竹生島 [JOURNEY]
びわ湖遠征・旅ネタ最終回。
明けて11月3日。
9時前にはホテルを出て、湖西線で近江今津へ向かう。
ここのところほぼ毎年のように、この時期に琵琶湖へ来ているのだけど
観光しつつ琵琶湖をぐるっと1周しようというのが目下の目標。
'06年は大津港から琵琶湖クルーズ。
'07年は(この時は4月だけど)比叡山。
'08年は(この時は夏)琵琶湖の花火大会。
'09年春は石山寺。
ここまでは琵琶湖の下の方ばかりだったのだけど
'09年11月には安土城址と彦根城。
'10年は長浜。
今年はどうすっかね〜と考えて、竹生島上陸を計画。
長浜から船に乗ることも考えたが、
これまで行ったことのない駅で降りてみたいという気持ちもあって
湖西線・近江今津駅で下車。今津港から竹生島に向かうことにした。
近江今津駅から今津港へ向かう間に見つけた今津町のマンホール。
なんだか素朴なデザインである。
そしてこれが今津港の観光船乗り場。
10時20分には既に今津港に到着していたのだけど
船が出港するのは10時50分。
写真なんぞ撮りながら、しばし待つ。
なんだか静かでいいところである。
最初のうちはあんまり人もいなかったのだけど
出港時間間近になったらぞくぞくと集まってきてビックリ。
観光船の小さな待合室が人で溢れかえってしまった。
この《べんてん》に乗って、いざ竹生島へ。
こうして見ると、琵琶湖はやはりデカい。
約25分後、竹生島到着。
入島料¥400を払って、宝厳寺を参拝しに行く。
ぐっ…わかっちゃいたけど、今日も石段攻め_| ̄|◯。
ま、たかだか165段じゃないか。
いつぞやの安土城址405段に比べたら屁でもない。
と、強がってはみたものの、やはり途中で心肺機能が危うく…(^o^;。
というわけで、一旦止まって後ろを振り返ってみる。
写真右側に見えているのは護摩堂。時間がないので中には入らずスルー。
本堂の弁財天に到着。
気付いたらめっちゃいい天気になっていた。
…昨日に引き続き、暑い(~Q~;)。
NHK大河ドラマ『江』でいうところの「琵琶のうみじゃ…」。
今度はこの石段を下りる。
そこにあるのが、国宝・宝厳寺《唐門》。
正面から見たところ。
この唐門は、豊臣秀吉を祀った京都東山の豊国廟に建っていた《極楽門》を、
豊臣秀頼の命により、ここへ移築したもの。
ところが最近の研究で、元は、つまり豊国廟の前は
大阪城の《極楽橋》であったことがわかったらしい。
即ちこの唐門は、秀吉が建てた大阪城の唯一の遺構なのであるとのこと。
安土城址を訪れた時も思ったけれど、
今はもう跡形もなくなっているものを偲ばせる《何か》というものは
歴史にさほど興味がないアタシみたいな人間にとっても
何か感慨深いものである。
《極楽》って付くのが理解出来る、豪華絢爛な装飾。
出来たての頃はさぞかし煌びやかだったことだろう。
(今の雰囲気がアタシは好きだけど)。
唐門から観音堂へ。そしてその先に繋がる《船廊下》。
これまた秀吉ゆかりの遺構で、
朝鮮出兵の時に、秀吉の御座船として作られた日本丸の
船櫓を利用して作ったものなのだそうだ。
昨日の正倉院展で観た《蘭奢待》といい、秀吉の朝鮮出兵といい、
なんだか期せずして『江』な旅になってる気がする(^^;。
(そういやドラマの中でも、お江が信長と竹生島を訪れていたっけ…)。
船廊下を下の方から見たところ。
よくもこんなところに建てたものだ。
で、この船廊下の行き着く先が都久夫須麻神社の本殿。
素焼きの小皿に願い事を書いて、それをこの鳥居に向かって投げて
小皿が鳥居をくぐれは願いが叶うという、《かわらけ投げ》実施中。
いや、アタシはやってないけど。
竹生島上陸時間が50分しかないため、そそくさと港に降りてきた。
くぁ〜っ…ホントに天気良すぎ。
アタシ、なんで革のジャケットなんて持ち歩いてんだろ(-_-;。
帰りは今津港ではなく、長浜港へ行く《リオグランデ》に乗船。
《べんてん》よりも大きな船だ。
列の最後の方に並んだのに、運良く窓側の席を確保。
まもなく長浜港着。
港に着いたら、大急ぎで長浜駅へ。
そこからJR北陸本線・新快速に乗って石山へ。
これまた結構な移動距離で、約1時間。爆睡したのは言うまでもない。
石山からは、いつものコース(笑)。
京阪線に乗り換えて、粟津下車。そこから友人宅へ。
お昼とおやつをご馳走になって、16時半にはまた京阪線に乗って
びわ湖ホール最寄りの石場駅に向かった。
その後はココへ繋がっていくわけである。
いやぁ、それにしても中身の濃い旅だった。
というか、いろいろ盛り込みすぎて
なんだかどれもこれも中途半端な旅だったような気も…(^o^;。
とにかく国宝をたくさん観たから
さしずめ今回は《ナショナル・トレジャーな旅》ってとこだろか。
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《オマケ》
大津のマンホール。
これまたいろいろ盛り込んであって楽しげなマンホールである。
明けて11月3日。
9時前にはホテルを出て、湖西線で近江今津へ向かう。
ここのところほぼ毎年のように、この時期に琵琶湖へ来ているのだけど
観光しつつ琵琶湖をぐるっと1周しようというのが目下の目標。
'06年は大津港から琵琶湖クルーズ。
'07年は(この時は4月だけど)比叡山。
'08年は(この時は夏)琵琶湖の花火大会。
'09年春は石山寺。
ここまでは琵琶湖の下の方ばかりだったのだけど
'09年11月には安土城址と彦根城。
'10年は長浜。
今年はどうすっかね〜と考えて、竹生島上陸を計画。
長浜から船に乗ることも考えたが、
これまで行ったことのない駅で降りてみたいという気持ちもあって
湖西線・近江今津駅で下車。今津港から竹生島に向かうことにした。
近江今津駅から今津港へ向かう間に見つけた今津町のマンホール。
なんだか素朴なデザインである。
そしてこれが今津港の観光船乗り場。
10時20分には既に今津港に到着していたのだけど
船が出港するのは10時50分。
写真なんぞ撮りながら、しばし待つ。
なんだか静かでいいところである。
最初のうちはあんまり人もいなかったのだけど
出港時間間近になったらぞくぞくと集まってきてビックリ。
観光船の小さな待合室が人で溢れかえってしまった。
この《べんてん》に乗って、いざ竹生島へ。
こうして見ると、琵琶湖はやはりデカい。
約25分後、竹生島到着。
入島料¥400を払って、宝厳寺を参拝しに行く。
ぐっ…わかっちゃいたけど、今日も石段攻め_| ̄|◯。
ま、たかだか165段じゃないか。
いつぞやの安土城址405段に比べたら屁でもない。
と、強がってはみたものの、やはり途中で心肺機能が危うく…(^o^;。
というわけで、一旦止まって後ろを振り返ってみる。
写真右側に見えているのは護摩堂。時間がないので中には入らずスルー。
本堂の弁財天に到着。
気付いたらめっちゃいい天気になっていた。
…昨日に引き続き、暑い(~Q~;)。
NHK大河ドラマ『江』でいうところの「琵琶のうみじゃ…」。
今度はこの石段を下りる。
そこにあるのが、国宝・宝厳寺《唐門》。
正面から見たところ。
この唐門は、豊臣秀吉を祀った京都東山の豊国廟に建っていた《極楽門》を、
豊臣秀頼の命により、ここへ移築したもの。
ところが最近の研究で、元は、つまり豊国廟の前は
大阪城の《極楽橋》であったことがわかったらしい。
即ちこの唐門は、秀吉が建てた大阪城の唯一の遺構なのであるとのこと。
安土城址を訪れた時も思ったけれど、
今はもう跡形もなくなっているものを偲ばせる《何か》というものは
歴史にさほど興味がないアタシみたいな人間にとっても
何か感慨深いものである。
《極楽》って付くのが理解出来る、豪華絢爛な装飾。
出来たての頃はさぞかし煌びやかだったことだろう。
(今の雰囲気がアタシは好きだけど)。
唐門から観音堂へ。そしてその先に繋がる《船廊下》。
これまた秀吉ゆかりの遺構で、
朝鮮出兵の時に、秀吉の御座船として作られた日本丸の
船櫓を利用して作ったものなのだそうだ。
昨日の正倉院展で観た《蘭奢待》といい、秀吉の朝鮮出兵といい、
なんだか期せずして『江』な旅になってる気がする(^^;。
(そういやドラマの中でも、お江が信長と竹生島を訪れていたっけ…)。
船廊下を下の方から見たところ。
よくもこんなところに建てたものだ。
で、この船廊下の行き着く先が都久夫須麻神社の本殿。
素焼きの小皿に願い事を書いて、それをこの鳥居に向かって投げて
小皿が鳥居をくぐれは願いが叶うという、《かわらけ投げ》実施中。
いや、アタシはやってないけど。
竹生島上陸時間が50分しかないため、そそくさと港に降りてきた。
くぁ〜っ…ホントに天気良すぎ。
アタシ、なんで革のジャケットなんて持ち歩いてんだろ(-_-;。
帰りは今津港ではなく、長浜港へ行く《リオグランデ》に乗船。
《べんてん》よりも大きな船だ。
列の最後の方に並んだのに、運良く窓側の席を確保。
まもなく長浜港着。
港に着いたら、大急ぎで長浜駅へ。
そこからJR北陸本線・新快速に乗って石山へ。
これまた結構な移動距離で、約1時間。爆睡したのは言うまでもない。
石山からは、いつものコース(笑)。
京阪線に乗り換えて、粟津下車。そこから友人宅へ。
お昼とおやつをご馳走になって、16時半にはまた京阪線に乗って
びわ湖ホール最寄りの石場駅に向かった。
その後はココへ繋がっていくわけである。
いやぁ、それにしても中身の濃い旅だった。
というか、いろいろ盛り込みすぎて
なんだかどれもこれも中途半端な旅だったような気も…(^o^;。
とにかく国宝をたくさん観たから
さしずめ今回は《ナショナル・トレジャーな旅》ってとこだろか。
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《オマケ》
大津のマンホール。
これまたいろいろ盛り込んであって楽しげなマンホールである。
2011-11-16 23:46
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