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THE ALFEE@大阪城ファイナル《本編編》 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2010 『NEO UNIVERSE II』
大阪城ファイナル 本編の巻

12/30 19:18 まだこんな時間なのに睡魔に襲われながらUPしました。
多分誤字脱字いっぱいだと思いますm(_ _)m。

ネタバレ指数77

前日28日。
荷造りが全く出来ていなかったので、仕事から帰宅して
夕食を食べてすぐに作業を開始したが
久々の泊まりがけ遠征で(びわ湖は日帰りだったからねぇ)
いろいろと消耗品(シャンプーとか化粧水とか)を詰め替えたり
冬期遠征用寝巻き類を引っ張り出したりして
思いの外、荷造りに手間取ってしまった。

その後速攻で風呂に入り、頭を乾かしてさぁ!寝なければ!と
ベッドに入ったのが2時。
翌朝は4時半には起きねばならず…。
2時間半しか寝られなかった…_| ̄|◯。
(まぁよくあることなのだが)。

新横浜に到着後、駅弁を買って
7時22分新横浜発ひかり461号に乗り込む。
大阪城ファイナルの時はいつもそうだが、車内はほどほどに混んでいる。
それでもひかり号のせいか、人の出入りも頻繁で
名古屋を過ぎてからは人が座っている席と空席とが半々…
という感じになった。

弁当食べて仮眠取りつつ、10時3分新大阪着。
(↑果たしてこの弁当は、朝御飯なのか昼御飯なのか…
  実は自分でもよくわからない^^;)。
大阪に移動して、常宿の某ホテルに荷物を預け、いざ観光へ!。

どこへ行くのかというと…奈良!。
近鉄線で近鉄奈良へ。その後西ノ京へも足を伸ばし
15時30頃ホテルに帰着。
軽く腹拵えして、20分ほど仮眠。
17時にホテルを出て城ホールへ。

荷物チェックを受けて、チケットをもぎってもらって中に入る。
本日の座席:スタンドNブロック6列10番台。
中に入ったら時計回りにグルーーーっと半周ちょい。
一番端っこのNブロックに到着。

Nブロックは端っこではあるが
ステージから左に向かって伸びた花道には非常に近いという
なかなかオイシイポジションでもある。
この秋のツアーでは、カナケンの13列目が一番前だったけど
メンバーを(一瞬でも)最も至近距離で見られるのは、
おそらく今日の城ホールだろう。
(どうかいっぱい花道に来てくれますように…^人^;)。

メインステージからアリーナ中心部に向かって花道が伸びている。
まぁ大体アリーナの10列目付近くらいまでか。
アリーナの席数も、一時期のようなギチギチさはなく
割と余裕を持って座席を配置してある印象だ。

開演時間5分前と、時間が押し迫ってきたが
スタンド席にはところどころに空席。

18時ちょうどくらいに、1ベル代わりのアナウンス。
アナウンスが終わってすぐに手拍子が始まるかと思いきや
なにやらみなさんテンション低めで(^^;、普通にザワザワしたまま。
BGMがフェイドアウトするかし始めた頃に
ようやく手拍子が始まったが、その後すぐに

♪デ・デ・デ・デ・デンデ〜ン…

と、あのアコギで始まるSEが流れ始めた。
このオープニングのSEを生で聴けるのも今日が最後。
ファイナルの時はいつも思うことだけど、何もかもが今日で最後だ。

メンバー登場!。
王子の髪がストレート!!!
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ。

3人の衣装は武道館の初日と同じと思われる。
それぞれ楽器を受け取り、1曲目。
“Neo Universe PART I”
王子のギターはFlying angel。
やっぱさ〜、髪はストレートがいい。
相変わらず長めの前髪で、Nブロックからは目元が見えないが
それでも顔の周りで髪の毛がモシャモシャしてないので(笑)
鼻から下は見ることが出来る。
この《全部見えない》ところが、想像力を掻き立てられて
いいんだワこれがまた(^^;ゞ。

“LAST OF EDEN~Neo Universe PART II”
この曲での、一瞬のツボ:イントロで王子が♪チャカチャカ!と
ギターを掻き鳴らすときに、照明が黄色になる場面も見納め。
目を皿のようにして、瞬きもしてしまわないように
しっかと目玉を開いて、その瞬間を脳裏に焼き付けた。

“新世界を越えて~Neo Universe PART III”の後に、
ドラムのリズムに乗って、お馴染み幸ちゃんのMC。

幸「こんばんはーっ!!。
  さぁ、ついに、2010年のファイナルがやってきてしまいました!。
  みなさんいろんなことがあったと思いますが
  うまくいかなかったこと、イヤだったことを、
  すべて、今日で忘れて!
  新しい2011年を迎えていただきたいと思います。
  アリーナはもちろん、スタンドのみなさん!(客「YEAHー!」)
  遠くの方のみなさんも、最後までよろしくでーす!」

王子の指にはスライドバー。
“GET YOUR CHANCE”のイントロのフレーズを奏でる。
そして、スライドバーをポイッ!とステージ上手に向かって投げる。
(すかさず回収に来るスタッフ…早っ)。

曲のエンディングで、王子だけがステージ前方に。
そのまま♪ジャン!と曲が終わって一瞬の沈黙。
むむむっ、これと同じ場面を武道館の初日にも見たぞ!。
てことはー?

♪ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャ・ジャララ

“恋の炎”
てことはー?
幸ちゃんと王子が花道に?!(≧▽≦)。
とーこーろーがぁー
幸ちゃんはセンターステージに、王子は右へ。桜井さんはそのまま。
あのー、こっちだけ誰もいないんだけど(^^;。
しかし、心配するなかれ。
2コーラス目はちゃんとこっちに来てくれる王子。
うぉ〜、カッチョエェ〜!!。
遠くから見ても格好いいけど、近くで見るともっとカッチョエェ〜!。

だがしかし、この時王子を照らしていた照明が
花道の下からのライトだけだったので
なんか顔が不気味にオバケっぽかった…(^^;小声)。

花道を行ったり来たりしていた王子だが
間奏では本来の立ち位置にもどらなければならないらしく
なんだかちょっと忙しそうだった(笑)。

最後の♪さー、鏡に映る〜の場面では
きっと二人ともセンターステージに移動して
また仲良く肩組んで、一つのマイクに顔寄せ合っちゃうんだろうと
ワクワクしていたのだが、残念ながら今日はナシ。
なんだ、ちぇ(笑)。

6曲目は、待ってました〜!
“Stand Up Baby -愛こそすべて-”
さぁー、王子が走る走る走りまくる!。
右へ言ったかと思えば左へ。そしてまた右へ、また左へ。
オリの中を、落ち着きなく行ったり来たりする
動物園の動物のようであったりもする(^^;。
「キャー!こっちに来たー!」と思ったら
すぐにあっちに行っちゃって「行かないでー」(笑)。
こっちもまったく落ち着かない。
いや、ハナから落ち着けるような曲ではないのだが。

スキップしながら右側の花道を上っていく
王子の姿が、なにやらとても可愛らしい(笑)。
間奏のジャンプでも、ただ跳んでいるのではない。
ジャンプしたときに、膝が曲がっているのである。
まったくあんな重そうな厚底ブーツ履いてて、よくやるよ(^^;。
ホントすごいよこの人の体力は。

高「ゲラァップ! ゲラァップ!
  ゲラァアァアァアァアァアァ〜〜〜〜〜

と超高音でシャウトしながら、花道からステージに戻っていく王子。
最後はステージ中央で、両手を上に挙げてX型(笑)。
キメポーズのあとは、ズンズンとステージ上手に消えていった。

桜井さんも静かに下手に消えていき、
ステージには、サポートの二人と幸ちゃんだけが残る。

幸「はい、ありがとーございます!、ありがとーございますっ!。
  アルフィーのコンサートは今日も盛り上がりました!」

て、過去形かぃ(笑)。
そしてオーディエンスをひとまず座らせる。

幸「今年はライブに明け暮れた1年でした。
  いつものようにツアーが始まって、
  夏にはそれぞれいろんな人とコラボしたり、ソロをやったり
  またいろんな人とコラボしたり、ソロをやったり…
  …休んだり(笑)。
  それぞれの夏を過ごしまして、また秋のツアーが始まって
  あっと言う間にファイナルを迎えたわけでございます」

幸「もういろんなとこで観た!って人もいらっしゃると思いますが
  今日がこの秋初日だって方ー!」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あらっ、それはそれは。お待たせいたしました。
  それじゃ今日がファイナルだって方ー!」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「…今、手を挙げなかった人は、
  これからどうするつもりなんでしょうか(笑)」

客「じゃぁ、今日がアルフィーのコンサート初めてだって方は
  いらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あっ、ハイ。あ、あっちにもいた。
  今日が初めてという方は、この先50年・100年と
  長いお付き合いをよろしくお願いしたいと思います。
  50年後100年後っていうと、僕らは影も形もなくなって、
  二代目・三代目がやっているかも知れません。
  三代目は酒癖が悪いとか、いろいろあるかも知れませんけど(笑)」

幸「ここでは3人が出会った後に、
  どんな音楽を聴いていたかという話をすると
  流れが綺麗なんじゃないかということだったんですが
  ほっとんどそういう話をしないでここまで来てしまいました。
  大体この方(桜井)が、
  どういうふうに出てくるかで決まってきます。
  ドングリの話になったりしたことがありますからね。
  ドングリが少なくて熊が冬眠出来ないとか
  ドングリは、あのドングリだけがドングリだけじゃないんだとか
  そんな話ばっかりしてました。
  それでは、その方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手を持ってお迎えください。桜井さーーーん!」

桜井さんステージに登場。
3方向に向かってお辞儀をしMCに参加…と思いきや何も喋らない。

幸「どうも!」
桜「・・・・・」
幸「どうも!」
桜「・・・・・」
幸「何なんですかっ(^"^;」
桜「あっ、声出すのの忘れてた!」
幸「最近はいろんなもん忘れますからね」
桜「サングラスここ(頭の上)に乗っけてて、サングラス探したり、
  こないだも『イヤモニがない!ない!』って探してたら
  スタッフに『耳の中に入ってます』って言われたりね。
  リンゴの皮を剥いてると、こうやって向いてるうちに
  芯だけになっちゃったりして(笑)」
幸「おサルさんにタマネギ剥かせるとそうだよね」
桜「バナナなんかも、こーやって皮剥いて、実の方を捨てちゃって
  皮の方を食ってたり…ってこんな話してていーんですか?。
  ドングリの話の方がマシだったような気がするんですが(^^;」

幸「僕と桜井は、高校の時に出会ったんですけど
  当時の桜井は凄かったですよ〜。高校生離れした顔立ちで。
  うちのおふくろが、まさえが桜井の写真を観て
  桜井のことを『今までのおまえの友達の中で一番男前だ』って
  言ってたんですから。
  もしもおやじを捨てて、桜井とうちのおふくろが一緒になってたら…
  今頃桜井のことを『とうさん』と呼ばなくちゃいけません」
桜「それで子供の方が偉いってんだろ?」
幸「そんなことないですよ。僕は父の言うことは聞きますよ」
桜「ホントかぁ〜?」
幸「ホントですよ。でも25歳差ですからね。うちのおふくろと。
  今だったら25歳くらい上でもなんてことないでしょ?」
桜「今25歳上ですかぁ?!」

で、どういう展開でこの話になったのかは忘れちゃったけど
昨今流行りの3Dの話。

桜「電気屋のテレビで、3Dでワタシの顔が映ってたら
  みんな驚くでしょうね。うわぁっ!ooO(゚ペ/)/って」
幸「あ、こんなに奥にいたんだ〜って(笑)。
  桜井の顔は遠近感がおかしいですからね」

幸「オレが入った当時は、桜井たちのバンド
  サイモン&ガーファンクルばっかりやってたよね?」
桜「そればっかりでした」
幸「専門?」
桜「専門でしたね。その後でしたから。
  CSNとかビージーズとかやり始めたの。
  やっぱり幸ちゃんが入ってから幅が広がりましたよね」
幸「幸ちゃんって呼ぶのやめてよ」
桜「幸さんが…」
幸「幸さん…(^^;」
桜「知ってます?、コウサンって、中国の方から飛んでくるんですよ。
  それで人の車汚したりするんですから」
幸「それは黄砂でしょ。オレは幸さんだ」

幸「いろいろやったよね。CSN&Y、ビージーズ、スリードッグナイト…」
桜「やりましたね〜」
幸「ガロ!」
桜「ガロ、やりましたねー」
幸「でもやっぱり(コーラスの)高いところが出るヤツがいなかったから
  一番上のパートをオクターブ下げてオレが歌ったりして
  いろいろ工夫してやってたよね」
  
そこで王子が入ったことで、更に広がったという展開で王子を呼ぶ。

幸「高見沢さーーーん!」

衣装を変えて、上手から出てきた王子。
武道館でも着ていた、キラキラのドレスコートを纏い
あっち向いたりこっち向いたりしながら
スタンド席のオーディエンスに向かって両手を振る。

ちなみにMCの時は、
桜井さんや幸ちゃんの方を見ながら喋ることが多いので
王子のユルい笑顔を正面から見られるのがウレシイ。
(↑目が細くなって、口が横にニッ!と広がった感じ)

桜「スゴイね!、キラキラ光って!。
  サングラスしててもピカピカ光ってるよ。
  それサングラス取って見てみたらどうなるんだろう?」
幸「やってみなよ、そこで」

客席に見えないように手で顔を隠し、
サングラスを取って見ているらしい桜井さん。

桜「うわ、すげー!。さっき、あっちこっちに
  おまえのキラキラしたもんが落っこちてたぞ。
  あ、おまえが歩いた後なんだなってわかった」
高「痕跡を残すんだな(笑)」

幸「高見沢とは、大学に入ってから運命的な出会いがありまして。
  目と目が合った瞬間にベベッと!」
高「ベベベッと!」
幸「一万ボルトの電流が流れまして、その後お持ち帰り。
  運命のお持ち帰りですかね(笑)」

幸「高見沢とは高校の時からちょっと知ってたんで声を掛けたんですが
  その時高見沢は、『もう音楽は卒業した』と。
  ちゃんと教職課程も取って、国語の先生になろうと…国語だっけ?」
高「国語じゃない!。英語だよ。おまえと(学部・学科が)一緒だろっ!」

幸「それで『どんな音楽聴いてんの』なんて訊いてみたら、
  ツェッペリンとかディープ・パープルなんかは
  当たり前だと思ってましたが
  意外とコーラスものも好きだっていう…」
高「ビートルズが好きだったからね」

ここらへんでだったか…よく憶えてないんだけど
二人の会話そっちのけで、Nブロック方向に向かって
かわいく首を傾げたりして、こっちを構ってくれる桜井さん。
オーディエンスのクスクス笑いに気付いた王子…。

高「オイ!、おまえ(桜井)飽きてんじゃねーよ!」

こわっ(笑)。

高「おい桜井。もっとあっち行けよ」
桜「(自分の立ち位置から下手方向に遠ざかっていく)」
幸「遠近感がおかしいですからね(笑)」

幸「それでちょっと一緒にやってみたりなんかしてるうちに
  次の日ライブがあるから、これやってみてよってことになり
  翌日桜井たちんとこに高見沢を連れてったんです」
高「あの時の桜井の冷たい視線ったらなかったぜ。オレの顔見るなり
  『おまえ何やってんだよ?』『ライブに出るんだよ』
  それで今度(ステージで)隣に立ったら
  『おまえ何やってんだよ?』『だから一緒に出るんだよ!』」
桜「当たりめーだろっ!!!。前日くらいに連絡しろよな!」
高「それは君たちのバンドの問題じゃないか」

桜「そーだよ!。坂崎の時だってそーだったろ」
幸「だって呼ばれたんだもん、来てねって」
桜「誰に?!」
幸「桜井以外のヤツに」
桜「テキトーでしたよねー」
幸「アマチュアだったからね、いーんじゃない」
桜「坂崎の時も、高見沢の時も、
  その日だけで、もう帰るんだろうなーと思ってたら
  ずーーーっといるんですよ?!」

そしていまだにずーっといると(笑)。

高「あの頃何が嬉しかったって、坂崎のところへ行くと
  食いモンがいっぱいあったから(笑)。
  酒屋さんが月1回、食糧を持ってきてくれるんですよ」
桜「そう!!!。おまえ、ずーっといたもんな!」
高「坂崎の部屋はすごかったよな」
桜「ゴキブリもな(笑)。
  段ボールで坂崎の兄貴がカップラーメンとか持ってくるんだよな。
  おまえ(高見沢)ってホントに食いもんに弱かったよな。
  キューちゃん!」
高「坂崎のとこに行けばカップラーメン好きなだけ食えましたからね」
桜「こいつそろそろ坂崎の兄貴が来るって頃になると
  3日くらい前からこぉーやって電柱の影から見てたらしいぞ。
  『飛雄馬!』って(笑)」

高「生姜焼き食った?」
桜「あ、あぁ、楽屋にあったやつ?。
  スタッフが言ってたぞ。
  『高見沢さんすごいスタミナですねー、本番前に肉食ってましたよ』
  って。…その話、今しちゃってもいいのか?」
幸「それは後で出てくる話じゃないの?」
高「??」
桜「草食だとか肉食だとか装飾だとか」
高「あっ、言っちゃった。言っちゃったなー(^o^;」
桜「そりゃワタシだってふられれば拾いますよ!」

幸「てなわけで、音楽的な話をしてきましたが…」
高「してねーよ(^^;」
幸「当時はいろんな洋楽のコピーをやっていたんですが
  ここのコードはこうだとか、ここはこう弾いてるとか
  そういうのを解明するのが楽しかったですね。
  その当時なかなかうまく出来なかった曲を
  このツアーでは演奏しています。今日もフルでやります。
  CSN&Yで“Carry on”
  
Nブロックから見ていると、
王子の足が、どのタイミングでボリュームペダルや
ワウペダルを踏んでいるのかが、よく見えるのがヨイ。
ペダルを踏む、王子の足が結構好きなのだ(マニアック?^^;)。

ここへ来て、“American Dream”がなくなり
“リバプールから遠く離れて”
しかしまぁ武道館でもやったので、「おぉ〜!」という感動は少ない。
王子の使用ギターは、20th Anniversarryモデルの
白い…というかクリーム色のレスポール・カスタム。

そのまま同じギターで“COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-”
でもいいじゃんと思うのだけど
武道館でも使用していた、ピックガードのないレスポール。
後奏を弾いた後、最後の音を歪ませながら
長ーーーーく引っ張るのがたまらない。
こういうのを聴いてしまうと、やっぱりこの曲は
BucketHeadのシグネチャーじゃなく、
普通のレスポールの方が良いなと思う。

次のバラードは何か。
♪シャーーーー…という音が聞こえてくる。
ん?なんだこれは(今まで聴いたことのない感じだ…)
♪タ〜ラララ ラーラー タ〜ラララ ラーラー…
なんと久しぶりな“恋人の歌がきこえる”
久々に聴くと、いい歌である。
特に、
♪〜僕の胸さ〜(ジャジャジャン!)She just my woman〜
と、歌詞が英語になるところ、の「ジャジャジャン!」、ここが好きだ。



王子のMC。

高「ハイどーもありがとー。
  久々に、というかこの秋初めて、
  “恋人の歌がきこえる”を歌いましたけどねー。
  これって冬の歌なんだよな。歌ってて気がつきました。
  寒い冬に、心があったかくなるような、なんていうのかなー…
  あったかいたい焼きのような、そんなバラードだと思います」

高「僕は子供の頃は、こうしたバラードというのは
  あまり得意ではなかったんですが
  やはり年齢を経て変わっていきますよね」

高「子供の頃、ビートルズなんかも好きで聴いていたんですが
  雑誌なんかを見ていると、リバプールっていうのが
  よく出てくるんですね。
  それで『リバプールってどんなとこなんだろう?』って
  ずっと憧れてました。
  大人になってから2回ほど行きましたけど、フツーの街でしたね」

高「でもファンだったら『そこに行ってみたい!』
  と思う気持ちはよく分かります。
  みんなだって、桜井の実家のあるところって
  どんなところなんだろう?と思って行ってみたくなるだろ?。
  オレとか坂崎んちの実家なんて面白くないけど」
幸「大体想像つくもんな」
高「桜井の実家の方はどんな村なんだろう?ってなるじゃないか。
  …風光明媚なところなんですけどねー」


高「桜井、生姜焼き食った?」
桜「食ったよ」
高「旨かったよな」
桜「旨かった。ワタシ生姜焼きでも牛丼でも、
  向こうが透けて見えるくらい薄い肉が好きなんですよ」
高「そうなの?」
桜「ワタシ牛丼を初めて食べられるようになったたのは
  吉野屋さんが出来てからなんです」
客「ええええーーー?!?!」
桜「あたりめーだろっ!
  (荒川村に)牛丼なんてあるわけないんですから!」
幸「牛はいただろ、牛は」
桜「牛はいたけど、牛がいればそのまま牛丼になるって
  ワケじゃないでしょー!。
  牛そのままレンジに入れてチンするわけにいかないんだから」
幸「そのままやったら牛だって可哀想だろ」
高「牛の丸焼きは聞いたことないぞ」
桜「牛飼う(カウ)?なんちゃって」
客「おおお〜〜〜」

なんか…牛がまるごと電子レンジに入れられている絵を
想像してしまったではないか(^^;。


高「僕はそれまでツェッペリンとかパープルで
  ♪アァー!とかやってただけでしたし
  ああいったコーラスは自分で出来ると思ってなかったんです。
  それがやってみたら出来たというね。
  それまで自分では出来ないと思っていたものが
  自分で出来ることがわかったのが嬉しかった」

高「僕らは音楽に導かれて出会い、音楽によって繋がっています。 
  僕らの前には、常に明日があったような気がします。
  それでは、そんな思いで…“明日の鐘”

ヤッター!。
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ。
武道館では2日とも“Nouvelle Vague”だったから
もう聴けないのではないかと思っていた。
王子のギターはギブソンの赤いWネック(EDS-1275)。
幸ちゃんもWネック。
イントロで幸ちゃんがアコギを弾いている時に
王子もポロンポロンと弾いていたのだけど、
それがまた“天国への階段”ぽくて、いいなぁ〜と思った。

また聴けて嬉しかったのだが欲を言えば、
もう少し、後奏を長々と繰り返して欲しかった。
(でもセットリストのこの位置じゃ無理か)。

曲が終わった後にガラ〜ンガラ〜ンと鐘の音。
このまま鐘繋がりで“Liberty Bell”か?。
いや違った。“ARCADIA”
ギターは黒×シルバーのFlying A-IV。
♪夜空に光る ながーれぼし〜はー…
の部分で、このギターをジャカジャカジャカジャカと
掻き鳴らす場面が好き。

ちょっと武道館では姿を見せなかった
ボディにラメの入ったレスポール、
今日は“この愛を捧げて”で登場した。

“天河の舟”のギターは
もちろん(?)ニール・ショーンのシグネチャー。
この曲の後奏のギターソロも、
またしばらくの間は生では聴けないだろう。
(てことはこのギターの登場もナイってこと?。それはサミシイ)。

“運命の轍 宿命の扉”
またピックガードのないサンバーストのレスポール。
まだ'58年製のカスタムは出てこないけれど…
多分またアンコールで登場するに違いない。そうであって欲しい。

この曲だったかどうか忘れたけど
王子が衣装を翻してクルッと回転することがある。
きっと気分がノッてきて、
思わずクルッと回りたくなるんだろうなぁ(^o^;。

“天河〜”のGソロもカッコイイが
やはりこの秋ツアーでの王子の見せ場は
“運命の轍 宿命の扉”の後奏だったのではないだろうか。
今日も、Gソロの直前、マイクスタンドを離れて前に歩き出しながら、
髪をまとめていたシュシュ(春ツアーのグッズだったもの)を
外してポーン!と投げた。(出たーーーっ!!!笑)。
あとはサラサラの髪を振り乱して、気合いのGソロ。
いやー、カッコ良かった。

今年最後の本編ラスト。“至上の愛”
あー、もう終わっていくんだなーという気持ちが込み上げてきた。

まだまだアンコールがあるのだけど
演奏し終わって、客席に向かって挨拶をするときの
とりあえず「やりきったー!」という満足げな王子の表情が
とても清々しく印象的であった。


《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
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汐琉

ファイナル、おつかれさまでした

娘と一緒にBブロックの4列目。
昨年のアリーナだけど後ろから5列目とは大違いで、
全体がすっきりと見ることができ、娘も満足そうでした。

レポ、楽しみに待っていますね。


by 汐琉 (2010-12-30 00:21) 

てんむす

お疲れさまでした(^o^)
最高に楽しくて素敵な夜でしたねv(^^)v
限定グッズもGetしました(^-^)b


ちょうど昨年の今頃
夜中に放送していたアルフィーの番組を見て
どうしてもライブに行きたくなり
調べてみれば2日後に地元の振り込み開始!
運命的(笑)な復活です。
偶然見た番組ですが、見てよかった~
見てなかったら今の幸せな私は居なかったです、絶対!


幸せの余韻に浸りつつ、
徹夜で手付かずの年賀状製作です(>_<)

今年一年楽しいレポありがとうございましたm(__)m
来年もレポ待ってま~す
よいお年をお過ごしください(^O^)/
by てんむす (2010-12-30 00:35) 

ちえぞう

久々の書き込み~(^人^;)
今年もお疲れさんでした。
30代最後のライブはいよいよ突入する四十路(笑)への弾みになる良いライブでしたo(^-^)o
初めてのライブの大ラスも“TIME&TIDE”でさ、当時は知らなくて狼狽えてた(笑)14歳に一瞬戻ったような気がしたよ。

レポup楽しみにしてますが、お正月休みくらいゆっくりのんびりして下さいな(^-^)
by ちえぞう (2010-12-30 13:17) 

梅屋千年堂

>汐琉さん
ファイナル、最高でしたね。
娘さんも満足されたようで何より何より(^_^)。
アタシも最後の最後になかなかオイシイ席で、大満足でした。
(まぁ、遠い席でも間違いなく大満足だったとは思いますが)。



>てんむすさん
ホントに自分のボキャブラリーの貧しさがイヤになりますが
「最高のファイナルでした」それしかありません(笑)。

>>運命的(笑)な復活です
思い立ったが吉日って言うじゃないですか。
まさにそれですよね。
何気なく観た番組だったかも知れませんが
やっぱり何かに導かれていたのかも?。

アタシも昨夜「生つるべ」を観ながら年賀状を終わらせました。
今年も残すところあと1時間ちょっとです…。
なんだかこのままMacBookの前で年越ししそうな気がします(笑)。



>ちーちゃん
いやいや、いーんですよ。お互い忙しいからね。
ライブの感想なんかは会った時に話せるし♪。

“誓いの明日”も“TIME AND TIDE”も、
アタシが愛して止まない『ALFEE'S LAW』の収録曲じゃん?、
だからアタシもファイナルはいろんな想いがよぎって
高校時代に戻った気がしたよ。
そんな風に過去の記憶を呼び起こしてくれるところも
音楽のスゴイとこだよね。
特にアルフィーはずーっと聴き続けてるから
なんか、昔と今が線で繋がってる感じ。

正月はゆっくりDVD鑑賞〜と行きたいところですが
このDVD鑑賞すら「やらねば」と
若干義務化してるところがなんとも…(笑)。

by 梅屋千年堂 (2010-12-31 22:53) 

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