SSブログ

DAVID BOWIE is デヴィッド・ボウイ大回顧展 [EXHIBITION]

場所は寺田倉庫G1ビル。最寄り駅は天王洲アイル。

この展覧会はちょっと変わっていて
来場者全員ヘッドフォンを装着して観覧することになっている。
そのため、ヘッドフォンの台数の関係で一度に入れる人数に制限があるため
チケットは入場日時を指定の購入になる。
「よし、この日のこの時間に行くぞ!」と決めてからチケットを買うのだ。
もちろん、当日行った時間に空きがあれば入れるし
何日の何時に行っても入れますよというチケットもあるのだけど
どちらもちょっと割高なのだ。

というわけで、2月2日の12:00〜14:00の前売りチケットを
インターネット(チケットぴあ)で購入し、
セブンイレブンでチケットに引き換えてから現地へ向かう。

天王洲アイルへ行くのはかなり久しぶり。
ベルーガショップが天王洲にあった頃、何度か訪れたが
最後に行ってからおそらく優に10年以上は経っている。
JR京浜東北線の大井町駅でりんかい線に乗り換えて2駅目。
地上に出て、徒歩5分弱で寺田倉庫ビルに到着。

大きな看板が出ていたのですぐに分かった。
dbi_1.jpg

看板の反対側。
dbi_2.jpg


会場はビルの5階。
エレベーターで5階まで移動しフロアに出ると、
入口に20人くらいの列が出来ている。
10人くらいずつ中に案内されて、
ヘッドフォンとガイド機の説明を受けたら、あとは自由に見て回ってOK。
12:00〜14:00という時間指定だけれども
別にこの時間内に観終わらなければいけないというわけではなく
この時間内に入場さえすれば、
あとはサーッと観てもじっくり観てもどちらでもいい。

ガイド機は渡されたけど、
通常の音声ガイドのように番号を押したりする必要はなく
展示物の近くに行くとセンサーが反応して
勝手に再生が始まる仕組み。
おぉ〜!これは画期的だ!と最初は感動したのだけど
感度が今ひとつで一向に音声が出てこなかったり、
逆に感度が良すぎて別の場所の音声が聞こえてきたり
オマケにアタシの耳と頭にヘッドフォンがフィットせず
なにやらちょっとビミョーなシステムであった(・_・)。


デヴィッド・ボウイ(本名:デヴィッド・ロバート・ヘイウッド・ジョーンズ)は
1947年1月8日生まれ。そして昨年(2016年)の1月10日に亡くなった。
なので、一周忌に合わせての回顧展なのかと思っていたのだけど
実は2013年から世界9都市を巡回してきた展覧会なのだった。

白状すると、デヴィッド・ボウイという名前は
高校生くらいの頃から知ってはいたが、
曲となると、本当に誰もが知っているような数曲しか知らない(^^;ゞ。
それでもきっと楽しめるはず…と信じて展示を観始める…

が、場内がイイ感じで薄暗い上にキャプションの文字が小さい。
しかもオレンジ地に白文字で書いてあったりすると、まったく見えない(x。x)。
しょーがないのでもうキャプションをじっくり読むことは諦めた。

そんなわけで、細かい部分はわからない展示も多かったのだけど
思った通り、そんな感じでも十二分に楽しめた。
ライブビデオに、ミュージックビデオ、インタビュー映像など
見せ方も凝っているので(慣れるまでちょっと戸惑うけど^^;)
なんだか異次元の世界に飛び込んだような感覚になる。

なにしろ個人的に一番楽しめたのが、奇抜な衣装の数々。
例えばフレディ・マーキュリーのステージ衣装も相当凄かったけど
デヴィッド・ボウイはそれ以上、という気がする。
これらの衣装を着こなせるのはデヴィッド・ボウイしかいない。

そしてそれらの衣装を目にして
デヴィッド・ボウイの細さに驚愕( ̄口 ̄;)!。
とにかく細くて華奢。
もちろんどう見ても太ってないしマッチョでもないけど
西洋人男性がこんなに細いってアリ?!(◎_◎)。
高見沢王子の衣装も(筋肉質になった今でも)たいがい細い!と感じるが
デヴィッド・ボウイはほんっっとにほっっっそい!。
「自分、果たしてこの衣装の前ボタンきちんと留まるだろうか…(^o^;」
そんな風に思えてしまうほど。

奇抜なデザインの衣装も凄いけれども
スーツスタイルの(割と)シンプルな衣装も
スタイリッシュでカッコ良かった〜(*^^*)。

あんまりギターを持って歌うというイメージがなかったけれど
ギターも1本だけ展示されていた。
Suproデュアルトーン。
どこかで観たことのあるギターだと思ったら
王子も持ってるギターだった。

デヴィッド・ボウイはいろいろな映画にも出演している。
アタシは『ラビリンス/魔王の迷宮』しか観たことがないけれども
デヴィッド・ボウイがこれまで出演してきた映画のいくつかの
ハイライトシーンを集めて上映しているコーナーも面白かった。

映画ごとに全く異なるキャラクターに化けるのはさすが。
どこをどう切り取ってもデヴィッド・ボウイって役もあるが
特に2006年の『プレステージ』でのデヴィッド・ボウイは
ぼんやり観ていたらその人だとは気付かないかも。
っていうか、バリバリにメイクしてる顔は
なんというか宇宙人のようで、ちとオソロシイし
そちらのイメージの方があまりにも強すぎるのだけど(^o^;
素の顔はすごく二枚目でカッコイイ(*^^*)。
あ、カッコイイといえば、ライブ映像で一緒に映っていた
ミック・ロンソンもカッコ良かったなぁ〜。


こんな感じで、初心者以下の知識しかなくても
ひとつのアトラクションのような感じで、かなり楽しめた。
(結構疲れたけどね^o^;)。

デヴィッド・ボウイ、1947年生まれ。
小田さんと同い年…そう考えると(小田さんも凄いけど)
小田さんとは違う意味でやっぱり凄かった。
完全無欠のエンターテイナー、そんな感じ。
客層の幅も広く、世代を超えた人気を感じさせた。
伝説的ミュージシャンは数多くいるけれど
これだけ大規模な回顧展を開催できる人ってのは
そうそういないんじゃないだろうか。


最後は誘惑の展覧会オフィシャルストア(^o^;。
カッコイイTシャツがたくさんあって、
何か欲しいな〜とは思ったのだけど、
レディースものがなく、どれもメンズ仕様だったので断念。

てなわけで、一度完売して、最近再入荷されたという
稲妻柄のポーチと、チョコクランチ缶を自分土産として購入。
souvenir_1.jpg
チョコクランチの中身はいたってフツー。
(もしかしたらTDLのチョコクランチを作ってる会社と同じかも?)。

ポーチは何を入れるってんでもないんだけど
キンキラキンでカッコ良かったのでつい…(^^;ゞ。
裏面にはこんな言葉が…
souvenir_2.jpg

山本寛斎のバッグがめちゃめちゃカッコよくて「欲しい!」と思ったんだけど
鼻血が出そうな金額だったので、スンマセェ〜ンヘ( ;^^)ノと立ち去った。
nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 4

みかちん

こんな時間に・・・目が覚めて、お邪魔したら・・・・
梅屋さん デヴィッド ボウイの回顧展 いらっしゃたんですね。

私は、いつ行こかうかと 考え中です。
実は・・・デヴィッド ボウイのファンでもあります。(ました。)
アルフィーより先にハマりましたf^_^;

だから、昨年は凹み・・・色々と考えさせられました。
ちなみに、初めて行ったコンサートは1983年です(^^;;
ステージも素敵で、ファン層もわたしより年齢が高かったと感じましたし、オシャレな方が多かった。大人の世界・・・・という感じでした。

最後に行ったのは、2008年か2009年だと記憶してますが、ここで聴いたある曲は、一音聞こえただけで・・・会場からは歓声が上がり、わたしは鳥肌ものでした。
この時のデイヴィッド ボウイのお腹回りは、『ごのにょごのにょ』でした(^^;;

会場の雰囲気 様子が分かり、つい嬉しくて脱線し長々失礼いたしましたm(_ _)m

by みかちん (2017-02-05 03:15) 

梅屋千年堂

>みかちんさん
デヴィッド・ボウイのファンでいらっしゃったのですね。
でしたらもう、この展覧会は物凄く楽しめると思います。
もしかしたら泣いちゃうかも知れませんよ!。
そして、こんなアタシですら全部観終わるのに2時間以上かかったので、
ファンの方がじっくりとご覧になったら優に3時間はかかるかも?。

あんなにスリムだったデヴィッド・ボウイも2000年代は
お腹まわりが・・・だったのですね(^^;。
(でもそれ聴いて「デヴィッド・ボウイはやはり宇宙人ではなく人間だった」
 とちょっと安心したりして笑)。

by 梅屋千年堂 (2017-02-06 02:27) 

みかちん

梅屋さん こんにちは。

昨日、雨の中行ってきましたf^_^;
なんだかんだと 3時間半滞在してました。 泣くことはしませんでしたが、
もっと ライブ映像を観たかった。
あの頃は、ライブビデオなど無かったから・・・・ね。

グッズは、何も買いませんでした。
カフェ のコースターがお土産です(^_^;)

失礼いたしましたm(_ _)m

by みかちん (2017-03-27 17:54) 

梅屋千年堂

>みかちんさん
おっ!ついにお出掛けになったのですね。
3時間半…どっぷり浸かっていらしたのですね〜(*^^*)。
ライブ映像…そういわれてみれば、そんなに多くなかったかも知れませんね。
インタビュー映像とか、ミュージックビデオは結構流れていたけれど。

グッズの誘惑に負けなかったみかちんさんは、素晴らしいと思います。
アタシはもう、こういうところに行くと
何か買わずにはいられない、我慢の利かない性格で困ってしまいます(^^;ゞ。

by 梅屋千年堂 (2017-03-27 22:29) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0