SSブログ

旧古河庭園【3】 [JOURNEY]

The KanLeKeeZがツアーパンフの撮影を行ったポイントをチェックする。

まずは外から観られるところ。

洋館の玄関口。
12_alfee.jpg
「デビュー記念 ザ・カンレキーズの百科グラフ」というページと
その次のページの赤いミリタリー姿の写真はここ。

その隣のページで、桜井さんは正面向き、
幸ちゃんと王子は片足を段差に乗っけてちょい横向きの
白いミリタリー姿の写真はここ。
11_alfee.jpg
(柵は取っ払って撮影したと思われる)。


白いミリタリーの王子が腰掛けていたテラスの手摺り。
01_takamiy.jpg


アングル的にはこんな感じ?(笑)。
02_takamiy.jpg


『エレキな恋人』のジャケ写は、3つ上の写真と同じ場所。
ジャケットっぽく正方形にするとこんな感じ。
10_jacket.jpg

(参考)
あなたに贈る愛の歌(初回限定盤B)





う〜む…小腹も空いたし、白い柵の向こう側からも撮影したいな…ってんで、
イベント期間中のみオープンしている洋館喫茶室を利用することにする。

洋館1階の応接室と食堂(ディナールーム)を喫茶室として開放し
簡単なケーキとお茶を提供してくれる。
室内席ならば空いていたのだけど「テラス席がいいので〜」と
テラス席が空くまで待たせてもらった(^^;ゞ。

洋館内は撮影禁止なのだけど、テラスから外を撮影するのはOKとのこと。

テラスのこちら側から観た風景。
06_jacketinside.jpg
青いミリタリー姿の、王子がセンターでグヤトーンSharp5を構えてる写真は
こっち方向から撮影したと思われる。

距離が足りなくて全体が写せないけど、
背景の緑のカタチとシュロ(?)の木が一緒。
08_alfee.jpg

その隣の、青いミリタリーの桜井さんが一人で写ってる写真は
さっき王子が腰掛けてた手摺りの反対側に寄りかかって
矢印方向から撮影したと推測…。
13_sakurai.jpg


そうこうしてるうちに、ケーキとお茶が運ばれてきた(*^^*)。
04_teatime.jpg
う〜ん、美味なり。なんだかとても贅沢な気分。


『エレキな恋人』のジャケ写で、王子が掴んでた柵の先(笑)。
09_saku.jpg


お茶を頂いた後、再び外に出てぶらぶらしてるうちに14時30分。
洋館見学の時間になったので、洋館の玄関前に集合。

洋館見学の定員は25名。
事前申込で定員には達していなかったようで、その場で申し込む人も多数。
見学はガイドツアー方式で、ボランティアと思しきオジサマの説明を聞きながら
洋館内の各部屋を回って行く。

最初に通されるのが入って左手のビリヤード室。
特徴的な壁紙から、インタビュー記事内の桜井さんの写真はここと判明。

更にビリヤード室から貼りだしているのがサンルーム(という名の喫煙室)。
外から観るとこんな感じで壁と床が非常に特徴的。
08_sunroom.jpg
エメラルドグリーンのミリタリー、
膝をついた王子がセンターでTakamiy VOX MARK Vを立てて
後ろに桜井さんと幸ちゃんがいる写真はここ。

次は喫茶室として使用されている応接室。
(喫茶のお客さんがいてもお構いなしにドヤドヤと入っていくのだ^^;)。
白い壁から想像するに、エメラルドグリーンのミリタリー姿の幸ちゃんが
一人で窓辺に佇んでいる写真はおそらくこの部屋。

更に朝食用の小食堂を通過し、赤い壁の大きな大食堂(ディナールーム)へ。

白いミリタリー姿で、幸ちゃんがSharp5、王子がKITE、
桜井さんがMARK Vを立てて持っている部屋と、
赤いミリタリー姿で、王子が椅子に座っている写真はここと推測。

なんだかここまでガイドツアーの内容をちっとも紹介していないけど(^^;ゞ
決してガイドさんの話を聴いていなかったわけではない(ホントだよ〜笑)。

例えばこの大きな食堂では、長テーブルで食事をする際に
離れたところにいる人との会話がしやすいように
つまり話し声がよく響くように、壁の腰板が高めに設計されている。
部屋の隅には小さな小窓(扉)があって、料理はそこから出し入れし
食事中に厨房や配膳室の様子が見えないように工夫されている。

そして天井の装飾は「食堂」らしく、様々な果物を漆喰で象った装飾がなされている。
(ちなみに先程の「応接室」はバラの間と呼ばれていてバラの装飾が施されている)。

マントルピース(暖炉)も豪華で
硬くて厚みのあるナラ材を削り出して作ったというレリーフ状の装飾は
相当腕のいい職人の仕事だろうと言われている。


そして2階に上がって行くための階段。
ツアーパンフでは、小さめの写真が見開きで8枚並んだページに
この階段で撮影した写真が何枚かあるのだけど
この階段の手摺りについては「触れる文化財ですよ」ということなので
無駄にベタベタ触ってきた(笑)。

この階段、一段一段の高さが一般的な階段よりも低めに作られている。
その理由は、当時のご婦人方の服装が着物やドレスだったからで、
そういった服装でも楽に階段の上り下りが出来るように、という工夫だそうだ。

この階段以外にも、細やかな心遣いが随所に散りばめられていて
「設計したコンドルさん、ステキ」なのである(笑)。
 


1階が客人をもてなす作りになっているのに対し
2階は主に日常生活の場になっていて、
洋風な外観からはちょっと想像しがたいが、和室が半分以上を占めている。
洋間は寝室と主寝室のみだが、庭園を一望できる主寝室の眺めは最高で
ガイドさんもここが一番のお気に入りだそうだ。

先述した通り、設計したのはイギリス人建築家、ジョサイア・コンドルだが
さすが河鍋暁斎に弟子入りして日本画を習うほどの日本通だけあって、
日本のことが分かっているというか、
日本人が暮らしやすそうな洋館になっているなぁと感じた。



館内撮影禁止だったのだけど、1枚100円のポストカードが4種類販売されていて
階段や食堂など欲しい写真が結構網羅されていたので4枚とも購入。
10_postcards.jpg


こんなことして、アタシもヒマだねぇ(^^;…なんて思いながら
想像以上に楽しめた、旧古河庭園であった。
nice!(2)  コメント(14)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 14

おかん

カンレキーズも雨の中の撮影でしたよね、雰囲気バッチリですね♪
癒されました~楽しめました~!(^^)!
こちらポストカード100円はお安いですね(笑)

by おかん (2017-05-12 05:03) 

にゃんこ

1でもしや、と思ってロケ地に行かれたのですね。
また、バラも見られる季節に行かれて良かったですね。
遠くてなかなか訪問出来ないのでこうしてブログで公開
していただきありがとうございました。
by にゃんこ (2017-05-12 08:00) 

うさぼん

こんばんは。素敵ですね。薔薇の花びらの雫がお花を一層引き立てています。洋館も素敵です。是非見に行こうと思います。
by うさぼん (2017-05-12 21:02) 

梅屋千年堂

>おかんさん
生憎の天気だったのですが、そのお陰でパンフと似た雰囲気の写真が撮れました。
(…ということにしておきます笑)。
石造りの洋館は、暖炉はたくさんあるものの、
いかにも冬は寒いだろうなぁという感じで
幸ちゃんが風邪をひくのも頷ける気がしました(^^;。




>にゃんこさん
本当は5月3日に行こうと思っていたのですが
・GWの真っ只中できっと凄く混んでいる
・そしてその割にバラはまだあまり咲いていないかも
・しかもこの日は貸切のため洋館の見学ができない
・更にtaKamiy × Kitamuraのコラボ商品の発売日とぶつかった
こんな理由で1週間先延ばしにしたのですが、
バラもちょうど見頃を迎えていて結果的に良かったです(*^^*)。




>うさぼんさん
バラフェスタ…じゃなくて、バラフェスティバルは今月いっぱいですので是非!。
しかも12日〜21日はライトアップもしているそうですよ。
往復ハガキによる洋館見学の申込は10日前までに、とのことですが
平日ならば事前申込がなくても洋館見学は大丈夫な気がします。

by 梅屋千年堂 (2017-05-12 21:51) 

こたろう

パンフはNHKで購入予定なので、まだ手元にないのですが、マニアの会報でパンフ撮影を見たときに、上野の旧岩崎邸かな?と思ったら、同じコンドルさんの設計でした。

ただ、こちらの方が落ち着いていてステキですね。
何度かドラマとかで見たことがあるので、時々テレビのロケなんかにも使われるのでしょうか?
食堂やビリヤード室、ステキですね~。
旧岩崎邸でもあったのですが、あの時代にビリヤード室があることがビックリでした。(それまでみたことがあるのは、沼津の旧御用邸だけでした)

梅屋さん和室って見ることができましたか。
実は旧岩崎邸のとき、300年物の杉の一枚板の天井板(今では造ることが不可能で、だんなさんが「本の中でした見られない代物だぁ!」と大興奮していました)があったりして、
和室ながらもその時代の最高峰のつくりになっていたことに、非常に感動した覚えがあり、旧古賀公園はどうなのかなぁ。と思いました。
by こたろう (2017-05-14 23:41) 

おかん

昨日、三女と行ってきました~。人が多いのは仕方ないので、まぁ雰囲気フンイキと言いながらもデジカメはしっかり。しかし人が多くてあまり写真撮れなかったです・・。和室も大滝辺りも人、人、でした。なんとか洋館の喫茶入口に。スリッパに履き替えて入っちゃって(受付の人がいなかった?)から、満席とわかり、お手洗いだけお借りしました、ドアのところに「文化財ですので丁寧に閉めて下さい」と書いてありました。すいません、て感じで洋館を出ました。薔薇の時期としてはちょうど良く、天気も曇りでそれなりに楽しんできました。
by おかん (2017-05-15 10:24) 

梅屋千年堂

>こたろうさん
>>梅屋さん和室って見ることができましたか
もちろん2階の和室も見学させていただきました。
欄間や天井、床の間や違い棚などに
コンドルさんの苦心とこだわりが感じられました。

旧古河邸の醍醐味は、外観は100%洋館なのに
2階には和の空間が広がっているところでしょうか。
しかも和と洋を直接繋ぐのではなく
その間に「緩衝地帯」が設けられているのもステキだな、と思いました。
(洋風の扉を開けたらといきなり畳!というのではなく
 洋風の扉の向こう側に襖があって、そこを開くと和室、
 という作りになっているのです)。

1階の洋間はとっても素敵だけれども、
2階の和室の方がなんだかホッとするなぁ〜と感じたのは
自分が日本人であることと、コンドルさんが寛ぎの空間を
意識的に演出したからなのかも知れません。




>おかんさん
おぉっ!さっそくお出掛けになったのですね。
さすが、フットワークが軽い。
でも…シーズン真っ只中の日曜日…やはり混み合っていたのですね(^^;。

>>(受付の人がいなかった?)
アタシが行った時も、カウンターにはどなたもいらっしゃらなくて
「どーすりゃいいの?」と思ったら、なにやら呼び鈴のようなものがあったので
それを♪チリリンと振ってみたら、奥からスタッフの方が出てきました。

あー、アタシは外のトイレを使っちゃったんですよね〜。
文化財トイレも利用すれば良かったな(笑)。

by 梅屋千年堂 (2017-05-16 01:32) 

こたろう

梅屋さん、ありがとうございました。
和洋をつなぐ、緩衝地帯も、イイですね。
コンドルさん、ますます惹かれました。
美術館巡りもままならないのに、コンドルさん設計の建物を見て回りたくなりましたよ〜(^_^)
by こたろう (2017-05-16 23:08) 

梅屋千年堂

>こたろうさん
コンドルさんは、奥様も日本人だし、河鍋暁斎に弟子入りして日本画を学んだり
最期もイギリスに戻ることなく日本で息を引き取って
本当に日本を愛してくれていたんだなぁと思います。
現存する建築物は多くはないようですが、あちこち回って観て
違いや共通点を見つけるのも楽しそうですね。

by 梅屋千年堂 (2017-05-18 03:31) 

あきよし

こちらで教えていただき即往復ハガキ出してNHKホールライブ前に
見学して来ました。
東京の友達は友達で大変喜んで、何故に地方人の私が知っているの?
ちょっとした隙にテラス側から柵を写真撮り触り(笑)
いつの間に~でした。
友達の時間の関係でケーキセットは食べられなかったけど楽しかったです。
建物、お城より洋館好きとしてもGOOD
他のコンドルさんの作品も見たくなりました庭園と。
次回、横浜x2回の時でも??

ようやく地元のチケット再配達で受取ったら、かぶり付きの座席が~キャー
あれを目の前で見れる、何を着て行こう~
ペンライトなしで耐えます(笑)
by あきよし (2017-05-29 11:51) 

あきよし

すみません。
肝心のお礼が抜けてました。
ありがとうございました。
by あきよし (2017-05-29 14:46) 

梅屋千年堂

>あきよしさん
いえいえお礼だなんて、そんなそんなとんでもないことでございます。
旧古河庭園、お友達と行ったら
カンレキーズと同じ場所・同じポーズで写真を撮ってくるってのも
面白いかも知れませんね
…いや、それはちょっと(いやかなり)恥ずかしいか(^o^;。

>>かぶり付きの座席が~キャー
キャー!おめでとうございますー!。
もう、キャーキャー叫んできちゃってくださいませー(≧▽≦)。
そしてまた楽しいお話きかせてくださいねー。

by 梅屋千年堂 (2017-05-29 21:52) 

みかちん

唐突に、旧古河庭園を旧古河邸・・・と なんか違うと思いつつも書いたらやっぱり間違ってました。でも、スッキリしました(*^o^*)

パンフレットを見てこの場所が分かる梅屋さん凄〜いと思って『旧古河庭園』を調べたら、意外と近いはオーバーですが訪ね易い場所でした。
で、母に話したら、あっさり『行ったことある。何回も・・・・』
わたし『えっ⁉︎』
母の案内のもと行きました。

お天気が良かったので 激混みでした。庭園をゆっくり散策はムリ〜の一言で終了。それでも、頑張って薔薇の花を写真に収め、建物も庭園の方から撮ろうしても人人だらけで、中々、気に入ったものは撮れませんでした。
それでも、一瞬でも異国にいる気分を味わうことが出来ました。

また、別の機会に訪れゆっくり散策たいです。



by みかちん (2017-05-30 05:53) 

梅屋千年堂

>みかちんさん
パンフを観て、あの場所が旧古河庭園だとわかったのは
オフショットの中に旧古河庭園のマップがあったからです。
建物だけ観て「これは!」と思ったワケではありません(^^;ゞ。

みかちんさんがお母様とお出掛けになった日は
そんなに混雑していたのですね(◎_◎)。
秋になるとまた「秋のバラフェスティバル」があるようですから
その頃に訪れるのも良さそうですね。

by 梅屋千年堂 (2017-05-31 01:10) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0