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マイティ・ソー/ダーク・ワールド [Music,Movie&Musical]

まったく期待していなかったせいか、物凄く面白かった(・o・)。

以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を観に行く予定の方はご注意下さい。

先週の木曜日、
今月いっぱいで期限切れになる映画のタダ券があったので
何か観に行かなくちゃ〜!と地元シネコンの上映スケジュールをチェック。
だがしかし…「コレ観たい!」という映画が一つもない…(-_-;。
強いて言えば…『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』か。

『アベンジャーズ』は、正直言ってあまり面白いとは思えなかった。
でも『アベンジャーズ』を観た後にWOWOWで観た
『マイティ・ソー』や『キャプテン・アメリカ』は、思いの外面白かった。

とはいえ『アベンジャーズ』のストーリーも
『マイティ・ソー』のストーリーも、どんなものだったか殆ど忘れてしまった。
そんなんでも『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を楽しめるのだろうか。

一抹の不安を抱えつつ、どう転んでも他に観たいものがないので
結局『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を観ることにした。
本当は、どうせ観るなら3D字幕版で観たいところだが
地元シネコンでは2D字幕版か3D吹替版しかやっていない。
かといって、わざわざ3D字幕版を観るために
交通費かけて川崎やららぽーと横浜まで行くのもなんだかなぁ…
しかも3Dだと追加料金取られるしなぁ…ってんで、2D字幕版。

レディースデーでもないド平日の真っ昼間の映画館。観客は4〜5人。
な〜んか途中で眠っちゃいそうだなぁ…。
コーヒーでも買って、持って入れば良かったか。
でもコーヒー飲むとトイレが近くなるしなぁ(^^;。

でも!

そんな心配はよそに、冒頭でも書いたように
居眠りなんて有り得ないほど面白かったのだ!。
最初の『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』のストーリーを
忘れてしまっていても、十分楽しめた。

今回の主は舞台は、ソーの生まれ故郷のアスガルド、
闇の軍団の世界であるスヴァルトアールヘイム、
そしてミッドガルド(=地球)のロンドン。

大団円の戦闘シーンでは、この3つの世界を目まぐるしく行き来しながら
善と悪が大乱闘。グリニッジが滅茶苦茶に破壊されて、
地球人としては大迷惑な話(笑)。

アメコミらしく、シリアスな場面の中にも
思わず吹き出してしまうような仕掛けが施されていて
いい意味でのツッコミどころが満載。
最終的には「いや〜、観てヨカッタ〜」という感想だった。

それと、出演者が前作よりもみんなカッコ良くなってるのもポイント。
主役のソーも、1作目は「ヘンな髪型だなぁ」と思ったけど
本作では同じロン毛でもなにやらカッコ良くまとまっているし、
見た目も「どこのプロレスラーだよ?!」という前作よりも垢抜けていて◎。
精神的にも成長していて、前作のようなおバカじゃないところが
ヒーローの王道って感じで、安心して観ていられる。

それよりも個人的に目を惹いたのが
『アベンジャーズ』まで悪役だった、ソーの義弟:ロキ。
まぁ今回もどっちかというと悪役なんだけど、今までとは一味違う。
相変わらず性格が屈折しまくっているけど、
もともと真っ直ぐな性格のソーが精神的成長を遂げてご立派になってしまった分、
ロキの方が人間臭くて、キャラクターとしては魅力的なのだ。
(人間臭いと言っても一応「神」なんだけれどもね^^;)。
心の底では何を考えているのか分からないところがむしろイイ!。

そう思い始めると、もうルックスから何からロキの方がソーよりカッコイイ。
髪型も、コスチュームも、やることも(悪だけど)なんだかカッコイイ。
途中「えっ?!死んじゃったの?」と思わせるところもあるけれど
あのヘビのような男が、そう簡単に死んでしまうわけがない。
最後の最後には「やっぱりね〜( ̄ー ̄)ニヤリ」とさせてくれる。


アベンジャーズ・メンバーの一人『キャプテン・アメリカ』の続編も
4月に公開されることになっていて、
これもきっと『アベンジャーズ2』の伏線になってるんだろうなぁ…。
『アベンジャーズ』、おもろなかったと言いつつ、
やっぱりそれぞれの続編はちょっと気になっている(^^;。
(『アイアンマン3』は結局見逃したが…)。

thor.jpg
ソーって雷神なんだって。…知らなかった。
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