SSブログ

THE ALFEE@大阪城ファイナル《本編編》 [┣ '09 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE 35th Anniversary 2009 『My Truth』
大阪城ファイナル 本編の巻

12/30 20:13 UPしました。
ネタバレ指数73

いよいよファイナル。ついにファイナル。

仕事の方も昨日で年内の業務を全て終え、開放感120%で大阪へ向かう。
もはや大阪ではそれほど「観光するぞ!」とか「◯◯を食うぞ!」とか
そういう意気込みはないので、13時過ぎに大阪へ到着するように
のんびりと家を出た。
しかしのんびり気分を味わえたのは、
地元最寄り駅から新横浜へ向かう地下鉄に乗っている間だけで
新横浜、新幹線の車内、新大阪・大阪ともに、ものすごい人でごった返しており、
毎年のことながらなんだか歩いているだけで疲れてしまった。

ホテルのチェックインは14時から。
30分ほど時間があるので京橋まで行き、IMPの最上階レストランに
ランチタイムのL.O.ギリギリに飛び込んで
外の景色を眺めながら、これまた焦って食事。
(だって、14:30で一旦閉店って言うもんで・・・^^;)。

新幹線の車内で駅弁を食べた上に、
更にしっかりランチまで食べてしまい、かなりお腹がパツパツになったので
 IMPから桜ノ宮まで散歩しようと思い、殆ど勘で歩き出したところ
案の定やっぱり軽く迷子に(^^;(^^;(^^;。
桜ノ宮へ行きたかったのに、辿り着いた駅は何故か天満橋・・・_| ̄|◯。
仕方ないので京阪線で京橋まで戻り、そこから大阪駅へ戻った。
一体何をやってるんだか。

ホテルで小一時間休憩し、17時に再度出発。
いざ、大阪城公園へ。あたりは既にすっかり暗くなっている。
今日は買い物もないので、城ホールへ着いたらすぐさま会場内へ。

本日の座席:スタンドAブロック11列30番台。
城ホールの入り口から入ってぐるーーーっと約半周した向こう側。
あー、遠い(帰りの脱出も大変そうだ・・・)。
ようやくスタンドAブロックに到着。
同じAでももうちょっとNブロック寄りだったら良かったのだが、
Bブロックに近い方なのでステージは結構遠い。
愛用の双眼鏡でステージを見ると、マイクスタンドが3人分視界に入る。
これは相当遠い・・・(-_-;。
その変わり、武道館と違うのは、
ステージからアリーナに向かって(短いけど)花道があることだ。
花道にメンバーが来たところでやっぱり遠いことには変わりないが、ちょっとウレシイ。


スタートは18:05くらいだっただろうか。
それまでかかっていた“Feeling Love”がフェイドアウトして、いつものSEが流れ始める。
いつものSEなんだけど、これを生で聴くのも最後かと思うとなんだか感慨深い。
バックのスクリーンは、これもいつもの映像だが、
ベールのような、波のようなものが映し出されて、
ブルーに変わったり赤に変わったりと、いろん色に変化する。

♪ヘケヘケヘ ヘケヘケヘ・・・
 タタタタ タッタララー タタタタ タッタラー
 デンデンデンデン デンデケデン! デンデンデンデン デンデケデン!

と、なにやらスゴイ擬音を並べてしまったが(笑)
ツアーに参加した方だったら、どこらへんのことだか判っていただけるだろうか???
(いや、無理か^o^;)。
このようにSEが徐々に盛り上がっていくと
スクリーンの映像も、フラッシュだったり稲光のようだったりという刺激的なものになり
だんだんと逆さ凸型が前にせり出してくる。

ガーン!で、スクリーンの後ろにメンバーのシルエット。
オーディエンスの大歓声と拳と拍手が上がる。
逆さ凸型が元の位置に戻って、再びのガーン!という音のあと、1曲目のイントロ。

それはもちろん、ツアーを通して変わることのなかった
“LONG WAY TO FREEDOM”

遠いので細かい部分はわからないが、3人の衣装は武道館の時と同じ仕様のようだ。
王子の髪はポニーテールだが、なにやらまとめて上に上げた部分の盛り方が、
いつも以上に気合いが入っているように思われる(笑)。
使用ギターは、確か赤黒のFlying-A IVだったかと思われる。
やはりファイナルともなると、相当気合いも入っている代わりに相当疲れも出ているのか
特に本編前半は王子のギターのミスタッチがやや気になった。
(ところが後半に行くに従って非常にイイ感じになっていくところが生の醍醐味)。

曲の後半で、早くも中央の花道に出てきて熱唱する王子。
この歌を歌いながら花道に出てくると
どうしても一昨年の武道館を思い出してしまう(笑)。
まぁ今回は衣装の丈も短いので、安心して見ていられたけど。

2曲目も、ツアーを通してずっと変わらなかった“夢よ急げ”

今度は桜井さんが中央の花道へ。
王子は左手の花道、幸ちゃんは右手の花道先端へ。
この三角形がまさにTHE ALFEE。
うーん、どこを観たら良いのか迷ってしまう〜(^o^;。

♪い〜くつも〜の・・・
の部分で早くも泣きそうなアタシ(^^;。
城ホールは、武道館以上に会場全体のノリを見渡せるのがいい。
(特にスタンドの上の方の場合)。
さっきから拳の波がスゴイ!。

3曲目。さぁそろそろ違う曲が出てくる頃だ。
今日はどれだ、あれか?これか?それとも・・・?。
始まったイントロは“幻想飛行”
武道館でようやく聴けて、まさかここでまた2回目も聴けるとは。
まぁ個人的には“SWINGING GENERATION”あたりでも良かったんだけど(やや小声)。

さぁ、お次は“Count Down 1999”かぁ〜?などと
勝手に予測して、腕まくりなどしてスタンバっていたところ、
始まったのはピアノのイントロで“STAR SHIP -光を求めて-”

♪ジャジャジャ ジャジャジャジャ!

で、ギターのネックを上に上げる3人。
王子のCrystal Angelは若干重そうではあるが、そこは日頃の鍛錬がモノを言う(?)。

なんだか今日はこの曲を聴きながら、高校1年の時にアルフィーにハマり、
そして高校2年の時にこの曲で王子にハマってしまったことを思い出してしまった。
白いスーツを着て、物凄い甲高い声で
Cメロを歌う《高見沢さん》(←当時はまだ王子ではなかった)は、
めちゃめちゃカッコ良かったなぁ。
もちろん今もカッコイイけど。

“星空のディスタンス”
も、もちろん変わらず演奏。

ここで幸ちゃんの挨拶代わりのMC。


幸「こんばんはーっ!。さぁ!、ついにファイナルがやってきてしまいました。
  今日はもう最後ですから、明日のことは考えず、夜中のことも考えず!(笑)
  アリーナのみなさんはもちろん!、2階スタンド!!!。
  その先っぽの方!。大阪城ホールは遠いぞ−!。
  いろんなことがあったと思いますが!、今年のヤなことを全て忘れて、
  最後まで盛り上がって頂きたいと思います!」

イヴコン同様、今日もここは“Girl”から。
桜井さんと幸ちゃんはいつものように、ステージ左側前方へ。
そしていつもだったら自分の定位置で黙々とギターを弾いている王子だが
今日は自分もステージ右手前方に。
1コーラスめのサビ直前の、
桜井さんのアヤシイ動き(笑)も、とりあえず今日で見納め。

間奏の後は、今度は幸ちゃんが中央の花道へ。
天井から、幸ちゃんにピンスポがあたり、
花道の床に映った全身の細いシルエットがまたカッコイイ。


バックのスクリーンに、赤い直線が落ちてくるような映像が映し出されて
“愛を惜しみなく”
どうしても♪夜の闇に包まれても〜の譜割がいつも気になる(^^;。
そして、ツアーが始まってからずーっと思っていたけど
ずーっと書き忘れていたこと。
後奏の後のエンディング、
♪ジャージャー ジャジャジャー ジャージャージャッ! 「Hoo↑」
という、この王子の「Hoo!」を聴くたびに
「アンタはマイケル・ジャクソンかっ(^"^;」と突っ込みたくなっていた
アタシなのであった。


ここで、再び幸ちゃんのMC。

幸「ハイ、どーもありがとーございます!。ヘイヘイ!。
  早いもので、ツアーファイナルでございます。
  始まったばっかりだと思ったら…始まったばっかじゃないですけど(笑)
  あっと言う間の3ヶ月でございました。
  あ、じゃぁここはひとつ…まだまだ先が長うございますから
  どうぞ・・・おすわり!」
客「ワン!」


幸「大阪城ホールは今日で通算39回目ですって!」
客「おおおー!」
幸「だって何年からやってんの?、'83年?」
客「'84年−!」
幸「'84年か。'84年から欠かさずやらせていただいてますからねー」

幸「今日がこの秋の初日だって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あら、そうですか。
  今日が初日でファイナルって方は通常のツアーを知らないで終わるという(笑)。
  じゃぁ今日がファイナルだって方ー!」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あ、結構いますね(笑)。
  あ、じゃぁ今日がアルフィーのコンサート生まれて初めてだって方は
  いらっしゃいますかー?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あ、いらっしゃいますねー。あ、スタンドにも。
  初めてで、そこのスタンドの最前列ですか。随分偏った見方になると思いますけど(笑)
  落ちないでくださいよ。あ、別に座っててもいいんだからね(笑)。
  どこの会場にも必ず初めての方というのがいらっしゃいますけども
  もう!、入ったら最後!。出口はございませんので」

幸「最初はどこ見ていいんだか分からないと思いますが
  いいんですよ、最初は全体を観て頂いて。
  だんだん見方がマニアックになってくると思います。
  何回も観てますと、だんだんご贔屓さんとか出来てきましてね
  その人の左手の小指の先ばっかり観たりとか、
  拝んだっていーんです(桜井さんの立ち位置の方を向いてパン!パン!と柏手)。
  また来年の春ツアーで、そういう見方をしていただければ
  いいんじゃないかと思います」

幸「何回か観たって方もいらっしゃると思いますが
  この演目でやるのも今日で最後ですから、
  それぞれみなさんの心にしまい込んでいただければと思います。
  ・・・ハイ、なんだかしんみりしたMCになってしまいましたけど(笑)
  今年のヤなことは、すべてこの方にぶつけて頂きたいと思います。
  盛大な拍手でお迎えください。桜井さーーーん!!!」

いつにも増して盛大な拍手で迎えられる桜井さん。
右・左・中央の順に丁寧に挨拶をする。

桜「いらっしゃいませ!。・・・今日はみなさん調子良さそうですね」
客「◯×@&$▲☆ーーー!!!」
桜「・・・。後で話しましょう」

幸「桜井さん、いよいよファイナルですよ」
桜「泣いても笑ってもなんて言ったりしますけど、
  つねってもくすぐっても最後ですね」
幸「なんだそりゃ(笑)」
桜「だんだんこう、この時期らしい寒さになってきますけど、
  なんかおかしいですよねぇ?」
幸「今日は・・・あったかいのか?」
桜「城ホールの廊下なんかは、結構底冷えしますからね。
  ボトム・コールドなんつって・・・底冷え」
幸「言わないと思いますけど(笑)。客席の方はどうなの?。あったかい?」
客「あったかーーい!」
幸「あったかいんだ」
桜「あったかい空気って上の方に行くんですよね?。
  そうしたら、スタンドのみなさんがこっちに向かって
  こーやれば(腕を上下に動かして扇げば)こっちの方に
  あったかい空気が来るんじゃないですかね」

幸「ところで桜井さん!。最後のチャンスです!!!。
  この秋のテーマ。もしも戻れるとしたらいつに戻りたいか!」
桜「そぉーですねぇー・・・・・・・」
幸「なんだよ、考えてないのかよ」
桜「だって毎回毎回・・・。
  あっ!そうだ!。アナタ聞くばっかりで自分のこと答えてないじゃないですか!」
幸「いーんですよ、僕は聞き手で」
桜「じゃぁ今日は幸之助ちゃんに話してもらいましょう。
  もし戻れるとしたら、いつに戻りたいか」
幸「大学の受験日(キッパリ)」
客「あぁぁ〜・・・」

幸「なんでちゃんと確認しなかったのか。なんで前の年のを見てしまったのか」
桜「だって、試験受けに行ったら自分の席に知らないヤツが座ってたんだろ?」
幸「そう」
桜「それで、自信満々で『なにやってんだよ?』ってそいつに言ったんだろ?」
幸「そう。自分が正しいと思ってるから。
  でもよく見たら・・・あ、昨日だ・・・(・o・;)。
  今でもそこに座ってたヤツの顔、憶えてるよ(笑)」

桜「でもそれ、相当ショックだったんだろ?」
幸「あぁもう2〜3ヶ月はダメだったね。誰にも言わなかったもん」
桜「そうだよ。オレはおまえの口から聞きたかった!。
  おまえのお袋さんから聞いたんだから!!。
  『まったくだからおまえはダメなんだよ!。受験日間違えたりして!』って(笑)」

桜「でもちゃんと受験してたら受かってた?」
幸「受かってた!」
桜「ホントかよ〜?」
幸「受かってた!!!。なんとでも言えるよね(笑)。
  でも、もしあそこで受かってたら高見沢と屋上(食堂?)で会ってなかったかも。
  人生ちょっとしたことで変わってきますからね。
  それでは、この方は今日はいつに戻りたいか聞いてみましょうかね。
  高見沢さーーーん!!!」

武道館で初登場したのと同じ、和柄のゴージャスな衣装。
これもなぁ、武道館2日間と、城ファイナルでしか着ないのかと思うと
なんだかちょっと勿体ないなーと思う。
(かといって、また春ツアーで使い回しされるのもヤだけど)。

高「今日はファイナルだから・・・
  今までみんなに話してなかったことを話しちゃおうかな」
客「♪ヒュ〜」
高「実は、あの試験の日、あの席に座っていたのはオレなんだ」
客「・・・・・(・o・)」

あまりにも素っ頓狂でバカバカしいウソに対して、反応の薄い客席(^^;。

幸「チガウ!。もっとショボイ顔のヤツだった!。
  それに高見沢だったら高校の時に会ってるから顔知ってるし」
桜「大体おまえ(高見沢)、受験なんかしないで入ってるだろ!」
高「あ、そっか(^o^;」

幸「高見沢さんはいつに戻りたいですか」
高「昔さー、ハタチ過ぎてお酒飲み始めた頃ってさ
  オレって酔っ払うと、ひとつのことに、こぉーー集中しちゃうんだよ。
  それで、目の前に一升瓶があって・・・」

客席からは既にクスクス笑いが・・・。

高「自分がその中に入れるような気がしてきちゃったんだよな。
  ホラ、よく船の模型がビンの中に入ってるやつとかあるじゃないか。
  あんな感じで自分が菊正宗の中に入れるような気がしてきて
  一升瓶に指を突っ込んじゃったんだ」
幸「指から入ろうとしたんだ?!(笑)」
高「でも、やっぱり無理だってことがわかって抜こうとしたら
  (ビンから指が)抜けなくなっちゃって!」

桜「それであん時、どっか行くんで急いでたんだよな。
  時間ないからオレが先に行こうとしたら
  『ちょっと待ってくれよ〜(^^;』なんて最初は余裕こいて言ってたんだけど
  だんだん『オイ、抜けねぇよ!( ̄口 ̄;)』ってなって。
  仕方ねぇから、そのまま来い!って言ったら、
  こいつビンそのまま持ってきやがって(笑)」
高「正確に言えば、あれはビンを持っていたのではありません。
  ビンを吊ってたんです(^^;(笑)」
桜「もうしょうがないから、オレが割ってやる!って言ったら
  『オイ、ちょっと待ってくれ!(焦)』ってポンッ!て抜けたんだよな」
幸「指がビビって細くなったんだ(笑)」

桜「自分の指の間接が、こういう風に太くなってることに気付いてないんだから!」
幸「バスケットやってて突き指ばっかしてたから太くなっちゃったんだよな」
桜「本人、白魚のような指だと思ってるけど・・・」
幸「実際はなに?」
桜「サンマみたいな感じなんだから」

高「だから、あの時に戻って、一升瓶に指を入れないようにしたい!」
桜「ムリムリ!。だっておまえ、それだけじゃないだろ!。
  あんなこともあるしこんなこともあるし・・・でもここじゃ言えない(笑)。
  他のことであれもこれも言い返されちゃうからな。
  あー、何にも言えなくなっちゃった」

なんだ妙な静けさが漂うステージ上。

幸「あー、誰も何も言えなくなっちゃった(笑)。
  それでは、こうやっていろんなことがあって今があるということで、
  聴いてください。“From The Past To The Future”

なんか笑える。
お互いの秘密を握り合って、最終的に誰も何も言えなくなるTHE ALFEE。
よくネタとしても話が出るけど、暴露本が出たらスゴイことになりそうだ。

次の曲では、王子が白いストラトに持ち替え、
幸ちゃんは12弦と6弦のダブルネックに。
おっ、この組み合わせは先日の武道館で観たような気が・・・( ̄ー ̄)。

♪ジャジャジャジャジャジャジャジャ・・・
 シャラララララ忘れ得ぬ〜

やった!“希望の詩(うた)”!。
また聴けるとは思わなかったので非常にウレシイ。

更に驚くべきは次の曲。
“希望の詩”が終わった後の、一瞬の沈黙のあとの

チャ〜ン・・・

というイントロ一発目のピアノとシンバルの音で秒殺。
ダァーーーー(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)。

“夢の終わりに”
イントロの一発目の音だけで泣ける曲っていうのは
アタシにはいくつかあるんだけど(^^;ゞ、これもそのうちの一つ。
あー、これはかなり嬉しい。
キーボードがただすけくんになってから、一度聴いてみたい曲の一つでもあった。
そして期待を裏切らない、流麗なプレイを魅せるただすけくん。
んん〜っ、イイっ!!!。

しかし、この曲での一番の個人的見所はやっぱり最後。転調の応酬になる後奏だ。
'05年の春ツアーの本編ラストで演奏された時のあの感じ
(あのツアーでこの曲を大好きになったと言っても過言ではない)
つまり転調を繰り返しながら延々と続く後奏がたまらなく好きなんだけど
まぁ今日はまだ本編中盤だし、あの長い後奏ギターソロは
省略されてしまうんじゃないかなと思っていたが
なんのなんの。やはり期待を裏切らないTHE ALFEE。
転調に転調を次ぐ、感動的な後奏。
思わず'05年の春ツアーの情景が脳裏をよぎる。
あー、ダメだ。まだ本編も中程だというのに目頭が熱いーーー鼻がツンとするーーー。
あまりにも予想外かつ素晴らしい“夢の終わりに”だったので
今日はもうここで本編が終わってもいい!とまで思ってしまった(^o^;。

しかし、もちろん終わる筈はなく、王子のMC。

高「ハイどーもありがとー・・・。
  “夢の終わりに”は、この秋初めて演奏しましたけど
  最初の曲っていうのは緊張するなー!(笑)。
  これは『AGES』というアルバムに入っていて、
  これも思い入れの深い曲のひとつなんですけどねー」

高「今年はライブ漬けの1年だったなーという気がします。
  春のツアーから始まって、最後の夏のイベント、
  そしてソロライブがあって、秋のツアーが始まって、
  その合間に、人生初の、フェスっていういろんな人が集まるイベントに出まして
  ああいうところっていうのは、ファンじゃない人もいますから
  言ってみればアウェーな感じなんですが、
  元祖ヴィジュアル系としては、出ないわけにはいかないだろう!ということで」

高「非常にいろんなことがあった1年でしたが
  デビュー35周年というメモリアルな年に忙しかったということは
  これはいいことだったんではなかったかと思います」

高「今年は、春は『CONFIDENCE』、秋は『My Truth』というツアーをやってきました。
  信頼があるからこそ、真実が生まれる、そんな気がします。
  テレビだったり、ラジオだったり、いろんなところでアルフィーを見ると思いますけど
  この、ステージの上にいるアルフィーこそが、真実です!」

高「もう、みんなだって(ライブに)かなりの回数来てると思うぞ?。
  年末になると、友達に会うだろ?。
  『あんた年末どこいくの?』
  『大阪でアルフィー』
  『あんた、まだやってんの?!?!』
  ・・・まだやるんです。まだまだやるんです。
  ここが、みんなと僕らの真実を確かめ合う場所ですから。
  もうここまで来たらやるしかないんだよ!。見るしかないんだよ!(笑)」

ハイワカリマシタ(・o・)。

高「このセットリスト、曲順ですけど・・・、これで演奏するのも今日で最後です。
  今日のこのファイナルも、みんなの心のハードディスクに
  録画しておいて欲しいと思います。
  それでは、永遠の真実に・・・“My Truth”

この曲も毎度毎度、このツアーで聴いてきた曲だけど
今日はなんだか特に心に染みた。

“Shining Run~輝く道に向かって~”から
“夜明けを求めて”へ。
“輝く〜”での終盤、♪これしかないと思えば・・・の部分で
今日もすかさずリストバンドを外して、ホイっ!とステージ袖に向かって投げる王子。
(やはりこれは一種のパフォーマンスなのか???地味だけど)。

“夜明け〜”では、♪めぐるきーせつー・・・
の部分の歌詞を聴きながら、きっとアタシも
季節や時代が変わっても、多分このまま一生アルフィーが好きなんだろうなぁ
なんてことを考えていた。

更に、この曲のこの部分、照明が綺麗だったなーとツアー全体を振り返る。
特に今日は城ホールなので光がいろんな方向に伸びて行くので
とっても広がりを感じる。
毎度毎度城ホールに来るたびに書いている気がするけど
縦に長く、天井も高い城ホールはホントに照明が映えると思う。
天井からメンバーを照らすピンスポもそうだし、
ステージから客席方向に伸びる照明も、長ーく伸びてとっても綺麗だ。

そして本編もいよいよ大団円。
壮大なイントロから“祈り 2009”
王子のギターはストラト。
ここまで、いわゆるヴィンテージは“My Truth”で使った
《カタチはSGだけど、実はレスポール》のみである。
果たして、間奏で出るか、あのギター。

桜井さんがピンで歌っている間に、ギターチェンジ。
すかさず双眼鏡を覗き込み、交換したギターをチェックする。
レスポールだ。ボディは黒!。ピックアップは・・・3つ。
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ。
すんませんね〜、毎度同じことでいちいち喜んで(笑)。

ファイナルでも、'58年製カスタムで“祈り”の後奏が聴けるなんて最高!。
先日買った『Mac Fan』の2月号で
王子が'54年製のレスポールJrについて
「パワーはないけど、枯れたドライなクランチの音がたまらない」と書いていたけど
この'58年製のカスタムの魅力は、まさしく《パワー》なんではないか?と
今年最後の“祈り”のGソロを聴きながら、思っていたのであった。

“Heart Of Justice 2009”
新しいアレンジになったこの曲の2コーラス目の
♪STOP STOP REVOLUTION〜・・・MAKE YOUR MIND REVOLUTION
の部分が何故かとっても好きだった。

王子の
「ジャーーーース ティーーーーース!!!」
のシャウトに続いて“On The Border”のイントロ。
うぉ〜・・・いよいよこのツアーも終わろうとしているんだ。

2コーラスめのサビ前、
王子が「Come o〜n!」と叫ぶときに、
桜井さんが右手の人差し指を立てて頭上に掲げる仕草が、地味だがカッコイイ。

3コーラスめでは、
♪Dear Jesus Christ!
の時に、ダダダダ!という音に合わせて、照明がフラッシュのように
激しく点滅するところが好きだった。

後奏のGソロの時に、スクリーンに映し出される地球の映像も
今日で最後か〜なんて思っていたらまたウルっと来た。
でまたこのGソロのチョーキングに、いちいちグッときちゃって(^^;ゞ。

いつになくウルウルしっぱなしの本編、終了。



《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

きゅう

また「心のハードディスク」に刻まれたことと思います。
王子は春のファイナルでもこのフレーズを使っていましたが気に入っているのでしょうか?

「夢の終わりに」は以前のツアーの最後に聴いてから突然「いい曲だなぁ〜」と気がついた曲です。それまではあまりライブで聴くこともなくCDのみだったのでかもしれませんが。

以前から気になっていたのですが坂崎さんの席に座ってみえた方も番号が無かったってことは…もしもどこかで「あっ!それは俺だ!」って気づいている方がいるのでしょうか?
by きゅう (2010-01-02 01:00) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
まだまだコメントとレスの応酬続行中(笑)。

心のハードディスクに「録画」という表現は初めて聴いたので
おっ、進化してる!なんて思ってしまいました。
確かに今や映像の保存はハードディスクやブルーレイが主流(?)ですからね。
(しかし「心のブルーレイ」ではなんとなく気分が出ませんね笑)。

幸ちゃんの受験日間違え事件・・・
アタシがこの話を聞いて思うのは、
やはり今50半ばになっているであろうその人も
「昔、明学の試験受けに行ったときにさ〜、
 オレに『席、違うよ』なんて言ってきたヤツがいたんだけど
 実はそいつ試験日間違えてたんだぜ〜。アホだよな−」
などと酒の席でのネタにしていたりするんだろうか…ということです(^^;。

by 梅屋千年堂 (2010-01-02 01:30) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0