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ザ・マペッツ [Music,Movie&Musical]

約1ヶ月ぶりの映画鑑賞。

以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『ザ・マペッツ』を観に行く予定の方はご注意下さい。

ジョニー・デップの『ダーク・シャドウ』と、
人形劇(?)の『ザ・マペッツ』。
どちらを観ようか悩んだ挙げ句、なんだかこっちの方が
早く上映終了になりそうだな…(^^;、ということで、
今日は『ザ・マペッツ』へ。
(こんな心配してるけど、ホントは先週始まったばかり)。

世間ではあんまり話題になってないみたいだけど(^^;
日本では『セサミストリート』でお馴染みのカエルのカーミットなど、
ジム・ヘンソンが生み出したマペットと、人間たちが繰り広げる
超ありえない世界の、超ありえない物語(笑)。

マペットと人間が共存する…この設定はまだわかる。
『セサミストリート』だってそうだったし。
だが、主人公のマペット:ウォルターと、人間:ゲイリーが
仲の良い兄弟という設定が、もうありえなさ過ぎて笑える(^^;。

なぜ今マペット映画?!。

この映画の予告篇を観ると、そう思わずにはいられないが、
映画のストーリーも、そこを突いている。
かつて一世を風靡したカーミットを初めとするマペットたち。
今や世の中から忘れ去られ、それぞれ別の職業に就いたりしている。
『マペット・ショー』が撮影されていたスタジオも半ば廃墟と化し、
邪悪な石油王がその土地を奪おうと画策。
そうはさせまい!と、昔の仲間を集めて立ち上がるマペットたち。
スッとぼけたドタバタ劇が繰り広げられる。
しかもミュージカル仕立て。

もぉ〜…あまりのバカバカしさに、脳が癒される(笑)。

人間のキャストも結構豪華。
主人公の恋人役にエイミー・アダムス。
『魔法にかけられて』や『ナイト ミュージアム2』での
時空を超えたとぼけっぷりと、
かわいいんだけど、どこかおばさんぽいルックスが
好きなんだけど、この映画でもそんな魅力が満載。

そしてもう一人、大好きなジャック・ブラックも出演している。
あくまでも脇役(?)なので、期待したほど画面には登場しないけど
相変わらずの過剰な演技が輝いていた(笑)。

他にもカメオ出演でウーピー・ゴールドバーグや
セレナ・ゴメスなどが本人役として登場している。
ヴォーグ誌のカリスマ編集者としてパリで活躍するミス・ピギーの秘書として
エミリー・ブラントが出演しているのも
なんだか『プラダを着た悪魔』のパロディみたいで笑えた。

そうそう、そういえば、そのミス・ピギーの衣装がとってもステキ。
見た目はちょっとおデブなブタのキャラクターなんだけど
場面が変わるたびに、コスチュームと髪型が変わるというオシャレさん。
(一応大スターなので当然といえば当然の扱い)。
実際ミス・ピギーの衣装には相当お金をかけているらしい。

で、ドタバタのコメディ映画なんだけれども
最後はディズニー映画らしく、ちゃんと泣かせてくれる。
(不覚にもラストシーンでホントに泣いてしまったのだ…^o^;)。

3DやフルCGの映画も素晴らしいけど、
モノクロ&サイレントの『アーティスト』や
今回の『ザ・マペッツ』みたいなアナログ感満載の映画は
やっぱりどこかホッとする。
きっとそれをわかってる人が、こういう映画を作ってくれているのかも。
mapets.jpg



来週は『ダーク・シャドウ』観に行こうっと。
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