THE ALFEE@広島二日目《本編編》 [┣ '09 LIVE (THE ALFEE)]
THE ALFEE 35th Anniversary 2009 『My Truth』
広島厚生年金会館 本編の巻
まだ市川のアンコール編が終わってないけど、こっちを先に…(^^;ゞ
ネタバレ指数72
この秋のツアーもやってきた広島遠征。
と言っても今回も仕事の都合上、二日目のみの参加。
当日6日の朝に出てもいいんだけど、
向こうに早く着いていた方が観光も出来るし体も楽なので、
今回も5日の終業後に広島行きの最終の新幹線に乗り込んだ。
新横浜から広島までは4時間弱だが
市川レポの続きをちょこっと打って、ちょこっと寝て、
またちょこっと打って、ちょこっと寝て・・・そんなことを繰り返していたら
あっと言う間に着いてしまった。
23:56広島着。
初日終了後の打ち上げ中の仲間達と合流し、
小一時間ほど某所でお茶してホテルにチェックイン。
どうやら広島ではヤマトの特番の放送はないようだったので
風呂に入って、またまた市川レポの続きを打ち途中までUPしたのち
「明日、観光どーっすかなー」なんて考えながら
とりあえず9時半にアラームをセットして5時就寝。
ちょっとお疲れ気味なので、ずっとホテルの部屋に引き籠もって
体力温存ということも考えたのだけど、なんかそれも勿体ない気がして
やはり当初の計画通り、呉の大和ミュージアムへ行くことにした。
1時間ちょっと大和ミュージアムを見て回り、
さてそろそろホテルに帰って、ちょっと休むか〜と呉駅へ戻ってきたら
架線の故障か何かで列車が運休?!( ̄口 ̄;)。
一瞬血の気が引いたが、遅れつつも電車は動いていたので
13時半には広島市内に戻ってくることができた。
15時半に、友達が泊まっているホテルのラウンジに集合し
またまた軽くお茶して16時45分くらいに会場着。
本日の座席:2階3列60番台。
広島厚生年金の2階は、大きく弧を描くように湾曲しているので
なんだか妙に斜め横方向からステージを見るような格好だが
思っていたよりもステージは近かった。
18時ちょうどに1ベル。
オーディエンスが手拍子を始める。
アタシの知る限りでは、開演前のBGMで“DNA Odyssey”が流れている途中で
スタートすることが多かったような気がするんだけど、
何故か今日は“星降る夜に”。
別にその時に流れている曲に合わせて手拍子するという決まりもないのだけど
この曲を聴きながらの手拍子ってめちゃめちゃやりづらい(^^;。
1ベルから約6分経過したあたりで、SEが流れ始めていよいよスタート。
逆さ凸型の後ろから現れたメンバー3人。
やはり衣装はいつもの通り。
市川で王子の髪がストレートだったので、今日もちょっと期待していたのだが
(アタシ的に→)残念ながらポニーテール。
でもよく考えたら、この会館は静電気がスゴイんだった(^o^;。
確かにライブ中盤、双眼鏡で見ていたら、
ボニーテールで束ねた根っこのあたりの髪の毛が
やっぱり静電気でホワホワしてしまっていた(笑)。
1曲目は“LONG WAY TO FREEDOM”。
今日も意表を突く、1曲目の王子使用ギター。
ギブソンのFlying-Vだ(・・・多分、ギブソンだと思う^^;)。
一体このツアーでは何本のギターを持ち歩いているんだ?!。
王子の歌い方が、ノリノリなのか、
はたまた声の調子がイマイチなのをカバー?するためなのか、
かなりシャウト気味でガナリ気味。
(どっちかってーと後者のような気がするが^^;)。
2曲目“夢よ急げ”の後は
♪ダツダツダツダツ・・・!というドラムのリズムから
“SWINGING GENERATION”。
まだこの秋一度も聴くことが出来ていない“幻想飛行”を聴きたい気もしたが
“AFFECTION”、“幻想飛行”、“SWINGING GENERATION”の3曲の中では
“SWINGING〜”が一番好きだし、ノリもいいので全然OK。
イントロと、♪あの頃を今青春とは〜の部分では
狂ったように手拍子手拍子!。
ステージの上でも、桜井さんとただすけくんが
両手を頭上に掲げて、手拍子をリードしていた。
ちなみにこの曲および、次の曲での王子使用ギターは
'74年製・20th Anniversaryの白色(クリーム色)のレスポール・カスタムだ。
“ラジカル・ティーンエイジャー”では
2コーラス目のA'メロ部分で、突然王子の声が聞こえなくなり
歌詞を忘れた風でもなかたので「???」と思っていたら、
どうやらエヘン虫がノドに絡んだ模様(^^;。
顔を背けて「エヘン!」と咳払いしたが、インカムマイクなので意味なし(笑)。
思わず「ゴメン!」と口走る。
あ、それと途中でなにやら細長いものを手に持って、
折りたたむように丸めて、目の前のモニタの前に捨ててたなぁ。
ギターの弦だったんだろか。
あんな風に両側が切れちゃうこともあるんだろか?。
ノドの調子がイマイチなのは、王子だけではないようで
“星空のディスタンス”を歌う桜井さんも
いつになく高音部がつらそうで、かなりギリギリな感じだ。
またまたちなむと、ここでの王子使用ギターはCrystal Angel。
曲が始まる直前の、一瞬のブレイクで
暗闇の中に浮かび上がる発光Angelがとても綺麗だった。
(やっぱり深海魚っぽいけど)。
ここで、いつものように幸ちゃんの挨拶。
幸「こんばんはーっ!。◯×▲%&@!(←何を言ってるかわかんなかった^o^;)。
広島ファイナルでございます!。
今年1年のイヤなことを全部忘れて、1階のみなさんも2階のみなさんも
盛り上がって頂きたいと思います!。
って言っても、ここであんまり力んじゃ〜イケマセン、次の曲の関係上(笑)。
秋らしい曲を・・・もう冬ですけどね、今の季節にピッタリの曲を
お贈りしたいと思います。“BELIEVE”」
おおおー!。
実は前の日、友達とお茶しながら
「もう“BELIEVE”と“Far Away”は聴けないのかね〜」
「あー、もうやらないかもねー」
「やっぱさー、(ツアーの)前・中・後って参加しないとダメだね〜」
なんて話していたのだ。
最後のセリフはアタシなんだけど(^^;
いや、別に「ダメ」ってことはないのだが、いろんな曲を生で聴きたいと思ったら
どうしてもバランス良く何カ所か参加する必要があるなぁと。
しつこくちなむと、“Girl”での
王子使用ギターは、市川でも見掛けた黒いSG。
レスポールもカッコイイが、ナニゲにSGもカッコイイ。
なんかこう…SGってギターは、いぶし銀的なシブい魅力というか、
ちょっとマニアックな感じというか、アタシの中ではそんなイメージだ。
今日は2階席なので、
“Girl”における王子のワウペダル使いを堪能。
別の曲で双眼鏡で観ていたら、
この白いペダルに《CLYDE》って書いてあったんで調べてみたら
どうやらFulltone CLYDE STD WAHってヤツらしい。
現在売り切れ中だけど、A-Guitars楽天shopでは¥40,300だった(笑)。
そのワウペダルを踏みながらの後奏部分の照明が
主にピンクを基調にした色合いなのだけど
♪Gi〜rl!
と3人が歌うところだけ、黄色い照明に変わるのが印象的だった。
(今更な感想だが・・・^o^;)。
というかやはり2階席の方が、照明に注目する割合が高いのだろうか。
“愛を惜しみなく”では
1階席では決してみることが出来ないであろう、
ステージの床に映る王子の影が非常にカッコ良くてちょっと感動。
おそらくメンバーも、照明の色や演出で
テンションが上がるってこともあるだろうなぁ(と勝手に想像)。
そうそう。イントロの
♪AH−! AH! AH−! AH−!
の時にバックのスクリーンに映し出されている赤い映像もカッコイイ。
曲が終わると、Flying-A IVのボディを片手(右手)で掴んで
まるでダンベルでも軽々と頭上に持ち上げてステージ上手に消えていく王子。
うーん、男らしいねぇ。
ステージに残った幸ちゃんのMC。
幸「ハイ、ありがとーございます!。ありがとーございます!」
いつものように、幸ちゃんが「ありがとーございます!」と言うたびに
ただすけくんがハモンドオルガンをグリッサンドするんだけど
最後にもう1回やるのかな?と、中途半端に手を伸ばしつつ
でもやらずにそのまま手を引っ込めた、という動作が妙にツボって
隣にいたCちゃんと、顔を見合わせて笑ってしまった(^o^;。
幸「今日は広島ファイナルでございます。
昨日も良かったですけど、今日はもっといいと思いますんでハイ。
間違いなく、何か面白いことが起きると思います。
・・・あ、どうぞここはしらばくの間お座り頂いて
無駄な時間を過ごしていただければと思います(笑)」
幸「昨日来たって方も多いでしょうね。
昨日来てなくて今日が初日だって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あっ、いるじゃないですか−。それはそれは・・・。
じゃぁ昨日の話ばっかりしてると申し訳ないんで。
今のところ、この秋初めてやったって曲は・・・ないですね。
もうあちこち回ってきましたから、他で観たって方も多いと思います。
山口とかね・・・行ってねぇっての!(笑)。
中には今日がファイナルだって方もいらっしゃるんじゃないですか?。
今日がファイナルだって方ー」
客「ハーイ」
幸「あらっ!。まだありますよ、名古屋とか大阪とか(笑)。
今日のを観て、もう1本どうするか考え直していただけるといいんじゃないかと」
幸「昨日も言いましたけど、広島でのコンサートは今日で100本目なんですって!。
(場内拍手)
どこから数えて100本なのか、僕らもよく分かっていないんですが(笑)
資料によると広島が100本目で、この厚生年金は17回目だそうです。
広島も、アルフィーにとっては歴史のあるところですからね」
幸「それじゃそろそろこの方をご紹介いたしましょう。
盛大な拍手を持ってお迎えください、桜井さーーーん!!!」
スーツのジャケットの前ボタンを締めながら、慌てて出てきた桜井さん。
そのまま慌てた様子で、いつもよりも素早い動きで右・左・中央に挨拶。
幸「ボタン締めながら出てきましたね」
桜「今、サングラスも外して、ボタンも外して、全部外してたもんですから。
昨日ここ長かったからまだ大丈夫だろうと思ってたら
『紹介します』って言うからいっそいで出てきたんですよ」
幸「全部外してたんですか?。こっち(社会の窓)は大丈夫ですか?」
桜「そこは大丈夫ですよ!」
幸「ちゃんと点検してくださいよ!」
桜「いけませんね、ちゃんと準備しておかないと。わかったか、スタッフ!」
と、下手に向かって指を指す桜井さん。気を取り直して・・・
桜「・・・皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?。
風邪などお召しになっていらっしゃらないでしょうか」
幸「この中の何人かはお召しになってるんじゃないでしょうかね」
桜「えっ?!。じゃぁその方は是非マスクをしていただいて・・・」
幸「呼吸も吸うのと吐くのとのバランスを考えて
出来るだけ吸う方を多くしていただいて(笑)」
桜「そんなことしたら、コンサートが終わる頃には心拍が上がっちゃって
大変なことになりますよ」
桜「そういえば、先日…ドラッグストアっていうんですか?」
幸「ドラッグストア?。あぁ、マツモトヒトシだろ?(笑)」
桜「そうじゃないですけど(笑)、マスクがなくなっちゃったんで
ドラッグストアに買いに行きまして、ワタシ(売り場で)見てたんです。
今99%カットとかいろいろあるじゃないですか。
それをひとつ手にとって見てましたら、向こうから店員さんがやってきまして
『あ、お客様、そちらは小さいお顔の方用です!』って!!!。
アッタマ来たんですけど、そこはワタシも大人ですから
『あ、そうですか。
じゃぁ、大きい顔用ってのはどれですかっ?!』
って訊いたんです。そうしたら
『あ、それはこちらの普通のサイズで大丈夫です』って。
それでワタシそれ持ってレジでお金払って出て行こうとしたら
さっきのおばちゃんがまたツカツカツカってやってきて
『アナタ、歌うたってない?』って。
ワタシもちょっとムッとしてたんで『歌ってることは歌ってますけど』って言ったら
『アルフィーの人でしょ?』だって!。
その途端に(ニッコリして)『ハイそーです〜!』なんて(笑)」
桜「でもその時サングラスも外してキャップも被ってたんですよ?」
幸「それなのに分かっちゃったんだ?!」
桜「輪郭と、この…筆(ヒゲ)ですかね」
幸「輪郭で分かっちゃうってスゴイよね−」
桜「ヘタなこと出来ませんよね」
幸「もう桜井さんは世界中に…世界中にってことはないか(笑)
日本中に輪郭が知れ渡っちゃってますからね!」
幸「じゃぁ桜井さんがいつに戻りたいかって話は、今日はいいですかね」
桜「今日はもういいんじゃないですか?」
幸「じゃぁドラッグストアで、マスクを買う前に戻りたいってことで」
桜「こぉーやって(手に取らないで)よく見てから買います」
幸「この方も買い物したら面白いことになりそうですねー。
それじゃその方をお呼びしましょう。盛大な拍手を持ってお迎えください。
高見沢さーーーん!!!」
いつものノースリーブの白いドレスコート。
髪には、カナケンでもつけていたキラキラのカチューシャ。
高「オレがその店員さんを怒ってやる」
幸「失礼なっっ!!!って?」
桜「ウソだ。コイツは火に油を注ぐタイプだからな」
幸「『コイツ特大のマスクじゃないとダメですから!』とか言いそうだよな」
幸「ところで高見沢さんはいつに戻りたいですか?」
高「最近ちょっと思うところがあっていろいろ整理してたら、
昔のアルバムが出てきてさ。『讃集詩』!。あのジャケットもスゴイよな。
もし戻れたら、あのジャケットの坂崎のメガネを変えに行きたい。
あの時の坂崎のメガネは一体なんだったんだろうな。
なんかさ、昔のお勉強メガネみたいじゃないか?」
幸「なんであんなメガネ掛けてたんだろうな」
高「なんか大橋巨泉みたいだよな」
幸「(大橋巨泉のモノマネで)ナンタッテウッシッシ・・・
でも今はああいう太いのが流行ってるじゃん。先を行ってたんだよ」
幸「あのジャケット、なんで高見沢あんな遠くのほぉーにいんだよ?。
こぉーーーんなに下がっちゃって(と小走りで後ろに下がっていく)」
高「そうだよな。並びで行ったら、桜井は左で、
オレがこっち(右)で、真ん中は坂崎だよなぁ」
幸「でもオレが真ん中で下がったらこんなに小さく(3cmくらい)になっちゃう!(笑)」
高「こぉーんなに!(笑)」
桜「・・・。わかったよ!!!オレが真ん中行くよっっっ!!!」
幸「桜井は遠近法がヘンだからな。
『桜井さん、なんで後ろにいるのにこんなに近いんですか?』って(笑)」
高「あれ、本当は修道女の人が後ろに写るはずだったんですよ」
幸「そうすると4人になっちゃうじゃん(笑)」
高「意味わかんねぇよ(笑)。大体昔のジャケットってキツいよな」
幸「じゃぁ昔のジャケット全部撮り直そう!。
あとどのジャケットがヘンかなぁ・・・『ALMIGHTY』も結構ヘンだよ。
“ラブレター”とかはどぉ?」
高「“ラブレター”もキツいなーっ(笑)。
大体スタイリストさんが衣装を用意してくれたりするんだけど
自前のヤツとかもあるじゃないか。普段着の」
幸「あるある」
高「あっれはヒドイよなー。“通り雨”とかさ、あれ代々木公園だぜ?。
全然“通り雨”って感じじゃないしさ」
幸「歌の内容と合ってないよな」
高「あれじゃ“木漏れ日”だぜ?」
高「でも、昔の(LPの)大きいジャケットっていいよね」
幸「飾ってもいいしね」
高「昔はさ、ジャケットで買ったりもしたじゃないか。
ジャケット見て、いいなぁと思って買ったり」
幸「ジャケット買いしたよな−。
今はCDになって小さくなっちゃったから、桜井なんて見えねぇだろ。
歌詞カードなんてどう?」
桜「歌詞カード?。ちっちゃくてさっぱりワカリマセンよ。
(腕を目一杯伸ばして遠ざけて見るジェスチャ。
更に、CDを置いて自分が遠ざかって見るジェスチャ^^;)」
幸「近いと見えねぇし、遠くにやると今度はちっちゃくて見えねぇし(笑)。
いろいろ小さくなって便利になったけど、その反面の弊害だよね」
高「今度さ、こーんなに(一辺1mくらいの)でっかいジャケットにしようか!」
幸「逆手に取って?」
高「そう!。等身大ジャケット!」
それイイ!という、意外な反応を見せる客席に対して、オドロキを隠せない王子。
高「ホントか−?!。ホントにいいの?!。
桜井の等身大のヤツをこうやって(小脇に抱えて)持って帰るんだぜ?」
幸「玄関入らないっての!(笑)」
高「ホンットにそれでもいーんだな???(場内拍手)」
幸「じゃぁ帰りに予約取ってこう!」
桜「・・・なぁ、もう早く次の曲に行こうぜ。何のために早く始まったと思ってんだよ?」
幸「5時開演ですからね(^^;」
デカジャケは好きだけど、等身大はちょっと困るなぁアタシは(笑)。
幸「こうやっていろんなことがあったということで、次の曲に行ってみましょう。
“From The Past To The Future”」
この曲の途中(間奏部分)で、太郎さんが(多分)リム・ショットで
♪カツカツカツカツ・・・という音を出しているんだけど
これが時を遡る時計の音みたいに思えて効果的だなぁ
などと、これまた今更な感想(^^;ゞ。
後奏の、幸ちゃんのアコギもオシャレな感じでカッコイイ。
“Another Way”での王子使用ギターは
ビグスビー・アーム付きの3ピックアップのレスポール・カスタム。
ツアーの前半でよく使っていたけど、ここんとことんと姿を見なくなっていた。
(たまたまアタシが行ったライブで使ってなかっただけかも知れないけど)。
今まで、このアームは《飾り》みたいな感じで
王子が実際使っているのって観たことがなかったんだけど
(いや、これも単にアタシが気付かなかっただけかも知れないけど)
今日、曲の最後の最後で♪ウィウィウィウィ〜〜〜・・・ンとアームを使用。
おおお!!!使ってるよ!!!なんて、妙に驚いたりなんかして(笑)。
“Far Away”では
1954年製のレスポールJrが登場。
他会場で使われたという話はチラホラ聴いてはいたが
この度アタシもようやくお目に掛かることが出来た。
王子と同い年のギターってのもスゴイよね〜。
カスタムとはまた違った音がするもんだなぁと思いながら
ギターの音に耳を傾けた。
高「ハイどーもありがとー。“Far Away”をお贈りしました。
あー、さっきゴメンな。
たまにあるじゃないか、ノドがこう、ウッ!てなる時が。
たまたまさっき“ラジカル・ティーンエイジャー”の時にそうなってしまいまして。
歌の途中で謝ったのなんて初めてのような気がしますけどねー(笑)」
いやー、決して初めてではないような気がしますけどねー(^^;。
高「こういう(スタンド)マイクだったら、こうやって(顔を背けて)
エヘン(=咳払い)って出来るんだけど、こういう(インカム)マイクだと
こうして(顔を背けて)も同じなんだよな(^^;。
・・・この秋はもう頭っからかなり飛ばしてますからね。
もうオープニングから、アンコールのようなノリで行ってますので」
高「今回のツアーは、35周年ということで
過去を振り返りながら、未来を見つめて行こうという気持ちで
『My Truth』というタイトルでやっているんですが、
自分にとっての真実っていうのを考えた時に
この、ギターに対する思いっていうのも、まさに真実だなーという気がします。
今所有しているギターの本数は420ーー何本・・・
自分でもよく分からないんですが、
確かにこんなにバカみたいに何本も持ってるヤツってのは
なかなかあんまりいません。でもギターを見ていると、
『あ、このギターはいったいどんな音がするんだろう?』というのが気になって
ついつい手に入れてしまうんですねー」
高「さっき“Far Away”で使っていたのがレスポールJr。
1954年製で、僕と同い年のギターなんですけどね。
そしてこれが、見た目はSGなんですけど
ここ(ヘッド)にはLes Paulって書いてある、1961年のギターなんですが
どう見てもSGだろ。でもレスポールだという。
'59年、'60年と、レスポールが売れない時代があって
その時に、これをレスポールとして売り出そうとしたんですが
いつの間にかSGになってしまったという、理不尽なギターです。
まぁーどーでもいい話なんですけどね!(^^;」
高「見た目はSGなのに、名前はレスポールというね。
例えば、イメージは桜井なのに、高見沢という名前が付いているという・・・」
桜「そのギター、見た目はSGなのにレスポールって名前なの?。
・・・可哀想なギターだね」
幸ちゃんはこの時特に何も発言しなかったが
なにやら王子のギターを遠目に覗き込んでは
物欲しそうな視線を投げかけていたのがちょっと笑えた。
高「・・・信じてますよ。
みんなアルフィーのことが好きでここに来てるって。
ここは言ってみればホームですからね。
先日V-Rockに出ましたけど、あそこはアウェー。
興味がなくて歩いてる人とかがいますからね。
そういった人達を惹きつけるというのも、燃えますけどね」
高「(アルフィーの)ステージの上では、バカなことばっかり言ってますけど。
大体言ってることの100%のうち89%はバカなことですからね。
・・・そこで納得されても困るんだけど(笑)。
音楽は真面目にやってますからね。
テレビ、ラジオ、いろんなメディアに出てますが
やっぱりこのステージが、THE ALFEEの真実の姿です」
そんなMCから“My Truth”。
後ろにいる太郎さんの方を向きながら演奏している桜井さんのことを
双眼鏡で観察(笑)していたら、
な〜んか桜井さんがオカシイことをやっているのかなんだかわからないが
太郎さんが桜井さんと目を合わせたかと思うと、今度は目を逸らしたりして、
どうも何か笑いを堪えながらドラムを叩き、
で、桜井さんが正面を向くと、ちょっとホッとしたように演奏に集中する・・・
そんな風に見えて仕方がなかった。
で、前回の市川の時に書いた、
♪悲し〜みに 気付いて〜・・・でのピックスクラッチ。
一瞬間が開いたので「あー、今日もナシかー(-_-;」と思ってたら
思い出したように?♪ギューーーーーン!!!。
ヤッタネヽ(^。^)丿。
オーディエンス再び総立ちで“Shining Run~輝く道に向かって~”。
今日は王子、どこでリストバンドを外すんだろう?と注目していたんだけど
何故か今日は最後まで装着したままだった。
“夜明けを求めて”から“祈り 2009”。
ギターはブラッキー(クラプトンモデルのストラトキャスター)。
まぁー、今日はこのまま後奏もブラッキーだろーな・・・
なーんて思っていたら、桜井さんがピンで歌っている場面でギターチェンジ。
抱えたギターは、出たーっ!!!'58年製の3ピックアップのカスタム。
今日はこれで“祈り”の後奏を弾いてくれちゃうワケ?!。
いやー、もう最高!。カッコ良すぎ。
この数分間のためだけであったとしても、広島に来た甲斐があったというものだ。
なのにだよ?!
“Heart of Justice 2009”の後の
本編ラスト“On The Border”!。
この曲では今まで最初から最後まで(これまたアタシの知る限り、だが)
ジェフ・ベック・モデルの白いストラトで演奏していたのに
後奏の前に、またまたギターチェンジに!。
そしてまたまた'58年製の3ピックアップのカスタム見参!!!。
ウワーオ!!!である。
もしかして今日って何かのスペシャル(広島公演100回記念とか?^^;)で
この後更にもう1曲やる気なのか?!、そのためのギターチェンジ???
などとあらぬ期待を抱いてしまったが
結局いつも通り“On The Border”で終了。
なんと、やはりこの何小節かの後奏のためだけに
レスポール・カスタムに交換しただけだったらしい。
なんかこう・・・ギタリスト魂というか、物凄いこだわりというか・・・(^^;。
こんなにコロッコロギターチェンジするギタリストって他にいるのかね?。
いやー、しかしホンットにカッコ良かった。
アームが付いてないから、最後の♪ウィウィウィウィ〜〜〜・・・ンは
チョーキングで代用?して、
音を長く伸ばすために何度も何度もピックで弦を爪弾いてたけど
これがまたなんかグッときた〜(ノ_<。)。
《TO BE CONTINUED…アンコールに続く》
広島厚生年金会館 本編の巻
まだ市川のアンコール編が終わってないけど、こっちを先に…(^^;ゞ
ネタバレ指数72
この秋のツアーもやってきた広島遠征。
と言っても今回も仕事の都合上、二日目のみの参加。
当日6日の朝に出てもいいんだけど、
向こうに早く着いていた方が観光も出来るし体も楽なので、
今回も5日の終業後に広島行きの最終の新幹線に乗り込んだ。
新横浜から広島までは4時間弱だが
市川レポの続きをちょこっと打って、ちょこっと寝て、
またちょこっと打って、ちょこっと寝て・・・そんなことを繰り返していたら
あっと言う間に着いてしまった。
23:56広島着。
初日終了後の打ち上げ中の仲間達と合流し、
小一時間ほど某所でお茶してホテルにチェックイン。
どうやら広島ではヤマトの特番の放送はないようだったので
風呂に入って、またまた市川レポの続きを打ち途中までUPしたのち
「明日、観光どーっすかなー」なんて考えながら
とりあえず9時半にアラームをセットして5時就寝。
ちょっとお疲れ気味なので、ずっとホテルの部屋に引き籠もって
体力温存ということも考えたのだけど、なんかそれも勿体ない気がして
やはり当初の計画通り、呉の大和ミュージアムへ行くことにした。
1時間ちょっと大和ミュージアムを見て回り、
さてそろそろホテルに帰って、ちょっと休むか〜と呉駅へ戻ってきたら
架線の故障か何かで列車が運休?!( ̄口 ̄;)。
一瞬血の気が引いたが、遅れつつも電車は動いていたので
13時半には広島市内に戻ってくることができた。
15時半に、友達が泊まっているホテルのラウンジに集合し
またまた軽くお茶して16時45分くらいに会場着。
本日の座席:2階3列60番台。
広島厚生年金の2階は、大きく弧を描くように湾曲しているので
なんだか妙に斜め横方向からステージを見るような格好だが
思っていたよりもステージは近かった。
18時ちょうどに1ベル。
オーディエンスが手拍子を始める。
アタシの知る限りでは、開演前のBGMで“DNA Odyssey”が流れている途中で
スタートすることが多かったような気がするんだけど、
何故か今日は“星降る夜に”。
別にその時に流れている曲に合わせて手拍子するという決まりもないのだけど
この曲を聴きながらの手拍子ってめちゃめちゃやりづらい(^^;。
1ベルから約6分経過したあたりで、SEが流れ始めていよいよスタート。
逆さ凸型の後ろから現れたメンバー3人。
やはり衣装はいつもの通り。
市川で王子の髪がストレートだったので、今日もちょっと期待していたのだが
(アタシ的に→)残念ながらポニーテール。
でもよく考えたら、この会館は静電気がスゴイんだった(^o^;。
確かにライブ中盤、双眼鏡で見ていたら、
ボニーテールで束ねた根っこのあたりの髪の毛が
やっぱり静電気でホワホワしてしまっていた(笑)。
1曲目は“LONG WAY TO FREEDOM”。
今日も意表を突く、1曲目の王子使用ギター。
ギブソンのFlying-Vだ(・・・多分、ギブソンだと思う^^;)。
一体このツアーでは何本のギターを持ち歩いているんだ?!。
王子の歌い方が、ノリノリなのか、
はたまた声の調子がイマイチなのをカバー?するためなのか、
かなりシャウト気味でガナリ気味。
(どっちかってーと後者のような気がするが^^;)。
2曲目“夢よ急げ”の後は
♪ダツダツダツダツ・・・!というドラムのリズムから
“SWINGING GENERATION”。
まだこの秋一度も聴くことが出来ていない“幻想飛行”を聴きたい気もしたが
“AFFECTION”、“幻想飛行”、“SWINGING GENERATION”の3曲の中では
“SWINGING〜”が一番好きだし、ノリもいいので全然OK。
イントロと、♪あの頃を今青春とは〜の部分では
狂ったように手拍子手拍子!。
ステージの上でも、桜井さんとただすけくんが
両手を頭上に掲げて、手拍子をリードしていた。
ちなみにこの曲および、次の曲での王子使用ギターは
'74年製・20th Anniversaryの白色(クリーム色)のレスポール・カスタムだ。
“ラジカル・ティーンエイジャー”では
2コーラス目のA'メロ部分で、突然王子の声が聞こえなくなり
歌詞を忘れた風でもなかたので「???」と思っていたら、
どうやらエヘン虫がノドに絡んだ模様(^^;。
顔を背けて「エヘン!」と咳払いしたが、インカムマイクなので意味なし(笑)。
思わず「ゴメン!」と口走る。
あ、それと途中でなにやら細長いものを手に持って、
折りたたむように丸めて、目の前のモニタの前に捨ててたなぁ。
ギターの弦だったんだろか。
あんな風に両側が切れちゃうこともあるんだろか?。
ノドの調子がイマイチなのは、王子だけではないようで
“星空のディスタンス”を歌う桜井さんも
いつになく高音部がつらそうで、かなりギリギリな感じだ。
またまたちなむと、ここでの王子使用ギターはCrystal Angel。
曲が始まる直前の、一瞬のブレイクで
暗闇の中に浮かび上がる発光Angelがとても綺麗だった。
(やっぱり深海魚っぽいけど)。
ここで、いつものように幸ちゃんの挨拶。
幸「こんばんはーっ!。◯×▲%&@!(←何を言ってるかわかんなかった^o^;)。
広島ファイナルでございます!。
今年1年のイヤなことを全部忘れて、1階のみなさんも2階のみなさんも
盛り上がって頂きたいと思います!。
って言っても、ここであんまり力んじゃ〜イケマセン、次の曲の関係上(笑)。
秋らしい曲を・・・もう冬ですけどね、今の季節にピッタリの曲を
お贈りしたいと思います。“BELIEVE”」
おおおー!。
実は前の日、友達とお茶しながら
「もう“BELIEVE”と“Far Away”は聴けないのかね〜」
「あー、もうやらないかもねー」
「やっぱさー、(ツアーの)前・中・後って参加しないとダメだね〜」
なんて話していたのだ。
最後のセリフはアタシなんだけど(^^;
いや、別に「ダメ」ってことはないのだが、いろんな曲を生で聴きたいと思ったら
どうしてもバランス良く何カ所か参加する必要があるなぁと。
しつこくちなむと、“Girl”での
王子使用ギターは、市川でも見掛けた黒いSG。
レスポールもカッコイイが、ナニゲにSGもカッコイイ。
なんかこう…SGってギターは、いぶし銀的なシブい魅力というか、
ちょっとマニアックな感じというか、アタシの中ではそんなイメージだ。
今日は2階席なので、
“Girl”における王子のワウペダル使いを堪能。
別の曲で双眼鏡で観ていたら、
この白いペダルに《CLYDE》って書いてあったんで調べてみたら
どうやらFulltone CLYDE STD WAHってヤツらしい。
現在売り切れ中だけど、A-Guitars楽天shopでは¥40,300だった(笑)。
そのワウペダルを踏みながらの後奏部分の照明が
主にピンクを基調にした色合いなのだけど
♪Gi〜rl!
と3人が歌うところだけ、黄色い照明に変わるのが印象的だった。
(今更な感想だが・・・^o^;)。
というかやはり2階席の方が、照明に注目する割合が高いのだろうか。
“愛を惜しみなく”では
1階席では決してみることが出来ないであろう、
ステージの床に映る王子の影が非常にカッコ良くてちょっと感動。
おそらくメンバーも、照明の色や演出で
テンションが上がるってこともあるだろうなぁ(と勝手に想像)。
そうそう。イントロの
♪AH−! AH! AH−! AH−!
の時にバックのスクリーンに映し出されている赤い映像もカッコイイ。
曲が終わると、Flying-A IVのボディを片手(右手)で掴んで
まるでダンベルでも軽々と頭上に持ち上げてステージ上手に消えていく王子。
うーん、男らしいねぇ。
ステージに残った幸ちゃんのMC。
幸「ハイ、ありがとーございます!。ありがとーございます!」
いつものように、幸ちゃんが「ありがとーございます!」と言うたびに
ただすけくんがハモンドオルガンをグリッサンドするんだけど
最後にもう1回やるのかな?と、中途半端に手を伸ばしつつ
でもやらずにそのまま手を引っ込めた、という動作が妙にツボって
隣にいたCちゃんと、顔を見合わせて笑ってしまった(^o^;。
幸「今日は広島ファイナルでございます。
昨日も良かったですけど、今日はもっといいと思いますんでハイ。
間違いなく、何か面白いことが起きると思います。
・・・あ、どうぞここはしらばくの間お座り頂いて
無駄な時間を過ごしていただければと思います(笑)」
幸「昨日来たって方も多いでしょうね。
昨日来てなくて今日が初日だって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あっ、いるじゃないですか−。それはそれは・・・。
じゃぁ昨日の話ばっかりしてると申し訳ないんで。
今のところ、この秋初めてやったって曲は・・・ないですね。
もうあちこち回ってきましたから、他で観たって方も多いと思います。
山口とかね・・・行ってねぇっての!(笑)。
中には今日がファイナルだって方もいらっしゃるんじゃないですか?。
今日がファイナルだって方ー」
客「ハーイ」
幸「あらっ!。まだありますよ、名古屋とか大阪とか(笑)。
今日のを観て、もう1本どうするか考え直していただけるといいんじゃないかと」
幸「昨日も言いましたけど、広島でのコンサートは今日で100本目なんですって!。
(場内拍手)
どこから数えて100本なのか、僕らもよく分かっていないんですが(笑)
資料によると広島が100本目で、この厚生年金は17回目だそうです。
広島も、アルフィーにとっては歴史のあるところですからね」
幸「それじゃそろそろこの方をご紹介いたしましょう。
盛大な拍手を持ってお迎えください、桜井さーーーん!!!」
スーツのジャケットの前ボタンを締めながら、慌てて出てきた桜井さん。
そのまま慌てた様子で、いつもよりも素早い動きで右・左・中央に挨拶。
幸「ボタン締めながら出てきましたね」
桜「今、サングラスも外して、ボタンも外して、全部外してたもんですから。
昨日ここ長かったからまだ大丈夫だろうと思ってたら
『紹介します』って言うからいっそいで出てきたんですよ」
幸「全部外してたんですか?。こっち(社会の窓)は大丈夫ですか?」
桜「そこは大丈夫ですよ!」
幸「ちゃんと点検してくださいよ!」
桜「いけませんね、ちゃんと準備しておかないと。わかったか、スタッフ!」
と、下手に向かって指を指す桜井さん。気を取り直して・・・
桜「・・・皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?。
風邪などお召しになっていらっしゃらないでしょうか」
幸「この中の何人かはお召しになってるんじゃないでしょうかね」
桜「えっ?!。じゃぁその方は是非マスクをしていただいて・・・」
幸「呼吸も吸うのと吐くのとのバランスを考えて
出来るだけ吸う方を多くしていただいて(笑)」
桜「そんなことしたら、コンサートが終わる頃には心拍が上がっちゃって
大変なことになりますよ」
桜「そういえば、先日…ドラッグストアっていうんですか?」
幸「ドラッグストア?。あぁ、マツモトヒトシだろ?(笑)」
桜「そうじゃないですけど(笑)、マスクがなくなっちゃったんで
ドラッグストアに買いに行きまして、ワタシ(売り場で)見てたんです。
今99%カットとかいろいろあるじゃないですか。
それをひとつ手にとって見てましたら、向こうから店員さんがやってきまして
『あ、お客様、そちらは小さいお顔の方用です!』って!!!。
アッタマ来たんですけど、そこはワタシも大人ですから
『あ、そうですか。
じゃぁ、大きい顔用ってのはどれですかっ?!』
って訊いたんです。そうしたら
『あ、それはこちらの普通のサイズで大丈夫です』って。
それでワタシそれ持ってレジでお金払って出て行こうとしたら
さっきのおばちゃんがまたツカツカツカってやってきて
『アナタ、歌うたってない?』って。
ワタシもちょっとムッとしてたんで『歌ってることは歌ってますけど』って言ったら
『アルフィーの人でしょ?』だって!。
その途端に(ニッコリして)『ハイそーです〜!』なんて(笑)」
桜「でもその時サングラスも外してキャップも被ってたんですよ?」
幸「それなのに分かっちゃったんだ?!」
桜「輪郭と、この…筆(ヒゲ)ですかね」
幸「輪郭で分かっちゃうってスゴイよね−」
桜「ヘタなこと出来ませんよね」
幸「もう桜井さんは世界中に…世界中にってことはないか(笑)
日本中に輪郭が知れ渡っちゃってますからね!」
幸「じゃぁ桜井さんがいつに戻りたいかって話は、今日はいいですかね」
桜「今日はもういいんじゃないですか?」
幸「じゃぁドラッグストアで、マスクを買う前に戻りたいってことで」
桜「こぉーやって(手に取らないで)よく見てから買います」
幸「この方も買い物したら面白いことになりそうですねー。
それじゃその方をお呼びしましょう。盛大な拍手を持ってお迎えください。
高見沢さーーーん!!!」
いつものノースリーブの白いドレスコート。
髪には、カナケンでもつけていたキラキラのカチューシャ。
高「オレがその店員さんを怒ってやる」
幸「失礼なっっ!!!って?」
桜「ウソだ。コイツは火に油を注ぐタイプだからな」
幸「『コイツ特大のマスクじゃないとダメですから!』とか言いそうだよな」
幸「ところで高見沢さんはいつに戻りたいですか?」
高「最近ちょっと思うところがあっていろいろ整理してたら、
昔のアルバムが出てきてさ。『讃集詩』!。あのジャケットもスゴイよな。
もし戻れたら、あのジャケットの坂崎のメガネを変えに行きたい。
あの時の坂崎のメガネは一体なんだったんだろうな。
なんかさ、昔のお勉強メガネみたいじゃないか?」
幸「なんであんなメガネ掛けてたんだろうな」
高「なんか大橋巨泉みたいだよな」
幸「(大橋巨泉のモノマネで)ナンタッテウッシッシ・・・
でも今はああいう太いのが流行ってるじゃん。先を行ってたんだよ」
幸「あのジャケット、なんで高見沢あんな遠くのほぉーにいんだよ?。
こぉーーーんなに下がっちゃって(と小走りで後ろに下がっていく)」
高「そうだよな。並びで行ったら、桜井は左で、
オレがこっち(右)で、真ん中は坂崎だよなぁ」
幸「でもオレが真ん中で下がったらこんなに小さく(3cmくらい)になっちゃう!(笑)」
高「こぉーんなに!(笑)」
桜「・・・。わかったよ!!!オレが真ん中行くよっっっ!!!」
幸「桜井は遠近法がヘンだからな。
『桜井さん、なんで後ろにいるのにこんなに近いんですか?』って(笑)」
高「あれ、本当は修道女の人が後ろに写るはずだったんですよ」
幸「そうすると4人になっちゃうじゃん(笑)」
高「意味わかんねぇよ(笑)。大体昔のジャケットってキツいよな」
幸「じゃぁ昔のジャケット全部撮り直そう!。
あとどのジャケットがヘンかなぁ・・・『ALMIGHTY』も結構ヘンだよ。
“ラブレター”とかはどぉ?」
高「“ラブレター”もキツいなーっ(笑)。
大体スタイリストさんが衣装を用意してくれたりするんだけど
自前のヤツとかもあるじゃないか。普段着の」
幸「あるある」
高「あっれはヒドイよなー。“通り雨”とかさ、あれ代々木公園だぜ?。
全然“通り雨”って感じじゃないしさ」
幸「歌の内容と合ってないよな」
高「あれじゃ“木漏れ日”だぜ?」
高「でも、昔の(LPの)大きいジャケットっていいよね」
幸「飾ってもいいしね」
高「昔はさ、ジャケットで買ったりもしたじゃないか。
ジャケット見て、いいなぁと思って買ったり」
幸「ジャケット買いしたよな−。
今はCDになって小さくなっちゃったから、桜井なんて見えねぇだろ。
歌詞カードなんてどう?」
桜「歌詞カード?。ちっちゃくてさっぱりワカリマセンよ。
(腕を目一杯伸ばして遠ざけて見るジェスチャ。
更に、CDを置いて自分が遠ざかって見るジェスチャ^^;)」
幸「近いと見えねぇし、遠くにやると今度はちっちゃくて見えねぇし(笑)。
いろいろ小さくなって便利になったけど、その反面の弊害だよね」
高「今度さ、こーんなに(一辺1mくらいの)でっかいジャケットにしようか!」
幸「逆手に取って?」
高「そう!。等身大ジャケット!」
それイイ!という、意外な反応を見せる客席に対して、オドロキを隠せない王子。
高「ホントか−?!。ホントにいいの?!。
桜井の等身大のヤツをこうやって(小脇に抱えて)持って帰るんだぜ?」
幸「玄関入らないっての!(笑)」
高「ホンットにそれでもいーんだな???(場内拍手)」
幸「じゃぁ帰りに予約取ってこう!」
桜「・・・なぁ、もう早く次の曲に行こうぜ。何のために早く始まったと思ってんだよ?」
幸「5時開演ですからね(^^;」
デカジャケは好きだけど、等身大はちょっと困るなぁアタシは(笑)。
幸「こうやっていろんなことがあったということで、次の曲に行ってみましょう。
“From The Past To The Future”」
この曲の途中(間奏部分)で、太郎さんが(多分)リム・ショットで
♪カツカツカツカツ・・・という音を出しているんだけど
これが時を遡る時計の音みたいに思えて効果的だなぁ
などと、これまた今更な感想(^^;ゞ。
後奏の、幸ちゃんのアコギもオシャレな感じでカッコイイ。
“Another Way”での王子使用ギターは
ビグスビー・アーム付きの3ピックアップのレスポール・カスタム。
ツアーの前半でよく使っていたけど、ここんとことんと姿を見なくなっていた。
(たまたまアタシが行ったライブで使ってなかっただけかも知れないけど)。
今まで、このアームは《飾り》みたいな感じで
王子が実際使っているのって観たことがなかったんだけど
(いや、これも単にアタシが気付かなかっただけかも知れないけど)
今日、曲の最後の最後で♪ウィウィウィウィ〜〜〜・・・ンとアームを使用。
おおお!!!使ってるよ!!!なんて、妙に驚いたりなんかして(笑)。
“Far Away”では
1954年製のレスポールJrが登場。
他会場で使われたという話はチラホラ聴いてはいたが
この度アタシもようやくお目に掛かることが出来た。
王子と同い年のギターってのもスゴイよね〜。
カスタムとはまた違った音がするもんだなぁと思いながら
ギターの音に耳を傾けた。
高「ハイどーもありがとー。“Far Away”をお贈りしました。
あー、さっきゴメンな。
たまにあるじゃないか、ノドがこう、ウッ!てなる時が。
たまたまさっき“ラジカル・ティーンエイジャー”の時にそうなってしまいまして。
歌の途中で謝ったのなんて初めてのような気がしますけどねー(笑)」
いやー、決して初めてではないような気がしますけどねー(^^;。
高「こういう(スタンド)マイクだったら、こうやって(顔を背けて)
エヘン(=咳払い)って出来るんだけど、こういう(インカム)マイクだと
こうして(顔を背けて)も同じなんだよな(^^;。
・・・この秋はもう頭っからかなり飛ばしてますからね。
もうオープニングから、アンコールのようなノリで行ってますので」
高「今回のツアーは、35周年ということで
過去を振り返りながら、未来を見つめて行こうという気持ちで
『My Truth』というタイトルでやっているんですが、
自分にとっての真実っていうのを考えた時に
この、ギターに対する思いっていうのも、まさに真実だなーという気がします。
今所有しているギターの本数は420ーー何本・・・
自分でもよく分からないんですが、
確かにこんなにバカみたいに何本も持ってるヤツってのは
なかなかあんまりいません。でもギターを見ていると、
『あ、このギターはいったいどんな音がするんだろう?』というのが気になって
ついつい手に入れてしまうんですねー」
高「さっき“Far Away”で使っていたのがレスポールJr。
1954年製で、僕と同い年のギターなんですけどね。
そしてこれが、見た目はSGなんですけど
ここ(ヘッド)にはLes Paulって書いてある、1961年のギターなんですが
どう見てもSGだろ。でもレスポールだという。
'59年、'60年と、レスポールが売れない時代があって
その時に、これをレスポールとして売り出そうとしたんですが
いつの間にかSGになってしまったという、理不尽なギターです。
まぁーどーでもいい話なんですけどね!(^^;」
高「見た目はSGなのに、名前はレスポールというね。
例えば、イメージは桜井なのに、高見沢という名前が付いているという・・・」
桜「そのギター、見た目はSGなのにレスポールって名前なの?。
・・・可哀想なギターだね」
幸ちゃんはこの時特に何も発言しなかったが
なにやら王子のギターを遠目に覗き込んでは
物欲しそうな視線を投げかけていたのがちょっと笑えた。
高「・・・信じてますよ。
みんなアルフィーのことが好きでここに来てるって。
ここは言ってみればホームですからね。
先日V-Rockに出ましたけど、あそこはアウェー。
興味がなくて歩いてる人とかがいますからね。
そういった人達を惹きつけるというのも、燃えますけどね」
高「(アルフィーの)ステージの上では、バカなことばっかり言ってますけど。
大体言ってることの100%のうち89%はバカなことですからね。
・・・そこで納得されても困るんだけど(笑)。
音楽は真面目にやってますからね。
テレビ、ラジオ、いろんなメディアに出てますが
やっぱりこのステージが、THE ALFEEの真実の姿です」
そんなMCから“My Truth”。
後ろにいる太郎さんの方を向きながら演奏している桜井さんのことを
双眼鏡で観察(笑)していたら、
な〜んか桜井さんがオカシイことをやっているのかなんだかわからないが
太郎さんが桜井さんと目を合わせたかと思うと、今度は目を逸らしたりして、
どうも何か笑いを堪えながらドラムを叩き、
で、桜井さんが正面を向くと、ちょっとホッとしたように演奏に集中する・・・
そんな風に見えて仕方がなかった。
で、前回の市川の時に書いた、
♪悲し〜みに 気付いて〜・・・でのピックスクラッチ。
一瞬間が開いたので「あー、今日もナシかー(-_-;」と思ってたら
思い出したように?♪ギューーーーーン!!!。
ヤッタネヽ(^。^)丿。
オーディエンス再び総立ちで“Shining Run~輝く道に向かって~”。
今日は王子、どこでリストバンドを外すんだろう?と注目していたんだけど
何故か今日は最後まで装着したままだった。
“夜明けを求めて”から“祈り 2009”。
ギターはブラッキー(クラプトンモデルのストラトキャスター)。
まぁー、今日はこのまま後奏もブラッキーだろーな・・・
なーんて思っていたら、桜井さんがピンで歌っている場面でギターチェンジ。
抱えたギターは、出たーっ!!!'58年製の3ピックアップのカスタム。
今日はこれで“祈り”の後奏を弾いてくれちゃうワケ?!。
いやー、もう最高!。カッコ良すぎ。
この数分間のためだけであったとしても、広島に来た甲斐があったというものだ。
なのにだよ?!
“Heart of Justice 2009”の後の
本編ラスト“On The Border”!。
この曲では今まで最初から最後まで(これまたアタシの知る限り、だが)
ジェフ・ベック・モデルの白いストラトで演奏していたのに
後奏の前に、またまたギターチェンジに!。
そしてまたまた'58年製の3ピックアップのカスタム見参!!!。
ウワーオ!!!である。
もしかして今日って何かのスペシャル(広島公演100回記念とか?^^;)で
この後更にもう1曲やる気なのか?!、そのためのギターチェンジ???
などとあらぬ期待を抱いてしまったが
結局いつも通り“On The Border”で終了。
なんと、やはりこの何小節かの後奏のためだけに
レスポール・カスタムに交換しただけだったらしい。
なんかこう・・・ギタリスト魂というか、物凄いこだわりというか・・・(^^;。
こんなにコロッコロギターチェンジするギタリストって他にいるのかね?。
いやー、しかしホンットにカッコ良かった。
アームが付いてないから、最後の♪ウィウィウィウィ〜〜〜・・・ンは
チョーキングで代用?して、
音を長く伸ばすために何度も何度もピックで弦を爪弾いてたけど
これがまたなんかグッときた〜(ノ_<。)。
《TO BE CONTINUED…アンコールに続く》
2009-12-06 20:22
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コメント(10)
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お久しぶりです。
今回2日目、初めて広島に来ました。
サンパレスよりこじんまりしていますが、とても良かったです。
たかみぃの「ごめん」も聞けたし・・・。
by やす (2009-12-07 13:40)
>やすさん
広島初参加だったんですね。
盛り上がって楽しかったですね。
どうですか、クセになりそうではないですか?(笑)。
王子の「ごめん!」も、アウェーでない、ホームならではのユルさで
アタシはちょっとほのぼのしてしまいました。
by 梅屋千年堂 (2009-12-08 00:14)
王子の静電気、友達と笑ってしましました。
なんせ以前ステージに鏡を持って来させた事がありましたので・・・。
1階の前列左サイドにいましたのでGirlの時はお二人の姿にドキドキしました。
by シオン (2009-12-08 07:59)
>シオンさん
忘れもしない広島静電気ライブ・・・
http://humezawa.blog.so-net.ne.jp/2007-05-19
http://humezawa.blog.so-net.ne.jp/2007-05-19-1
コレ↑ですね(^^;。
“Girl”は遠くから観ていてもドキドキしますから
至近距離で観た日にゃぁ〜そりゃもう・・・(以下自粛^^;)。
どうでもいいけどあの二人、顔、近すぎですよね(笑)。
by 梅屋千年堂 (2009-12-09 00:27)
「大きいジャケットて飾ってもいいよね」のコメントに密かに悦に入って微笑んでいたことでしょう(笑)。
等身大のジャケットが出たら…やはり3種発売して大きさが違うのでしょうか、「天河の舟」の時のビートボーイズのように(笑)。
このツアーは進むにつれて梅屋さんのレポも王子ギターレポも詳細になっているので「おぉ、今度名古屋でみるときはそこに注意しよう」と思っているのですが、あまり曲によって固定されていないようですね。
「たくさんのギターを見てもらおう(使って見せびらかしたい?)」といった王子のサービス精神でしょうか?
いつだったかの「ほとんどレスポール」のツアーのときは判別に苦戦しましたが、その時よりは判別できそうですね。
>前・中・後の参加
なるほど、確かに正解かも(笑)
名古屋(東海地区)は最近は春秋ともに序盤と終盤の公演になっているので「あとは中を…」なのですが。
そんな私の千秋楽の名古屋は近づいてきましたが…10月の名古屋の時に「このツアーの照明やスクリーンは一度全体を見渡せる席で見てみたい」などと言ってしまったからか届いた席は「見渡せすぎなのですが…」。
by きゅう (2009-12-09 01:12)
>きゅうさん
あれ?、バレました?(^^;ゞ。
いやいや、ポーカーフェイスを装って、微笑んではいませんが
悦に入っていたことは否定しません(笑)。我ながらなんてタイムリーなんだ!なんて。
等身大ジャケット、“デブミー”だったら購入を躊躇ってしまいますね。
逆に幸ちゃんのはコンパクトでいいかも。
ギターは、本編終盤の3曲とオーラスの1曲以外は
この曲はこのギターで!というのはないように思います。
やはりこればかりは王子の気分次第かと。
ジミー・ペイジのオーセンティックを買いまくって使いまくっていた2006年のツアーは
アタシもまったく判別できず参りましたが、
今回は個性的なギターがいろいろ出てくるので目にも面白いですよ。
日曜はいよいよホールファイナルの名古屋ですね。
見渡せすぎな席・・・ですか(笑)。
でもオーラスのヤマトの映像は
それくらいの席で観るのが良いかも知れませんよ。
楽しんできてくださいね。
by 梅屋千年堂 (2009-12-09 23:42)
名古屋行ってきましたよ〜
なんと見渡せすぎの3階2列目!
曲以外に照明の動きに目がいってしまいました。
(3階もいいなと思いました、いつもは勘弁ですが)
アンコールコーナーでは
落日の風、CATCH THE WIND、夜汽車、泣かないでMY LOVE
でした。夜汽車の後のMCで「僕らは夜汽車で移動してました!いつも高見沢が高いところが好きなので一番上にあがって天井で頭を打ちすぎてこんなおでこになっちゃいました!」「次の曲はデコ見沢が作りました!」と新しい呼び名が出ました。
王子のギターチェンジも頻繁だったのですが、一番気になっていたのは名古屋といえば「いつ金鯱君が出るか?」でした。
「でないな〜SWEAT&TEARSかな〜?」と思っていたら…
SAVED BY THE LOVE SONGの間奏で換えたギターが金鯱君!
坂崎さんがピンスポで一人ソロを歌っているときに真っ暗な王子の立ち位置に光る金鯱君の目。
(曲のイメージが…)
最後は全体があまりにも見渡せすぎて後ろのヤマトの映像しか目に入ってこなかったです…。
あ!Tour Final Radioで「宇宙戦艦ヤマト」がかかった!
by きゅう (2009-12-14 01:22)
>きゅうさん
お待ちしてました〜
(と、言いつつ昨夜はロックばん放送後には寝てしまったのですが)。
“泣かないでMy LOVE”は羨ましいですね〜。
果たして残り3回で聴くことが出来るかどうか。
時々王子は「えっ?!この曲でこのギター?!」という選択をしますよね(^^;。
エンジェルならともかく、金鯱で“SAVED〜”とは!。
王子のあの広いオデコの向こうに隠された思考は
わかりやすそうで、やっぱりよくわからない・・・(笑)。
余談ですが、自己責任で(笑)春ツアースケジュールを確認しました。
・・・頭痛と眩暈がしてきました。
by 梅屋千年堂 (2009-12-14 23:22)
最近落ち込むことが多くていろいろ悩んでいて、あきらめるための船に乗り込む直前でした(笑)。
今回のライブでの曲(歌詞)の多くで立ち直った気がします(単純)。
今の自分よりも若いときの王子がこんな歌詞をかいていた事はすごいと心から感動しました。
「泣かないでMy LOVE」のあとは坂崎さんが「貧血になる!!裏声多すぎ!!」と叫んでいました。
>自己責任
先日見たときはまだ無かったのですが、いつの間に?
早速iCalに入れてみました。立ち上がりが若干遅いせいかほとんど土日はライブの日ですね。オマケに終盤は毎週水曜日に関東近郊。
頭を悩ませている梅屋さんが想像できます(笑)
このシーズンに桐生から島根の移動は凄いですね(まさにトラベリングバンド)。
by きゅう (2009-12-15 01:46)
>きゅうさん
>>立ち直った気がします(単純)
それでいいのだ!。
本来音楽とはそういうものですよね。
特にアルフィーの曲は、ちょっと落ちかけた心に楔をかましてくれますね。
何があったのかは存じませんが、
ともかくあきらめるための船に乗り込んで遭難せずに済んでヨカッタです。
春ツアーのスケジュールも正式に発表になりましたね。
相変わらず今から頭を悩ませてますが、
今年のGW後半はどうやらトラベリング・梅屋千年堂になるらしいです(笑)。
by 梅屋千年堂 (2009-12-16 00:10)