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インモータルズ -神々の戦い- [Music,Movie&Musical]

観てから既に1週間以上が経過してしまったけど…

以下、映画の内容に関するネタバレ若干あり。
これから『インモータルズ -神々の戦い-』を
観に行く予定の方はご注意下さい。

正直言って「うーん…(-_-;」という映画だった。
今まで『トロイ』とか『タイタンの戦い』など
ギリシャ神話を題材にした映画はいくつか観たけれど
大体期待ハズレで終わってしまうので、
今回もある程度覚悟して(^^;、過度な期待はしないようにしていたんだけど
それでも「うーん…(-_-;」な映画だった。

タイトルが『インモータルズ -神々の戦い-』なんだけど
主役は神々ではなく、人間であるテセウス。
そのテセウスと戦いを繰り広げるのも
(この映画でのストーリー上は)人間であるハイペリオン。
確かに物語の終盤では神様総出の大乱闘になるのだけど
主軸は『人々の戦い』であって『神々の戦い』ではない気がする(^^;。
『テセウスの冒険』て感じのタイトルの方がしっくりくるんではないの?
なんて思ったりなんかして。

ストーリーも結局何を伝えたかったのかイマイチ分からず…。
巫女のパイドラが見た、テセウスとハイペリオンが仲良く(?)並んで
手を挙げているという夢の意味も、アタシにはイマイチ理解出来なかったし、
ハイペリオンがあれほど必死になって探していた
《エピロスの弓》も、「これさえあれば最強!」敵なスゴイ武器の割には
発見後はあんまり活用されず…。

ラストの、人間には見ることの出来ない天上界で
何千・何万という神々とその敵が戦っているシーンは
なんだかどこかの教会の天井画のようで圧巻ではあるけれど
「…で?(^^;」であった。

ちょっと前に観た『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』で
一目惚れしたルーク・エヴァンスがカッコ良ければ
それだけでこの映画の観る価値はある(*^^*)と思ったけど
衣装が微妙なせいもあって、こちらもこの映画ではなんだかイマイチ。
全能の神・ゼウスにしては若すぎる気がするし、
エラそうなこと言ってる割に、行動が「???」だったり
多分こっちの映画を先に観ていたら
別にルーク・エヴァンスのファンにはならなかっただろうなぁ(笑)。

まー、元々ギリシャ神話自体、ツッコミどころ満載なお話ばかりだし
ゼウスにしても「あんたそれでも神様なのかぃ?」という感じなので
映画のストーリーが多少破綻してても仕方ないか(^o^;。


ここまで書くと、なんだか褒めるところがない映画のようだけど
アクションは物凄い迫力だった。
ハイスピードカメラで撮影した映像が、躍動感を倍増させて大興奮。
けれども、飛び散る血飛沫や凄惨な拷問シーンは
思わず顔をそむけたくなるほどで、しかもそういうシーンが余りにも多くて
最後の方はもう辟易…って、また批判になっちゃったよ(^o^;。

3Dで観たけれど、これもよくある
「3Dじゃなくてもいい映画」だった気がするなぁ。


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『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』
次はこれを観に行きたいけれども、横浜じゃやってないし
上映時間210分(!)だし、来週も再来週も水曜日はライブだし、
そもそも12/2までの期間限定上映だし、
年賀状も作らなきゃだし、観に行ってる時間ないだろうなぁ…(T^T)。
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