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古都の京都、海の京都【5】 [JOURNEY]

天橋立の巻・其の弐。

天橋立のマスコット《かさぼう》。
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天橋立の創造とともに生まれてきた妖精、だそうだ。
誕生日は6月7日の年齢不詳の男の子、だそうだ。

京都府のホームページによれば、
天橋立は、長さ約3.2km、幅20〜170mの砂嘴で出来ている。
丹後半島の東側の河川から流出した砂礫が海流によって流され、
野田川の流れからくる阿蘇海の海流とぶつかったことにより
何千年もの時間をかけて、砂礫が海中に堆積してできた地形であるとのこと。

伝説としては、伊射奈芸命(いざなぎのみこと)が
天界と下界を往き来するために梯子を作って立てておいたが
伊射奈芸命が眠っている間に梯子が倒れ、
それが天橋立になったと伝えられている。

確かに神様の梯子と言っていいくらい雄大である。
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(新規ウィンドウで画像を開くと拡大されます)

百人一首では
「大江山 いく野の道の遠ければ まだふみもせず 天橋立」
という小式部内侍の歌があるが、
「まだふみもせず」ということばの通り天橋立を見て詠んだ歌ではない。

ずーっと左に目をやると、栗田半島とその先端の黒崎…かな?。
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股のぞき台のある展望エリアから、スカイデッキに移動して
前記事の写真とはほんの少しだけ異なるアングルから撮影。
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傘松公園からの眺めは「昇龍観」と呼ばれる。

今日は雨天のため運休だけど、リフトもある。
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しかしこれは…下りはかなりスリルがありそうだ(^^;。
(是非乗ってみたい!)。


そろそろ下に降りようかと、ケーブルカーに乗車。
一番前の席に陣取っちゃったりなんかして(子供か!笑)。
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この眺めもなかなか…(高所狂喜症なのでワクワクしてしまう^o^;)。

昇ってくるケーブルカーと擦れ違い。
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下りの車両が上りの車両を引っ張り上げ、
消費電力を抑える仕組みになっているらしい。


あっと言う間に下界に到着。

さっきは急いでいてスルーしてしまった元伊勢籠神社を、改めてお詣りする。
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帰りは観光船で向こう岸に渡る。
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カモメのみなさんも寒そうだ。
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横から観る天橋立。
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ついさっき、自分はあそこを歩いていた。

カモメが船を追い越していく。
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天橋立桟橋が近づいてきた頃、フと目線を陸地の方に目を向けると…

あっ!廻旋橋が回ってる!。
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おおおおお〜…
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おおおおおおおお〜…
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船を下りて陸地に上がったら、さっきの橋を改めて見に行ってみる。
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こうしてみると普通の橋。


帰りの電車まではまだ時間があるが
こちらがわの展望が臨める天橋立ビューランドまで
上がっている時間はなさそうだ…。

ということで、この付近をちょっとぶらぶら。

この青い橋は大天橋。
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夏は海水浴場として賑やかになるという。
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へぇ〜天橋立の傍らで海水浴だなんて、なんかいいなぁ〜。

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画像左側が天橋立。
(新規ウィンドウで画像を開くと拡大されます)

智恩寺もお詣りしておこう。
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…というか、天橋立駅と観光船のりばを往き来しようとすると
ほぼ自動的に境内に入る仕掛け(笑)。

智恩寺文殊堂は、奈良の安倍文殊院、山形の大聖寺亀岡文殊と並んで
《日本三大文殊》と呼ばれている。
…と言われると、山形の亀岡文殊にも行って
《日本三大文殊》をコンプリートしなくては!
な〜んて気分になってしまう。

ついでにいえば、宮島にも行った、天橋立にも行った、となれば
やっぱりいずれ松島にも行って《日本三景》もコンプしなければ!である。


帰りは乗り換えなしで天橋立から一気に京都へ。
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今回、
●天気が悪かった(水墨画みたいなのも悪くはないけど)
●あさり丼が食べられなかった
●股のぞきが出来なかった(まさか傘を差しながらやるわけにも…^^;)
●天橋立ビューランドからの「飛龍観」を観ることが出来なかった
こんな感じで出来なかったことも多かったので
これはもう一度リベンジに来なくては…!と
帰りの電車で、景色をぼんやり眺めながら心に誓った。

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…が、気が付いたら2時間ほとんど爆睡してた(^^;ゞ。





《TO BE CONTINUED…駅弁ネタに続く》
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ちあき

高所狂喜症・・・(笑)
私、高所恐怖症ですが、八甲田山のロープウェイは最前陣取りました。
周りはおじい様、おばあ様だらけでしたが(笑)

天橋立、本気で行きたいです。
金曜日の夜東京から京都へ行って~
なんて今、頭の中で京都旅行プラン練りに練っております。
天気やお店が・・・だったりのようですが
拝見しているこちら側としては十分そそられる内容でした。
梅屋さん、ありがとうございました!!
by ちあき (2018-03-01 07:52) 

梅屋千年堂

>ちあきさん
高所狂喜症は小田和正さんの造語なのです(笑)。
アタシも高いところが大好きでして…(^^;ゞ。
ゾクゾクゾワゾワしつつ、コーフンしてしまうのです。

ちなみに最前席を陣取った下りのケーブルカー…
隣に来たのは推定年齢4歳の中国人の女の子。
「なんでこの人、大人のくせに(しかも一人で)ここに座ってるの?」
と言わんばかりの表情でジーッと見つめられました(^^;。

天橋立、いいところでしたよ。
出来ればもっとゆっくり滞在して、天橋立以外の「海の京都」を
もっと満喫してみたいと思いました。

by 梅屋千年堂 (2018-03-01 19:31) 

あきよし

なんと4月に私も行きます。
バスツアーなのでどう回るのか判りませんが
梅屋さんを参考にメモメモ。

松島までは車で20分かからないので
コンプリートです。
とりあえず初は幼稚園の遠足だったかと水族館とパックで。
そして小田さんの初デート場所(笑)

私も高所狂喜症
東京タワーにスカイツリーに昨年ALFEE神戸に行く前には
あべのハルカスに。
飛行機は必ず窓際、友達と一緒だと縦並びで取ります。

小田さんツアー
10月の地元まで待てないので5月の福島チケット確保
ALFEE NHKと丸被り今回は小田さん取りました。

そして余談ですが11月に行った小豆島で
テレビロケで来ていたダチョウ倶楽部の上島さんと
ケンコバさんに遭遇。
手を振って一昨年のALFEEの武道館で拝見した
と言ったらビックリ喜んでくれました。
by あきよし (2018-03-02 10:33) 

梅屋千年堂

>あきよしさん
なんという偶然でしょう!。
4月ならさすがに雪の心配はないですね。
そもそもなにゆえ「天橋立に行きたい!」と思ったのか…
もはやあまり憶えていないアタシですが(^^;
「行ってみて良かった、そしてまた行きたい!」そう思える場所でした。

5月の小田さん@福島にいらっしゃるんですね。
アタシはアルフィーとツアーがかぶっている5月6月はジッとガマンの子で
7月の横浜アリーナ二日目がMY初日となりそうです。
あとは8月の武道館(取れれば)、(もしかしたら)9月の城ホール、
10月の横浜アリーナ(アルフィーと重なったら超悩む…)の予定です。

どんなツアーになるのか、楽しみですね。
小田さん、また泣いちゃうんだろうなー(笑)。

by 梅屋千年堂 (2018-03-02 22:38) 

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