能登千里浜 [JOURNEY]
復活!GW大遠征旅ネタシリーズ。
大遠征:旅ネタ其の四《能登・千里浜の巻》
5月3日、金沢到着後、駅の手荷物預かり所にスーツケースを預け、
特急はくたかに乗車し、羽咋という駅に向かった。
羽咋は「はくい」と読む。
その昔、この地に「大毒鳥」が出現し村人を大いに悩ませていた。
そんな時、イワツキワケノミコトという皇子が現れて
首尾良く大毒鳥を弓矢で射止めたところ
皇子の忠犬が大毒鳥に飛びかかり、羽根をくわえてきた。
そこから「羽咋」という地名がついたのだとか。
駅から、とある目的地に向かってひたすら歩く。・・・30分くらいだろうか。
途中の道程にあった、不思議な…畑???。
小さな松の苗が、砂に植えられている。
松って…こうやって育てるんだ?。
目的地に到着。
本来は徒歩で来るようなところではないのだが(^^;。
ちなみに読み方は「ちりはま」。「せんりはま」ではない。
(あ、ちゃんとフリガナふってあるね)。
おおー、日本海だ!。
いつもそうなのか、それともたまたま風の強い日だったからなのか
ゴウゴウと、次から次へと押し寄せる波が結構な迫力である。
気分は“夕なぎ”?。
冬じゃないけどさ。
いやー、でもホントに白く光ってるじゃん。
で、なんでこんなところに来たかというと
別に“夕なぎ”気分に浸りに来たわけではない。
長谷川等伯の『松林図屏風』風の松林を求めて、ここに来てみたのである。
ちょっと前(国立博物館で等伯展をやっていた頃)に
NHKの何かの番組で、等伯の『松林図屏風』は、
等伯の故郷である能登の松林を描いたものと云われている…という説明をしつつ
能登のどこぞの松林を画面に映していたのである。
不覚にも、それが果たしてどこの松林だったのか聞き逃してしまったのだが
その映像はまさに等伯の『松林図屏風』そのもの!。
しかも能登の松はみんなこんな感じだと言うじゃないか。
こんな風景を見てみたい!と思って、いろいろ調べたところ
どうやら千里浜に行けば、松林がありそうだと。
本当は等伯の故郷である七尾にも行ってみたかったが、
ちょっと遠いし、七尾でこうした松林が見られる保証もないので
手っ取り早く行くことのできる千里浜へ行ってみることにしたのだ。
おお〜、松だよ!。松林だよ!。
あぁ、確かにソレっぽいね。
ちなみにこれが、等伯の『松林図屏風』。
撮った写真を加工して、『松林図屏風』風にならないかトライしてみる。
やっぱ・・・ム・・・ムヅカシイな(^"^;。
それでもなんとなくソレっぽい風景に出会えたので、アタシ的には十分満足。
冬だったり、霧の濃い時だったらもっとソレっぽかっただろうね。
能登千里浜
帰り道の羽咋川。
そして羽咋の街・・・。だ、誰もおらん(^^;。
帰りは経費節約のため、特急ではなく普通列車で金沢まで帰ってきた。
長かったーーーー(x。x)。
金沢駅前広場の鼓門は大迫力!。
さーて、これから金沢を堪能するぞ〜!。
《TO BE CONTINUED…続く》
大遠征:旅ネタ其の四《能登・千里浜の巻》
5月3日、金沢到着後、駅の手荷物預かり所にスーツケースを預け、
特急はくたかに乗車し、羽咋という駅に向かった。
羽咋は「はくい」と読む。
その昔、この地に「大毒鳥」が出現し村人を大いに悩ませていた。
そんな時、イワツキワケノミコトという皇子が現れて
首尾良く大毒鳥を弓矢で射止めたところ
皇子の忠犬が大毒鳥に飛びかかり、羽根をくわえてきた。
そこから「羽咋」という地名がついたのだとか。
駅から、とある目的地に向かってひたすら歩く。・・・30分くらいだろうか。
途中の道程にあった、不思議な…畑???。
小さな松の苗が、砂に植えられている。
松って…こうやって育てるんだ?。
目的地に到着。
本来は徒歩で来るようなところではないのだが(^^;。
ちなみに読み方は「ちりはま」。「せんりはま」ではない。
(あ、ちゃんとフリガナふってあるね)。
おおー、日本海だ!。
いつもそうなのか、それともたまたま風の強い日だったからなのか
ゴウゴウと、次から次へと押し寄せる波が結構な迫力である。
気分は“夕なぎ”?。
冬じゃないけどさ。
いやー、でもホントに白く光ってるじゃん。
で、なんでこんなところに来たかというと
別に“夕なぎ”気分に浸りに来たわけではない。
長谷川等伯の『松林図屏風』風の松林を求めて、ここに来てみたのである。
ちょっと前(国立博物館で等伯展をやっていた頃)に
NHKの何かの番組で、等伯の『松林図屏風』は、
等伯の故郷である能登の松林を描いたものと云われている…という説明をしつつ
能登のどこぞの松林を画面に映していたのである。
不覚にも、それが果たしてどこの松林だったのか聞き逃してしまったのだが
その映像はまさに等伯の『松林図屏風』そのもの!。
しかも能登の松はみんなこんな感じだと言うじゃないか。
こんな風景を見てみたい!と思って、いろいろ調べたところ
どうやら千里浜に行けば、松林がありそうだと。
本当は等伯の故郷である七尾にも行ってみたかったが、
ちょっと遠いし、七尾でこうした松林が見られる保証もないので
手っ取り早く行くことのできる千里浜へ行ってみることにしたのだ。
おお〜、松だよ!。松林だよ!。
あぁ、確かにソレっぽいね。
ちなみにこれが、等伯の『松林図屏風』。
撮った写真を加工して、『松林図屏風』風にならないかトライしてみる。
やっぱ・・・ム・・・ムヅカシイな(^"^;。
それでもなんとなくソレっぽい風景に出会えたので、アタシ的には十分満足。
冬だったり、霧の濃い時だったらもっとソレっぽかっただろうね。
能登千里浜
帰り道の羽咋川。
そして羽咋の街・・・。だ、誰もおらん(^^;。
帰りは経費節約のため、特急ではなく普通列車で金沢まで帰ってきた。
長かったーーーー(x。x)。
金沢駅前広場の鼓門は大迫力!。
さーて、これから金沢を堪能するぞ〜!。
《TO BE CONTINUED…続く》
2010-05-21 00:09
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コメント(3)
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えっ 大遠征中に千里浜に?
いったい何をしに・・・・
えっ!もしかして渚ドライブ
そんなベタな観光を梅屋さんが・・・
そ~んな訳ないですよね
じゃあ 夕なぎに浸りにだろぅ?
これも違いましかぁ~^^;
松林のざわめきとか 日本海独特の湿感が
写真からも伝わってくるようです
すこし遠めに眺めると 筆一本で描かれたようにも
見えています
by K-子 (2010-05-22 10:08)
ずいぶん、遠くまで行って来られましたね~(@@)
私は、金沢に行った時、能登まで行きたかったけれど、その距離に諦めた人です(^^;
それにしても、雰囲気のある松ですね。
太平洋側ではあまり見られない姿な気がします。
冬だと、ほんと寒くて辛そうですが、屏風に描かれている風景に近い景色が見られそうですね。
それにしても、行動力にいつもびっくりです!
by ありんこ (2010-05-22 22:17)
>K-子さん
我ながらアホな動機だな〜と思いながらも行ってしまいました。
しかも、実際行ってみたらガッカリな場所だった…なんて可能性もあるわけで
ちょっとした賭けでしたよ(^^;ゞ。
でも、まぁまぁな感じで良かったです。
再び金沢方面に行くチャンスがあったら
今度は七尾の方まで行ってみたいと思います。
(松はないかもだけど)。
>ありんさこん
遠いかなぁ?…と思って、地図の縮尺をどんどん小さくしてったら
確かに結構遠いね(笑)。
でも特急に乗って30分強なんですよ。
千里浜なんてまだまだ能登の入り口って感じだから
いつか、もっと先っちょの方にも行ってみたいものです。
ホント、冬に行ったらある意味自殺行為のような気もしますが
もっと幻想的な風景が見られるかも知れませんね。
行動力ビックリですか?。
でも、その行動力がいつも微妙にヘンな方向に向いてる気がするのは
気のせいでしょうか・・・(爆)。
by 梅屋千年堂 (2010-05-23 01:57)