京都復路駅弁

それと自分土産。

今回の旅では、駅弁を食べたのは往路のみ。
そして往路弁当は天橋立で買おうと最初から決めていた。

そんなわけで、駅の売店をのぞいてみたのだが
なんだかもう殆ど売れてしまって、陳列棚はカラッカラ。
かろうじて残っていたのがこれ。

千代乃屋さんの《ハーブへしこ寿司》。


手に取った瞬間「重っっっ(◎_◎)」。
でも、自信満々な感じで書かれたパッケージの「旨っ」がそそる。
写真もなんだかちょっと美味しそうに見えるし、これで行こう。
（というかもやは選択の余地はないのだが）。

帰りの新幹線で座席に着き、
箱を開けてみて「こっ、これは…」と一瞬ひるんだ。
真空パックで使うような、かなり厚手の頑丈そうな細長いビニール袋に
棒寿司が1本丸々入っているのだ。

こ、これをどうやってこのビニール袋から取り出せというのだ？。
ビニール袋には一応切れ目が入っているが、
そこから切ろうにも袋が分厚すぎて…切れない（-_-;。

これを力任せに「えいやっ！」と破いたとする…。
おそらくへしこに付着した糠や米粒が少なからず周囲に飛び散り
ヘタしたら隣に座っているおじさんにも被害が及んでしまうかも知れない。

そう思って、すかさずバッグから取り出す携帯用ペン型ハサミ。
（↓こういうやつ）。



これで袋の口を大きく切って、中身のへしこ寿司を
展開した箱の中にそっと取り出す。

成功成功〜♪ヽ(^。^)丿。
持ってて良かったハ・サ・ミ。

なんだかちょっと箱に印刷されてるのとイメージが違うケド…（^^;
おそるおそる一切れパクッと食べてみると…

「旨っ！」

「へしこ」とは、鯖を塩漬けにして更に糠漬けにしたもの。
《ハーブへしこ寿司》は、更にそれをハーブで漬けて
香ばしく焼いたものを棒寿司に仕上げたもの…とのこと。

本来の「へしこ」を食べたことがないのだけど
糠漬けと言うからには、きっとちょっとクセのある味で
人によって好き嫌いの分かれる味なんだろうなと推測。
おそらくこの《ハーブへしこ寿司》は、
へしこにハーブを加えることによって食べやすくしてあるのだろう。
すっごく旨いじゃんっっっ！！！（≧▽≦）
いや〜、こんなときお酒も呑めたらきっと最高の気分なんだろうなぁ（笑）。

ただ、ずーっと同じ味をひたすら食べ続けるのは飽きるだろうと思って
京都駅の売店で買ったサラダも一緒に摂取。
なんだかバランスのいい健康的な食事が出来た気がする(^^;ゞ。

残り物には福がある…まさにそれを体現した《ハーブへしこ寿司》であった。



最後は今回の自分土産。
フォーエバー現代美術館で買った、トートバッグ。

普段から愛用しているルートート製。
ヤヨイちゃんグッズは六本木ヒルズのアート＆デザインストアでも購入できるが
このトートバッグはフォーエバー現代美術館限定だというので
「行ったぞ」という記念的な意味合いも込めて購入。

ついでに同じ柄の缶バッジも。



そして、今回の自分土産の中で個人的にかなりツボだったのが
三千院で買った「角大師」さんのカード型護符。

良源（慈恵大師）さんというお坊さんが、鬼の姿に変わって
疫病神を追い払った時のお姿だそうで、
この角大師のお札を玄関などに貼っておくと魔除け・厄除けになるのだとか。

このビジュアルがめちゃめちゃ気に入ってしまい
お札を買って帰ろうと思っていたのだけど
フと見たら「一生使える」という金ピカのカード型の護符を発見。
あっ！これがいい！と迷わず購入。


調べてみると、この角大師さんは日本全国いろんなところにおわすらしい。
見た目も、パッと見は同じようだが
良く見ると少しずつ異なっているのが面白い（^ｍ^）。


今回も、中身の濃い楽しい旅が出来たとさ。
めでたしめでたし（笑）。

コメント 10

まだ、朝の時間帯ですが･･･
「へしこ～、食べたい!!」「呑みたい!!!」
の気持ちでいっぱいです(笑)
大好きです、へしこ。私は焼酎水割りで!!
ご飯はいらないので、上だけ食べたい(笑)

絶対、天橋立行きます!!
by ちあき (2018-03-01 07:44) 

＞ちあきさん
「こんな時、お酒も呑めたら…」と思った時に
実を言うとフとちあきさんのことを思い出しました（^ｍ^）。
絶対コレお酒に合いますよね。呑めなくてもわかります（笑）。

天橋立駅周辺にはお土産屋さんがたくさんありましたから
もしも天橋立にお越しの際は、是非そこで「へしこ」を購入し
帰りの列車の中で一杯やっちゃってください！。

by 梅屋千年堂 (2018-03-01 19:25) 

駅弁のショーケースが ガラッ ガラ(T ^ T)
私も城崎温泉で痛い目にあった思い出があります
カニの押し寿司を食べる予定が 仕方なく
コンビニのちらし寿司に…

梅屋さんは 残り福が当たり！で良かった
ですね〜
へしこ そんなに「旨い」のなら
リベンジしてみよいかな〜？
白ワインに合いそうだし！
大人になった今なら ハマってしまう
味かもしれません！

梅屋さんは 何でも食べれる人だから
旅も一層 楽しくなりますね ^o^
by kー子 (2018-03-02 11:43) 

＞kー子さん
そもそもオフシーズン（中国人は多かったけど）のド平日なんて
駅弁もあんまりたくさん作っていないのでしょうね。
予約しておくってテもあるけど、その場で選ぶのも楽しみの一つですし
食いっぱぐれもそれはそれで旅の醍醐味ってことで（笑）。

>>何でも食べれる人
ハイ〜。好き嫌いの少ない体に生み育ててくれた親に感謝です。
（でも4つ上の兄は、子供の頃から好き嫌いが多いのです。この差はナニ？）。

by 梅屋千年堂 (2018-03-02 22:46) 

おはようございます。

ハーブへしこ寿司、見るからにおいしそうですね(^_^)しかしへしこ寿司を食べたことない私…そちらを先に食してからだともっと楽しめるでしょうか？
ということでへしこ寿司をどこかで食べられないか、物産展情報を探す日々です。

そしてこの記事で一番気になったのが「角大師」さまの護符！
見た目のユーモラスさに私も「欲し～い！」と思ってしまいましたが、よく知らなかったので調べてみましたら「つのだいし」や「つのがらだいし」とも呼ばれてるのですね。
天台宗の僧侶の方ですから天台宗のお寺に行ったら頂けるのかな…？

でもこれ…慈恵大師さまが骨と皮だけになるくらいに痩せて鬼になった時のお姿なんですよね…
その割に私にはとっても「…フッ」と思わず笑いがこみ上げてしまうようなお姿に見えます(^_^;)

うちにも近いうちにおいで頂こうと思います。
by かりりん (2018-03-05 10:50) 

＞かりりんさん
かりりんさんのお住まいの場所からなら
丹後や福井はそう遠くないと思うので（少なくとも横浜よりは…笑）
もうびゅーっと行って食べてきちゃってはいかがでしょうか（￣ー￣）。

角大師さん、いいでしょう？このぐにゃぐにゃっぷりが（^ｍ^）。
お札はいろいろなお寺さんで入手可能なようではあります。
本文にも書きましたが、お寺さんによって
そのお姿は一見同じようで微妙に違っているようです。
個人的には三千院の角大師さんはなかなかのイケメンかと（*^^*）。
アタシ、一目惚れしました（笑）。

by 梅屋千年堂 (2018-03-05 22:37) 

京都旅行のレポじっくり（何度も）読ませていただきました～、
最後に゛へしこ〟素敵です！
さすが！！
by おかん (2018-03-15 03:55) 

＞おかんさん
ハーブへしこ寿司、美味しかったなぁ〜…（遠い目）。
いろいろやり残したので、「海の京都」また行きたいです。

by 梅屋千年堂 (2018-03-15 23:46) 

行って来ました、天橋立!!
そして、念願のハーブへしこいただきました!!
第一声「うんま♪」、第二声「やばっ♪」って
「今時の子かいっ」て単語が･･･(笑)
焼鯖の方も買ってきたのですが、ハーブへしこの方が断然美味しい!!
私は京都からレンタカーを借りて行ったので
駅に用は無いはずですが、
「コレを買わねば、わざわざ来た意味が無い!!」ってことで
駅まで歩いて行って購入しました。
知らなかったら損してた!梅屋さんありがとうございました!!
感謝です。
余談ですが、駅、綺麗ですね。
売店って売店らしからぬお洒落さでした(笑)

そして、リフト乗りました。
下りは景色を見ながらでしたので、とても気持ちよかったです。
若干、怖かったですが(笑)
股のぞきしてきました!(知らない外国人の方に写真撮られてた模様。。。)
あさりうどん食べてきました!!(美味しかった)
混んでたけど思い切って行ってよかったです♪
いや～、ホント感謝、感謝(笑)
by ちあき (2018-11-26 08:10) 

＞ちあきさん
アタシが行ったのは真冬でしたが、
今頃は山の木々も色付いて、海の青と山の赤のコントラストが
さぞや美しいことでしょうね（￣▽￣）。
そしてちあきさんのコメントを読んでいたら
ハーブへしこの美味しさが蘇ってきてしまい「た、食べたい…」（笑）。
ともかく、お気に召して頂いたようで
紹介させていただいた甲斐がありました（^_^）。。

リフトにあさりうどん（あさり丼かな？）…
アタシが果たせなかったことも堪能されたようで羨ましさ100倍です。
また行きたいなぁ、天橋立…。
と言いつつ来年の2月は、いつもの同僚とまた奈良へ行き
「弾丸きみごろもツアー」を敢行予定です（*^^*）。
（↑ほぼ「きみごろも」を買いにいくためだけの旅）

by 梅屋千年堂 (2018-11-26 22:25)