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彩色立面図に見る日本の近代建築 [EXHIBITION]

昨日、横浜美術館で『ポンペイ展』を観た後、
神奈川県立歴史博物館もハシゴした。

そこで現在行われている特別展が
『彩色立面図に見る日本の近代建築 -銀行・オフィスビルから邸宅まで-』で
前期の3月28日までの展示が【神奈川県編】となっている。
(後期は4/3(土)〜5/9(日)【後期 銀行建築編】)。

横浜開港以降、横浜を中心として神奈川県内に建てられた近代洋風建築。
横浜在住の建築家・岡義男氏が描いた彩色立面図をメインに
当時の竣工写真や模型などが80点余り展示されている。

岡義男氏の彩色立面図は、
マリンタワーや、ランドマークタワーなどの土産物コーナーで
ポストカードとして販売されているので
目にしたことがある人も多いのではないだろうか。

歴史的建築物を、真正面からペターンとした感じで捉えて
整然と、そして精緻に描かれた彩色立面図は
資料であると同時にアートであって、
額装して部屋に飾りたくなるくらいステキなのだ。

山手の洋館などの立面図もあるのだけど
真正面から見ると随分イメージが違うなぁ(^^;とか
普段何気なく通り過ぎていたビルの低層階が
実は歴史的建造物だったりとか、新たな発見が続々。

それに付随する形で、
竣工当時のモノクロ写真や彩色写真も展示されているのだけど
今は交通量も多く、周辺にもギッシリといろんな建築物がひしめく場所も
その当時は周りに何にもなく、道路も舗装されてなかったり、
馬車が走っていたりで、見ていて面白い。

連休の最終日、みなとみらい周辺は物凄い人でごった返していたが
この県立歴史博物館の中は別世界のように静かであった。
もちろんアタシ以外にも何組かの来館者がいたけれど
休日ですらこの状態では、平日ならほとんど貸切状態かもね(^o^;。

そしてこんなに地味な博物館にも、
しっかりミュージアムショップは存在する。
今回の展示の図録が、¥1,000という値段の割に内容充実で
モンドリアン風の表紙も綺麗だったので思わず買ってしまった。
07_kindaikenchiku.jpg


神奈川県立歴史博物館






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《オマケ》
Yeah〜!!!明日はどうやら雨らしい。
新調した傘とレインコートでテンション上げて通勤するぜイェ〜イヽ(^。^)丿。
raincoat.jpg
3/24追記:あまりの寒さにレインコートは却下。
ダウンのコートという真冬の出で立ちが採用された(-_-;。
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