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THE ALFEE@名古屋ファイナル《本編編》 [┣ '17 LIVE (THE ALFEE)]

『Best Hit Alfee 2017 春フェスタ』
名古屋国際会議場センチュリーホール 本編の巻

7/6 18:32 UPDATE
ネタバレ指数20

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春ツアーのファイナルが7月にかかるのは、ちょっと久しぶりな気がする。
もしかしたら2007年以来かも知れない。
そして、7月の名古屋と聞いただけでも「暑い…(~Q~;)」。
この日の朝も、横浜を出た時はそうでもなかったが
9時59分新横浜発のひかり号に乗車して、
11時21分に名古屋に到着し、新幹線を降りた途端に《夏》になった。

名古屋から金山に移動し、デイユースで取ってあったホテルにチェックイン。
エアコンの効いたホテルの部屋に入ってしまったら
もう外出する気など微塵も起きない。
前夜、リアルタイムで「TOUR FINAL RADIO」を聴いてしまって
睡眠不足だったこともあり、バッタリとベッドに倒れて
仮眠すること約2時間半。

腹拵えをして、16時ちょっと前にホテルを出発。
外に出ると…あー、雨だよ(-_-;。そしてかなり蒸し暑い。
あんまり汗をかかないように、ダラダラと移動。
会場に着いたのは16時15分頃。
既に開場していたので、そのまま中へ。

本日の座席:1階31列10番台。
即ち1階最後列。終演後に脱出しやすくていいカモ。

場内には、いつも通りクラシックの名曲が流れている。
ツアーが始まった当初は『INNOVATION CLASSICS』の後だったので
クラシックが流れていても「なるほど〜」としか思わなかったけれど
ツアーの内容を知り尽くした今となっては
このクラシックに若干の違和感を覚えないでもない(笑)。

ステージはいつものように赤いカーテンで覆われている。
この赤いカーテンが開いて始まるこのツアーも今日で見納め。

16時45分に、船の汽笛のような1ベルが鳴る。
この一風変わった1ベルを聴くと、あ〜、名古屋に来たなぁと実感する。

17時に「まもなく開演」のアナウンスがあり、
スタートしたのはそこから7〜8分後だっただろうか。

いつもの軽快なSEが流れ始めて、
赤いカーテンの上をカラフルな3つのスポットライトが踊る。

“GREAT VACATION ~GO! GO! KanLeKeeZ!!”のイントロと共に
カーテンが中央から左右に開いてメンバー登場!。
衣装はいつもの赤いミリタリー。
ここでの王子のギターはESP SNAPPER-CTM-24FR(Pink)。

2曲目は、昨日が大宮と同じ“星空のRENDEZVOUS”だったので
今日はきっと“あの時君は若かった”に違いない…。
ところが!!!
始まったイントロは、耳慣れた、しかしちょっと久しぶりな王子のギターのリフ!。
なんと“ロックンロール・ナイトショー”!。
これもカンレキーズでやっちゃうんだ(^^;。
カンレキーズで幸ちゃんがハンドマイクを持つのは初めてだろうか。
ミリタリーを着て、前に出てきてハーモニカを吹く幸ちゃんの姿は
なかなかちょっと新鮮であった。



2曲歌い終わって、衣装替えのためメンバー3人ステージ下手へ。
この時、右から左へ走っていく王子の姿が若々しくて好きだな〜(*^^*)。

速い!。
ブルーの衣装に着替えてくるスピードがホントに速い!(◎_◎)。

ステージ下手から、3人縦に連なってステップを踏みながら登場。
中央の幸ちゃんの立ち位置に来たとことで正面向きになって…
なにやら腰を曲げて桜井さんにお尻を擦りつけてる(???)幸ちゃん。
そして逃げる桜井さん(^^;。

それぞれの立ち位置に着いたところで桜井さんの挨拶。

桜「ハローーー!。We are KanLeKeeZ!!。
  今日も名古屋にやってきたよ〜!。
  早速メンバーを紹介しよう!。
  まずは真ん中、還暦過ぎのチビ太こと、坂崎〜!。
  そして向こうにいるのが還暦過ぎのオスカルこと、Takamiy〜!。
  そしてワタシがこのバンドで一番ヤングでイケてる
  ベースの若大将こと、桜井賢〜〜!!!」
客「(拍手)」
幸「オイ、なんでおまえだけベースの若大将なんだよ。
  おまえの場合はどっちかっつったら抜けちゃったバカ大将だろ」

ここでいつものように大きな瓜を持って出てきた桜井さん。
“君といつまでも”の「いいだろ?」を言った後、幸ちゃんに
「坂崎くん、ファイナルだからやってみないか?」。

桜井さんから大きな瓜を受け取った幸ちゃん。
最初は自分の右側に持ったけど、左側に持ち直したところ…
「(坂崎が)全然見えない!」と笑う王子。

幸「瓜はいいぞう〜、加山ゆうぞう〜」

で、この後はお馴染みの先代・林家三平師匠ネタなのだけど
今日は「電気猿股」ではなく、
「お正月に坊さんが二人来て和尚がツー」
「正月、うちの塀に車がぶつかってガンターン!」
であった(笑)。

幸「というわけで!
  カンレキーズはGS愛いっぱいで、全国を回ってまいりました。
  それでは、昨年出しましたカンレキーズのミニアルバム
  『G.S meets The KanLeKeeZ』から
  1967年にレコード大賞を受賞した曲を、ベースの若大将が歌います。
  “ブルー・シャトウ”

客席のペンライトがブルー1色に染まる。
王子のギターは、Metal Blue Cross-T。

ベースを弾きながら前に出てくる桜井さん。
思えば、ヘッドセットマイクをつけてステージ前方に出てきて
移動しながら歌う桜井さんの図はかなり新鮮であった。

間奏の時だったか、ステージ右側に移動してきた桜井さんが
最前列の(おそらく)男性客の前で、
ぐるぐると首を回して見せている(^m^)。
その背後では、王子が真顔でギターソロ。

そして4曲目!!!。
“エメラルドの伝説”!。
ギターをRelish Shady Janeに持ち替えた王子が
低音弦でイントロのリフを奏でる。
そして「♪み〜ずうみに〜…」と歌いながら前に出てくると
例によってオーディエンスが「キャーーーーッ(≧▽≦)」。
ただ、自分の席が1階の後方だったせいか、
この「キャーーーーッ!」があまりよく聞こえなくてちょっと残念だった。

逢いたいジャンプに、ひざまずきに、床にキスに、腕立て伏せ(笑)。
この曲の全てを脳裏に焼き付けた。
(でも、どうか夏フェスタでもやってくれますように…)。


ここで2回目の衣装替え。
幸ちゃんと桜井さんは下手に、王子は上手に消えていく。

しばらくすると、白いミリタリーに着替えた王子と幸ちゃんが登場し
ロックンロールなナンバーをひとしきり演奏…

そこに…

なんと…

メイド服姿の桜井さんが登場!!!。

出たーーーー!!!
やっと観られたーーー!(というか、ついに観てしまったーーー!笑)。
噂のメイド姿!。

と言っても、スカートの下は衣装の黒いスラックスだし
一瞬地肌が見えているのか?と思う首回りも、実は肌色の布らしい。
けれども頭にはご丁寧にヘッドドレス風のカチューシャも装着。
これはある意味、かつての王子の女装以上のインパクト。

スカートの裾をつまんで、脚をクロスさせ
かわいくお辞儀をする桜井さん(^^;(^^;(^^;。
「オイ!なんだそれ!」と突っ込む王子と幸ちゃんに…

桜「だって、これが置いてあったんだもん。しかも広げて。
  ステージの裏に行ったら、この中に入ってくださいって言われて
  言われたとおりに入ったら、こう」

そして「♪メーリさんのひっつじ〜 ひっつじ〜 ひっつじ〜…」と
“メリーさんの羊”を歌い始める桜井さん。

桜「♪…かわい〜いな〜」
高「ヤギじゃなかったのか?」
桜「あ、メス」
高「メス?。メスは昨日使っただろ、またやるの?。
  それにそれを言うならミス!」

ところがこのあとの、ただすけくんの「♪チャン・チャン」のタイミングが合わず…

桜「オイ!ただすけっ!(▼▼)」
高「その恰好でそんな言い方するなよ」
桜「あっ、ゴメンねっ。今度お店に来てねっ♥」

そんなわけでもう一度やりなおし。

高「…それを言うならミス!」

♪チャン・チャンっ

おもむろに、太郎さんの方を振り返り、
スカートとガバッとめくってみせる桜井さん。
太郎さん、「(ワーーーッ)ooO (///∇//)/」とナイスなリアクション(笑)。

このあとも、幸ちゃんから「夏は生足でやってよ」とか
王子からは「それ桜井にあげるから、明日そのカッコで帰って」などと
いじられまくる桜井さん。

なんだかもっといろいろ言ったりやったりしてた気がするけれど
あまりにも衝撃が大きすぎて忘れてしまった(^o^;。

高「もういいから着替えてこい!。ハウス!」
桜「わんっ▽・w・▽」

ステージ下手袖に走って行く桜井さん。
いや〜…コワ…じゃなくて、凄いものを見た(^o^;。

桜井さんがちゃんとした恰好(笑)に着替えてくるまでの間
王子が「グループサウンズブームはなぜ短期間で終わってしまったのか」
というMCで繋ぐ。

高「再三言ってますが、なくなってしまった理由はブームになったから。
  だから、アルフィーはブームにはならない!。
  常に時代の7番手8番手でやってきました。
  たまーに2番手になることもありましたが…」

前にも書いたけど、そこがいいんだと思う。
だから、応援のし甲斐もあるというものなのだ。

高「この歌は、カンレキーズのテーマ曲と言ってもいいのかな。
  それでは久しぶりにこの曲をやってみたいと思います
  “G.S. I Love You〜あの日の君へ”…」

と曲紹介しちゃったところでギターチェンジ。
客席からクスクス笑いが起こる中、再度曲紹介。

高「それではもう一度…(笑)“G.S. I Love You〜あの日の君へ”

うわーーー、ホントになんだか久しぶりな気がする。
と言っても、去年の秋まで飽きるほど聴いてきていて
このツアーで聴いてなかっただけなんだけど(^^;。

ちなみに、この曲で使用した王子のギターは
Takamiy VOX MARK Vなのだけど、その前のコント(?)の時に持っていたのが
Kayama Yuzo 50th Anniversary Model(加山さんモデルのモズライト)。
後から考えると持ってただけで何も演奏しなかった。
…最初からMARK Vを持ってたんじゃダメだったんだろうか(^^;。

高「さぁー、《LOVE♥LOVE LIGHT》タイムがやってまいりました。
  ファイナルの《LOVE♥LOVE LIGHT》タイムですよ!。
  持ってる方も持ってない方も、ピカピカカンレキーズで踊ろー!。
  “フリフリ”ーーー!!!」

後ろから観ていると「♪フリフリフリフリフリフリフリフリ」のところで
オーディエンスがペンライトをぐるぐる回しているのを観ていると
なんだか目が回りそうになってくる(◎_◎)。

王子のギターは、白いストラト(おそらくジェフ・ベックモデル)。
やっぱりなんと言っても後奏のギターソロが凄い!。
思わず見入ってしまう。

そして見入ってしまうと言えば“好きさ♥好きさ”
最初のうちは(ハタから見ると多分ものすごくやる気なさそうに^^;)
一応踊ったりしてるアタシなのだけど、
「♪せつないほど ほしくなるよ」のところと、
ギターを立てての「♪すーきさすきーさ100万回でも…」のところは
どうしても踊るの忘れて見とれてしまう(・_・)。

特に今日は「♪すーきさすきーさ100万回でも…」の時の
王子のギターの音がとってもよく聞こえて(音がデカくて)嬉しかった。

ちなみに“好きさ♥好きさ”からと、次の“Dancing 60's”での
王子の使用ギターはKayama Yuzo 50th Anniversary Model。

ペンライトを持たないアタシが言うのもなんだけど(^^;ゞ
一番後ろから観ていると、確かに揺れるペンライトの灯りが
とっても綺麗ではある…。
このペンライトは「一生使う」らしいので
おそらく少なくとも夏フェスタでも使うのだろう。
キャパの大きなアリーナでのペンライトの波は
さぞかし迫力があることだろう。

“Dancing 60’s”を演奏し終えると、
LOVE♥LOVE LIGHTを手にした3人は
ステージ中央後方に集まって、ライトをふりふり。
カーテンが閉まる直前に客席に向かってお辞儀して
一旦「♪ジャーーン…」と曲が終わる。

が、またすぐに“Dancing 60’s”のサビのメロディが流れ始めて
カーテンが左右に開き始める…

と、そこにはステージの真ん中で寝そべって
すっかり寛いでいる風の3人。
「あっ、ヤベェヤベェ、まだあったんだ!」という風の小芝居(笑)をしつつ
再びそれぞれのポジションへ。

カンレキーズ最後のナンバーは“エレキな恋人”
王子のギターはここでも加山さんモデルのモズライト。

メンバーがやっているサビの振付もかなり普及したようで
「♪ハートにジャンプしたい〜」で、
一緒にちっちゃくジャンプしてるオーディエンス多数。
これも後ろから観ていてなんだか楽しかった。


カンレキーズのコーナーが終わると、10分間の休憩。
場内には、スターズオン風にアレンジされた
スパイダースとテンプターズのメドレーが流れる。
これを聴くのもおそらく今日が最後だろう。
これ、カッコ良くて好きだった。




ブーーー…というブザーと共に休憩時間終了。

さっきまでのポップな雰囲気とは一転…
カーテンが開きつつ、重低音が鳴り響く。
“悲劇受胎”
王子のギターはFlying A-V(Gold/Silver)で
ここからの3曲は全てこのギター。

ステージ後方では、イントロのリズムに合わせて
ボワッ!ボワッ!と火の手が上がる。
この演出は、曲と合っててカッコ良かった〜(*^^*)。

3にんの衣装は(おそらく)大宮の時と同じ。
王子の巻き髪はすっかり取れてしまっている。

“American Dream”では
いつものように、王子と幸ちゃんが左右の花道へ。
1コーラス目で右側の花道へ行った幸ちゃんは
どうやら花道先端のモニタに左足を掛けて歌っている模様。
左側の王子は…距離的には近いのに
前の方の人々の頭に遮られて殆ど見えなかった_| ̄|◯。

3コーラス目は3人とも中央に集まって
そこからエンディングまで演奏するのだけど
このフォーメーションがまたカッコいい。
そしてこのフォーメーションで王子が弾く
後奏のギターソロもめちゃめちゃカッコいいのであった。

メタル3連発の最後は“ジェネレーション・ダイナマイト”
“American Dream”が「♪ジャジャジャジャジャージャジャッ!」で終わった後
一瞬のブレイク、そして王子による
「♪ジャカジャカジャジャージャカジャカジャジャー…」というイントロのリフ、
それとシンクロするように、背後でパカパカと明滅する照明。
この場面は何度観てもテンションが上がる。

じっとしているとちょっと寒いくらい空調が効いていたのだけど
この3曲が終わる頃にはちょっと汗をかいてるくらいだった。
(そしてそのまま油断してると、座りコーナーで体が冷えて風邪をひく…と笑)。


幸「ハイ、ありがとうございます。
  カンレキーズの後は、THE ALFEEでございます。
  春フェスタで前座を務めてきたカンレキーズのみなさん、お疲れ様でした」

ここでオーディエンスを着席させて、
「アルフィーの掟で、メタルは1日3曲まで。
 それ以上やると桜井の顔と手が痙っちゃうから」という話。

幸「ところで《歯のよい子》の高見沢さん、
  ギターと衣装が合っていませんよ。
  (高見沢は)寝る前にチョコレート食っても虫歯になりませんからね」
高「ならなかったねー」
幸「歯を磨かなくても虫歯にならなかった!」
高「歯は磨いたよ!」
幸「磨き方が『ダーッ!』、こうですから。
  歯磨きがみんな下に落っこって、鍾乳洞みたいになってんですから(笑)」

高「(ピックを掲げて)これ弾きやすいね!」
幸「ミディアムだろ?」
高「すっごく弾きやすい」
幸「だろ?」
高「こんなに弾きやすかったんだ!。初めて知った!」
幸「こんなに長いことやってて(笑)。
  アコギはミディアムくらいの方がいいんですよ」
高「いつも固いの使ってたから」
幸「エレキは固い方がいいですからね」

このコーナーでは王子が往年のフォークソングを歌うことになっているが
今まではあまり歌ったことのない曲ばかり歌ってきたので
今日は自分の好きな曲、つまりガロの曲を歌いたいと王子。

イントロを奏で始める王子。幸ちゃんも加わる。

♪まわっる〜 まわっるよ〜 僕らを乗せなっがら〜…
 まわっる〜 まわっるよ〜 地球はメリーゴーラ〜ンド…

幸「いいですね〜。“地球はメリーゴーランド”。これ、桜井になるとどうなるの?」

再び王子が歌い出す。

高「♪まわる〜まわるよ〜枕を乗せながら〜…
   まわる〜まわるよ〜まさるはメリーゴーランド…」

枕を頭に乗せて、その場でくるくる回る桜井さん。

桜「オイ!。おれはメリーゴーランドじゃないぞ!」
幸「え?。桜井のことメリーゴーランドだと思ってた」

おもむろにギターを外し、桜井さんに近づいていく王子。

高「今日はそれだけじゃないんです…」

今度は幸ちゃんが歌い始める。

幸「♪まわる〜まわるよ〜 枕を投げながら〜」

王子に向かって枕を投げる桜井さん。
それをキャッチしてまた桜井さんに投げ返す王子。
(この時の、左手を前に伸ばした王子の《投枕フォーム》がナニゲにカッコいい笑)。
またまた王子に投げ返す桜井さん。
それを更にまた投げ返す王子。
そして、真ん中でひたすらギターを弾きながら歌っている幸ちゃんだったが…

幸「オイ!。修学旅行じゃねぇんだからっ!」

すると今度は、ステージ袖から
大きな緑色の物体を抱えて出てきた桜井さん。
こ、これはもしや…オクラ?!?!。
いや、どうみてもオクラ!。すっごくよく出来てるー(≧▽≦)。

幸&高「♪まわる〜まわるよ〜 オクラを乗せながら〜」

長さ1mくらいありそうな、作り物の大きなオクラを頭に乗せて
くるくると回転する桜井さん。

幸「♪まさる〜は回転寿司〜…」
桜「ヘイ!らっしゃい!。お兄ちゃん、何にする?」
高「玉子がいいな」

え?…玉子?!。なんで玉子?!

幸「♪まわる〜まわるよ〜 玉子を乗せながら〜…」

今度は大きな玉子のにぎり寿司を頭に乗せて出てきた桜井さん。
ここまでは枕、イクラ、オクラ…と一応ダジャレになっていたが
玉子ではもはやダジャレにも何もなっていない(^o^;。

あまりにもくるくる回りすぎた桜井さん。
玉子を乗せてフラフラに…。

桜「なんだか気持ち悪くて吐きそう…(▼。▼;)」

すると今度は王子が玉子のお寿司を頭に乗せて回り出す…が、

高「俺、マグロがいいや」

と、マグロの握りを頭に乗せてくるくるくるくる回り出す。
衣装の裾が広がってきれいな円錐形になるほどのスピードで
くるくるくるくるくるくる回る。

その間、桜井さんはステージの段差のところに座り込んでグッタリ。
そんな桜井さんの頭の上に、マグロの握りを乗せる王子。

桜「おまえ!。昨日はギター弾いてるからできないとか言ってたくせに
  やってんじゃねーか!。(坂崎に)一人でギター弾かせて!。
  だったら最初からおまえがやれよ!(▼▼メ)」
幸「もう、怒られちゃうよね、ボーカルさん(大野真澄さん)に。
  みんな、ボーカルさんに言わないでよ。岡崎のみなさん、お願いしますよ(笑)」


幸ちゃんによれば、下手の舞台裏は
メイド服に、瓜に、オクラに、にぎり寿司に…と
ライブ会場とは思えない、かなり凄いことになっているらしい(^m^)。

オクラと玉子は、昨日の夜、スタッフが作ったのだそうだ。
王子の要求に応えて、なんでも(しかもすぐに!)作ってしまうスタッフは本当に凄い。
なんだか往年の「8時だョ!全員集合」みたい(そこと比較?!^o^;)。


学生時代はガロもコピーしていたという桜井さん。

桜「初めて坂崎とガロをハモったときに、すごく綺麗にハモって
  『今、うまくいったなぁ〜!』って感動したんだよ」
幸「そうだっけ。…忘れちった!」

幸ちゃんからあまりにも簡単に「忘れちった」と言われて、
ショックのあまり(?)ステージに倒れる桜井さん。

幸「そんなつもりじゃなかったの〜(笑)」
桜「(ステージに寝そべってヤケ酒を飲んでいる…フリ)」
幸「あ、思い出した!。“水色の世界”かなんか歌ったんだ!」
桜「(起き上がって)そう!!!」

立ち上がった桜井さん、寝そべってる間にズボンが下がってしまったようで…

桜「ちょっとズボン上げてもいい?」
幸「いくら嬉しいからってズボンさげちゃだめですよ(笑)」

幸「最初、桜井でも(三声のコーラスの一番上が)出なかったから
  裏声でやってたんだよな」
桜「そうです、なんとかごまかしてました。あの声は人類には出せません!」
幸「そこに高見沢が入ってきて…。地球外生物が…(笑)」
桜「エイリアンが」
幸「謎の物体Xがやってきまして
  高見沢、ちょっとやってみてよって言ったら出るんですよ。
  それまで高見沢はコーラスとかやったことなかったんだろ」
高「そうですよ。レッド・ツェッペリンにはハモはないですから。
  アァァァーーー!って叫んでるだけですから」
幸「それじゃターザンだろ。アァアァアァアァ〜って(笑)」

その明くる日、幸ちゃんにくっついて、
王子がそのままコンフィデンスのライブに参加することになったが
桜井さんは当日まで知らなかった、というのは有名な話。

幸「当日、桜井、高見沢のこと見て『なんでいるんだよ?』」
高「『おまえ何やってんだよ』って」
幸「高見沢が『ライブに出るんだよ』。
  桜井、まだ他のバンドだと思ってた(笑)。
  …それがもう45年くらい前のことですからねー」

幸「それじゃぁここではちょっとマニアックな曲を
  名古屋ファイナルスペシャルとしてやってみたいと思います
  これはアメリカというバンドの、デビューアルバムの1曲目に入っています。
  “Riverside”

わーい!ヤッタァ!今日もカヴァー曲だ!。
しかも「割とよくやる曲」じゃないやつ。
これも’14年のデビュー40周年記念の武道館ライブ以来だろうか。
王子のギターはいつものTerry’s Terry No.84。

“Riverside”が終わると、ただすけくんのピアノから
幸ちゃんのアコギのイントロへ。
“DNA Odyssey”
王子のギターは’57年製のストラトキャスター。


ここで王子のMC。
王子が抱えたギターはフェンダー・エスクワイア。
この曲で何を演奏するんだろう。“19 -nineteen-”かなぁ。他の曲かなぁ。

まずは直前に演奏した“DNA Odyssey”について
この曲はプログレの部類に入るという話…

高「プログレっていうのは普通とちょっと違う、
  普通は4/4で行くところを3/4を入れたり2/4を入れたりして、
  あれっ!っという感じになるという、変態チックな音楽なんですね。
  …僕が変態ってわけじゃありませんよ(^^;。
  僕は学生の頃からプログレが好きで、いろいろ聴いていたんですが、
  それが今に繋がっているんだなという気がします」

そして9月のソロライブの前に、ベスト盤をリリースするが
全部、今の声で録り直したという話も。

高「僕は常にライブをやりながら曲を作ってきました。
  ライブでやらないとみんなの反応がわからないからね。
  まだ僕らが3人でやっていた頃、ある時、ライブでみんなが盛り上がって
  ワァーッと前に出てきちゃったことがあったんだ。フォークなのに(笑)。
  それで俺も若かったんだね、血気盛んというか、
  自分もウワーッて前に出てっちゃったんだ。ギターの音、出てないのに。
  当時はエレアコとかじゃなかったですからね」

ただ、それが王子にとって一つの転機になったという。
どんな曲を書けばみんなが盛り上がるんだろうとか
そういうことを考えて作るようになった、とのこと。

高「ペンライトもね、ごめんねー高いのに買わせちゃって(^^;ゞ。
  でも今日は上から見ててみんな綺麗だったー!。ペンライトの波が!。
  みんなよく覚えた!」

高「わかんないもんだよね。あれだけ(ペンライトを)嫌がってたのに、
  もうここまで来るといいんじゃねぇの?みたいになりますからね。
  ここは目をつぶって2500円出して下さい(笑)。
  これからも一緒に新しい扉を開けて行こうよ!」
客「(拍手)」
高「それでは、この曲もよくみんなで盛り上がりました!。
  “クリスティーナ”!!!。

わーーーっっっ!マジ?!
お尻にバネでも入ってるかのようにビョーンと立ち上がる(^o^;。

王子の言うとおり、ホンットにこの曲は盛り上がる。
1コーラス目はなかったんだけど
2コーラス目のサビ前、Bメロ部分の「♪うつろな瞳が…」のところで
王子、腕を大きくグルッと回しながらウィンドミル奏法。
思わず「キャーーーッ!(≧▽≦)」だった(笑)。

本編もいよいよ佳境。
“LAST OF EDEN ~Neo Universe PART II”
王子のギターはSnow Jane。
この春フェスタで初めてかな?と思ったけど、実は静岡でも使ってた。
あまりにも間が空きすぎて忘れてた(^o^;。

そして、フと、この曲のほとんどを座って聴いた初日・川口のことを思い出す…。
なんでみんな立たないの〜?!とお尻がムズムズした初日。
ツアー2本目からこの曲がなくなるんじゃないかと心配したけど
無事に生き残った(その代わり“晴れ後〜”がなくなった…_| ̄|◯)。
とにかく久しぶりにライブでこの曲が聴けて嬉しかった。

思えば、ツアー初日からこれだけ様変わりしたツアーも
ちょっと珍しい気がする。

“無情の愛X”での王子のギターは
今日もPRS Private Stock #3925 Custom 24。
やはりFlying Angel Fantasiaとは音の感じが一味違う…と感じた。
(気のせいかも知れないけど^^;)。
そして、王子が自分のパートの歌い出しに
入り損ねていたような気がしたのは…これも気のせい…かも知れない。

本編ラストは“Nouvelle Vague”
王子のギターは20th Anniversary Takamizawa Special。
おもむろにサングラスも着用。

「♪はーなやかにーきかざる淑女…」あたりでステージの前の方に出てきた王子。
その途中で、大きなシルエットが左側の壁に映る。
思わず「おおおおっ!(*^^*)」。
その後も王子が前屈みになるたびに、左右(特に左側)の壁に
時折映る上半身のシルエットにシビレてしまった。



本編終了。

場内に流れる“Nouvelle Vague”の大仰なSEを聴きながら
あーーー、春フェスタもついに終わっていくんだな…と実感。





《TO BE CONTINUED…アンコールへつづく》 

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コメント 10

かりりん

お疲れさまでしたー\(^o^)/

終わっちゃいましたけど、さみしさはほぼないですねぇ(^_^)よいファイナルでした。

大道具のスタッフさんと桜井さんのがんばりに、今日も涙が止まりませんでした(ウソです(笑))

次は夏フェスタ!2日間楽しめるように、明日からしっかり働きま~す!
by かりりん (2017-07-02 21:50) 

ぽこ

お疲れさまでした~\(^-^)/
いや~。楽しかったです。めちゃくちゃ弾けました(*^^*)
3階の最後列でしたが、距離は感じなかったです。やっぱり、いい席も悪い席もないですね~。
今年は初めて夏イベに参加します~!しかもアルコン初の長女と一緒にです。
今からワクワク(^^)楽しみです~。
by ぽこ (2017-07-02 22:21) 

にゃんこ

お疲れ様でした。
何十年か?ぶりのツアーファイナル。
あの頃は大阪でした。
Loving you が聴きたくて参加したのですが、
アンコールの曲に感動に涙しました。

by にゃんこ (2017-07-02 22:24) 

おのきち

お疲れさまでしたー!
名古屋の壊れっぷりレポート楽しみにしてます。

そして…カセットテープおめでとうございます。
さすがのくじ運ですね。
そちらのネタバレもお待ちしてますm(_ _)m
by おのきち (2017-07-03 01:18) 

えの

おつかれさまでしたー。
まさか帰りの新幹線ホームでお会いするとは。
by えの (2017-07-03 08:20) 

ゆうこ

梅屋さーん!
札幌、名古屋2つ参加しました。

ニトリはオケピの埋め立て地帯⁈が広く、スタンドマイクまで遠いんだなーと思いました。

土曜日はカンレキーズと同じ白い衣装の若い男女がいて、王子とお話しをしていました。お母様手作りの衣装を見ながら
「今度作ってもらおうかなー」って。

昨日はブルーシャトーで桜井さんが左花道まで来てくれて、ひゃー(≧∇≦)近かったーー。

では、横浜まで暑さに耐え、頑張ります!
楽しい春フェスタでした。
by ゆうこ (2017-07-03 11:13) 

ぽこ

梅屋さん~。岡崎市民のぽこです(*^^*)
ガロの大野さんの実家は、同じ中学校区なんですよ~。
アコギのピックの話ですが、前の日に高見沢さんがアコギを弾きはじめようとしたとき、ピックの三角のところを反対に持ってた(笑)ってなって、坂崎さんからピックをもらったところ、「あれ?これ柔らかい~!弾きやすい~!今まで自分の(固い)ので弾いてたから、ぜんぜん分からなかったよ~」って。で、坂崎さんが「いっぱいあるからあげるよ。」って言って、ファイナルの時もそれを使ってたんだと思います~。
それにしても、前日は、まくら~イクラ~まぐろだったのが、オクラと玉子が増えてて、美術さんがスゴい~!って思ったのと、ファイナルになっても新しいことをやってくれるメンバーに感激でした\(^-^)/
by ぽこ (2017-07-06 21:39) 

梅屋千年堂

>かりりんさん
次は夏だーーー!と感じさせてくれるファイナルでしたね。
本当に寂しさは殆ど感じませんでした。

そしてファイナルにおいてまで新ネタ投下…
「まいりました!m(_ _)m」そんな感じでした(笑)。




>ぽこさん
ファイナル楽しかったですね。
アタシは1階の最後列でしたが、
ぽこさんと同じくステージとの距離や温度差は感じませんでした。

二日目のピックの話には、そんな経緯があったのですね。
教えて下さってありがとうございます。
それにしても王子…今までアコギもエレキも同じピックを使っていたんですね(^^;。

そしてファイナルにして、まさかのオクラと玉子…。
ビックリしましたね〜。
たった1回のために、あのようにクオリティの高い小道具を作ってしまうとは…
ALFEE’S CREWオソルベシです。
きっとスタッフさんも、メンバーやお客さんが喜ぶ顔が見たいんでしょうね。
…ステキです。

夏フェスタはお嬢さんと参加されるのですね。
春は「初めての人ー!」がなかったので
夏フェスタでは聞いてくれるといいですね(^_^)。




>にゃんこさん
ツアーファイナルって、独特の雰囲気がありますね。
年末のファイナルも是非…(悪魔のササヤキ)。
“Loving You”も、名古屋に参加し続けていれば
いつかきっと聴けると思いますよー(またまた悪魔のササヤキ^^;ゞ)。



>おのきちさん
大宮ではビックリするほどお席が近かったですね(*^^*)。
お声を掛けてもらうまで全然気付いていませんでした(^^;ゞ。

カセットテープは思いのほか収録時間が長く、かなり楽しめました。
あの、デッキにカシャっとセットする感じが
なんとも言えず懐かしかったです。
(でもやっぱりいろいろ面倒臭い…笑)。




>えのさん
ホントに偶然でしたねー。
というか、えのさんから声を掛けて頂かなかったら
おそらく気付いてなかったアタシですが(^^;ゞ。
(あんまり周りを見ていないらしい…)




>ゆうこさん
会場によって、最前列がステージに物凄く近いところと
割と距離があるところといろいろですよね。
名古屋は花道が近いですよね〜。
アタシも数年前、左の花道沿いで「キャー!(≧▽≦)」と鼻血が出そうでした(笑)。

今年はどんな夏になるんでしょうね…。
あと3週間とちょっと、ワクワクしながら待ちましょう。

by 梅屋千年堂 (2017-07-06 23:05) 

kー子


> 「これからも一緒に新しい扉を開けて行こうよ!」
王子ったら! またステキなことを言ってくれましたね!
思わず 2500円 ポチッしてしまいそうです…
一生使えるなら?? 割安ですよ 梅屋さん

また 新しい扉も 一緒に楽しめるように
う〜む…稼がなあかん(^◇^;)
by kー子 (2017-07-07 22:05) 

梅屋千年堂

>kー子さん
ホントにね〜「ごめんね僕らのワガママにつきあわせて」といい
「一緒に新しい扉を開けて行こうよ!」といい、
王子のちょっとした一言に、
アタシ達ファンはクラクラッと来てしまうのです。

それでも頑なにLOVE LOVE LIGHTは買わないアタシ。
そこだけは「開かずの扉」です(笑)。

by 梅屋千年堂 (2017-07-09 21:51) 

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