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THE ALFEE@大阪城ファイナル《本編編》 [┣ '12 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2012
Final Series 『Catch Your Earth』
大阪城ホール・本編の巻

12/31 7:10 UPしました。
ネタバレ指数52

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去年の城ホールが終わって、年が明けて、春ツアーが始まって終わって
夏イベがあって、王子ソロがあって、秋ツアーが始まって、
でもってついに終わろうとしている。
あーあーあーあーあー!!!1年が早すぎるだろっ。

去年の城ホール前後の記憶が新しすぎる。
でも1年経っちゃったんだからそんなこと言っても仕方ない。

去年の12月も忙しかったが、今年もかなり忙しかった。
ファイナルの頃には相当疲れも溜まっているだろうから
本当はもっとゆっくり大阪入りしても良かったのだけど
やっぱり今年も《せっかく主義》が頭をもたげて「そうだ奈良に行こう」。

てなわけで、6時49分新横浜発ののぞみ5号に乗って、9時3分新大阪着。
翌30日には早朝の新幹線で横浜に戻らなければならないため
この度はこの秋新大阪に新しく開業したホテルに泊まってみることに。
そのホテルに荷物だけ預けて、奈良へ向かった。

今回は、ちょっと前から興味があったとある古刹と
東大寺ミュージアムへ行こうと予定していたのだけど
その「とある古刹」が思いの外雰囲気が良く、ついつい長居していたら
東大寺ミュージアムに行く時間がなくなってしまった。

14時にホテルに戻ってチェックイン。
前の晩、3時間弱しか眠れなかったので、昼食後に小一時間仮眠。
16時に起きて仕度をし、16時過ぎにホテルを出た。

17時を少し回ったところで城ホール到着。
何人かの友人と入り口前で慌ただしく会ってから場内に。

本日の座席:アリーナ7列60番台。
思わぬ幸運で舞い込んできたアリーナ席だった。
60番台という番号からして、右端の方かな?と思いながら
番号を辿ってどんどん歩いて行ったら、なんとど真ん中だった(・o・)。

武道館とか城ホールといったアリーナだと
ステージと客席最前列との距離が結構取ってあるので
7列目とはいえどうなんだろう?と思ったが…ち、近い(@o@)。

ドキドキしながら開演を待つ。
よく憶えていないが、開演前のアナウンスがあったのは
18時ちょい前だっただろうか。
そのあといつものように手拍子が始まって、
「そろそろ立っておこうかな」と、荷物を椅子の上に置こうと
腰を上げた瞬間に、ちょうど場内暗転。

暗い場内に、ステージだけが青く浮かび上がる。
そこにSEが流れてきて、ダーン!と規則的に並んだドットイメージが点灯。
パノラマのように視界に広がった、その迫力ある光景に
思わず「おぉ〜!」と声が出てしまった。

この後、ドットイメージがいくつかの星座の形づくるのだけど
武道館ではオリオン座しかわからなかった。
でも今日は目の前にドドーンとS字型をしたさそり座が出てきたのがわかった。

ステージ上のライトがピカピカと明滅。
やがてステージ中央の円形のハッチが上にスライドすると
そこにメンバー3人の姿。

3人の衣装はどうやら武道館と同じのようだ。
武道館では席が遠くて衣装のディテールがわからなかったが
ほうほう、王子の衣装はこんななってたのか、
桜井さんの衣装の質感はこんな感じだったのか、と
そんなことが分かったのがちょっと嬉しかった。

さー、今日の1曲目はなんだ?!。
王子のギターはMetal Staind Glass。

♪ジャカジャカジャジャー!ジャカジャカジャジャー
 ジャカジャカジャジャー!ズジャーッジャッジャ!

王子の背後で、円形のハッチから放たれた白いフラッシュライトが
王子に向かってパカパカパカパカ激しく明滅!。
ぃやっほ〜ヽ(^。^)丿
今日も“ジェネレーション・ダイナマイト”が1曲目。
イントロ途中で、ステージ前方で数本の火柱がゴォーッッ!!!。
あっっっついっ!!!ooO(゚ペ/)/。
火柱の熱気が伝わってきた数秒後、この手の特効特有のニオイが漂ってきた。
いやまさに五感で楽しむアルフィーライブ、そんな感じ(笑)。
音もデカくてそれも嬉しい!。

どうでもいいことだけど、この曲って
タイトルが全部カタカナってとこがまたいい、
と、この秋ツアーでこの曲を毎回聴いていて思った。
“Generation Dynamite”だともはやなんだか別の曲みたいになっちゃう。

この曲が1曲目ということは、やはり今日も『ALFEE'S LAW』祭なのか?。
と考えるスキも与えず、“Mr. Romance”
昔の曲だし、久しくステージでは演奏されなかった曲だけど
イントロのリフといい、三声のコーラスといい、カッコイイ。
歌詞も結構スゴイよな〜(^^;と思って
帰宅後改めて読んでみたのだけど、♪ドラマチックにえんじたい〜の
「えんじたい」って「演じたい」だと思ってたら「宴じたい」だった。
…知らなかった。

“仮面舞踏会”のあと、
間髪入れずに“幻想飛行”、更に“メリーアン”
『ALFEE'S LAW』の再現は続く。

ここで幸ちゃんのMC。

幸「こんばんはーっ!
  さぁ今年もいよいよ2012年のファイナルがやってまいりました!。
  そこは…アリーナ?1階になるのかな?
  そしてスタンド!!!」
客「YEAHーーー!!!」
幸「今年のヤなことを全部忘れて、楽しんでっていただきたいと思います!」

この間に王子はFlying A-IV(Black & Red)にチェンジ。
さぁ、こっから先は予測不可能。
何が出てくるのかワクワクして待っていると・・・

なんと!“誓いの明日”
B面キターーーッ!(笑)。
いやでもさすがにここまでだろう。
“トラベリング・バンド”はやるかも知れないけど、
まさか“Crazy Boy〜”や“バレンシア”はないだろうと。

ともかく大好きな“誓いの明日”をファイナルで聴けたのは大感激。
あの間奏と、後奏のギターソロがグッと来た。

そして次の曲…

♪ジャララジャラララ! ジャララジャラララ!…

という三連符のリフ。
えっ?!まさか?!。思わず隣にいたえのさんと顔を見合わせる。

♪クレィジ〜ボ〜イ レィジガ〜ル どっこへゆくの…

マジー?!ホントに“Crazy Boy & Lazy Girl”だ。
オリジナルよりもテンポはゆっくりめか。
いったいいつぶりなんだろう!。思い出せないくらい久しぶりだ。

久しぶりだけれども
♪Everybody Happy! (Everybody Happy!)
の追っ掛けコーラスは、もう自動再生みたいに勝手に出てくる(笑)。
間奏の、幸ちゃんのハーモニカもかっちょえぇ〜(*^^*)。

そしてこの曲の見どころはなんと言っても(?)最後の
♪ダダダダダダ ダダダダダダ ダダダダダダ ダダダダダダ
 ダダダダダダ ダダダダダダ ダダダダダダ ダダダダダダ
なのである(笑)。
この♪ダダダダダダ…、自分で歌ってみると結構大変なのがわかる(^^;。

メンバー的にも大変なのかどうかはわからないけど
♪ダダダダダダ ダダダダダダ ダダダダダダ ダダダダダダ…
と歌っている王子の顔が、妙に笑っている(^^;。
幸ちゃんの顔も笑っている。
そんなメンバーの顔を見ていたら、
思わずこっちまで♪ダダダダダダ ダダダダダダ…と歌いながら
笑顔になってしまった。

で、さすがに“白い夏バレンシア”はやらずに“トラベリング・バンド”
王子は右、幸ちゃんは左の花道の先端へ。
もちろん「♪東へ西へ〜たどり着いたぜ大阪〜!」
そして「♪今夜は〜…帰さないぜーーーっっっ!!!(叫)」「キャーッ!」
はお約束の展開(笑)。

いやぁ〜、狂った狂った。
こんなにたくさん『ALFEE'S LAW』の曲が聴けるなんて感激。
これはもしや、武道館では聴けなかった“TIME AND TIDE”を
どこかラストの方で聴けるかも?!。
(結論を先に言ってしまうと、聴けなかったのだけどね_| ̄|◯)

ここで王子、ハンドマイクに持ち替えて
“Stand Up,Baby -愛こそすべて-”
走る走る王子が走る。
左から右へ、右から左へ、走る走るまた走る(笑)。
間奏ではジャンプジャンプジャンプ。
そしてまた長髪なびかせて白いオデコ全開で走る走る走りまくる。
それでいてちゃんと歌う。
もう、超人としか思えん(・_・;)。

最後は今日も

高「スタンダップ!ベイベェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜↑↑↑!!!」

という超高音シャウト。
そのあと、ジャーーーーン ジャン!で終わるのかと思ったら終わらない(^^;。
えっ?まだ終わりじゃないのかよ的な表情の桜井さんに

高「まだ終わらないよー!。ジャンプするまで終わらないぜ〜」

とかなんとか。
そしてついにジャンプして、♪ジャンっっっ!。
場内大興奮大歓声。拳を上げて、颯爽とステージ上手に消えていく王子。

ステージには幸ちゃんとサポートメンバーだけが残る。


幸「ハイありがとーございます。ありがとーございます。
  …わかっちゃいるけど、声が高いですね。
  (黄色い声で)スタンダップベイベェ〜〜〜↑って。
  今おそらく外には犬が集まってきてると思います」

幸「今年もついにファイナルを迎えまして、
  まさに、泣いても笑ってもという感じだと思います。
  秋のツアーでは二部構成で第一部・第二部に分けて
  途中休憩を入れたりして、僕ら途中で帰っちゃったりしてたんですよ。
  我々としては久しぶりの構成でやってまいりました。
  今日も休憩が入るんじゃないかと思った方も
  いらっしゃったかも知れませんが、ハイ残念でした!。
  …それじゃここはいつもの感じでお座りコーナーでございますんで
  おすわりっ!」
客「わんっ!」

幸「この秋のツアー、今日が初めての方いらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「その方々にとっては通常も何もないよねぇ。
  あとでお友達からいろいろ訊いてくださいね。
  じゃぁ今日がファイナルだって方」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あ、結構いらっしゃいますね(笑)。
  それじゃ今日がアルフィーのコンサート生まれて初めてだって方!」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あ、そうですかそうですか〜」

幸「このホールでの公演回数は今日で42回目だそうです。
  ねぇ、凄いですよねぇ。'83年からですからね。
  おめでたいですよね。
  それではおめでたいついでに、今一番おめでたい方をご紹介いたしましょう。
  盛大な拍手を持ってお迎えいただきたいと思います。
  今夜も絶好調、桜井賢さーーーん」

今日もステージ前方中央に出てきて客席に向かって挨拶をする桜井さん。
ダンスかな?と思いきや、そのままいつもの立ち位置に。
そして厳かに(?)武道館でも歌った“オーソレミオ”を高らかに熱唱。

幸「『すたふろんてぃあって』はいーですけど、
  なんでパバロッティなんですか」
桜「大阪のみなさんに聴いて頂こうと思いまして。
  今日はファイナルですから、ファイナルらしく。
  大体今までダンスとかやってきましたけど、もう飽きましたし」
幸「でも中には期待してる人もいるんじゃないですかね」
桜「えぇっ?!」

ここでラップのリズムが…。
これが流れ出すと、どうやら抗えないらしい桜井さん。

桜「♪オーサカオーサカ!
   ファイナルファイナルハーッ!
   ビリケンビリケンハーッ!
   朝寝朝酒朝湯が大好きで そーれで身上つーぶしたーぁ
   そーれで身上つーぶした
  (ここから突然リズムが変わり、♪パパンがパン…の手拍子と共に)
   あ、どんどんぱんぱんどんぱんぱん
   どんどんぱんぱんどんぱんぱん
   どんどんぱーぱどんどんぱーぱどんぱんぱ〜
   う〜ちのおやじ〜はハゲ頭〜 とな〜り〜のおやじ〜もハゲ頭〜
   は〜げとは〜げとが喧嘩した〜
   どちらも怪我ね(毛がね)〜で よか〜あったね〜」

幸「オイっ!。途中からファイナルとまったく関係なくなってるじゃねーか。
  ハゲとハゲとが喧嘩してどちらも怪我(毛が)なくてよかったねってんだろ。
  しかも今日キーが高くねぇか?。
  随分高いなぁって思いながら聴いてたんだけど」
桜「ワタシも歌っててマズいなと思ってたんです」

幸「それにしても今回の衣装はスゴイですね。ビリケンさん!」
桜「せめて金閣寺って言ってください」
幸「あ、京都バージョンでね」
桜「生地の見本を見せられた時に、あ、綺麗だなと思って選んだんですけど
  こんなに大きなものになってみると、思っていたのとちょっと違ってまして
  出来上がってきたものに袖を通すのにちょっと躊躇しました」

幸「ところで桜井さん!。グッズの売り上げの方はどうなってんですか?。
  収支報告がないってさっき高見沢が怒ってましたよ」
桜「あいつに数字のことがわかるわけないだろ。
  たーくさんか、少ないか、どっちかでいいんだから。
  大体最近のアイツはただの筋肉バカだから。
  アイツの頭ン中、プロテインとバーベルしかないんだから。
  そのうちバーベル型のギターかなんか作っちゃってよ、
  重くて重くてヒーヒー言っちゃうの。ヒィーッ!ヒィーッ!って」
幸「そんなこと言っちゃっていいのか?」
桜「いーんだよ(と、ステージ上手袖を覗き込む)。
  どーせあいつ今着替えてんだろ?。着替えがなげーんだから。
  昔あいつのアパートで待ち合わせしてタクシー乗ろうとしたら
  『忘れものした』って取りに戻って30分以降戻ってこねーんだから。
  あいつの人生半分以上が探し物だぞ」

そこに、ステージ下手より、紫の光り物の上下に着替えてきた王子登場。
髪は後ろで一つに束ねた状態。
桜井さんの背後に近づき、桜井さんの耳に息を吹きかける。

桜「うわ!!!ビックリしたっっっ!!!」
幸「わざとらしい驚き方しないでください」
桜「だって耳に息吹きかけるんですよ」

そして桜井さんの衣装をジロジロ眺める。
そんな王子を無視して…

桜「みなさん、この度はお買上本当にどうもありがとうございました!」

と、言って今日も王子を自分の立ち位置に戻るよう促し
王子の後ろ姿に向かってアッカンベー。
クルッと振り返る王子、アカンベをやめて動きを止める桜井さん。
今日も「だるまさんが転んだ」状態(^^;。

幸「さっきすっごく(どんぱん節の)キーが高かったんだよ。
  頭のてっぺんから声出してたんだ」

と、さっきのどんぱん節の状態を、王子に説明する幸ちゃん。
すかさず、桜井さん

桜「おまえ(高見沢)につられたんだよ!」

幸「ところで桜井さん、Final Seriesの限定グッズとかはないんですか?」
桜「よくぞ訊いてくださいました、おチビちゃんっ!」
幸「おチビちゃん言うな!」
桜「このファイナルシリーズ限定のグッズを
  ご用意させていただきましたよおチビちゃん」
幸「おチビちゃん言うな庄助!」
桜「ハイ持ってきてー」

スタッフから手渡されたツアーバッグをがざごそと探りながら…

桜「この秋はチョコサンドクッキー、
  そして居酒屋アルフィーのおつまみセット、こちらでしたけど
  今回のファイナルシリーズでは、
  この、CATCH YOUR EARTH チョコレート&メロディボックス!
  CDが付いて2,000円だ!持ってけドロボー!」
  
桜「こちらのチョコレートの中にはアーモンドが入っております」
高「ティラミスってどういう意味?」
桜「それは…元気になるお菓子って意味です」
高「ティラミスの発祥の地はどこですか?」
幸「(桜井さんの頭上に「?」マークを掲げる)」
桜「…イタリア!」
高「イタリアのどこの都市でしょう?!」
桜「イタリアってのはブーツのカタチをしてるんだよね」
高「だからイタリアのどこだって?」
桜「土踏まずのあたりじゃないですか?」
高「ティラミスはベニスが発祥なんですよ」
桜「あ、ベニスの商人が売ってたんだ!」
高「そんなに古くないっ!」

高「このCDにはオルゴールとピアノのアレンジが入っています。
  曲名はなんでしょう?!」
幸「(桜井さんの頭上に「?」マークを掲げる)」
桜「…ちょっとだけ見せて」
高「(桜井さんの眼前10cmnにCDを掲げて)はいっ!」
桜「近すぎて見えない(▼▼メ)」
高「(今度は眼線60cmくらいか…)はいっ!」
桜「遠すぎて見えない」
高「じゃぁここ!(と眼線30cm)。」
桜「…字が読めない!」

高「そういえば!営業部長のガンバリのお陰で、
  なんと!本日これ(チョコレート&メロディボックス)が完売したそうです」
客「おぉ〜!(拍手)」
高「その代わりに…これ(もこもこセット)が大量に余っています。
  みなさんいいですか?。
  これを外にしていこうと思ってはいけません。うちの中で使うんですよ」

高「ホラ、こーやって(マフラーを幸ちゃんの首に巻き付ける)
  …あらっ、幸ちゃんカワイイ!♥」
幸「(おねえ言葉で)あら、カワイイ?」
高「あのおっさんにもやってみよ…
  (と、言いながら今度は桜井さんの首にマフラーを巻き付ける)
  桜井…きもっっっ!」
桜「(-_-#」

マフラーを今にも投げ捨てそうに、プルプルワナワナ震える桜井さん。

高「投げるなよ…投げるなよ」
幸「靴下が落ちたぞ」
高「あ、ホントだ」
桜「おまえは…まったく見えてねーんだから!」
幸「もう一個あるぞ」
高「あっ、ホントだホントだ」
桜「そういうものは片方だけじゃしょーがなーだろ!。
  普通セットで使うもんなんだから」

そして拾った靴下を桜井さんの頭の上に載せてみる王子。

桜「坂崎!これこうやる(ソックスを頭に載せる)とすごく暖かいぞ!」
高「靴下を英語で何て言うの?」
桜「え?…ソックス」
高「知ってた!」

高「ハイじゃぁまとめてください」
桜「みなさん、ワタクシこれが今年最後の仕事になります。
  こういうものを使うことで節電に繋がりますから
  ご家族みなさんの分もセットでいかがでしょうか。
  インフルエンザも流行っていますし、
  最近はノロウィルスなんてのも流行ってるそうでございますので
  どうぞ皆様ご自愛ください」

幸「ハイ、それではコンサートの方に戻らせていただきたいと思います。
  今年アルフィーは『Alfee Get Requests!』というアルバムを出しました。
  これは、今までの曲をライブアレンジで録り直したり
  高見沢が作った当初のイメージで録音し直したりしたものです。
  それでは、その中からまずは1曲聴いてください。
  “あなたの歌が聞こえる”

王子のギターは、今日もブラウンサンバーストのストラトキャスター。
次の“夕なぎ”もストラトキャスター。
こちらは黒いボディに白いピックガード。
この曲も、次はいつ聴けるのかわからないなーと思いながら
超カッコイイ後奏のギターソロに聴き入る。

もう1曲くらいバラードが続くかと油断してたら、太郎さんによるドラムロール…
えっ?!そうなの?と慌てて荷物を椅子に置いて立つ準備。

♪ジャーーーーーーーーーーン
 To be a rock FLOWER REVOLUTIOーーーーーN
 (To be a rock FLOWER REVOLUTIOーーーーーN)

“FLOWER REVOLUTION”
春のツアーが甦ってきた。
王子のギターはFlying A-IV Tribal。そして左の花道へ。
桜井さんは右の花道へ。
確かこの曲でだったと思うんだけど、
花道の途中で、ステージ裏の下を覗き込んでブルブルっ!という小ネタを
展開する桜井さんなのであった。


大いに盛り上がったところで王子のMC。
そっか、今日は立ったままでここのMCを聴くんだな。

高「ハイどーもありがとー。
  やっぱり“FLOWER REVOLUTION”は、大阪の歌だなぁという気がするね。
  これはやっぱり大阪でやっておかなくちゃということでやってみました」

高「1年あっと言う間だなーと皆さんも感じてると思いますが、
  ついこないだ(去年の)大阪城ホールだったんじゃねーか?って。
  なんで早いかっというと、それはみなさんが経験しているからなんですね。
  子供の頃っていうのは、経験してないですから
  夏休みなんていうのも物凄く長く感じたじゃないか。
  今はそんな風に思うことってないだろ」

高「まず二十歳過ぎると早くなるよね。
  そして30代になるとますます加速します。
  更に50過ぎてみると、もう転がり落ちるようだぞ。
  転がり落ちる石のようになっていきますからね(笑)」

高「最近僕が感じていることは
  まぁ当たり前のことなんだけど、身近なことに感謝をする気持ち、
  例えば…あ、もう出てきちゃったからちょっと言いづらいけど
  この二人(桜井&坂崎)に出逢ったことに感謝しています。
  自分で言うのもなんだけど、オレはホンットに何にも出来ないんです。
  (オーディエンスに)…おいおい、そこで力強く頷くなよ!
  思いっ切りウンウン!って頷いてたぞ?!
  こう見えても僕は、小学生の頃からずっとリレーの選手だったんだぞ」

高「もし二人に会っていなければ、髪を長くすることもなかったし
  紫のスーツを着ることもなかったと思います。
  金色のスーツを着たおっさん…おにいさんを見ることもなかったと思います」

高「こういうことは、若い頃はわからないよねー。
  20代の頃なんて、感謝って何だ?!って感じでしたからね。
  例えば星を見て綺麗だなと思う心に感謝したり
  そうだなー、あとは例えばさっきそっからそっちへ走った時に
  あれ、意外と遠いなと思ったけど(笑)
  走りきった時の達成感?、その体にも感謝したり」

高「みんなにとっては、面白い三人組と出会えたこととか(笑)」
客「(拍手)」
高「…面白いだけじゃないんですよ。ちゃんと歌も歌いますからね」

高「自分を決めるのは自分ではありません。
  自分を決めるのは他人との関わり合い、
  他の人とのコミュニケーションから
  あ、自分はそういう風に思われているんだとか
  自分はそういう人間なんだ、ということを知るんです」

高「曲がった見方しかしていないと、
  自分のことをきちんと見れないらしいけど
  曲がった見方をしないで、素直に自分と向き合ってみると、
  自分は結構ちゃんとしてるなということに気がつくんだよね」

高「もっと大きなことを言えば、
  この星に生まれてきたことに感謝したり。
  母なる星とか、Mother Planetとか
  ここにいるとなかなか気づかないことも多いけど
  平和について、未来について、この星に感謝をしながら
  そういうことを考えていかなければいけないんじゃないなぁと思います。
  それでは、そんな思いで、まずはこの歌をお贈りします。
  “平和について”

幸ちゃんの奏でるアコギのイントロがグッと来る。
短いけれどもなんて美しい歌なんだろうか。
王子のギターはFANTASIA。

そしてこの曲の後は“CATCH YOUR EARTH”
この展開、確か去年のクリスマスイブにもあったっけ。
(と思って去年の武道館レポを読んでみたら
 「“平和について”は短いのになんて美しいんだろう」と同じことを書いていた^o^;)。

武道館でも感じていたのだけど、
間奏で、ピアノが♪ダンダンダンダン!ダンダンダンダン!…と
力強くリズムを刻んでいるところがとってもいい。
こんな感じのピアノが、ビートルズの曲で
何かあったような気がするけど思い出せない。

“My Truth”では
武道館同様、王子のギターはナチュラルなエクスプローラー…
なんだけども、普通のエクスプローラーとはちょっとカタチが違うような…?。
ボディの木目がキルトトップっぽくて綺麗だった。

これも武道館で聴いたときに「おぉっ!」と思った部分なのだけど
♪誰〜か〜 時を〜 止めて〜 の「だ」を
幸ちゃんがちょっとシャウト気味に歌うのが
なんだかワイルドでカッコイイのだ。

“風の詩”
王子のギターは、キズだらけの白いストラトキャスター。
Final Seriesでは、この曲が始まると「あ〜終わりが近づいているなぁ」と
ちょっと切ない気持ちになる。

ドットイメージは遠くから見ていてももちろん美しいが
近くで見ているとその迫力に圧倒される。

それは次の“孤独の美学”でも同様。
イントロの、白い屋根のようなドットイメージはそのデカさに(@o@)。
そして終盤、板状に並んだ赤いドットイメージが
上から下に、ダーーーッと降りてくる場面!これがまたスゴイ。

武道館で上から見ていた時は、
メンバーの頭上スレスレまで降りてきているように見ていたのだけど
実はスレスレどころか、頭を通り越して首のあたりまで降りてきていた。

レスポール・スタンダードを使っての後奏のギターソロは今夜も最高!。
これも次に観られるのはいつだかわからないので
ジッッッと見入っていたら、またエンディングで拳を上げるのを忘れた(笑)。
ちなみにここで使用されたギターは
ジミー・ペイジの直筆サイン入りシグネチャーらしい。

本編ラストは“君に逢ったのはいつだろう”
王子のギターはVenus Angel(慈愛)。
この曲だったか…記憶は定かではないが
星のように不規則に散らばったドットイメージが
本当の星のように、明るさが何等級もあったり
恒星がチカチカと揺らいで瞬くように光っていて綺麗だった。
ドットイメージって、本当にいろんなことが出来るんだね。
去年よりもいろんな部分で進化しているようにも思えるし
なんだか無限の可能性を感じるなぁ(大袈裟?笑)。

エンディングでは、いつものようにモクモクとスモークが出てきて
幻想的な雰囲気に。
ところが、「ファイナルだから、えぇい!景気よく使っちまえ〜!」
ってことなのかどうかは知らないが(笑)
今日はそのスモークの量がハンパない。

曲が終わって感動的な場面なのだけど、そのスモークがあまりにもスゴ過ぎて、
手を振って煙を払い除けようとする桜井さんに、思わず笑いが(^^;。

真剣にやっていても、何故かどこか面白くなってしまうとこが
実にアルフィーらしいのであった(笑)。




《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》 

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おのきち

一年間、お疲れ様でした!
今日はお目にかかれてうれしかったです!「キレイなおねぃさんだった!」と、連れの友達も喜んでました。
お土産までいただいてかえって申し訳なかったです。次は、春のどこでしょうか。。。40周年、楽しみですね。
by おのきち (2012-12-29 23:41) 

梅屋千年堂


>おのきちさん
城ホールでは、寒い中お呼び立てしてスミマセンでした。
アタシもお会いできて嬉しかったですよ。
(ちなみに「キレイなおねぃさん」に見えたのは
 おそらくあの場所が暗がりだったからかと…。
 それ考えたら中で会わなくてかえってヨカッタかも、なーんて^^;)。

またどこかでお会い出来るといいですね。
来年も、今年以上に楽しい1年になりますように。

by 梅屋千年堂 (2012-12-31 19:03) 

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