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THE ALFEE@広島初日《本編編》 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2010 『新世界 -Neo Universe-』
広島市文化交流会館・初日 本編の巻

5/19 1:00 かな〜りの手抜き感は否めませんがUPしました。
ネタバレ指数54

久々の広島2days。
いったいいつぶりだろうかと、過去の記事を見てみたところ
最後に二日間とも参加したのは2008年の春だった。
なんだ、たったの2年ぶりだったか(^o^;。
なんだかもっとずーーーーっと1日しか参加してなかった気がしてた。

もとい、この日は11時起床。
本当はもうちょっと早起きするつもりだったが
前日明け方までCyclopedia Boxの特典CDを聴いてしまったもんで
こんな時間になってしまった。

前日から仕込んでおいた朝食をパパッと食べ
身支度をササッと整え、広電に乗って宮島口へ。
大好きな《おきな堂》のもみじ饅頭と、
以前から気になっていたお隣のパン屋さんでパンを買い
そそくさと広島市内に戻ってきた。
(おそらく宮島口滞在時間は15分程度かと…^o^;)。

原爆ドーム前で広電を降りて、川っぺりを散歩しながらホテルに帰り
さっき買ったパンで腹拵えして、同じホテルに泊まっている友達と共に
会場へ向かった。

会場と言えば・・・いつの間にか名前が変わっていてビックリ。
今までは広島厚生年金会館だったのだけど
今回から広島市文化交流会館という名前になった。
広島市が厚生年金会館を取得して、
現在ネーミングライツ大募集したらしい・・・が、
応募期限までに応募がなく現在再募集を検討中だとか?(^^;。

開場時間のちょっと前に会館に到着し、入場列に並ぶ。
中に入ったらグッズ売り場に直行。
本日より発売の、ツアートラックのミニカーとSoy Universeを買う。
minicar.jpg
しっかし…このSoy Universeの箱ってホントに嵩張る(-_-;。
今回、他の広島土産と一緒に宅急便で送っちゃおうと思って買ったけど
持ってきた紙袋にもしっくり収まらないし
宅配用の段ボールの中でも収まりが悪くてマイッてしまった。

本日の座席:2階2列30番台。
真ん中よりもやや左寄りといった感じだろうか。
思っていたよりも全然ステージが近い。
もしかしたら金テープも飛んでくるんじゃないか?と思えるほどだ。
(まぁ実際は2階最前列くらいまでしか飛んでこなかったワケだが)。

1ベル(というかブザー)が鳴った時間は憶えていないが
おそらくそんなに押したというイメージはないから
多分18時前後だったのではないかと思われる。

そうこうしているうちに、BGMで流れていたTHE ALFEE CLASSICSが
フッと鳴り止み、場内暗転。いつものSE。
球体フレームの中に、姿を現した3人。衣装はいつもとおんなじだ。
王子のポーズは《両手を腰に》(笑)。

1曲目はもちろん“Shadow of Kingdom”
なんでこの曲には、いきなりペルセウスやアンドロメダが登場するんだろう
なんてことを考えながら「Flash!!」とか「Crash!!」で拳を挙げる。

2曲目、“Masquerade Love”
ちょっと前から思っていたんだけど、
最後の♪What Is My Love, The End of The Wor〜ldの
♪Wor〜ld部分の、王子の若干投げやりな歌い方が最近ちょっとツボ。
♪Wor〜ld↓って、ちょっと下がっていく感じ(わかってもらえますかね?^^;)。

“Masquerade Love”が終わると、ここで太郎さんのドラムソロ。
ぬぬっ、てことは今日は“AMERICAN DREAM”か!。
そして熱いドラムソロを繰り広げる太郎さんを観ていたら・・・
髪が伸びてる(・o・)。
いや、伸びてると言ったって、まだまだ短いのだけど
頭が黒々としていて地肌が見えない。
このまま伸ばすつもりなんだろうか。
もし太郎さんが、長谷川くんのようになったら・・・(いや、それはないか^o^;)。

“AMERICAN DREAM”では、
幸ちゃんと王子がそれぞで花道に行くわけなんだけど
1コーラス目では比較的長い時間(ほぼ丸々1コーラス分)
右側の花道にいる王子だが、
2コーラス目は歌の途中から左側の花道へ行き、
しかもそのあと間奏を弾かなければならないので
わりとそそくさと自分の定位置に戻ってしまう。
なんかちょっと不公平だなぁ(笑)。

と、言いつつ、急ぎ足で定位置にもどり
間奏の直前で足元のボリュームペダルを「えいやっ!」と踏み込むその姿は
実を言うとナニゲにツボだ。

ここで幸ちゃんの短いMC。

幸「こんばんはーっ!
  さぁ、やってまいりました!。恒例の広島2days。
  この春のツアーも今日この2日間がちょうど折り返しでございます!。
  いつも言ってますが、後ろの方のみなさん!、上の方のみなさん!も
  日頃のイヤなことを忘れて、楽しんでっていただきたいと思います!。
  この春のツアーは、ニューアルバムを引っ提げてのツアーということで
  みなさんもしっかり予習してきてくださってるんじゃないかと思います。
  その、ニューアルバムとは、全く関係ない曲をやってみたいと思います!」

というわけで、今日は“風曜日、君をつれて”
あぁ、なんか今日なんてまさに風曜日って感じの気候である。

そして“SWEAT & TEARS”
♪夢 追いかけようぜーーーー!!!
のあたりで、王子の声が聞こえなかったのは
アタシの耳がおかしかったせいだったのだろうか(^^;。
(そういうことにしておこう笑)。

エンディングのヘドバンで大いに盛り上がったあとは、幸ちゃんのMC。

幸「はい、ありがとーございます!。ありがとーございます!。
  広島のアンコールのような盛り上がりでございました。
  今日はどうもありがとうございました。アルフィーでした!。
  …ここで終わったら怒られちゃいますね」

幸「ここは、この後の曲の展開上
  このまま立ってていただいていてもいいんですが
  例によってダラダラとしたコーナーですんで、どうぞ、お座り頂いて。
  次の曲が始まった時に、立つのかどうするのか
  各自大人の判断で決めて下さい」

幸「ツアーも今日、この広島の今日と明日がちょうど折り返しということですが
  今日がこの春初日って方はいらっしゃいますかー?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「地元の方でしょうかね。
  みなさん、首を長くして楽しみにしていてくれたと信じてますが…
  楽しみにしてなかった人がいたとしたら、
  それはちょっとガッカリですが(笑)」

幸「ゴールデン・ウィークには倉敷でやったりしましたから
  倉敷行った!って方もいらっしゃるかも知れませんね。
  倉敷行っちゃった!って方−!」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「近いもんね。って、近くはないか。
  倉敷と広島が近いっていう感覚が
  もう、なんていうか麻痺しちゃってるよね(笑)」

幸ちゃんが「近いもんね」と言った時に
なんの違和感も感じなかったアタシも、相当麻痺しているらしい…(・o・;)。

幸「今日がアルフィーのコンサート、
  生まれて初めてって方はいらっしゃいますかー。
  あ、そうですか、初めてで2列目で、通路から2番目。いいところですね〜。
  いつも言ってますが、初めての方は…
  アルフィーにいいイメージを持っていらっしゃってると思います。
  それが、この後2時間後、3時間後には脆くも崩れ…(笑)」

幸「今回はニューアルバムを引っ提げてのツアーですから
  みなさんもう3週間も4週間も予習してきて下さってると思います。
  予習してくるの忘れたって方は、復習で結構ですんでハイ、
  ロビーの方で(CDを)売ってますから(笑)」

幸「ここでは、影響を受けたアーティストについて話してるんですが
  僕なんかはラジオで話したりしてたりしますけど
  僕は4つ上の兄貴の影響で、ビートルズだとかベンチャーズっていう
  エレキに憧れまして、
  例えば(…と話ながら、さりげなく足元のボリュームペダルを踏む)
  こういうのとか、こういうのとか、こういうの。
  (↑“パイプライン”その他、ベンチャーズの曲を一部即興演奏)
  それでエレキギターに憧れてたんですが
  当時はエレキと言ったら不良の代名詞ですから、
  不良の!(と、王子の立ち位置をチラ見)。
  大人にとっては敵みたいなもんですから
  酒屋の次男坊がエレキなんて持つわけにいかねぇってんで
  エレキギターは買ってもらえませんでした」

幸「僕は小学校卒業するときは139cmでしたから…何よ?
  …その時と比べたら伸びたでしょ?。
  一時はどうなることかと思いましたけど(笑)
  体がちっちゃかったんで、小学校の時はウクレレを弾いてまして
  それで、中学に入ってから兄貴と一緒に銀座のヤマハに行って
  フォークギターを買いました」

幸「そうしたら、今度は日本のフォークソングを聴くようになりまして、
  最初にハマったのがフォーク・クルセダーズ。
  面白いなぁ!と思いまして。
  それが後々、フォーク・クルセダーズのメンバーに加えていただくことになりまして。
  スゴイよね。
  だって高見沢がツェッペリンのメンバーになるようなもんですから」

幸「それで高校に入ってから吉田拓郎さんに出会いまして
  ♪ジャンジャカ…(←“イメージの詩”のイントロ)、これですよ。
  あ、吉田拓郎さんは僕のためにこの曲を書いてくれたんだ!と思いましたね。
  もう吉田拓郎さんは僕の青春でしたから。…本人に会うまでは(笑)。
  それが今では、一緒にオールナイト・ニッポンをやってる仲ですから。
  広島はネットしてないのかな?。山口の方から聞こえる?。
  ニッポン放送入らない?。
  まぁ聴けてる人と、聴けない人といらっしゃるでしょうけど
  非常に音楽的な番組でございますんで(笑)
  聴ける方は是非聴いてみていただきたいと思いますけど
  その拓郎さんとは今やメル友ですからね。
  わからないでしょ?、人生って」。

幸「それで高校に入って桜井と知り合って、
  桜井とハモりたいってんで、サイモン&ガーファンクルの
  ポール・サイモンのパートを一生懸命コピーして。
  桜井は本当にいい声してましたからねー。
  大人っぽい声と顔(笑)。高校生離れした顔してました!」

幸「それで大学に入ってからは、高見沢と知り合って、
  僕の中でちょうど抜け落ちてた洋楽をいろいろ教えてもらったりなんかして
  プログレッシブ・ロック…キング・クリムゾンだとか
  エマーソン・レイク・アンド・パーマーとか。
  パーマンじゃないですよ、パーマン2号はサルですから。
  サルはいませんから(笑)」

幸「それで僕の方からは、高見沢に日本のフォーク、
  加川良さんとか高田渡さんを聴かせたりして。
  それで学校行くときに銀座のハンターっていう中古レコード屋さんに寄って
  二人でこうやって(LPレコードをシャカシャカと探すジェスチャ)
  レコード探したりなんかして、二人で情報交換したりしてました。
  その間、桜井は貯金をしていたという(笑)。
  …それでは、貯金が青春だった方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手でお迎え下さい!。桜井さーーーん!!!。

ステージ下手より、桜井さん登場。
客席に向かって、深々とお辞儀をする。

桜「ようこそいらっしゃいました・・・」
幸「桜井さんは最初はグループサウンズですよね」
桜「そうですね、ワタシはブルーコメッツでした」
幸「背広に七三!。格好悪かったよねー。
  それで桜井さんも七三に憧れてたの?」
桜「そうですね、坊主でしたから。
  こ〜いう長いのには憧れませんでした。
  あそこまで行くには10年くらいかかるだろうと思ってましたから」

ここでだったか。アデランスのCMの話になったのは・・・。
どういう展開でだったかはもはや忘れてしまったが、

幸「でもあれって、わざと剃ってるんでしょ?」
桜「そうですよー。今度(アルフィーの)3人でやったらどうですかね」
幸「アデランスは誰でしょう?って?(笑)」
桜「でも当てられちゃった日にゃぁ〜・・・(笑)」
幸「・・・(笑)」
 
そのCM観てみたいような、観てみたくないような(^^;。

桜「ワタシは別に見た目はどうでもいいんです」
幸「実力ですね」
桜「ジャッキー吉川さんのドラムが大好きで」
幸「当時の2大ドラマーっていえば、ジャッキー吉川さんと
  スパイダースの田辺昭知さんでしたからね。
  桜井さんはジャッキーさんの方が好きだったんだけど
  自分が入った事務所は田辺さんの方だったっていう(笑)」
桜「あの時は複雑でしたねー」
幸「言えないもんな、ジャッキーさんのファンだったなんて」
桜「言えませんよ!。灰皿飛んできますから」
幸「(ドラムの)スティックが飛んできますよ」

幸「桜井さんちの方は電波はちゃんと行ってたんですかね。
  ちょっと遅れたりしてなかったんですか?、3年くらい」
桜「何を言ってるんですか。電波は地球の裏側まで行くんですよ」
幸「メキシコシティですかね」
桜「ブラジルです」

桜「もう、当時はエアチェックなんていうと大変だったんですから!。
  ちゃんと入ってたかなーと思うと、突然ウニャウニャウニャ〜ってなっちゃって。
  それでこーやって向きを変えたりしてやっと聞こえたと思ったら
  隣に国の『△%&@#×◎〜(ハングル語)』なんていうのが聞こえてきて。
  そっちの方が電波が強いってどーゆーことだ?!って」
  だから東京出てきて何が良かったって、
  ラジオがちゃんと入るのが良かったですね」

桜「うちの方なんて、隣の床屋さんがドライヤー使うと
  テレビが映らなくなっちゃってたんだから!。
  子供の頃、『柔』っていう番組があったんだけど
  美空ひばりさんが歌を歌ってたヤツで。
  それを家族みんなでこーやって(テレビ囲んで)観てるんだけど
  必ず、いいところでザーッて映らなくなるんだよ!」

このちょっとした昔話が、
今日このあとずーーーっと尾を引くことになろうとは・・・(笑)。

そういば、幸ちゃんが頼みもしないのになんでも演奏してくれる、
みたいな話もしてたっけ。
そんな幸ちゃんを、

桜「横森良造さんかと思ったよ」
幸「知らないよね」
客「知ってる−」
桜「正直でよろしい」

アタシもしっかり知ってたりする(^^;。
横森良造氏と言えば、日本のアコーディオン奏者の第一人者と言っていいだろう。
この人は凄かったよ〜。
何がスゴイって、NHKののど自慢なんかで
どんなに音痴な人が出てきても、その人のキーに合わせて
どんどん転調しちゃうんだから。
子供ながらに「このおじさんスゴイ!!!」と思ったもんだ。
今思えば、確かに幸ちゃんに近いものがあるかもね。

が、今回一緒に参加した友人達(アタシより4つ以上年下)が
横森良造氏を殆ど知らなかった、というのもちょっとした衝撃だった(^^;。


幸「それでグループサウンズから洋楽に行くんですよね」
桜「当時のグループサウンズって、結局洋楽の影響を受けてるじゃないですか。
  そっちを聴けば、当然『あ、こっちの方がいいや』ってなりますよね」

幸「桜井はツェッペリンのコンサートも行ってますからね」
桜「ハイ、行きました。もうこの世のモノとは思えませんでした。
  武道館が2cm動いたんですから!」
幸「それじゃ、その話の続きはまた明日ということで」
客「ええええーーー!!!」
桜「え…?。…そこまでで終わりなんですけど(^^;」

どう考えたって、律儀に明日この話の続きをしたりしないよね〜と思ってたら
ちゃんと二日目にはこの話の続きが出てきたのであった。

幸「それでは、ツェッペリンに影響されたこの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手でお迎え下さい!。高見沢さーーーん!!!」

幸「高見沢もグループサウンズ聴いてたんでしょ?」
高「聴いてましたよ。それで最近ここでこういう話をするじゃないか。
  だから家に帰ってレコード探してみたんだよ」
幸「結構、誰も知らないようなの持ってますからね−」
高「いろいろありましたよ。アダムスとか。
  アダムスっていうのは旧約聖書の歌を歌ってたんです。
  イントロが長くてね。30秒あったんです。
  当時は30秒でも長かったんですよ。
  30秒で長いんじゃ今のアルフィーはどうなっちゃうんだ?!(笑)。
  あとはビーバーズとか、バロネッツとかありましたね」
幸「小学生のお小遣いでそういうの買ってたの?」
高「西川口のレコード屋さんに、結構そういうのがあったんですよ」

そう、アタシも常々それは不思議に思っていた。
小学生がなけなしのお小遣いで、
本当にそんなマニアックなGSのレコードを買っていたのかと。

ここで万引きのジェスチャをする桜井さん(^^;。

高「何を言ってるんですか!!!(怒)。
  僕は親は教師ですよ?!。教師の息子がそんなことするわけないでしょう!」

高「当時は分かりやすいのが好きだったんだよ。
  日本のフォークってなんか難しいじゃないか。
  分かりやすいのが好きだったんだよね。
  『あなたが好き』『僕も好き』『良かったね』みたいな。
  それで、みんな夢のお城に住んでるんですよ(笑)。
  衣装も、男のクセにタイツ穿いて、フリルのついたの着たりして。
  そんな感じで完全にヨーロピアンスタイルなんですけど
  顔は和風っていうね。
  このギャップが子供ながらに面白かったですねー」

男のクセにタイツ穿いてフリルのシャツ着てるのは
どちらかというとちょっと「わかりにくい」と思うのだが…(^^;。

幸「今のヴィジュアル系は、ちゃんとメイクとかもしてるもんな」
高「海外でもウケてますからね。
  あ、逆に顔だけ和風な感じで行ったらそれもウケるかも知れないな」

ここで、いきなり話題が変わる。

高「それより、桜井。ドライヤーでテレビが映らなくなっちゃってたの?。
  それ初めて聞いた!。
  おまえとは付き合い長いけど、まだまだ知らないことって出てくるんだなー!
  水臭いじゃないかー、面白い話なのに」

その後、何度も何度も
《ドライヤー→テレビがザーッ!》のジェスチャを繰り返して喜ぶ王子。

桜「おまえ、いつまで笑ってんだよ?!(▼▼メ)」
高「桜井、こんど歌作れよ。
  ♪『柔』を観てたらテレビが見えない〜
    それは隣の床屋さんがドライヤーを使っているから〜…」

王子、相当ドライヤーネタが気に入ってしまったらしい。


幸「そうやって、レコード交換したり、貸したり借りたりしながら
  同じような音楽を聴いてきてたんですね。
  それでは、ここは3人とも影響された、ビートルズのナンバーを
  やってみたいと思います。
  “Ticket to Ride[涙の乗車券]”

《大人の判断》で立ち上がる(笑)。

王子のギターは2ハムの黒いレスポール・カスタム。
そして次の“リバプールから遠く離れて”でも
ギター交換したと思ったら、またまた2ハムの黒いレスポール・カスタム。
うーん、このあたりのこだわりというのは一体どういうことなんだ?。
いったいこの2台のギターの間にどんな違いがあるというのだろう。
ワカラン。
…これは違いのわかる男・高見沢俊彦にしかわからないのかも???。

“初恋の嵐 〜Love Hurricane”
ここでは'58年製の3ハムのカスタム。
もうこのギターが出てくるってだけで、テンションが上がってしまう。
ツアー通してずーっとこれで行ってもらいたいものである。

“ONE”のあとは王子のMC。

高「ハイ、どーもありがとー!。
  月日の経つのは早いもので、今年ももう5月になりました。
  ホンットに早ぇーよな!。
  今年に入っていろんなことをやってるってこともありますが。
  …いろんなバンドをやっています。
  堂本ブラザースバンドもそうだし、あとは加山さんのヤンチャーズ、
  それとFANTA BANDなんていうのもありますね。
  これはCMだけですけど」

高「CMっていうのは影響力が凄いですね。
  誰に対する影響力かって、家族に対する影響力。
  こないだ、電話したらお袋が出たんですけど
  『笑っていいとも』に出た次の日だったんですよ。
  そうしたら、なんか驚いてるんですね。
  本当に驚いてて、『あんた、新しいバンド作ったの?』って。
  『あぁ、あれはCM、CM…』って言ったんですけど
  『お母さん…アルフィーやればいいのに〜』・・・やってるよ!!!(^"^;。
  『それにあんな変な髪型しちゃって…』・・・同じだよ!!!(^"^;。
  違って見えるんでしょうね、こんなこと(『合成着色料ナシで〜』のポーズ)したり
  こんなこと(ゴクゴクとファンタをラッパ飲みするポーズ)したりしてると…。
  そのへんが、どうも理解できないらしいんですけどねー(笑)」

変な髪型とは…(^^;。久美子ママ、ナイスツッコミ(笑)。

高「アルフィーは、去年無事に35周年を迎えまして、今年が36年目。
  今年に入って一番の出来事と言えば、やはり、ニューアルバムを出したこと!。
  お陰様で、第4位になりました!」

高「35年間、メンバーチェンジもせずに続けてきたバンドというのは
  世界中を見ても、例がない!。
  いいですか、ここからが大事です!(笑)。
  しかも、一度も活動休止もせず、毎年毎年ツアーを続けて
  シングルやアルバムを出し続けているバンドは
  世界中を見ても、他にありません!。
  これはもう奇跡です!。みなさんは今、奇跡を見てるんですよ!」

高「ということは、これから僕らは誰も行ったことのない道を…
  海を行くわけです。コロンブスと一緒だよな。
  何があるかわからない。
  インドに行けるかな〜と思ったら、アメリカ大陸だった!。
  それも後からわかるという。そういうこともあるよな。
  テレビを観ていたら、突然ザーッと映らなくなって
  それは隣の床屋さんがドライヤーを使ってたからだ、とか(笑)」
  …奇跡がピンクのスーツを着ていますが…。
  どうですか?!(と桜井さんに振る)」
桜「おっまえ、まだ引っ張るのかよ?!。しつこいヤツだなー!。
  それ以上言うと、明日オレもスカッドミサイル打ち込むぞ!
  …あ、ドライヤーいっぱいありますから送ってこないで下さいね!」
高「そうだよね、欲しいのはドライヤーじゃなくて
  ドライヤーを使っても落ちない電気だよね!」

もうこの話題のせいで、ホテルの部屋でドライヤー観るたびに
ニヤニヤしてしまったではないか。
しかしまぁ、事実ドライヤーってのはかなりの電気を食うのであって
GW大遠征で泊まったとあるホテルでは
「ドライヤーを《強》で使用しないでください。ヒューズが落ちることがあります」
なんて注意書きが書いてあって
「えええええーーー( ̄口 ̄;)」
なんて思ったし、他のホテルでも
「ドライヤーを使用する際は、ポットやズボンプレッサーとの併用はお避け下さい」
なんて買いてあるところもあった。

だから仕方がないのである。
秩父の桜井家のテレビが映らなくなったって。

話が逸れた。
・・・もとい、

今日に限らず、王子のMC中によくある風景だけれども、
桜井さんが後ろの方で何か小ネタを展開していて
オーディエンスが笑っていても、桜井さんの方は見向きもせずに
スルーして喋り続けるという場面が多々ある。
いつも思うんだけど、この王子のスルーっぷりがある意味スゴイと
毎回感心してしまう(笑)。

高「そういうわけで、『新世界』というタイトルになったわけですが、
  さぁ、いいですか、行きますよ!。
  それでは、そのニューアルバムの中から
  “新世界を越えて~Neo Universe PART III”

いつもここでは、アルバムジャケットと同じデザインのギターを使用するのだけど
今日は珍しく違うギターだった(ESP・M-II CTMだったかなぁ?)。
新しいギターが出てきたのは、
次の“Zipangu”からだっただろうか。
でもって、“春の嵐”もESP・M-II CTM。
なんだ〜、'58年製のカスタムじゃないのか〜。ちょっとガッカリ。
明日に期待だ!(…でも二日目も'58年製カスタムではなかったのである)。

“LAST OF EDEN~Neo Universe PARTII”では
サビでナニゲに王子がオーディエンスに拳を要求しているように見えた。
これは「演奏に余裕が出てきた」と見ていいのだろうか(^o^;。
しかし、この曲を真剣かつ一生懸命演奏しているステージ上の5人の姿は
本当にカッコイイ。この緊張感がたまらない。

“君に逢ったのはいつだろう”では
ラストの
♪いつーーだろぉーーーーーーーーーーーー
の「ぉーーーーーーーーーーーー」がだんだん擦れ気味になっていくのが
ドキドキしたが、なんだかそこが格好良かった。

本編ラストは“Neo Universe PARTI”
イントロの曲調が変わる直前での、
王子のピックスクラッチを聴く(観る)のが、実は毎回楽しみ。

でもって、演奏が終わった後に流れる
この曲のSEがまたとてつもなく大仰で良い。

いやー、なんだかあっと言う間に本編が終わってしまった。
初日の川口の時は結構長く感じたんだけどな。


《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
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コメント 5

RAY

遠征お疲れ様でした。
ツアートラックーミニカー!欲しいよぉぉ。
途中発売だなんてしどいわ~。・゚・(ノД`)・゚・。

通販ででないかな~初物だと出なさそうだな~。
by RAY (2010-05-19 00:55) 

シオン

ドライヤーネタを引っ張る王子。
そうとう気に入ったのでしょうね。
笑えました。
by シオン (2010-05-19 08:35) 

ゆき

はじめまして。
レポ、楽しく拝見しつつも(ほんとにいつも楽しく、「そうそう」と勝手に
相槌をうちつつ…)、ご挨拶するのをためらっていました。。。

私は、2006年秋のツアーに初めて参加しました。
それから毎ツアー参加していますが、その時はただ「楽しいから」
といった感じでの参加でしたが、去年の夏イベに最初で最後の
参加をしてから、アルフィーがめちゃ好きになりました!?

そんなわけでそれから、アルフィーに関するブログにおじゃまするようになり、
梅屋千年堂様のところにもおじゃましていました…
(ごあいさつが遅れて申し訳ありません<m(__)m>)

そんな無礼者がなぜいきなりコメント、となったかといいますと…
私、初めて地元以外に大遠征したのです!!
そう、広島初日です!
そして、このレポを拝見し、ここはお知らせしたいと。

『“SWEAT & TEARS”。
♪夢 追いかけようぜーーーー!!!
のあたりで、王子の声が聞こえなかったのは
アタシの耳がおかしかったせいだったのだろうか(^^;。
(そういうことにしておこう笑)。』

いえいえ違います!!
私、1階10列の王子の定位置ほぼ前あたりでした。
この部分、どうやら歌詞が詰まってしまったのか、はたまた
忘れたのかとにかく、王子はいたずらっ子のような表情で、
ちょっと舌を(ペロリとまではいきませんが)出して、「ウエー」
と子供が言いながら顔をふる?、表現力が乏しくすみませんが、
たぶん梅屋千年堂様なら想像がつくのではないでしょうか、
そんな顔してごまかしてました、堂々と。
というか、「あーわかんなくなっちゃった、へへ~ん」みたいな感じでした。

そんな表情に「きゃ~かわいい」と、冷静に考えれば50過ぎの、王子の
MCでいうと、『あと4年で還暦』のおっさんをつかまえて、喜んでる私(-_-;)

それにしても、土地柄でしょうか、盛り上がりというか雰囲気というか、
違うものですね。
今ツアーはもう無理っぽいですが、秋のツアーはまたどこかに
遠征してみたいと思いました。

と、いきなりの超長文で大変失礼しました。
またちょくちょくおじゃまするかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに…私は、アルフィーネタだけではなく、旅のお話とか、
映画、写真などのお話も楽しみにしています♪
それでは、アンコール編のUPを心待ちにしています…
by ゆき (2010-05-19 22:19) 

梅屋千年堂

>RAYさん
以前も、ツアー途中でチョロQが発売になったことがありましたね。
(確か福岡で買った記憶が・・・)。
なんでツアー途中からなんでしょうか。
製作が間に合わなかったか、
あるいはツアー後半の動員の活性化を図るため???(こ…姑息な…超小声)。

そんなわけで昨夜のメールの通りなので、楽しみにしててくださいね。



>シオンさん
まさかアンコールでホンモノのドライヤーまで持ち出してくるとは(爆)。
よっぽど王子のツボにハマっちゃったんでしょうね。
忘れた頃に、またこのネタを持ち出してきそうな気がします(^^;。

by 梅屋千年堂 (2010-05-20 01:22) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
はじめまして。ようこそいらっしゃいました♪。
“SWEAT & TEARS”はやっぱりそういうことになっていたんですね(笑)。
しかし、なんでよりによって
ガーッと盛り上がるあの場面で…
あの曲の歌詞の中で一番大事な部分であるあの場面で…
まぁそこが我らが高見沢王子ってことで(笑)。

広島は特に盛り上がるようです。
アタシも広島に参加し始めたのはここ5〜6年の話です。
友人達から「物凄く盛り上がるんだから騙されたと思って参加してみろ」と
激しく薦められ広島を訪れたのですが
いやはや噂通りの熱いノリで、すっかり病み付きになりました。

アルフィーネタ以外も見て下さっているとは嬉しい限りです。
また気軽にコメントしにいらしてくださいね。

by 梅屋千年堂 (2010-05-20 01:22) 

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