THE ALFEE@横浜《本編編》 [┣ '11 LIVE (THE ALFEE)]
THE ALFEE Neo Universe 2011 『ALWAYS』
神奈川県民ホール 本編の巻
12/1 21:46 UPしました。
ネタバレ指数67
★★★コメント欄あたりにジャンプしたい方はコチラをクリック★★★
前回の大宮後、魔の6連勤を経て、1日休んで通常の5連勤。
怒濤のように2週間が過ぎていき、ヘーキヘーキ!と思っていたけど、
29日火曜日の夜はもうバタンQだった。
そして迎えた30日。地元・ヨコケン〜♪いや、カナケン〜♪。
17時前、例によって自宅最寄りのバス停で、会館近くまで行くバスを待っていたら
今日一緒に参加する、中学時代の同級生Kさんも同じバスに乗るために現れた。
別にここで待ち合わせしていたわけじゃないんだけど
まぁ同じ町内に住んでるわけで、自宅から行くならやっぱこのバスだよね〜
なんて話をしながら、17時30分くらいにカナケン到着。
あたりは既に夕闇に包まれて、もう殆ど夜!といった暗さ。
秋のカナケンの時って、いつもこんなに暗かったっけ(-"-?。
天気が曇りがちとはいえ、ちょっと暗すぎないか?と思ったのだけど
よく考えたらもう殆ど12月だ。
例年だとカナケンはもうちょっと早い時期(11月中旬)くらいだったかも。
館内のロビーにて、もう一人の友人の到着を待つ。
18時過ぎに、彼女が現れたところでホール内に。
本日の座席:3階5列一桁番台。
大宮はめちゃめちゃ右サイドだったが、今日はめちゃめちゃ左サイド。
角度的には初日の八王子と近い感じだ。
立ち上がってみると…「おぉ〜(^o^;」という眺め。
場内には、いつものように『Takamiy Classics』が流れている。
18時30分頃、1ベルがなり、どこからともなく手拍子が始まる。
やがて場内の照明が暗転。
小鳥のさえずりから始まるSE。
ステージ前面のスクリーンが左右に開いて、メンバー登場!。
3人の衣装はいつも通り。
王子の髪は、今日もストレート。分け目は左(こっちから見て右)。
オープニングのギターは、アタシが観たライブでは
いつもFlying A-IV Yellow Tigerだったけど、
今日はどうやらグリッターなRandy Rhodes Vらしい。
(遠目に観ただけだから断言はできないケド、一応キラキラ光ってたので)。
“WILD BAHN!”。
今日も端っこの席だし、3階だし、音は期待できなかな…と思ったけど
意外なことに、かなりクリアな音で聞こえてきた。
カナケンって、端っこの席でもこんなに音がいいとは。
何度となく来ているのに今まで気が付かなかった。
2曲目は“夢よ急げ”。
イントロと共に、前に飛びだしてくる王子!。
3曲目は、曲の変更を期待。
そろそろココ、変えてきてもいーんじゃないのー?。
でも大宮でも“AFFECTION”だったしなぁ。やっぱ今日も“AFFECTION”?。
なんて思いつつ、イントロの♪ダカダカダカダカダカダカダカダカ…ジャーン!
を待っていたら…
♪ズチャー! ジャラッジャッジャジャー ジャラッジャッジャッジャ…
“メリーアン”だった〜!。
“AFFECTION”のような疾走感はないけど、
そろそろ変わらないかね(^^;と思っていたのでウレシイ。
ここで幸ちゃんの挨拶。
幸「こんばんはーっ!。
さぁー、やってまいりました横浜ァ!。
ツアーも残り少なくなってまいりましたが
今日は日頃のイヤなことを吹き飛ばして!
1階のみなさんはもちろん、2階!、3階!、
最後まで盛り上がって頂きたいと思います!」
この、幸ちゃんのMCのバックで流れるリズムが
いつもよりもアップテンポで、なんとなく雰囲気が
“真夜中を突っ走れ”的な感じだったので、もしや?!と思っていたがハズレ(笑)。
“恋人になりたい”。
このツアー初出曲に、もちろん場内は大歓声。
いつものように、
♪わ・た・し・はしない!Woo〜!
での、幸ちゃんの首振りを観たかったのだけど
ちょうどその瞬間に、メンバーの背後からの照明が、こっち方面を直撃。
あまりに強い逆光状態で、幸ちゃんのシルエットすら見えない状態。
♪Woo〜!が観られなかったよ、♪Woo〜!が…_| ̄|◯。
ちなみにこの曲での王子のギターがFlying A-IV Yellow Tiger。
だがしかし次の曲では持ち替えて、同じくFlying A-IVの赤&黒。
なんだかちょっとだけ久しぶりに観た気がする(気のせい?)。
6曲目はいつものように“SWEAT & TEARS”。
王子のギターはFlying Angel FANTASIA。
イントロの導入部が終わった直後の、王子のシャウトが好きだ。
「よーし!、行くぞ!」的な気分になる。
歌いながら、ステージ前方をノシノシと大股で移動する王子が凛々しい。
心なしか、ヘドバンへ突入する前の後奏が、いつもより長かったように感じた。
(まぁ多分気のせいだと思うけど^o^;)。
大いに盛り上がったところで、幸ちゃんのMC。
幸「はい、ありがとーございます。ありがとーございます。
いやぁー、カナケンは暑いね!。会場内が。
みなさんの熱気でムンムンしております。
…あ、じゃぁここはひとつ座っていただきましょうかね。
ここはどうでもいいコーナーですから。
お着替えタイム…お色直しタイムでございますんで」
幸「秋のツアーも始まって2ヶ月!。早いもんですねぇ〜。
関東では八王子でもやりましたし、東京でもやりましたから
もうどっかで観たって方も多いと思いますが、
今日がこの秋の初日だって方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「地元の方ですかね。…まさか熊本から来てる方とかじゃないですよね。
熊本って思いついたから言ってるだけで、深い意味はないですけど」
幸「それじゃ今日がファイナルだって方ー?」
客「(-o-)/ハーイ」
幸「あら。そうですか。まだこの後、武道館もありますからね。
今日のコンサートを観て、
これはもう一発くらいいっとかないとってなことになりましたら
是非ともお考えいただいて」
幸「今日がアルフィーのコンサート、生まれて初めての方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あ、いらっしゃいますね〜。そうですか、38年目にして初めて(笑)。
そろそろいらっしゃるんじゃないかと思ってたんですよ。
この秋初めての方もいらっしゃれば、生まれて初めての方もいらっしゃるし、
中にはこの前3人揃ってテレビに出てるのを観て
これは一度ナマで観ておかないと、と思った方も
いらっしゃるかも知れませんね」
幸「ここでは、《この秋はどんな秋か》というテーマで
話をしていこうと思っていたんですが、ロクな答が出ず、
初日の八王子でこのコーナーは消滅してしまったという…。
その、ロクな答を出さずに、このコーナーを消滅に追いやった
張本人をお呼びしたいと思います。桜井さーーーん!!!」
いつにも増して盛大な、桜井さんへの声援に対して…
桜「どうした?。…腹減ったか?」
幸「アナタが出てきたからでしょう」
桜「オォ〜…ココロノサケビ(心の叫び)ね」
幸「『オォ〜』…って、どこの人間なんだよっ(^"^;」
桜「アイシ〜アイシ〜(I see)トランジスタ…」
幸「…(笑)今の分かりました?。
トランジスタのことをICって言ったりするんで…(笑)」
幸「大宮では《11月とは?》って訊いてみましたが
ロクな答が出なかったので、今日は質問を変えます!。
桜井さんにとって、12月とは?!」
桜「オォイ!!!(▼▼)。それって11月を12月に変えただけじゃねぇか!」
幸「桜井さんにとって12月とは?!」
桜「そうですね…だんだん寒くなってきますから
ここはやっぱりキュッと(一杯)…」
幸「やっぱり呑んじゃうんですか」
桜「キュゥッと…
♪ぃヨっコっハっマぁ〜 たっそっがっれ〜 ホテルのぉ〜子鹿ぁ〜」
幸「子鹿じゃないっ!」
桜「こーやってこぶしを握って…
♪あ、ぃヨっコっハっマぁ〜 たっそっがっれ〜
(突然曲調が変わり…)ホテルの小部屋から
大判小判がざっくざく〜ざっくざく〜
枯れ木に花を咲かせましょ〜(^o^)/」
幸「オレは枯れ木じゃねぇぞ!」
桜「なんだか枯れ木に見えちゃって」
幸「最近枯れ木みたいにあちこちの骨がポキポキ折れちゃって…
ってオラァ!!!(▼▼メ)」
幸「桜井さん、キュッとはいいけど酒のつまみ系はどうなの?」
桜「よくぞ訊いてくださいました、おチビちゃん!。
ここは“焼きドーナッちゃん”もいいけど
今日はもう一つのグッズ、おつまみに最適、揚げせん“ALWAYS”!。
これには3つの味が入ってて、辛子マヨネーズ味に醤油味、
極めつけはバーベキュー味。
小さな袋に入ってるんだけど、開けると意外とたくさん入ってて
お腹もだぁ〜い満足!!。イヤな上司もゴッキゲン♪。
焼きドーナッちゃんを食べて、揚げせんを食べるというね、これでしょう」
ここで、突如ラップが始まる(もちろん伴奏付き)。
桜井さんが踊り出す…(^^;。
桜「♪ドーナツ食って、揚げせん食って、ドーナツ食って、揚げせん食って、
ドーナツ食って、揚げせん食って、ドーナツ食って、揚げせん食って、
ドドドドドーナツドーナツ食って……
…オイ!、誰か止めろよっっっ!!!(▼▼)」
幸「なにそれ、ラップ?。ラップっつってもサランラップじゃねぇぞ」
桜「バカヤロー、オレんちはクレラップだ!」
桜「(頭上で◯を作って)ドーナツ!
(手のひらを下から上に)揚げせんっ!。
(片足挙げてその下から手を出して)揚げせんっ!」
幸「そんなとっから出さなくていい!」
幸「さすが、桜井さんは宣伝がうまいね。営業活動が」
桜「だって、ワタシずーっとテレビ通販観てますから。
あれってホンットに面白いですよぉー!」
幸「もうちょっと声が高ければな」
桜「…それ(=ジャパネットタカタ)はアナタの役割でしょー」
幸「それじゃ、そろそろ営業活動が全くダメな方をお呼びしましょうかね。
盛大な拍手を持ってお迎えください。高見沢さーーーん!!!」
ノースリーブのドレスコートに着替えてきた王子。
髪はシュシュで束ね、薄めのサングラスを掛けて登場。
なんか…前髪の感じがイイ。
高「おまえ!」
幸「おまえ!」
桜「(太郎さんに)おまえ!」
高「おまえだよ!。毎回やってんだからいい加減にわかるだろ!」
桜「(客に)おまえ!」
高「お客さんに向かって『おまえ』はないだろ!」
桜「申し訳ありませんでした。
(自分に向かって)『おまえ』ってやっていいよ」
高「オイ!!!。
おまえなぁ、ラップとか言って、もっとそれらしく
リズムに乗って出来ないのかよ?!」
幸「どっちかってーとオッペケペみたいだよな(笑)」
高「あっ、そっちの方が良かったな」
幸「和太鼓の方が良かったって?(笑)」
幸「高見沢さん!。高見沢さんにとって、12月とは?!」
高「12月ですか…。ワタシにとって12月とは…」
ただすけくんのピアノから、微妙に音が…(^^;。
幸「今(ただすけが)タイミングハズしたな。一瞬♪ポン〜って鳴ったもんな」
高「おまえ(ただすけ)はホンットに…いつになったら…。
アルフィーで一番大事なのはこの《間》だぞ?!。
桜井なんて、いつもそれで泣いてるんだから!」
桜「おまえ(高見沢)が、背中で演技しねぇから
ただすけが(いつ入ったらいいか)わかんねぇんだよ」
高「背中で演技?!。どーやるんだよ?!」
桜「え?…」
と、客席に背中を向け、左右の手を肩と腰から背中に回して
《男女が抱き合ってる風》に見えるジェスチャ。
幸「全然(背中に手が)届いてねぇし!!!」
桜「…オレも自分でやってて、全然届いてねぇなって思ってたんだよ」
高「じゃぁ、オレが背中で演技してみるから。
(ただすけくんに)ちゃんと見とけよ?」
幸「高見沢さんにとって12月とは?!」
高「そこからやんの?!(笑)。あ、じゃぁハイ…」
幸「高見沢さんにとって、12月とは?!」
高「・・・・・」
シーン・・・・(沈黙)。
高「(ただすけくんを振り返り)ココだろぉ!!!(怒)。
今、オレがここを(左肩をピクッと)こーやっただろ!。
ホラ、前のみんな(客)は分かってるよ!」
焦るただすけくん(^^;。
てか、わかりづらい王子の背中の演技。
高「…ワタシにとって12月とは…(肩をかなりわざとらしくピクッと動かす)」
た「♪〜〜〜(『冬のソナタ』の主題曲)」
客「(クスクス笑)」
高「今日は横浜…。(幸ちゃんに向かって)ジョセフィーヌ…。
君はどこへ行って何を食べたい?」
幸「それは…アドリブですか?」
高「そーです。アナタの苦手なアドリブです」
幸「アドリブかぁ…苦手なんだよなぁ」
高「…何が食いたいかって訊いてんだよっっっ!!!」
幸「肉まん!」
高「肉まんって…君、ずいぶん安上がりだね」
幸「肉まん50個!」
高「そんなに食うのか?!」
幸「小籠包!。中華街で小籠包が食べたい!。
アナタが小籠包を丸ごと1個、口の中に入れるところを見たい!。
それでアッチッチ!!!ってなって、
ワタシが『熱いから気をつけてね』って注意して、それで半分食べてあげるの」
高「(今度は桜井さんに向かって)…タネ」
桜「たっ、タネぇ???。向こうがジョセフィーヌでオレはタネさんかよ?!」
高「じゃぁ…ヨネ」
桜「ヨネ?!。ヨネはうちのおばあさんだ!」
幸「ヨネ?!。おばあさん、ヨネ?!(笑)」
桜「そう。いいおばあさんだったよ。
太傳治は厳しかったけど、(ヨネさんは)いいおばあさんだった。
太傳治に蔵に閉じ込められた時、おばあさんが出してくれたんだよ」
高「おまえンち、蔵なんかあったのか?!」
桜「あぁ、あったよ」
幸「すげぇ!」
桜「知ってるか?。怖いぞ〜、蔵ン中は。
(扉を開けながら)ギギギィ〜〜って中に閉じ込められるんだから」
幸「蔵の中に米とか入ってんの?」
桜「いや、米は入ってなかったですけど」
タネ、ヨネに引き続き…
高「アオ…」
桜「アオって…、今度は馬かよ?!…アオ〜〜〜〜!」
幸「♪わぁーーーらーーーぁあにぃ まみれてよぉー
(“達者でな”を高らかに歌う幸ちゃん)」
桜「時代劇やってどーすんだよっ!」
幸「こりゃもうダメだな。ダメだこりゃ。次行ってみよう(笑)。
話の続きは関東のどっかの会場で」
客「えええーーー」
ということで、この続きは市川で?!。うーん楽しみ?!?!。
幸「こうして僕らの音楽的なルーツは…って、
今、音楽の話に入りましたけど(笑)、
僕と高見沢は、小学生の頃にビートルズと出会いまして
二人は小学生の頃に…」
桜「…わーかったよっ!!!。二人は二人はって!(▼▼メ)。
オレだって幼少の頃からビートルズくらい存じアップだよ!」
幸「存じアップ!!!(笑)」
だが、客席のウケはイマイチ…。
(アタシ的にはかなりおもろかったんだけどなぁ…^o^;。
今度職場で使わせてもらおうと思ったくらい。)
桜「このスベりっぷりはどーすればいーんだよ?!。
ウケればアイツ(高見沢)のせい、ウケなければオレのせいだもんなぁ!」
幸「じゃぁさ、桜井もビートルズ、存じアップだったんだろ?。
それじゃなんかビートルズの曲、弾きっこしようよ、弾きっこ!。
高見沢は?」
高「♪〜〜〜(“Something”のイントロ)」
幸「おっ、“Something”。ジョージ・ハリスン!。
じゃぁオレはね…♪〜〜〜…“I Feel Fine”。…桜井は?」
桜「・・・」
幸「“イエスタデイ”はダメだぞ」
高「“イエスタデイ”は禁止っ!」
桜「・・・。オレから“イエスタデー”取ったら何が残るんだよ?!」
幸「なんかあるだろ。…“Come Together”!」
桜「(しばし考えて)
♪シュッ…シュッ…どぅっどぅっどぅ・どゥ〜〜〜ン(と口ベース…^^;)」
幸「口で歌ってる!!!(笑)。じゃ、“Penny Lane”」
桜「(またしばし考えて)
♪ぺにれーん ホニャニャ〜ニャホニャニャ〜…」
大ウケする幸ちゃんと王子。
桜「オイ!!!。人に振っておいて、おまえら笑ってるだけって
それ、どーなんだよ?!(▼▼メ)」
幸「じゃぁ、桜井、次の市川まで宿題だな。“Penny Lane”歌えるように」
桜「えぇ?!?!( ̄口 ̄;)。この時期の宿題はツラいぞ?!。
…♪いえすたでーーー…」
幸「“イエスタデイ”はダメだって!」
幸「というわけで、アルフィーの2/3のルーツである
ビートルズのこの曲から行ってみたいと思います…」
いやー、今日のMCもおもろかった〜。涙が出たよ、いやマジで。
てなわけで、幸ちゃんが奏でる“Here Comes The Sun”のイントロから
“リバプールから遠く離れて”。
王子のギターは、最近この曲での定番になりつつある、赤いジャガー。
サビ前や、サビの部分で、♪ジャララジャララジャララジャララ…と
小刻みに手首を動かしてのストロークがカッコイイ。
桜井さんのボーカルから始まる“もう一度君に逢いたい”。
サビの、ユニゾンから三声のコーラスになる部分が個人的にはとっても好き。
で、“Pretender”をもう一度聴きたいところではあったが
ここは“Another Way”。
王子のバラードである10曲目、今日は何が来るかとワクワクしていると
“恋人達のペイヴメント”。
あっ…、ギターが3ピックアップのレスポール・カスタムだ。
'58年製のカスタムで“恋ペヴ”とは嬉しいねぇ〜なんて思いながら
双眼鏡で観てみると…
ナンカチガウ・・・(・o・)。
確かにピックアップが3つ付いているブラック・ビューティーではあるが
ピックアップやブリッジの金具が、いやにピカピカ光っている。
'58年製のカスタムは、あのへんがもっとハゲチョロのハズ。
あれぇ???。
ピックアップのカバー、新しくしちゃった???、いやまさかね。
ピックアップセレクタの黄ばみ具合はヴィンテージっぽいけど
いつもの'58年製ではない気がする。
音も心なしか、あの独特のパワーがないような…。違うギターなのか?。
なにやら判然としない気分のまま、“恋ペヴ”終了。
ギターのことが気になりすぎて、あんまり歌聴いてなかった(^o^;。
ここで王子のMC。
高「ハイ、どーもありがとー。
…やはりこの歌(“恋人達のペイヴメント”)は
この時期が一番しっくり来るよね〜。
12月になると、イルミネーションで街が着飾って
その中を恋人達が手を繋ぎ腕を組んで…チキショー!。
勝手にやってください、という感じなんですけどねー」
高「『ALWAYS』というタイトルでやってやってますが、
いつも言っているように、ALWAYSというのは
《いつも》とか《いつでも》という意味なんですが、
自分にとってのALWAYSというと、やはり、このギターなんですね。
このギターは、今回のツアーで毎回使っていますけど
1957年製のストラトキャスター。…ヴィンテージなんですけどね。
カラッカラに乾いた音がします。
この1957年製のヴィンテージを弾くのが、1954年製のヴィンテージ…。
でもこちらはカラカラじゃないですよ。ツヤッツヤです(笑)」
高「それともう一つ。ALWAYSっていうと、
不本意ながら(笑)、やっぱりこの二人(桜井&坂崎)の顔が
ポッ・ポッって浮かんでくるんだよね。
もう仕方ないよね。10代の頃から一緒にいますから」
高「昔はスタジオの後も呑みに行っては大騒ぎ、
コンサートの後も呑みに行っては大騒ぎしてましたけどねー。
最近はそういうことも少なくなりましたけど。
…そういうことをやっている人もいないではないかも知れませんが…」
高「歌っていうのは、自分の中にあるいろんな思いを呼び起こしてくれるよね。
例えば、ビートルズの“She Loves You”。
この曲を聴くと、小学生の時に『ヤァ!ヤァ!ヤァ!』を
新宿の映画館に兄貴が連れてってくれたことを思い出すんだよね。
何がスゴイって、映画のビートルズもスゴイんですけど
周りのお姉さん達が、画面に向かって叫ぶわけです。黄色い声で。
『ポール!』、『ジョージ!』とかって。
画面に寄って行くんですよ。
でも画面がリンゴになると、みんなサーッと引いていくんですね(笑)。
それが子供心におかしくて、つい笑ってしまったんですけどねー」
高「次の曲は、本当は男女の思い出を歌ったものなんですが
自分でこの曲を聴いていると、浮かんでくるのは
二人(桜井&坂崎)の顔なんだよね。
もちろん恋愛感情なんてないけど、もし10年くらい二人と会わないでいたら
こんな気持ちになるのかなぁとか、そんなことを考えたりします。
それでは、そんな思いで、この歌を…“いつも君がいた”」
「歌っていうのは、自分の中にあるいろんな思いを呼び起こしてくれる」
あー、あるあると、王子のMCを聞きながら大いに同感。
アルフィーの曲では、もちろんアルフィーのライブの場面を思い出すことが
多いワケなんだけど(典型例は“ROCKDOM”→BAY AREAとか)
アルフィーとは全然関係ない場面が思い浮かんできたりすることもある。
その昔、好きだった人のこととかね。おほほほほ(^o^;。
若干睡魔に襲われた“いつも君がいた”の後は“孤独の影”。
イントロは、ボリュームペダルを使用してのバイオリン奏法。
またまた双眼鏡で観てみたら、王子がいつの間にかサングラスを外していた。
今日はこの曲のシブさが心に染みた。
“AUBE〜新しい夜明け”での使用ギターは
こちらも定番(?)、Venus Angel。
上から観ながら、へぇ〜この時の照明は
ステージ上にこんな影を映していたのか〜などと新たな発見。
やはりアルフィーのステージは、いろんな角度から観るのが面白い。
“DNA Odyssey”。
あ、王子が今度はシュシュを外してきた。
そしてギターはジャガー再び。
と言っても、“リバプール”で使った赤いジャガーではなく、
今度はブラウンサンバースト。う〜ん、渋い。
ジャガーのボディの金具部分が反射して
そのカタチがそのまま床に映し出されているのが、不思議に綺麗だった。
いよいよ本編も大詰め。
“Neo Universe PART I”。
今日はFlying A-IV Trivalではなく、Flying Angel FANTASIA。
そしてラストの“ALWAYS”。
いつにも増して、ただすけくんのピアノのイントロに迫力を感じる。
王子のギターはまたしても3ピックアップのレスポール・カスタム。
今度こそ'58年製かと、またまた凝視。
だがしかし、さっき“恋ペヴ”で使っていたのと同じもののようで
やはりピックアップやブリッジがピカピカしている。
曲が終わって、王子がローディにギターを手渡す時に
裏面がチラッと見えたのだけど、ネックやボディの塗装剥げもないようだった。
やっぱ違うギターか。
…もしかして今までこのツアーで、'58年製だ〜と思い込んで
勝手に喜んでたギターは、実はずっとこれだったんだろうか(^^;(^^;(^^;。
今更そんな不安がよぎったりなんかして。
てゆーか、そんなとこばっか観てないでちゃんと曲を聴け、アタシ。
というような状態でアンコールへ。
そうそう。最後はお約束どおり(?)
帰っていく方向を間違える高見沢王子@ヨコケンなのであった(笑)。
《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
神奈川県民ホール 本編の巻
12/1 21:46 UPしました。
ネタバレ指数67
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前回の大宮後、魔の6連勤を経て、1日休んで通常の5連勤。
怒濤のように2週間が過ぎていき、ヘーキヘーキ!と思っていたけど、
29日火曜日の夜はもうバタンQだった。
そして迎えた30日。地元・ヨコケン〜♪いや、カナケン〜♪。
17時前、例によって自宅最寄りのバス停で、会館近くまで行くバスを待っていたら
今日一緒に参加する、中学時代の同級生Kさんも同じバスに乗るために現れた。
別にここで待ち合わせしていたわけじゃないんだけど
まぁ同じ町内に住んでるわけで、自宅から行くならやっぱこのバスだよね〜
なんて話をしながら、17時30分くらいにカナケン到着。
あたりは既に夕闇に包まれて、もう殆ど夜!といった暗さ。
秋のカナケンの時って、いつもこんなに暗かったっけ(-"-?。
天気が曇りがちとはいえ、ちょっと暗すぎないか?と思ったのだけど
よく考えたらもう殆ど12月だ。
例年だとカナケンはもうちょっと早い時期(11月中旬)くらいだったかも。
館内のロビーにて、もう一人の友人の到着を待つ。
18時過ぎに、彼女が現れたところでホール内に。
本日の座席:3階5列一桁番台。
大宮はめちゃめちゃ右サイドだったが、今日はめちゃめちゃ左サイド。
角度的には初日の八王子と近い感じだ。
立ち上がってみると…「おぉ〜(^o^;」という眺め。
場内には、いつものように『Takamiy Classics』が流れている。
18時30分頃、1ベルがなり、どこからともなく手拍子が始まる。
やがて場内の照明が暗転。
小鳥のさえずりから始まるSE。
ステージ前面のスクリーンが左右に開いて、メンバー登場!。
3人の衣装はいつも通り。
王子の髪は、今日もストレート。分け目は左(こっちから見て右)。
オープニングのギターは、アタシが観たライブでは
いつもFlying A-IV Yellow Tigerだったけど、
今日はどうやらグリッターなRandy Rhodes Vらしい。
(遠目に観ただけだから断言はできないケド、一応キラキラ光ってたので)。
“WILD BAHN!”。
今日も端っこの席だし、3階だし、音は期待できなかな…と思ったけど
意外なことに、かなりクリアな音で聞こえてきた。
カナケンって、端っこの席でもこんなに音がいいとは。
何度となく来ているのに今まで気が付かなかった。
2曲目は“夢よ急げ”。
イントロと共に、前に飛びだしてくる王子!。
3曲目は、曲の変更を期待。
そろそろココ、変えてきてもいーんじゃないのー?。
でも大宮でも“AFFECTION”だったしなぁ。やっぱ今日も“AFFECTION”?。
なんて思いつつ、イントロの♪ダカダカダカダカダカダカダカダカ…ジャーン!
を待っていたら…
♪ズチャー! ジャラッジャッジャジャー ジャラッジャッジャッジャ…
“メリーアン”だった〜!。
“AFFECTION”のような疾走感はないけど、
そろそろ変わらないかね(^^;と思っていたのでウレシイ。
ここで幸ちゃんの挨拶。
幸「こんばんはーっ!。
さぁー、やってまいりました横浜ァ!。
ツアーも残り少なくなってまいりましたが
今日は日頃のイヤなことを吹き飛ばして!
1階のみなさんはもちろん、2階!、3階!、
最後まで盛り上がって頂きたいと思います!」
この、幸ちゃんのMCのバックで流れるリズムが
いつもよりもアップテンポで、なんとなく雰囲気が
“真夜中を突っ走れ”的な感じだったので、もしや?!と思っていたがハズレ(笑)。
“恋人になりたい”。
このツアー初出曲に、もちろん場内は大歓声。
いつものように、
♪わ・た・し・はしない!Woo〜!
での、幸ちゃんの首振りを観たかったのだけど
ちょうどその瞬間に、メンバーの背後からの照明が、こっち方面を直撃。
あまりに強い逆光状態で、幸ちゃんのシルエットすら見えない状態。
♪Woo〜!が観られなかったよ、♪Woo〜!が…_| ̄|◯。
ちなみにこの曲での王子のギターがFlying A-IV Yellow Tiger。
だがしかし次の曲では持ち替えて、同じくFlying A-IVの赤&黒。
なんだかちょっとだけ久しぶりに観た気がする(気のせい?)。
6曲目はいつものように“SWEAT & TEARS”。
王子のギターはFlying Angel FANTASIA。
イントロの導入部が終わった直後の、王子のシャウトが好きだ。
「よーし!、行くぞ!」的な気分になる。
歌いながら、ステージ前方をノシノシと大股で移動する王子が凛々しい。
心なしか、ヘドバンへ突入する前の後奏が、いつもより長かったように感じた。
(まぁ多分気のせいだと思うけど^o^;)。
大いに盛り上がったところで、幸ちゃんのMC。
幸「はい、ありがとーございます。ありがとーございます。
いやぁー、カナケンは暑いね!。会場内が。
みなさんの熱気でムンムンしております。
…あ、じゃぁここはひとつ座っていただきましょうかね。
ここはどうでもいいコーナーですから。
お着替えタイム…お色直しタイムでございますんで」
幸「秋のツアーも始まって2ヶ月!。早いもんですねぇ〜。
関東では八王子でもやりましたし、東京でもやりましたから
もうどっかで観たって方も多いと思いますが、
今日がこの秋の初日だって方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「地元の方ですかね。…まさか熊本から来てる方とかじゃないですよね。
熊本って思いついたから言ってるだけで、深い意味はないですけど」
幸「それじゃ今日がファイナルだって方ー?」
客「(-o-)/ハーイ」
幸「あら。そうですか。まだこの後、武道館もありますからね。
今日のコンサートを観て、
これはもう一発くらいいっとかないとってなことになりましたら
是非ともお考えいただいて」
幸「今日がアルフィーのコンサート、生まれて初めての方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あ、いらっしゃいますね〜。そうですか、38年目にして初めて(笑)。
そろそろいらっしゃるんじゃないかと思ってたんですよ。
この秋初めての方もいらっしゃれば、生まれて初めての方もいらっしゃるし、
中にはこの前3人揃ってテレビに出てるのを観て
これは一度ナマで観ておかないと、と思った方も
いらっしゃるかも知れませんね」
幸「ここでは、《この秋はどんな秋か》というテーマで
話をしていこうと思っていたんですが、ロクな答が出ず、
初日の八王子でこのコーナーは消滅してしまったという…。
その、ロクな答を出さずに、このコーナーを消滅に追いやった
張本人をお呼びしたいと思います。桜井さーーーん!!!」
いつにも増して盛大な、桜井さんへの声援に対して…
桜「どうした?。…腹減ったか?」
幸「アナタが出てきたからでしょう」
桜「オォ〜…ココロノサケビ(心の叫び)ね」
幸「『オォ〜』…って、どこの人間なんだよっ(^"^;」
桜「アイシ〜アイシ〜(I see)トランジスタ…」
幸「…(笑)今の分かりました?。
トランジスタのことをICって言ったりするんで…(笑)」
幸「大宮では《11月とは?》って訊いてみましたが
ロクな答が出なかったので、今日は質問を変えます!。
桜井さんにとって、12月とは?!」
桜「オォイ!!!(▼▼)。それって11月を12月に変えただけじゃねぇか!」
幸「桜井さんにとって12月とは?!」
桜「そうですね…だんだん寒くなってきますから
ここはやっぱりキュッと(一杯)…」
幸「やっぱり呑んじゃうんですか」
桜「キュゥッと…
♪ぃヨっコっハっマぁ〜 たっそっがっれ〜 ホテルのぉ〜子鹿ぁ〜」
幸「子鹿じゃないっ!」
桜「こーやってこぶしを握って…
♪あ、ぃヨっコっハっマぁ〜 たっそっがっれ〜
(突然曲調が変わり…)ホテルの小部屋から
大判小判がざっくざく〜ざっくざく〜
枯れ木に花を咲かせましょ〜(^o^)/」
幸「オレは枯れ木じゃねぇぞ!」
桜「なんだか枯れ木に見えちゃって」
幸「最近枯れ木みたいにあちこちの骨がポキポキ折れちゃって…
ってオラァ!!!(▼▼メ)」
幸「桜井さん、キュッとはいいけど酒のつまみ系はどうなの?」
桜「よくぞ訊いてくださいました、おチビちゃん!。
ここは“焼きドーナッちゃん”もいいけど
今日はもう一つのグッズ、おつまみに最適、揚げせん“ALWAYS”!。
これには3つの味が入ってて、辛子マヨネーズ味に醤油味、
極めつけはバーベキュー味。
小さな袋に入ってるんだけど、開けると意外とたくさん入ってて
お腹もだぁ〜い満足!!。イヤな上司もゴッキゲン♪。
焼きドーナッちゃんを食べて、揚げせんを食べるというね、これでしょう」
ここで、突如ラップが始まる(もちろん伴奏付き)。
桜井さんが踊り出す…(^^;。
桜「♪ドーナツ食って、揚げせん食って、ドーナツ食って、揚げせん食って、
ドーナツ食って、揚げせん食って、ドーナツ食って、揚げせん食って、
ドドドドドーナツドーナツ食って……
…オイ!、誰か止めろよっっっ!!!(▼▼)」
幸「なにそれ、ラップ?。ラップっつってもサランラップじゃねぇぞ」
桜「バカヤロー、オレんちはクレラップだ!」
桜「(頭上で◯を作って)ドーナツ!
(手のひらを下から上に)揚げせんっ!。
(片足挙げてその下から手を出して)揚げせんっ!」
幸「そんなとっから出さなくていい!」
幸「さすが、桜井さんは宣伝がうまいね。営業活動が」
桜「だって、ワタシずーっとテレビ通販観てますから。
あれってホンットに面白いですよぉー!」
幸「もうちょっと声が高ければな」
桜「…それ(=ジャパネットタカタ)はアナタの役割でしょー」
幸「それじゃ、そろそろ営業活動が全くダメな方をお呼びしましょうかね。
盛大な拍手を持ってお迎えください。高見沢さーーーん!!!」
ノースリーブのドレスコートに着替えてきた王子。
髪はシュシュで束ね、薄めのサングラスを掛けて登場。
なんか…前髪の感じがイイ。
高「おまえ!」
幸「おまえ!」
桜「(太郎さんに)おまえ!」
高「おまえだよ!。毎回やってんだからいい加減にわかるだろ!」
桜「(客に)おまえ!」
高「お客さんに向かって『おまえ』はないだろ!」
桜「申し訳ありませんでした。
(自分に向かって)『おまえ』ってやっていいよ」
高「オイ!!!。
おまえなぁ、ラップとか言って、もっとそれらしく
リズムに乗って出来ないのかよ?!」
幸「どっちかってーとオッペケペみたいだよな(笑)」
高「あっ、そっちの方が良かったな」
幸「和太鼓の方が良かったって?(笑)」
幸「高見沢さん!。高見沢さんにとって、12月とは?!」
高「12月ですか…。ワタシにとって12月とは…」
ただすけくんのピアノから、微妙に音が…(^^;。
幸「今(ただすけが)タイミングハズしたな。一瞬♪ポン〜って鳴ったもんな」
高「おまえ(ただすけ)はホンットに…いつになったら…。
アルフィーで一番大事なのはこの《間》だぞ?!。
桜井なんて、いつもそれで泣いてるんだから!」
桜「おまえ(高見沢)が、背中で演技しねぇから
ただすけが(いつ入ったらいいか)わかんねぇんだよ」
高「背中で演技?!。どーやるんだよ?!」
桜「え?…」
と、客席に背中を向け、左右の手を肩と腰から背中に回して
《男女が抱き合ってる風》に見えるジェスチャ。
幸「全然(背中に手が)届いてねぇし!!!」
桜「…オレも自分でやってて、全然届いてねぇなって思ってたんだよ」
高「じゃぁ、オレが背中で演技してみるから。
(ただすけくんに)ちゃんと見とけよ?」
幸「高見沢さんにとって12月とは?!」
高「そこからやんの?!(笑)。あ、じゃぁハイ…」
幸「高見沢さんにとって、12月とは?!」
高「・・・・・」
シーン・・・・(沈黙)。
高「(ただすけくんを振り返り)ココだろぉ!!!(怒)。
今、オレがここを(左肩をピクッと)こーやっただろ!。
ホラ、前のみんな(客)は分かってるよ!」
焦るただすけくん(^^;。
てか、わかりづらい王子の背中の演技。
高「…ワタシにとって12月とは…(肩をかなりわざとらしくピクッと動かす)」
た「♪〜〜〜(『冬のソナタ』の主題曲)」
客「(クスクス笑)」
高「今日は横浜…。(幸ちゃんに向かって)ジョセフィーヌ…。
君はどこへ行って何を食べたい?」
幸「それは…アドリブですか?」
高「そーです。アナタの苦手なアドリブです」
幸「アドリブかぁ…苦手なんだよなぁ」
高「…何が食いたいかって訊いてんだよっっっ!!!」
幸「肉まん!」
高「肉まんって…君、ずいぶん安上がりだね」
幸「肉まん50個!」
高「そんなに食うのか?!」
幸「小籠包!。中華街で小籠包が食べたい!。
アナタが小籠包を丸ごと1個、口の中に入れるところを見たい!。
それでアッチッチ!!!ってなって、
ワタシが『熱いから気をつけてね』って注意して、それで半分食べてあげるの」
高「(今度は桜井さんに向かって)…タネ」
桜「たっ、タネぇ???。向こうがジョセフィーヌでオレはタネさんかよ?!」
高「じゃぁ…ヨネ」
桜「ヨネ?!。ヨネはうちのおばあさんだ!」
幸「ヨネ?!。おばあさん、ヨネ?!(笑)」
桜「そう。いいおばあさんだったよ。
太傳治は厳しかったけど、(ヨネさんは)いいおばあさんだった。
太傳治に蔵に閉じ込められた時、おばあさんが出してくれたんだよ」
高「おまえンち、蔵なんかあったのか?!」
桜「あぁ、あったよ」
幸「すげぇ!」
桜「知ってるか?。怖いぞ〜、蔵ン中は。
(扉を開けながら)ギギギィ〜〜って中に閉じ込められるんだから」
幸「蔵の中に米とか入ってんの?」
桜「いや、米は入ってなかったですけど」
タネ、ヨネに引き続き…
高「アオ…」
桜「アオって…、今度は馬かよ?!…アオ〜〜〜〜!」
幸「♪わぁーーーらーーーぁあにぃ まみれてよぉー
(“達者でな”を高らかに歌う幸ちゃん)」
桜「時代劇やってどーすんだよっ!」
幸「こりゃもうダメだな。ダメだこりゃ。次行ってみよう(笑)。
話の続きは関東のどっかの会場で」
客「えええーーー」
ということで、この続きは市川で?!。うーん楽しみ?!?!。
幸「こうして僕らの音楽的なルーツは…って、
今、音楽の話に入りましたけど(笑)、
僕と高見沢は、小学生の頃にビートルズと出会いまして
二人は小学生の頃に…」
桜「…わーかったよっ!!!。二人は二人はって!(▼▼メ)。
オレだって幼少の頃からビートルズくらい存じアップだよ!」
幸「存じアップ!!!(笑)」
だが、客席のウケはイマイチ…。
(アタシ的にはかなりおもろかったんだけどなぁ…^o^;。
今度職場で使わせてもらおうと思ったくらい。)
桜「このスベりっぷりはどーすればいーんだよ?!。
ウケればアイツ(高見沢)のせい、ウケなければオレのせいだもんなぁ!」
幸「じゃぁさ、桜井もビートルズ、存じアップだったんだろ?。
それじゃなんかビートルズの曲、弾きっこしようよ、弾きっこ!。
高見沢は?」
高「♪〜〜〜(“Something”のイントロ)」
幸「おっ、“Something”。ジョージ・ハリスン!。
じゃぁオレはね…♪〜〜〜…“I Feel Fine”。…桜井は?」
桜「・・・」
幸「“イエスタデイ”はダメだぞ」
高「“イエスタデイ”は禁止っ!」
桜「・・・。オレから“イエスタデー”取ったら何が残るんだよ?!」
幸「なんかあるだろ。…“Come Together”!」
桜「(しばし考えて)
♪シュッ…シュッ…どぅっどぅっどぅ・どゥ〜〜〜ン(と口ベース…^^;)」
幸「口で歌ってる!!!(笑)。じゃ、“Penny Lane”」
桜「(またしばし考えて)
♪ぺにれーん ホニャニャ〜ニャホニャニャ〜…」
大ウケする幸ちゃんと王子。
桜「オイ!!!。人に振っておいて、おまえら笑ってるだけって
それ、どーなんだよ?!(▼▼メ)」
幸「じゃぁ、桜井、次の市川まで宿題だな。“Penny Lane”歌えるように」
桜「えぇ?!?!( ̄口 ̄;)。この時期の宿題はツラいぞ?!。
…♪いえすたでーーー…」
幸「“イエスタデイ”はダメだって!」
幸「というわけで、アルフィーの2/3のルーツである
ビートルズのこの曲から行ってみたいと思います…」
いやー、今日のMCもおもろかった〜。涙が出たよ、いやマジで。
てなわけで、幸ちゃんが奏でる“Here Comes The Sun”のイントロから
“リバプールから遠く離れて”。
王子のギターは、最近この曲での定番になりつつある、赤いジャガー。
サビ前や、サビの部分で、♪ジャララジャララジャララジャララ…と
小刻みに手首を動かしてのストロークがカッコイイ。
桜井さんのボーカルから始まる“もう一度君に逢いたい”。
サビの、ユニゾンから三声のコーラスになる部分が個人的にはとっても好き。
で、“Pretender”をもう一度聴きたいところではあったが
ここは“Another Way”。
王子のバラードである10曲目、今日は何が来るかとワクワクしていると
“恋人達のペイヴメント”。
あっ…、ギターが3ピックアップのレスポール・カスタムだ。
'58年製のカスタムで“恋ペヴ”とは嬉しいねぇ〜なんて思いながら
双眼鏡で観てみると…
ナンカチガウ・・・(・o・)。
確かにピックアップが3つ付いているブラック・ビューティーではあるが
ピックアップやブリッジの金具が、いやにピカピカ光っている。
'58年製のカスタムは、あのへんがもっとハゲチョロのハズ。
あれぇ???。
ピックアップのカバー、新しくしちゃった???、いやまさかね。
ピックアップセレクタの黄ばみ具合はヴィンテージっぽいけど
いつもの'58年製ではない気がする。
音も心なしか、あの独特のパワーがないような…。違うギターなのか?。
なにやら判然としない気分のまま、“恋ペヴ”終了。
ギターのことが気になりすぎて、あんまり歌聴いてなかった(^o^;。
ここで王子のMC。
高「ハイ、どーもありがとー。
…やはりこの歌(“恋人達のペイヴメント”)は
この時期が一番しっくり来るよね〜。
12月になると、イルミネーションで街が着飾って
その中を恋人達が手を繋ぎ腕を組んで…チキショー!。
勝手にやってください、という感じなんですけどねー」
高「『ALWAYS』というタイトルでやってやってますが、
いつも言っているように、ALWAYSというのは
《いつも》とか《いつでも》という意味なんですが、
自分にとってのALWAYSというと、やはり、このギターなんですね。
このギターは、今回のツアーで毎回使っていますけど
1957年製のストラトキャスター。…ヴィンテージなんですけどね。
カラッカラに乾いた音がします。
この1957年製のヴィンテージを弾くのが、1954年製のヴィンテージ…。
でもこちらはカラカラじゃないですよ。ツヤッツヤです(笑)」
高「それともう一つ。ALWAYSっていうと、
不本意ながら(笑)、やっぱりこの二人(桜井&坂崎)の顔が
ポッ・ポッって浮かんでくるんだよね。
もう仕方ないよね。10代の頃から一緒にいますから」
高「昔はスタジオの後も呑みに行っては大騒ぎ、
コンサートの後も呑みに行っては大騒ぎしてましたけどねー。
最近はそういうことも少なくなりましたけど。
…そういうことをやっている人もいないではないかも知れませんが…」
高「歌っていうのは、自分の中にあるいろんな思いを呼び起こしてくれるよね。
例えば、ビートルズの“She Loves You”。
この曲を聴くと、小学生の時に『ヤァ!ヤァ!ヤァ!』を
新宿の映画館に兄貴が連れてってくれたことを思い出すんだよね。
何がスゴイって、映画のビートルズもスゴイんですけど
周りのお姉さん達が、画面に向かって叫ぶわけです。黄色い声で。
『ポール!』、『ジョージ!』とかって。
画面に寄って行くんですよ。
でも画面がリンゴになると、みんなサーッと引いていくんですね(笑)。
それが子供心におかしくて、つい笑ってしまったんですけどねー」
高「次の曲は、本当は男女の思い出を歌ったものなんですが
自分でこの曲を聴いていると、浮かんでくるのは
二人(桜井&坂崎)の顔なんだよね。
もちろん恋愛感情なんてないけど、もし10年くらい二人と会わないでいたら
こんな気持ちになるのかなぁとか、そんなことを考えたりします。
それでは、そんな思いで、この歌を…“いつも君がいた”」
「歌っていうのは、自分の中にあるいろんな思いを呼び起こしてくれる」
あー、あるあると、王子のMCを聞きながら大いに同感。
アルフィーの曲では、もちろんアルフィーのライブの場面を思い出すことが
多いワケなんだけど(典型例は“ROCKDOM”→BAY AREAとか)
アルフィーとは全然関係ない場面が思い浮かんできたりすることもある。
その昔、好きだった人のこととかね。おほほほほ(^o^;。
若干睡魔に襲われた“いつも君がいた”の後は“孤独の影”。
イントロは、ボリュームペダルを使用してのバイオリン奏法。
またまた双眼鏡で観てみたら、王子がいつの間にかサングラスを外していた。
今日はこの曲のシブさが心に染みた。
“AUBE〜新しい夜明け”での使用ギターは
こちらも定番(?)、Venus Angel。
上から観ながら、へぇ〜この時の照明は
ステージ上にこんな影を映していたのか〜などと新たな発見。
やはりアルフィーのステージは、いろんな角度から観るのが面白い。
“DNA Odyssey”。
あ、王子が今度はシュシュを外してきた。
そしてギターはジャガー再び。
と言っても、“リバプール”で使った赤いジャガーではなく、
今度はブラウンサンバースト。う〜ん、渋い。
ジャガーのボディの金具部分が反射して
そのカタチがそのまま床に映し出されているのが、不思議に綺麗だった。
いよいよ本編も大詰め。
“Neo Universe PART I”。
今日はFlying A-IV Trivalではなく、Flying Angel FANTASIA。
そしてラストの“ALWAYS”。
いつにも増して、ただすけくんのピアノのイントロに迫力を感じる。
王子のギターはまたしても3ピックアップのレスポール・カスタム。
今度こそ'58年製かと、またまた凝視。
だがしかし、さっき“恋ペヴ”で使っていたのと同じもののようで
やはりピックアップやブリッジがピカピカしている。
曲が終わって、王子がローディにギターを手渡す時に
裏面がチラッと見えたのだけど、ネックやボディの塗装剥げもないようだった。
やっぱ違うギターか。
…もしかして今までこのツアーで、'58年製だ〜と思い込んで
勝手に喜んでたギターは、実はずっとこれだったんだろうか(^^;(^^;(^^;。
今更そんな不安がよぎったりなんかして。
てゆーか、そんなとこばっか観てないでちゃんと曲を聴け、アタシ。
というような状態でアンコールへ。
そうそう。最後はお約束どおり(?)
帰っていく方向を間違える高見沢王子@ヨコケンなのであった(笑)。
《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
2011-11-30 22:03
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夏イベ思い出しちゃいました。
坂崎さんが王子のマイクスタンドから失敬して投げたピックをダイレクトキャッチしてしまいました!
両手を差し出したら、すぅっと手の中に入ってびっくり。
by えの (2011-11-30 23:02)
11月の締めを横浜で!!お疲れ様でした。
なんだか感動のオーラスだった様子!
きっと会場の雰囲気もものすご~~く盛り上がったことでしょうね!
昨日から別のことでも嬉しい情報で心ウキウキでした!
きっと素晴らしい楽曲間違いなし。
今夜は早く休んでね!
by 絵夢 (2011-11-30 23:52)
>えのさん
アタシも最後の夏イベを思い出して、せつなくなってしまいました。
で?なんですと?。幸ちゃんの投げたピックをダイレクトキャッチ?!。
それはイチロー並の動体視力です(笑)。
しかも幸ちゃんが投げた、王子のピック…かなりレアなお土産ですね。
おめでとうございます!。
今日のアタシは3階席でしたので、
飛んできたのはメンバーの情熱だけです(笑)。
もちろんシカと受け止めましたが(^^ゞ。
>絵夢さん
クリビツテンギョウなオーラスでした。
その前の王子のMCもかなり力が入っており…。
あぁアタシはアルフィーのファンで良かったなと、
改めて思った次第です。
というわけで、これから風呂です。
by 梅屋千年堂 (2011-12-01 02:45)
某所でセットリストを見て…めちゃ、うらやましぃ~、と思った私です。
梅屋さんのレポがとってもとっても待遠しく楽しみです!
>えのさん!すごいですね!!よかったですね!!!
私は今ツアー、地元名古屋で、私の真ん前の人、私のお隣さん、がピックをゲット。
お二人とも気づかれてなかったので、「ありますよ~」なんて教えるだけの私。。。
私もいつかはピックをゲットしたいです!!
by ゆき (2011-12-01 02:48)
>ゆきさん
思っていたよりもセットリストの変更が多く
「おー!」「おー!」と言いいっぱなしのカナケンでした。
そしてトドメはあのオーラス。
アタシもピックなんて久しくゲットしてないなぁ(・o・)。
>>「ありますよ~」なんて教えるだけの私。。。
このような善い行いが、きっとピックを呼び寄せることでしょう。
by 梅屋千年堂 (2011-12-01 23:25)