冬の弾丸旅【5】

『松江の巻』

再び米子。



来るときにはねずみ男バージョン（？）しか気付かなかった階段。



そういえば、1ヶ月前に某JR駅のみどりの窓口で
特急やくもの指定券を買いに行った時、窓口にいた駅員さんが
「岡山からマイコまでですね？」と確認してきたのだった。
マ…マイコ？！。
よっぽど「いいえ、マイコじゃなくてヨナゴです（^^;」と
指摘しようかと思ったけれど、切符にはちゃんと《米子》って
記載してあるから、まぁいっか…と、そのままスルー。
だがしかし…米子が読めない駅員ってどうなんだろう…と、
ちょっとだけ思った（^o^;。

16時15分。米子から、ふたたび特急やくも15号に乗車。
大した時間ではないので、自由席にしたのだけど
来るときにあれだけ混んでいた特急やくもなので
自由席でダイジョブだろうか…と心配したが、今度は全然余裕。
16時38分に松江に到着。

松江での目的は、宍道湖の夕陽を見ること。
だがしかし、空はどんより曇り空…。

松江観光協会のホームページに
《松江 宍道湖夕日情報》なんていうコーナーがあって
「その日に夕日が見られそうかどうか」という情報を提供してくれている。
今回の旅の1週間くらい前から、毎日ここをチェックしては
戦々恐々・一喜一憂。
何度か21日は「おおむね夕日が見られそう」という予想になって
お、いいぞいいぞ〜♪なんて思っていたのだけど
当日になってみたらばこのザマである_|￣|◯。
やはり今回の旅、ツキがない。

だけどもせっかくここまで来たのだから、
夕日は見られなくても、宍道湖は見に行こうと歩き始めた。

そして駅前で見つけた松江のマンホール。

そういや境港のマンホールのチェックをすっかり忘れてしまったが
後々調べてみたところ、やはり境港のマンホールには
鬼太郎やねずみ男があしらわれているらしい。
あー、もう少し下を向いて歩けばよかった（笑）。


10分くらい歩いて、宍道湖に到着。

どよーん…。
太陽のタの字も、夕日の夕の字もまったく見えない（-_-;。


宍道湖の夕日スポットの一つ、袖師地蔵。

うっっっっすらピンク色にそまっている雲を見て
あー、あのへんに夕日があるんだな…などと想像してみる。

このまま待っても夕日はとても拝めそうになかったのでそそくさと退散。
と思って歩き出したら雨まで降ってきた(T^T)。
なんだかちょっとかなしぃ〜気分。


実は、この旅に出る前に、
今は故郷の松江で生活している大学時代の友人に
松江の気候を尋ねがてら「21日に行くよ」とメールで知らせたら
仕事帰りに駅に寄ってお見送りするよ！という嬉しい返事が来た。

大学卒業してからは殆ど会ってなかったから、おそらく20年ぶりくらいの再会。
ほんの30分くらいの間だったけど、お互いの近況を話しまくって別れた。

学校を卒業して、地元に帰った友人は何人かいるけれど
そういう友人とたまに会うと、
学生時代はほぼ標準語で話していたのに
今ではみんな地元の言葉（つまり方言）で喋ってくれるところが
なんだかちょっと嬉しかったりする。
飾らない感じがとってもいいなと。




松江駅でお土産買って、駅弁も買って、
あとはサンライズ出雲の到着を待つばかり。



19時26分、ほぼ定刻通りにサンライズ到着。

…若干、シャッター切るタイミングが早すぎた（^o^;。


1号車22号室。

一番後ろの車両の、一番後ろの個室。
なので車掌の検札もすぐさま完了。

さっそく駅弁広げて本日の夕食。
（駅弁については、また別記事で^^;ゞ）。

お腹が落ち着いた後ところで、窓の外を眺めてみる。


《TO BE CONTINUED...続く》

コメント 2

＞だがしかし…米子が読めない駅員ってどうなんだろう…

ANCHANGが王子に送った｢米子より｣メールを思い出しちゃいました。
by えの (2012-02-29 11:01) 

＞えのさん
「よね子より…」でしたっけ（笑）。
でも別に鉄道マニアでもなんでもない人が読めないならまだしも、
いちおーJRの職員ですよ（^^;。
切符を手にした時、
「この《米子》が、アタシが行こうとしている《ヨナゴ》ではなく
　別の《マイコ》という駅だったらどうしよう…」と
ほんの少しだけ不安を感じたアタシです…。

by 梅屋千年堂 (2012-02-29 17:18)