THE ALFEE@夏フェスタ初日 [┣ '17 LIVE (THE ALFEE)]
31st Summer Best Hit Alfee2017
夏フェスタ 初日の巻
8/10 14:30 UPDATE
既に記憶の鮮度がかなり落ちております。「大体な感じ」でお楽しみ下さい。
夏フェスタ 初日の巻
8/10 14:30 UPDATE
既に記憶の鮮度がかなり落ちております。「大体な感じ」でお楽しみ下さい。
★★★コメント欄あたりにジャンプしたい方はコチラをクリック★★★
夏フェスタの2日前の木曜日から、どうもノドの奥の方に違和感を感じ始め
金曜日には「ん?ノド痛いかも?」という感じだったので
転ばぬ先の風邪薬を飲んでみたが、良くなる気配がなく
これは久しぶりの「ヤバイ痛さ」=本格的な風邪の予感。
これはヤバイ。実にヤバい…と思いながら迎えた7月29日の朝…。
ノドは物凄く痛いわけではないが、物凄く違和感はある(・・;)。
そしてなんとなく体が熱っぽいような気もしないではない。
ここで体温を測って、熱があることがわかると気が弱るので(^^;ゞ
あえてここは測らずに、遅い朝御飯を食べたら市販の風邪薬を飲んで
開場前の先行販売でグッズを買うために家を出た。
販売開始が正午からなので、昨年同様11時30分くらいに現地到着。
前回は横浜アリーナの正面玄関に向かって右側の壁に沿って
列が作られていたので、今回もきっと同じ感じだろうと階段を上がっていったが
あれ?…誰もいない(-“-?。まだそんなに並んでないとか?いやまさか。
列はいったいどこに?…と、
どんどん歩いて行くとようやくそれらしき人影が見えてきた。
なんだよ、せっかく階段上がってきたのに結局降りるのか(-_-;
と、階段を降りていくとそこには思わずクラッとしそうなほどの長蛇の列( ̄口 ̄;)。
ウゲー…と心の中で呟きながら最後尾に。
暑い…物凄く、暑い…(~Q~;)。
並び始めてしばらくは、あまりの暑さで友達にメールを打つことも出来なかった。
並び始めてほどなく「まもなく列を動かしまーす」という係員さんの声。
最初にいたところから少し移動すると、ほんの少しだけれども涼しい。
だがしかし、列は蛇腹状に折り返しているため
しばらくするとまた、さっきの物凄く暑い場所(^^;(^^;(^^;。
そして階段上がって、もうすぐ建物の中に入れる!というところでは
心地良い風が吹いていて、さっきまでいた階段の下とは大違い。
なんでこんなに場所によって暑さが違うんだ?!。
思いのほか列の進みはスムーズで、
並び始めて約30分で建物の中に入ることが出来た。
そこから更に20分くらいで売り場に到達。
DVDパンフの公式・非公式、イベントブック、
フローティングペン、リバーシブルネックストラップ
合計金額ジャスト1万円分を購入。
話題の「夏フェスタWakuWaku♪カプセル」は、
通常のグッズの隣に別の売り場が設けられていて
そんなに並ばすに買えそうだったので、一瞬フラッと行きそうになったが
1個買ったところで欲しいもの(王子のピック)が出るとは思えないので
やっぱりやめた(^o^;。
時刻はまもなく13時。
メモリアルグッズの引換も始まる頃なので
そのまま正面玄関の引換場所へ。
そこで友人と会い「久しぶりー!」と、
家を出てから約2時間半ぶりに声を出したら
自分の声が大変なことになってて自分でビックリ!!!∫(TOT)∫。
朝、自宅を出るときには普通に出ていた声が
ガラガラに擦れておかしなことになっているではないか。
…並んでる間にアタシの体に何が起きた?!。
これは、マジでヤバイ…
でも意外と体は元気なんだよな〜(^o^;。
なんとなく熱っぽくはあるけど。
てなわけで、一旦帰宅して昼ご飯食べて、冷房の効いた部屋で少しまったりして
16時過ぎに再び横浜アリーナへ向かうべく出発。
家を出て空を見上げると、これから自分が向かおうとしている北方向に
物凄く真っ黒な雨雲が!( ̄口 ̄;)。
すかさずお天気アプリを起ち上げて、雨雲レーダーをチェックしてみると
うぉぉぉーーー!!!新横浜に物凄い雨雲が近づいているではないか!。
これは…新横浜に着く頃は土砂降りかも(-_-;。
ちょっと憂鬱な気持ちで横浜市営地下鉄に乗り込む。
新横浜駅に到着し、ドキドキしながら地上に出ると…
やっぱり降ってるーーー(T^T)。
ハァー面倒臭いと思いながら折りたたみ傘を開いて横浜アリーナへ。
ただそれでもアタシはまだラッキーだったようだ。
アリーナの中に入ってすぐ、ロビーで待っててくれた友達と話していたら
あっと言う間に外は土砂降り。物凄い土砂降り。
まさにバケツをひっくり返したような、土砂降り。
あと1本遅い地下鉄に乗っていたら、ずぶ濡れになっていたことだろう。
友人と別れて自分の席へ向かう。
本日の座席:アリーナA A3扉 A6列30番台。
きっと物凄い端っこで、ステージを真横から観るような感じかも…と
あまり期待はしていなかったのだけど、実際に着席してみると
それほど端っこではなく、それでいて思いのほかステージは遠くなかった。
そして、アリーナとはいえ5列目くらいまでは
センター席と同じくらいの目線の高さ。
6列目はそこよりも少しだけ高くなっているので、気分は3割くらいセンター席(^^;ゞ。
場内に流れているのはクラシックの楽曲で
春フェスタを彷彿とさせる。
開演予定時刻の18時になったところで「まもなく開演」のアナウンス。
どこかからともなく手拍子が湧き起こる。
それまで流れていたクラシックの曲が一旦終わるたびに
手拍子が大きくなるが、また次の曲が始まるとシュ〜↓と小さくなる(^^;。
そんなことが2〜3回繰り返されてるうちに18時8分…。
最後に時計を見たのがこの時間だったから、
この数分後には客電が消えて、SEが流れ始めたと思われる。
ビートの効いたイントロ…
ステージの前には無数のドットイメージが緩やかなアーチを描いている。
最初、ブルー系だったのが赤系に変わり
やがて3つの「A」に形を変える。
SE後半、王子のギターが加わるのだがこれがいちいちカッコいい。
(そして心なしか、今回のSEは長い…気がする)。
ステージを覆っていた大きな幕がパッと下に落ち、
オーディエンスの大歓声が起こる。
メンバーはどこから出てくるのだろう?と
ステージの方ばかり注目していたら、なんとステージ天井方向から
白い翼の生えたゴンドラに乗って現れた。
ささささ桜井さん大丈夫?!(◎_◎)。
…オーディエンスの多くがそう思ったに違いない(^^;。
無事にステージに着地して、
それぞれの立ち位置に向かって行くメンバー。
王子が最初に抱えたギターはFlying A-V(Gold/Silver)。
♪ドドダダドドダダドドダダドドダダ…
太郎さんのドラムに続いて、王子のギター…
わっ!ヤッタ!“JOURNEY”だ!。
イントロのリズムに合わせて、ステージ前方に炎がボワッ!ボワッ!と立ちのぼる。
ヤバイ。1曲目からこれはヤバイ。
ノドの調子が悪いので、今日は自粛しておとなしくしていようと思っていたのに
条件反射で「カモン!ゴアヘッ!リヴ!アン!レッダイ!」と
思いっ切りシャウトしてしまったではないか(^o^;(^o^;(^o^;。
後奏では、王子がスライドバーを投げ捨てるところをガン見。
う〜ん、かっちょえぇ〜〜〜(*^^*)。
その、かっちょぇぇ〜王子なのだが…この夏も衣装がスゴイ。
全体的にゴールド基調。
腰のあたりに翼が付いているのだけど、それはいわゆる天使の翼ではなく
羽毛の生えていない、ドラゴンのような、翼竜のような、コウモリのような、
つまり骨に皮膜を張ったような、これまたキンキラゴールドの翼。
なに?これは「ひとりキングギドラ」?。
よく見ると尻尾らしきものもぶらさがっている。
それを見るとキングギドラでも悪魔でもコウモリでもないので
やっぱりこれは…ドラゴンをイメージしているのだろうか。
でも衣装の前身頃の胸の部分にはなぜかライオンの顔が2つ(^^;。
うーむ、よくわからん(笑)。
しかも翼の開き具合が微妙…というか中途半端。
開ききっているわけでもなく、閉じきっているわけでもない。
これはもしかしたら途中でバッ!と開くとか、
なにかビックリするような仕掛けがあるのだろうか???
(結果的にはそういう仕掛けは何もなかった…(・_・))。
2曲目は“CRIMSON KISS”。
王子は早くもギターチェンジ。Metal White Cross-Tに。
「レッツダ〜ンス!」という王子のシャウトで、今度は花火がパーン!と上がる。
(ビックリしたなぁもぉ!)。
チーフ人口も結構多く、さすがみなさん準備がいい。
3曲目、これはビックリ!とっても久しぶりの“Shout”。
王子のギターはMetal White Cross-Tのまま。
幸ちゃんはハンドマイクを持って、花道へ。
生で聴くのがあんまり久しぶりなので、拳を上げるタイミングなど
すっかり忘れているんじゃないかと思ったけれど
意外に体が憶えていて楽しかった。
2コーラス目のサビの「♪少女B〜」で
幸ちゃんが客席のあちこちを指差すのがツボだった。
4曲目は、耳慣れた“サファイアの瞳”。
前の曲とは打って変わって安心感(笑)。
王子のギターは引き続きMetal White Cross-T。
「♪ま〜よなかの〜Yokohama City Lights」と桜井さんが歌うと
客席から怒濤のような歓声。
この曲のみどころは、なんと言っても間奏。
幸ちゃんのパーカッション、桜井さんのスラップ炸裂のベース、
そして王子のギター。どこを取ってもカッコいい(*^^*)。
そして5曲目“Stand-Up Baby〜愛こそすべて”。
ステージ前方に飛びだしてくる王子。
1コーラス目と2コーラス目の間の短い間奏で
右から左へ、花道をダーーーッッッ!とダッシュする王子。
こちらからは後ろ姿しか見えなかったけど
きっと白いオデコ全開だったに違いない(笑)。
心残りは、足場が狭くてちっともジャンプできなかったこと…。
ここで幸ちゃんの挨拶。
幸「こんばんはー!。さぁ〜2017年、夏フェスタがやってまいりました!。
外は湿気がすごいですが、その湿気を吹き飛ばす勢いで
盛り上がって頂きたいと思います!。
横浜アリーナのセンターのみなさん!(笑)
アリーナのみなさん!
そしてスタンドのみなさん!
最後までよろしくーーー!!!」
曲は“幻想飛行”。
王子のギターはESP STREAM-GT(White)。
続いて“BRIDGED TO THE SUN”。
王子のギターは変わらず白のSTREAMのまま。
歌に入る直前、スラッピングする桜井さんの上半身をモニターに映してくれるのが嬉しい。
なんというか、ファンのツボを心得てますなぁ!そんな感じ。
そして前半最後(と思われる)の曲は“LONG WAY TO FREEDOM”。
またまた王子がステージ前方に飛びだしてくる。
そして左右のモニターには「シリコンブレスを点灯してください」の指令が!。
グリーンのライトに染まる客席。
最後はセンターステージで、王子のシャウト。
王子はそのままセンターステージに。
そしてメインステージにいる幸ちゃんと桜井さんに手招き。
花道を歩いてくる二人をロープで引っ張るようなジェスチャーの王子。
それに応えて、引っ張られるジェスチャーの二人。
センターステージにはマイクスタンドが3本立てられて
王子はTerry’s Terry No.84を抱える。…あの衣装のままで(^m^)。
ちなみにアタシの席からセンターステージを観た場合
横並びのメンバーをほとんど真横から観るような感じ。
手前の王子に隠れて、幸ちゃんと桜井さんのことはあまりよく見えない。
「それではせっかく椅子がありますから、どうぞここはお座り頂いて…」
と、幸ちゃんがオーディエンスに着席を促す。
そう言われて、思わずステージの床に座ちゃった桜井さんに
「アンタが座っちゃダメでしょ。アンタは立ち仕事!」と幸ちゃん。
まずは簡単にメンバー紹介。
「いつも全力投球の高見沢さん」と「いつも全力飲酒の桜井さん」(笑)。
幸「いつも誰よりも先に楽屋に帰って、
赤いガウン着て酒飲んでるじゃん。タメイキつきながら」
桜「俺が酒飲んで誰かに迷惑掛けたか?」
高「’80年代は迷惑でしたねー」
桜「人のこと言えるのか?」
幸「お互いに(秘密を)握りあってますからね(笑)。
解散したら暴露本が6冊出ますんで。一人2冊ずつ」
高「長持ちの原因はそこか!」
幸「このコーナーは、春フェスタではフォークを歌ってました。
高見沢さんが、アコギの似合わない衣装で。
…今日もアコギが似合わないですねーっ!」
高「坂崎、さっき羽根に触っただろ」
幸「コソッと触った」
高「一瞬動けなくなってアレっ?!って(笑)」
でも、目の前にアレがあったら
触りたくなるのが生物的に正しい反応のような気がする…。
幸「その春フェスタでいろいろ歌ってきましたけど
その中で一番良かったのはやっぱりこれですね…」
王子と幸ちゃんがアコギでイントロを奏で始める。
王子が歌い始めたのはもちろんあの曲。
高「♪まわっる〜…まわるっよ〜…」
まずは替え歌ではなく、ちゃんと歌う王子。
幸ちゃん、「何か」を期待しているオーディエンスに向かって
「なにニヤニヤしてんだよ」と、自分もニヤニヤ。
幸「…ハイ、ガロの“地球はメリーゴーランド”ですけれども
これを桜井でやると…」
高「♪まわっる〜 まわっるっよ〜 枕を乗せっなっがら〜
まわっる〜 まわっるっよ〜 まさるはメリーゴ〜ォラ〜ン…」
ステージの下から飛んできた枕をキャッチした桜井さん。
それを頭上に掲げながらくるくる回転。
その後は、イクラ、マグロ、と続く。
春フェスタの大宮や名古屋の2〜3公演のために作られた
大きなお寿司が再び日の目を浴びてヨカッタ(笑)。
そして何を思ったのか、今度は自らくるくる回りながら歌い始める王子。
(ハラハラするからヤメテ〜〜〜笑)。
更に「今度は2人で回ろう!」と、
幸ちゃんと王子、二人で回りながら歌う。
最後は「3人で回ろう!」ということになり、
と、3人でくるくる周りながら歌う。…なんなのこのバンド(^m^)。
しかも、幸ちゃんだけ回転する方向が他の二人と違うところが
芸が細かい(…芸、なのか?)。
ステージの下では舞台感時の名鏡さんが、
王子のギターのシールドが王子の足に絡まないように一生懸命捌いていたのだけど
その甲斐も虚しく、シールドは「あれ?あれ?」という王子の脚に絡まるのだった(^^;。
…とりあえず転ばなくてヨカッタ。
幸「ここではコピーモノをやろうと思っていますが、
今日は完コピで、太郎がボンゴを叩きますんで。
アメリカというバンドの、デビューアルバムの1曲目に入っている曲です。
“Riverside”」
わ〜ヤッタ〜。名古屋に引き続きまた聴けるとは!。
近年の夏イベの中盤というと、
ビクター時代の曲を演奏するのが定番になりつつあったけど
こういうコピーものもいいなぁと思う。
しかも普段あんまりやらないヤツ。
次の曲は、桜井さんが「この夏一番ロックなこの曲をお送りしましょう」と紹介。
えっ?!なんだろう??。さっき座ったばかりなのに、もう立つの?。
王子のギター(Relish Snow Jane)によるイントロ…なんだこれは?。
ロックな曲に相応しく、メインステージの逆三角形のセットが
カラフルに光り始める…。
「♪ハーッ!ハーハ ハッハー!」
こここここれはーーーーっっっ!!!(≧▽≦)
「♪ハッピーライフ ハッピーホーム タマホーム…」
出たーーー!!!タマホームの“ハッピーソング”!。
「♪ハッピーライフ ハッピーホーーーーーーム…」
高「週末は横浜アリーナへ!」
「♪タマホームーーーー」
短いイントロとスペシャルなナレーション、更に後奏までくっついた豪華(?)バージョン。
まさか生で聴けるとはー!。
客席のオーディエンスは拍手喝采大盛り上がり。
そんな中、畳み掛けるように今度は幸ちゃんが曲紹介。
幸「それでは夏にピッタリのメタルな曲をお届けしましょう!」
もうその手には乗らないぞ〜。
そんなこと言って、今度はきっとド・フォークなんでしょ!と思っていたら
始まったのは“君はパラダイス”。
これも夏イベならでは!、という感じ。
再びシリコンブレス点灯の指示。
一通り歌うと、王子が喋り始める…
高「近頃はこの歌もやりづらくなっていますが…
今日はアンケートを採ってみたいと思います。
…山口県から来た人!」
客「(^o^)/ハーイ」
と、山口県から来た方々が応えると、すかさず歌う3人。
♪シャンラランラやりたいよ〜おお〜おお〜
シャンラランラやまぐちけーーーん…
「文法的におかしいだろ」と言いながら、沖縄県、埼玉県と続ける。
高「桜井は、どこか聞いてみたいところある?」
桜「大雨で大変だったと思いますけど…大分県。
大変な中で、来てくださった方いらっしゃいますか?」
幸「おっ、さすがですねぇ桜井さん」
高「大分県から来た方!」
客「(^o^)/ハーイ」
客「(拍手)」
桜「あちこちぶつけてオ〜イタい!」
幸「それが言いたかったのか!(笑)」
♪シャンラランララやりたいよ〜おお〜おお〜
シャンラランララおおいたけーーーん…
高「それじゃ最後です!」
♪シャンラランララやりたいよ〜おお〜おお〜
シャンラランララだれでもいーーーー…
“君パラ”が終わると雰囲気は一転。
場内にはザザーーー…という波の音のSEが流れ始める。
王子のギターはFA-V(Red/Black)だ。
始まったのは“真夏のストレンジャー”。
うわーーー!!!イイ!。
今日のセットリスト、個人的には凄くイイ!。
この曲のライティングもとってもシブい。
赤とブルーグリーンがなにやら妖しい雰囲気を醸し出す。
円形のセンターステージ上で歌う3人の頭上で
細くなったり広がったりするブルーのライトも印象的だった。
幸ちゃんがアコギを奏で始める。
最初アドリブっぽい感じだったのが、“Over Drive”のイントロへと変化。
ここから“夢よ急げ”という、王道の展開。
桜井さんはセンターステージに残り、王子は右、幸ちゃんは左の花道へ移動。
今年の春の名古屋ファイナルで聴いた“夢よ急げ”が頭をよぎり
「♪い〜くつもぉの…」のところでは、やっぱり今日もウルッときてしまった。
曲が終わると、3人はメインステージの定位置に。
ここで王子のMC。
高「ハイ、どーもありがとー。
昨日まで晴れていたのに、今日に限って雨…。
理由はわかっているんです。誰のせいかわかっているんです。
彼とのロケはいつも雨でした。
今日は、この男が観にきてくれています。堂本光一!!」
客「えぇーーーっ」「きゃーーーっ!」「おぉ〜〜〜!」
そして「どこにいるの?どこにいるの?」と
光一くんの姿をさがすオーディエンス…そこに幸ちゃんが一喝。
幸「キョロキョロしない!」
高「僕は彼のせいで、一生高飛車には乗れません」
高飛車の年齢制限は、最近になって64歳まで引き上げられたことを
王子はまだご存知ないのだろうか…(^^;。
残された時間は8ヶ月…。
誰か早く教えてあげて〜と思ったのはアタシだけではないはず(笑)。
高「アルフィーは今年でデビュー44年目になります。
その中でずっと続けてきたことがあります。
春のツアーと秋のツアー、これはずっと続けてきました。
これは、この先もずっと続けて行きたいと思っています」
そして「長く続けてきたこと」として
30年続けてきた大阪国際女子マラソンのイメージソングを挙げ、
曲は“創造への楔”へ。
春フェスタでは演奏されなかった“創造への楔”がついに!。
初めてライブで聴くのにもかかわらず、なんだか自然に拳が上がる。
なんてノリやすい曲なんだ!(笑)。
ちなみに、ここで王子が使用していたギターが初めて観るものだった。
トラ目の美しいブラウンのボディ。
ネックにはなにやらゴテゴテとインレイが施されているが
何の模様になっているのかはわからない。
ダブルカッタウェイのボディから、
ちょっと前に出た雑誌「Player」で話していた《俺用》のSNAPPERかと思っていた。
へぇ〜こんなシブいの作ったんだ!と。
が、8月3日にオンエアされたフジテレビ『うたの夏まつり』で
王子が加山雄三さんのバックでこのギターを弾いているのをじっくり観察し
どうやらこれはESPの2015年のExhibition Limitedで
AMOROUS-CTM-FR GK-081というギターらしいことが判明。
ゴテゴテしたネックのインレイは桜をイメージしたものらしい。
15曲目は、桜井さんのベースからスタート。
そこにただすけくんのオルガンが加わり、王子のギターのリフ!。
“真夜中を突っ走れ!”。
“真夜中〜”が終わり、ただすけくんのキーボードで次の曲へと繋いでいく。
まだなんの曲なのか分からない。何が出てくるんだろう?とワクワクする。
答えは…“AUBE〜新しい夜明け”。
王子のギターはFlying Angel Fantasia。
歌に入る直前だったか、イントロの序盤だったか、
ドットイメージがステージ上方に北斗七星を象って
一瞬のうちにスーッと上昇しながら消えていった。
ほんとに一瞬の出来事だが、とっても印象に残る演出だった。
3コーラスめの「♪茜さす…」の部分では
ドットイメージが今度は3羽の鳥が羽ばたいている様を表現。
しかしこれもサビに入る直前に、スーッと上昇しながら
形を崩して消えていく。これも綺麗だった〜。
そして次の曲は“Brave Love〜Galaxy Express 999”。
王子のギターは引き続きFantasia。
実を言うと、え?なにゆえここでこの曲?!…と思ってしまったことは超小声。
(意見には個人差があります)。
そして(おそらく)本編ラスト…
“あなたに贈る愛の歌”。
王子のギターは…1958年製のレスポール・カスタム。
星空のように瞬くドットイメージが美しい。
春フェスタの時よりも、若干王子のギターの手数が増えたかな?という印象。
そしてなんと言っても心に沁みるのは
顎を上げて叫ぶように歌う「♪(愛の歌に)乗せ てぇー!!!」と
それとは対照的に、静かに空気に溶け込んでいくような
「♪(Love Song for)You〜〜〜…」である。
間奏の最後のトリルも良かったなぁ〜…(*^^*)。
ここで本編終了。
最初のアンコールはカンレキーズのコーナー。
3人の衣装は、夏フェスタ用に誂えたサイケな柄のミリタリー。
(デザインは赤や白のミリタリーと同じだが、生地がサイケな柄物)。
パンツの色は3人ともブルーだが、その形は三人三様。
桜井さんは普通のスラックスタイプ、幸ちゃんはスリム、王子はフレア。
王子のギターはPsychedelic SGだけれども
サイケデリックな衣装と同化して、ギターの派手さが目立たない(^^;。
まずは、去年の秋ツアー同様“Around and Around”から
モンキーズの替え歌の“Theme from The KanLeKeeZ”。
そして春フェスタで大いに盛り上がった“エメラルドの伝説”。
センターステージに出てきて歌う王子。
「♪緑〜の水に〜口づ〜け〜る〜…」では、
1コーラス目2コーラス目共に、すかさず両手を床に付き
両足を伸ばして腕立て伏せ(^m^)。
左右のモニタにはその姿が大きく映し出され、場内大ウケ。
…いつのまにかこんな風に笑いを取る歌になってしまった(^^;。
ここで幸ちゃんと桜井さんは一旦ステージから姿を消し
センターステージに残った王子のMC…だっただろうか。
高「今回は夏フェスタ用に、サイケなミリタリーを作ってみました。
カンレキーズの衣装は、これでなんと5着目です」
そこで、これまでのカンレキーズの衣装を
ファッションショーで振り返って見ましょうということに。
見開き型のクリップボードを手に、衣装の解説を読み上げる王子。
高「まずは赤のミリタリー。赤はミリタリーの基本です」
メインステージから、気取ったモデル歩きで現れたのは
赤いミリタリー姿の幸ちゃん。
手には夏フェスタのグッズである《フライドパスタスナック「エレキな恋人」》。
センターステージで、ポーズをキメてから
再びメインステージを帰っていく幸ちゃん。
モデル歩きが意外とサマになっている。
高「続いては青のミリタリー。
青は、顔の大きい方でも引き締まって見えるのが特徴です」
今度は青いミリタリー姿の桜井さんが登場。
高「モデルさんが持っているのは、夏フェスタのイベントバッグです。
アイスクリームのイラストがプリントされています」
桜井さんのモデル歩きもカッコいい(^m^)。
イベントバッグを手に、颯爽とメインステージに戻って行く。
高「続いて次は、今年の春フェスタで初登場した爽やかな白のミリタリー。
白は、小柄な方でも膨張して大きく見えます。
モデルさんが持っているのは《夏フェスタ フルーツジュレ》です」
白いミリタリーのモデルは幸ちゃん。
高「大丈夫?。息、切れてない?(笑)。
モデルさん、どこから来たんですか?」
幸「オゥ…パリ〜」
高「パリ?!。パリのどこ?!」
幸「エヒメ〜。ボンジュール…ポンジュース…」
高「ポンジュース?!」
幸「って、違うだろ!違うだろーーー!!!。このハ◯ーーー!」
「◯=ゲ」の部分には、ピー音が(^^;。
幸「このハ◯ーーー!。この、ハ◯ーーー!!!。
…そんなつもりじゃなかったの〜そんなつもりじゃなかったの〜」
高「おまえ、YouTubeの見すぎ!(笑)」
高「さぁ、最後はエメラルドグリーンです。
去年の武道館で堺正章さんと共演しました…」
ところがーーーー!!!
ステージに現れたのは、エメラルドグリーンのミリタリーではなく
赤いチャイナドレスに身を包み、ピンクの羽扇子を持った桜井さんが登場。
チャイナドレス以上に笑撃だったのが、おだんご風の髪飾り。
頭の左右両側に、チャイナドレスと同じ生地で出来た真ん丸のおだんごカバー!(爆)。
そこから細いリボンが下に垂れ下がって…なんつーか…コワ…いや、カワイイ。
チャイナドレスの人の名前はマサルンルン。
お店は中華街の裏の方にあって、お店の名前はヨースイロー(用水路)。
高「得意な料理はなんなの?」
桜「得意な料理はねー、青椒肉絲(チンジャオロースー)。
肉が薄くて、炒めるとチチンジャオロースー(=縮んじゃおろーすー)」
うまい!。
桜「…初日から何やらせるんだ!」
高「結構好きでしょ?」
桜「…うん」
高「最近(コスプレが)クセになってるようですから
これから僕がこのクセを伸ばしたいと思います」
桜「あのー、着替えに時間がかかるんでもう帰ってもいいですか?。
(お客さんに向かって)明日、着てこないでねー」
チャイナドレスの上から、ボリボリと尻を掻きながら帰っていく桜井さん。
その後を付いていく白いミリタリーの幸ちゃん。
メインステージに着いたあたりで、後ろから桜井さんのお尻をペロッと触る。
触られて仰け反る桜井さん(^^;。
サイケなミリタリーに着替えて戻ってきた桜井さんと幸ちゃん。
曲は“フリフリ”。
王子のギターはジェフ・ベックモデルの白いストラトキャスター。
高「ホントにごめんねー僕らのワガママに付き合わせて。
買いたくもないペンライト買わせちゃって、高いのに。
しかも1本でもいいのに2本も買ってもらっちゃって(笑)。
でも横浜アリーナで見ると美しいよ!。
みんなほぼ揃ってる。中にはデタラメな人もいましたけど」
あと、ここでは「タイトルが好きなGSの曲」についても話してたかな。
幸ちゃんは“恋をしようぜジェニー”、王子は“恋するまゆみ”、
桜井さんはワイルドワンズの“バラの恋人”。
高「(GSの曲は)“ナントカ天国”っていうのも多かったですね。
クーガーズの“テクテク天国”、
ウォーカーブラザーズの“ダンス天国”っていうのもあったんですが
あとはカーナビーツの“てるてる天国”。
こうなるともうなんのことだかわかりませんね」
高「さぁー、それじゃぁ《LOVE♥LOVE LIGHT》で
ピカピカカンレキーズと踊ろうー!」
王子のギターはジェフ・ベックモデルのまま、
“Dancing 60's”、
続けて、“エレキな恋人”。
夏フェスタの数週間前にオフィシャルサイトなどで
“エレキな恋人”の振り付け動画が公開されたのだが、
オーディエンスのみなさん、短期間でよく練習してこられたようだ。
…と、まるで他人事のように書いてるアタシは
例によってサビのとこだけなんとなく覚えてテキトーに踊った(^^;ゞ。
アタシ自身は《LOVE♥LOVE LIGHT》は持たないけれど
横浜アリーナで1万2千人近い人々がこれを1個ないし2個持って踊るサマは
確かになかなか壮観であった。
1回目のアンコールのラストは“星空のディスタンス”。
暗闇の中、王子のUltimate Archangelが浮かび上がる。
イントロの「♪Baby Come Back!」のあと、
イントロのきっかけと共にテープが発射!。
ひらひらくるくる舞い降りてくる様子が綺麗だった。
会場が広いと迫力も違う。
曲が終わった後の、王子のシャウト
「どーもありがとーーーっ!!!」にシビレた。
夏フェスタ初日もいよいよ大詰め…
今年も去年みたいに、何か上から降ってくる仕掛けがあったりするのだろうか。
フと頭上を見上げてみると、むむ?なんだあれは。
何かが入っていると思われる、膨れあがった大きな黒い袋が
天井からぶらさがっているではないか。
でこぼことしたその形状から察するに、さては…風船?。
…なんだか神戸でのカウントダウンを思い出すなぁ。
2回目のアンコールは、メンバー紹介から。
王子のギターはFA-V(Pink/White)。
高「ドラムス、吉田太郎ーーー!!!。
キーボード、…誰だっけ?」
た「(ノ_<。)」
高「…ただすけーーー!!!(笑)。
WE ARE THE ALFEEーーー!!!
さぁー、今年、第、29回目の!!
“SWEAT & TEARS” !!!」
(↑スェッタンティアーーーーズ!!!とお読み下さい)」
天井からぶらさがった黒い袋がパッと開いて
色とりどりの風船が客席に降り注ぐ。
ウワ〜オ、なんて夢のある演出なんだろう!。
テープよりもかなり広範囲にわたってゆっくりと降りてくる。
目の前に落ちてきたグリーンの風船を思わずキャッチしたが
気が付くと足元は風船だらけ(^^;(^^;(^^;。
後奏で、3人がセンターステージにやってきてヘドバンをする場面では
メインステージの前方からシューシューと物凄い勢いでスモークが吹き出し始め
その見た目も凄かったが、とにかくシューッ!シューッ!という音が凄かった(^o^;。
ここで、若干息切れ気味の王子のMC。
なんだかオーディエンスのみなさん、手に取った風船の処理に追われて
落ち着かない中での最後のMCになってしまった感がないではない(^^;。
MCの内容を掻い摘まむとこんな感じ…
・今年の夏でTHE ALFEEは44年目。
長かった気もするし、あっと言う間だったという気もする。
・膨大な時間の流れの中で、街も、人も、環境も変わったけれど
流れゆく時代の中で変わらないのは、自分達がここ(ステージの上)でやっているということ。
・これからも歌を通じて、いろんな思いをみんなと共に分かち合っていきたい。
・自分達には、時代を掴んだという実感はない。
常に時代の5番手、6番手。たまに3番手くらいになることもあったけど。
・変わってゆく時代の中で自分達が掴んだものは、継続していく力。
高「今日の、夏フェスタ初日の最後に、
ライブハウス時代からずっとやってきて、
時代と共に姿を変え、形を変え、
生き残ってきたこの曲を贈りたいと思います…」
幸ちゃんのアコギのイントロで始まったのは
“SAVED BY THE LOVE SONG”。
おそらくこれが今日のオーラスだろう。
王子のギターは再びESP AMOROUS-CTM-FR GK-081。
「♪心のままに 生きて ゆくさーーーー あーーーー…」
の後のサビで転調するところに思わずグッときた(ノ_<。)。
全方向のオーディエンスに向かって手を振り頭を下げるメンバーを見送り
さぁ、帰ろうと思ったら横一列足元が風船だらけ(^^;。
しかもみなさんそれをしぼませる作業に没頭していて通路に出られない(笑)。
「スイマセ〜ン…」となんとか通らせていただいて、
外に出ると…まだ雨が降っている(-_-;。
地下鉄の駅に着いてから、
ホームでようやくびしょ濡れの風船の空気を抜いたのだけど
シュゥゥゥ〜と萎んでいく風船を見ていたら、
なんだか妙に寂しい気持ちになって急に現実に引き戻された気がした(笑)。
雨の中、自宅に戻り夕飯を摂るが…
うーーーー、喉の痛みが悪化している(T^T)。
体も熱っぽい気が…。
なんだか電池切れ寸前…。
明日、ダイジョブなのか?!自分!。
《TO BE CONTINUED…夏フェスタ二日目に続く》
夏フェスタの2日前の木曜日から、どうもノドの奥の方に違和感を感じ始め
金曜日には「ん?ノド痛いかも?」という感じだったので
転ばぬ先の風邪薬を飲んでみたが、良くなる気配がなく
これは久しぶりの「ヤバイ痛さ」=本格的な風邪の予感。
これはヤバイ。実にヤバい…と思いながら迎えた7月29日の朝…。
ノドは物凄く痛いわけではないが、物凄く違和感はある(・・;)。
そしてなんとなく体が熱っぽいような気もしないではない。
ここで体温を測って、熱があることがわかると気が弱るので(^^;ゞ
あえてここは測らずに、遅い朝御飯を食べたら市販の風邪薬を飲んで
開場前の先行販売でグッズを買うために家を出た。
販売開始が正午からなので、昨年同様11時30分くらいに現地到着。
前回は横浜アリーナの正面玄関に向かって右側の壁に沿って
列が作られていたので、今回もきっと同じ感じだろうと階段を上がっていったが
あれ?…誰もいない(-“-?。まだそんなに並んでないとか?いやまさか。
列はいったいどこに?…と、
どんどん歩いて行くとようやくそれらしき人影が見えてきた。
なんだよ、せっかく階段上がってきたのに結局降りるのか(-_-;
と、階段を降りていくとそこには思わずクラッとしそうなほどの長蛇の列( ̄口 ̄;)。
ウゲー…と心の中で呟きながら最後尾に。
暑い…物凄く、暑い…(~Q~;)。
並び始めてしばらくは、あまりの暑さで友達にメールを打つことも出来なかった。
並び始めてほどなく「まもなく列を動かしまーす」という係員さんの声。
最初にいたところから少し移動すると、ほんの少しだけれども涼しい。
だがしかし、列は蛇腹状に折り返しているため
しばらくするとまた、さっきの物凄く暑い場所(^^;(^^;(^^;。
そして階段上がって、もうすぐ建物の中に入れる!というところでは
心地良い風が吹いていて、さっきまでいた階段の下とは大違い。
なんでこんなに場所によって暑さが違うんだ?!。
思いのほか列の進みはスムーズで、
並び始めて約30分で建物の中に入ることが出来た。
そこから更に20分くらいで売り場に到達。
DVDパンフの公式・非公式、イベントブック、
フローティングペン、リバーシブルネックストラップ
合計金額ジャスト1万円分を購入。
話題の「夏フェスタWakuWaku♪カプセル」は、
通常のグッズの隣に別の売り場が設けられていて
そんなに並ばすに買えそうだったので、一瞬フラッと行きそうになったが
1個買ったところで欲しいもの(王子のピック)が出るとは思えないので
やっぱりやめた(^o^;。
時刻はまもなく13時。
メモリアルグッズの引換も始まる頃なので
そのまま正面玄関の引換場所へ。
そこで友人と会い「久しぶりー!」と、
家を出てから約2時間半ぶりに声を出したら
自分の声が大変なことになってて自分でビックリ!!!∫(TOT)∫。
朝、自宅を出るときには普通に出ていた声が
ガラガラに擦れておかしなことになっているではないか。
…並んでる間にアタシの体に何が起きた?!。
これは、マジでヤバイ…
でも意外と体は元気なんだよな〜(^o^;。
なんとなく熱っぽくはあるけど。
てなわけで、一旦帰宅して昼ご飯食べて、冷房の効いた部屋で少しまったりして
16時過ぎに再び横浜アリーナへ向かうべく出発。
家を出て空を見上げると、これから自分が向かおうとしている北方向に
物凄く真っ黒な雨雲が!( ̄口 ̄;)。
すかさずお天気アプリを起ち上げて、雨雲レーダーをチェックしてみると
うぉぉぉーーー!!!新横浜に物凄い雨雲が近づいているではないか!。
これは…新横浜に着く頃は土砂降りかも(-_-;。
ちょっと憂鬱な気持ちで横浜市営地下鉄に乗り込む。
新横浜駅に到着し、ドキドキしながら地上に出ると…
やっぱり降ってるーーー(T^T)。
ハァー面倒臭いと思いながら折りたたみ傘を開いて横浜アリーナへ。
ただそれでもアタシはまだラッキーだったようだ。
アリーナの中に入ってすぐ、ロビーで待っててくれた友達と話していたら
あっと言う間に外は土砂降り。物凄い土砂降り。
まさにバケツをひっくり返したような、土砂降り。
あと1本遅い地下鉄に乗っていたら、ずぶ濡れになっていたことだろう。
友人と別れて自分の席へ向かう。
本日の座席:アリーナA A3扉 A6列30番台。
きっと物凄い端っこで、ステージを真横から観るような感じかも…と
あまり期待はしていなかったのだけど、実際に着席してみると
それほど端っこではなく、それでいて思いのほかステージは遠くなかった。
そして、アリーナとはいえ5列目くらいまでは
センター席と同じくらいの目線の高さ。
6列目はそこよりも少しだけ高くなっているので、気分は3割くらいセンター席(^^;ゞ。
場内に流れているのはクラシックの楽曲で
春フェスタを彷彿とさせる。
開演予定時刻の18時になったところで「まもなく開演」のアナウンス。
どこかからともなく手拍子が湧き起こる。
それまで流れていたクラシックの曲が一旦終わるたびに
手拍子が大きくなるが、また次の曲が始まるとシュ〜↓と小さくなる(^^;。
そんなことが2〜3回繰り返されてるうちに18時8分…。
最後に時計を見たのがこの時間だったから、
この数分後には客電が消えて、SEが流れ始めたと思われる。
ビートの効いたイントロ…
ステージの前には無数のドットイメージが緩やかなアーチを描いている。
最初、ブルー系だったのが赤系に変わり
やがて3つの「A」に形を変える。
SE後半、王子のギターが加わるのだがこれがいちいちカッコいい。
(そして心なしか、今回のSEは長い…気がする)。
ステージを覆っていた大きな幕がパッと下に落ち、
オーディエンスの大歓声が起こる。
メンバーはどこから出てくるのだろう?と
ステージの方ばかり注目していたら、なんとステージ天井方向から
白い翼の生えたゴンドラに乗って現れた。
ささささ桜井さん大丈夫?!(◎_◎)。
…オーディエンスの多くがそう思ったに違いない(^^;。
無事にステージに着地して、
それぞれの立ち位置に向かって行くメンバー。
王子が最初に抱えたギターはFlying A-V(Gold/Silver)。
♪ドドダダドドダダドドダダドドダダ…
太郎さんのドラムに続いて、王子のギター…
わっ!ヤッタ!“JOURNEY”だ!。
イントロのリズムに合わせて、ステージ前方に炎がボワッ!ボワッ!と立ちのぼる。
ヤバイ。1曲目からこれはヤバイ。
ノドの調子が悪いので、今日は自粛しておとなしくしていようと思っていたのに
条件反射で「カモン!ゴアヘッ!リヴ!アン!レッダイ!」と
思いっ切りシャウトしてしまったではないか(^o^;(^o^;(^o^;。
後奏では、王子がスライドバーを投げ捨てるところをガン見。
う〜ん、かっちょえぇ〜〜〜(*^^*)。
その、かっちょぇぇ〜王子なのだが…この夏も衣装がスゴイ。
全体的にゴールド基調。
腰のあたりに翼が付いているのだけど、それはいわゆる天使の翼ではなく
羽毛の生えていない、ドラゴンのような、翼竜のような、コウモリのような、
つまり骨に皮膜を張ったような、これまたキンキラゴールドの翼。
なに?これは「ひとりキングギドラ」?。
よく見ると尻尾らしきものもぶらさがっている。
それを見るとキングギドラでも悪魔でもコウモリでもないので
やっぱりこれは…ドラゴンをイメージしているのだろうか。
でも衣装の前身頃の胸の部分にはなぜかライオンの顔が2つ(^^;。
うーむ、よくわからん(笑)。
しかも翼の開き具合が微妙…というか中途半端。
開ききっているわけでもなく、閉じきっているわけでもない。
これはもしかしたら途中でバッ!と開くとか、
なにかビックリするような仕掛けがあるのだろうか???
(結果的にはそういう仕掛けは何もなかった…(・_・))。
2曲目は“CRIMSON KISS”。
王子は早くもギターチェンジ。Metal White Cross-Tに。
「レッツダ〜ンス!」という王子のシャウトで、今度は花火がパーン!と上がる。
(ビックリしたなぁもぉ!)。
チーフ人口も結構多く、さすがみなさん準備がいい。
3曲目、これはビックリ!とっても久しぶりの“Shout”。
王子のギターはMetal White Cross-Tのまま。
幸ちゃんはハンドマイクを持って、花道へ。
生で聴くのがあんまり久しぶりなので、拳を上げるタイミングなど
すっかり忘れているんじゃないかと思ったけれど
意外に体が憶えていて楽しかった。
2コーラス目のサビの「♪少女B〜」で
幸ちゃんが客席のあちこちを指差すのがツボだった。
4曲目は、耳慣れた“サファイアの瞳”。
前の曲とは打って変わって安心感(笑)。
王子のギターは引き続きMetal White Cross-T。
「♪ま〜よなかの〜Yokohama City Lights」と桜井さんが歌うと
客席から怒濤のような歓声。
この曲のみどころは、なんと言っても間奏。
幸ちゃんのパーカッション、桜井さんのスラップ炸裂のベース、
そして王子のギター。どこを取ってもカッコいい(*^^*)。
そして5曲目“Stand-Up Baby〜愛こそすべて”。
ステージ前方に飛びだしてくる王子。
1コーラス目と2コーラス目の間の短い間奏で
右から左へ、花道をダーーーッッッ!とダッシュする王子。
こちらからは後ろ姿しか見えなかったけど
きっと白いオデコ全開だったに違いない(笑)。
心残りは、足場が狭くてちっともジャンプできなかったこと…。
ここで幸ちゃんの挨拶。
幸「こんばんはー!。さぁ〜2017年、夏フェスタがやってまいりました!。
外は湿気がすごいですが、その湿気を吹き飛ばす勢いで
盛り上がって頂きたいと思います!。
横浜アリーナのセンターのみなさん!(笑)
アリーナのみなさん!
そしてスタンドのみなさん!
最後までよろしくーーー!!!」
曲は“幻想飛行”。
王子のギターはESP STREAM-GT(White)。
続いて“BRIDGED TO THE SUN”。
王子のギターは変わらず白のSTREAMのまま。
歌に入る直前、スラッピングする桜井さんの上半身をモニターに映してくれるのが嬉しい。
なんというか、ファンのツボを心得てますなぁ!そんな感じ。
そして前半最後(と思われる)の曲は“LONG WAY TO FREEDOM”。
またまた王子がステージ前方に飛びだしてくる。
そして左右のモニターには「シリコンブレスを点灯してください」の指令が!。
グリーンのライトに染まる客席。
最後はセンターステージで、王子のシャウト。
王子はそのままセンターステージに。
そしてメインステージにいる幸ちゃんと桜井さんに手招き。
花道を歩いてくる二人をロープで引っ張るようなジェスチャーの王子。
それに応えて、引っ張られるジェスチャーの二人。
センターステージにはマイクスタンドが3本立てられて
王子はTerry’s Terry No.84を抱える。…あの衣装のままで(^m^)。
ちなみにアタシの席からセンターステージを観た場合
横並びのメンバーをほとんど真横から観るような感じ。
手前の王子に隠れて、幸ちゃんと桜井さんのことはあまりよく見えない。
「それではせっかく椅子がありますから、どうぞここはお座り頂いて…」
と、幸ちゃんがオーディエンスに着席を促す。
そう言われて、思わずステージの床に座ちゃった桜井さんに
「アンタが座っちゃダメでしょ。アンタは立ち仕事!」と幸ちゃん。
まずは簡単にメンバー紹介。
「いつも全力投球の高見沢さん」と「いつも全力飲酒の桜井さん」(笑)。
幸「いつも誰よりも先に楽屋に帰って、
赤いガウン着て酒飲んでるじゃん。タメイキつきながら」
桜「俺が酒飲んで誰かに迷惑掛けたか?」
高「’80年代は迷惑でしたねー」
桜「人のこと言えるのか?」
幸「お互いに(秘密を)握りあってますからね(笑)。
解散したら暴露本が6冊出ますんで。一人2冊ずつ」
高「長持ちの原因はそこか!」
幸「このコーナーは、春フェスタではフォークを歌ってました。
高見沢さんが、アコギの似合わない衣装で。
…今日もアコギが似合わないですねーっ!」
高「坂崎、さっき羽根に触っただろ」
幸「コソッと触った」
高「一瞬動けなくなってアレっ?!って(笑)」
でも、目の前にアレがあったら
触りたくなるのが生物的に正しい反応のような気がする…。
幸「その春フェスタでいろいろ歌ってきましたけど
その中で一番良かったのはやっぱりこれですね…」
王子と幸ちゃんがアコギでイントロを奏で始める。
王子が歌い始めたのはもちろんあの曲。
高「♪まわっる〜…まわるっよ〜…」
まずは替え歌ではなく、ちゃんと歌う王子。
幸ちゃん、「何か」を期待しているオーディエンスに向かって
「なにニヤニヤしてんだよ」と、自分もニヤニヤ。
幸「…ハイ、ガロの“地球はメリーゴーランド”ですけれども
これを桜井でやると…」
高「♪まわっる〜 まわっるっよ〜 枕を乗せっなっがら〜
まわっる〜 まわっるっよ〜 まさるはメリーゴ〜ォラ〜ン…」
ステージの下から飛んできた枕をキャッチした桜井さん。
それを頭上に掲げながらくるくる回転。
その後は、イクラ、マグロ、と続く。
春フェスタの大宮や名古屋の2〜3公演のために作られた
大きなお寿司が再び日の目を浴びてヨカッタ(笑)。
そして何を思ったのか、今度は自らくるくる回りながら歌い始める王子。
(ハラハラするからヤメテ〜〜〜笑)。
更に「今度は2人で回ろう!」と、
幸ちゃんと王子、二人で回りながら歌う。
最後は「3人で回ろう!」ということになり、
と、3人でくるくる周りながら歌う。…なんなのこのバンド(^m^)。
しかも、幸ちゃんだけ回転する方向が他の二人と違うところが
芸が細かい(…芸、なのか?)。
ステージの下では舞台感時の名鏡さんが、
王子のギターのシールドが王子の足に絡まないように一生懸命捌いていたのだけど
その甲斐も虚しく、シールドは「あれ?あれ?」という王子の脚に絡まるのだった(^^;。
…とりあえず転ばなくてヨカッタ。
幸「ここではコピーモノをやろうと思っていますが、
今日は完コピで、太郎がボンゴを叩きますんで。
アメリカというバンドの、デビューアルバムの1曲目に入っている曲です。
“Riverside”」
わ〜ヤッタ〜。名古屋に引き続きまた聴けるとは!。
近年の夏イベの中盤というと、
ビクター時代の曲を演奏するのが定番になりつつあったけど
こういうコピーものもいいなぁと思う。
しかも普段あんまりやらないヤツ。
次の曲は、桜井さんが「この夏一番ロックなこの曲をお送りしましょう」と紹介。
えっ?!なんだろう??。さっき座ったばかりなのに、もう立つの?。
王子のギター(Relish Snow Jane)によるイントロ…なんだこれは?。
ロックな曲に相応しく、メインステージの逆三角形のセットが
カラフルに光り始める…。
「♪ハーッ!ハーハ ハッハー!」
こここここれはーーーーっっっ!!!(≧▽≦)
「♪ハッピーライフ ハッピーホーム タマホーム…」
出たーーー!!!タマホームの“ハッピーソング”!。
「♪ハッピーライフ ハッピーホーーーーーーム…」
高「週末は横浜アリーナへ!」
「♪タマホームーーーー」
短いイントロとスペシャルなナレーション、更に後奏までくっついた豪華(?)バージョン。
まさか生で聴けるとはー!。
客席のオーディエンスは拍手喝采大盛り上がり。
そんな中、畳み掛けるように今度は幸ちゃんが曲紹介。
幸「それでは夏にピッタリのメタルな曲をお届けしましょう!」
もうその手には乗らないぞ〜。
そんなこと言って、今度はきっとド・フォークなんでしょ!と思っていたら
始まったのは“君はパラダイス”。
これも夏イベならでは!、という感じ。
再びシリコンブレス点灯の指示。
一通り歌うと、王子が喋り始める…
高「近頃はこの歌もやりづらくなっていますが…
今日はアンケートを採ってみたいと思います。
…山口県から来た人!」
客「(^o^)/ハーイ」
と、山口県から来た方々が応えると、すかさず歌う3人。
♪シャンラランラやりたいよ〜おお〜おお〜
シャンラランラやまぐちけーーーん…
「文法的におかしいだろ」と言いながら、沖縄県、埼玉県と続ける。
高「桜井は、どこか聞いてみたいところある?」
桜「大雨で大変だったと思いますけど…大分県。
大変な中で、来てくださった方いらっしゃいますか?」
幸「おっ、さすがですねぇ桜井さん」
高「大分県から来た方!」
客「(^o^)/ハーイ」
客「(拍手)」
桜「あちこちぶつけてオ〜イタい!」
幸「それが言いたかったのか!(笑)」
♪シャンラランララやりたいよ〜おお〜おお〜
シャンラランララおおいたけーーーん…
高「それじゃ最後です!」
♪シャンラランララやりたいよ〜おお〜おお〜
シャンラランララだれでもいーーーー…
“君パラ”が終わると雰囲気は一転。
場内にはザザーーー…という波の音のSEが流れ始める。
王子のギターはFA-V(Red/Black)だ。
始まったのは“真夏のストレンジャー”。
うわーーー!!!イイ!。
今日のセットリスト、個人的には凄くイイ!。
この曲のライティングもとってもシブい。
赤とブルーグリーンがなにやら妖しい雰囲気を醸し出す。
円形のセンターステージ上で歌う3人の頭上で
細くなったり広がったりするブルーのライトも印象的だった。
幸ちゃんがアコギを奏で始める。
最初アドリブっぽい感じだったのが、“Over Drive”のイントロへと変化。
ここから“夢よ急げ”という、王道の展開。
桜井さんはセンターステージに残り、王子は右、幸ちゃんは左の花道へ移動。
今年の春の名古屋ファイナルで聴いた“夢よ急げ”が頭をよぎり
「♪い〜くつもぉの…」のところでは、やっぱり今日もウルッときてしまった。
曲が終わると、3人はメインステージの定位置に。
ここで王子のMC。
高「ハイ、どーもありがとー。
昨日まで晴れていたのに、今日に限って雨…。
理由はわかっているんです。誰のせいかわかっているんです。
彼とのロケはいつも雨でした。
今日は、この男が観にきてくれています。堂本光一!!」
客「えぇーーーっ」「きゃーーーっ!」「おぉ〜〜〜!」
そして「どこにいるの?どこにいるの?」と
光一くんの姿をさがすオーディエンス…そこに幸ちゃんが一喝。
幸「キョロキョロしない!」
高「僕は彼のせいで、一生高飛車には乗れません」
高飛車の年齢制限は、最近になって64歳まで引き上げられたことを
王子はまだご存知ないのだろうか…(^^;。
残された時間は8ヶ月…。
誰か早く教えてあげて〜と思ったのはアタシだけではないはず(笑)。
高「アルフィーは今年でデビュー44年目になります。
その中でずっと続けてきたことがあります。
春のツアーと秋のツアー、これはずっと続けてきました。
これは、この先もずっと続けて行きたいと思っています」
そして「長く続けてきたこと」として
30年続けてきた大阪国際女子マラソンのイメージソングを挙げ、
曲は“創造への楔”へ。
春フェスタでは演奏されなかった“創造への楔”がついに!。
初めてライブで聴くのにもかかわらず、なんだか自然に拳が上がる。
なんてノリやすい曲なんだ!(笑)。
ちなみに、ここで王子が使用していたギターが初めて観るものだった。
トラ目の美しいブラウンのボディ。
ネックにはなにやらゴテゴテとインレイが施されているが
何の模様になっているのかはわからない。
ダブルカッタウェイのボディから、
ちょっと前に出た雑誌「Player」で話していた《俺用》のSNAPPERかと思っていた。
へぇ〜こんなシブいの作ったんだ!と。
が、8月3日にオンエアされたフジテレビ『うたの夏まつり』で
王子が加山雄三さんのバックでこのギターを弾いているのをじっくり観察し
どうやらこれはESPの2015年のExhibition Limitedで
AMOROUS-CTM-FR GK-081というギターらしいことが判明。
ゴテゴテしたネックのインレイは桜をイメージしたものらしい。
15曲目は、桜井さんのベースからスタート。
そこにただすけくんのオルガンが加わり、王子のギターのリフ!。
“真夜中を突っ走れ!”。
“真夜中〜”が終わり、ただすけくんのキーボードで次の曲へと繋いでいく。
まだなんの曲なのか分からない。何が出てくるんだろう?とワクワクする。
答えは…“AUBE〜新しい夜明け”。
王子のギターはFlying Angel Fantasia。
歌に入る直前だったか、イントロの序盤だったか、
ドットイメージがステージ上方に北斗七星を象って
一瞬のうちにスーッと上昇しながら消えていった。
ほんとに一瞬の出来事だが、とっても印象に残る演出だった。
3コーラスめの「♪茜さす…」の部分では
ドットイメージが今度は3羽の鳥が羽ばたいている様を表現。
しかしこれもサビに入る直前に、スーッと上昇しながら
形を崩して消えていく。これも綺麗だった〜。
そして次の曲は“Brave Love〜Galaxy Express 999”。
王子のギターは引き続きFantasia。
実を言うと、え?なにゆえここでこの曲?!…と思ってしまったことは超小声。
(意見には個人差があります)。
そして(おそらく)本編ラスト…
“あなたに贈る愛の歌”。
王子のギターは…1958年製のレスポール・カスタム。
星空のように瞬くドットイメージが美しい。
春フェスタの時よりも、若干王子のギターの手数が増えたかな?という印象。
そしてなんと言っても心に沁みるのは
顎を上げて叫ぶように歌う「♪(愛の歌に)乗せ てぇー!!!」と
それとは対照的に、静かに空気に溶け込んでいくような
「♪(Love Song for)You〜〜〜…」である。
間奏の最後のトリルも良かったなぁ〜…(*^^*)。
ここで本編終了。
最初のアンコールはカンレキーズのコーナー。
3人の衣装は、夏フェスタ用に誂えたサイケな柄のミリタリー。
(デザインは赤や白のミリタリーと同じだが、生地がサイケな柄物)。
パンツの色は3人ともブルーだが、その形は三人三様。
桜井さんは普通のスラックスタイプ、幸ちゃんはスリム、王子はフレア。
王子のギターはPsychedelic SGだけれども
サイケデリックな衣装と同化して、ギターの派手さが目立たない(^^;。
まずは、去年の秋ツアー同様“Around and Around”から
モンキーズの替え歌の“Theme from The KanLeKeeZ”。
そして春フェスタで大いに盛り上がった“エメラルドの伝説”。
センターステージに出てきて歌う王子。
「♪緑〜の水に〜口づ〜け〜る〜…」では、
1コーラス目2コーラス目共に、すかさず両手を床に付き
両足を伸ばして腕立て伏せ(^m^)。
左右のモニタにはその姿が大きく映し出され、場内大ウケ。
…いつのまにかこんな風に笑いを取る歌になってしまった(^^;。
ここで幸ちゃんと桜井さんは一旦ステージから姿を消し
センターステージに残った王子のMC…だっただろうか。
高「今回は夏フェスタ用に、サイケなミリタリーを作ってみました。
カンレキーズの衣装は、これでなんと5着目です」
そこで、これまでのカンレキーズの衣装を
ファッションショーで振り返って見ましょうということに。
見開き型のクリップボードを手に、衣装の解説を読み上げる王子。
高「まずは赤のミリタリー。赤はミリタリーの基本です」
メインステージから、気取ったモデル歩きで現れたのは
赤いミリタリー姿の幸ちゃん。
手には夏フェスタのグッズである《フライドパスタスナック「エレキな恋人」》。
センターステージで、ポーズをキメてから
再びメインステージを帰っていく幸ちゃん。
モデル歩きが意外とサマになっている。
高「続いては青のミリタリー。
青は、顔の大きい方でも引き締まって見えるのが特徴です」
今度は青いミリタリー姿の桜井さんが登場。
高「モデルさんが持っているのは、夏フェスタのイベントバッグです。
アイスクリームのイラストがプリントされています」
桜井さんのモデル歩きもカッコいい(^m^)。
イベントバッグを手に、颯爽とメインステージに戻って行く。
高「続いて次は、今年の春フェスタで初登場した爽やかな白のミリタリー。
白は、小柄な方でも膨張して大きく見えます。
モデルさんが持っているのは《夏フェスタ フルーツジュレ》です」
白いミリタリーのモデルは幸ちゃん。
高「大丈夫?。息、切れてない?(笑)。
モデルさん、どこから来たんですか?」
幸「オゥ…パリ〜」
高「パリ?!。パリのどこ?!」
幸「エヒメ〜。ボンジュール…ポンジュース…」
高「ポンジュース?!」
幸「って、違うだろ!違うだろーーー!!!。このハ◯ーーー!」
「◯=ゲ」の部分には、ピー音が(^^;。
幸「このハ◯ーーー!。この、ハ◯ーーー!!!。
…そんなつもりじゃなかったの〜そんなつもりじゃなかったの〜」
高「おまえ、YouTubeの見すぎ!(笑)」
高「さぁ、最後はエメラルドグリーンです。
去年の武道館で堺正章さんと共演しました…」
ところがーーーー!!!
ステージに現れたのは、エメラルドグリーンのミリタリーではなく
赤いチャイナドレスに身を包み、ピンクの羽扇子を持った桜井さんが登場。
チャイナドレス以上に笑撃だったのが、おだんご風の髪飾り。
頭の左右両側に、チャイナドレスと同じ生地で出来た真ん丸のおだんごカバー!(爆)。
そこから細いリボンが下に垂れ下がって…なんつーか…コワ…いや、カワイイ。
チャイナドレスの人の名前はマサルンルン。
お店は中華街の裏の方にあって、お店の名前はヨースイロー(用水路)。
高「得意な料理はなんなの?」
桜「得意な料理はねー、青椒肉絲(チンジャオロースー)。
肉が薄くて、炒めるとチチンジャオロースー(=縮んじゃおろーすー)」
うまい!。
桜「…初日から何やらせるんだ!」
高「結構好きでしょ?」
桜「…うん」
高「最近(コスプレが)クセになってるようですから
これから僕がこのクセを伸ばしたいと思います」
桜「あのー、着替えに時間がかかるんでもう帰ってもいいですか?。
(お客さんに向かって)明日、着てこないでねー」
チャイナドレスの上から、ボリボリと尻を掻きながら帰っていく桜井さん。
その後を付いていく白いミリタリーの幸ちゃん。
メインステージに着いたあたりで、後ろから桜井さんのお尻をペロッと触る。
触られて仰け反る桜井さん(^^;。
サイケなミリタリーに着替えて戻ってきた桜井さんと幸ちゃん。
曲は“フリフリ”。
王子のギターはジェフ・ベックモデルの白いストラトキャスター。
高「ホントにごめんねー僕らのワガママに付き合わせて。
買いたくもないペンライト買わせちゃって、高いのに。
しかも1本でもいいのに2本も買ってもらっちゃって(笑)。
でも横浜アリーナで見ると美しいよ!。
みんなほぼ揃ってる。中にはデタラメな人もいましたけど」
あと、ここでは「タイトルが好きなGSの曲」についても話してたかな。
幸ちゃんは“恋をしようぜジェニー”、王子は“恋するまゆみ”、
桜井さんはワイルドワンズの“バラの恋人”。
高「(GSの曲は)“ナントカ天国”っていうのも多かったですね。
クーガーズの“テクテク天国”、
ウォーカーブラザーズの“ダンス天国”っていうのもあったんですが
あとはカーナビーツの“てるてる天国”。
こうなるともうなんのことだかわかりませんね」
高「さぁー、それじゃぁ《LOVE♥LOVE LIGHT》で
ピカピカカンレキーズと踊ろうー!」
王子のギターはジェフ・ベックモデルのまま、
“Dancing 60's”、
続けて、“エレキな恋人”。
夏フェスタの数週間前にオフィシャルサイトなどで
“エレキな恋人”の振り付け動画が公開されたのだが、
オーディエンスのみなさん、短期間でよく練習してこられたようだ。
…と、まるで他人事のように書いてるアタシは
例によってサビのとこだけなんとなく覚えてテキトーに踊った(^^;ゞ。
アタシ自身は《LOVE♥LOVE LIGHT》は持たないけれど
横浜アリーナで1万2千人近い人々がこれを1個ないし2個持って踊るサマは
確かになかなか壮観であった。
1回目のアンコールのラストは“星空のディスタンス”。
暗闇の中、王子のUltimate Archangelが浮かび上がる。
イントロの「♪Baby Come Back!」のあと、
イントロのきっかけと共にテープが発射!。
ひらひらくるくる舞い降りてくる様子が綺麗だった。
会場が広いと迫力も違う。
曲が終わった後の、王子のシャウト
「どーもありがとーーーっ!!!」にシビレた。
夏フェスタ初日もいよいよ大詰め…
今年も去年みたいに、何か上から降ってくる仕掛けがあったりするのだろうか。
フと頭上を見上げてみると、むむ?なんだあれは。
何かが入っていると思われる、膨れあがった大きな黒い袋が
天井からぶらさがっているではないか。
でこぼことしたその形状から察するに、さては…風船?。
…なんだか神戸でのカウントダウンを思い出すなぁ。
2回目のアンコールは、メンバー紹介から。
王子のギターはFA-V(Pink/White)。
高「ドラムス、吉田太郎ーーー!!!。
キーボード、…誰だっけ?」
た「(ノ_<。)」
高「…ただすけーーー!!!(笑)。
WE ARE THE ALFEEーーー!!!
さぁー、今年、第、29回目の!!
“SWEAT & TEARS” !!!」
(↑スェッタンティアーーーーズ!!!とお読み下さい)」
天井からぶらさがった黒い袋がパッと開いて
色とりどりの風船が客席に降り注ぐ。
ウワ〜オ、なんて夢のある演出なんだろう!。
テープよりもかなり広範囲にわたってゆっくりと降りてくる。
目の前に落ちてきたグリーンの風船を思わずキャッチしたが
気が付くと足元は風船だらけ(^^;(^^;(^^;。
後奏で、3人がセンターステージにやってきてヘドバンをする場面では
メインステージの前方からシューシューと物凄い勢いでスモークが吹き出し始め
その見た目も凄かったが、とにかくシューッ!シューッ!という音が凄かった(^o^;。
ここで、若干息切れ気味の王子のMC。
なんだかオーディエンスのみなさん、手に取った風船の処理に追われて
落ち着かない中での最後のMCになってしまった感がないではない(^^;。
MCの内容を掻い摘まむとこんな感じ…
・今年の夏でTHE ALFEEは44年目。
長かった気もするし、あっと言う間だったという気もする。
・膨大な時間の流れの中で、街も、人も、環境も変わったけれど
流れゆく時代の中で変わらないのは、自分達がここ(ステージの上)でやっているということ。
・これからも歌を通じて、いろんな思いをみんなと共に分かち合っていきたい。
・自分達には、時代を掴んだという実感はない。
常に時代の5番手、6番手。たまに3番手くらいになることもあったけど。
・変わってゆく時代の中で自分達が掴んだものは、継続していく力。
高「今日の、夏フェスタ初日の最後に、
ライブハウス時代からずっとやってきて、
時代と共に姿を変え、形を変え、
生き残ってきたこの曲を贈りたいと思います…」
幸ちゃんのアコギのイントロで始まったのは
“SAVED BY THE LOVE SONG”。
おそらくこれが今日のオーラスだろう。
王子のギターは再びESP AMOROUS-CTM-FR GK-081。
「♪心のままに 生きて ゆくさーーーー あーーーー…」
の後のサビで転調するところに思わずグッときた(ノ_<。)。
全方向のオーディエンスに向かって手を振り頭を下げるメンバーを見送り
さぁ、帰ろうと思ったら横一列足元が風船だらけ(^^;。
しかもみなさんそれをしぼませる作業に没頭していて通路に出られない(笑)。
「スイマセ〜ン…」となんとか通らせていただいて、
外に出ると…まだ雨が降っている(-_-;。
地下鉄の駅に着いてから、
ホームでようやくびしょ濡れの風船の空気を抜いたのだけど
シュゥゥゥ〜と萎んでいく風船を見ていたら、
なんだか妙に寂しい気持ちになって急に現実に引き戻された気がした(笑)。
雨の中、自宅に戻り夕飯を摂るが…
うーーーー、喉の痛みが悪化している(T^T)。
体も熱っぽい気が…。
なんだか電池切れ寸前…。
明日、ダイジョブなのか?!自分!。
《TO BE CONTINUED…夏フェスタ二日目に続く》
2017-07-29 21:43
nice!(2)
コメント(14)
トラックバック(0)
こんばんは。
楽しかったですね。ヘロヘロです。筋肉痛になりそうです。
by うさぼん (2017-07-29 21:54)
お疲れさまでした。
楽しくてずっと笑ってました(^^)
明日も楽しむぞ!
by ナッキー (2017-07-30 00:16)
おつかれさまでした!
笑顔と笑いと嬉し涙いっぱいなライブでした。
風邪の具合はいかがですか。
アルフィーのライブの効能で、風邪もふきとんだのでしょうか。
明日もお互い楽しみましょうね〜(^o^)
by こたろう (2017-07-30 00:34)
梅屋さーん!
お疲れ様です。名古屋に帰ってきました。
席についたら、出島に近くてびっくりでした(^。^) 去年とちょっと変わった??のかなぁ。
帰りのロビーで、TV局のインタビューを受けてる方を見かけました。いつ流れるのか気になります。
あと!若い王子が観に来てましたね。
そちらにも、うっとり(#^.^#)
感想が聞いてみたいです。
明日もまた、参加します。
体はキツイけど、気持ちは軽やかです。
では。
by ゆうこ (2017-07-30 01:03)
おはようございます。
夏祭りに相応しい、見どころ・聴きどころ満載の良いライブでしたね!新しいギターもお目見えしましたし…(*^_^*)
今日も楽しみですが…行き帰り豪雨に見舞われたのはゲンナリでした_| ̄|○
今日ももう小雨が降っていますが…お願い、今日は降らないで~!
by かりりん (2017-07-30 08:23)
お疲れ様です。
1日目は夕方から雨になってしまいましたね。足元が濡れて冷えました。
タカミーは雨はライブを見に来た王子さまのせいだなんて言ってましたが(笑)、彼はラストの曲が終わるまでいてくれたのがセンター席から見えました。フツーは明るくなる前に帰っちゃうのに…。
今日は雨が降らないといいですね!
by YAYOI (2017-07-30 10:04)
駅弁 片手に新大阪の待合室にいま〜す!
いざ!夢時 夢舞台へー!
by kー子 (2017-07-30 10:50)
昨日は、楽しくて夢のようなひとときでした~。やっぱり、いつものツアーとは違ったイベント感がありますね~。初参加の娘も大満足だったようです。帰りの雨には参りましたが、なんか、夏イベといえば雨って感じがしますね。
ほんとは今日参加の予定はなかったのですが、昨日が楽しすぎて新横浜を素通りして帰ることができず、運よくチケットを譲ってもらうことができ、今、無事に入場しました!
今日も、楽しい1日になると思うと今からワクワクです(*^^*)
帰り、雨じゃないといいな~。
by ぽこ (2017-07-30 16:27)
>うさぼんさん
夏フェスタ、二日間とも楽しかったですね〜(*^^*)。
ライブの間は体調の悪さも忘れるから不思議です(^^;ゞ。
>ナッキーさん
二日間お疲れ様でした〜。この夏もよく笑いました。
一番笑ったのは…やっぱりワンタン姉妹…でしょうか(^o^;。
>こたろうさん
風邪を吹き飛ばすつもりだったのですが、ダメでした_| ̄|◯。
夏フェスタ後、ちゃんと仕事にも行ってましたが
かなりキビシイ1週間でした(T^T)。
頑張った自分を褒めてやりたいです(誰も褒めてくれないので笑)。
>ゆうこさん
噂によるとなにやらNHKで特番があるようですよね。
楽しみですね〜。
>>名古屋に帰ってきました。明日もまた、参加します。
えっっっ?!?!
ということは、一度名古屋に戻られたのですか?!。
お仕事の都合か何かで?!。
名古屋からの通い、スバラシイです。
>かりりんさん
雨、凄かったですねー(x。x)。
でも昔はそんな雨の中でもライブをやっていたんだな〜と思うと
いや〜、元気だったな〜と実感しますね(^^;ゞ。
>YAYOIさん
光一くん、最後までいてくれたんですねー。
チラッとでも生・光一くんが観られたのはなんだか得したキブンでした(^^;ゞ。
彼の目に、桜井さんのチャイナドレスはどのように映ったのでしょうか…(笑)。
> kー子さん
今回の駅弁は何をお召し上がりになりましたかー?。
予定通りですかー?。
アタシは年末まで駅弁を食べる機会がなさそうなので
羨ましいです〜。
>ぽこさん
初参加のお嬢さんも楽しまれたようでヨカッタですね。
秋フェスタも親子で参加出来ると良いですね。
二日目も参加して正解!だったのではないでしょうか。
楽しい二日間でしたね(*^^*)。
by 梅屋千年堂 (2017-08-10 22:16)
グッズの列暑かったですね。私はDVD非公式、Tシャツ、タオル、ゼリーを購入。暑さのあまり・・タオルだけ開封、他のグッズを横アリ前まで娘に取りに来てもらったのであの雨の中を持ち帰らないですみました。現地集合した友人は栃木から傘持たずに来て新横浜駅着いて「折り畳み傘買った」と言っていました。
高所恐怖症の桜井さんオープニング頑張ったからか、MCもノリノリでしたね。
春はで2公演しか入ることが出来ず・・枕やイクラが回るの見られて嬉しかったです~♪
まさかの光ちゃん!
本当に彼はアラシを呼ぶ男なんですよ(すみません)
桜井さんのチャイナドレス超~!可愛かったので喜んでもらえたのではないでしょうか(笑)
by おかん (2017-08-11 05:34)
夏フェスタお疲れさまでした!
そしてお風邪大変でしたね。。坂崎さんも引かれてた
ようなのでお揃いということで(苦笑)
今回1日目のみ参加でしたが、センターステージの
王子寄りちょっと斜め前の良席でした!いろんな
物が降ってきて楽しかったです♪(^-^)
「回る~回るよ~♪」の時、例の翼が坂崎さんに
当たりそうでハラハラ(〇_〇;)そして真顔で
翼を握りしめる坂崎さんがツボ(笑)
まさるんるんも可愛かった♪2日目はワンタン姉妹
揃い踏みとのこと、BDが届くのが楽しみ~!
あと3週間もすれば王子ソロ。今年は2日共参加します!
まだまだ暑さは続きますが体調万全にして楽しみましょう♪
by さかとこ。 (2017-08-11 16:33)
>おかんさん
まぁー、横アリまでグッズを取りに来てくれるなんて
なんて親孝行な娘さんなのでしょう。
ホントにおかんさんとお嬢さんたちは仲良しさんですね。
光一くん、ホントに雨男…というか悪天候男なんですね。
(かくいうアタシも他人様のことはいえませんが…^^;ゞ)。
桜井さんのチャイナドレス…ドレスも素敵でしたが
アタシ的には頭のおだんごがツボに入りまくりました(^o^;。
>さかとこ。さん
あんまり嬉しくない「お揃い」ですが
そう考えることがせめてもの救いです(笑)。
でもこっちの方が若いのに、幸ちゃんの方が早く良くなってて
若干の敗北感を感じています_| ̄|◯。
ワンタン姉妹の破壊力は凄まじかったですよー。
どうぞBlu-reyの発売をお楽しみに!。
3週間後の今頃は…パシヒコ初日を終えて
フラフラになりながら桜木町あたりを歩いていることでしょう。
う〜ん、楽しみ(≧▽≦)。
by 梅屋千年堂 (2017-08-12 21:26)
光ちゃんがALFEEのライブ見に来たのって私の記憶でが初めてな気がしますがあったのかな?
光一雨男情報!!2006年ソロコン初日の福岡、台風直撃で中止になったりKinkiでも先月20th横浜スタジアムありましたが、1999年?(この時行ってませんが)コンサート途中、台風で中止になり、本人達が速攻帰ろうとしたら社長に「ちゃんとお客さんが帰る(出る)まで居なきゃダメでしょ!」と怒られたというエピソード・・(笑)
by おかん (2017-08-12 23:41)
>おかんさん
どうやら光一くんは筋金入りの雨男のようですね(^^;。
>>怒られたというエピソード
社長、カッコいい。
当時は彼らもまだ若かった、ということですね。
by 梅屋千年堂 (2017-08-13 21:09)