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呉市立美術館 [JOURNEY]

広島ライブの前に行った美術館の話。

今回の広島旅は滞在時間も短い上、ライブも17時開演ということで
あんまり観光に当てる時間がなかった。
でも、せっかく広島までやって来たからにはやっぱりどこか観光したい。

どこがいいかなー…宮島はちょっとキビシイ。
となるとやはり市内のどこかか。
そういえば広島城にはまだ行ったことがない。
…でもいまひとつそそられない(^^;。

ならば市内の美術館で時間を潰すかと
ひろしま美術館や、広島市現代美術館、広島県立美術館のサイトをチェック。
だがしかし…なーんか「コレ観たい!」って展覧会がない。

うーん、どうしよう…と、WEB上を彷徨っているうちに
呉市立美術館のサイトに辿り着いた。

現在開催中の特別展は『ベルギー絵本作家展』。
むむ、このテの展示は結構好きかも。
呉なら行って帰ってくるにもそんなに時間はかからないし
よし、ここにしよう!。

てなわけで、JR呉線に乗って呉駅到着。
だがしかし、大和ミュージアムへの案内板はたくさんあるのに
《美術館はコチラ》的な案内板が見当たらない(・o・;)。
まぁ駅からそんなに遠くないはずだし、
多分こっちだろうという方向に歩いて行く。

結果、ちょっと遠回りになってしまったが、美術館に到着。
美術館通りと呼ばれる坂道は、緑に囲まれ気持ちがイイ。
なにやら彫刻作品がいくつか設置されていて
いかにも近所に美術館がありますという雰囲気が漂っている。

到着〜。
07_kureshi_art_muse.jpg

美術館の敷地内も緑が多くてイイ感じ。
08_kureshi_art_muse.jpg
地方の美術館は、こんな感じで周辺の環境も楽しめるのが嬉しい。


さて、特別展の『ベルギー絵本作家展』だが
2000年に他界したガブリエル・バンサンの他
現在現役で活躍中の絵本作家12人の絵本作家の原画を展示したもの。

いかにも子供が好きそうな、わかりやすくて色鮮やかなものもあれば
大人向けの絵本と思われるようなシュールなものもあり
バラエティに富んでいて面白かった。

中でも、個人的に「あ、この絵は好きだな」と思ったのはこのあたり。

パパとミーヌ にわにいるのは、だあれ?

パパとミーヌ にわにいるのは、だあれ?

  • 作者: キティ クローザー
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2008/09
  • メディア: 単行本



いちばんつよいのはオレだ

いちばんつよいのはオレだ

  • 作者: マリオ ラモ
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 単行本
これ↑なんて、タイトルも最高(笑)。


あとは、トム・スカンプとかイングリット・ゴドン、
ヘルダ・デンドーヴェンという作家の絵も素敵だったけど
Amazonや楽天ブックスでは出てこなかった(^^;。
まだ日本ではマイナーなのかな。

絵が気に入ったからって、その作家の絵本をすべて買って帰るのは無理なので
ポストカードかなんか売っているといいなぁ
(でも小さな展覧会だし無理かな…)なんて思っていたら
なんと!あるではないの!ヽ(^。^)丿。

これまたすべての作家のポストカードがあるわけではなかったけれど
直感的に「好き!」と感じたものを4枚買ってきた。
09_postcard.jpg



今回は時間がなくて、美術館だけで終わってしまったけど
同じ敷地内にある入船山記念館もなんだか良さそうな感じ。
チャンスがあったら(いや、絶対またあると思うが^^;)
また呉に来ようと思った。



呉市立美術館

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シオン

あの坂道は、結構雰囲気いいですね。
途中の彫刻作品を初めて見た時は、「なにこれ」と思いましたが(笑)
独特ですよね。
また是非、呉にいらして下さい。
呉名物、エーデルワイスのクリームパイ・クッキー、福住のフライケーキ、天明堂の恩来万頭がお薦めです。
by シオン (2011-05-21 08:51) 

梅屋千年堂

>シオンさん
確かにあの坂道の彫刻は、「えっ?!(^^;」というものもありますね。
というか、殆どがそんな感じかも(笑)。

エーデルワイス、福住、天明堂…それぞれ検索してみました〜。
うーん、どれも魅力的ですね。
呉の奥深さを知りました。また行きまーす!。

by 梅屋千年堂 (2011-05-21 21:57) 

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