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MOA美術館あれこれ [EXHIBITION]

展覧会を観終わったので、ランチにしようと…

館内のレストラン《桃山》に行ってみたところ
予想はしていたけれども、スゴイ待ち人数(^^;。
でも他に食べるところがないので(まぁまったくないワケではないんだけど)
とりあえずウェイティングリストに名前を書いて、
おそらくこの先30分は呼ばれないだろうと
隣のミュージアムショップでじっくりお買い物。

とは言うものの、美術館全体の規模の割に
ミュージアムショップが小さい(・o・)。
商品のラインナップもビミョー…(やや小声)。
なんと言ってもポストカードが少ない!。
今回展示されている『紅白梅図屏風』はもちろんあるが
『燕子花図屏風』のは根津美術館のものだし、なんだか拍子抜け。
素敵だな〜と思う絵皿や碗があったけど、
値段を見たら「0」が一つ多くて手が出ない(^o^;。
図録はコンパクトでいい感じだったけど、読み応えありすぎて
こりゃ絶対にまた「積ん読図書」行きだな、と思って買わなかった。

しばらくして、レストランに戻って入口のリストを見たら
おっ?!あと4番目くらいになっている。
ここはもう動かずにここで待っていた方がいいだろう。
(呼ばれた時にいないと、順番が抹消されてしまうシステムなのだ)。

そうだ、メニューを見て何を食べるか決めておこう。
『光琳アート』期間限定メニューとして《琳派御膳》ってのがあるけど
1日限定30食とのことで、本日分は既に終了。
となると、《お野菜たっぷりカレー》か、
《こだわり豚のソースカツ重》のどっちかだな…。
うーん、どっちにしよう、決まらない。

と、考えているうちに順番が来た。
席に案内されて、メニューを開いたら
「琳派御膳とお野菜たっぷりカレーはもう終わってしまいました」
と力強く先に宣言されてしまった(^o^;。
「じゃぁこれ」と、《こだわり豚のソースカツ重》を注文。

出てくるのに15〜20分くらいかかったかなぁ。
でもずっと立ちっぱなしで疲れてたし、
もらったパンフレットなんかを読んでいたのでそんなに気にならなかった。

ジャーン!。
02_katsuju.jpg
これが《こだわり豚のソースカツ重》。

わーいヽ(^。^)丿と思って、カツを1枚持ち上げてみたら…薄っっっ(◎_◎)。
ハムカツか?!と思うくらいの薄さ…(^^;。
でもまぁ味は良かったし、付いてきたお味噌汁は
すっごく美味しかったので概ね満足。

食事を終えて出てきたら、このソースカツ重も「本日分終了」になっていて
殆ど食べるものがナイ!という状態になっていた(^^;。
ヨカッタ、とりあえずまともな食事にありつけて。

ご飯を食べたら帰ろう〜と思っていたのだけど
…窓から見える庭が気になる。
寒いし雨降ってるし手袋もイヤーマフも下のロッカーに置いてきてしまったし
うーん、どうしよう。
でもせっかく来たし、傘は貸してくれるみたいだから…行ってみっか!。
寒くて死にそうになったら急いで戻ってくればいいや。


というわけで、階段降りて庭園へ〜。

さっ、さぶい{{ (>_<) }}。
でも、梅の花が咲いてる〜。
03_teien.jpg

紅梅だ!。
04_koubai.jpg


手前から奥に向かって、花の茶屋・光琳屋敷・二条新町そばの坊。
05_korinyashiki.jpg


とりあえず、花の茶屋で雨宿り。
06_hananochaya.jpg


光琳屋敷は、尾形光琳が自ら書いた図面と大工の仕様帖、
茶室起し図に基づいて復元されたもの。
内部の写真を撮ってもいいのかどうかわからなかったので
写真は撮らなかったんだけれども…(^^;ゞ。


光琳屋敷の前の白梅。
07_hakubai.jpg
なんだかもう、傘はささなきゃいけないわ、手はかじかむわで
マトモにシャッターが切れない(x。x)。


「そばの坊」さんの前にぶらさがっていたモノ。
08_sobanobo.jpg
杉玉みたいなもん?と思っていたら「そば玉」と言って
蕎麦屋の前にぶらさげるものらしい。


またまた紅梅。
09_koubai.jpg
天気が良かったら青空にピンクが映えただろうに。
…でも雨の梅ってのもまたオツかな。


梅の木って、枝振りの複雑さが好き。
10_koubai.jpg
この木の枝振りなんて、とっても光琳っぽい。

って、いい加減寒さに耐えられなくなってきた。そろそろ退散。

庭園の入口付近にあるこの竹林も、風にざわざわ揺れるのがイイ感じ。
11_chikurin.jpg



庭園の他、秀吉の黄金の茶室や能楽堂もチラ見して
いよいよすることがなくなってきたので、帰ることにする。
ラッキーなことに、帰りのバスでは座ることが出来た。

熱海駅に着いたのは確か14時20分くらいだっただろうか。
列車の出発時刻まで15分くらいあるので、
家へのお土産として駅の売店で鰺の押し寿司を購入。
13_oshizushi.jpg
熱海じゃなくて小田原のお土産なんだけど…(小声)。

14_oshizushi.jpg
かなり濃いめの味付けだったけど、美味しかった〜。


ついでに、これ。
MOA美術館で買った《梅まんじゅう》。
15_umemanju.jpg

見た目はこんな感じ。
16_umemanju.jpg
餡に梅ペーストが練り込まれているというのだが…
う、うーん…よくわかんない(^o^;。


そして最後は自分土産のポストカードと
あまりの美しさについつい買ってしまった《紅白梅図屏風》のクリアファイル。
17_souvenir.jpg
もう、クリアファイルなんて何枚もあるんだし
使ってなんぼのものなのに、これは「もったいなくて使えない」タイプ(笑)。

表が紅梅、裏が白梅になっていて真ん中には金のシート。つまり2ポケット。
18_clearfile.jpg
う〜んゴージャス。

ミュージアムショップで、オモテ面をこっち向きにして陳列したのと
ウラ面をこっち向きにして陳列したのと二通りの置き方をしていたため
「紅梅のと白梅のと1枚っつ買ってこ〜」と同じのを2枚取ってった
関西弁のおばちゃんがいたけれど、
家に帰って「ヤダ!これ同じもんやないの!(`_´)」と
キレていないことを祈る…(笑)。
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きゅう

以前MOA美術館の地方巡回展が来たことがあって(38年くらい前?)その時に紅白梅図屏風のレプリカがすごく欲しくて親に買ってもらったことがあります(←どんな小学生や?)。今でも正月から3月くらいまでは飾っています。

その頃はまだ美術館がこの建物でなかったかもしれませんが、その後熱海にいって本物と数年ぶりに再会して感動した記憶があります。

>二通りの置き方
国博で風神雷神をこのパターンで2つ買ってしまったのはヒミツです(笑)。
by きゅう (2015-02-19 01:49) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
コメント早っ(笑)。

紅白梅図屏風のレプリカを欲しがる小学生…(^^;。
ご幼少のころから随分と渋好みでいらしたのですね。
きゅうさんの親御さんも、きっと王子の親御さんのように
「マンガやおもちゃはダメだけど、これなら買ってやろう」
って思われたのかも知れませんね(いえ、妄想ですが)。

憧れの作品に対面するのって感激ですよね。
先日の安倍文殊院のアタシがまさにそれでした。

>>国博で風神雷神をこのパターンで2つ買ってしまった
もしかして、これって売る側の作戦だったりして???(笑)。
でも期せずして「使う用」と「保存用」が出来て良かったのではないでしょうか。
(そういうことにしておきましょう)。

by 梅屋千年堂 (2015-02-19 01:56) 

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