SSブログ

THE ALFEE@横浜《本編編》 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2010 『NEO UNIVERSE II』
神奈川県民ホール 本編の巻

11/20 23:21 完成しました…一応。
ネタバレ指数75

怒濤のライブ月間第3弾・ヨコケン。
ツアーも今日で折り返し。アタシ的にも参加本数8本のうちの折り返し。

★★★中盤から読みたい方はコチラをクリック★★★


今日も元々仕事が休みだったので
当初はギリギリまで家でまったりして出掛けようと思っていたんだけど
先日、NHK教育テレビの『日曜美術館』という番組で
今、県民ホールのギャラリーでちょっと面白そうな
現代アートの展覧会を開催しているということを知ったので
1時間ばかり早めに出掛けて、その展覧会も観ることにした。

その展覧会については、また後日別記事に書くとして
17時過ぎにギャラリーを出て、
6階ロビーでウトウトしながら友達の到着を待つ。

18時過ぎに、友達が揃ったところでジャンケン大会で席決め。
ホント、3人参加だと席が2枚と1枚に分かれるので面倒臭い。
3枚まとめて申し込めれば良いのに…。

で、そうして決まった本日の座席:1階13列50番台。
かなり右端で、ただすけくんはほとんど見切れ状態。
座席についたのが、もう結構開演間近な時間だったので
上着や荷物をまとめて、ホッと座った途端に1ベルのブザー。
その数分後に「そろそろかな」と立ち上がる。

確か、定刻よりも3〜4分遅れての開演だったような気がする。
アコギで始まるオープニングのSE。
オーディエンスの手拍子。
メンバー登場!!!。
いきなり右拳を挙げて、客席を煽る王子。
3人それぞれギターとベースを受け取り定位置へ。

1曲目は“Neo Universe PART I”
うぉーーー!!!今日の席は照明がめっちゃ眩しい(☆。☆)。
3人の衣装は、特に変更点なし。
王子は黒のノースリーブの鋲付き。腰から赤い布がぶらさがっている(^^;。
ギターはFlying Angel。
桜井さんはグレーっぽいチェックの上下、
幸ちゃんはブロンズ・光り物のペイズリー柄の上下。

“LAST OF EDEN~Neo Universe PART II”
この曲は何度聴いても(観ても)カッコイイ。
最後の方の、王子のシャウトも何を叫んでるのかわからないが
(おそらく♪AH〜〜〜って叫んでるだけだと思うが)カッコイイ。
春ツアーの時と比べると、演奏にも大分余裕が出てきているように思える。

“新世界を越えて~Neo Universe PART III”
サビの部分でのオーディエンスの拳の挙げ方のリズムが
バラバラなのが面白い(^^;。
小刻み&高速で振る人、表打ちで振る人、
裏打ちで振る人…と、実にいろいろ。
ちなみにアタシは《裏打ちの人》。

アタマ3曲終わって、いつものように幸ちゃんの挨拶。

幸「こんばんはーっ!
  さぁーやってまいりましたヨコケン!
  まるで夏の野外のような盛り上がりようでございます!
  今年の夏の暑さを思い出して、
  熱く盛り上がっていただきたいと思います!
  1階のみなさん、2階のみなさん、3階のみなさん
  (客「YEAHーーー!」)
  そうです!。日頃のヤなことを忘れて楽しんでってください!
  最後までヨロシクー!!」

一瞬の沈黙の後、
王子のギターで“GET YOUR CHANCE”が始まる。
エンディングの♪ジャーーーン!の部分で、いきなり転調。
おっ?!これはもしや、次の曲は“恋人になりたい”ではないな?( ̄ー ̄)。
そしてそのキーはまさにあの曲。

♪ドコロドコロドコロドコロドコロドコロ…

太郎さんのドラムから“ロンリーガールを抱きしめて”
ヤッター!デター!ヽ(^。^)丿。
聴きたかったんだよ〜。
短い曲だけに、短期集中で盛り上がる。
最後のサビのリフレインの途中で入る♪Woo〜の部分では
幸ちゃんの首振りも観られて、ん〜、満足満足。

“ロンリーガール〜”で大いに盛り上がったところで
王子、ギターを手放しステージ前方へ。
“Stand Up Baby -愛こそすべて-”
サビや間奏の部分で、フと幸ちゃんの顔を観てみたら
エキサイトしている王子とオーディエンスの様子を見てか、
めっちゃ顔が笑っていた(笑)。

よく憶えてないけど、
♪こ〜んな〜に すて〜き〜な〜 ヨコケンの夜は〜 他に〜 ない〜
とか歌ってたかな?(いや違ったか?^^;)。
そして最後はやっぱりステージ中央で、体がX型の王子であった(笑)。

ここでとりあえず、
幸ちゃん(とサポートの2人)だけがステージに残り、MC。

幸「はい、ありがとーございます!。
  横浜はホントにいろんなとこでやってきましたけど
  今、高見沢の背中を見ながら、
  そんなことを思い出していました(笑)。
  あ、じゃぁここはひとつ、せっかくですからお座り頂いて
  後半に向けて充電タイムということで…」

幸「今年の夏は暑くて、
  ツアーが始まった頃は、まだ暑いくらいだったんですが
  ようやく秋らしくなってきまして
  ツアーも今日でちょうど折り返しでございます。
  もうどこかでご覧になったって方も多いと思いますけど
  今日この秋初めてだって方ー!」
客「ハーーーーーイ!」
幸「ハイが長いっ!。ハイは短く1回!」
客「ハイッ!」
幸「(笑)。今日が初めてだって方の中には
  お友達からどんなのをやるよとか聞いてきてる方も
  いらっしゃるでしょうね。
  アタマっから“Neo Universe”をダンダンダン!ってやるよとか
  その後は関係ない曲をやるだとか(笑)」
  既に何度か観ている方は
  『あぁあの曲をああいう風に変えてきたか』とか
  思いながら観てらっしゃると思います。
  今日が初めてって方は、そこらへんの有り難みが
  わからないと思いますけど(笑)」

幸「今日がアルフィーのコンサート初めてだって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーーーイ!」
幸「あっ、元気があっていいですね。
  時々空気読めないくらい元気な方もいらっしゃいますが(笑)
  その元気は今後なかなか頼もしいですね。
  今日がアルフィー初めてって方は、
  いろんなイメージを持っていらしてると思いますが
  そのイメージが、後でイイ感じで崩れていきますから(笑)。
  …いーんですよ、いろんな入り口がありますから」

幸「ここでは3人が出会った後で
  どんな曲をコピーしてきたかなんて話をすることになってるんですが
  殆どそんな話はしてません(笑)。
  僕と桜井が初めて出会ったのは1972年。
  みなさんはいくつでしたか?。
  まだこの世に存在していなかったって人もいるでしょうし
  もう立派な大人だったって方もいらっしゃるでしょう」

幸「初めて出会ったのが1972年。
  僕が高3の春で、桜井は高3の秋でした…
  ってそんなワケないだろっ。
  突っ込むか笑うかしてくださいよ(^^;」

幸「もう御存知の方も多いと思いますけど
  銀座の山野楽器のコンテストに出場しまして、
  桜井のとこの3人組と、僕は一人で出たんですけど
  他の人達はみんな大学生とか社会人だったんですけど
  桜井んとこが最年少で優勝しまして。
  最年少なんですけど桜井んとこは、なんか大人っぽかったですね。
  僕は都立高校だったんですけど、やっぱり私立は違うんですよ。
  おぼっちゃんおぼっちゃんしてましたね」

幸「それで、桜井と一緒にやるようになって
  さっそく写真を撮って家に持ってかえって家族に見せたら
  おふくろが桜井に惚れたという…(笑)。
  よかったですよ、あの時駆け落ちとかしてなくて。おやじと別れて。
  そうなってたら今頃僕は桜井のことを
  《おとうさん》って呼ばなきゃいけなくなってたんですから!」

幸「それでは当時から老けてて
  今は年相応に老けているこの方をお呼びしましょう!。
  盛大な拍手でお迎え下さい。桜井さーーーん!!!」

桜「ようこそいらっしゃいました。
  …寒くなりましたね」
幸「寒くなったよねー。昨日あたりは10℃切ってたんじゃない?」
桜「この寒い中、ゴルフに行ってた人がいたらしいですよ」
幸「へぇー」
桜「うちのスタッフで行ってたやつがいたらしいんですよ。
  凍えたって言ってました」
幸「そうまでしてやりたいもんですかね」
桜「どこが面白いのかわかりませんよね。止まってるボール打って。
  岩の後ろに行っちゃったらこう(ボールを蹴っ飛ばすジェスチャ)
  やったりなんかして」
幸「それやっちゃダメだろ(^^;。
  桜井さんだって球を打つのはやってるじゃないですか」
桜「あれは飛んできた球を打ってるんですよ(←野球のことらしい)」
幸「打たれた球を打ち返すのもやってるじゃん(←テニスのことらしい)」

幸「うちら3人ともゴルフってやったことないもんな」
桜「ワタシ、打ちっ放しには行ったことありますけどね」
幸「あれって、誰が球集めてくんの?」
桜「知りませんよ。打ちっ放しってくらいだからそのまんまですよ。
  あんな中、ボール取りに行ったらアタマに穴が空きますよ!。
  大体溝が掘ってあって、
  そこに(ボールが)集まるように出来てるんですよ」

幸「どれくらい飛ばすんですか?」
桜「ワカリマセンっ!。
  でも、グリーンに乗っかりました。
  ビギナーズラックってやつですかね。
  い〜感じで力が抜けて、毛も抜けて」
幸「毛も抜けちゃうのかよ?!(^^;」
桜「も〜ぉ抜けちゃって抜けちゃって、
  抜けた毛でボールが見えないくらい!。
  って、そんなに抜けたらこっち(アタマ)がグリーンになっちゃいます。
  アタマにゴルフボール乗っけて…。
  昔、ホントにやってたんですよ。
  角刈りの頃アタマに(ボールが)乗っかったんです」

幸「あれ(打ちっ放し)って、
  後ろからこう(抱え込んで)教えてくれたりすんの?」
桜「そうですね。(シブい声で)『ヘッドが曲がったらいけないよ』とか」
幸「『ヘッドが曲がったらいけないよ』って
  なんかホテルの支配人みたいな声ですね(笑)」
桜「別にどうだっていいんですけど
  (甲高い明るい声で)『ヘッドが曲がったらいけないよ〜↑』とか」

幸「二人ともゴルフのことなんかわかんないで話してんだから(笑)」
桜「しかもあっち(客席)は興味ないんだから!。
  『あ〜、ハイハイ』みたいな感じで。
  キャディさんとかやったことある人が聞いたら
  『フッ( ̄ー ̄)』って思って聞いてるでしょうね」
幸「(客席に向かって)キャディさんやったことある人ー?」
客「ハーイ!」
桜「ほらぁ!(笑)」


桜「音楽の話、何もしてないじゃないですか。
  …時事ネタでも話そうと思ってたんですけど」
幸「ジジイネタ?(笑)」
桜「そういえば、新聞で見たんですけど
  イランでヘビメタが解禁になったらしいですよ」
幸「へぇー」
桜「イランでヘビメタが解禁になって、
  こっちではワインが解禁になって、世の中解禁だらけですよ」

桜「イランで、ヘビメタが解禁になったら
  イラン・ギラン(ホントはイアン・ギラン^^;)とか流行るでしょうね」
幸「おっ!(ウマイ!笑)。
  それじゃ、日本のイラン・ギランさんをお呼びしましょうかね。
  盛大な拍手でお迎え下さい。高見沢さーーーん!」

いきなり下手から、ハンドマイクを持って出ていた王子。

桜「おまえなぁ!(と王子を指差す)」
高「人を指差すなよ!!」
桜「おまえなぁ(と指してる指が自分向き)
  普段無駄なことしないくせに、なんでそういうことするんだよ!。
  あっち(上手)の方が近いだろ?!」
幸「今日は上手だよ」

桜井さんの肩に、自分の肘を乗っける王子。

桜「オレは止まり木じゃないぞ」
  …そんな目でオレを見るなよ。
  奥のほぉ〜〜〜から見えるんだよっ!。
  あっ、今虫が入ってった!」
高「あっ、ホントだ(と、目から虫を取るジェスチャ)」
幸「ノるなよ(^^;」
桜「やさしい男だね〜」

桜「おまえ、肩にモップ乗っけてんの?」
高「これはモップじゃないっっ!!!(^"^;。肩章っていうの!」
桜「腱鞘炎?」

桜「おまえ(高見沢)今度さ、イラン行ってこいよ。
  イランでヘビメタやってこいよ」
高「なんで?」
桜「イランでヘビメタが解禁になったんだってよ。
  だから行ってやってこいよ」
高「わかった!行ってくる!(と言ってステージ下手に立ち去ろうとする)」
幸「お〜い!!!」


幸「僕と高見沢は運命的な出会いがあったんですよ」
高「♪ジャラ〜ン(と、運命的なコードをかき鳴らす)」
幸「♪ジャラ〜ン…
  あれは大学1年の春…
  ♪あー それは春だったねー!(←拓郎さんのものまね)
  …大学1年の春だった…
  (今度はしっとりとアルペジオを奏でる幸ちゃんと王子)
  僕たちは…目と目が合って…
  ♪いばぼ〜(←“母に捧げるバラード”@武田鉄矢のものまね)」
桜「オイッ!!!(▼▼)。
  そこに行きたくなる気持ちはわかるけど、メジャーじゃねーだろ!」

幸「あなたは運命を信じますか?…って山口百恵(笑)」
高「いや(キッパリ)」
幸「『いや!』っていいよね(^^;」

幸「僕が明治学院の、屋上…中屋上っていうんですかね
  4階のところにあったんだよな。
  そこでギターを弾いていたら、高見沢がやってきて
  ロックやってたってのは知ってたんで…
  あの時『ロックはもうやめた』って言ってったんだよな。
  『音楽はもうやめた』って言ってたのか」

幸「で、話してたらビートルズが好きだとか
  コーラスやりたいみたいな話になりまして」
高「オレが歌って、下にコーラスつけて歌ってくれたの
  坂崎が初めてだったんだよ」
幸「それでそのまま高見沢が僕の部屋についてきまして
  これこれこういうコーラスつけて、
  こんな感じでリードギター弾いてよって話して
  次の日、そのまま桜井たちと会って」
高「あの時の桜井の言い草がさ〜…
  『おまえ何やってんだよ?』
  『ギター弾くんだよ』
  『なんで?』
  『頼まれたから来たんだよ!』
  『あ、そう』」
桜「おまえの態度もふてくされてたぞ?
  『なんか文句あんのかよ』みたいな感じで。
  大体さ、全然知らないヤツが来たんなら
  『ねーねー、あのカッコイイやつ、誰?』ってなるけど
  知ってんだからさ〜!」

桜「音楽やめて、学業に専念するって言ってたくせに
  なんでついてきたんだよ?」
高「だってなんか面白そうだったんだもん」
桜「あ!わかった!。
  久美子にもらった教科書代使い込んで
  家に帰れなくなっちゃったんだろ!」
高「そんなこともあったけど、今そんなこと言わなくたっていーだろ!(^^;」

そんなこともあったんだ…(笑)。

桜「大体一番悪いのはおまえ(坂崎)だよ、何の連絡もしないんだから!。
  それじゃうちの事務所と一緒だろ。FAXだって届きゃしねぇ。
  メール送りましたって、あんな小さいのどーやって読むんだよ。

と、腕を目一杯伸ばして、手に持った携帯電話を見るジェスチャ。
王子も一緒になって同じポーズ。


幸「なんだかんだと、僕らは同じ世代ですから
  同じものを聞いてたんで、ちょっとあの曲を
  ちゃんとコピーしようって言えば結構できたんです。
  CSNとかイーグルスとかビージーズとかもやりましたね。
  当時はお客さんが15〜6人で、大体いつも同じ子たちでしたから。
  関口さんが出席取ってたくらいですからね。
  今日はあの子は欠席か、とか言いながら(笑)」

幸「そんなんで、いろんな曲をコピーしてたんですが
  今日は、その時なかなかうまくできなかった曲を
  やってみたいと思います。
  (ギターを交換しながら)
  CSN&Yで、『Deja Vu』というアルバムの1曲目に入っています。
  “Carry On”

なんでもっと早くから、幸ちゃんはギターチェンジをしておかないんだろう?
といつも思っていたんだけど、これはもしや
“Carry On”で使うギターのチューニングが特殊なため
もしもMCの最中に、何かギターを弾かなければならなくなった時に
(例えば突然拓郎さんや武田鉄矢のものまねをしなければならない時とか)
即座に対応できるように、ギリギリまでノーマルチューニングの
ギターを持っているのではなかろうか…。
だとしたら、なんか…その段取りの良さがさすがだ(^^;。

いつものように、

♪キャーアーアーリオーオーン
 ラーアーアーヴィズ カーミーン
 ラーアーアーヴィズ カーミーントゥーアズオーオーール

と、3人で分厚いコーラスを聴かせた後に
“Just Like America”のイントロか?!と思いきや
おぉっ?!なにやらいつもと違う展開。
あまり耳慣れぬギターのフレーズ。
なんだなんだ?!と思っていたら

♪ウェラユゴーインナゥマィラー
 ウェウィリュービートゥモーローォー…

お〜!、これは“Carry On”の続きではないか!。
そうだ、この曲はここで終わりではなく、続きがあったんじゃないか!。
ナニゲに地味な横浜スペシャル=“Carry On”のフルコーラス!。
なんだかちょっと嬉しかった。

そして、ここでいつもと違う展開になったのだから
もしかしたら、次の曲も変わってくるかも?!と期待していたが
ここはいつもの“Just Like America”であった(笑)。
“Just Like America”では、時々幸ちゃんが
ネックの上の方から人差し指1本だけでコードを押さえる場面が
なんだかちょっとカッコ良くて、個人的にツボである。
 

“COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-”
いつものように、Backetheadのシグネチャーモデルである
真っ白なレスポールで。
どうでもいいんだけど、このギター、
キルスイッチってーの?、これが2つ付いていて
王子も使い分けてはいるみたいなんだけど
ハッキリ言って違いがよくわからない(^^;。

ちなみに、この曲の間奏および後奏のギターソロ、
回を追う毎に円熟味が増していくような気がする。
そしてこれまたどうでもいいんだけど
このギターは、27インチロングスケール・24フレット、
しかもポジションマークがナイ!という特異な仕様なのに
王子はこれまでよくミスタッチせずに演奏してるなぁなどと
ちょっと感心したりして。…なんか物凄く失礼な感心だけど(^^;。

“COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-”の次は日替わり曲。
“FAITH〜”か、“100億〜”か、はたまた“999”に戻ったりして?!。
王子のギターは、スワロフスキーたっぷりのシルバーのストラト。

太郎さんのカウント…
♪チャッ チャッ チャッ チャッ
むむっ?!、テンポが早い。かといって“999”ほど早くはない。
続くギターのフレーズはこれだった。

♪タリリタリリタリタリリタリリタリ…

おおおーーー!!!(@o@)
“1月の雨を忘れない”だよ!
11月なのに!(笑)。
ライブで聴くのは07年の秋ツアー以来だろうか。
いい歌だ。アタシはこの歌の歌詞が大好きなんだよね〜。
「王子、アンタ詩人だね〜!」そう思わずにはいられない。
シングルのジャケ写もオシャレでいいよね〜。
そしてなんと言っても、コーラスが美しい!。
間奏の
♪アーーーアーーー…ウーウーウー ウーウーウー アーーアーー
とか、ラストの力強い
♪あーーのーーあーいーのーちーかーーいむーなーしーくー…
のとこなんて、鳥肌モンである。

後奏の、幸ちゃんのアコギと王子のエレキの掛け合いも圧巻。
双眼鏡で観ていたんだけど、
幸ちゃん→王子→幸ちゃん→王子…という視線の移動が忙しかった(笑)。

この曲の後の拍手が、心なしか他の曲よりも大きかった気がする。


ここで王子のMC。
ギターチェンジしたFlying Angelを肩に掛けたまま、話し始める。

高「はい、どーもありがとー。
  久しぶりに、今年初めて“1月の雨を忘れない”をやりましたけどねー。
  …いい歌だな(笑)。
  この曲でも、ベストテンなんかに出ましたから
  その時のことなんかを思い出しますけど
  桜井が、革のコート着て歌ってましたね。
  真ん中で、ベースも弾かずに」

アタシがこの曲で思い出すのは、夜ヒットinロンドンかな〜。
あの時の桜井さんは非常にシブかった。
(そういえば、あの時アルフィーは手漕ぎのボートで
 ロンドン入りしたんだったっけか笑)。

高「“1月の雨を忘れない”、そして“COMPLEX BLUE”、
  どちらもせつないラブソングなんですけど
  僕は子供の頃はこうしたラブソングというのが好きではありませんでした。
  ゆっくりしてるのがダメだったんですね。激しいのが好きでしたから。
  当たり前だよね。
  子供なのにラブソングが好きだなんて言ったら
  ビックリしちゃいますけどね(笑)」

高「ビートルズなんかでも、“Yesterday”とかはダメだったんですね。
  “Yesterday”の次の“HELP!”とか“DIZZY MIZZ LIZZY”とか
  そういうのが好きだったんです。
  でもそういったラブソングというのも、
  大人になるとわかってくるというね。
  “1月の雨を忘れない”なんて198ウン年の曲ですから
  その頃は意味がわからなかったかも知れませんし
  “COMPLEX BLUE”も199ウン年の曲ですから
  当時はわからなかったと思いますが
  みんなも今聴くと、非常に心に沁みるんじゃないかと思います」

高「みんなもいろんな出会いがあって、
  つらいこともあったりして、いろいろ悩んだりしてきたと思います。
  でも愛するという気持ちは、人間の特権ですから
  大いに悩んで欲しいと思います。
  …人間っていうのは、明日のことや先のことを考えるじゃないか。
  夢をみたり、愛するっていうのは人間特有のものなんですよ。
  ワンちゃんとか、おサルさんっていうのは
  目の前のことだけ。目の前のエサしか見えないんです。
  だから、桜井の目の前に焼酎を置くと…それしか見えません」
桜「オイ!、おれはサルかっ?!」
高「まサル」
桜「…!( ̄口 ̄;)」
高「今日オレはこれが言いたかったんだ(笑)」

おサルさんの話が出てきた時点で、
おそらくこういう展開になるだろうなぁとは思っていたよ(^^;。

高「やさしい愛、激しい愛、いろんな愛がありますが
  この曲は、僕は歌う度に好きになっていきます。
  …“Nouvelle Vague”

あー、“Nouvelle Vague”だったか〜。
“明日の鐘”ではなかったか〜。
ここで“明日の鐘”が来る場合、王子はどんな曲紹介をするんだろう?。
“明日の鐘”は、どんな愛の歌だと説明するんだろう。
それを聴くためにも、大宮では是非とも“明日の鐘”をお願いしたいものである。
(でも、ここで“明日の鐘”が来ると
 座ってる時間が若干長すぎのような気がしないでもない^^;)。

12曲目は市川同様“Time Spirit”
暗闇の中に浮かび上がるCrystal Angelが美しい。
この曲でだったか、王子が時々衣装を翻しながら
クルッと回転するサマも印象的だった。どうやら結構ゴキゲンらしい?。

そして再び、スワロフスキーが煌めくストラトに持ち替えて
“この愛を捧げて”
曲の最後に、王子がボリュームペダルを踏みながら
イントロのフレーズを奏でるとこが、この秋のこの曲でのツボである。
そして最後の1音を鳴り響かせたままお辞儀をしながら後ずさりして
コソッとニール・ショーン・モデルのレスポールにギターチェンジ。

ヤッタ!、今日もこのギターで“天河の舟”だ!。
もう絶対にこの曲はこのギターじゃないとダメなのだ!(アタシ的にね^o^;)。
しかも確か色違いで、黒いモデルも持っていたと思うのだけど
やはり色もゴールドトップでなければならない。

“運命の轍 宿命の扉”では
今日も1958年製のレスポール・カスタムヽ(^。^)丿。
サビの部分で、小刻みに動く王子の右手首がたまらんね〜(笑)。

そして本編ラストは“至上の愛”
ギターはESP Sarvel。
よく考えたら、“Just Like America”から、この最後の“至上の愛”まで
1曲ごとにギターを持ち替えているという忙しさ(^^;。
「こだわるね〜」と思いつつ、そのこだわりのお陰で
好きなギターをたくさん観て聴くことが出来るのだからウレシイ。
(ローディはめっちゃ大変だと思うけど)。

“至上の愛”を歌う王子は、いつにも増して感情がこもってる。
むしろ迸る感情を持て余してるように見えるほどであった。


《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
nice!(0)  コメント(5)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 5

えの

無事帰還いたしました(^^)ゞ
友人と2人、とろけきってでろでろです。
なんて素敵な人たちなんでしょう。
いい夢見られそうです♪
by えの (2010-11-19 01:15) 

ゆき

おぉ~!!“1月の雨を忘れない”いいですねぇ。。。
私、毎年秋ツアーの度に友人に「聴きたいなぁ」と言い続けてきた曲です。
来月の名古屋2Daysのどちらかで、是非ともお願いしたいものです(^^♪

いつもながら、3人のMCは楽しげですね。
レポを拝見してるだけで、顔がゆるんでしまいます。
心がほっこりします(*^_^*)

by ゆき (2010-11-22 02:20) 

梅屋千年堂

>えのさん
ヨコケンライブが終わり、早くも4日が経過しましたが
あのオーラスの後奏ギターソロを弾く王子の姿は
未だ、脳裏に焼きついて離れません。

えのさん、この日のヨコケンといい握手会といい
この数日間でかなりヤラれてしまったのではないですか?( ̄ー ̄)。
ちゃんと社会復帰できてますか〜?(笑)。




>ゆきさん
“1月の雨を忘れない”は名曲ですね。
アルバムからのシングルカットという事実が
そのことを物語っていると思います。
名古屋でも聴けるといいですね。
(でも、名古屋だと「高砂殿の歌」の可能性もありますね〜)
          ↑これはこれで羨ましいです

>>3人のMCは楽しげですね
この日の3人のMCで一番印象に残ったのは、王子の
「だってなんか面白そうだったんだもん」
でした。
「なんか面白そうだった」で幸ちゃんについてって、以後37年…。
人生とは案外そんなもんなのかも知れませんね。

by 梅屋千年堂 (2010-11-22 22:27) 

えの

>ちゃんと社会復帰できてますか〜?(笑)。

どきっ(@_@;)
ただそこにいる、という程度にしか復帰できていません。
by えの (2010-11-23 00:08) 

梅屋千年堂

>えのさん
まぁ無理もないです。
せっかくですからまだまだ余韻に浸りましょう(笑)。

by 梅屋千年堂 (2010-11-24 01:29) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0