大相撲九月場所十二日目観戦記【1】 [SUMO]
ものすごーく久しぶりの大相撲観戦。
最後に大相撲を観たのは2005年の九州場所だった…。
(もちろんアルフィーライブ遠征のついでに)。
両国国技館で大相撲を観るのはいったい何年ぶりなんだろうか?。
もはや思い出すことすら出来ない。
押し入れからパンフレット(?)を引っ張り出してみたが
出てきたのは2005年(平成17年)の九州場所と
1994年(平成6年)の福祉大相撲だけ。
ひょっとしたら、両国国技館になってから観たのって
この年の福祉大相撲だけなのかも(・o・)。
(子供の頃、蔵前国技館には家族で何度か行ったけれども)。
てなわけで、23年ぶりの両国国技館。
午前中、朝イチで東京都美術館の『ボストン美術館の至宝展』に寄ってきたので
国技館に着いたのは正午前。
入口で来場者のチケットの「もぎり」をしているのは元力士の親方衆。
この時間は2つの入口が開放されているのだけど
なぜだか1つは混んでいて、もう1つは空いている。
「なんでだ(-“-?」と思いながらも迷わず空いてる方の入口から入ったのだけど
入ったあとで、後ろを振り返って見て、
なにゆえ片方の入口だけ混んでいたのか大いに納得。
錣山親方(元・寺尾)がチケットのもぎりをやっていたのだ(◎0◎;)!。
みなさん、錣山親方に握手してもらったり
写真を撮らせてもらったりしているではないか。
なんだーーー!失敗したーーー!。
アタシもそっちの入口から入れば良かったーーー_| ̄|◯。
遠巻きに見る錣山親方は、50代半ばの今でも実に男前であった…(*^^*)。
とりあえずお腹が空いたので昼御飯。
正午から地下1階の大広間で振る舞われる
相撲部屋特製ちゃんこ(¥300)がオススメだよ!(並ぶけど)と
やはり相撲好きの幼馴染みから訊いていたのだけど
やっぱりすっごく並んでいたし、
「力士弁当」も食べてみたいと思っていたので、いざ飲食物の売店へ。
白鵬弁当、日馬富士弁当、鶴竜弁当、稀勢の里弁当、
照ノ富士弁当、豪栄道弁当、高安弁当…
ここはやっぱり豪栄道弁当だろう。
弁当ぶら下げて、座席に到着。正面5列目30番台。
土俵では三段目が取組中。
このあたりだと行事さんも裸足だし、控えの力士の座布団もペッタンコ。
さ、弁当弁当o(^-^)o。
「豪栄道プロデュース」というと、なにやらカッコいいが
要は豪栄道の好物を集めました的なお弁当なのだ。
掛け紙に書かれた説明によれば
『豪栄道は牛肉が大好物です。
牛カルビを焼肉にして、美味しいじゃがいもを使った牛肉コロッケを盛りつけました。
大阪出身なので串カツをチョイスして、海苔入り玉子焼きをサイドメニューにしました。
豪栄道関の一押しのお弁当です』
…とのことである。
他にはきんぴらごぼうと、ミニトマト、それにポテトサラダが入っている。
てか、ちょっと待ってよ!。
今、画像を見ながらこの文章を打ってて初めて気が付いたけど
アタシのやつ、玉子焼き入ってないじゃん( ̄口 ̄;)。
えええ〜〜〜なに?入れ忘れ?…なんだかちょっと損した気分_| ̄|◯。
だがしかし、肉食系豪栄道弁当は美味であった。
特にカルビ!。ちょっと臭うけど(^^;、なかなかに良い味付けであった。
お腹が満足したら、今度は1階にある相撲博物館へ。
博物館と言っても、こぢんまりとした展示室が1つあるだけなので
正確には「博物館」というよりも「博物展示コーナー」(^^;。
現在の展示は『道産子力士』で、
その名の通り北海道出身力士にスポットを当てた展示になっていて
化粧廻しや、手形、写真パネル、関連著書等が
ガラスケースの中に展示されている。
素晴らしいのはなんと言っても化粧廻し。
立体的で細かな刺繍が施されていて、まさに美術工芸品と呼ぶに相応しい出来映え。
特に「北海の白熊」と呼ばれた大関・北天佑の化粧まわしがスゴイ。
まわしからはみ出んばかりの大きな白熊のデザインは
当時、テレビで観ていても相当なインパクトだったが
それを今こうして、実物を間近で観られたことに感動(・_・、)。
あとは横綱・千代の山の化粧廻し三つ揃い。
中央の横綱が付けるのは葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
脇侍の太刀持ちと露払いはそれぞれ俵屋宗達の風神と雷神がデザインされている。
この刺繍が物凄く丁寧で美しく…
これ、俵屋宗達が見たらきっと感動するだろうなぁ…
なーんて思いながらしばし見惚れてしまった。
相撲博物館を見学したら、今度はちょっと外に出てみることにした。
2階のテラスに出てみる。天気良すぎである…。
入口に掲げられた看板。
日本武道館の看板の文字は正力松太郎氏だけれども、
国技館は誰のなんだろう?。
ここからまた中に入ると、正面に優勝賜杯が展示されている。
今場所、この賜杯を手にするのはどの力士なんだろうか(頑張れ豪栄道!)。
西側の出口から、再び外へ。
ここには力士が国技館の中へ入っていくための通路があり
みなさんここでいわゆる「入り待ち」をしているのである。
よ〜し!アタシもここで力士達の粋な着流し姿の写真を撮るぞ!と
企んでいたのだけど、あまりにも日差しが強すぎて
日陰から出る勇気が出なかった(^^;ゞ。
従って、写真は撮れなかったけど
石浦、錦木、碧山、遠藤、荒鷲らが入っていくところを見ることができた(*^^*)。
このあとは、再び館内に戻って1階のお土産屋さんをぐるぐる巡る。
いやぁもう実にいろんなグッズがあって目移りしてしまう。
ここにいると思わずテンションが上がって、
いらんもんまで買いそうになってしまうが、ここはひとつ冷静に…。
ディズニーランドと同じで、家に帰ってから
「どうしてこんなものを買ってしまったんだろう…(-_-;」
ということにならないように、じっくり吟味を重ねる。
職場に買っていくお土産(お菓子)にしても
しょっぱい系からスイーツ系、あまりにも種類が多すぎて
もんのすごーく迷ってしまった(^o^;。
一通りお土産を買ったらば、
最後は観戦しながら食べる「おやつ」を買って座席に戻る。
幕下の取組がまもなく終わろうというところ。
本日の取組。
こうして見るとやっぱ今場所の休場力士、多いな…(^^;。
《TO BE CONTINUED…つづく》
最後に大相撲を観たのは2005年の九州場所だった…。
(もちろんアルフィーライブ遠征のついでに)。
両国国技館で大相撲を観るのはいったい何年ぶりなんだろうか?。
もはや思い出すことすら出来ない。
押し入れからパンフレット(?)を引っ張り出してみたが
出てきたのは2005年(平成17年)の九州場所と
1994年(平成6年)の福祉大相撲だけ。
ひょっとしたら、両国国技館になってから観たのって
この年の福祉大相撲だけなのかも(・o・)。
(子供の頃、蔵前国技館には家族で何度か行ったけれども)。
てなわけで、23年ぶりの両国国技館。
午前中、朝イチで東京都美術館の『ボストン美術館の至宝展』に寄ってきたので
国技館に着いたのは正午前。
入口で来場者のチケットの「もぎり」をしているのは元力士の親方衆。
この時間は2つの入口が開放されているのだけど
なぜだか1つは混んでいて、もう1つは空いている。
「なんでだ(-“-?」と思いながらも迷わず空いてる方の入口から入ったのだけど
入ったあとで、後ろを振り返って見て、
なにゆえ片方の入口だけ混んでいたのか大いに納得。
錣山親方(元・寺尾)がチケットのもぎりをやっていたのだ(◎0◎;)!。
みなさん、錣山親方に握手してもらったり
写真を撮らせてもらったりしているではないか。
なんだーーー!失敗したーーー!。
アタシもそっちの入口から入れば良かったーーー_| ̄|◯。
遠巻きに見る錣山親方は、50代半ばの今でも実に男前であった…(*^^*)。
とりあえずお腹が空いたので昼御飯。
正午から地下1階の大広間で振る舞われる
相撲部屋特製ちゃんこ(¥300)がオススメだよ!(並ぶけど)と
やはり相撲好きの幼馴染みから訊いていたのだけど
やっぱりすっごく並んでいたし、
「力士弁当」も食べてみたいと思っていたので、いざ飲食物の売店へ。
白鵬弁当、日馬富士弁当、鶴竜弁当、稀勢の里弁当、
照ノ富士弁当、豪栄道弁当、高安弁当…
ここはやっぱり豪栄道弁当だろう。
弁当ぶら下げて、座席に到着。正面5列目30番台。
土俵では三段目が取組中。
このあたりだと行事さんも裸足だし、控えの力士の座布団もペッタンコ。
さ、弁当弁当o(^-^)o。
「豪栄道プロデュース」というと、なにやらカッコいいが
要は豪栄道の好物を集めました的なお弁当なのだ。
掛け紙に書かれた説明によれば
『豪栄道は牛肉が大好物です。
牛カルビを焼肉にして、美味しいじゃがいもを使った牛肉コロッケを盛りつけました。
大阪出身なので串カツをチョイスして、海苔入り玉子焼きをサイドメニューにしました。
豪栄道関の一押しのお弁当です』
…とのことである。
他にはきんぴらごぼうと、ミニトマト、それにポテトサラダが入っている。
てか、ちょっと待ってよ!。
今、画像を見ながらこの文章を打ってて初めて気が付いたけど
アタシのやつ、玉子焼き入ってないじゃん( ̄口 ̄;)。
えええ〜〜〜なに?入れ忘れ?…なんだかちょっと損した気分_| ̄|◯。
だがしかし、肉食系豪栄道弁当は美味であった。
特にカルビ!。ちょっと臭うけど(^^;、なかなかに良い味付けであった。
お腹が満足したら、今度は1階にある相撲博物館へ。
博物館と言っても、こぢんまりとした展示室が1つあるだけなので
正確には「博物館」というよりも「博物展示コーナー」(^^;。
現在の展示は『道産子力士』で、
その名の通り北海道出身力士にスポットを当てた展示になっていて
化粧廻しや、手形、写真パネル、関連著書等が
ガラスケースの中に展示されている。
素晴らしいのはなんと言っても化粧廻し。
立体的で細かな刺繍が施されていて、まさに美術工芸品と呼ぶに相応しい出来映え。
特に「北海の白熊」と呼ばれた大関・北天佑の化粧まわしがスゴイ。
まわしからはみ出んばかりの大きな白熊のデザインは
当時、テレビで観ていても相当なインパクトだったが
それを今こうして、実物を間近で観られたことに感動(・_・、)。
あとは横綱・千代の山の化粧廻し三つ揃い。
中央の横綱が付けるのは葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
脇侍の太刀持ちと露払いはそれぞれ俵屋宗達の風神と雷神がデザインされている。
この刺繍が物凄く丁寧で美しく…
これ、俵屋宗達が見たらきっと感動するだろうなぁ…
なーんて思いながらしばし見惚れてしまった。
相撲博物館を見学したら、今度はちょっと外に出てみることにした。
2階のテラスに出てみる。天気良すぎである…。
入口に掲げられた看板。
日本武道館の看板の文字は正力松太郎氏だけれども、
国技館は誰のなんだろう?。
ここからまた中に入ると、正面に優勝賜杯が展示されている。
今場所、この賜杯を手にするのはどの力士なんだろうか(頑張れ豪栄道!)。
西側の出口から、再び外へ。
ここには力士が国技館の中へ入っていくための通路があり
みなさんここでいわゆる「入り待ち」をしているのである。
よ〜し!アタシもここで力士達の粋な着流し姿の写真を撮るぞ!と
企んでいたのだけど、あまりにも日差しが強すぎて
日陰から出る勇気が出なかった(^^;ゞ。
従って、写真は撮れなかったけど
石浦、錦木、碧山、遠藤、荒鷲らが入っていくところを見ることができた(*^^*)。
このあとは、再び館内に戻って1階のお土産屋さんをぐるぐる巡る。
いやぁもう実にいろんなグッズがあって目移りしてしまう。
ここにいると思わずテンションが上がって、
いらんもんまで買いそうになってしまうが、ここはひとつ冷静に…。
ディズニーランドと同じで、家に帰ってから
「どうしてこんなものを買ってしまったんだろう…(-_-;」
ということにならないように、じっくり吟味を重ねる。
職場に買っていくお土産(お菓子)にしても
しょっぱい系からスイーツ系、あまりにも種類が多すぎて
もんのすごーく迷ってしまった(^o^;。
一通りお土産を買ったらば、
最後は観戦しながら食べる「おやつ」を買って座席に戻る。
幕下の取組がまもなく終わろうというところ。
本日の取組。
こうして見るとやっぱ今場所の休場力士、多いな…(^^;。
《TO BE CONTINUED…つづく》
2017-09-23 23:55
nice!(2)
コメント(7)
ん~、やっぱり豪栄道は気持ち切れちゃったかなぁ~。
最大3つ星の差があっての逆転負けは今後が心配です。
日馬富士の方が気合は1枚上だった感じがします。
これが横綱の重みというか責務なんですかね?
来場所は照ノ富士が関脇に陥落して高安がカド番。
下からも若い子達が伸びてきているので楽しみです。
阿武咲、貴景勝、頑張った。
宇良も怪我を治して復帰してほしいですね。
by ポチヒコ (2017-09-24 18:25)
>ポチヒコさん
豪栄道が優勝できなかったのは非常に残念ですが、
日馬富士の気合いと集中力に感動を覚えました。
実は今まであんまり好きじゃなかったのですが(^^;ゞ
今場所の日馬富士はちょっと見直しました(なにこの上から目線…^o^;)。
若手の台頭も目覚ましいですね。
殊勲賞=高景勝(21歳)、敢闘賞=阿武咲(21歳)、朝乃山(23歳)…
そんな中での技能賞=嘉風(35歳)、めちゃめちゃカッコよかったです。
みんな来場所も頑張って〜!(笑)。
by 梅屋千年堂 (2017-09-25 02:08)
もぎりが寺尾、ならそちら(イケメン)行きましたよね(笑)
豪栄道弁当の玉子焼き・・・残念でしたね。
千秋楽、豪栄道、お母さんもいらっしゃってたのにね、もったいなかったぁ。。
入口看板の文字、でちょっと話し飛びますが去年日本平に行ったときに立派な石の文字があり、その「日本平」は中曽根康弘でしたのでインパクト大きかったです。
by おかん (2017-09-25 05:23)
日馬富士、おめでとう!\(^o^)/
梅屋さんの国技館での過ごし方、すごいですー。ポイントを押さえ、なおかつイロイロと楽しむところは流石!
力士弁当、美味しそう。
私も次に行くとき(いつかなぁ?(^_^;))は、参考にさせていただきます。
グッズは何を買われましたか?
私、4年前に行ったときは絵葉書を5枚ほど買ったのですが、送った相手の反応を考えると躊躇してしまい、未だ使えていません。
by こたろう (2017-09-25 06:52)
>おかんさん
錣山親方にもぎって欲しかったです〜(T^T)。
でも、もう一人のもぎりの親方(スミマセン、どなたか分かりません^o^;)の入口が
あまりにも空いていてちょっと気の毒だったので(^^;
まぁ、良かったんじゃないかなという気もしています。
中曽根氏揮毫による石碑は、割と最近設置されたもののようですね。
でも、なんで中曽根氏なんでしょう???。
>こたろうさん
千秋楽の日馬富士は凄かったですね〜(◎_◎)。
相撲の鬼!という感じでした。
豪栄道は…また次に繋げれば良いのです。
「いつか、これがあったからよかったと言える相撲人生にしたい」
この言葉通りになるように、これからも頑張って欲しいです。
グッズは…次の記事に上げてみました。
これでもかなりグッと堪えたつもりです(笑)。
by 梅屋千年堂 (2017-09-25 23:12)
・・中曽根さんは群馬県出身だし・・はて?。調べてみたら、2015年2月の記事「富士の国づくり推進会議」最高名誉顧問の中曽根康弘元首相が「富士山」と揮毫(きごう)している。 とありました~。日本平からの富士山は素晴らしいので見てください!って事だったんですね~。梅屋さんのおかげで勉強になりました!
by おかん (2017-09-26 05:20)
>おかんさん
中曽根氏が「富士の国づくり推進会議」最高名誉顧問だから
あの石碑に揮毫したというのはわかりました。
じゃぁなんで中曽根氏がそのナンチャラ会議の最高名誉顧問なワケ?
ひねくれ者のアタシなどは思ってしまうのでした(^o^;。
いや、もう深く考えるのはやめにします(笑)。
by 梅屋千年堂 (2017-09-26 23:12)