THE ALFEE@越谷《本編編》

『Best Hit Alfee Autumn 2015』
サンシティ越谷市民ホール　本編の巻

10/7 11:07　UPしました。
ネタバレ指数30

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1月…2500回記念雷舞・桜井さんの還暦コンサート
2月はなくて、3月末から春ツアーがスタートして6月まで。
7月は夏イベ、8月が王子ソロ、9月は握手会。
そして10月、秋ツアースタートで12月まで。

うーん…アルフィーのメンバーを生で観ていない月が2月しかないとは！。
（そういや2月も生では観ていないが、映画で観たな^o^;）。
なんだか40周年の去年よりも忙しいような気がする…（・o・）。

というわけで、秋ツアー初日＠越谷。
運良く自力でチケットを手に入れることができ、
今回もご多分に漏れず、グッズの開場前販売を利用すべく早めに家を出る。
ここのところ開場前販売時間内に買えない！という事態が続いていたので
今日こそは！と15時20分くらいに現地に着くように出掛けてみた。

が、またしても「今まで経験したことのない」長い列が
会場入口から建物の横に沿って出来ているではないか！(￣口￣；)。
こりゃ、今日もダメかも_|￣|◯。
なんだかツアー毎に、開場前販売の利用者が多くなっている気がする…。

これだけの人数が並んでいても、どうせ窓口は2くらいしかなくて
恐ろしく少しずつしか進まないんだろう…。

あぁ〜あ…などと思いながら、販売開始の16時。
きっと10分で2mくらいしか進まないんだろうなぁ（^^;…と思いきや！
なにやらスイスイと進んで行くではないか！。
こ、これはどういうことだ？と訝りながら、会場内に入っていくと
いつもは階段の頂上に作られていた売り場が、
今回は階段上がったロビーのところに、つ
まり開場後の販売と同じような状態で販売されているではないか！。
窓口が広いので、大量買いの人がいてもスイスイと列が流れる。

これは素敵だ…（♥▽♥）。
そうだよ、やっぱりせめてツアー初日はこうでないと。

売り場の少し手前に、いつものようにグッズのサンプルが展示されている。
定番のパンフレット、ピックセット、Tシャツ、それとAlfee缶はマストとして
スマホポシェット、パーカ、ギタークリップに興味があったのだが…
どれも実物を見て却下（超小声^^;）。

いや、お金に余裕があれば買っていたかも知れないが
なにしろ先日急遽新しいMacBook Proを買ってしまったので
ここは買い控えをせざるを得ない。
そんなわけで、パンフ、ピック、Tシャツ、缶…
そしてパッケージが意外と嵩張らなさそうだったのでBest Hit スープを購入。
ちなみに、余談だが、星型おせんべいの星型パッケージと
レインボーチョコレートの筒型パッケージはめちゃめちゃ嵩張る。
パッケージは直方体にして欲しいのだが…（-_-;。
根性なしのアタシは、これらを一度に2個以上買っていく気が起きない。

想定外の速さで買い物が終わってしまい17時。
開場まで30分以上時間があるので、会場近くの喫茶店で軽く腹拵え。

17時40分くらいに会場に戻って入場列に加わる。

入場も滞りなく実にスムーズ。さっさと自分の席に向かう。

本日の座席：2階1列40番台。
最初、チケットが届いた時は2階1列？！立てるのか？と心配したが
この会場で2階最前が立てないという話は今まで聞いたことはなかったし
実際特にスタンディングを禁止する貼り紙や注意のアナウンスなどはなかった（ホッ）。

越谷の2階席って…高さが高い上に、思ったよりもステージが遠い（・o・）。
2階席でも意外とステージに近い会場もあるが、ここは遠いと感じた。
とは言っても、眺めはとーっても良い。
座ってしまうと花道の先の方は見切れてしまうけど
そもそも座って聴くような曲で花道の方を観る必要はないので関係ない。

場内に流れているのは、クラシック…なのかな？。
ステージは薄いスクリーンで覆われているのでハッキリとは見えないが
ステージ後方中央に、なにやらダイヤモンドのような半円形のオブジェがあり、
その半円形から放射状に7本（だったかな？）、槍状の物体が突き出している。
春と同じ『Best Hit Alfee』というツアータイトルではあるが
その雰囲気は春ツアーとはまるで異なる。

18時15分に、開演中の注意事項などのアナウンス。
いつもだとこの後、ローディー三上氏がステージ上に現れて
ギターのサウンドチェックが行われるのだけど今日は何故か三上氏は現れず…。
自分の席も右側なので、ステージ袖に三上氏がいたのかどうかもわからない。
（いたんだろうけど）。
三上氏のサウンドチェックが始まると、
いつも「もうすぐ始まるんだ〜」とワクワクするんだけど
それがないとなると、なんとなくちょっと物足りない。

そうこうしているうちに18時30分。1ベルと「まもなく開演します」のアナウンス。
それが終わるとどこからともなくオーディエンスの手拍子が始まる。

約5分後、それまで流れていたBGMがスーッとフェイドアウト。
客電も暗くなって、オープニングのSEが始まる。
こちらも春のポップな感じとは打って変わって、クラシカルで壮大な感じ。
最初は一昨年の春ツアーのウルトラマン風のSEと似たような印象を持ったが
曲が進んで行くうちに、なんというか、
何か冒険ものやSFものの映画音楽みたいな感じだなと思った。

やがてステージを覆っていたスクリーンが取り払われ、
中央のダイヤモンド風の半円形オブジェが
真ん中からパカッ！と開いてメンバーが現れた。

この半円形の開き方がゆっくりではなく
ホントに「パカッ！」という素早い動きで開いたのでちょっとビックリした。
その割れ方たるや、桃太郎が桃から生まれてきたような…（小声）。

3人、楽器を受け取り定位置へ。
王子の最初のギターはMetal Staind Glass。

SEが終わり、太郎さんのカウント。
1曲目はなんだ？！。

♪ジャーーーーーン！
　　ティラリラティラリラティラリラリ！

今まで何度も何度も聴いてきたフレーズなのに、
いつもと違う始まり方に、一瞬なんの曲かわからなかった（・o・）。

“STARSHIP -光を求めて-”だった。
お馴染みのピアノのイントロと3人のコーラスがないと
こんなに印象が違うものか！。
というか“STAR SHIP”、春もレギュラーでやっていたではないか。
秋もやるのか。しかも1曲目で！（今後変わる可能性もあるけれど）。

3人の衣装。
桜井さんの衣装は、濃いグレーに
細いシルバー（？）のストライブが入ったスリーピース。
胸にはパープルのチーフが入っている。
幸ちゃんは…毎度のことながら形容が難しいのだけど
ベージュっぽいようなグレーっぽいような、
小さな四角だか丸だかが集まったような細かい柄のジャケットに
ワインカラーの細身のパンツ。
王子は、全身光り物素材の、ブルー、シルバー、パープルの衣装。
もちろんノースリーブ。腰回りには、パープルのシフォン生地がぶらさがっている。
この衣装、色合いといいデザインといい、個人的にかなり好き。
ちなみに髪は巻き髪。

2曲目は“Justice For True Love”。
そろそろこの曲がくるんじゃないかと思っていた。
途中、桜井さんの声がひっくり返る場面があり、ヒヤッとしたが
その後は特に問題なかったようで一安心。

サビ前の「♪夜空〜光る〜…」で、♪っジャ！っジャ！っジャ！っジャ！と
ギターを力強くストロークしながら、ジャンプする王子。カッチョエェ〜（*^^*）。

“STAR SHIP”、“Justice〜”と、これはアニメの主題歌繋がりなのだろうか。
そんなことを考えながら3曲目。
“FOR THE BRAND-NEW DREAM”。
やっぱりアニメ主題歌繋がりか？！。

ステージ後方のオブジェを縁取るように、
カラフルなネオンサイン風の照明がすごく綺麗だ。
それがピカピカのステージの床にも反射して、半円形が真円のように見える。


3曲終わったところで、恒例の幸ちゃんの挨拶。
その間に、王子はサンバーストのFIrebirdにギターチェンジ。

幸「こんばんはー！。
　　さぁーいよいよ始まりました！。
　　2015年の秋ツアー初日でございます！。
　　…次の曲を誰も知らない（笑）。
　　1階のみなさん！盛り上がっていきましょう！。
　　2階のみなさんも！最後までよろしくー！」

次の曲はなんだ？！。
この初日ならではのドキドキ感…。

“愛こそ力 ～Power for Love～”だ。
この曲、割と最近聴いてるような〜と調べてみたら去年の夏イベで聴いていた。

5曲目がちょっと意外な選曲。
意外と言ってもシングル曲なので、アタシが勝手に意外だと思っているだけだけど
久しぶりの“夜明けを求めて”。
なんだか…ものすごーーーく久しぶりに聴いた気がする。
CDでも久しく聴いていなかった。
何故ならば、それほど好きな楽曲ではないので（^^;。
（あ、でもCDでは『TIE-UP』で聴いているハズだな）。

でも今回久しぶりに生で聴いてみたら、あれ？なんかちょっとイイナと思った。
毎ツアー、何かしら今までそうでもなかったのに
ライブで久しぶりに聴いてみたらなんだか好きになってきた、という曲がある。
もしかしたらこのツアーでは、この曲がそれかも知れない。
特に、♪巡るきーせつー…でアカペラのユニゾンになるところ。
ここの時の白い照明がとても印象的で、なんだかちょっとグッと来た。

そして6曲目。

♪チャー　チャーッチャ　チャーッチャチャー！

えっ？！もう？！。
もう“LONG WAY TO FREEDOM”やっちゃうんだ。
ということは、さてはこの曲が
前半のラスト（という言い方が正しいのかわからないけど）なのだな。

王子のギターは、“夜明けを求めて”からMetal Blue Cross-T。
そして珍しく“LONG WAY〜”も、そのままギターを抱えたまま歌い始めた。
なんだかその絵柄が新鮮。
しかし、ギターを持っているからと言って、じっとしているわけではない。
当然（笑）、前に出てきて右へ左へ移動し、花道にも出ていったり
時にピョンピョンとジャンプしながら歌っている。

ちなみに2コーラス目の歌詞は、オリジナル通り。
イントロでの「♪うぉ〜〜〜…うぉおおお〜お〜おお〜…」もなかった。



王子が客席を煽りまくり
“LONG WAY〜”が大盛り上がりのうちに終わると、
桜井さんと王子は一旦ステージ袖へ。
いつものように残った幸ちゃんが話し始める。


幸「はい、ありがとーございます。
　　『Best Hit Alfee Autumn 2015』の初日にようこそいらっしゃいました。
　　…ここはいつものように座りましょうか。
　　立ってたい人はそのままでもいいですけど」

今年は1月から始まって、リハーサルスタジオにいることが多い。
秋ツアーが始まったと思ったら、もうすぐ年末。
この勢いでスッ飛ばしていくのでよろしく…というような話をした後で
恒例の場内アンケートで、このツアー初めての人（笑）と
アルフィーのコンサートが初めての人を調査。

幸「それでは、今年還暦になられた方がいらっしゃいますので
　　その方をご紹介したいと思います。
　　いつも陽気でお調子者のこの方でございます。
　　盛大な拍手を持ってお迎えください。桜井さーーーん！！！」

この秋の桜井さん登場の曲は…
何故かDeep Purpleの“Smoke on The Water”。
♪ジャッジャッジャー！　ジャッジャ・ジャジャー！…というお馴染みのリフ。
ステージ下手から桜井さん現る。
マイクスタンドの前に立ち歌い始める。

桜「♪Smo〜ke on the wa〜ter〜 空に炎〜
　　　Smo〜ke on the wa〜ter〜 空に炎〜」

♪ジャッジャッジャー！　ジャッジャ・ジャジャー！
　ジャッジャッジャー！　ジャージャ・ジャジャー！…


桜「ハローーー！！！
　　マイネーム・イズ・マサル・サクライ！」
幸「なんで『空に炎』だけ日本語なんだよ」
桜「昔から英語は苦手なもので」
幸「ちゃんとそこも英語で歌え！Fire in the skyだ。ちっとも難しくないだろ」
桜「ノー！イッツ・ベリー・ディフィカルト！」
幸「なんだよそりゃ」

桜「今日もまたノリノリの歌を歌っちゃおうかなーミュージック〜」

なにやら昭和の香りのするイントロ…

桜「♪うまれた時が悪いのか〜　それとも俺が悪いのか〜」
幸「そうだ！おまえが悪い！。なんで“昭和ブルース”なんだよ！。
　　古過ぎて誰も知らないし、しかもノリノリじゃねーし。」

こんなやりとりの中で、なんでだか忘れたが
衣装のスーツの背中をペロッとめくってお尻を幸ちゃんの方に向ける桜井さん。
スーツの裏地がちょっと意外な薄黄色。

「この秋もコワレている」桜井さんのあとは
「昔から相当コワレているこの方」」を紹介。

幸「昔からコワレてました。
　　スニーカーは左右色違い、靴下は裏表上下…」

じょ、上下？？？。

幸「それではその方をご紹介いたしましょう。
　　盛大な拍手を持ってお迎えください。高見沢さーーーん！」

今回はどんなテーマ曲で現れるのだろう？。
マニアック過ぎて誰も知らないようなGSだろうか？。

流れてきたイントロはなんと自身のソロシングル“太陽の誘惑”。
ま、まさかポンポンを持って現れるのではっ？！と思ったが
さすがにそれはなく、ステージに出てくるなり例のキメ（？）ポーズ。
＼(￣ー￣ )ゝってやってみたり、＜(.￣ー￣)／ってやってみたり。

着替えてきた衣装は、夏イベで着用していた赤い衣装だが
肩から生えていた羽根がなくなっている。

幸「なんなんだよ！それは」
高「いや〜、夏からダンスづいちゃって」
幸「それダンスなの？。ダンスじゃねーだろ、それは。ポーズだろ」

笑っているだけの王子。
桜井さん・王子とも珍しくここの絡みは短めで次のコーナー（笑）へ。

幸「さぁ！ここで！これをやんないとツアーが始まった気がしないってんで
　　例のコーナーに行ってみましょうかね（笑）。
　　桜井営業部長による、秋のツアーパンフ紹介コーナー！」

♪パッパカパーン！パ・パ・パ・パッパカパーン！

桜「ワタクシ、営業部長の桜井と申します。
　　今回ののツアーパンフは素晴らしいです！。春を超えました！」
幸「また？（笑）」
桜「今回は《アルフィーは何と闘っていくのか》をテーマに
　　なんと3人がゲーム風のヒーローのコスプレに挑戦いたしました！。
　　それぞれどんなヒーローに扮したのかというと…」

ステージ下手のスタッフから、例によって拡大写真のパネルを受け取り
ステージ中央へ運んで行く王子。
それを見た幸ちゃん…

幸「今回は自分でやるんだ？（笑）」
高「（うん、と頷く）」
桜「力仕事は彼にお任せ。なんといっても110kgを持ち上げる男です」

王子が運んできたパネルを見せながら、
ツアーパンフの内容を紹介…というか披露する。

王子は《プロテイン・タカテミス》。敵のモンスターは《シメキリギュウラス》。
幸ちゃんは《下町の忍者・坂影》。闘うモンスターは《カメカゼ》。
桜井さんは《マッサル・チェン》。

桜「ワタシの場合、敵じゃ〜ないんですけど
　　ワタシと闘うモンスターは、
　　お酒を飲みすぎた時に現れる、その名も《ヘベレッキー》！」

なんだか…怪獣の名前がみんな物凄く弱そうなのは気のせい？。

帰宅してからパンフレットをパラパラと観てみたけど、想像以上に凄かった（・o・;）。
個人的にウケたのは、坂影とマッサル・チェンが
グレードアップしたときの髪型（チェンの場合は髭も）の変化。
モンスターは、見た目も弱そうだった（笑）。

桜「こんなことをする還暦はいませんっ！。
　　この秋のツアーパンフレットもどうぞよろしくお願いいたします！。
　　営業の桜井でした！」

幸「今日買えば、誰よりも早く手に入れたことになりますからね。
　　見せびらかせますよ。…誰に見せびらかすんでしょうか」

次の曲に備えて、王子が抱えたギターはVG EAR。
むむっ、次の曲はアコースティックなナンバーなのだな？。

幸「それでは、音楽の方に戻らせていただきます。
　　今のアルフィーにぴったりの曲です。
　　“From The Past To The Future”」

そういえば、『Alfee Get Request！ 2』に収録されている曲の中で
この曲もまだ生でやったことがなかったっけ。

イントロでの、幸ちゃんと王子のツインギターに
ちょっとハラハラしつつも、あ〜イイ曲だなーとシミジミ。

続けて座りコーナー2曲目は“恋人の歌がきこえる”。
王子のギターは、VigierのExcalibur。

順番で行くと、次は桜井さんボーカルのバラード。
さぁ、なんだろう。

ピアノのイントロ。そこに王子の泣きのギター。
“COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-”
桜井さんの艶っぽいボーカルによる大人の世界（と、自分で書いててこっぱずかしい）。
個人的に「♪あきらめ〜きれない〜ほ〜ど〜」の「ほ〜」が好き。

王子のギターはVigier Excaliburのまま。
うーむ、アタシの中では、この曲はレスポールなんだけどなぁ。
しかも何故か、'59年製のスタンダードか、カスタムの20th Anniversaryモデル。
Vigierもいいけど、ツアー中何回かはレスポールで聴いてみたいものである。


3曲終わって、ここで王子のMC…ではなく（笑）
王子がギターチェンジをしたので、どうやらもう1曲あるらしい。
フェンダー、エリック・クラプトン Gold Leafのストラトキャスター。
このゴージャスな、秀吉の茶室ようなのギターで何を？。

…わっ！！！
“木枯しに抱かれて…”じゃないか！。
聴きたかったんだよー！。

アレンジは、割とオリジナルに近い民族音楽風。
アタシはこの曲の、2コーラス目のBメロの歌詞が大好きで〜。
「♪哀しい程の星空に…」のとこを聴くと
いつも「詩人だねぇ〜」とシミジミとしてしまうのだった。

ここ、なんとなく日替わりになりそうな気がするけれど
ツアー中に何回も聴けるといいなぁ。
やっぱりさ、もうちょっと寒くなってからの方が気分が出るし（笑）。




ここで王子のMC。


高「ハイどーもありがとう。
　　…『Best Hit Alfee Autumn』ということで、秋らしい曲をお送りしています」

なんでそういう話になったのかは忘れてしまったけど、
こんな話↓をしてたのはここのMCだっただろうか…。

高「みんなにもこの曲は好きだけど、これは嫌いっていうのがあると思います。
　　全部好きになってくれとは言いません。言いたいけどな。
　　手塩にかけているわけですから。
　　これは自分にもあるから仕方ありません。
　　この子はいい子。この子はそうでもないっていうのがありますから」

やっぱり作り手としてもそういうことがあるのだな。
そうやって「ライブで演奏されない曲」は
徐々に深〜いところに埋没していくのだろうか…（^^;。


・長くツアーをやっていると、時事というか社会で起こっていることと
　自分達がやっていることが重なることがある。
・一番印象深いのは『Resistance』ツアーの時にベルリンの壁が崩壊したこと。
・平和なこの国に生きていて、あの壁の崩壊っていうのはかなり衝撃的だった。

そのような、真面目な話をした後で…

高「春にもさー、ヒーローの話とかしたじゃないか。
　　ナショナルキッドの話とか。
　　ブラジルからDVD取り寄せたりしてさー。
　　それがさ、今年になったら日本で出てやがんの！。
　　しかもリマスター版とかいってきれいになってんの。
　　中身はもちろん同じなんですけどね」
幸「買ったの？」
高「買いましたよー。しょーがないです。キッド好きとしては」

これか…。

ナショナルキッド DVD-BOX デジタルリマスター版

• 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
• メディア: DVD

高「でも、やっぱりみんなにとってはアルフィーがヒーローであって欲しいと思います。
　　…ヒーローは孤独なこともありますね。
　　それでは聴いて下さい…“孤独のHERO”」

わっ！これもなんだか久しぶり。
最後にやったのがいつだか思い出せないくらい久しぶりだ。
しかし、昔の歌ほど体に染みついているもので
拳を上げるタイミングなどは、自分で笑っちゃうくらい体で憶えていた。

イントロのフレーズでの幸ちゃんのスティック回しがカッチョエェ！。

そうそう！カッチョエェと言えば！。ここで王子の新しいギターが登場。
新しいと言っても、型はFlying A-Vなのだけど、
Pink & Whiteで言うところの
ピンクの部分がラメ入りの濃厚な赤で、ホワイトの部分が黒！。
この色何故かメチャメチャツボ！。
王子の衣装ともマッチしていて、
出てきた瞬間に「うわっ！カッケー！（♥▽♥）」とシビレた。
しかもポジションマークにも真っ赤な光を放つLEDが埋め込まれていて
王子にスポットが当たっていない時には、その光が浮かび上がる。

同じギターのまま、“Final Wars！”
これは《ヒーロー繋がり》なのだろうか？と思ったけれど
いや、どっちかと言ったら《闘い繋がり》かも知れない。
ただ、ここ最近のツアーって“FInal Wars！”か“英雄の詩”が必ず入っている気がして
ちょっとだけ「またぁ？」と思ってしまったことは超小声。

13曲目、これがめちゃくちゃ嬉しかった
“Wake Up ～Goodbye 20th century boy”。
久しぶりに聴きたかった！。
（でも実は5年以内の2011年の春ツアーでやっていた）。
王子のギターはカッコイイFA-V（Red & Black）のまま。
…だがしかし、アタシの中ではこの曲はレスポールなのだ（勝手なイメージ^o^;）。
レスポールの中でも、'58年製カスタム。
何故そんなイメージが出来上がったのかは忘れてしまったが
おそらく2000年代初め頃に、この曲を'58年製カスタムで演奏してるのを
ライブかテレビで観たからなんだろうと思われる。

この曲のイントロのリフが好き。
間奏の、幸ちゃんのアコギもキラキラしていて好きだ。

そういえば…（ここまで書くのを忘れていたけど）
2階席から観ていてフと思った。
王子の足元って、前からこんなにスッキリしてたっけ？と。

モニタは今はもうイヤモニなので、足元にはなく
プロンプターと思われる機材が半分床に埋まった状態で設置されている。
以前はその向こう側にペダル類とエフェクトボードがあったような気がするんだけど
いつからなのか、足元にはもう殆どボリュームペダルとワウペダルだけ、
みたいな感じになっていて、見た目かなりスッキリ。
…もしかして、もうずっと前からこんなだった？（^o^;。

それはさておき、

“孤独のHERO”、“Final Wars！”、“Wake Up〜”といい
何かに立ち向かって行く感の強い、硬派な感じの曲が続いている。

そんな中での次の曲が
“壁の向こうのFreedom -24th March,1989-”。
うぉ〜…これはまたヘヴィだ（好きだけど）。
さきほどの王子のMCは、この曲に繋がっていたのか。

王子のギターはFlying Angel FANTASA。
ステージから客席に向かって伸びる何本もの細くて白い照明が
上から下に降り注ぐように移動して、これが物凄く幻想的で綺麗だ。
そのライトがステージの床に落ちた時に映し出される水玉模様も美しい。
この「ステージ床に映る照明のシルエット」を楽しめるのは2階席ならでは。

この曲で、ちょっと鳥肌が立ったのがエンディングの部分。

♪Silent city〜〜〜　　　 we〜〜〜st　　 Be〜〜r〜〜li〜〜〜〜…n…

と王子が静かに歌い上げ、一瞬これで曲が終わったのかと思いきや
実はその後に♪ドロドロドロドロ…とドラムの音が始まって
ホントのエンディングがあって終わりになるのだけど
この「一瞬曲が終わった」ようにみえる部分で
客席から拍手が起こっても不思議ではないのだけど
今日は「シーーーーーーン…」と水を打ったような静けさ。

ここにいる人達が曲を知り尽くしているからなのか
それとも演奏に圧倒されているのか。あるいは両方なのか、
とにかくこの部分の静寂に、思わず「ぞゎ〜〜〜っ！」と来たアタシなのだった。

この曲がオーラスなのだろうか。
…それでもいいと思うけど、…ヘヴィだなぁ〜（^^;。


と、思っていたらギターはそのままでもう1曲！。
“100億のLove Story”。
硬派な曲の後に、やわらかい雰囲気のラブソング。
あー、なんだかホッとする〜（笑）。
そして心なしか前半で王子ボーカルの楽曲が少なかったのは
このためだったのか…。本編ラストの2曲を王子が歌うという。

終盤までいい感じで曲が進んでいったのだが
あと少しというところで、王子、周りの音を見失って（聴き失って？）しまったのか
歌と演奏がズレてしまったのが残念であった。


前半のセットリストは正直ちょっと「うーん（-_-;」だったのだけど
中盤の座りコーナー以降、後半のセットリストはかなり好きカモ。
日替わりになって欲しいところもあるし、
絶対に替えないで欲しいところもあるし、今後の展開が楽しみである。


というわけで…


《TO BE CONTINED...アンコールへ続く》　

コメント 16

お疲れさまでした！！

私も「ヤッタァ！」な曲が結構入っていて、まさに私の中の「Best Hit ALFEE！」でした＼(^o^)／
もちろんアンコールも期待を裏切りませんでしたね（笑）

高見沢さんのギターで1本？2本？新しいのがありましたね。まだまだギター愛に溢れている高見沢さん、ステキでした〜（はぁと）

さて、明日は朝イチ飛行機で大阪に帰って働きま〜す！がんばるぞ〜！！
by かりりん (2015-10-02 22:06) 

梅屋さん、こんばんは。
ホテルに戻って余韻に浸っています。
私も、ずっとずっと聴きたかった曲がたくさん聴けました!(^^)!

梅屋さん！あの握手した高見沢さんが…と思うと、いつもよりもドキドキ感がアップしませんでしたか？

私は、次は桐生です。
また、どんな風に進化しているか楽しみです。
by あ～こ (2015-10-02 22:47) 

秋ツアー始まりましたね～
なんと、本日王子が投げたピックをゲットしました♪
王子にやられっぱなしの初日でありました。
by えの (2015-10-03 01:27) 

＞かりりんさん
新しいFlying A-V、出てきた瞬間に
「うわ、カッケー！！！（≧▽≦）」とシビレました。
あのカラーリングがたまらなく王子に合っててカッコイイ！。
このツアーで活躍しそうで楽しみです。
願わくば、（どれでもいいので笑）レスポールの出番をもっと！。
個人的に「あの曲」と「あの曲」はレスポールがよいのですが…。

>>さて、明日は朝イチ飛行機で大阪に帰って働きま〜す！
…めっちゃ滞在時間短いではないですか（^^;。
気を付けてお帰り下さいね。
アタシも明日仕事頑張りマース。




＞あ〜こさん
正直前半は「えー（-_-;」という感じだったのですが（小声）
中盤以降「おぉ〜（*^^*）」でした。
特にオーラス前のあの曲は、ずっと聴きたかったのでウルッときました。

>>いつもよりもドキドキ感がアップしませんでしたか？
いや…それが意外とそうでも…（^^;。
やっぱりステージの上でギターを弾いている王子は、
相変わらずアンタッチャブルな「遠い人」という感じでした。
（実際席も遠かったんですが笑）。

by 梅屋千年堂 (2015-10-03 01:34) 

＞えのさん
おぉー！それは凄い。おめでとうございます！。
てことは、かなり前でしたね？（￣ー￣）ニヤリ。
それはヤラレますわ〜（笑）。

by 梅屋千年堂 (2015-10-03 01:36) 

今年の春ツアーの初日に初めて参加して、初日の虜になってしまい今回も福岡から参加いたしました(^^)
アンコールではまさかの国勢調査(笑)←桜井さん弁
越谷から～の次が九州から～で思いっきり拳あげました(笑)
お３人さんの嬉しいのびっくりの表情に楽しさ倍増でした。
そして、今回の出し物も今後どれだけいたについてくるのか楽しみです(^O^)
by ひとみ。 (2015-10-03 13:22) 

初日、盛り上がりましたね～。
参加予定ではなかったのですが、
禁断症状というものを初めて経験してしまい、必死に探して無事に参加できました。
禁断症状恐るべしですね。
相変わらずカッコいい愉快なお三方でした☆
ベルリンの壁・・・タイムリーでしたね。
記念日の今日、朝から何度もリピして聞いています♪
次のライブが待ち遠しぃぃ。
パン屋さん、今月末にあのスパニッシュに行くので寄れたら寄ってみます☆
by izmil (2015-10-03 21:26) 

おはようございます。

秋ツアー♪初日参加お疲れ様でした。
私の初日は10月末なので、レポとグッズ紹介楽しみにしています。

by りく (2015-10-04 07:31) 

硬派？なんじゃこりゃ？
梅屋さんのコメント、
あー、気になる！すごく気になる！
なんですが、今回はネタバレしないで、11月のMY初日を迎えようと決めました。
旦那さんには、こたろうの知らない曲はまだまたいっぱいあるけど、大丈夫？と言われたり、自分でも出来るかな？とかなり不安です。
でも、ステキなライブだったことは間違いないですよね。

ワクワク・ドキドキしながら、ライブにむけて、風邪など引かぬよう日頃の体調管理に気をつけようと思います。
梅屋さんもご自愛くださいませ。
by こたろう (2015-10-04 14:14) 

＞ひとみさん
アタシも以前は初日参加にこだわらない人間だったのですが
そうなんです、一度経験してしまうとあのドキドキ感がたまらないのです。

「グッグッグッ」で手を挙げられたのは羨ましいですよ〜。
多分アタシは地元ヨコケンまで、そのチャンスはないと思います。

初日は全体的にMCが短めだった印象があるので
今後どんなふうに展開（脱線ともいう）していくのか楽しみですね。




＞izmilさん
禁断症状…（笑）。わかりますーーー。
アタシも初日終わって、次が25日のフォーラムまでないなんて
長すぎるーーー！とワナワナしております。

>>ベルリンの壁・・・タイムリーでしたね。
翌日の10/3が東西ドイツ統一の日でしたね。
スマホに入れているアプリ（今日が何の日かわかるカレンダーアプリ）を見て
おぉー！と思いました。

パン屋さん、アタシもまだ行けてないんですが
近所に住んでいて行ったことがあるという美容師さんの話では
すっごくちっちゃいお店だけど、美味しかったとことこでしたよ。




＞りくさん
たいっへんお待たせいたしました(^^;ゞ。
やっつけ感満載ですが、越谷レポUPしました。
今回（も？）いろいろなグッズを買う予定はないのですが
（なにしろパソコン買っちゃって金欠なものですから…）
購入したものは徐々に紹介させていただきますね。




＞こたろうさん
既にネタバレをUPしてしまったので
このコメントレスをご覧になることはないかも知れませんが…

知らない曲がたくさんあったって大丈夫ですよ。
そんな曲が出てくるたびに新鮮な感動があってよいではないですか。
（長年ファンをやっていても、久しぶりにライブで演奏された曲は
　イントロやAメロだけでは何の曲だか思い出せず
　ポカーンとすることも実はままあります^^;ゞ）。

>>日頃の体調管理に気をつけようと思います。
ですね。
来週早速インフルエンザの予防接種の予約を入れました〜。

by 梅屋千年堂 (2015-10-07 11:34) 

ジャンプして来ました！
お心遣いありがとうございます。

あー、グッズの画像もアップされて、ますますネタバレを見たい気持ちが高まってきました。
今日ラジオを聴きながら、あの曲やるのかな？あれはやらないのかな？と、悶々としてたくらいです^^;
でも、ガマンガマン。

早く梅屋さんのライブレポ、読みたいです！
by こたろう (2015-10-08 00:31) 

＞こたろうさん
（またジャンプしてきて下さいませ〜^^;ゞ）。

>>ますますネタバレを見たい気持ちが高まってきました。
いやいや、My初日は是非ともまっさらな状態でいらして
あの《笑撃》を味わって下さい（￣ー￣）ニヤリ。
きっとこたろうさんが参加される頃には、
いろんな意味で更にパワーアップしていると思います。

くぅ〜っ！楽しみですねっ！。
アタシも次のフォーラムが待ち遠しいです。

by 梅屋千年堂 (2015-10-08 01:44) 

梅屋さん、レポありがとうございます♪
私も「壁の向こうの…」のエンディングのあの静けさは、印象的でした。
とても胸に迫るものがありました。
途中で拍手とかする人がいなくて良かった…と密かに思っていました。
個人的には「100億の～」が聴けたのが嬉しかったです。(ちょっと残念な部分もあったけど^^;)
ずっとずっと、一度でいいから生で聴いてみたい！と思っていましたが、実際聴いてみると、また…もっと…何度も…聴きたくなりました。
やっぱり、アルフィーのライブには終わりがないですね(笑)
私は、次回は桐生なので少し間があります。
その間、梅屋さんのレポを参考にお勉強しておきたいと思います。
by あ～こ (2015-10-08 13:56) 

＞あ〜こさん
圧倒的でしたね、“壁の向こうのFreedom”のあの静けさ。
この歌が作られたのはもう随分前になるのに
ライブで歌われるたびに説得力が増していくような気がします。

オーラスの“100億〜”も良かったですね。
先日の中秋の名月の時に脳内再生していたことを思い出し
あの日の大きな満月が甦ってきました。

次は桐生なのですね。
初日から1ヶ月半ありますからきっといろいろ変わっているでしょうね（*^^*）。

by 梅屋千年堂 (2015-10-09 00:28) 

こんばんは。
すみません、広島レポが遅くなりましたm(_ _)m

広島2日目ではなぜかMCが大盛り上がりでした。
曲は
愛こそ力→19
木枯らしに抱かれて→エルドラド
恋の炎→Bad Girl
Going My Way→明日の鐘

以上4曲が変更になりました。

コントでの桜井さん・幸ちゃんコンビは和服ブラザーズではなく、昭和兄弟に落ち着いたようです。
オネエになると昭和姉妹になります。途中かしまし娘のテーマで退場しようとして、息が合わずに失敗していましたf^_^;)
S&Gコーナーは夜明けのスキャットつきのSound of Silenceを1コーラス歌ってくれました。

広島で忘れてはいけないキーワードとして、3つの言葉を高見沢さんから言い渡されました。フォーラムでも登場するかもしれませので書いておきますね。
「指先から毛が生える」「カブトムシの裏に三越」「次郎丸」です。

「指先から毛が生える」は、坂影の話で気配を消す→毛生え薬が効かないという話になり、3人爆笑していたら幸ちゃんが「毛生え薬使いすぎて、頭に塗るのに指に付けて塗ってたら指先から毛が生えてきた人知ってる」と言い出し、「俺も知ってる！」と3人また大爆笑になってしまいました（笑）
さらにツボに入った幸ちゃんが演奏前に「指に毛が生えてたらスリーフィンガーやりづらいだろうなぁ」とまた爆笑してました。

「カブトムシの裏に三越」は高見沢さんの夏休みの昆虫採集の話でお金持ちの子がデパートで買った標本を提出してた、という話があったと思います。
「（箱を）裏返したら三越って書いてた」という高見沢さんの話を聞いて、桜井さんが自分の定位置で「そんなことあるわけない、こ～んなことをまことしやかに言うんだから」という感じのジェスチャーを客席にして笑いを取っていたら高見沢さんに見つかり、
高「だって書いてたって」
桜「そんなことあるわけないだろ、カブトムシの裏に三越なんて書いてないだろ」
一同？？？
高「お前、普通カブトムシの裏になんて書いてないだろ？箱の裏だよ」
桜「（ハッ）」…(爆)
お話の流れが分かってなかったんですねぇ・・・(^^;)

「次郎丸」は、桜井さんがラグビーの五郎丸選手のことをずっと「次郎丸、次郎丸」と言って間違えてた、という話を、同じく高見沢さんが暴露しました(笑)

こんな感じでライブは進み、最後のMCで高見沢さんが「最近意思の疎通が取りにくくなりましたが・・・」とまた蒸し返すと桜井さんは「ほんとにしつこいねぇ。。。(T_T)もう許してくれよ〜」と参った！という感じでお願いしていました（笑）

さて明日のフォーラムではどうなるでしょうね、楽しみですね！
by かりりん (2015-10-25 00:00) 

＞かりりんさん
お忙しいところ、広島二日目のご報告ありがとうございます。
なんと言ってもセットリストの日替わり部分が素敵過ぎます。
この中のどれか1曲でもいいから明日のフォーラムで聴けますように（-人-）。

>>意思の疎通が難しくなった
なんだか長年連れ添った老夫婦みたいですね（^ｍ^）。
お互いの話を聞いているようで聞いておらず
どこか噛み合っていなくても、なんとなく会話が成立するという（笑）。

明日はいよいよフォーラムです。
越谷から今日まで長かった〜(x。x)。
1階の後ろの方ーーーの端っこの方ーーーですが
思う存分楽しんできます！。

by 梅屋千年堂 (2015-10-25 00:37)