グレイテスト・ショーマン

まんまとヤラレてしまうミュージカル映画。

以下、映画の内容に関するネタバレ若干あり。
これから『グレイテスト・ショーマン』を観に行く予定の方はご注意下さい。

1月に観た『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』の上映前に
予告編を観て「あ、この映画、きっとアタシ好きだな」と思った
ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』。

主演はヒュー・ジャックマン。
主人公は19世紀半ばのアメリカで実在した興行師
P.T.バーナム（フィニアス・テイラー・バーナム）という人物。
多少の脚色はあるだろうけど、映画のストーリーは
貧しい家の出のバーナムが、非難を浴びながらもショービジネスの世界で成り上がり
成功を掴むけれども、やがてそれは・・・という王道かつ単純明快なもの。

映画を作っている人達が、ミュージカル映画の法則を知り尽くしているのか
こういうビートの効いた歌を群衆に歌わせて、
こういうバラードを歌を主要登場人物にソロで歌わせて、
こういうロマンチックな歌を恋人達にデュエットで歌わせて、
それぞれにこういうダンス、こういう映像をくっつければ
もれなく観客は感動するだろう、というのが分かっているようで
「ほれほれ、どうよ？こういうの。感動するでしょ？」という
魂胆が見え見えなのが非常に鼻につく（^^;。

にもかかわらず、そういった見え見えのシーンで
まんまと感動してウルウルしてしまう自分がいた（笑）。

劇中で使われている曲がどれもこれも良くて
サウンドトラック買ってしまおうかなぁ…と思うほど。
（今現在踏みとどまってまだポチっていないけども）。
素直に「音楽っていいなぁ」と感じさせてくれるミュージカル映画だった。
そして、最後に出てくるP.T.バーナムの
「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」というクレジットに
普段自分が夢中になって観たり聴いたりしている美術品や音楽のことを思い
まったくその通りだとジーンとした。

それにしても、ヒュー・ジャックマン。
1968年生まれの49歳にもかかわらず、ダンスのキレのいいことと言ったら！。
そういえば上映前の予告編ではトム・クルーズがまたしても
『ミッション・インポッシブル』の新作でで危険なスタントに挑戦したというし、
畑は違うけどイチローも44歳で現役だし、三浦知良も、葛西紀明も（敬称略）
年齢を感じさせない働きをする同世代…。みんな素晴らしいなー。
（アタシもがんばろ…）。

さ、次に映画館へ行くのはおそらく今月末…『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』。
予告編でコンマ数秒映ったダギーズを観て、「あ、アルフィー！」などと反応してしまった(^^;ゞ。

コメント 4

やっと観に行ってきました♪
楽しかった～♪
見ている側も幸せにするという点ではあの3人と同じですね。
土曜とはいえ満員なのも凄い。

ちなみに『グレイテスト・ショーマン』の前に『去年の冬 君と別れ』観て、ただ今栄養補給してます。
このコメントの後に『空海』観てきます♪
by YAYOI (2018-03-17 14:29) 

＞YAYOIさん
単純明快で楽しい映画でしたね。
まさにエンターテイメント。
ミュージカルっていいなぁ〜…ってことで
劇場で予告編を観た『マンマ・ミーア！ヒア・ウィ・ゴー』が
今は楽しみなアタシです。
（おっとその前に『ヴァレリアン』←ミュージカルではないけど）。

『空海』はどうでしたか？。
気が向いたらで結構ですので感想をお聞かせ下さいませ〜。

by 梅屋千年堂 (2018-03-17 22:54) 

『空海』は映像はとっても綺麗です。
ただ話のテンポが早すぎる気がしました。
今になって、昔よくテレビで見たジャッキーチェン映画や霊幻道師に似た進み方だったと気付きました。

ストーリーはある噂話と事件をきっかけに、空海と詩人・白楽天が楊貴妃の死の真相を解き明かすというお話です。
正直見終わって疲れましたが、感じ方は人それぞれなので…。
って、３本も観たら疲れて当然ですね(笑)
参考になれば幸いです。
by YAYOI (2018-03-18 21:27) 

＞YAYOIさん
早速『空海』の感想をお聞かせ頂いてありがとうございます。
YAYOIさんの感想やネット上のレビューを拝見したところ、
空海の伝記というよりも、あくまで空海の名を借りた冒険活劇という感じ？
という印象を受けました。

それにしても3本立てはスゴイです！。
ホントにホントにお疲れ様でした。

by 梅屋千年堂 (2018-03-19 01:52)