THE ALFEE@市川《本編編》 [┣ '09 LIVE (THE ALFEE)]
THE ALFEE 35th Anniversary 2009 『My Truth』
市川市文化会館 本編の巻
広島に旅立つ前に、大急ぎの突貫UP(笑)。
(尚、広島には明日旅立ちますが明日のライブには参加しません^^;ゞ)。
ネタバレ指数78
月日の経つのが恐ろしく早い。
ついこないだ秋ツアーの初日だと思ったら、あれよあれよと折り返し
気がついたらもう12月で、今日の市川が関東ホールツアーファイナル。
とは言うものの、アタシ的にはこの秋参加の10本のうち
半分の5本が12月に集中してるワケで
こりゃーインフルエンザどころか、迂闊に風邪だってひけやしないのである。
てなわけで、春ツアー以来の約半年ぶりの市川。
外は生憎の雨でしかも寒い!!!。
しかし、当初乗ろうと思っていた電車に乗り遅れ
焦りながら急ぎ足で現地に着いたので、殆ど寒さは感じなかった(^o^;。
トイレを済ませ、お友達のYちゃんと久々に会ってから座席へ。
本日の座席:1階23列40番台。
バタバタと荷物をまとめて着席。
秋ツアー、ことに12月のツアーともなると
上着(ダウンジャケットとかマフラーとか…)が嵩張って
結構エライこっちゃなのである。
18時25分に1ベル。そして、18時30分に見事なまでの定刻スタート。
SEに合わせてオーディエンスの手拍子が始まり、
ガーン!!!という音と共に、メンバーのシルエットが現れる。
おや?!、王子のシルエットがなんだかいつもと違わないか?。
もしかして???・・・と期待しながら、メンバーの前の逆さ凸型のスクリーンが
上にあがって行くのを待つ。
メンバーの姿があらわになると・・・
おおおっ!!!王子の髪がストレート!。縛ってない!!!。
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ。
前髪は長いままだが、久々のストレート王子にテンション上昇。
うわー、やっぱ王子はストレートの長髪が一番かっちょえぇ〜!!!
なんて思っていたら、ローディー三上氏から受け取ったギターがレスポール!。
しかもチラッと見えた背面には、激しいバックルスクラッチ。
ま、まさかオープニングから'58年製のカスタム?!。
いやさすがにそれはない。
振り返って正面を向いた王子が持っていたのは
John Sykesモデルのレスポール。
このギターも大好きだからウレシイねぇ〜ヽ(^。^)丿。
鏡面仕上げのピックガードが時折激しく反射して眩しいったらありゃしない(嬉)。
衣装はいつものメタル陣羽織なワケだが
この衣装には黒いレスポールがよく似合う。
桜井さんと幸ちゃんも、いつもと同じ衣装。
この二人の衣装も、オープニングから終盤までずっと同じってのも珍しいかも。
まさか、経費節減?(小声)。
1曲目はもちろん、“LONG WAY TO FREEDOM”。
今日はオープニングから♪ウォ〜・・・と歌う王子。
うーん、どうやら今日の王子はのっけからかなりノッている模様。
2曲目“夢よ急げ”もいつも通り。
ボルテージがガーッと上昇したところで3曲目。
さー、今日はどの曲だ?!。
個人的な希望としては、今のところまだ一度も聴いていない“幻想飛行”か
カナケンでも演奏した“SWINGING GENERATION”だったが
ここは基本形の“AFFECTION”。
そろそろ王子もギターチェンジか?と思われたが、
John Sykesモデルのまま“ラジカル・ティーンエイジャー”。
♪捨て去〜って し〜まえ〜・・・
の歌い方は、やっぱりイイな。
(ツアー参加も6本目になってくると、だんだん曲に関して書くことがなくなってきて
ワンパターンになってスンマセン^^;ゞ)。
ここでようやくギターチェンジ。
Crystal Angelに持ち替えて“星空のディスタンス”。
曲が終わって、暗転したステージの上でピンク色に浮かび上がるCrystal Angelは
なんだか深海魚のようであった。
ここでいつものように、幸ちゃんの短い挨拶。
ギターは12弦。てことは、今日の6曲目はあの曲か。
幸「こんばんはーっ!。
早いもので、関東ホールファイナルでございます!。師走でございます!。
今年もいいことばかりじゃなかったと思いますが、
1階はもちろん、2階のみなさんも、最後まで楽しんでって頂きたいと思います!。
・・・今日はこっちだ!(笑)」
と言いながら奏でるのは“WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末-”の
華やかなイントロ。
12弦のアコギ1本だけのイントロだが、キラキラした音がとっても華やか。
そしてまたここで王子が抱えたギターが何やら見慣れぬギターで。
なんか黒っぽい。ネックのカタチはレスポールっぽいけど
ボディはダブル・カッタウェイっぽい。
基本的に立ってる時は双眼鏡は使わないことにしてるんだけど
このギターが気になって仕方なく、思わず双眼鏡を手に取った。
うーん、カタチはどうやらSGだなぁ。
双眼鏡を使っても23列目からでは細かいトコはまったくわからん(-"-?。
しかしハムバッカーなので、音が太い。
従ってなんだかいつになくワイルドな“WEEKEND SHUFFLE”であった。
で、双眼鏡で王子を観ていて思ったこと・・・。
この衣装のインナー(豹柄のシースルー)の前身頃って、
こんなに胸の部分開いてたっけ???(^o^;。
なんだか最近ますます立体的になってきた大胸筋を
「どーだーっ!」と見せつけんばかりの胸元の開き具合だ。
努力の賜物である筋肉を見せたい気持ちはわからなくはないが、
あんまり露骨に見せられてもなぁ(^^;。
“Girl”も引き続きこのギター。
♪コロコロコロコロ・・・・というイントロで、ステージ前方に出てくる幸ちゃんと桜井さん。
結構二人とものんびりした動きだったので
歌い出しの♪Gir〜l!に間に合わないのでは?!と思ったが
幸ちゃんがピョンと桜井さんの方に軽くジャンプして間に合った。
“愛を惜しみなく”での王子のギターは
ESPのFlying-A IV。
この曲はこの曲で、とんがったギターがまたよく似合う。
後奏部分のGソロも勿論カッコ良かったが、
ただすけくんのピアノがいまいち聞こえにくかったのがちと残念だった。
(てーか、全体的にギターの音がデカい!と感じる市川だった。
まぁ基本的にギターの音が好きだからいいんだけどさ^o^;)。
ここで、いつものように幸ちゃんのMC。
さぁ、今日の桜井さんと王子はいつに戻りたいのか・・・(笑)。
幸「はい、ありがとーございます!。ありがとーございます!!。
さっきも言いましたけど、早いものでツアーが始まって2ヶ月が経ちました。
みなさんも、お忙しい中アルフィーの為に時間を割いて
こうやってお集まりいただいて感謝しております。
・・・あ、ここはどうぞ椅子がありますんでお掛けいただいて。
この秋もアタマっから飛ばしておりますんで、
ここはメリハリのメリなんでしょうかハリなんでしょうか、よくわかりませんけども」
幸「この秋今日が初日だって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ!(^o^)/」
幸「あ、それはお待たせいたしました。
関東近郊もあちこち回って来ましたんで、
他のところで観たって方も多いんじゃないかと思いますが、
何度観ても面白いし、こっちは何度やっても面白い。
中には生まれて初めてだって方もいらっしゃると思います。
家でCD聴いてるのとは全然違うでしょ?。
家じゃこんなに大きなスピーカーはありませんからね」
幸「初めて観る方は大体どこを見たらいいのかわからないと思います。
隅々まで見所がごさいますんで。
こちら(桜井)はもう本当に隅々の隅まで子ネタがございますし、
こちら(高見沢)はもう何もしなくても、1日カメラ回してるだけで、
かなり面白いものが録れるんじゃないかと思います(笑)。
初めての方も2回目3回目からはそういう隅の方まで観ていただいて、
この先50年100とお付き合い頂ければと!。
その頃こっちはどーなってるかわかりませんが。誰がやってるんでしょうか(笑)」
幸「それではそろそろこの方をお呼びしましょうか。
今日はどんな感じなんでしょうか。
盛大な拍手をもってお迎え下さい!。桜井さーーーん!!!」
いつものようにゆっくりした足取りでステージに現れ
右・左・中央と挨拶をして、最後はコン!という音(by太郎さん)に合わせて
腰をクッ!と入れてみる(^^;。
客席のオーディエンスからは、物凄く長い歓声が。
客「桜井さーーーーーーーーーーーーーーーん!」
桜「凄い肺活量ですね!」
幸「4500くらいですかね。僕は3800くらいですよ」
桜「そんなことないでしょー。ワタシは5000くらいです」
幸「さすが!。あれって大体平均が3500くらいでしょ?」
桜「そうなんですか?。じゃぁワタシウソつきました。4500くらいです」
幸「それでも大したもんですよ。歌うのにはいいんじゃないですか?」
桜「あんまり関係ないんじゃないですか?。
空気吸う量は多いと思いますけど。
密室とかエレベーターなんかでお前が吸うと空気が少なくなるとかって」
幸「でも吸う回数でいったら僕の方が多いから同じじゃないですかね。
心拍数も高いですよ」
桜「心拍数はワタシも高いですよ。普通の人の倍くらいありますから」
幸「倍はないだろ−。・・・もう最近は健康診断の結果の話ばっかり(笑)」
桜「そうなりますよね」
幸「でもまだ話せるうちはいいよ」
桜「そのうち話せなくなりますからね。
・・・とか言ってるそばからこんななってたりして(と手をブルブル震わせる)」
幸「ところで桜井さん、話は全然関係ないんですけど、
この秋のテーマ、もし戻れるとしたらいつに戻ってやり直したいか。
一度だけ許してあげます」
桜「ワタシ、昔の記憶がないもんですから」
幸「昔の記憶がないの?。今じゃないの?。
昔のことは憶えてるけど、昨日のことは憶えてないとか」
桜「'80年代のことはほっとんど憶えていないんですよ」
幸「それは酔っ払ってたからでしょ?」
桜「・・・ハイ」
桜「あっ!、今日秩父の夜祭りだ!」
幸「行かなくていいんですか?。アナタ秩父の観光大使なのに!」
桜「来て下さいって言われたんだけど、市川の方で用事があるからって。
秩父よりこっちの方が大事ですから」
客「おおおーーー!!!」
幸「あ、じゃぁもう桜井さんは今日から市川の親善大使に!」
桜「アナタんちの方が全然近いと思いますけど」
幸「そうだよね(^^;ゞ。川を越えたらすぐだもんね」
幸「じゃぁ桜井さんは、もしも戻れたら
今日は市川じゃなくて秩父の夜祭りに行きたいってことで」
桜「一度も見たことないんですよ。秩父の夜祭り」
客「えぇぇぇ〜」
幸「えっ?一度も?。地元なのに。オレだって東京タワーには行ったことあるぞ」
桜「東京タワーはワタシだってありますよ。
幼稚園の時に行って、こーやって(口開けて)観てたんですから。
一緒に行ったおばちゃんたち先に行っちゃったんだけど
迷子になりませんでしたから。
・・・ずーっと同じ場所にいたから迷子にならなかったんです」
幸「じゃぁ桜井さんは、幼稚園の頃に戻って
東京タワーをもっと冷静に観たいということで」
なにかとまとめたがる幸ちゃん(^^;。
桜「もう圧倒されてましたから。
戦争で使った戦車溶かして作ったんだとか、
そんなことはもうどっか行っちゃってましたから」
幸「小ネタですね」
桜「えぇ、よーくこねた(小ネタ=捏ねた)ので」
客「おおお〜・・・」
幸「オレはもし戻れたらあんなチリチリ頭にはしない」
桜「オレは(チリチリにしてくれなんて)頼んでないぞ。
アナタ昔はこんな魚の骨みたいのでこーやってたじゃないですか。
あの頭はどーなってたんですか?。
こういう、髪に入れるやつとか入れてたんですか?」
幸「お袋さんとかが入れるやつ?。入れてないよ(笑)」
桜「当時はたくさんあったんですね」
幸「いや、僕は生まれつきそんなにある方じゃなかったですよ」
桜「えぇ?、そーですか?」
幸「うん。猫っ毛」
幸「今思えば塗ったり巻いたり、
(桜井と自分は)二人して髪に良くないことしてたんだよな。
何もしなかったヤツ(高見沢)が一番良かったって。
そりゃ彼も切ったり伸ばしたり立てたりしてましたけどね。
それじゃその方をお呼びしましょう。
盛大な拍手を持ってお迎えください。高見沢さーーーん!!!」
ノースリーブの白い衣装にお色直し(笑)してきた王子。
これ見よがしに、シャンプーのCMのように
何度も何度も両手でサラ〜ッと髪を掻き上げてみせる王子。
高「お前ら髪の話しかしてねーじゃねーか!。
・・・訊くけど、おじいさんどうだった?」
幸「ん?・・・ツルッパゲ(笑)」
高「太傳治さんは?」
桜「・・・ツルッパゲ」
高「隔世遺伝だ(笑)」
桜「大体うちのおじいさん、写真あるんだけど
若いときの写真も全部つるっぱげだもん。
うちのオヤジも7人兄弟なんだけど、
こんな小さい時の写真見たって、その頃から髪の毛なかったんだから」
幸「あー、じゃぁもう30代の頃からだ」
桜「そーですね」
高「・・・ちょっと待てよ!。
ここで話すようなことじゃないだろ(^"^;。ここ楽屋じゃないんだから!。
今、素で話してただろ」
確かに、今の一連の会話、ものすごく自然だった気が・・・(笑)。
それにしたって、この話を二人に振ったのって王子なのに
その言い草はないだろー(小声^^;)。
幸「高見沢はいつに戻りたい?」
高「僕は'84年の横浜スタジアムに戻りたいですね。あの雨の中の。
あの時滑って転んだじゃないか。
一回滑って、その後走ったから転んじゃったんだよな」
幸「そう、あん時1回は持ち直したんだよな」
高「そう、でもその後走ったから転んじゃって、
ギターで打って肋骨を折ってしまったと・・・。
だからあそこで滑った後、走らないでそのままでいる<( ̄^ ̄)>」
桜「でもよー、あそこで転んでなくたって、おまえその後何回も転んでじゃねーか」
高「'84年のスタジアムで転んで、'87年の日本平で靴が脱げて
赤レンガではバターン!と倒れて、武道館では飛んじゃったしO=(%)o・・・」
幸「あれはヨカッタね!」
高「よくないよ!(^"^;。擦り剥いちゃったんだから!。
転がって起き上がって♪ろ〜んぐうぇぃとぅふりーだーむ…って歌ってんだから」
幸「武道館の真ん中で、がーっ!って上に上がってった時も凄かったよね」
高「あ、そう?」
幸「凄かったよ〜。クリオネみたいだったよね」
高「そ・・・そぉ?。今度やってみる?」
幸「オレはいいよ」
その後、ステージおよび客席一同の視線が桜井さんに集中。
下手に向かって歩いて(逃げて)行く桜井さん(^^;。
幸「じゃぁ高見沢は'84年の横浜スタジアムに戻って、転ばないようにしたいと。
・・・あん時のギターってとんがったヤツ?」
高「いや、普通の。レスポール系」
幸「良かったね〜。今だったら大変だよ。ギターがここに刺さっちゃって」
桜「殺人事件だよそりゃ!」
幸「そうやっていろんなことがあって今があるということで
次の曲に行きたいと思います。
“From The Past To The Future”」
余談だが、アタシはあの'84年の横スタで
滑って転んだときの王子の衣装と髪型は結構好きだ。
“From The Past To The Future”でのギターはいつも通りVG EAR。
双眼鏡で観ていたら、王子の胸元にポチッと赤く吹き出物???。
そーいやカナケンの時に、Kさんも
「王子の胸の赤いのが気になって仕方なかった」
とか言ってたな(^o^;。
“Another Way”では
これまた久々にお目に掛かるギターが登場。
白(というかクリーム色)のボディに、黒いピックガード。
おそらくレスポール・カスタムの20周年アニバーサリーモデルと思われる。
このギターでアタシがイメージするのは
“COMPLEX BLUE”での《泣きのギター》なので
“Another Way”のようなちょっと明るい感じの曲で出てきたのはちと意外。
(なんだかここまで王子のギターの話ばっかでスンマセン。
しかし今日の市川は、そんな話ばかりしたくなるほど
いろんなギターが目白押しだったのだ)。
王子MC前のバラードは、
この秋初出の“君が通り過ぎたあとに-Don't Pass Me By-”。
終盤の、サビの繰り返しで幸ちゃんがつけるオクターブしたのコーラスが
不気味だが何故か心地良く、ついついそっちに耳を傾けてしまう。
桜井さんの、♪AHーーーーーーーーーーー・・・・も効いている。
ここで王子のMCだが、
なにやらまた最近とんと見なかったギターが肩に・・・(^^;。
高「ハイどーもありがとー。
“君が通り過ぎたあとに”…これも'87年に出した曲ですけど
もちろん新しい曲も大事にしていきたいけど、
こうした昔の、懐かしい曲も、この先10年20年と歌い続けて行きたいな!」
高「今年はデビュー35周年ということで、
『My Truth』というツアータイトルでやってまして、そういう曲もあるんですが、
やはり、再三言ってますが、THE ALFEEの真実は
35年間、休まずに、ツアーを続けてきたことなんじゃないかと思います」
高「古いもの…ヴィンテージと言えば、ここもヴィンテージな会館で。
壁が薄いというのもそうなんですが、隣の音がよく聞こえてくるんだよ。
楽屋にいたら、隣で太郎とただすけが話してるのが聞こえてくるんだ。
何か真剣に話してるなーと思って聞いてたら
こいつら丼の話してやがんの!。
この店の丼はああだとか、タコが動いててどのうこうのとか。
音楽の話なんて一っ言もしてねーの。
大体太郎の会話の9割は食いモンのことですからね」
後ろで頭抱えて小さくなってる太郎さんとただすけくん(笑)。
高「さっき“君が通り過ぎたあとに”で使っていたのが
1968年製のレスポール・カスタム、ブラック・ビューティー。
これは2ピックアップのものなんですが、
ピックアップが3つ付いているのも持っているんですけどねー。
その前に使っていたクリーム色のものが、1974年のレスポール。
'74年だからアルフィーと同じ年のものなんですね。
本当は白だったんですけど、変色してクリーム色になってしまったんですが
あれは『ONE』というアルバムのジャケットで
モデルさんが持っていたような気がするんですけどねぇ」
あー、通常盤のヤツだったっけ?(←通常盤を持ってないのでよくワカラナイ^o^;)。
高「今持っているこのギターは一見SGなんですけど
ここ(ヘッド)にはLes Paulって書いてあるという
これもなかなか珍しいギターなんですけどねー。
ギブソンが売れなかった時期に
これをレス・ポールとして売り出してしまったんですが
いつの間にかSGになってしまったという・・・。
まぁーどーでもいい話なんですけど(^^;ゞ。
こういう話をするとみんな静かになっちゃうんだよね」
いやっ、こういう話が大好きな人間も実は結構いるハズだ。
これまた余談だが、王子の所有ギターが500本に達したら、
またギター写真集出して欲しいものである。
そして願わくば、写真だけじゃなく、
「このギターはどこそこで、どういう経緯で手に入れた、こういう謂われのギターである」
っていう蘊蓄も添えて欲しいんだよね〜。
しばらくして、ステージ上に戻ってきた桜井さんと幸ちゃん。
ギターの話について幸ちゃんが突っ込む。
幸「いいよね、みんなポカーンとしてたよ、
SGがどうだとか、レスポールがどうだとかいう話で(笑)。
・・・いいな、そのギター。売ってよ!」
高「欲しい?」
幸「欲しい!」
高「ホラ、これSGなんだけどここには《Les Paul》って書いてあるんだよ。ホラ!」
と、幸ちゃんのところにわざわざ見せに行く。
更に桜井さんのところにも行きかけて、桜井さんがヘッドを覗き込んだ瞬間に
クルッと振り返って自分の立ち位置に戻っていく王子(^^;。
目が点になる桜井さん(▼▼;)。
高「どーせ桜井は(老眼で)見えねーんだから!」
ヒドーーーイ!!!と思ったが、
桜「・・・ホントのことだからな(-_-;。見えねーし、読めねーし」
高「オレそこまでは言ってねーぞ!。
・・・昔アイツはレスポールのことをレスパールと言ってましたけどね(笑)」
高「こうして髪を伸ばし、時にはアップにし、
時には巻いて・・・最近はやってませんけど
今日は久々に全部降ろしてきましたけど、こうして見ると伸びたよなーっ!。
さっきっからストラップに絡まるし、ウザったくてしょーがねー。
前見えねーし!。・・・こーゆーの付けようかな、こーゆーの!」
幸「ワイパー?」
高「そう!ワイパー!・・・変かっ(^o^;」
そんな話から、どうやって曲に持っていったのか忘れてしまったが
SGなのにレスポールなギターで“My Truth”。
ちなみに、アタシはこの“My Truth”の終盤
♪悲し〜みに 気付いて〜・・・・・・・My Truーーーth
↑ココで、王子がビックを巻弦に当ててギューーーン!という音を出す
いわゆるピックスクラッチを聴くのが密かな楽しみなのだが
これ、どういうワケかやる時とやらない時があるんだよね(^^;。
残念ながら市川ではナシ。うーん、残念。
“Shining Run~輝く道に向かって~”。
カナケンでは、この曲の途中でリストバンド?(アームカバー?)を放り投げて
とってもカッコ良かった王子だが、今日はいつの間にか既に外れていた。
い、いつの間に(-"-?。
そして間もなく新曲がリリースされると決まると
何故だか既に懐かしささえ憶える“夜明けを求めて”。
なんだかもう随分前の曲のような気がしてしまったりなんかして(^o^;。
大仰なイントロで始まる“祈り 2009”での
王子のギターはいつものようにブラッキー。
が、またしても後奏手前でギターチェンジ。
赤っぽい背面のレスポール・スタンダード。
おっ?!、またしても'59年製のスタンダード登場か?!と思いきや
ピックガードの白さ、トラ目のハッキリ具合から行くとどうやら違うっぽい。
これはー・・・2006年頃によく使っていた
Jimmy Page Authenticってヤツだろうかのぉ???。
当時王子はこのテのギターを大量に大人買いしていたので
どれがどれやらアタシにはさっぱりわからないのだが(^o^;。
サラサラの長髪を振り乱し、
レスポールで“祈り”の後奏を弾きまくる王子は掛け値なしにカッコイイ。
残りのツアー、全部このスタイルで行っちゃって欲しいものである。
“Heart of Justice 2009”も
いつものように、ジェフ・ベック・モデルの白いストラト。
新しいアレンジ関しては賛否あるみたいだけど(笑)
アタシはこの疾走感のあるアレンジは結構好きだな。
そして本編ラストはもちろん“On The Border”。
毎回毎回感動してしまうのだけど、
感動のポイントがライブごとに微妙に異なるのが我ながら面白い。
カナケンでは、後奏のGソロのチョーキングにグッときてしまったんだけど
今日はそのちょっと後、バックのスクリーンに地球の映像が映しだされたあたりで
心がジーンジーンジーン・・・となった。
----------------------------------------------------------------
以上、取り急ぎの市川レポ本編編でした!。
アンコール編は、明日の夜、広島行きの新幹線の中でせっせと打ちますよ。
(広島初日には参加しないけど、なぜかまた前乗りなのだ)
とか言いつつ口開けて寝てそうな気も・・・(笑)。
《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
市川市文化会館 本編の巻
広島に旅立つ前に、大急ぎの突貫UP(笑)。
(尚、広島には明日旅立ちますが明日のライブには参加しません^^;ゞ)。
ネタバレ指数78
月日の経つのが恐ろしく早い。
ついこないだ秋ツアーの初日だと思ったら、あれよあれよと折り返し
気がついたらもう12月で、今日の市川が関東ホールツアーファイナル。
とは言うものの、アタシ的にはこの秋参加の10本のうち
半分の5本が12月に集中してるワケで
こりゃーインフルエンザどころか、迂闊に風邪だってひけやしないのである。
てなわけで、春ツアー以来の約半年ぶりの市川。
外は生憎の雨でしかも寒い!!!。
しかし、当初乗ろうと思っていた電車に乗り遅れ
焦りながら急ぎ足で現地に着いたので、殆ど寒さは感じなかった(^o^;。
トイレを済ませ、お友達のYちゃんと久々に会ってから座席へ。
本日の座席:1階23列40番台。
バタバタと荷物をまとめて着席。
秋ツアー、ことに12月のツアーともなると
上着(ダウンジャケットとかマフラーとか…)が嵩張って
結構エライこっちゃなのである。
18時25分に1ベル。そして、18時30分に見事なまでの定刻スタート。
SEに合わせてオーディエンスの手拍子が始まり、
ガーン!!!という音と共に、メンバーのシルエットが現れる。
おや?!、王子のシルエットがなんだかいつもと違わないか?。
もしかして???・・・と期待しながら、メンバーの前の逆さ凸型のスクリーンが
上にあがって行くのを待つ。
メンバーの姿があらわになると・・・
おおおっ!!!王子の髪がストレート!。縛ってない!!!。
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ。
前髪は長いままだが、久々のストレート王子にテンション上昇。
うわー、やっぱ王子はストレートの長髪が一番かっちょえぇ〜!!!
なんて思っていたら、ローディー三上氏から受け取ったギターがレスポール!。
しかもチラッと見えた背面には、激しいバックルスクラッチ。
ま、まさかオープニングから'58年製のカスタム?!。
いやさすがにそれはない。
振り返って正面を向いた王子が持っていたのは
John Sykesモデルのレスポール。
このギターも大好きだからウレシイねぇ〜ヽ(^。^)丿。
鏡面仕上げのピックガードが時折激しく反射して眩しいったらありゃしない(嬉)。
衣装はいつものメタル陣羽織なワケだが
この衣装には黒いレスポールがよく似合う。
桜井さんと幸ちゃんも、いつもと同じ衣装。
この二人の衣装も、オープニングから終盤までずっと同じってのも珍しいかも。
まさか、経費節減?(小声)。
1曲目はもちろん、“LONG WAY TO FREEDOM”。
今日はオープニングから♪ウォ〜・・・と歌う王子。
うーん、どうやら今日の王子はのっけからかなりノッている模様。
2曲目“夢よ急げ”もいつも通り。
ボルテージがガーッと上昇したところで3曲目。
さー、今日はどの曲だ?!。
個人的な希望としては、今のところまだ一度も聴いていない“幻想飛行”か
カナケンでも演奏した“SWINGING GENERATION”だったが
ここは基本形の“AFFECTION”。
そろそろ王子もギターチェンジか?と思われたが、
John Sykesモデルのまま“ラジカル・ティーンエイジャー”。
♪捨て去〜って し〜まえ〜・・・
の歌い方は、やっぱりイイな。
(ツアー参加も6本目になってくると、だんだん曲に関して書くことがなくなってきて
ワンパターンになってスンマセン^^;ゞ)。
ここでようやくギターチェンジ。
Crystal Angelに持ち替えて“星空のディスタンス”。
曲が終わって、暗転したステージの上でピンク色に浮かび上がるCrystal Angelは
なんだか深海魚のようであった。
ここでいつものように、幸ちゃんの短い挨拶。
ギターは12弦。てことは、今日の6曲目はあの曲か。
幸「こんばんはーっ!。
早いもので、関東ホールファイナルでございます!。師走でございます!。
今年もいいことばかりじゃなかったと思いますが、
1階はもちろん、2階のみなさんも、最後まで楽しんでって頂きたいと思います!。
・・・今日はこっちだ!(笑)」
と言いながら奏でるのは“WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末-”の
華やかなイントロ。
12弦のアコギ1本だけのイントロだが、キラキラした音がとっても華やか。
そしてまたここで王子が抱えたギターが何やら見慣れぬギターで。
なんか黒っぽい。ネックのカタチはレスポールっぽいけど
ボディはダブル・カッタウェイっぽい。
基本的に立ってる時は双眼鏡は使わないことにしてるんだけど
このギターが気になって仕方なく、思わず双眼鏡を手に取った。
うーん、カタチはどうやらSGだなぁ。
双眼鏡を使っても23列目からでは細かいトコはまったくわからん(-"-?。
しかしハムバッカーなので、音が太い。
従ってなんだかいつになくワイルドな“WEEKEND SHUFFLE”であった。
で、双眼鏡で王子を観ていて思ったこと・・・。
この衣装のインナー(豹柄のシースルー)の前身頃って、
こんなに胸の部分開いてたっけ???(^o^;。
なんだか最近ますます立体的になってきた大胸筋を
「どーだーっ!」と見せつけんばかりの胸元の開き具合だ。
努力の賜物である筋肉を見せたい気持ちはわからなくはないが、
あんまり露骨に見せられてもなぁ(^^;。
“Girl”も引き続きこのギター。
♪コロコロコロコロ・・・・というイントロで、ステージ前方に出てくる幸ちゃんと桜井さん。
結構二人とものんびりした動きだったので
歌い出しの♪Gir〜l!に間に合わないのでは?!と思ったが
幸ちゃんがピョンと桜井さんの方に軽くジャンプして間に合った。
“愛を惜しみなく”での王子のギターは
ESPのFlying-A IV。
この曲はこの曲で、とんがったギターがまたよく似合う。
後奏部分のGソロも勿論カッコ良かったが、
ただすけくんのピアノがいまいち聞こえにくかったのがちと残念だった。
(てーか、全体的にギターの音がデカい!と感じる市川だった。
まぁ基本的にギターの音が好きだからいいんだけどさ^o^;)。
ここで、いつものように幸ちゃんのMC。
さぁ、今日の桜井さんと王子はいつに戻りたいのか・・・(笑)。
幸「はい、ありがとーございます!。ありがとーございます!!。
さっきも言いましたけど、早いものでツアーが始まって2ヶ月が経ちました。
みなさんも、お忙しい中アルフィーの為に時間を割いて
こうやってお集まりいただいて感謝しております。
・・・あ、ここはどうぞ椅子がありますんでお掛けいただいて。
この秋もアタマっから飛ばしておりますんで、
ここはメリハリのメリなんでしょうかハリなんでしょうか、よくわかりませんけども」
幸「この秋今日が初日だって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ!(^o^)/」
幸「あ、それはお待たせいたしました。
関東近郊もあちこち回って来ましたんで、
他のところで観たって方も多いんじゃないかと思いますが、
何度観ても面白いし、こっちは何度やっても面白い。
中には生まれて初めてだって方もいらっしゃると思います。
家でCD聴いてるのとは全然違うでしょ?。
家じゃこんなに大きなスピーカーはありませんからね」
幸「初めて観る方は大体どこを見たらいいのかわからないと思います。
隅々まで見所がごさいますんで。
こちら(桜井)はもう本当に隅々の隅まで子ネタがございますし、
こちら(高見沢)はもう何もしなくても、1日カメラ回してるだけで、
かなり面白いものが録れるんじゃないかと思います(笑)。
初めての方も2回目3回目からはそういう隅の方まで観ていただいて、
この先50年100とお付き合い頂ければと!。
その頃こっちはどーなってるかわかりませんが。誰がやってるんでしょうか(笑)」
幸「それではそろそろこの方をお呼びしましょうか。
今日はどんな感じなんでしょうか。
盛大な拍手をもってお迎え下さい!。桜井さーーーん!!!」
いつものようにゆっくりした足取りでステージに現れ
右・左・中央と挨拶をして、最後はコン!という音(by太郎さん)に合わせて
腰をクッ!と入れてみる(^^;。
客席のオーディエンスからは、物凄く長い歓声が。
客「桜井さーーーーーーーーーーーーーーーん!」
桜「凄い肺活量ですね!」
幸「4500くらいですかね。僕は3800くらいですよ」
桜「そんなことないでしょー。ワタシは5000くらいです」
幸「さすが!。あれって大体平均が3500くらいでしょ?」
桜「そうなんですか?。じゃぁワタシウソつきました。4500くらいです」
幸「それでも大したもんですよ。歌うのにはいいんじゃないですか?」
桜「あんまり関係ないんじゃないですか?。
空気吸う量は多いと思いますけど。
密室とかエレベーターなんかでお前が吸うと空気が少なくなるとかって」
幸「でも吸う回数でいったら僕の方が多いから同じじゃないですかね。
心拍数も高いですよ」
桜「心拍数はワタシも高いですよ。普通の人の倍くらいありますから」
幸「倍はないだろ−。・・・もう最近は健康診断の結果の話ばっかり(笑)」
桜「そうなりますよね」
幸「でもまだ話せるうちはいいよ」
桜「そのうち話せなくなりますからね。
・・・とか言ってるそばからこんななってたりして(と手をブルブル震わせる)」
幸「ところで桜井さん、話は全然関係ないんですけど、
この秋のテーマ、もし戻れるとしたらいつに戻ってやり直したいか。
一度だけ許してあげます」
桜「ワタシ、昔の記憶がないもんですから」
幸「昔の記憶がないの?。今じゃないの?。
昔のことは憶えてるけど、昨日のことは憶えてないとか」
桜「'80年代のことはほっとんど憶えていないんですよ」
幸「それは酔っ払ってたからでしょ?」
桜「・・・ハイ」
桜「あっ!、今日秩父の夜祭りだ!」
幸「行かなくていいんですか?。アナタ秩父の観光大使なのに!」
桜「来て下さいって言われたんだけど、市川の方で用事があるからって。
秩父よりこっちの方が大事ですから」
客「おおおーーー!!!」
幸「あ、じゃぁもう桜井さんは今日から市川の親善大使に!」
桜「アナタんちの方が全然近いと思いますけど」
幸「そうだよね(^^;ゞ。川を越えたらすぐだもんね」
幸「じゃぁ桜井さんは、もしも戻れたら
今日は市川じゃなくて秩父の夜祭りに行きたいってことで」
桜「一度も見たことないんですよ。秩父の夜祭り」
客「えぇぇぇ〜」
幸「えっ?一度も?。地元なのに。オレだって東京タワーには行ったことあるぞ」
桜「東京タワーはワタシだってありますよ。
幼稚園の時に行って、こーやって(口開けて)観てたんですから。
一緒に行ったおばちゃんたち先に行っちゃったんだけど
迷子になりませんでしたから。
・・・ずーっと同じ場所にいたから迷子にならなかったんです」
幸「じゃぁ桜井さんは、幼稚園の頃に戻って
東京タワーをもっと冷静に観たいということで」
なにかとまとめたがる幸ちゃん(^^;。
桜「もう圧倒されてましたから。
戦争で使った戦車溶かして作ったんだとか、
そんなことはもうどっか行っちゃってましたから」
幸「小ネタですね」
桜「えぇ、よーくこねた(小ネタ=捏ねた)ので」
客「おおお〜・・・」
幸「オレはもし戻れたらあんなチリチリ頭にはしない」
桜「オレは(チリチリにしてくれなんて)頼んでないぞ。
アナタ昔はこんな魚の骨みたいのでこーやってたじゃないですか。
あの頭はどーなってたんですか?。
こういう、髪に入れるやつとか入れてたんですか?」
幸「お袋さんとかが入れるやつ?。入れてないよ(笑)」
桜「当時はたくさんあったんですね」
幸「いや、僕は生まれつきそんなにある方じゃなかったですよ」
桜「えぇ?、そーですか?」
幸「うん。猫っ毛」
幸「今思えば塗ったり巻いたり、
(桜井と自分は)二人して髪に良くないことしてたんだよな。
何もしなかったヤツ(高見沢)が一番良かったって。
そりゃ彼も切ったり伸ばしたり立てたりしてましたけどね。
それじゃその方をお呼びしましょう。
盛大な拍手を持ってお迎えください。高見沢さーーーん!!!」
ノースリーブの白い衣装にお色直し(笑)してきた王子。
これ見よがしに、シャンプーのCMのように
何度も何度も両手でサラ〜ッと髪を掻き上げてみせる王子。
高「お前ら髪の話しかしてねーじゃねーか!。
・・・訊くけど、おじいさんどうだった?」
幸「ん?・・・ツルッパゲ(笑)」
高「太傳治さんは?」
桜「・・・ツルッパゲ」
高「隔世遺伝だ(笑)」
桜「大体うちのおじいさん、写真あるんだけど
若いときの写真も全部つるっぱげだもん。
うちのオヤジも7人兄弟なんだけど、
こんな小さい時の写真見たって、その頃から髪の毛なかったんだから」
幸「あー、じゃぁもう30代の頃からだ」
桜「そーですね」
高「・・・ちょっと待てよ!。
ここで話すようなことじゃないだろ(^"^;。ここ楽屋じゃないんだから!。
今、素で話してただろ」
確かに、今の一連の会話、ものすごく自然だった気が・・・(笑)。
それにしたって、この話を二人に振ったのって王子なのに
その言い草はないだろー(小声^^;)。
幸「高見沢はいつに戻りたい?」
高「僕は'84年の横浜スタジアムに戻りたいですね。あの雨の中の。
あの時滑って転んだじゃないか。
一回滑って、その後走ったから転んじゃったんだよな」
幸「そう、あん時1回は持ち直したんだよな」
高「そう、でもその後走ったから転んじゃって、
ギターで打って肋骨を折ってしまったと・・・。
だからあそこで滑った後、走らないでそのままでいる<( ̄^ ̄)>」
桜「でもよー、あそこで転んでなくたって、おまえその後何回も転んでじゃねーか」
高「'84年のスタジアムで転んで、'87年の日本平で靴が脱げて
赤レンガではバターン!と倒れて、武道館では飛んじゃったしO=(%)o・・・」
幸「あれはヨカッタね!」
高「よくないよ!(^"^;。擦り剥いちゃったんだから!。
転がって起き上がって♪ろ〜んぐうぇぃとぅふりーだーむ…って歌ってんだから」
幸「武道館の真ん中で、がーっ!って上に上がってった時も凄かったよね」
高「あ、そう?」
幸「凄かったよ〜。クリオネみたいだったよね」
高「そ・・・そぉ?。今度やってみる?」
幸「オレはいいよ」
その後、ステージおよび客席一同の視線が桜井さんに集中。
下手に向かって歩いて(逃げて)行く桜井さん(^^;。
幸「じゃぁ高見沢は'84年の横浜スタジアムに戻って、転ばないようにしたいと。
・・・あん時のギターってとんがったヤツ?」
高「いや、普通の。レスポール系」
幸「良かったね〜。今だったら大変だよ。ギターがここに刺さっちゃって」
桜「殺人事件だよそりゃ!」
幸「そうやっていろんなことがあって今があるということで
次の曲に行きたいと思います。
“From The Past To The Future”」
余談だが、アタシはあの'84年の横スタで
滑って転んだときの王子の衣装と髪型は結構好きだ。
“From The Past To The Future”でのギターはいつも通りVG EAR。
双眼鏡で観ていたら、王子の胸元にポチッと赤く吹き出物???。
そーいやカナケンの時に、Kさんも
「王子の胸の赤いのが気になって仕方なかった」
とか言ってたな(^o^;。
“Another Way”では
これまた久々にお目に掛かるギターが登場。
白(というかクリーム色)のボディに、黒いピックガード。
おそらくレスポール・カスタムの20周年アニバーサリーモデルと思われる。
このギターでアタシがイメージするのは
“COMPLEX BLUE”での《泣きのギター》なので
“Another Way”のようなちょっと明るい感じの曲で出てきたのはちと意外。
(なんだかここまで王子のギターの話ばっかでスンマセン。
しかし今日の市川は、そんな話ばかりしたくなるほど
いろんなギターが目白押しだったのだ)。
王子MC前のバラードは、
この秋初出の“君が通り過ぎたあとに-Don't Pass Me By-”。
終盤の、サビの繰り返しで幸ちゃんがつけるオクターブしたのコーラスが
不気味だが何故か心地良く、ついついそっちに耳を傾けてしまう。
桜井さんの、♪AHーーーーーーーーーーー・・・・も効いている。
ここで王子のMCだが、
なにやらまた最近とんと見なかったギターが肩に・・・(^^;。
高「ハイどーもありがとー。
“君が通り過ぎたあとに”…これも'87年に出した曲ですけど
もちろん新しい曲も大事にしていきたいけど、
こうした昔の、懐かしい曲も、この先10年20年と歌い続けて行きたいな!」
高「今年はデビュー35周年ということで、
『My Truth』というツアータイトルでやってまして、そういう曲もあるんですが、
やはり、再三言ってますが、THE ALFEEの真実は
35年間、休まずに、ツアーを続けてきたことなんじゃないかと思います」
高「古いもの…ヴィンテージと言えば、ここもヴィンテージな会館で。
壁が薄いというのもそうなんですが、隣の音がよく聞こえてくるんだよ。
楽屋にいたら、隣で太郎とただすけが話してるのが聞こえてくるんだ。
何か真剣に話してるなーと思って聞いてたら
こいつら丼の話してやがんの!。
この店の丼はああだとか、タコが動いててどのうこうのとか。
音楽の話なんて一っ言もしてねーの。
大体太郎の会話の9割は食いモンのことですからね」
後ろで頭抱えて小さくなってる太郎さんとただすけくん(笑)。
高「さっき“君が通り過ぎたあとに”で使っていたのが
1968年製のレスポール・カスタム、ブラック・ビューティー。
これは2ピックアップのものなんですが、
ピックアップが3つ付いているのも持っているんですけどねー。
その前に使っていたクリーム色のものが、1974年のレスポール。
'74年だからアルフィーと同じ年のものなんですね。
本当は白だったんですけど、変色してクリーム色になってしまったんですが
あれは『ONE』というアルバムのジャケットで
モデルさんが持っていたような気がするんですけどねぇ」
あー、通常盤のヤツだったっけ?(←通常盤を持ってないのでよくワカラナイ^o^;)。
高「今持っているこのギターは一見SGなんですけど
ここ(ヘッド)にはLes Paulって書いてあるという
これもなかなか珍しいギターなんですけどねー。
ギブソンが売れなかった時期に
これをレス・ポールとして売り出してしまったんですが
いつの間にかSGになってしまったという・・・。
まぁーどーでもいい話なんですけど(^^;ゞ。
こういう話をするとみんな静かになっちゃうんだよね」
いやっ、こういう話が大好きな人間も実は結構いるハズだ。
これまた余談だが、王子の所有ギターが500本に達したら、
またギター写真集出して欲しいものである。
そして願わくば、写真だけじゃなく、
「このギターはどこそこで、どういう経緯で手に入れた、こういう謂われのギターである」
っていう蘊蓄も添えて欲しいんだよね〜。
しばらくして、ステージ上に戻ってきた桜井さんと幸ちゃん。
ギターの話について幸ちゃんが突っ込む。
幸「いいよね、みんなポカーンとしてたよ、
SGがどうだとか、レスポールがどうだとかいう話で(笑)。
・・・いいな、そのギター。売ってよ!」
高「欲しい?」
幸「欲しい!」
高「ホラ、これSGなんだけどここには《Les Paul》って書いてあるんだよ。ホラ!」
と、幸ちゃんのところにわざわざ見せに行く。
更に桜井さんのところにも行きかけて、桜井さんがヘッドを覗き込んだ瞬間に
クルッと振り返って自分の立ち位置に戻っていく王子(^^;。
目が点になる桜井さん(▼▼;)。
高「どーせ桜井は(老眼で)見えねーんだから!」
ヒドーーーイ!!!と思ったが、
桜「・・・ホントのことだからな(-_-;。見えねーし、読めねーし」
高「オレそこまでは言ってねーぞ!。
・・・昔アイツはレスポールのことをレスパールと言ってましたけどね(笑)」
高「こうして髪を伸ばし、時にはアップにし、
時には巻いて・・・最近はやってませんけど
今日は久々に全部降ろしてきましたけど、こうして見ると伸びたよなーっ!。
さっきっからストラップに絡まるし、ウザったくてしょーがねー。
前見えねーし!。・・・こーゆーの付けようかな、こーゆーの!」
幸「ワイパー?」
高「そう!ワイパー!・・・変かっ(^o^;」
そんな話から、どうやって曲に持っていったのか忘れてしまったが
SGなのにレスポールなギターで“My Truth”。
ちなみに、アタシはこの“My Truth”の終盤
♪悲し〜みに 気付いて〜・・・・・・・My Truーーーth
↑ココで、王子がビックを巻弦に当ててギューーーン!という音を出す
いわゆるピックスクラッチを聴くのが密かな楽しみなのだが
これ、どういうワケかやる時とやらない時があるんだよね(^^;。
残念ながら市川ではナシ。うーん、残念。
“Shining Run~輝く道に向かって~”。
カナケンでは、この曲の途中でリストバンド?(アームカバー?)を放り投げて
とってもカッコ良かった王子だが、今日はいつの間にか既に外れていた。
い、いつの間に(-"-?。
そして間もなく新曲がリリースされると決まると
何故だか既に懐かしささえ憶える“夜明けを求めて”。
なんだかもう随分前の曲のような気がしてしまったりなんかして(^o^;。
大仰なイントロで始まる“祈り 2009”での
王子のギターはいつものようにブラッキー。
が、またしても後奏手前でギターチェンジ。
赤っぽい背面のレスポール・スタンダード。
おっ?!、またしても'59年製のスタンダード登場か?!と思いきや
ピックガードの白さ、トラ目のハッキリ具合から行くとどうやら違うっぽい。
これはー・・・2006年頃によく使っていた
Jimmy Page Authenticってヤツだろうかのぉ???。
当時王子はこのテのギターを大量に大人買いしていたので
どれがどれやらアタシにはさっぱりわからないのだが(^o^;。
サラサラの長髪を振り乱し、
レスポールで“祈り”の後奏を弾きまくる王子は掛け値なしにカッコイイ。
残りのツアー、全部このスタイルで行っちゃって欲しいものである。
“Heart of Justice 2009”も
いつものように、ジェフ・ベック・モデルの白いストラト。
新しいアレンジ関しては賛否あるみたいだけど(笑)
アタシはこの疾走感のあるアレンジは結構好きだな。
そして本編ラストはもちろん“On The Border”。
毎回毎回感動してしまうのだけど、
感動のポイントがライブごとに微妙に異なるのが我ながら面白い。
カナケンでは、後奏のGソロのチョーキングにグッときてしまったんだけど
今日はそのちょっと後、バックのスクリーンに地球の映像が映しだされたあたりで
心がジーンジーンジーン・・・となった。
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以上、取り急ぎの市川レポ本編編でした!。
アンコール編は、明日の夜、広島行きの新幹線の中でせっせと打ちますよ。
(広島初日には参加しないけど、なぜかまた前乗りなのだ)
とか言いつつ口開けて寝てそうな気も・・・(笑)。
《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
2009-12-03 22:23
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コメント(2)
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豹柄のシースルー、同じく「こんなに深かったっけ?」と見ていました。
胸の赤いぽつぽつは大宮で見たのですけど、まだ治っていないんですね。
肌が白いだけに、目立ちますよね、あれ。
My Truthの曲紹介時、くるくると紙を巻いている3人を想像してしまい、
肩を震わせて笑ってしまいました。
笑わずにこの曲に集中できる日はやってくるのでしょうか。
もうだめかもしれません。
by えの (2009-12-05 00:43)
>えのさん
やっぱりそう思いました?。絶対リニューアルしましたよねあのインナー(笑)。
あんまり露出されると、ちょっと品格が・・・(以下自粛)。
そこはかとなく垣間見えている程度が一番グッとくると思うのですけどね
・・・って何を書いているんだアタシは(^o^;。
お陰様で、最近“My Truth”ではヴィンテージ・ギターを使ってくれるので
そっちに集中しているため“巻いとぅるーす”にならずに済んでます。
しかしこれがヴィンテージ・ギターでなくなったら・・・
(くるくるくるくる・・・∫(TOT)∫)。
まったく王子も困ったことを言ってくれたもんですよね。
by 梅屋千年堂 (2009-12-06 14:50)