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国宝 鳥獣戯画と高山寺展【1】 [EXHIBITION]

時系列を無視して、
一昨日の六本木の国立新美術館の話の前に、
昨日の『国宝 鳥獣戯画と高山寺展』の話。

来年の初夏に東京でもやるみたいだし
わざわざ行かなくてもいっかな〜と思ったのだけど
いろいろとテレビの特集番組などを観ていたら
無性に観に行きたくなってきてしまった。
ここ数日の「どこかに遠出したい」って気分も相まって
「そうだ 京都、行こう。」

12日と13日、どちらに行くか迷った。
12日は丸々1日空いている。13日は午前中に美容院の予約を入れている。
普通に考えたら、丸々1日空いてる12日に京都に行くだろう。
でも12日の早い時間に京都に行って、180分並んで鳥獣戯画を観たところで
おそらく京都の他の場所を回ることは難しいと思われる。
それに13日の午前中に美容院行った後に、美術館2館のハシゴも難しい。
だったらやっぱり12日は2館のハシゴ、13日に京都の方が
効率がいいような気がする。…よし、13日に京都に行こう。

てなわけで、13日の12時10分くらいに美容院が終わった後
その足で市営地下鉄に乗って新横浜へ向かう。
地下鉄で移動しながら、エクスプレス予約を使って指定席を確保。
13時前に新横浜到着。
駅弁を買って、13時09分発のぞみ111号乗車。
新幹線の中で、『国宝 鳥獣戯画と高山寺展』のツイッターで混雑状況をチェック。
昼頃は150分待ち(!)になっていたけれど、
13時と14時にチェックしたところ90分待ち。よしよし、いい感じ。
90分待ちなら、15時過ぎに到着してもとりあえず中には入れるだろう。

15時08分には京都着。
駅前からタクシーすっ飛ばして15時18分くらいに京都国立博物館到着。
チケットは前日にローソンで買っておいたので、
そのまま『国宝 鳥獣戯画と高山寺展』の行列の最後尾に。
今も90分待ち。
更に中に入ってからも、鳥獣人物戯画の展示室まで40分待ちとのこと。

02_gyoretsu.jpg
う〜ん、並んでるなぁ!(^^;。
でも…実を言うと、思っていたほどではなかった。
もっと凄いことになってるのかと覚悟していたんだけど、
あら?この程度?てな印象。

iPodで音楽を聴きながらひたすら待つ。
今日の京都(東山)の最高気温は10度とか11度とかいう予想だったので
ちょっとやりすぎでは?(^^;と思えるくらいの
真冬のような重装備で臨んだのだけど、
寒空の下でじっと並んで待つにはちょうど良かったかも。

な〜んか良い天気。
05_kyohaku.jpg

京都国立博物館の敷地内には、こんなオブジェがちらほら。
03_kyohaku.jpg

『考える人』の、後ろ姿。
04_thinker.jpg
一体日本には何人の『考える人』がいるのだろう?。
アタシが知る限り、上野の国立西洋美術館、静岡県立美術館、そしてここ。
(調べてみたら、他には西山美術館、長島美術館にいるらしい)。

そうこうしているうちに、近づいてきた。明治古都館。
06_kyohaku.jpg
90分待ちという表示だったけれど、『Alfee Get Requests!』を
丸々聴き終えるかどうかくらいの並び時間だったから
70分くらいで館内に入ることが出来たと思う。


前半は、世界文化遺産・高山寺ゆかりの品々の展示。
ゆっくり観たいのはやまやまなのだけど、
ここであんまりゆっくりし過ぎて、肝心の『鳥獣戯画』を観る時間がなくなっては困る。
音声ガイドを順番に聴きながら、このあたりはサァーッと流し見。
そもそもお経とか古文書見てもよくわかんないし(^o^;。

それでもところどころに「おっ!これは!」と目に留まるものもある。
例えば
・阿字螺鈿蒔絵月輪形厨子
・百光神立像
・華厳宗祖師絵伝 義湘絵
・善妙神立像
などなど。

特に、新羅の高僧・義湘に恋心を抱いた善妙という女性が
新羅に向かって出航した義湘の後を追って海に身を投じて
その姿を竜に変えて船を守り、無事に義湘を新羅に送り届けたという場面を描いた
『華厳宗祖師絵伝 義湘絵』は、そのストーリーもさることながら
竜や海の描写も素晴らしくて、なんだかちょっとグッと来た。


そして、いよいよ展示の終盤、『鳥獣人物戯画』の登場!。

と言いつつ、長くなってきたんで続きは次回に…====ヘ( ;^^)ノ。

《TO BE CONTINUED...続く》
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