ノア 約束の舟 [Music,Movie&Musical]
旧約聖書『創世記』の中の、あのお話。
以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『ノア 約束の舟』を観に行く予定の方はご注意下さい。
アダムとイヴの子孫によって地上に栄えた人間達。
だけれども、それと同時に悪も蔓延。
こんな世界はもうダメだと、大洪水を起こしてこれを滅ぼそうと考えた神は
箱舟を作って家族とすべての動物のつがいを載せて洪水から逃れるようにと
信仰心の篤いノアに夢の中で伝える。
神の御心のままに、箱舟を作り、動物たちを集め、大洪水をやり過ごし
新しい世界の礎を築いた…というような、誰もが知っている物語。
緊張感漲るド迫力の映画だったけど
このテの映画は、どうしても観終わった後に
原作(この場合は旧約聖書)はホントはどんなだったっけ?と
確認したくなってしまう。
そこで登場、20年以上前に買ったパール・バックの『聖書物語(旧約篇)』。
それによると、ノアの箱舟の記述は意外とあっさりしていて
映画に描かれているほどの様々な確執はない。
映画では、長男のセム以外は独身で、
このあとどうやって子孫を増やしていくんだろう?と
ちょっと不思議でならなかったんだけど
旧約聖書の中では箱舟に乗り込んだ時点でノアの3人の息子には既に妻がいて、
洪水の後、それぞれ子孫を増やしていくことになっている。
旧約聖書自体、「ハァ?(なんじゃそりゃ)」という
突拍子もない展開になるエピソードが多いのだけど(^^;
それでも映画よりも聖書の方が、物語として筋が通っている気がした。
映画として面白くするために
聖書にはない記述がかなりいろいろと付け加えられたりしているので
いろいろと賛否の分かれるところだろうなぁとは思うけれども
アタシのような信仰心のない日本人が、
娯楽大作として観る分には十分楽しめる映画だったんじゃないかと思う。
ただその分、盲目的に神のお告げを信じるノアの言動、
例えば人としての良心よりも、神への信仰心の方が大事らしい部分などは
ちょっと理解しがたい面も多々あるけれども。
あと気になった部分を挙げるとするならば
登場人物(特にノアとその家族)の着ているものが、
確かにボロではあるのだけど
デザイン的になんとなく今風なところにちょっと違和感を感じた。
それにしても、ラッセル・クロウ、『レ・ミゼラブル』のジャベール同様
人を傷つけてでも自分の信念を貫く男を演じるのが巧いねぇ〜。
正義が度を超して狂気に変わった時のあの目付きはホントに怖い(^^;。
物語の鍵を握る、セムの妻・イラ役のエマ・ワトソンも良かった。
あのちっちゃかったハーマイオニーが、
こんなに素敵な女優さんになるとは〜(シミジミ)。
実を言うと今日は二本立てで『マレフィセント』も観てきたんで
その話はまた別記事で。
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《オマケ》
明日は忘れずにコレを買いにいかなくちゃ!
な、なんだろう、この白飛びしたような写真は…(^^;。
以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『ノア 約束の舟』を観に行く予定の方はご注意下さい。
アダムとイヴの子孫によって地上に栄えた人間達。
だけれども、それと同時に悪も蔓延。
こんな世界はもうダメだと、大洪水を起こしてこれを滅ぼそうと考えた神は
箱舟を作って家族とすべての動物のつがいを載せて洪水から逃れるようにと
信仰心の篤いノアに夢の中で伝える。
神の御心のままに、箱舟を作り、動物たちを集め、大洪水をやり過ごし
新しい世界の礎を築いた…というような、誰もが知っている物語。
緊張感漲るド迫力の映画だったけど
このテの映画は、どうしても観終わった後に
原作(この場合は旧約聖書)はホントはどんなだったっけ?と
確認したくなってしまう。
そこで登場、20年以上前に買ったパール・バックの『聖書物語(旧約篇)』。
それによると、ノアの箱舟の記述は意外とあっさりしていて
映画に描かれているほどの様々な確執はない。
映画では、長男のセム以外は独身で、
このあとどうやって子孫を増やしていくんだろう?と
ちょっと不思議でならなかったんだけど
旧約聖書の中では箱舟に乗り込んだ時点でノアの3人の息子には既に妻がいて、
洪水の後、それぞれ子孫を増やしていくことになっている。
旧約聖書自体、「ハァ?(なんじゃそりゃ)」という
突拍子もない展開になるエピソードが多いのだけど(^^;
それでも映画よりも聖書の方が、物語として筋が通っている気がした。
映画として面白くするために
聖書にはない記述がかなりいろいろと付け加えられたりしているので
いろいろと賛否の分かれるところだろうなぁとは思うけれども
アタシのような信仰心のない日本人が、
娯楽大作として観る分には十分楽しめる映画だったんじゃないかと思う。
ただその分、盲目的に神のお告げを信じるノアの言動、
例えば人としての良心よりも、神への信仰心の方が大事らしい部分などは
ちょっと理解しがたい面も多々あるけれども。
あと気になった部分を挙げるとするならば
登場人物(特にノアとその家族)の着ているものが、
確かにボロではあるのだけど
デザイン的になんとなく今風なところにちょっと違和感を感じた。
それにしても、ラッセル・クロウ、『レ・ミゼラブル』のジャベール同様
人を傷つけてでも自分の信念を貫く男を演じるのが巧いねぇ〜。
正義が度を超して狂気に変わった時のあの目付きはホントに怖い(^^;。
物語の鍵を握る、セムの妻・イラ役のエマ・ワトソンも良かった。
あのちっちゃかったハーマイオニーが、
こんなに素敵な女優さんになるとは〜(シミジミ)。
実を言うと今日は二本立てで『マレフィセント』も観てきたんで
その話はまた別記事で。
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《オマケ》
明日は忘れずにコレを買いにいかなくちゃ!
Rolling Stone (ローリング・ストーン) 日本版 2014年 08月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: セブン&アイ出版
- 発売日: 2014/07/10
- メディア: 雑誌
な、なんだろう、この白飛びしたような写真は…(^^;。
2014-07-10 01:24
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