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THE ALFEE@武道館二日目《本編編》 [┣ '09 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE 35th Anniversary 2009 『My Truth』
日本武道館・二日目 本編の巻

ネタバレ指数79

武道館二日目−!。即ち東京ファイナルで、関東ファイナル!。

昨日はもう午後からほとんど立ちっぱで、
いくら日頃立ち仕事で慣れているとはいえ、「疲れてない」と言ったら大嘘。
今日は買い物もないし、ゆっくり出掛けるか〜なんて思っていたが
あることを思い出した。

昨日隣の席に座っていたカップルが
買ったばかりのDVDを眺めていたのをチラ見しながら
「あれ・・・?。アタシこのDVD、持ってない気がする(-"-?」と思ったのだ。
それは去年の『RENAISSANSE』の秋ツアーのポスターがジャケットになったもの。
これって・・・なんだっけ?。
と、今朝になってオフィシャルサイトを見直してみたところ
去年のクリスマスイヴのライブDVDが、23日武道館で発売と。
わーっ、そうか!!!。
CSで見て、すっかり観た気でいたけど、セルDVDは今発売か!!!。

買わねば(・o・)。

つっても、まぁおそらくDVDに関しては完売ってことはないだろうし
通りがかりに並ばずに買えるだろう・・・と、
買い物を思い出しはしたが、結局17時に九段下に着くように家を出た。

毎年のごとく、時計塔の下で友達数人と待ち合わせ
これまた毎年恒例のプレゼント交換会。
この時期が近づいてくると、自分も「今年は何にしようかな〜」と考えを巡らせるし
友達からのプレゼントも、それぞれ趣向を凝らしていて
いつも帰宅後にそれらを開けるのが楽しみだったりするのだ。

そんなこんなで既に両手に荷物をいっぱい抱えて(^^;
2階スタンドの自分の席へ。
可能な限り、荷物を小さくまとめて椅子の下に突っ込む。
ダウンのコートも、ちっさく丸めて半透明のゴミ用ビニール袋にくるんで
これまた椅子の下に突っ込む。
なんだか我ながら、武道館ライブもいつしか夏イベ並の周到さになってきた(笑)。
そ、そりゃ20年以上も通っていれば周到にもなるか(^o^;。

本日の座席:2階東P列30番台。
チケットを友達から受け取った時に
「東か〜。通路のすぐ後ろか〜。ま、観やすそうだ」
と思っただけで、細かく座席の位置は調べなかったのだけど
いざ座ってみたら結構真横(^^;。
2年前、反対側の同じような位置になったことがあったけど
花道先端にメンバーが行っちゃうと(来ちゃうと)見切れちゃうんだよね〜_| ̄|◯。

しかしまぁ、こういう席だと普段なかなか目にすることが出来ないものを
垣間見ることが出来るという面白味もあるワケで、
今日は開演を待つ間、王子のギターがズラッと並んでいる
ステージ上手の袖を双眼鏡でじっくり観察。
'58年製のレスポール・カスタムが、すぐに取り出せるようなところに
スタンバっているのを確認し、ニヤっとほくそ笑んだりなんかして(笑)。

一緒に見るKさんとは、座席集合としていたんだけど、そのKさんがなかなか来ない。
今日は仕事が休みだから遅れずに行けそうって言ってたのになぁ。
(いつもヒヤヒヤさせてくれるよ^^;)。
そして18時ジャスト、1ベル代わりの場内アナウンスが始まった頃に
ようやくKさん到着。なんでも電車が遅れていたらしい。

ほどなくスタート!。
暗すぎ!!!ってくらいに一瞬場内が真っ暗になり
ステージ後方のスクリーンが輝き始める。
例によってズンズンと逆さ凸型が前にせり出してくるんだけど
お〜!、真横から見るとこういう動きをしていたのか〜!と新たな発見。
思っていたよりも複雑な動きをしていて驚いた。
メンバーがどこから出てくるのかも見ることが出来るかと
じっっっと暗闇に眼を凝らしてみたが、真っ暗で何もわからず。
それどころか、1回目の♪ガーン!という音と同時に
メンバーのシルエットが逆さ凸型の後ろに見えるハズなのに
ここからだと横っちょすぎて何も見えないという・・・(-_-;。

逆さ凸型が、上方に上がっていったところでようやくメンバーの姿を確認。
3人の衣装は昨日と同じと思われる。髪型も同じ。

1曲目は“LONG WAY TO FREEDOM”
昨日は後ろのスクリーンにドドーン!とメンバーの上半身が映って
客席を一気に沸かせたけれども、今日はナシ。
最初、横っちょすぎてスクリーンがちゃんと見えないのか?と思ったけど
その後の他の映像はちゃんと見えていたので、そうではなかったと思う。

続けて“夢よ急げ”
昨日の“風の詩”以来、殆ど声が出なくなってしまった桜井さんだったが
今日はすっかり(かどうかはわからないけど)回復してる模様。
一時的なものだったようで安心した。

この曲で、幸ちゃんが左、王子が右の花道へ。
案の定、王子は「音はすれども姿は見えず」・・・_| ̄|◯。
まーね。自分もかつて1階東スタンドになった時は
花道先端に来てくれたメンバーにたいそうコーフンしたものだったから
今1階東の人々がそのように大盛り上がりになっていることを思えば
仕方のないことである。

こんな時、やっぱりメンバーの姿を映してくれるスクリーンがあったらなぁと思う。

3曲目。
昨日は“AFFECTION ”だったからな、
今日はおそらく“SWINGING GENERATION”に違いあるまいと予想してたら
“幻想飛行”!!。
おー!やっと聴けた!。
てか、実はもうほとんど忘れ諦めかけてた。
最後のサビの繰り返しでダツ!ダツ!ダツ!ダツ!というリズムになる
近年のアレンジは結構好き。

そして昨日はいきなりメタルが来た4曲目。
さー、今日はなんだ?!。また別のメタルか、はたまた“ラジカル”か?!。
と思っていたら

♪ダラ ダラララ ラーラー ダララララ・・・

“Count Down 1999”
昨日とおんなじかいっ!!!(^o^;。
しかしまぁ、昨日は“ジェネダイ”が聴きたいなんて書いてしまったが
桜井さんのノドの調子がもしかしたらイマイチかも知れないことを考えたら
王子ボーカルのこの曲で正解かも???。
というか、近年のセットリストに桜井さんボーカルのメタル曲が
ほとんど入らなくなったのは、桜井さんのノドを考えてのことなんだろうかと
大きなお世話の勝手な妄想。

この曲の間奏の途中で、幸ちゃんが一瞬だけ
♪ポロン ポロン ポロン!
とアコギを爪弾く場面があるのだけど、
ここで使う小型のギターをローディーが運んでくるタイミングが
結構ギリギリだったのでちょっと驚いた。
アルフィーは、メンバーもスタッフも相当忙しい(笑)。

あ、そういやこの秋のツアーでは幸ちゃんのパーカッション・パッドのスタンドが
ずーっとカラだったけど、ついに武道館で復活か。
久々に見ると、幸ちゃんのスティック捌きは実にカッコイイ。
時々スティックを指でクルッと回す時なんざぁたまらんね。

“星空のディスタンス”のあとは
いつものように幸ちゃんの短いMC。

幸「こんばんはーーーっ!。
  ついにこの日がやってきてしまいました!。
  東京ファイナルでございます!。
  昨日も盛り上がりましたが、今日はそんなもんじゃ許しません。
  灰になるまで!!!やろうと思います!。
  アリーナのみなさん!(アリーナ「YEAHーーー!!!)
  1階のみなさん(1階席「YEAHーーー!!!)
  そして武道館名物・2階!!!((2階席「YEAHーーーー!!!!)
  誰が決めたか?!武道館名物2階席!(笑)。
  今年1年のイヤなことを全て忘れて楽しんでって頂きたいと思います!。
  ・・・今日は、この曲からだ!!!」

ということで1曲飛ばして“Girl”
なるほど。今日はこの先が長いからね。
まあ本編1曲くらい減らしても仕方あるまい。

7曲目はいつも通り“愛を惜しみなく”
・・・ここまで、王子のギターに関する記述がほとんどないことにお気付きだろうか。
というのも、再三書いているように真横から見るような席なので
いかんせん使っているギターがよく見えないのだ(-_-;。
でも印象としては、昨日と同様前半は色違いが誕生したFlying-A IV3本がメインで
“星ディス”でCrystal Angelが出てきたり、黒いストラトタイプが出てきたりと、
おそらくそんな感じだったかと思う。

そんなわけでギターはほとんど見えないが
その分、ペダル使いを余すところなく堪能できるのが今日の席( ̄ー ̄)。
ある時はボリュームペダルを「バン!」と踏み、
ある時は「にゅわ〜ん」とゆっくり踏み、
またある時はワウペダルを「わっせわっせ」と小刻みに。
なんだか横から見ていると、
結構長い時間にわたって苦しそうな体勢の時もあるのだが
それを持ち堪えているというのはやはり筋トレの成果なんだろうか。
ホント、時々有り得ないくらい後ろに反ってたり
中腰=スクワットの途中の体勢みたいになって演奏していて
なんか王子ってばスゴイ・・・(^^;。

それを言うなら、横から見ていると
桜井さんも結構前後の動きが激しいことに気付かされる。
幸ちゃんはー・・・(以下自粛^^;)

そんな動きの少ない(あ、言っちゃった)幸ちゃんのMC。

幸「はい、ありがとーございます!。ありがとーございます!。
  いやぁー1年って早いよね。
  今年もこうしてみなさんと一緒にクリスマスイヴを武道館で過ごしております。
  あ、どうぞここはひとつお座りいただいて・・・。
  ここはどうでもいいコーナーですんで、お座り頂いてまったりと・・・。
  でも、ここはここで必要なコーナーなんですよ。
  みなさんの方もね、ここでちょっと一息ついていただいたりして。
  メリハリの《メリ》のコーナーですんで。
  時期的に合ってますね、《メリ》。メリークリスマスなんつって(笑)」

幸「昨日も来た!って方いらっしゃいますかー?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あーら、大勢さんいらしていただいて。
  昨日来た方は今日はボロボロだと思いますけど(笑)。
  2階のみなさん、お元気ですか?」
客「ハーーーイ!」
幸「この、2階の広さがね、僕らをまた熱くさせるという・・・。
  じゃぁ今日がこのツアー初日だって方いらっしゃいますかー?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「それはそれはお待たせいたしました。
  今日が初日ってことは、この秋のツアーの通常の感じを
  全く知らないということですよね。
  じゃぁ、今日がファイナルだって方−!」
客「ハーイ(^o^)/(かなり多数)」
幸「あららっっ!!!。そーですか。まだ大阪もありますよ。
  じゃぁその方達は、今日観てみて、もう1本観てもいいかなって気になったら
  新幹線の切符を各自で取っていただいて。
  時期的になかなか取りづらいと思いますけど」

幸「あとはまぁ来年の春のツアーのスケジュールももう出てますんでね。
  そちらの方でまた観て頂いてもいいと思います。
  来年の話をすると桜井が笑うなんて言ったりしますけど(笑)」

と、その時だったかアリーナ席に途中入場のオーディエンスが数人ぞろぞろと。

幸「あ、いらっしゃいませ。大勢で。
  そろそろ来るんじゃないかってみんなでウワサしてました(笑)。
  大丈夫です。良いときに入っていらっしゃいました。
  ここはこんな感じでみなさんゆったりしてるところですから。
  これが緊迫した歌の途中だったりすると
  『空気読めないのか?!』なんて言われたりしますけど。
  ・・・《緊迫した歌》ってどんな歌なんでしょうね(笑)」

幸「それじゃそろそろこちらの方をお呼びしましょうか・・・。
  (また今日も突然思い出したように)あっ!
  今日がアルフィーのコンサート生まれて初めてって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あっ、いますねー。スタンドの方にもいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「それでは、初めての方も怖がらずに(笑)
  ご声援をお願いしたいと思います。千円は投げないでください。
  五千円をお願いします(笑)。
  盛大な拍手でお迎えください。桜井さーーーん!!!」

いつものように、右・左・正面に向かってお辞儀をした後に
太郎さんの出すきっかけに合わせて
(というか太郎さんが桜井さんに合わせているのだろうけど^^;)
いちいち(おかしな)ポーズをキメる桜井さん。

桜「アナタね、紹介しますって言ったら早く呼んでくださいよ!。
  紹介しますって言ってから随分長かったじゃないですか」
幸「いや、一応リサーチしとかないと。
  初めての方がどれくらいいらっしゃるのかと。
  ・・・今耳からなんか落ちましたよ?」
桜「え・・・?。これはサザエです(笑)」

と言いながら、肩に落っこちたイヤモニを耳に突っ込み直す。
  
幸「桜井さん!。桜井さんは、今年1年どんな年でしたか?。
  もう振り返ってもいいでしょう」
桜「もういいでしょうね。・・・いや、やっぱりね平凡なのが一番ですよ。
  平凡であるということがどれだけ幸せなことか・・・」
幸「ヤダ!。平凡ヤダ!」
桜「じゃぁ明星にしなさい!」
幸「月刊にして下さい(笑)。・・・ありましたねー。『明星』に『平凡』」
桜「集英社とか小学館とか。昔我々も出てましたよね」
幸「表紙になったこともありましたよね」
桜「あれで良かったんでしょうか?」
幸「拍子(表紙)抜けしちゃったりして?」
桜「ひょうし抜けってのは、表紙がないんでしょうか」

幸「ところで桜井さん!。最後のチャンスです!。
  もし一度だけ戻れるとしたらいつに戻りたいか!。
  割と近いところでどうですか?」
桜「そうですね。近いところですと、ワタシはこの春のツアーの初日に戻りたいです」
幸「初日、越谷だったっけ?。越谷だよね」
桜「終わった後、ちょっと飲んでいい気持ちになって帰ろうとしたら
  なんかに躓いて転んだんです」
幸「あー、あれ危なかったよなー!」

桜「あの日、幸之助ちゃんと一緒に帰ったんだよね」
幸「幸之助ちゃんって言わないでくれる?(^^;」
桜「幸之助ちゃんが、先に前を歩いてたんだけど
  (足元を照らす)明かりが全部幸之助ちゃんの方に行っちゃったもんだから
  ワタシの足元真っ暗になっちゃって、
  真っ暗な上にサングラスしてたもんだから
  なんか床にあったもんに躓いて、ファっと気持ちよくなったと思ったら
  次の瞬間、ダーン!って、もう焼酎から何から
  (持ってたものが)全部外に飛んでっちゃって!」

桜「でも、あれだけ転んで腰も打たず、頭も打たず・・・」
幸「あれ?、頭打ってないの?(笑)」
桜「・・・・・」
幸「頭打ったんじゃないの?。頭のネジが何本か落っこちてますよ」
桜「・・・ホントだ。カラカラ言ってる(笑)」

桜「でも、帰って靴下脱いでみたら、右足の・・・足も薬指って言うんですか?」
幸「言うだろ」
桜「右から2番目のやつ」
幸「あぁ薬指だ」
桜「大体薬指ってのは薬をつける指なんじゃぁないんですか?
  (と、足を上げて足の指で薬を付けようとする、かなり無理なジェスチャー^^;)」
幸「人差し指だって大変ですよ。アイツだ!ってやるの」

なんかかなり話が横道に逸れかけてるが・・・(^^;。

桜「足の薬指だけが(内出血)で真っ黒だったんですよ」
幸「どうしたんでしょうねー」
桜「いやぁー、打ったんじゃないですか−?」
幸「捻挫?」
桜「打撲?」

あの越谷での初日の後、桜井さんの身にそんなことが起きていたとは!!!。
今だから言える、って感じだろうか。
とにかく大事に至ってなくてヨカッタ。
初日越谷から、二日目の府中まで中5日あったというのは
不幸中の幸いだろうか。
しかし35年もの間、3人とも大怪我も大病もなくここまで来てるってのは
つくづく運の良い人達なんだろうなぁと思ったりする。
日頃の生活もそれなりに気を遣っているんだろうけど
目に見えない何かに守られてるってこともあるのかも知れない。

幸「じゃぁ桜井さんは、ツアー初日に戻って全部最初からやり直したいと」
桜「いえ、それはもういいです」
幸「いーじゃん。初日から全部、MCも一緒、間違えたとこも一緒。完コピ!」
桜「出来るもんならやってみろ!」
幸「無理だよね(^^;」

幸「それじゃそろそろもう一人の方をお呼びしましょうかね。
  この人はいつに戻りたいんでしょうか」
桜「結構この人は古ーいことにいろいろ持ってますからねー」
幸「それでは、盛大な拍手を持ってお迎え下さい!。高見沢さーーーん!!!」

昨日と同じ、和柄のゴージャスな衣装で登場。
ほほぅ、昨日は衣装も正面からしか見られなかったけど
横から見るとこんな感じなのか。
大きな襟に隠れた前身頃からサイドにかけては、綺麗な紫色だ。
背中にはなにやら赤い総(ふさ)みたいのがピラピラぶらさがっている。
草摺風の腰当ても、角度によっていろんな色に変化する。
いやー、好きだ!この衣装。

幸「ハイ、高見沢でございます。
  ・・・高見沢は見てなかったんだっけ?、桜井の大転び。
  初日の後に桜井が転んだの」
高「へぇ〜」
桜「・・・(▼▼メ)。その全然興味なさそうな返事やめてくれる?」
高「おまえ、(音楽戦士での)占いでも言われてたけど、来年気を付けろよ」
幸「(笑)!。あったあった!」
高「快楽に溺れやすいとか」
幸「あとなんだっけ。ネズミ講に気を付けるようにだ!」
桜「快楽に溺れやすいのはおまえ(高見沢)だろ?!」

自分のマイクスタンドをグルッと回して桜井さんの方に向き直って、
「そんなことはない」と怒る王子。

桜「だからってそんなにマイク回転させなくたっていいだろー!」
幸「な、なんか前のめりになってるぞ(笑)」
桜「そんなことしなくたって、坂崎の頭の上からおまえの顔見えてるぞ。
  ・・・あれ?、でもおまえ(坂崎)今日(頭髪を)盛ってるな?」
幸「え?、あ、オレ?。今日はちょっと頑張ってみた(笑)。
  (王子の方を振り返り)高見沢も、今日盛ってるね!」

今日はカメラが入ってるから頑張ってみたのだろうか、幸ちゃん。

幸「・・・高見沢さんはいつに戻りたいですか?」
高「そーだなーっ・・・昔のジャケットがあるじゃないか。シングルでもアルバムでも。
  “通り雨”とか“恋人になりたい”とかヒドイやつがあるだろ。
  そういうのを撮り直したい!。
  “通り雨”なんてさ、普段着だぜ?。撮影したの公園だし!」
幸「じゃぁ今撮り直すとしたらどんなジャケットにする?」
高「やっぱりさー、こう、雨が降っててさー・・・桜井がそこで泳いでんの」
桜「ちょっと待ってください!。ワタシ、裸ですか?!」
高「いえ、一応海パンですよ」
幸「パンイチ(=パンツ一丁)?!(笑)」
高「それで、その横で坂崎がカエルの着ぐるみ着てんの」
幸「カエルの着ぐるみ?!?!。それじゃオレじゃなくてもいいじゃん。
  棚瀬だっていいじゃん!」
高「いや、ダメだよ」
幸「体型で分かっちゃうかな。で、高見沢はどーすんの?」
高「オレ?、オレはこういう格好で立ってる(と、あの衣装で仁王立ち^^;)」
幸「!!!(爆)。桜井がパンイチで、オレがカエルで、高見沢がこの格好?!。
  すげージャケットだなー!」

幸「“恋人になりたい”はどうする?」
高「“恋人になりたい”はねー、ロンドンで撮影しよう!。
  ロンドンのピカデリーサーカスで、桜井が寅さんの格好してんの」
幸「じゃぁオレは(アフロヘアで)佐藤蛾次郎さんをやる」
桜「で、高見沢はどーすんだよ」
高「オレはこの格好で立ってる!」
桜「おまえはタコ社長だろ?」
幸「タコ社長!!!(爆)。それ、ロンドンじゃなくてもいーじゃねーか!(笑)」

タコ社長に妙にウケる幸ちゃん。
それにしても王子の想像力って一体・・・(やはりタダモノではない)。
王子が妄想するジャケットを脳内で再現したら
なにやら物凄いものが出来上がってしまった・・・(^^;。

幸「じゃぁ高見沢はジャケットを全部撮り直したいと」
桜「そんなことやったって、また10年後にはいろいろ言うんだから」
幸「それでは、そうやっていろんなことがあって今のアルフィーが・・・」

と、幸ちゃんが曲紹介を始めたが、王子が手ぶらだったので
「おっ?、今日はここで王子がギターを弾かないバラードか?、なんだろう?!」
と、一瞬期待に胸を膨らませてしまったが・・・

高「あっ!!!、オレ、ギター持ってない!
桜「オォ〜イ!!!(▼▼メ)」

なんだ。忘れてただけか(^^;。

高「(ローディーに向かって)言えよー!!!(←注:ゆえよー!!!とお読み下さい)
幸「あいつ、結構こういうこと多いんですよ。例えば・・・」

やめろー!とばかりに手を振って制止しようとするも、幸ちゃんお構いなし。
どうやら例のネタを再現するつもりらしい。
ピックを口にくわえて、“稚なくて愛を知らず”のイントロを奏でる…。
歌直前で慌ててピックを口から外して

幸「♪・・・っっスーツ〜・・・って(笑)。
  あいつピックくわえちゃったけど、どーすんのかなーって」
高「ゆえよーーー!!!」
桜「アイツ・・・!!!、バカだね〜!!!」
幸「1日中ビデオ回してたら、かなり面白いことになると思います(笑)」
  
というわけで、そんなMCから
“From The Past To The Future”
もちろん今日も、幸ちゃんはタイトルをちゃんと言えていた(笑)。

ここから“Another Way”というのも
いつもの流れ。なんだけど・・・その次がなにやらいつもと様子が違う・・・。
一瞬の静寂のあと、ただすけくんのピアノのイントロ。

“桜の実の熟する時”

予想はしていた。
だいたい武道館や城ホールは、その1年の総決算的なセットリストになって
春ツアーで演奏していた曲が突然出てきたりすることが多いので
今日あたりこの曲がくるんではないかと踏んでいた。

というように心の準備が出来ていた筈なのだが
久々に聴いた“桜の実〜”は思いの外良く・・・
「あれー、こんなにいい曲だったっけ?!」と、なんだかジワッときてしまった(ノ_<。)。

しかも、使っているギターがどうも'58年製のレスポール・カスタムらしい。
なかなかギターのボディがこっちを向かないので
ピックアップが2つなのか3つなのかイマイチよくわからないが
どうもあの野太い音がソレっぽい。
終盤でようやくチラッとボディ見えたときに、3つのピックアップを確認。
やっぱりだ( ̄ー ̄)ニヤリ。

エンディングでは、もちろんあのハート型の花びらが舞うことはないけれど
シンプルゆえに、心に響く“桜の実〜”であった。

ここで王子のMC。
キーボードの前に置かれて飲み物で喉を潤してからマイクに向かう。
客席から野太い「たかみざわーーーーっ!!!」の声援。

高「おぅ、今おまえのことを待ってたんだ!。
  ・・・えー、“桜の実の熟する時”、
  この歌もちょっと前の感じがしますけどねー。
  このツアーもいよいよ大団円という感じになってきましたが、
  今年は、春は『CONFIDENCE』、そして秋は『My Truth』というツアータイトルで
  やってきまして、いろんな真実について話をしてきました。
  立場によって真実が変わるという話もしてきましたけど
  今日は世界中がクリスマス・・・クリスマス・イヴです」

高「クリスマスの真実っていうのはなんだろう。
  大体誰もが願うことっていうのは同じだと思うんだ。
  それは幸せであったり、平和であったり。
  それぞれ家族と過ごしたり、恋人と過ごしたり、
  プレゼントを交換したりっていうのも、そうやって気持ちを伝えることですし
  僕らからはみんなに歌のプレゼントをする・・・
  無償じゃないのがちょっと心苦しいんですが(笑)。
  宗教的なこともあると思いますけど
  なんかこう、僕にとっては昔からワクワクする日なんだよね。
  ただ、子供の頃は、ものがもらえる日っていう認識しかなかったよね(笑)」

高「今でも憶えているんだけど、
  子供の頃ベトナム戦争っていうのがありまして
  戦争なんですけど、クリスマスになるとクリスマス休戦になって
  その間だけ戦争をやめようってなるんです。
  それを『へぇー、クリスマスって戦争しないんだ』って見ていて
  子供ながらに『だったら1年中クリスマスにしちゃえばいーじゃん!』と
  思っていたんですね。
  1年中クリスマスになれば、戦争もなくなるし
  毎日プレゼントがもらえるじゃないか!(笑)。
  子供ながらに、世界の平和のことも考えながら
  そこらへんの打算も忘れないというね・・・(笑)」

クリスマスイヴの武道館では、通常のコンサートのMCでは聞かれないような
王子のこうした話を聞けるのが嬉しい。
(確かに前に何度も聞いたことのある話をすることも多いけど^^;)。
別に王子は神父でも牧師でも教祖でもなんでもないワケだが
「あぁそうか、そうだよねー」と、ささやかだけど大事なことを
思い出させてくれることが多い。

そんなMCを挟んで、ツアータイトルである“My Truth”
ギターはギブゾン、SGの姿をしたレス・ポール。
(これくらい個性的なギターなら横からでも判る笑)。
そして昨日はやってなかったが、今日は
♪かな〜しみ〜に きづいて〜・・・の後でギューン!というピックスクラッチ。
あぁかっちょえぇ。

更に“Shining Run ~輝く道に向かって~”
“夜明けを求めて”と続く。
王子、まずは“Shining Run”で片方のリストバンドを、
次の“夜明けを求めて”で残りのリストバンドをステージ上手の袖に放り投げる。
この衣装のリストバンドはそんなに大きくないし
演奏に邪魔になるようにも思えないのだが・・・
これは実は新手のパフォーマンスなんだろうか(^^;。

ツアー通してずっと演奏してきた“祈り 2009”だけれども
やはりクリスマスイヴの武道館で聴く“祈り”とその後奏ギターソロは格別。

また後奏で'58年製のカスタムを使ってくれるだろうか・・・と
ナニゲにステージ上手にいるローディー三上氏に目をやると
おっ・・・早くもその手に持って準備しているのはまさしく'58年製のカスタムでは?!。
そして桜井さんがピンで歌っている間にギター交換。
ツアーが始まった頃は、この“祈り”の後奏を
このギターで聴けるとは思いもしなかった。
いやー、やっぱカッコイイ!。
今日も思わず双眼鏡でガン見してしまったが、
王子の鬼気迫る演奏にゾクゾクドキドキしてしまったよ(^^;ゞ。
本人も相当納得の行く演奏が出来たのか、
終わった後の煽り具合や、満足げな表情がいつも以上に印象的だった。

ヘヴィな“祈り”のあとは、
疾走感のある“Heart Of Justice 2009”
この曲のエンディングで、王子が

「ジャーーーーーース ティーーーーーーーーーーース・・・」

と叫んだあとに絶妙のタイミングで入る
“On The Border”のイントロがまたたまらない。

♪ダダダーン!ダーン!ダーン! ダッダダ! ダーンダーンダーン!・・・の
                       ↑ここがすっごく好き!
                        (またマニアックな^^;)。

で、これまた“祈り”同様、武道館で聴く“On The Border”は格別で!。
初日・越谷のレポで予告したとおり
やっぱり

♪グローーーーーリアス ハレルーーーーーヤーーーーーー・・・

から、後に続くギターソロで、お約束のように目頭が熱くなってしまった(ノ_<。)。


しかし、そんな感動をよそに、
今日のライブはまだまだ先があるのであった・・・。


《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》



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アンコール予告篇?!
超無理矢理再現!本日の名場面?!
saigen.jpg
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コメント 8

あかね

こんばんは。
お久しぶりです・・・。

今夜の王子の最後の方のMC。
思わず、梅屋さんの記事をその場で思い出してしまいました!
広島公演のとき、王子も足を運ばれたのでしょうね、きっと。
ああいう硬い内容のMCも、かなり新鮮でした。
DVD発売するなら収録してほしいですね。
「ここにいられる幸せ」、同感です。

そして、Myファイナルもとうとう終わってしまいました・・・。
本文UP、お待ちしています!
by あかね (2009-12-25 01:24) 

なおち

お疲れ様でしたm(__)m
画像からすると、無事3体共ゲット出来た様ですね(^^)
レポ、楽しみにしています(^^)v
by なおち (2009-12-25 14:24) 

汐琉

こ、このポーズは…まさかやったんですか、あれ(笑

レポ、お待ちしております。
by 汐琉 (2009-12-25 16:28) 

K-子

行きの駅弁は、「東海道」
帰りは、梅屋さんの記事を参考にさせてもらって
「おべんとう冬」 美味しかったです!
あの おせんべい屋さんにも行ってきましたよ~
これで!大満足の旅行ができましたー
お弁当が軽かったせいか 小腹がすいて
煎餅をボリボリつまんでるところです^^;

今夜は、クリ約もあるし お忙しいと思いますが
アンコール編楽しみにしてまーす!!

by K-子 (2009-12-25 21:38) 

お豆

まずは、2日間お疲れ様でした、って・自分も行きましたが、熱い2日間
でしたね。梅屋さんのレポート楽しみにしてます。
2日後に迎える大阪城ホールもありますしねぇ、プレッシャーかけたか?

グッズ売り場は4時30分ごろは、あまり並ばずに15分後にはグッズの
ところに、あまり並んでなかったので並んでしまいました
で、買ってしまいました1匹です。新曲はですね。月曜日買いました

KOJI熊さんには、かぶりものはするとか?毎日長さが違いますか?って
熱心なファンの人に殴られそうな発言だわ!
お正月休みは、この武道館と大阪城ホールのレポート読みにきます
大阪、お互い元気にファイナルを過ごしましょう


by お豆 (2009-12-26 14:09) 

梅屋千年堂

>あかねさん
そんな大事な場面でアタシのブログの記事を思い出してしまったとは
なんともったいないことを(笑)。
すみません、大切な時間に邪念を挟ませてしまって(^^;ゞ。

ああいうMCもたまにはいいですよね。
クリスマスだからこそ、心に響くということもありますね。
クリスマスっていうのは、平和を祈る日でもあるんだということを
アルフィーから教わった気がします。

ヘロヘロな2daysレポ、ようやく完成しましたのでお目汚しにどうぞ(笑)。



>なおちさん
無事に3体連れて帰ってきましたよ。
近いうちにクマについても記事にしますね。
レポもなんとか完成しました。
いつも以上にまとまりがありませんが、
お時間のあるときにご覧頂ければ幸いです。



>汐琉さん
やったんです、あれ(笑)。
でも東スタンドから見ていたので3人の姿は面でなく線でした(爆)。



>K-子さん
あらっ、「おべんとう 冬」を召し上がったんですね。
あれ、ちょーっと量が少ないですよね(お値段もお手頃で良いのですが)。
次はいよいよ大阪なので帰りは絶対に!
《地産地消・駅の弁当メニューコンテスト・近畿農政局長賞受賞》の
『近畿味めぐり弁当』を食べますよ!!!。
ちなみに名古屋地区限定の『冬の飛騨路』にも大いに興味があるんですが
弁当のために名古屋で途中下車ってのもねぇ・・・。
でも“落日の風”を聴きながら食べてみたい・・・カモ。
ってライブレポのコメント欄で何の話をしてるんでしょうかアタシ達はっ(爆)。



>お豆さん
お疲れ様でした〜。武道館レポもなんとかUP出来ました。
(初日のレポは既にかなりいい加減ですが^o^;)。
正月休みにゆっくり呼んでくださいね。
あ、パソコン用メガネをお忘れなく(笑)。

あー!!!城ホールも2日後ですか。まったく実感沸きません。
行くの忘れないようにしないと(爆)。

クマも新曲もゲットですね。悪魔のササヤキをした甲斐がありました(笑)。

by 梅屋千年堂 (2009-12-27 02:15) 

きゅう

梅屋さんとあろうお方がDVDを忘れていたのですね。
数日前からの記事でクマについては予算を触れているのにDVDについては触れていないので「これは事前に別予算、もしくは忘れている」と思っていました。

オープニングの凸の動きを横からごらんになったようですが、私はセンチュリーの3階から観たときは「前に出る」というより「下に降りていく」ように見えました(まるでテトリス)。
いや〜席によっていろいろな見方のできるオープニングですね(笑)。
by きゅう (2010-01-01 23:08) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
DVDは、既にスカパーで観たものだったのですっかりもう買った気でいました。
初日にDVDを眺めていた隣のカップルに感謝せねばです(笑)。
しかし、買ったはいいがまだ観られておりません。
果たして正月休みの間に観られるのか・・・(明日は吉祥寺でポンすけだし)。

凸型は、最初は弧を描きながら下に降りていくのですが
床に着地した後もそのまま前にせり出して来ていました。
しかし、メンバーがどこから現れたのかは最後まで謎のまま。
毎度のことですが、アルフィーのライブのオープニングは
まるでイリュージョンです(笑)。
by 梅屋千年堂 (2010-01-02 01:04) 

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