ヒメジとイズモ【2】 [JOURNEY]
出雲の巻。
姫路から特急スーパーはくと3号に乗り込み、終点倉吉まで移動。
「はくと」とは白兎のこと。
「因幡の白うさぎ」の神話の舞台と言われている白兎海岸の白兎である。
スーパーはくとはシートの手摺りやテーブルが木材で出来ていて
なんとなく居心地のいい列車。
トイレもとても綺麗だったけれども、とにかく揺れが凄くて
いろんな意味で大変だった(^^;。
(一応「制御式自然振子機能」って仕組みで
揺れを軽減しているらしいのだけど通路を歩くのも一苦労だった)。
フと気が付くと外は雪景色。
姫路ではよく晴れていたが、だんたんと怪しい雲行きに…。
鳥取を出た後、日本海沿いを走行する区間がある。
海が見えるのが反対側の座席だったため、デッキに出て撮影。
またちょっと晴れてきた。
12:35ごろ…予定時刻よりも3〜4分遅れて倉吉に到着。
さようなら、スーパーはくと。
ここで、快速とっとりライナーに乗り換える。
駅のホームでは地元の高校生らも列車待ちしていたが
こんなに寒いのに、高校生たちの薄着っぷりに驚いた(◎_◎)。
山陰本線全体が少し遅延しているので、とっとりライナーも数分遅れで到着。
50分ほど乗車して、米子に到着。
米子から山陰本線の普通列車に乗り換えるのだけど
Yahooの乗換案内によれば、ここでの乗換が2分間しかなく
到着するまでかなりドキドキものだったのだけど、
降りたホームの向かい側の番線への移動だったので5秒で乗換完了(^o^;。
宍道湖。天気は再びどんより…。
雪がバーッと横殴りに降っているかと思えば、
サーッと晴れて青空が広がったり、陽が差しているのに雪が舞っていたり…
なんだかとても忙しい天気だ。
15時くらいに出雲到着。
JR出雲市駅から電鉄出雲市駅まで、荷物を転がしながら早歩き。
15:10発 一畑電車北松江線に乗車し、川跡で大社線に乗り換え、
15:32出雲大社前駅に到着ー。
そうだ!思い出した!。
前回この駅に来た時にすっかり見逃してしまった「デハニ50形」を見なければ!。
というわけで、駅の裏手に回ると…あった!(*^^*)。
この列車がどういう列車なのかというと、こういう列車。
手動の扉を開けて、中に入ることも出来のだ。
レトロな内装〜(*^^*)。
運転台も、すべてがレトロ。
運転台からの眺め。
満足したので、出雲大社方面に向かって歩き出す。
雪がチラホラ降ってきたので、傘を差しながら歩き始める。
出雲大社、木の鳥居。
だがしかし、実を言うと今回は出雲大社はスルー(^^;ゞ。
前回(2013年9月)来ているし、同じところを見て回ってもな〜と思ったので
今回はちょっと足を伸ばして他の所に行こうと思っていた。
出雲大社の脇を通って、20分ばかり歩く。
…が、
うううーーー向かい風が強くて、さ、さぶいっ!つらいっ!(ノ_<。)。
気分は“風雪ながれ旅”(ウソです笑)。
しかも上り坂。
何度も引き返したい気持ちに駆られたが、
きっともう少しで到着するはず!と歩き続けた。
つ、着いたよぉ〜(泣)。
ここはどこかというと…
「稲佐の浜」。
「国譲りの神話」の舞台となった場所と伝えられていて、
古事記などによれば、天照大神の命を受け
高天原から降りてきた建御雷神(たてみかづちのかみ)と、
出雲を支配していた大国主神(おおくにぬしのかみ)が
この稲佐の浜で国譲りの話し合いをした、と言われている。
また、旧暦10月10日には
出雲大社に集まる八百万の神々が
この浜から出雲へ上陸すると言われていて
神迎えの神事が行われる、出雲のパワースポットの一つなのだそうだ。
確かになにやらただならぬ、神々しい雰囲気を湛えている…ような気がする。
この小さな島(というか大きな岩?)は「弁天島」と呼ばれている。
iPhoneのパノラマモードで撮ってみる。
…見事に誰もいないではないか!(^o^;(^o^;(^o^;。
(でもホントはアタシの他に一人だけ先客がいたにはいたのだ)。
日本海は荒れまくって、水平線あたりの色が赤っぽくてなんだかちょっと怖い。
確かに、なんとなく神の存在を感じられる…ような気がした。
(さっきからあくまでも「気がする」だけなのだけど笑)。
本当はもう少し歩くと因佐神社とか屏風岩など、
他にも見るべきスポットがあるのだけど、もうムリ!帰る!。
出雲大社方面に戻る道すがらに
「出雲阿国の墓」もあるのだけど、ムリ!パス!。
でも帰り道は追い風&下り坂だったので、来た時よりもラクチンだった。
横っちょから出雲大社の境内に入って、
パワーを吸収すべくちょっとお散歩(^^;ゞ。
とりあえず、
1.デハニ50形を見る。
2.稲佐の浜へ行く。
出雲における目標のうち、2つはクリアした。
《TO BE CONTINUED…続く》
姫路から特急スーパーはくと3号に乗り込み、終点倉吉まで移動。
「はくと」とは白兎のこと。
「因幡の白うさぎ」の神話の舞台と言われている白兎海岸の白兎である。
スーパーはくとはシートの手摺りやテーブルが木材で出来ていて
なんとなく居心地のいい列車。
トイレもとても綺麗だったけれども、とにかく揺れが凄くて
いろんな意味で大変だった(^^;。
(一応「制御式自然振子機能」って仕組みで
揺れを軽減しているらしいのだけど通路を歩くのも一苦労だった)。
フと気が付くと外は雪景色。
姫路ではよく晴れていたが、だんたんと怪しい雲行きに…。
鳥取を出た後、日本海沿いを走行する区間がある。
海が見えるのが反対側の座席だったため、デッキに出て撮影。
またちょっと晴れてきた。
12:35ごろ…予定時刻よりも3〜4分遅れて倉吉に到着。
さようなら、スーパーはくと。
ここで、快速とっとりライナーに乗り換える。
駅のホームでは地元の高校生らも列車待ちしていたが
こんなに寒いのに、高校生たちの薄着っぷりに驚いた(◎_◎)。
山陰本線全体が少し遅延しているので、とっとりライナーも数分遅れで到着。
50分ほど乗車して、米子に到着。
米子から山陰本線の普通列車に乗り換えるのだけど
Yahooの乗換案内によれば、ここでの乗換が2分間しかなく
到着するまでかなりドキドキものだったのだけど、
降りたホームの向かい側の番線への移動だったので5秒で乗換完了(^o^;。
宍道湖。天気は再びどんより…。
雪がバーッと横殴りに降っているかと思えば、
サーッと晴れて青空が広がったり、陽が差しているのに雪が舞っていたり…
なんだかとても忙しい天気だ。
15時くらいに出雲到着。
JR出雲市駅から電鉄出雲市駅まで、荷物を転がしながら早歩き。
15:10発 一畑電車北松江線に乗車し、川跡で大社線に乗り換え、
15:32出雲大社前駅に到着ー。
そうだ!思い出した!。
前回この駅に来た時にすっかり見逃してしまった「デハニ50形」を見なければ!。
というわけで、駅の裏手に回ると…あった!(*^^*)。
この列車がどういう列車なのかというと、こういう列車。
手動の扉を開けて、中に入ることも出来のだ。
レトロな内装〜(*^^*)。
運転台も、すべてがレトロ。
運転台からの眺め。
満足したので、出雲大社方面に向かって歩き出す。
雪がチラホラ降ってきたので、傘を差しながら歩き始める。
出雲大社、木の鳥居。
だがしかし、実を言うと今回は出雲大社はスルー(^^;ゞ。
前回(2013年9月)来ているし、同じところを見て回ってもな〜と思ったので
今回はちょっと足を伸ばして他の所に行こうと思っていた。
出雲大社の脇を通って、20分ばかり歩く。
…が、
うううーーー向かい風が強くて、さ、さぶいっ!つらいっ!(ノ_<。)。
気分は“風雪ながれ旅”(ウソです笑)。
しかも上り坂。
何度も引き返したい気持ちに駆られたが、
きっともう少しで到着するはず!と歩き続けた。
つ、着いたよぉ〜(泣)。
ここはどこかというと…
「稲佐の浜」。
「国譲りの神話」の舞台となった場所と伝えられていて、
古事記などによれば、天照大神の命を受け
高天原から降りてきた建御雷神(たてみかづちのかみ)と、
出雲を支配していた大国主神(おおくにぬしのかみ)が
この稲佐の浜で国譲りの話し合いをした、と言われている。
また、旧暦10月10日には
出雲大社に集まる八百万の神々が
この浜から出雲へ上陸すると言われていて
神迎えの神事が行われる、出雲のパワースポットの一つなのだそうだ。
確かになにやらただならぬ、神々しい雰囲気を湛えている…ような気がする。
この小さな島(というか大きな岩?)は「弁天島」と呼ばれている。
iPhoneのパノラマモードで撮ってみる。
…見事に誰もいないではないか!(^o^;(^o^;(^o^;。
(でもホントはアタシの他に一人だけ先客がいたにはいたのだ)。
日本海は荒れまくって、水平線あたりの色が赤っぽくてなんだかちょっと怖い。
確かに、なんとなく神の存在を感じられる…ような気がした。
(さっきからあくまでも「気がする」だけなのだけど笑)。
本当はもう少し歩くと因佐神社とか屏風岩など、
他にも見るべきスポットがあるのだけど、もうムリ!帰る!。
出雲大社方面に戻る道すがらに
「出雲阿国の墓」もあるのだけど、ムリ!パス!。
でも帰り道は追い風&下り坂だったので、来た時よりもラクチンだった。
横っちょから出雲大社の境内に入って、
パワーを吸収すべくちょっとお散歩(^^;ゞ。
とりあえず、
1.デハニ50形を見る。
2.稲佐の浜へ行く。
出雲における目標のうち、2つはクリアした。
《TO BE CONTINUED…続く》
2016-02-18 20:41
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コメント(2)
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>雪がバーッと横殴りに降っているかと思えば、
サーッと晴れて青空が広がったり、陽が差しているのに雪が舞っていたり…
なんだかとても忙しい天気だ。
この季節の山陰地方 独特の空模様でしょうね
車窓の風景が見えてくるようです。
「稲佐の浜」へ行ってこられたのですね
神々しい.....ほんとに写真からも感じられます
現代語版の「古事記」久しぶりに読み返してみたくなりました。
小田さんのツアーに当て込んで
出雲をゆっくりと旅するのもいいかも?なんて思ってきました
肝心は、チケットですけどね(笑)
by K-子 (2016-02-21 17:53)
>K-子さん
旅行中の天気は良い方がいいに決まっているけれど
こういうドラマチックなお天気も悪くないなと思います。
(電車が止まるのは困りますが←今回これが一番の心配事でした)。
「稲佐の浜」にしても、荒れまくって誰もいなかったからこそ
心に訴えてくる「何か」が感じられたのではないかと、勝手に満足しております。
古の神様たちが日本を作った…、そんなわきゃ〜ないんですが、
出雲は「でももしかしたらホントにそんなことがあったのかも」と
思わせてくれる、不思議なところです。
今度行ったら稲佐の浜に沈む夕陽を見てみたいな〜。
小田さんの出雲公演は8月ですね。
真夏の出雲ってどんななんだろ?。
稲佐の浜は海水浴で賑わっていそうですね。
by 梅屋千年堂 (2016-02-22 02:51)