THE ALFEE@市川《本編編》 [┣ '16 LIVE (THE ALFEE)]
『Best Hit Alfee 2016 秋フェス』
市川市文化会館 本編の巻
11/14 22:52 UPしました。
ネタバレ指数20
市川市文化会館 本編の巻
11/14 22:52 UPしました。
ネタバレ指数20
★★★コメント欄あたりにジャンプしたい方はコチラをクリック★★★
この秋フェスもそろそろ折り返し。
10本参加予定のアタシも、今日で5本目の折り返し。
場所は市川文化会館。
あまりの寒さに今シーズン初のダウンジャケットを着込んで17時45分現地到着。
寒いので、すぐさま入場列に加わりそのまま会館の中へ。
友人と会って、ちょこっと話をして座席に。
本日の座席:1階21列30番台。
やや後方。ほぼセンター。
市川市文化会館のセンターブロックは、
前の列と少しズレるようにして椅子が配置されているので
ちょっとしたことなんだけど、これのお陰でステージがとても見やすい。
18時15分には諸注意のアナウンス、
18時30分に、妙に長めのブザーが鳴った後、まもなく開演のアナウンス。
その後時計は見なかったけど、おそらくその約5分後にスタート。
それまで流れていたピアノのSEがフェイドアウトして、客電がフッと暗くなる。
オープニングのSEが流れ始めて、オーディエンスが手拍子を始める。
曲調がマイナーに変わって、ギターの音色が加わる。
ステージ後方の「A」のオブジェがゆっくりと上に上がって行って
「ガーン!」となったところで、ステージ中央にスポットがあたり
そこにメンバー3人の姿。
なんとなく今日あたり…?と予感はしていたが…
ヤッターヽ(^。^)丿!王子の髪がストレートだーーー(≧▽≦)。
それぞれの立ち位置に移動して、スタッフから楽器を受け取る。
王子のギターはFlying A-V(Red/Black)。
再びSEが「ガーン!」…
♪ピロピロピロピロ…ジャジャーン!アアー!
(↑なんだか文字で書くとマヌケだけど…^^;)
1曲目“Orionからの招待状”。
3人の衣装はいつもと同じ。
桜井さんはチェックのスリーピース、
幸ちゃんは限りなく黒に近い細身のスーツ、
王子は黒とシルバー基調のキラキラの膝丈ノースリーブジャケットに
黒光りするシルバーのフレアパンツ。
2曲目はいつもの“メリーアン”。
ツアーが始まった当初は、日替わりになるならここだろうと踏んでいたけど
どうやらここはずっとこのままらしい。
“メリーアン”が終わると、太郎さんにスポットが当たり
♪ダカダカダカダカダカダカダカダカ…という激しいドラムのイントロ。
次の瞬間、条件反射的に拳が上がる。
この秋初の“AFFECTION”。
王子のギターはここまで同じFA-V(Red/Black)。
イントロの、幸ちゃんのアコギだけになるところで
シューッと幸ちゃんに向かって集まっていくライティングがカッコイイ!。
この幸ちゃんのアコギの音もそうなんだけど
この曲ってなんかとっても音がキラキラしてるなぁと
改めて、というか今更ながらそんな風に思ってしまった(^^;ゞ。
3曲終わって、ここで幸ちゃんの短いMC。
幸「こんばんはーっ!。市川は7ヶ月ぶりです!。
数えてませんけど、ツアーもそろそろ折り返しかなってとこまでやってきました。
今日の市川も盛り上がっていきたいと思います!。
1階のみなさん!、2階のみなさん!
日頃のヤなこと忘れて、楽しんでってくださーい!」
幸ちゃん、それまで抱えていたアコギをローディーに手渡し
ハンドマイクに持ち替える。
王子はFA-Vからフェンダーのエスクワイアへ。
曲は“Girl”。
ステージ中央やや左寄りでは、桜井さんの肩に腕を掛けながら歌う幸ちゃん。
右側ではひたすらギタリストに徹する王子。
王子が♪ズッズッチャー ズッズッチャー…とストロークするたびに
まっすぐの髪がサラサラ揺れて、いや〜かっちょえぇー(*^^*)。
サビに入る直前の♪ジャカジャカジャカジャカ…と
ギターをやや縦に構えて掻き鳴らすところもかっちょえぇー(*^^*)。
曲の終盤になると、ステージ前方に出てくる幸ちゃん。
今日も花道まで出てくることはなかったが、
まずステージ下手側へ移動し、そのあと上手側に。
曲が終わる寸前に、ステージ上手から中央に戻り
更にステージ上の3段ほどの階段をひょいひょいっと上がる
幸ちゃんの動きが、62歳とは思えない機敏さだった(@o@)。
5曲目は“WIND OF TIME”。
王子のギターはRelish Shady Jane。
この曲はなんと言っても、何度観ても、
歌前の幸ちゃんのパーカッションがカッコイイ。
“SWINGING GENERATION”。
前回観たフォーラムではAngel Classic Vを使っていたけど
今日はTAKAMIZAWA Custom Vに戻った。
この曲では、途中とラストで照明が白だけになって
ステージ上が一瞬モノクロっぽくなるところがカッコイイ。
これまで何度も観てきているのに、今日は改めて照明の美しさに
気付かされることが多い。ほぼ真っ正面から観てるからだろうか?。
「♪誰か こたえてくーれーーーーー…」
その後、一瞬の沈黙。
そこに流れてくるパイプオルガン風の音色。
ハンドマイクに持ち替える王子。
“終わりなきメッセージ”。
左側の花道に移動した王子、そこでオーディエンスとハイタッチ(?)。
その時のオーディエンスのコーフンぶりが
だいぶ離れた席のこっちまで伝わってきて、
思わず顔がほころんでしまった(^_^)。
最後は全力でシャウトした後、ステージ中央にしゃがみ込むが
いつものようにすっくと立ち上がり、
ガッツポーズのまま客席に背中を向けて上手袖に消えていく王子であった。
ここんとこちょっと気持ちが沈んでいたんだけど
こんな元気な王子の姿を観ていたら、7曲目にして浮上した。
(単純だなぁ、アタシ)。
興奮醒めやらぬ中、ステージに残った幸ちゃんが話し始める。
「アンコールの最後のような盛り上がりをありがとうございます」
「数えてないけどそろそろ折り返し」
というような話をして、場内アンケート。
この秋今日が初日という人は、幸ちゃんの目測によると1割くらい。
「生まれて初めての人」を尋ねると、最前列から「(^o^)/ハーイ」。
幸「…最前列?。初めてで?。
みなさん何十年ファンやってても、なかなかね、
初めて一桁列が来た!なんて方も多いと聞きますよ。
初めてで最前列…今日の帰りとか気を付けて下さいよ。
車とかにも気を付けて下さいね。人生プラマイゼロって言いますからね」
と、歓迎のお言葉(^^;。
そして桜井さんを呼び入れる。
幸「今日はどんな登場の仕方をするんでしょうか。
盛大な拍手でお迎え下さい。桜井さーーーん」
井さん、ステージ下手から
ザ・ローリング・ストーンズの“(I Can't Get No)Satisfaction”で登場。
桜「♪アィキャンゲッノー!…ノー・サティスファクショ〜ンぬ!」
背中には今日もネジをしょっている。
幸ちゃんに「ネジ巻いてくれる?」とお願いする桜井さん。
幸「幸「いいけど…今日はどんな巻き方にする?」
桜「今日はねー…《市川の梨巻き》。よろしくなっしー!」
幸「はい、じゃぁ巻きますよー」
ちょっと巻いては逆回転させ、また巻いては戻し…
変則的な巻き方をする幸ちゃん、そしてその幸ちゃんの後ろ姿を見ながら
ネジ巻き効果音のタイミングを計っているただすけくん。
幸「スイッチオン!」
今回も、フォーラムの時と同様“証誠寺の狸囃子”。
桜井さん「♪こいこいこい」のところで手招きをして
最後の「ポンポコポンのポンポン」で腹鼓を打つジェスチャー。
幸「タヌキさん、タヌキさん!。お名前あるんでしょ?。自己紹介して下さい」
桜「(ノドを手で叩きながら)ワタシハ キンセイジンデス」
幸「金星人がこんなとこでなにやってんの」
桜「チキュウハメツボウシマス…モスラノタマゴヲカエシテクダサイ」
幸「モスラの卵は金星人のもんじゃないぞ。
あれは元々インファント島の人達のものだぞ」
このあと、幸ちゃんが「もっと秋らしいのないの?」と秋スイッチオン!。
桜井さん、“ちゃんちきおけさ”を歌い出し
「坂崎の中学時代の英語の教師の桜井賢」とウソの自己紹介。
桜「今夜はみ〜んなとトゥゲザーして〜、ノる時はライド、
聴く時はヒア〜、笑う時はラフでお願いします!。
笑うゲイトに福カミングですよぉ〜〜〜ポンポコポンのスッポンポン!」
幸「なに言ってんだよ!。…ハウス!」
桜「(´ェ`U)…」
幸「さみしそうな顔しないの!。ホラ、こっちきな!エサやっから」
桜「U*^ω^*U」
幸「ハイお手、おかわり。缶詰がいいの?カリカリがいいの?。…ハウス!」
桜「(´ェ`U)…」
幸「だからさみしそうな顔すんなっての。あとで可愛がってあげるから!」
しょぼーんと下手袖に消えていく桜井さん。
幸「ハイもうダメダメですね。
それではもっとダメダメなこの方をお迎えしたいと思います。
盛大な拍手でお迎え下さい。高見沢さーーーん!!!」
♪デンデデデデンデ・デンデデデデンデ…
レッド・ツェッペリンの“移民の歌”が流れ始める。
そしてステージ上手から、蛾っぽい衣装に着替えてきた王子登場。
いつもだったらここで「♪アアアーーーアァ!」と絶叫するところだが
今日はニコニコしながら手に持ったネジを振り回しているだけ。
高「このネジは凄いですよ!。このネジを巻くと今歌いたい歌が勝手に…
(クルッと客席の方を振り返って)出てくるんですよ!!!。
ビックリしたでしょう?(笑)。
(も1回振り返って)…出てくるんですよっっっ!!!」
そう言って、ネジを自分のお腹に当てて巻き始める王子(やっぱり左巻き)。
高「スイッチオン!」
♪ドンドコドンドン・ドンドコドンドン…
高「♪モスラ〜ぃヤっ モスラ〜…」
高&幸「ドゥンガンカサ〜クヤ インドゥムゥ〜…カサックヤァーーー!」
ステージ上をウロウロしながら、自分の衣装の裾を自分で踏んづけた王子(^o^;。
高「(衣装を)踏んづけたよっっっ!!!」
幸「長いんだよ!」
高「また踏んづけたよっっっ!!!」
王子が、王子が…どうかしちゃったー(ノ_<。)
ステージ上手袖のスタッフにネジを返し、モスラの卵を受け取る王子。
ちなみに、スタッフが王子に卵を渡す際
なにやらうやうやしく布?の上に卵を載せて差し出してくる。
…細かいなぁ(^^;。
幸「このモスラの卵はツアーが終わるまでに孵るんでしょうか?
」 高「孵りますよ!。モスラの幼虫ってどんなの?」
幸「シュワシュワ…(モスラの幼虫の顔まね)」
高「あっ、モスラだ!。殺虫剤!(シューッ!効果音byただすけくん)」
殺虫剤をかけられて苦しむ幸ちゃんモスラ。
王子、お構いなしに幸ちゃんの頭頂部に「シューーーーッ!」。
桜井さんもやってきて「シューーーーッ!」。
更に幸ちゃんのお尻に向かって「シューーーーッ!」
幸「あっ、そんなところにかけたら死んじゃう!…ってオォイ!!!」
…なにやらいつのまにか新しいネタが…(^^;。
高「改めましてTakamiyでーす!。
この秋も全力投球でいきますのでよろしくでーす!」
幸「全力投球の高見沢でございます。
この秋も頭のネジが緩んだこの3人で
全国回って行きますんでよろしくお願いしたいと思います。
続いて、お待ちかねのこのコーナーです!。
桜井営業部長による、秋ツアーパンフ紹介コーナー!!!」
♪パッパカパーン!パ・パ・パ・パッパカパーン!
桜井さんがパンフの内容を紹介し、
「表紙もこのように少年漫画風でとってもオシャレ。
今日は市川のみなさんのために!大きく引き延ばしたものをご用意いたしました!」
と言ったところで、王子が表紙イラストの拡大パネルを客席に掲げるも
客席の反応は今ひとつ…。
桜井さん思わず「…反応うっすいな!(▼▼)」。
桜「この漫画には、実写のメンバーが様々なコスプレで登場しています。
特に凄いのが、意味不明な坂崎の中世風音楽家!」
と、桜井さんが中世風の音楽家の説明をしているのに
王子が持ってきたパネルは、タヌキの着ぐるみ姿の桜井さんのパネル。
桜「オイ!それ違うだろっ!」
幸「スッポンポンのタヌキだ!」
桜「おまえ…それフォーラムが終わったら廃棄しろって言っただろ!(▼▼メ)」
幸「おまえがヅラ被ってモーツァルトやるか?無理だろ。
だって顔がデカ過ぎてヅラが入んないもん」
桜「ほぉーっ!ヅラってのは顔にかぶるもんなのか?。
おまえの顔もかぶってんだろ!。俺は知ってんだぞ!。
坂崎はメガネ取ったら鼻も取れちゃうんだから」
幸「こないだこっち(頭)取ったらメガネも鼻も一緒に取れちゃって
のっぺらぼうになっちゃって…ってオォイ!(怒)」
高「そういえば部長!。このパンフレットの感想はどうですか?」
桜「それがさっきもらったばっかりで…」
高&幸「うそつけ!」
桜「みんなと同じで、これ終わったらじっくり読もうと思ってさ」
高「(裏声で)ウソツキ!。アナタどうしてウソつくの?。
どうしてアナタいつもそうやってワタシのことを騙そうとするの?!」
桜「・・・(▼▼)。俺もおまえのこと騙したことはあるけど
数えきれないくらい俺はおまえに騙されてきたんだぞ!。
こいつ5時に待ち合わせって言っても、来るの6時ですからね。
それでワタシが『こいつ6時に来るな』って読んで6時に行くと
何か臭うんでしょうね、こいつ7時に来ました(笑)」
王子、手に持っていた小さなネジを桜井さんの肩に当て
「これは感想ネジです!。乾燥ネギじゃないですよ!。
ネジですからね!。よいこのみなさんは食べちゃだめですよ!。
このネジを巻くと…」
と、巻き始めたところでハッと我に返ったように
「…今日はここないんだった!(^o^;」。
パタン…と手に持ってたパンフを床に落とす桜井さん(▼▼メ)。
桜「おまえ疲れてんだろ!」
高「疲れてないヨ!」
桜「おまえのスケジュール見たけどなんだあれ!。
朝っから晩までずーっと入ってんじゃねぇか。
俺、棚瀬に言ったもん。俺にあんなにスケジュール入れんなよって。
そしたら『大丈夫です、何も入ってませんから』だって!」
王子、パンフの漫画のページのタイトルページ(4頁あたり)を開いて…
高「ここに3人の若い頃のイラストがあるんですけど、
この桜井の髪型が笑えるんですよ〜。
もう忘れちゃったって方は家に帰ってもう一度見てみて下さいね」
幸「どれ?」
高「これ」
幸「なんだこれ!(笑)」
桜「俺チェックしてねぇぞ」
高「ほら」
幸「でも(当時の)桜井こんなだったよ」
桜「これじゃ吉田拓郎さんみたいじゃねーかよ」
…うちに帰って見てみたら、ホントに拓郎さんの若い頃みたいな髪型だった(^m^)。
高「じゃそーゆーことで(笑)」
桜「おまえのせいでグダグダになったんだろうが!(▼▼#)」
…それではみなさま、この秋のツアーパンフ、
お一人様2冊、1冊は永久保存版として是非、お求めくださいませ」
幸「ハイ、それでは演奏会の方に戻らせて頂きたいと思います(笑)。
この秋ツアーパンフのコミックスのタイトルにもなっています。
THE ALFEEの一番新しいアルバム『三位一体』の中に入っております
“碧空の記憶”、聴いて下さい」
王子のギターはTerry’s Terry No.84。
この曲も、今日は照明に見とれたなぁ〜。
メンバーの真上方向から当たる5〜6本の白くて細いライトが印象的で
最初は幸ちゃんだけに当たっていて
王子がコーラスで加わるのと同時に、王子にもライトが当たり始め
そこに桜井さんが加わると、桜井さんにも同じようにライトが当たる。
ライトの当たり方も3人微妙に異なっている。
そうやって、最初はモノクロームっぽいところに
ステージ後方&下方から、ブルーのライトが2つ灯るんだけど
この碧がまた綺麗な色。
派手さはないけど、すごく印象に残るライティングだった。
座りコーナー2曲目は“今日のつづきが未来になる”。
王子のギターは、ネックにスカルのインレイが施されたフェンダーの新しいギター。
今日もピックアップセレクタの切り替えをついついガン見。
ところが今日は、既にリアになっているのに下に下げようとしたり
フロントに入っているのに更に上げようとしてみたり
…やはり王子、今日はちょっとお疲れ(^^;?
などと思えなくもない感じだった。
とはいえ、毎度のことながら
「♪人生に〜…」のところでの桜井さんの歌声と
その後ろで王子が奏でるオブリガードにはグッときた。
座りコーナー3曲目…
王子のギターはRelish Snow Jane。
これだけでは次の曲はわからない。
ただすけくんが奏でるイントロは、オルガンか、それともピアノか…。
ピアノだ!!!ヽ(^。^)丿。
“自由になるために”。
ヤッター!また聴ける。
(でも今日こっちの曲ってことは、次の大宮は“Going〜”かな^o^;)。
あ〜、やっぱりいいな、この歌は。
曲も大好きだけど、何と言っても2コーラス目の歌詞が好きだ。
オリジナルとは異なるイントロとエンディングのアレンジもイイ。
もしも将来『Alfee Get Requests! 3』が出るようなことがあったら
この曲は入れて欲しいななどと、ありもしないことを想像したりなんかして
(それと“もうひとつのLAST STAGE”と“鋼鉄の巨人”も…^^;ゞ)。
王子のMC。
ステージ後方でノドを潤してから
マイクスタンドの方に戻ってきた王子に向かって、男性のオーディエンスが叫ぶ。
「よっ!大統領ーっ!」(笑)。
・“碧空の記憶”を歌っているとノスタルジックな気持ちになる。
・中学の時はバスケットばかりやっていたけど
高校に入ったらなんにもやることがなくなってしまった。
でもロックと出会ってパァーッとなった。
自由になるためにロックをやっていた。
・音楽には心の扉を開く作用がある。
2月にクラシックのコンサートで新しい扉を開けた。
扉を開けたら、もう一つ扉があった(笑)。
そんな話をしたあと、話題は高校時代の桜井さんのことに…
桜「こう、聴こえてくるわけですよ。彼らが歌ってるのが。
それを聴いていて、上手いなぁーと思ってましたね。
目を閉じて聴いてるとホントに上手いんだ」
幸「目ぇ開けて聴いてやってくれよぉ。ちゃんとしっかり目ぇ開けて」
高「いやホントに上手かったんだよ。高校生離れしてた。
幸「高校生離れっつったって中学生じゃねぇぞ。もっと上ってことだろ」
高「学力は小学生だったけどな」
ベースを肩から外し、王子の方を向いて臨戦態勢の桜井さん(^^;。
高「こんな高校生いるのか!と思ったよ」
外したベースを(ズボンみたいに)下から履こうとする桜井さん。
クスクス笑っているオーディエンスに気付いた幸ちゃん…
「なに小ネタやってんだよ(^”^;」。
“若葉のころ”を歌わせるとものすごく上手かったと、
王子と幸ちゃんの意見が一致。
桜井さんとはクラスは違ったけど、お互い知ってはいたので
あるとき二人で明学から目黒駅まで一緒に歩いて帰ったことがあったそうな…。
高「ロックは大変だね〜なんて話しながら」
幸「ロックは大変だね〜なんて話したの?」
高「機材が多くて、アンプとかいろいろあるじゃないか。
お金もかかるしスタジオ借りたりして」
幸「桜井なんてギターも持ってなかったもんな」
高「あ、そうか!」
高「それで目黒駅に着いたんだけど、駅前に喫茶店がありまして。
高校生の皆さんは喫茶店に入ってはいけませんよ?。僕はいいんですけど。
それで(話の)続きは喫茶店で…って言ったら、桜井は『俺はいい』って」
幸「おっ、さすが真面目だねぇ」
桜「違うよ、金がなかっただけなんだよ!」
王子、突然思い出したように
高「「あっ!桜井が子供の頃に、ギター持って
こうやって立ってる写真見たことあるんですよ!」
どんな写真かというと、
線路の真ん中で桜井さんがギターを持って立っている写真らしい。
(ちょっと見てみたい、その写真(^m^))。
幸ちゃんや王子が「危ないだろ!」と言うと、
「たまーにしか電車こないから」と桜井さん。
線路に耳を当てれば、電車が来るかどうかわかるから大丈夫と。
ちなみに桜井さんに寄れば
その写真は子供の頃じゃなくて、高校1年の時のものだそうだ。
桜「よいこのみなさんはマネしないでね〜」
幸「…ここはこんなに和んじゃっていいの?」
高「いーんですよ。
…それでは聴いてください。“孤独の影”」
こんなに和んじゃっても、曲が始まるとみんな別人みたいになるから
アルフィーって凄い(^^;。
暗がりの中、ステージ上手にギターを受け取りに行く王子。
まだ照明が当たっていないのでなんのギターかハッキリしないが
白いピックガートがほんの少しだけ暗闇の中に浮かび上がる…。
あっ!ニール・ショーンのシグネチャーのレスポールだ!(≧▽≦)。
でもこれきっとまたイントロだけだよね(^^;。
「♪つたーえたーい…」って幸ちゃんが歌い始めたらギター変えちゃうんだよね。
そんな風に思ってたんだけど、今日はそのまま続行。
これはちょっと…いやかなり嬉しいカモ。
そしてギターが変わると演奏も変わる???
…のかどうかはよくわからないが、イントロやAメロでの
♪ジャーッジャズッジャッジャーの後は、今日は「ポン」と音を止めずに
♪ジャーッジャズッジャッジャー(チャカチャカ)ってな感じで弾いていた。
そしてまたこの曲での照明の幻想的なこと!。
イントロのギターソロの時の、回転しながら色が変化していく感じとか
床を這うスモークに当たる細いライトの道筋とか…
そういったステージ全体も観たいけど、
王子のギターソロも双眼鏡でガン見したい。
なんかもう、ミズスマシみたいに用途の違う眼が2組欲しいと思った(笑)。
“運命の轍 宿命の扉”。
ザワザワと立ち上がり始めるオーディエンス。
王子のギターは、フェンダーの新しいギター。
「♪彷徨う小羊たち〜」の「こひつじ」がちょっとアヤシかった桜井さん。
桜井さんにしてはちょっと珍しいな、と思った。
“愛を惜しみなく”。
王子のギターはFlying Angel Fantasia。
…なのだけど、今日は桜井さんのピック弾きに釘付け。
特にイントロの、♪デケデケデデッデッデッ デデ デデッ デデッ…での
力強いピッキングに「おおおおお〜ステキ(*^^*)」。
で、遠目だからハッキリとはわからないんだけど
「♪月が〜欠けても〜」のところだけ指弾きなのかな?。
そしてまたすぐピック弾きに戻るという…。
後奏のギターソロは、王子に釘付け。
最後にオーディエンスを煽るとこなんざぁヤラレちゃったねこりゃ(笑)。
“LIBERTY BELL”でもノリノリの王子。
重たいはずのVenus Angel(慈愛)を抱えたまま
小さく何度もジャンプ。
そして早くも本編ラスト。“君に逢ったのはいつだろう”。
暗くなったステージに、ただすけくんのピアノのイントロ。
暗闇の中にUltimate ArchangelのLEDが浮かび上がる。
満天の星空がパァッと広がって、ここまででも十分感動的なのだけど
この曲の時も「こんなに綺麗だったか?」と思い改めるほど
ライティングに目が行って仕方がなかった。
ある時はシンメトリーに、ある時はアシンメトリーに。
そして、かつてMacBookに付いていたスリープライトのように
にゅわーん…にゅわーん…と、ゆっくり明るさが変えてみたり、
最後の「♪生まれてーーーきたーーーーーーーー…」の
「♪たーーーー…」でパァーーーッと明るくなったり。
この曲が持っている劇的な雰囲気を、照明が何倍にも盛り上げてる気がした。
あ〜ぁ、もう本編が終わってしまった。
この秋フェスは、時間の経過が本当に速い。
《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
この秋フェスもそろそろ折り返し。
10本参加予定のアタシも、今日で5本目の折り返し。
場所は市川文化会館。
あまりの寒さに今シーズン初のダウンジャケットを着込んで17時45分現地到着。
寒いので、すぐさま入場列に加わりそのまま会館の中へ。
友人と会って、ちょこっと話をして座席に。
本日の座席:1階21列30番台。
やや後方。ほぼセンター。
市川市文化会館のセンターブロックは、
前の列と少しズレるようにして椅子が配置されているので
ちょっとしたことなんだけど、これのお陰でステージがとても見やすい。
18時15分には諸注意のアナウンス、
18時30分に、妙に長めのブザーが鳴った後、まもなく開演のアナウンス。
その後時計は見なかったけど、おそらくその約5分後にスタート。
それまで流れていたピアノのSEがフェイドアウトして、客電がフッと暗くなる。
オープニングのSEが流れ始めて、オーディエンスが手拍子を始める。
曲調がマイナーに変わって、ギターの音色が加わる。
ステージ後方の「A」のオブジェがゆっくりと上に上がって行って
「ガーン!」となったところで、ステージ中央にスポットがあたり
そこにメンバー3人の姿。
なんとなく今日あたり…?と予感はしていたが…
ヤッターヽ(^。^)丿!王子の髪がストレートだーーー(≧▽≦)。
それぞれの立ち位置に移動して、スタッフから楽器を受け取る。
王子のギターはFlying A-V(Red/Black)。
再びSEが「ガーン!」…
♪ピロピロピロピロ…ジャジャーン!アアー!
(↑なんだか文字で書くとマヌケだけど…^^;)
1曲目“Orionからの招待状”。
3人の衣装はいつもと同じ。
桜井さんはチェックのスリーピース、
幸ちゃんは限りなく黒に近い細身のスーツ、
王子は黒とシルバー基調のキラキラの膝丈ノースリーブジャケットに
黒光りするシルバーのフレアパンツ。
2曲目はいつもの“メリーアン”。
ツアーが始まった当初は、日替わりになるならここだろうと踏んでいたけど
どうやらここはずっとこのままらしい。
“メリーアン”が終わると、太郎さんにスポットが当たり
♪ダカダカダカダカダカダカダカダカ…という激しいドラムのイントロ。
次の瞬間、条件反射的に拳が上がる。
この秋初の“AFFECTION”。
王子のギターはここまで同じFA-V(Red/Black)。
イントロの、幸ちゃんのアコギだけになるところで
シューッと幸ちゃんに向かって集まっていくライティングがカッコイイ!。
この幸ちゃんのアコギの音もそうなんだけど
この曲ってなんかとっても音がキラキラしてるなぁと
改めて、というか今更ながらそんな風に思ってしまった(^^;ゞ。
3曲終わって、ここで幸ちゃんの短いMC。
幸「こんばんはーっ!。市川は7ヶ月ぶりです!。
数えてませんけど、ツアーもそろそろ折り返しかなってとこまでやってきました。
今日の市川も盛り上がっていきたいと思います!。
1階のみなさん!、2階のみなさん!
日頃のヤなこと忘れて、楽しんでってくださーい!」
幸ちゃん、それまで抱えていたアコギをローディーに手渡し
ハンドマイクに持ち替える。
王子はFA-Vからフェンダーのエスクワイアへ。
曲は“Girl”。
ステージ中央やや左寄りでは、桜井さんの肩に腕を掛けながら歌う幸ちゃん。
右側ではひたすらギタリストに徹する王子。
王子が♪ズッズッチャー ズッズッチャー…とストロークするたびに
まっすぐの髪がサラサラ揺れて、いや〜かっちょえぇー(*^^*)。
サビに入る直前の♪ジャカジャカジャカジャカ…と
ギターをやや縦に構えて掻き鳴らすところもかっちょえぇー(*^^*)。
曲の終盤になると、ステージ前方に出てくる幸ちゃん。
今日も花道まで出てくることはなかったが、
まずステージ下手側へ移動し、そのあと上手側に。
曲が終わる寸前に、ステージ上手から中央に戻り
更にステージ上の3段ほどの階段をひょいひょいっと上がる
幸ちゃんの動きが、62歳とは思えない機敏さだった(@o@)。
5曲目は“WIND OF TIME”。
王子のギターはRelish Shady Jane。
この曲はなんと言っても、何度観ても、
歌前の幸ちゃんのパーカッションがカッコイイ。
“SWINGING GENERATION”。
前回観たフォーラムではAngel Classic Vを使っていたけど
今日はTAKAMIZAWA Custom Vに戻った。
この曲では、途中とラストで照明が白だけになって
ステージ上が一瞬モノクロっぽくなるところがカッコイイ。
これまで何度も観てきているのに、今日は改めて照明の美しさに
気付かされることが多い。ほぼ真っ正面から観てるからだろうか?。
「♪誰か こたえてくーれーーーーー…」
その後、一瞬の沈黙。
そこに流れてくるパイプオルガン風の音色。
ハンドマイクに持ち替える王子。
“終わりなきメッセージ”。
左側の花道に移動した王子、そこでオーディエンスとハイタッチ(?)。
その時のオーディエンスのコーフンぶりが
だいぶ離れた席のこっちまで伝わってきて、
思わず顔がほころんでしまった(^_^)。
最後は全力でシャウトした後、ステージ中央にしゃがみ込むが
いつものようにすっくと立ち上がり、
ガッツポーズのまま客席に背中を向けて上手袖に消えていく王子であった。
ここんとこちょっと気持ちが沈んでいたんだけど
こんな元気な王子の姿を観ていたら、7曲目にして浮上した。
(単純だなぁ、アタシ)。
興奮醒めやらぬ中、ステージに残った幸ちゃんが話し始める。
「アンコールの最後のような盛り上がりをありがとうございます」
「数えてないけどそろそろ折り返し」
というような話をして、場内アンケート。
この秋今日が初日という人は、幸ちゃんの目測によると1割くらい。
「生まれて初めての人」を尋ねると、最前列から「(^o^)/ハーイ」。
幸「…最前列?。初めてで?。
みなさん何十年ファンやってても、なかなかね、
初めて一桁列が来た!なんて方も多いと聞きますよ。
初めてで最前列…今日の帰りとか気を付けて下さいよ。
車とかにも気を付けて下さいね。人生プラマイゼロって言いますからね」
と、歓迎のお言葉(^^;。
そして桜井さんを呼び入れる。
幸「今日はどんな登場の仕方をするんでしょうか。
盛大な拍手でお迎え下さい。桜井さーーーん」
井さん、ステージ下手から
ザ・ローリング・ストーンズの“(I Can't Get No)Satisfaction”で登場。
桜「♪アィキャンゲッノー!…ノー・サティスファクショ〜ンぬ!」
背中には今日もネジをしょっている。
幸ちゃんに「ネジ巻いてくれる?」とお願いする桜井さん。
幸「幸「いいけど…今日はどんな巻き方にする?」
桜「今日はねー…《市川の梨巻き》。よろしくなっしー!」
幸「はい、じゃぁ巻きますよー」
ちょっと巻いては逆回転させ、また巻いては戻し…
変則的な巻き方をする幸ちゃん、そしてその幸ちゃんの後ろ姿を見ながら
ネジ巻き効果音のタイミングを計っているただすけくん。
幸「スイッチオン!」
今回も、フォーラムの時と同様“証誠寺の狸囃子”。
桜井さん「♪こいこいこい」のところで手招きをして
最後の「ポンポコポンのポンポン」で腹鼓を打つジェスチャー。
幸「タヌキさん、タヌキさん!。お名前あるんでしょ?。自己紹介して下さい」
桜「(ノドを手で叩きながら)ワタシハ キンセイジンデス」
幸「金星人がこんなとこでなにやってんの」
桜「チキュウハメツボウシマス…モスラノタマゴヲカエシテクダサイ」
幸「モスラの卵は金星人のもんじゃないぞ。
あれは元々インファント島の人達のものだぞ」
このあと、幸ちゃんが「もっと秋らしいのないの?」と秋スイッチオン!。
桜井さん、“ちゃんちきおけさ”を歌い出し
「坂崎の中学時代の英語の教師の桜井賢」とウソの自己紹介。
桜「今夜はみ〜んなとトゥゲザーして〜、ノる時はライド、
聴く時はヒア〜、笑う時はラフでお願いします!。
笑うゲイトに福カミングですよぉ〜〜〜ポンポコポンのスッポンポン!」
幸「なに言ってんだよ!。…ハウス!」
桜「(´ェ`U)…」
幸「さみしそうな顔しないの!。ホラ、こっちきな!エサやっから」
桜「U*^ω^*U」
幸「ハイお手、おかわり。缶詰がいいの?カリカリがいいの?。…ハウス!」
桜「(´ェ`U)…」
幸「だからさみしそうな顔すんなっての。あとで可愛がってあげるから!」
しょぼーんと下手袖に消えていく桜井さん。
幸「ハイもうダメダメですね。
それではもっとダメダメなこの方をお迎えしたいと思います。
盛大な拍手でお迎え下さい。高見沢さーーーん!!!」
♪デンデデデデンデ・デンデデデデンデ…
レッド・ツェッペリンの“移民の歌”が流れ始める。
そしてステージ上手から、蛾っぽい衣装に着替えてきた王子登場。
いつもだったらここで「♪アアアーーーアァ!」と絶叫するところだが
今日はニコニコしながら手に持ったネジを振り回しているだけ。
高「このネジは凄いですよ!。このネジを巻くと今歌いたい歌が勝手に…
(クルッと客席の方を振り返って)出てくるんですよ!!!。
ビックリしたでしょう?(笑)。
(も1回振り返って)…出てくるんですよっっっ!!!」
そう言って、ネジを自分のお腹に当てて巻き始める王子(やっぱり左巻き)。
高「スイッチオン!」
♪ドンドコドンドン・ドンドコドンドン…
高「♪モスラ〜ぃヤっ モスラ〜…」
高&幸「ドゥンガンカサ〜クヤ インドゥムゥ〜…カサックヤァーーー!」
ステージ上をウロウロしながら、自分の衣装の裾を自分で踏んづけた王子(^o^;。
高「(衣装を)踏んづけたよっっっ!!!」
幸「長いんだよ!」
高「また踏んづけたよっっっ!!!」
王子が、王子が…どうかしちゃったー(ノ_<。)
ステージ上手袖のスタッフにネジを返し、モスラの卵を受け取る王子。
ちなみに、スタッフが王子に卵を渡す際
なにやらうやうやしく布?の上に卵を載せて差し出してくる。
…細かいなぁ(^^;。
幸「このモスラの卵はツアーが終わるまでに孵るんでしょうか?
」 高「孵りますよ!。モスラの幼虫ってどんなの?」
幸「シュワシュワ…(モスラの幼虫の顔まね)」
高「あっ、モスラだ!。殺虫剤!(シューッ!効果音byただすけくん)」
殺虫剤をかけられて苦しむ幸ちゃんモスラ。
王子、お構いなしに幸ちゃんの頭頂部に「シューーーーッ!」。
桜井さんもやってきて「シューーーーッ!」。
更に幸ちゃんのお尻に向かって「シューーーーッ!」
幸「あっ、そんなところにかけたら死んじゃう!…ってオォイ!!!」
…なにやらいつのまにか新しいネタが…(^^;。
高「改めましてTakamiyでーす!。
この秋も全力投球でいきますのでよろしくでーす!」
幸「全力投球の高見沢でございます。
この秋も頭のネジが緩んだこの3人で
全国回って行きますんでよろしくお願いしたいと思います。
続いて、お待ちかねのこのコーナーです!。
桜井営業部長による、秋ツアーパンフ紹介コーナー!!!」
♪パッパカパーン!パ・パ・パ・パッパカパーン!
桜井さんがパンフの内容を紹介し、
「表紙もこのように少年漫画風でとってもオシャレ。
今日は市川のみなさんのために!大きく引き延ばしたものをご用意いたしました!」
と言ったところで、王子が表紙イラストの拡大パネルを客席に掲げるも
客席の反応は今ひとつ…。
桜井さん思わず「…反応うっすいな!(▼▼)」。
桜「この漫画には、実写のメンバーが様々なコスプレで登場しています。
特に凄いのが、意味不明な坂崎の中世風音楽家!」
と、桜井さんが中世風の音楽家の説明をしているのに
王子が持ってきたパネルは、タヌキの着ぐるみ姿の桜井さんのパネル。
桜「オイ!それ違うだろっ!」
幸「スッポンポンのタヌキだ!」
桜「おまえ…それフォーラムが終わったら廃棄しろって言っただろ!(▼▼メ)」
幸「おまえがヅラ被ってモーツァルトやるか?無理だろ。
だって顔がデカ過ぎてヅラが入んないもん」
桜「ほぉーっ!ヅラってのは顔にかぶるもんなのか?。
おまえの顔もかぶってんだろ!。俺は知ってんだぞ!。
坂崎はメガネ取ったら鼻も取れちゃうんだから」
幸「こないだこっち(頭)取ったらメガネも鼻も一緒に取れちゃって
のっぺらぼうになっちゃって…ってオォイ!(怒)」
高「そういえば部長!。このパンフレットの感想はどうですか?」
桜「それがさっきもらったばっかりで…」
高&幸「うそつけ!」
桜「みんなと同じで、これ終わったらじっくり読もうと思ってさ」
高「(裏声で)ウソツキ!。アナタどうしてウソつくの?。
どうしてアナタいつもそうやってワタシのことを騙そうとするの?!」
桜「・・・(▼▼)。俺もおまえのこと騙したことはあるけど
数えきれないくらい俺はおまえに騙されてきたんだぞ!。
こいつ5時に待ち合わせって言っても、来るの6時ですからね。
それでワタシが『こいつ6時に来るな』って読んで6時に行くと
何か臭うんでしょうね、こいつ7時に来ました(笑)」
王子、手に持っていた小さなネジを桜井さんの肩に当て
「これは感想ネジです!。乾燥ネギじゃないですよ!。
ネジですからね!。よいこのみなさんは食べちゃだめですよ!。
このネジを巻くと…」
と、巻き始めたところでハッと我に返ったように
「…今日はここないんだった!(^o^;」。
パタン…と手に持ってたパンフを床に落とす桜井さん(▼▼メ)。
桜「おまえ疲れてんだろ!」
高「疲れてないヨ!」
桜「おまえのスケジュール見たけどなんだあれ!。
朝っから晩までずーっと入ってんじゃねぇか。
俺、棚瀬に言ったもん。俺にあんなにスケジュール入れんなよって。
そしたら『大丈夫です、何も入ってませんから』だって!」
王子、パンフの漫画のページのタイトルページ(4頁あたり)を開いて…
高「ここに3人の若い頃のイラストがあるんですけど、
この桜井の髪型が笑えるんですよ〜。
もう忘れちゃったって方は家に帰ってもう一度見てみて下さいね」
幸「どれ?」
高「これ」
幸「なんだこれ!(笑)」
桜「俺チェックしてねぇぞ」
高「ほら」
幸「でも(当時の)桜井こんなだったよ」
桜「これじゃ吉田拓郎さんみたいじゃねーかよ」
…うちに帰って見てみたら、ホントに拓郎さんの若い頃みたいな髪型だった(^m^)。
高「じゃそーゆーことで(笑)」
桜「おまえのせいでグダグダになったんだろうが!(▼▼#)」
…それではみなさま、この秋のツアーパンフ、
お一人様2冊、1冊は永久保存版として是非、お求めくださいませ」
幸「ハイ、それでは演奏会の方に戻らせて頂きたいと思います(笑)。
この秋ツアーパンフのコミックスのタイトルにもなっています。
THE ALFEEの一番新しいアルバム『三位一体』の中に入っております
“碧空の記憶”、聴いて下さい」
王子のギターはTerry’s Terry No.84。
この曲も、今日は照明に見とれたなぁ〜。
メンバーの真上方向から当たる5〜6本の白くて細いライトが印象的で
最初は幸ちゃんだけに当たっていて
王子がコーラスで加わるのと同時に、王子にもライトが当たり始め
そこに桜井さんが加わると、桜井さんにも同じようにライトが当たる。
ライトの当たり方も3人微妙に異なっている。
そうやって、最初はモノクロームっぽいところに
ステージ後方&下方から、ブルーのライトが2つ灯るんだけど
この碧がまた綺麗な色。
派手さはないけど、すごく印象に残るライティングだった。
座りコーナー2曲目は“今日のつづきが未来になる”。
王子のギターは、ネックにスカルのインレイが施されたフェンダーの新しいギター。
今日もピックアップセレクタの切り替えをついついガン見。
ところが今日は、既にリアになっているのに下に下げようとしたり
フロントに入っているのに更に上げようとしてみたり
…やはり王子、今日はちょっとお疲れ(^^;?
などと思えなくもない感じだった。
とはいえ、毎度のことながら
「♪人生に〜…」のところでの桜井さんの歌声と
その後ろで王子が奏でるオブリガードにはグッときた。
座りコーナー3曲目…
王子のギターはRelish Snow Jane。
これだけでは次の曲はわからない。
ただすけくんが奏でるイントロは、オルガンか、それともピアノか…。
ピアノだ!!!ヽ(^。^)丿。
“自由になるために”。
ヤッター!また聴ける。
(でも今日こっちの曲ってことは、次の大宮は“Going〜”かな^o^;)。
あ〜、やっぱりいいな、この歌は。
曲も大好きだけど、何と言っても2コーラス目の歌詞が好きだ。
オリジナルとは異なるイントロとエンディングのアレンジもイイ。
もしも将来『Alfee Get Requests! 3』が出るようなことがあったら
この曲は入れて欲しいななどと、ありもしないことを想像したりなんかして
(それと“もうひとつのLAST STAGE”と“鋼鉄の巨人”も…^^;ゞ)。
王子のMC。
ステージ後方でノドを潤してから
マイクスタンドの方に戻ってきた王子に向かって、男性のオーディエンスが叫ぶ。
「よっ!大統領ーっ!」(笑)。
・“碧空の記憶”を歌っているとノスタルジックな気持ちになる。
・中学の時はバスケットばかりやっていたけど
高校に入ったらなんにもやることがなくなってしまった。
でもロックと出会ってパァーッとなった。
自由になるためにロックをやっていた。
・音楽には心の扉を開く作用がある。
2月にクラシックのコンサートで新しい扉を開けた。
扉を開けたら、もう一つ扉があった(笑)。
そんな話をしたあと、話題は高校時代の桜井さんのことに…
桜「こう、聴こえてくるわけですよ。彼らが歌ってるのが。
それを聴いていて、上手いなぁーと思ってましたね。
目を閉じて聴いてるとホントに上手いんだ」
幸「目ぇ開けて聴いてやってくれよぉ。ちゃんとしっかり目ぇ開けて」
高「いやホントに上手かったんだよ。高校生離れしてた。
幸「高校生離れっつったって中学生じゃねぇぞ。もっと上ってことだろ」
高「学力は小学生だったけどな」
ベースを肩から外し、王子の方を向いて臨戦態勢の桜井さん(^^;。
高「こんな高校生いるのか!と思ったよ」
外したベースを(ズボンみたいに)下から履こうとする桜井さん。
クスクス笑っているオーディエンスに気付いた幸ちゃん…
「なに小ネタやってんだよ(^”^;」。
“若葉のころ”を歌わせるとものすごく上手かったと、
王子と幸ちゃんの意見が一致。
桜井さんとはクラスは違ったけど、お互い知ってはいたので
あるとき二人で明学から目黒駅まで一緒に歩いて帰ったことがあったそうな…。
高「ロックは大変だね〜なんて話しながら」
幸「ロックは大変だね〜なんて話したの?」
高「機材が多くて、アンプとかいろいろあるじゃないか。
お金もかかるしスタジオ借りたりして」
幸「桜井なんてギターも持ってなかったもんな」
高「あ、そうか!」
高「それで目黒駅に着いたんだけど、駅前に喫茶店がありまして。
高校生の皆さんは喫茶店に入ってはいけませんよ?。僕はいいんですけど。
それで(話の)続きは喫茶店で…って言ったら、桜井は『俺はいい』って」
幸「おっ、さすが真面目だねぇ」
桜「違うよ、金がなかっただけなんだよ!」
王子、突然思い出したように
高「「あっ!桜井が子供の頃に、ギター持って
こうやって立ってる写真見たことあるんですよ!」
どんな写真かというと、
線路の真ん中で桜井さんがギターを持って立っている写真らしい。
(ちょっと見てみたい、その写真(^m^))。
幸ちゃんや王子が「危ないだろ!」と言うと、
「たまーにしか電車こないから」と桜井さん。
線路に耳を当てれば、電車が来るかどうかわかるから大丈夫と。
ちなみに桜井さんに寄れば
その写真は子供の頃じゃなくて、高校1年の時のものだそうだ。
桜「よいこのみなさんはマネしないでね〜」
幸「…ここはこんなに和んじゃっていいの?」
高「いーんですよ。
…それでは聴いてください。“孤独の影”」
こんなに和んじゃっても、曲が始まるとみんな別人みたいになるから
アルフィーって凄い(^^;。
暗がりの中、ステージ上手にギターを受け取りに行く王子。
まだ照明が当たっていないのでなんのギターかハッキリしないが
白いピックガートがほんの少しだけ暗闇の中に浮かび上がる…。
あっ!ニール・ショーンのシグネチャーのレスポールだ!(≧▽≦)。
でもこれきっとまたイントロだけだよね(^^;。
「♪つたーえたーい…」って幸ちゃんが歌い始めたらギター変えちゃうんだよね。
そんな風に思ってたんだけど、今日はそのまま続行。
これはちょっと…いやかなり嬉しいカモ。
そしてギターが変わると演奏も変わる???
…のかどうかはよくわからないが、イントロやAメロでの
♪ジャーッジャズッジャッジャーの後は、今日は「ポン」と音を止めずに
♪ジャーッジャズッジャッジャー(チャカチャカ)ってな感じで弾いていた。
そしてまたこの曲での照明の幻想的なこと!。
イントロのギターソロの時の、回転しながら色が変化していく感じとか
床を這うスモークに当たる細いライトの道筋とか…
そういったステージ全体も観たいけど、
王子のギターソロも双眼鏡でガン見したい。
なんかもう、ミズスマシみたいに用途の違う眼が2組欲しいと思った(笑)。
“運命の轍 宿命の扉”。
ザワザワと立ち上がり始めるオーディエンス。
王子のギターは、フェンダーの新しいギター。
「♪彷徨う小羊たち〜」の「こひつじ」がちょっとアヤシかった桜井さん。
桜井さんにしてはちょっと珍しいな、と思った。
“愛を惜しみなく”。
王子のギターはFlying Angel Fantasia。
…なのだけど、今日は桜井さんのピック弾きに釘付け。
特にイントロの、♪デケデケデデッデッデッ デデ デデッ デデッ…での
力強いピッキングに「おおおおお〜ステキ(*^^*)」。
で、遠目だからハッキリとはわからないんだけど
「♪月が〜欠けても〜」のところだけ指弾きなのかな?。
そしてまたすぐピック弾きに戻るという…。
後奏のギターソロは、王子に釘付け。
最後にオーディエンスを煽るとこなんざぁヤラレちゃったねこりゃ(笑)。
“LIBERTY BELL”でもノリノリの王子。
重たいはずのVenus Angel(慈愛)を抱えたまま
小さく何度もジャンプ。
そして早くも本編ラスト。“君に逢ったのはいつだろう”。
暗くなったステージに、ただすけくんのピアノのイントロ。
暗闇の中にUltimate ArchangelのLEDが浮かび上がる。
満天の星空がパァッと広がって、ここまででも十分感動的なのだけど
この曲の時も「こんなに綺麗だったか?」と思い改めるほど
ライティングに目が行って仕方がなかった。
ある時はシンメトリーに、ある時はアシンメトリーに。
そして、かつてMacBookに付いていたスリープライトのように
にゅわーん…にゅわーん…と、ゆっくり明るさが変えてみたり、
最後の「♪生まれてーーーきたーーーーーーーー…」の
「♪たーーーー…」でパァーーーッと明るくなったり。
この曲が持っている劇的な雰囲気を、照明が何倍にも盛り上げてる気がした。
あ〜ぁ、もう本編が終わってしまった。
この秋フェスは、時間の経過が本当に速い。
《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
2016-11-10 22:00
nice!(2)
コメント(5)
トラックバック(0)
お疲れさまでした。
ちょっとだけセットリストが動いたようですね。
私も先日の関西2daysでラストのこの曲が沁みました。
何回聞いてもその時々で心の琴線に触れる曲がALFEEにはたくさんありますね。
今日も外はすごく寒いですから、風邪を引かないよう気をつけてお帰り下さいませ
by かりりん (2016-11-10 22:21)
お疲れさまでした。
私も今夜参加してきました。
待ちに待ったマイ初日です。でも今回はファイナルではないんです\(^-^)/
(毎年、たくさんは行けないですが、この夏は私の夏イベ史上初の2DAYS参加ができました)
良い構成ですね!
CDで何度も聴いていても、ライブで聴いて「ああ、こういう歌なのか」とか「何て素敵な曲なんだろう」とか、急に曲が入ってくる時があります。今回もそれがありました。
耳からに比べ、目から入るものについては、とても疎い私なのですが、照明きれいでしたね。
又、ステージだけでなく客席の方でも、気持ちの良い思い出を持ち帰れた一夜でもありました。
by ユリコ (2016-11-10 22:58)
市川、お疲れ様でしたー。
初めて参加した人、のところで幸ちゃんにいじられたのが一緒に参加した友人でした。
初参加がそんな席で大丈夫かと思ってましたが、とっても楽しかったようです。
すべてが良かった、また行きたいとのこと。
横の席だった私ももちろん、とっても楽しい忘れられないコンサートでした。
by プーアル (2016-11-11 01:27)
市川、お疲れ様でした~。梅屋さんの気持ちが浮上されてよかったです。私もお3人の歌と生きていく姿勢にどれだけ励まされていることか・・感謝。MY秋フェスは高周波とびわ湖でした。トランプコーナーで後ろの座席の方が「変なの引かないで、引かないで・・」とずっと唱えていました(変なのって・・・?笑)市川は白夜だったのですね。いいな~。もちろん高周波もびわ湖もすごく盛り上がりました。50曲どれがきても会場全体でのれるALFEEファンがすごい!と改めて思いました。今年は人生初の武道館に参加しま~す。
by た~さん (2016-11-11 15:09)
>かりりんさん
今回のツアーは、ホントにちょっとずつしかセットリストが動きませんが(^^;
その分、初出曲に当たったときの喜びはヒトシオです(*^^*)。
>>何回聞いてもその時々で心の琴線に触れる曲がALFEEにはたくさんありますね。
本当に、昨日までなんとも思わなかった曲が
ある日突然ガツーン!とlくることってありますよね。
これもアルフィーが長くやってるから、
そして自分も長くファンをやってるからかな、なんて気がします。
>ユリコさん
早くも1週間近く経とうとしていますが、市川お疲れ様でした。
今回は…というか毎回そうなんですが、今回は特に照明が綺麗ですね。
行くたびに新しい発見があって楽しいです。
今回がファイナルではない、とのことですが
ユリコさんは次は何処に参加されるのでしょうか。
その時もまた楽しくて気持ちの良い時間を過ごせると良いですね。
>プーアルさん
あら!幸ちゃんに「人生プラマイゼロ」と言われちゃった方が
プーアルさんのお友達だったのですね。貴重な体験が出来てヨカッタですね。
それはもうまた行きたくなるに決まってますよね。
次は是非「あっちの方とかそっちの方」のお席でも(笑)。
で、…てことは、プーアルさんも最前列だったのですね?!。
それはそれは…いろいろ堪能されたことでしょうね(*^^*)。
>た〜さんさん
ハイ〜、もうすっかり元気になりました。
元々立ち直りは早い方なんですが(^^;ゞ、その立ち直りの早さも
アルフィーの音楽を聴いているうちに身についたような気がします。
>>「変なの引かないで、引かないで・・」
ホント「変なの」って…ナニ?(^^;(^^;(^^;。
その方にとっての「変なの」ってどのシングルなのでしょうね。
変なシングルってあったかなぁ???気になりますねぇ(笑)。
by 梅屋千年堂 (2016-11-15 22:26)