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THE ALFEE@大宮《本編編》 [┣ '17 LIVE (THE ALFEE)]

『Best Hit Alfee 2017 春フェスタ』
大宮ソニックシティ 本編の巻

7/2 2:44 UPDATE
ネタバレ指数19

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ついに!春フェスタ関東ファイナル大宮。
個人的に5月中旬から6月中旬過ぎまでぽっかり中抜けしていて
その間は長いな〜と思っていたけれど、
初日川口から今日までを考えると、やっぱりあっと言う間に
季節は春から夏へ流れていった。

大宮へは、いつものように横浜から上野東京ラインの
普通車グリーンに乗ってプチ贅沢。
大宮到着は17時30分。
ここんとこどうも胃の調子が悪く、今は落ち着いてるけど
ライブが終わってお腹がペコペコになった時がヤバイかも…と
駅の近くのドラッグストアでお守りとして胃薬購入。

そんな感じで寄り道しつつ、会場到着は17時50分過ぎ。
友達とちょこっと会ってから自分の席へ。

本日の座席:1階17列20番台。
想像していたよりも真ん中寄りでとっても見易そうだ。

ステージは、いつものように赤いカーテンで覆われている。
場内にはクラシックの名曲が流れているが
どういうわけか音量が小さく、あまり耳に入ってこない。

そうこうしているうちに18時15分に諸注意のアナウンス。
そして18時30分に「まもなく開演」のアナウンス。
どこからともなく手拍子が始まる。
始まったのはそこから約5分後くらいだっただろうか。

♪タラッタタッタ・タラッター
 タラッタタッタ・タラッター…
という陽気なSEをバックに、赤いカーテンの上を
3〜4個のカラフルなスポットライトが行ったり来たり。
♪ジャーン!で終わると、
“GREAT VACATION ~GO! GO! KanLeKeeZ!!”のイントロ。
そしてカーテンが真ん中から左右に開き始める。
そこには、赤いミリタリーに身を包んだThe KanLeKeeZの3人の姿。

1曲目・2曲目での王子のギターはESP SNAPPER-CTM-24FR(Pink)。
髪は巻き髪。
この春は、ついに一度もストレートで出てくることはなかったか。
(いやまだ一応名古屋2daysが残ってはいるけれども)。

2曲目は“星空のRENDEZVOUS”
確か、福岡で一度やってただろうか。
セットリストを見て、えーっ、これカンレキーズでやっちゃうんだ!と
ちょこっと思ったものである。

でも“GREAT VACATION”の中に
「Baby シートを倒して星空のランデブー」って歌詞が出てくるので
なんかこう、1曲目と繋がってる感じがして
あんまり不自然な感じはしないかも。

そして個人的には“あの時君は若かった”よりも、こっちの方がイイ。


2曲終わって、衣装替え。
なにやらここへ来て、衣装替えのスピードが
物凄く速くなってる感じがするのは気のせいだろうか(^^;。

あっと言う間に青いミリタリーに着替えて
ステージ下手から、縦一列に連なって出てくる3人。
真ん中の幸ちゃんのマイクスタンドの前まで来ると
正面を向いて、なになに?それは…アルザイル?(笑)。
なんだかよくわからないうちにバラバラと列が崩れて
桜井さんと王子が向かい合って、ファイティングポーズ???(^^;。


その後、それぞれの立ち位置へ移動。

桜「ハローーー!。We are KanLeKeeZ!!。
  大宮にやってきたよ〜!。
  早速メンバーを紹介しよう!。
  まずは還暦過ぎのチビ太こと、坂崎〜!。
  そして還暦過ぎのオスカルこと、Takamiy〜!。
  そしてワタシがこのバンドで一番ヤングでイケてる
  ベースの若大将こと、桜井賢〜〜!!!」
幸「オイ!。一番ヤングでイケてると?
  おまえの場合はどっちかっていったら抜けてるバカ大将だろ!」

このあとは、いつもの展開。
大きな瓜を持った桜井さんが「海はいいぞう」「瓜はいいぞう」「加山ゆうぞう」。
そして幸ちゃんが先代の林家三平師匠のモノマネをしながら
「ショートパンツ」のネタ。

幸「というわけで!(笑)
  カンレキーズはこの春もGS愛いっぱいで全国を回っております。
  この春フェスタもカンレキーズをよろしくお願いしまーす!。
  それでは昨年12月に発売になりました
  カンレキーズのミニアルバムの中から聴いて下さい。
  ベースの若大将が歌います。1967年にレコード大将を受賞したこの曲です。
  “ブルー・シャトウ”

王子のギターはMetal Blue Cross-T。

ステージ前方に出てきて歌う桜井さん。
1コーラス目は左側、2コーラス目は右側で。
間奏および後奏では、王子もちょっと前へ。

そして!待ってましたの4曲目!!!。
“エメラルドの伝説”
王子のギターはRelish Shady Jane。
今日も「♪み〜ずうみに〜…」と歌いながら王子が前に出てくると
オーディエンスは「キャーーーッ!!!(≧▽≦)」
2階席に向かって手を伸ばすと、上の方からも「キャーーーッ!!!(≧▽≦)」
「♪ひ〜ざまずき〜」で跪いて照れ臭そうにニッコリ笑えば「キャーーー!!!(≧▽≦)」
「♪くちづ〜け〜る〜」で床にキスをすれば「キャーーーッ!!!(≧▽≦)」

…なんかすっごく面白いんだけど(^m^)。

個人的ツボはやっぱり「♪逢〜いたい〜」のジャンプと
「♪僕は魅せられた〜あ〜」の「た〜」のところだけ真っ赤に染まるライティング。
客席もLOVE♥LOVE LIGHTで真っ赤っ赤なので
ホントに会場全体が真っ赤っ赤になってすっごくカッコいいのだ。

そして最後の「♪く〜ちづ〜け〜を〜〜〜」では
やっぱり今日も低い体勢で腕立て伏せを1・2・3(笑)。
その後スッと立ち上がって、すぐに「HEY! HEY! HEY!…」と
オーディエンスを煽る姿は、とても還暦過ぎとは思えない。

あ〜、カッコ良かったなぁ〜(* ̄▽ ̄*)。
実はこの曲が終わってしまうと「あ〜あ〜、もう終わっちゃった〜」と
少し寂しい気持ちになるのだった。
しかし、これだけ盛り上がるのだから、
夏フェスタでもやってくれることを期待したい。



またまた2曲終わると、幸ちゃんと桜井さん下手へ、王子は上手へと消えていく。
ここの衣装替えは、最初の衣装替えよりもちょっと時間がかかったか?。
(ブルーの衣装よりも着るのに手間がかかるのだろうか???)。

先に白いミリタリーに着替えた王子と幸ちゃんが出てきてちょろっと演奏。
王子のギターはKayama Yuzo 50th Anniversary Model。

王子が「カンレキーズはこれからもいろんな衣装に挑戦したい」と
話していると、そこに長白衣を着た桜井さんがやってくる。
首に聴診器をぶらさげて…。

「オイ!。コラ!。なんでおまえだけっ…!。
  それ、白っつったって…白衣じゃねぇか!。
  もしかして…ドクター?。でも白い髭のドクターなんて…ヤギ?」
桜「メェ(頷く)」
高「あ、ヤギだ。何かのドクターなの?」
桜「メー(目)」
高「眼科?!。眼科のお医者さんなの?。
  じゃぁハイ、坂崎がお腹の調子が悪いっていうからちょっと診てください」
桜「メッ(聴診器を耳に填める)」
高「おっ、聴診器?。本格的だねぇ〜」

メッ…メッ…メッ…と、幸ちゃんの胸からお腹、
そして股間あたりに聴診器を当てる桜井さん(^^;。

高「下過ぎだろっ!。で、なに?。腸の調子が悪い?。これは手術しないとダメ?。
  メスあるの?…え?あるの?」
桜「メッ」

ステージ下手袖に、メス(?)を取りに行く桜井さん。
しかし戻ってきたその手には、メスではなく作り物のノコギリが(^o^;。

ギーコギーコとノコギリを挽きながら幸ちゃんのお腹を切る桜井さん。
そして切ったお腹に手を突っ込んで腸を取り出すフリをするんだけど
その効果音がブチュブチュブチュブチュ…と妙にリアル…(^^;。

高「リアルですねっ!。…で、取りだした腸を…?」

またギーコギーコ切り始める桜井さん。
そして切り取った腸を指でつまんでニオイを嗅ぐが…

桜「メッッッ(臭ッッッ!)」

思わず鼻をつまんで手に持った腸を自分から遠ざける。
そしておもむろに、太郎さんに向かって投げる(フリ)。
「ワァァァーッooO(゚ペ/)/」とばかりに、大袈裟に避ける太郎さん(笑)。

幸「今の太郎のリアクション、良かったな(笑)」
高「もういいから早く着替えてこい!。ハウス!」

…この期に及んで新しいネタを投下してくるとは、
王子、本気だ(笑)。


グループサウンズは1966年に始まって、数年で終わってしまったが
それは何故なのか、という話をする王子…。

高「それはブームになってしまったからです。
  やはりブームになると長続きしません。
  ですから、ブームにならないアルフィーはエライ!(笑)」
客「(拍手)」
高「その拍手はなんか…(^^;」
幸「(オーディエンスに向かって)納得するなよ(笑)」

高「アルフィーは常に時代の7番手8番手でやってきました」
幸「そこまで謙虚にならなくてもいいだろ」
高「そう?。じゃぁ時代の5番手6番手…時々2番手くらいになりますけど」

そしてこの後は、80歳になっても若大将という加山雄三さんを見習って
自分も80歳になっても王子と呼ばれるように頑張りたいと話す王子。

高「それでは、その加山さんに敬意を表して
  加山さんが中学2年生の時に作ったという曲を
  アルフィー流にアレンジしてやってみたいと思います!。“夜空の星”

今日改めて思ったのは、
この曲のライティング、こんなに綺麗だったっけ…ということだった。
なんというか、ほぼ正面から観ていてると
照明の美しさに気付かされることが多い。

高「さぁー、LOVE♥LOVE LIGHTタイムがやってまいりました。
  持ってる人も持ってない人も、ピカピカカンレキーズで踊ろーーー!」

王子、ギターを(多分)ジェフ・ベックモデルの
白いストラトに持ち替えて“フリフリ”
今日も後奏のギターソロが凄すぎて、
わわわ、そんなにアームをギュンギュンしちゃって
ギター壊れちゃわないのー?!∫(TOT)∫などと
心配になるほどだった。

“好きさ♥好きさ”では
再びKayama Yuzo 50th Anniversary Model。
今日もやっぱり「♪せつないほど ほしくなるよ」で
ギターのネックを素早く振るパフォーマンスと、
「♪まだー全然届かないー」の後の
「♪好ーきさ好きーさ100万回でも…」で
ギターを縦に構え、低音弦で歌のメロディと異なるフレーズを弾くところ、
これがもう個人的にツボ中のツボ。
ついつい踊るの忘れて見入ってしまうのだった(^^;ゞ。
(いや元々ちゃんと踊ってなどいないのだけど)

“Dancing 60's”が終わると
3人、LOVE♥LOVE LIGHTを手にステージ後方へ。
“Dancing 60’s”のインストが流れる中、サビの振付を踊る3人
左右からカーテンが閉まってきて、もう閉まる〜〜〜ってところで
客席に向かってお辞儀をする3人。

今日も、一旦終わると見せかけて…

再びカーテンが左右に開く。
カーテンが開いた時に、3人がどんな状態になってるのかが楽しみ(^m^)。
ヨコケンでは王子が桜井さんと幸ちゃんをおぶっていたけど…(笑)。

カーテンが開くと、なにやら脚を大きく開いて
踏ん張っている風の桜井さんと王子。
その間では幸ちゃんが、二人の膝のあたりに足を掛けて立とうとしている。

あー!その昔(’90年代初頭かなぁ)よくやっていた
幸ちゃんが桜井さんと王子の脚に乗っかってポーズを取る、
アレをやろうとしているのだな?!。

だがしかし…
おそらくイメージは’93年のVictory Autumn Tourのポスターなんだと思うのだけど
なにやらヨタヨタとして、なかなかポーズがキマらない(^^;(^^;(^^;。
観ているこっちが「だだだ、ダイジョウブ?!」などとハラハラしてしまう。
その上、幸ちゃんが二人の脚に乗った状態で
もしかしてそのまま前に進もうとしてる?!?!。
無理無理無理無理!ヤメテェーーー!∫(TOT)∫。

…やはり20数年前のようにはいかないのが現実か(やや小声^o^);。

王子のギターはここでもKayama Yuzo 50th Anniversary Model。

注目すべきはやっぱりサビの振付か。
前回のヨコケンではどうだったか記憶が定かでないのだけど
「♪ビートでGO!GO!GO!」で横向きになるところなど
桜井さんも部分的に振付に参加していた。



カンレキーズのコーナーが終わると、ここで10分間の休憩。

始まる前のクラシックもよく聞こえなかったが
ここで流れるスターズオン風のGSメドレーも
音が小さくてあんまりよく聞こえなかった。
これ、好きだからちゃんと聴きたかったのにな〜。




10分経ったところで、第二部の開演を告げるブザーが鳴る。
さぁ、立たねば!。

♪デーーーデデッデーーーーー… デーーーデデッデーーーーー…

王子のギターの重低音が鳴り響き、みたびカーテンが開き始める。
いつものブルーグレーっぽいスリーピースの桜井さん、
ブルーのジャケットに、ネイビー(?)の細身のパンツの幸ちゃん、
そしていつものギンギラギンの衣装に身を包んだ3人の姿が見え始める。

“悲劇受胎”
王子のギターはFlying A-V(Gold/Silver)。
メタルである。…燃える〜〜〜!!!
が、アタシ的にはやっぱりもっと音が大きくてもいいんだけどな、
と、このTHE ALFEEのド頭3曲ではいつも思う。

“American Dream”では
いつものように、幸ちゃんと王子が左右の花道へ。
1コーラス目は幸ちゃんが左、王子が右
2コーラス目は王子が左、幸ちゃんが右。
ステージでは桜井さんが淡々とベースを弾いてるし
どこを観たら良いのか目が迷う〜〜〜(^o^;。

でも3コーラス目では、3人ステージ中央に集まって
幸ちゃんが前に立ち、桜井さんと王子はその後ろの
一段高いところに立って、三角形のフォーメーション。

そしてメタル3連発の最後は“ジェネレーション・ダイナマイト”
あ〜、このイントロのパカパカライトも、今日とあと名古屋で一旦見納めか〜。
(またいつかきっと観られるとは思っているけど)。

髪振り乱してヘドバン気味に頭を振りながら演奏する王子。
最後の「Fireーーーー!」では、ギターをジャーン!と弾いた後
親指と小指を立てた右手を高く掲げる。う〜ん、カッチョエェ〜。

ちなみにこの3曲での王子のギターは全てFA-V(Gold/Silver)だった。


ここでMC。

幸「ハイありがとーございます、ありがとーございます。
  カンレキーズの次は、アルフィーでございます。
  早いもので、関東ファイナルになってしまいました。
  先程までとは打って変わって、随分重たい音楽で始まりました。
  ハイ、それじゃぁ3曲ちょっと大変だったんで座りましょうか」

アルフィーの掟として、メタルは1日3曲まで。
それ以上やると、桜井さんの顔と手が痙ってしまうから、と幸ちゃん。

幸「その点、高見沢は何をやっても平気でございます。平気でしょ?。
  歯のよい子。健康優良児でございますから。
  ところでそのギターは健康優良児には似合いませんね。
  そのギターでフォークでも弾くんですか?」

王子のギターはTerry’s Terry No.84。
これまでこのコーナー(?)では、フォークと言っても
実はあまり歌ったことのない歌を歌ってきたので
今日はよく知っていて、なおかつこの衣装に合ったものをやるという…。

高「それは、…ガロです」

…えっ?、アタシの中には
このギラギラ衣装がガロと合ってるイメージはないんだけど…(^^;。

高「それでは、僕の好きな、ガロの歌をやってみたいと思います」

♪まわっる〜 まわっるよ〜 僕らを乗せなっがら〜…
 まわっる〜 まわっるよ〜 地球はメリーゴーラ〜ンド

王子が歌い始めたのは“地球はメリーゴーランド”。
ガロのものまね風で1コーラス。
途中から幸ちゃんもコーラスで参加。
う〜ん、いい歌だ。

幸「んん〜、いいですね〜。これ、桜井の場合はどうなるんですか?」

再びイントロを奏で始める王子。そして…

高「♪まわる〜まわるよ〜枕を乗せながら〜…
   まわる〜まわるよ〜まさるはメリーゴーランド…」

ステージ左側では、頭の上に枕を乗せてその場でくるくる回る桜井さん。

更に…

高「♪まわる〜まわるよ〜イクラを乗せながら〜」

すると今度は大きなイクラの軍艦巻きの作り物を
頭に乗せてくるくる回り始める桜井さん。
(手作り感満載の軍艦巻きのイクラ部分は赤いゴムボールと思われる)。

高「♪まわる〜まわるよ〜 まさるは回転寿司〜」
幸「桜井は寿司は何が好きなの?」
桜「マグロ」
高「♪まわる〜まわるよ〜 マグロを乗せながら〜」

今度は、マグロのにぎり寿司の作り物を頭に乗せてくるくる回る桜井さん。
シャリの部分は、白い枕みたいな感じだし
刺身の部分は、厚さ5cmくらいのウレタンマットを赤く着色したような
こちらも手作り感満載のにぎり寿司(^m^)。

高「♪まわる〜まわるよ〜まさるは〜目が〜回る〜…」
桜「…ホントに今目が回ってて気持ち悪いんだけど(▼▼)。
  打ち消せるかと思って時々逆に回ってみたんだけどダメ。
  大体なんで俺がこんなことやんなきゃいけないんだよ!」
幸&高「だって俺たちギター弾かなきゃいけないもん」
桜「俺、ヒマだからやってんのか?!」
高「何を言ってんですか!。桜井さんあってのTHE ALFEEじゃないですか!」
客「(拍手)」

またまたこの期に及んで新しいネタ投下。
幸ちゃんが「ツアーが始まった頃から考えてたんだろ」と言うと、
「昨日思いついた」と王子。

ちなみに幸ちゃんによると、
リハーサルでは「そこらへんで(イクラとかマグロを)買ってくればいいよ」と
話していたらしいのだが
「でもちっちゃくて(客席から)わかんないかなー…」と
王子がちっちゃく呟いたら、スタッフがこのような素晴らしい小道具を
速攻で作ってくれたらしい(^^;。

幸「うちのスタッフは偉いね!。これなんてマグロにしか見えない。
  イクラなんて軍艦巻きだぜ?。芸が細かいよなー。さすがマジマ商会!。
  これがもし変なの作って来ちゃったら、
  例えばイクラじゃなくて数の子みたいなの作ってきちゃったら、
  高見沢『ちがうだろーーーっっっ!!!』て言うんだろ?。
  『ちがうだろーーーっっっ!!!』て(笑)」
高「『ちがうだろーーーっっっ!!!』て?。…でも僕は暴力はふるいませんよ」

…ウケる(^^;。

ここから先は、桜井さんが高校時代にコピーしていた音楽の話。
そしてそこから映画『小さな恋のメロディ』の話へ。

高「桜井はS&Gのコピーをやってたんですよ。
  S&Gの他には何をコピーしてたの?」
幸「クロスビーとか?」
桜「クロスビーもやりましたし、S&Gにビージーズ…」
幸「おっ、ビージーズ!『小さな恋のメロディ』の主題歌を歌ってましたね。
  …高見沢が出てたやつな」
高「出てないっ!(笑)。あれはマーク・レスター!。
  あの頃マーク・レスターさん、こんなちっちゃかったろ!」
幸「映画だと大きさがよくわかんねぇんだよ」

幸「桜井、映画館に観に行ったんだろ?」
桜「行きましたー。すっごい人気で3〜4時間並んだんですよ。
  入れ替え制で、映画館の周りをぐるぐる3周くらいしたんですから」
幸「誰と行ったんだよ」
客「♪ヒュ〜」
桜「一人でですよ。周りみんな女の子ばっかりだったのに
  ワタシ一人で並んでたらハトの糞が落ちてきて…。
  最初なんだかわからなくて、なんか落ちてきたなと思って
  こーやったら(手で拭ったら)ハトの糞で、
  それ見た周りの女の子たちが『ギャァァァァーーッ!!!』って」
幸「鳥の糞にツいてるよな」
桜「別に(ハトが)俺を狙ったわけじゃないと思うけど」
高「いや、狙ったと思うな」
桜「あれって狙って出来るものなのか?(▼▼メ)」

と、羽ばたきながら、狙いを定めて糞を落とすハトのマネをする桜井さん。

幸「それでは今日は、この曲をやってみたいと思います。
  “Melody Fair”

おおおお〜〜〜?!。大宮スペシャルは何故かいきなりカヴァー曲。
なんだか新鮮。なんだか嬉しい。
確か武道館でやったデビュー40周年記念ライブのCDに入ってたっけ。
Aメロの後に、王子が奏でる
♪レド#シラソファ#ミファ#…がツボ。
あとは3コーラス目のサビ直前の桜井さんの「SO〜!」。
これ、ビージーズのオリジナルでも言ってるのかな?と
帰宅して聴いてみたらちゃんと言ってた。

カヴァー曲、いいな。
名古屋でも何かカヴァーが聴けるといいな〜。
(いや、けしてアルフィーのアコースティックナンバーを
 聴きたくないという意味ではなく…^^;)。

この後はいつもの“DNA Odyssey”
王子のギターは’57年製のストラトキャスター。

この曲は、真ん中へんの席で観るのと端っこの席で観るのとでは
照明の迫力が全然違うように思う。
静岡でもそうだったのだけど、ほぼ真正面から観ていると
なんだか船酔いしそうになるほど臨場感がある。

そんな時は双眼鏡を覗いて船酔い緩和しようとするのだが…
王子の髪の短い部分が、何本か静電気で立っている…こんなに湿気が多いのに(^^;。


そんな静電気王子のMC。

高「“Melody Fair”、これは僕がアルフィーに入ってから覚えた曲なので、
  思い入れがありますねー。
  当時覚えた歌っていうのは、歌詞がもう体の中に入ってるんだよね。
  DNAの中に入ってるんだな。
  みんなのDNAの中にもアルフィーが入っていると思います。
  それは例えば、テレビの画面を観ていなくても、
  タマホーム…アルフィー?!と分かってしまう。
  ギターの音だけで分かってしまうという」

そしてちょろっと自分のソロライブの宣伝をしてから
「みんながどの曲をきっかけにアルフィーを知ったのか」について場内アンケート。

高「高「みんなの中でも、アルフィーと出会った頃の歌とか…。
  みんながアルフィーをどの曲をきっかけに知ったのか、気になるんですよ。
  アンケート取ってみましょうかね。
  “ラブレター”でアルフィーを知った人!
客「(^o^)/ハーイ」
高「…少なくなりましたね。じゃぁ“夏しぐれ”で知った人!」
客「(^o^)/ハーイ」
高「…ホントに?。そんなに大きな声で言っちゃって大丈夫?(笑)。
  “夏しぐれ”で…?。そんなに若いのに?。
  ありがとうございます。これは嬉しいですよね」
幸「嬉しいよね〜」

高「桜井がアルフィーを知ったのは?。“夏しぐれ”?」
桜「ん?。もっと前から知ってた」
幸「なんで。“夏しぐれ”より前にはアルフィーはないぞ」
桜「だって“危険なリンゴ”があるもん。
  レコーディングしたのは“危険なリンゴ”の方が先だから」
幸「あ、そうか」
桜「それなのに高見沢が入ってきて『高見沢くん、ルックスいいねぇ〜』って…」
幸「そうだ、逆転したんだ」

“メリーアン”で知った人を尋ねると、さすがにこれは多かった。
(でも幸ちゃん的には「こんなもん?」)。

高「でもその時にはまさかこうなるとは思ってなかったでしょう?。
  まさか自分が!ミイラ取りがミイラになってしまうとは」

確かに…。
1983年に、アタシをアルフィーのライブに誘ってくれた
中学時代のKさんは、今や地元横浜のライブに参加するだけだが
このアタシときたら…(^o^;(^o^;(^o^;。

ちなみにアタシがアルフィーを「知った」のは
日テレで土曜の朝にやっていた「オモタメ情報局」という番組。
曲で言えば夜ヒットで観た“別れの律動”。
ハマるきっかけは“ジェネレーション・ダイナマイト”。

高「当時は歌番組がたくさんありまして
  みんなのお陰でベストテンなんかにもいつも出ていたんですが
  当時の話を聞くと、とにかくアルフィーは
  リクエストの葉書の量が凄かったらしいんです。
  レコードの売上は10位でも、リクエストは1位。
  それが相殺されて5位くらいになってました(笑)」

一時はリクエストの量がたのきんトリオといい勝負だったとか。
なので、たのきんトリオの真似をして…

幸「マサルの《マ》に高見沢の《タ》坂崎の《サキ》でマタサキトリオ」
高「ちっともウケませんでしたけど(笑)」

高「ここで“メリーアン”をやると美しいですが、
  やらないんですねー。やると思ったでしょう?。
  …’87年ですか、いっぺんにシングルを2枚出したことがありましたけど」
幸「二枚舌ですね」
高「その曲をやろうと思います。どちらをやるのかというと、こっちのをやります」
幸「わかんねぇだろ」

ということで「こっちの」とは“サファイアの瞳”
王子がタイトルコールをすると、
おぉぉ〜!と言いながらダダダダ…と立ち上がるオーディエンス。
ギターはFlying Angel FANTASIA。

桜井さんが「♪ま〜よなか〜の〜 大宮 City Lights!」と歌うと
客席からは「ウォォ〜!」と怒濤のような声援が湧き起こる。

そしてみどころは何と言っても間奏の
幸ちゃんのパーカッション→桜井さんのチョッパーベース × 王子のギター。
三声のコーラスやスイッチボーカルも「アルフィーらしい」けど
こういうのもすっごく「アルフィーらしい」。

“サファイアの瞳”が終わると、ただすけくんのピアノ…
そこにヒュゥゥゥ〜…という風の音が重なって、幸ちゃんのアコギのイントロ。
“LAST OF EDEN ~Neo Universe PART II”
王子のギターはポール・リード・スミスのPrivate Stock #3925 Custom 24。

そして次の曲は“無情の愛 X”
ギターは当然FANTASIAでしょ!と思ったら
ギターを変える気配がない…(・o・)。
今日はこのままPrivate Stock #3925 Custom 24で行くらしい。

そう思って聴くからかも知れないけれど
やっぱりギターの音がFANTASIAを使っている時とはちょっと違う気がする。
PRSの方が、より重厚感が感じられるのは気のせいか???。
ヴィジュアルはFANTASIAの方が合ってるけれども(^^;。

後奏のギターソロの後の、最後のキメポーズも
ステージ側からの照明で逆光になっててカッコ良かった〜(*^^*)。

本編ラストは“Nouvelle Vague”
ただすけくんが奏でる、ファンファーレのようなイントロの間
客席に背を向けておそらく喉を潤しているらしい王子。
こちらを振り返ると、顔には真っ黒いサングラス。

ギターは20th Anniversary Takamizawa Special。
今日もあのカッコいいシルエットが観られるだろうか…わくわくわくわくo(^-^)o。

ギターを弾かないAメロ部分では、サーベルの柄に当たる部分を掴んで歌う。
その他の部分でも、いつにも増して身振り手振りが多く
なんだかまるでミュージカルでも観ているようだった。

「♪はーなやかに着飾る淑女…」のあたりで、ステージ前方に出てきた王子。
(心なしか、前に出てくるタイミングが少しずつ早くなってる気がする^^;)。
中央に出てくるちょっと手前で、左側の壁に王子の大きなシルエット!(♥▽♥)。
わぁっ、出たぁ!。

しかし、ホールの壁の角度にもよるのか
残念ながらその後はヨコケンほどのシルエットは出なかった。
それでも時折映る上半身のシルエットは、とってもカッコ良かったけれども。


曲が終わった後の、

「どーもありがとーーーっっっ!!!」

という王子のシャウトが、なぜかいつまでも胸に残った。





《TO BE CONTINUED…アンコールにつづく》 

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コメント 8

YAYOI

お疲れ様でした!
三日前に参加を決めてチケットを探して参加しました!
王子の腕立て伏せが見れて満足です♪
(NHKでは席が前過ぎて人の陰で見えなかったので)

しかしNHKのメイド服といい、ALFEEスタッフの仕事の早さとクオリティには感心しきりです。
二階からは本物そっくりに見えました(笑)
by YAYOI (2017-06-29 23:33) 

とりぽん

梅屋さんお疲れ様でした
NHKから長い1か月でしたが、
関東ファイナル(決起集会⁉︎)私もたっぷり大満足でした

なんだか今日の幸ちゃん、とってもカッコよくて可愛かった(^ ^)
エメラルドの王子の「きゃー
by とりぽん (2017-06-29 23:50) 

きよ

アルフィーのコンサートって1回のツアーの中でもどんどん進化しますよね。毎回新しい発見があり、感動があり、だから何度行っても楽しめる。彼らのサービス精神には頭が下がります。
私の春ツアーは大阪で終わってしまったので次は夏フェスタです。今年はどんなお祭りになるのか…楽しみでたまりません(≧∀≦)
by きよ (2017-07-01 13:28) 

ぽこ

梅屋さんこんばんは。
今、マイ初日の名古屋の帰りです。
今日もあんなことや、こんなことがあり、でも、ちょっと心配なこともあったりして、しみじみしながらの帰り道です。
明日、名古屋にいらっしゃるんですよね?
メチャクチャ蒸し暑いので、気をつけて来てくださいね~。
明日のファイナル楽しみましょう~\(^-^)/
by ぽこ (2017-07-01 22:07) 

かりりん

おはようございます。名古屋の朝は晴れております。そしてたぶん蒸し暑いのでしょう・・・(まだ部屋でぐうたらしていますので分かりません(^_^;))

昨夜はこの時期になぜ?と思う新たなネタで笑わせて頂きました(笑)
手術の時のプチュプチュ音がリアルでイヤ〜ッ!!気持ち悪い〜!
昨日はちゃんと縫合までして帰って行かれましたです(^_^;)
そして枕と寿司・・・桜井さん、いつもご苦労様です、と目頭が熱くなりました(爆)

「エメラルドの伝説」は投げキッスして下さってましたが、腕立て伏せはやって下さいませんでした。ちぇ〜っ(笑)今日は見られるかしら?

あとは「Time Spirit」で桜井さんの「おぷにょは〜」が久々に聞けて大変うれしゅうございました(^_^)

あ、そうそう、前にも見たのですが「あなたに贈る愛の歌」で曲紹介の後高見沢さんが一旦後ろに下がってサングラスを外したあと、イントロでギターを弾くのを一瞬忘れそうになっておられる感じです・・・
昨日も手は弾く体勢になっているのに、ボリュームペダルを踏むのを忘れておられたような・・・(^_^;)サッと素早く踏み込んで演奏には支障がありませんでしたが、見ている方はハラハラしながら見ておりました。

では今夜はほんとのファイナル!全力で楽しみましょうね!
by かりりん (2017-07-02 09:42) 

梅屋千年堂

>YAYOIさん
この期に及んでの新ネタ投下にはホントに驚きました。
しかもイクラもマグロもよく出来過ぎていて(^m^)。
ホントにアルフィーのスタッフって、いろんな意味で精鋭揃いなんですねぇ。




>とりぽんさん
宣伝部員決起集会(笑)盛り上がりましたねー。

コメントが途中で切れてしまっているようですので
もしよかったら続きも投稿してくださいませ〜。




>きよさん
そうなんですよ。セットリストが変わるだけでなく
コントやMCの内容も微妙に(あるいは大幅に)変わっていくので
行かれる公演にはできるだけ行きたい!
そんな思いで1ツアーで何本も行ってしまうのです(^^;ゞ。

春フェスタも終わって、夏フェスタもすぐそこですね。
チケット到着、グッズ発表…
始まる前からワクワクがたくさんですね。




>ぽこさん
名古屋…ホンットに蒸し暑かったです(~Q~;)。
でもあれくらい暑くないと「名古屋に来たーっ!」って感じがしないかも(笑)。
帰る頃には雨も上がっていて良かったです。




>かりりんさん
縫合!大宮でもしてました!。すっかり忘れてました(^o^;。
由利徹ばりのパントマイムでした(爆)。

名古屋においてもまさかの新ネタ投下。
ホントにあの3人、そしてスタッフのみなさんは
オーディエンスを楽しませるためにいろいろ考えてくれますね。
一見バカバカしいことを一生懸命やる大人って、いいですよね。

by 梅屋千年堂 (2017-07-06 22:28) 

とりぽん

梅屋さん お返事いただきましてありがとうございます。
あらあらホントにコメントが途中で切れてしまっていて大変失礼致しました。
今となってはなんと書いていたのかきちんと思い出せないのですがとにかく楽しく大興奮のライブだったということを書きたかったんだと思います。
辛い事や様々なストレスでいっぱいの毎日、私はあの3人の存在にどれだけ救われ、励まされていることでしょう。私の行ったライブももちろん、行けなかったライブのあれこれを教えて頂ける梅屋さんのライブレポ、とっても楽しく拝見させて頂いてます。これからもどうぞよろしくお願いします。
by とりぽん (2017-07-07 15:33) 

梅屋千年堂

>とりぽんさん
再びお越し下さいまして恐縮です。

アルフィーのライブはホントに楽しくて
日常の面倒臭いことを、忘れさせてくれますね。
そしてライブの後は、日常・現実に引き戻されても
「また頑張ろう」という気にさせてくれるのです。

夏はどんな夢を見させてくれるのでしょう。
楽しみですね!(*^^*)。

by 梅屋千年堂 (2017-07-09 21:44) 

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