行かねば!と思っています。
かなり見応えがありそうなので1日がかりかな、という感じです。
(そしてまた「ついでに」ラリック…と^^;)。
by 梅屋千年堂 (2018-05-11 20:51)
>うさぼんさん
天井の照明は「残念ながら何をモチーフにしたのか全く不明…」
と、ガイドさんが話していました。
「チューリップなどの花かも知れないし、セミの羽根かも知れないし
女の子の顔のようにも見える、という意見もありますが
みなさんがご自由に想像してみてください…」というような説明でした。
デザートは早いと1ヶ月強で変わってしまうこともあるようですね。
今のアイスケーキは4月15日から始まったばかりなので
もう少し大丈夫かも???。
ギター同様、問い合わせ必須、ですね(笑)。
by 梅屋千年堂 (2018-05-11 20:59)