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THE ALFEE@びわ湖《本編編》 [┣ '09 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE 35th Anniversary 2009 『My Truth』
びわ湖ホール 本編の巻

ネタバレ指数64

この秋初の、泊まり遠征・びわ湖。
とは言うものの、かなりのハード・スケジュールなのだ。
何故なら4日は職場に直行しなければならぬゆえ。

当初は、いつものように京都駅近くのホテルを取っていた。
そして4日は始発の新幹線で帰ればなんとかギリギリ仕事には間に合う算段。
しかしギリギリなのだ、ホントに。万が一何かあったら絶対間に合わない。
元々時間に余裕のない行動が苦手なので、
なんとかもう少し早く職場に辿り着く方法はないものか、と思って
思いついたのが、名古屋を中継地点にする作戦。
名古屋駅直結のホテル(今回はもちろん安い方)を取って
ライブが終わったら取り敢えず名古屋まで帰ってくる。
そして翌朝は名古屋から出勤すると。

新幹線の運賃が割高になってしまうかと思ったけど
名古屋の安いホテルに泊まれば、むしろこっちの方が安く上がることが判明。
ということで、ホテルも新幹線も予約変更。

まず往路は、新横浜から乗車し、米原で下車。
詳しいことは別記事の旅ネタに書くけれど、
ここから、アホとしかいいようのないような観光スケジュールを決行。
最後は粟津の友人宅に顔を出して、腹拵えしてから会場へ。

それにしても・・・チョー寒い!!!{{ (>_<) }}。
会場最寄り駅である京阪線の石場駅からびわ湖ホールまでの
数分の間ですら体が凍えそうである。
出来る限りの早歩きで、飛び込むように会場内に入る。

本日の座席:1階1C列一桁番台。
なんと3列目。端っこの方ではあるが、ドヒャーヽ(^。^)丿なのである。
しかし、スピーカーが目の前・・・終演後の耳が心配だ(^^;。

場内にはいつものように、アルフィーの曲がBGMとして流れていたが
18時を過ぎたところで、唐突にオープニングのSEが流れ始めた。
・・・1ベルって鳴った?。
Cちゃんとのお喋りに夢中でちっとも気付かなかったんだけど(^^;。

いつもと同じオープニング。
最初は静かに始まって、スクリーンにもブルーの波のような映像。
そのうちリズミカルになって、客席からも手拍子。
だんだん大仰な感じになって(笑)、黄色い逆さ凸型が前にズンズンせり出す。
今日は席が前の方ではあるが、メンバーがいつ頃どこから現れて
スタンバイするのかは分からなかった。
最後の♪ガーン!でメンバーのシルエット。
王子のギターが今日もCrystal Angelであることが判る。

逆さ凸型が上がっていくと、メンバー登場。
3人の衣装はいままでと同じ。
王子の髪型もいつものヤツだ・・・と思いきや
なんだか後頭部でまとめた部分がいつもよりデカい。
よーく見てみると、左分けの前髪と、垂らしたままのサイドの髪はいつもと同じだけど
耳よりも後ろの髪を全部アップにして、ポニーテール状態(^^;。
V-ROCKが終わって短くなるどころか、このような展開になるとは。
こりゃもうこのツアーは最後までコレか?。
まぁ大分慣れてきたからもういいケド。

1曲目は“LONG WAY TO FREEDOM”
1コーラスめと2コーラスめの間だったか、
♪ウォ〜〜〜オオ ゥオ〜オ〜オオ〜・・・
と歌う王子。あ、今日はそこ歌うワケね(^^;。

続いて“夢よ急げ”
開演時の反応といい、この曲での♪い〜くつもの〜・・・の部分といい
なんとなく今日の客席は大人しい気がする。
自分の席の位置が端っこだからそう聞こえるのか、
それとも自分の周りがたまたま大人しい人が多いというだけなのか。
ちょっと「ダイジョブかなぁ(=盛り上がるのかなぁ^^;)」という思いがよぎる。

3曲目は“AFFECTION”
一昨日の福岡二日目では、ここで“幻想飛行”が来たらしい。
今日もそれを期待しないではなかったが“AFFECTION”。
てことは、その後のセットリストも今日は基本パターンということか?。
まぁ今回の選曲が好きだから、それはそれで全然構わない。

“ラジカル・ティーンエイジャー”
今日は♪時間の鎖に繋がれ〜の部分でもギターを弾いている王子。
どうやらこのあたりは、ホントにその日の気分らしい(笑)。
歌の方も、やってるうちにだんだん気分が高揚してきたのか、

♪捨て去ーってしまえぇぇええええ〜↑↑!!!(シャウト)

・・・ちょっと笑ってしまった(^o^;。

“星空のディスタンス”の後、
幸ちゃんがMCの直前に持ち替えたギターは12弦。
おっ・・・これはなにやらいつもと違う予感がする。

なんというか、同じツアーに何度か足を運んでいると

・幸ちゃんや王子が、いつもと違うギターを持った時
・曲のエンディングがいつもとちょっと違う終わり方をした時

こういう時って、
「おっ?!、次はいつもと違うのが来るかも知れないぞ?!」と
すごくワクワクするんだよねー。

幸「こんばんはーっ!。
  個人的にお気に入りのびわ湖ホールでございます!。
  どなた様も日常でヤなことがあるかと思いますが
  今日はそういったことを忘れて盛り上がっていただきたいと思います。
  1階のみなさんはもちろん!、そこの中途半端な2階!、3階!、4階!
  おっ!、4階いいですねー。大盛り上がりでございます。
  それでは、今日はこの曲をやってみたいと思います」

と、12弦ギターで奏で始めたイントロは
“WEEKEND SHUFFULE -華やかな週末-”
これも福岡の二日目で演奏したナンバー。
今日は祝日ではあるが、週末=WEEKENDではないので
多分やらないだろうなぁ(^^;と思っていたので、ちょっと意外。
ま、個人的にはどちらかというと“BELIEVE”の方が好きなんだけど
せっかくびわ湖までやってきたので
今まで聴けなかった曲が聴けるというのは嬉しい。

お待ちかねの“Girl”
ハンドマイクの幸ちゃんと、桜井さんが前方へ。
幸ちゃんが桜井さんの肩に右手を回して

♪Gi〜rl!!!

と、歌い始める。
いやーっ、なんど観ても、どの角度から観てもカッコイイ場面である。
しかも今日は、(席が端っこゆえに)二人の背後に王子の姿がオーバーラップ。
もしもアタシがツアーに同行する専属カメラマンだったら
この角度から、幸ちゃんと桜井さんにピントを合わせて、
後ろにいる王子も背景に入れつつ・・・なんて写真を撮っちゃうね〜。

ホントにこの曲は、見所が満載で楽しい。
肩を組んで歌う部分の直前に、
幸ちゃんがゆっくりと桜井さんの肩に腕を回すところは妙に色っぽいし(^^;
その幸ちゃんの手が、桜井さんの肩の上でいろんな風に動くのも観ていて楽しいし、
♪When the〜の前の桜井さんのビリビリした動きもオカシイし、
にもかかわらず、同じ瞬間に脇目もふらずジャカジャカと、
それでいて黙々とギターを弾いてる王子はいつになく(笑)シブイし、
ただすけくんとアイコンタクトを取りながら短い間奏を弾く場面もカッコイイ。

8曲目、“愛を惜しみなく”
この曲に関しては、殆ど記憶がナイ・・・。
というのも、突然コンタクトと目の間にゴミが入ったため
もんのスゴーーーク目が痛くなっちゃって、大変なことになっていたので(^^;。
あまりの痛さにゴミが入った右目から、涙がボロボロ。
泣くような曲ではないのにアヤシ過ぎである。

あーーー・・・なんだかとっても悔しい。
転調の応酬になる後奏部分をちゃんと観られなかった・・・_| ̄|◯。
あの場面、好きなのに。
もしも戻れるなら、“愛を惜しみなく”が始まる直前に戻って、
目にゴミが入るのをなんとか防御したい(笑)。

ここで幸ちゃんのMC。

幸「ハイ、ありがとーございます!。ありがとーございます!
  (と、幸ちゃんが言うたびに、
   身を乗り出してオルガンで合いの手を入れるただすけくん)
  びわ湖は7年連続で、7回目になりますね。
  去年は1日早い11月2日でございました。去年来た!って方。
  7回全部来てるって方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
  あ、ここはどうぞお座りいただいて・・・」

座ったと同時に、バッグから目薬取り出して右目にさしまくるアタシ・・・(^o^;。
ハァー、ちょっと落ち着いた。

幸「ここ(びわ湖ホール)は、そこが2階で、3階、4階でしょ?。
  田島が2階にいるってことになるんだな。
  田島はそこで居づらいってことはないの?。
  ・・・びわ湖ホールは結構好きなんですよ。
  音響もいいし、楽屋の居心地もいいし」

確かに音はいいかも。
端の席であっても演奏はもちろん、MCの聞きづらさも感じない。
これは結構スゴイことかも知れない。

幸「個室がありましてね。ウナギの寝床のちょっと短いのみたいのが。
  個室で《桜井賢》、《高見沢俊彦》、《坂崎幸之助》ってありまして、
  もうひとつ《THE ALFEE》って楽屋があるんですよ。
  THE ALFEEだったら誰でも入っていいっていうのが。
  僕はなんか一人でいるのがイヤなんで、
  この《THE ALFEE》っていう楽屋に来ちゃうんですけどね、
  でもここの楽屋は個室でも居心地がいいんですよ。
  狭いからですかね。広いのにあんまり慣れてないもんですから(笑)」

幸「今日がこの秋初めて!って方はいらっしゃいますかー?
  あ、そうですか。お待たせいたしました。
  今日が生まれて初めてって方はいらっしゃいますか?。
  あ、そうですか。結構いますね。
  初めての方は不安もあると思います。“星空のディスタンス”はもうやっちゃったし、
  あとは知らない曲ばっかりだ、とか(笑)。

幸「大抵最初は口開けて終わっちゃうと思います。アー(・0・)?って。
  桜井さんの田舎に、初めて外人が来たのと同じような感じだと思います(笑)。
  でもいつも言ってますが、アルフィーは見所がたくさんありますから。
  例えば、ご贔屓さんがあればその方を見ていたり、
  ギターが好きな方だったらギターを見るのもいいし
  ドラムが好きな方だったら『あ、今ツーバス踏んでるな』とか
  キーボードが好きな方だったら『右と左で大変そうだな』とか
  もう細かいところまで見始めると、
  ツアー全部観たって足りないってくらいになってきますからね」

い・・・言えてる(^^;。

幸「初めての方は、この先50年、100年とお付き合いいただいて。
  その頃僕らがいるかどうかはわかりませんけど、
  おそらく三代目とかになっているかも知れません。世襲制ですから。
  本人達が許可してなくても、勝手に誰かがやってるかも知れません(笑)。
  ・・・それでは、初代のこの方をお呼びしましょうか。
  盛大な拍手をもってお迎えください。桜井さーーーん!!!」

いつものように、右側、左側、中央の順で丁寧にお辞儀をし
最後に変なポーズ(=手のひらで、顔と股間を隠す^^;)を取る。

幸「なんですか、それは」
桜「ジス・イズ・イット!」

・・・ちょっと(いや大分)違う気がするのだが(超小声)

桜「ようこそいらっしゃいませ!。ウェルカムウェルカム」
幸「今日は英語で話したい気分ですか?」
桜「そうですね、次から次へと出てくる感じです。get、go、take・・・」
幸「大体中学生レベルですよね」
桜「はい。5文字以上になってくると、もう入ってきませんから」
  ・・・goが好きですね。(ヒロミ・ゴーのモノマネで)GOです!」

この「GOです」の時ではなかったような気がするのだけど
(その後に云われた通り、マジで聞き流してしまったらしい^^;ゞ)
ダジャレか何かを言った後に、何故か太郎さんを振り返る桜井さん。
太郎さんの反応が気になるのだろうか(^^;。

反応が微妙だった客席に対して・・・

桜「聞き流してください。・・・水に流してください。
  ジャーッ! っと(←水洗トイレを流すジェスチャ)。
  この人(坂崎)携帯流しちゃったんですよ。それでその後どぶさらい!。
  今は水に強いのが出ましたよね−。あの時これがあれば・・・!」
幸「あ、でもあん時はデータ大丈夫だったんだよ、メモリとかそういうのも」
桜「アナタは大丈夫だったでしょうけど、
  (大丈夫じゃないのは)拾ってきた人ですよ!」

桜「ワタシは財布をトイレに落としたことがありますけどね。
  いっそいで拾い上げて、革から何からゴシゴシ洗ったら
  財布が水吸ってこーんなに厚くなっちゃって。
  財布の端っこが全部めくれちゃいました。あれ、糊で貼ってあるだけなんですね」
幸「そーなの?」
桜「そーなんですよ」
幸「お札もぐしゃぐしゃになっちゃって?」
桜「お札はいいんですよ、そこらに貼っておけば、あとでピン!となりますから」

幸「桜井さん、今日はゴキゲンですね」
桜「ハイ、アナタの分までテンション上がってます。
  アナタ今日妙に落ち着いちゃってますよね。
  なんか変な薬でも飲んだんじゃないですか?」

幸「桜井さん、ここのテーマは、もしも戻れるとしたら
  いつに戻ってやり直したいかなんですけど、今日はいつに戻りたいですか?」
桜「高校3年の4月に戻って、坂崎と会わないようにしたい」
客「えぇぇ〜・・・」
桜「あ、なによ、みんな。その『えぇぇ〜・・・』ってのは(▼▼)。
  もしかしたら坂崎は一人で(音楽を)やってるかも知れないし」
幸「いやー、一人じゃ無理だよ」
桜「それはわからないですよ。
  スタジオミュージシャンってのもありますからね。ギター職人ですから」
幸「職人?。ギター作っちゃうの?。テリーさんに弟子入りして(笑)」

幸「桜井は桜井で、また別のところで音楽やってるかも知れないしな。
  それでなんかの仕事でたまたま会って、
  『サイモン&ガーファンクル好きなの?』『じゃぁちょっとやってみよっか』
  なんて言って、そのあと二人で一緒にやってたりしてな。
  ・・・って、それじゃ今と同じじゃねーか(笑)。
  やっぱりそうなることになってんだよ」
桜「オレ、坂崎と会うもなにも、オレが知らない間に
  おまえが(コンフィデンス)に勝手に入って来たんだもんな」
幸「オレが入らなかったら、高見沢だって入ってなかっただろうな」
桜「そーだよ!。アイツはオレが知らないうちに、おまえが勝手に連れてきたんだから。
  ってことは、オレは何にも関係ねーじゃねーか!。
  35年間引っ張られてここまで来たってことか」

桜井さんがどう足掻いても
幸ちゃんや王子に会う運命に抗えないってのがなんとく可笑しく
そこにちょっとした人生の機微みたいなものも感じたりなんかして。

幸「それじゃ、もう一人のこの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手でお迎えください。高見沢さーーーん!!!」

ここもいつもと同じ、白いノースリーブのドレスコート。
今日も元気に胸元開放で大胸筋アピール(笑)。もーわかったから(^^;。

客席に向かって両手を振る王子。それをマネする幸ちゃん。
それを見て、もう一度客席に手を振る王子。

幸「高見沢さんはいつに戻りたいですか?」
高「オレはねー、まず高校3年の2月に戻りたい。
  それで坂崎に『試験はこの日じゃないよ』って教えてやりたい」
客「あぁ〜・・・(笑)」
高「あれ、前の日だったんだろ?」
幸「そう」
桜「でも、こいつ、そのことオレにはずーーーっと黙ってたんだからな!」
幸「でも、高3の2月だろ?。
  その時にもし高見沢がオレんとこ来て
  『この日じゃないよ』って言いに来たら『・・・誰(-"-?』だよね(笑)」

高「もう一つはねー、1979年の10月頃に戻って、桜井に言いたい。
  『角刈りはやめとけ、おまえはミュージシャンなんだぞ』って。
  だって“冬将軍”のジャケット撮った次の日に角刈りにしちゃったんだから」
幸「“冬将軍”のジャケットは、桜井がリードボーカルだってんで
  桜井が真ん中で撮ったんだよな。長髪でこう・・・」
高「レコード会社の人に、何考えてんだ!って怒られてな」
桜「何言ってやがんだ?!。お前らはオレを盾にしてただけだろ!。
  『おまえら、どーしてくれんだコレはっ!』って
  レコード会社の人に怒られたのはオレなんだからな!」

高「オレは知ってたからあれだけど、一番驚いたのは坂崎だよな」
幸「そう、事務所で初めて見たの」
桜「こいつ(坂崎)、最初っからずーっと笑いっぱなし!」
幸「だってさ、お蕎麦屋さんかなんかがいるのかと思ってさ」
桜「あの後、2回目切りに行ったときに、
  オレもうちょっと角刈りが上手い床屋に行ったんだよ。
  そしたら知ってるか?、あれってな、頭に粉をふりかけんだよ。
  それでこぉーやって切っていくと、まるでゴルフのグリーンみたいに
  真っ直ぐキレーに揃うんだよ。
  切りながら(床屋に)訊かれたんだよ!。『お客さん、板前さん』?って。
  面倒臭いから、ハイそーですって答えたんだよっ!」

幸「その後、“無言劇”のジャケットでは帽子被ってたじゃん」
桜「もう伸びてきてハリネズミみたいになっちゃって
  どーしょーもないからニット帽被ったんですよ。
  そうしたら、あ、こうすればオールバックになるなとか
  そのうちポマードつけたりして、そんな油なんかつけてたから
  今じゃこんなに寂しくなっちゃって!。あの油が良くなかった!(怒)」

幸「でも、あの角刈りがあったから、今の桜井さんがあるんでしょ?」
桜「・・・そうは思わないぞ。
  おまえ(高見沢)もな、そこでニコニコ笑ってんじゃねーよ!。
  その髪型はあてつけか?。
  あれでこ〜んなこと(=首を振って髪を払う)するんだぜ?。
  それ、余ってんのか?。だったら幸ちゃんに分けてあげなさい!。
幸「まーちゃんにも分けてあげなさい!。ついでに太郎にものっけてあげなさい!。
  ・・・みんな同じ髪型だったらおかしいだろうね(笑)」

幸「あーぁ・・・次が歌いづらくてしょーがねぇ(笑)」
桜「スッと入っちゃえばいーんだよ、スッと」
幸「スッとね。・・・深呼吸しよう、深呼吸。
  さ、落ち着いたところで、曲に行きたいと思います。
  ちゃんとタイトルを言えるんでしょうか・・・
  “From The Past To The Future”
  ・・・言えた(^_^)」

もしも桜井さんがあの時角刈りにしてなかったら・・・
桜井さんのルックスは、ひょっとしたら今とは違うものになっていたかも???。
それが果たしてその後のアルフィーの行く末に影響したかどうかは
微妙なところではある。
あの当時の桜井さんのサングラス+ヒゲ+リーゼントという
強烈なキャラクターがあってこその、現在のTHE ALFEEという気もするし。
(昔はよく「ヤクザとお笑いとオカマ」とか云われてたし^^;)。

で、曲は“From The Past To The Future”なんだけども
Aメロ部分で、王子が
♪ジャッ ジャーン ジャッ ジャーン
とストロークしているときの♪ジャーンの腕の伸ばし方がちょっとツボ。

“Another Way”の後は
通常通り“Far Away”かと思いきや、ここも一昨日の福岡同様
“恋人達のペイヴメント”
王子のギターが黒いレスポールだったので
おっ?!'58年製カスタムか?と思いきや、2ハム。
あー、でもやっぱりレスポールはイイ。見た目も音も好きだな。

ここで王子のMC。
ちょっとノドを潤してから、マイクスタンドの前に戻ってきた王子。
振り返った王子の肩には、3ハムのレスポール・カスタム!。
出たーっ!!!ヽ(^。^)丿。

高「“恋人達のペイヴメント”、久々にやりましたけどねー。
  やっぱりこの時期にぴったりの歌だよな。
  これが出たのも1984年ですからねー、もうかれこれ25年前ですよ。
  ・・・みんな倒れてますけど(笑)。
  時と時間というのは誰にでも平等に訪れます。
  いいんですよ!。
  それだけ長い間、みんなと一緒に歩んできたってことなんですから。
  まだまだ先がありますからね」

高「なんでも新しければいいってもんじゃありません。
  時を積み重ねてその良さが出てくるものというのもあるんです」

あ・・・なんとなく今持ってるギターに話が及びそうな予感( ̄ー ̄)。

高「このギターだって1958年製ですからね。
  見てください、この裏面・・・ホラ(と、ギターを裏返す)。
  このへん(ネックのあたり)なんてスゴイでしょ?。つってもよく見えないか。
  これはもう弾き手の自己満足なんですが
  やっぱりいい音がするなぁと思うわけでして」

高「ギターは58年製ですが、こっち(自分)は1954年製ですからね。
  いいですか、ここで間違っちゃいけませんよ。
  こっち(自分)の方が長いんですから!。ヴィンテージですよ(笑)。
  古いのに、新しいというね。ここですよ!」

人間ヴィンテージ・高見沢俊彦・・・。
なんだか人間国宝のようだ(笑)。

高「『My Truth』というツアータイトルでやっていますが、
  THE ALFEEの真実といえば、やはり35年間休まずに
  ここ(ステージ)で歌い続けてきたことです!。
  これがTHE ALFEEの真実ではないかと思います。
  そして、みんなの真実といえば、
  こうして、アルフィーのコンサートを観続けてきたことだと思います」

高「真実とか正義というものは、見方や環境が変わると
  こちらでは正義だったものが、あちらから見ると諸悪の根源になったりします。
  たとえば、僕から見て桜井は正義なんですが、
  桜井から僕を見ると、僕は諸悪の根源なんです。
  今までオレが体に悪いから酒とタバコはやめろと言っても
  絶対に聞かなかったんです。
  桜井にとってオレは諸悪の根源だから。
  ところが、ついに!、桜井が禁煙しました!。
  長年言い続けてきたことが、ようやく認められました!」

王子の方を向いて、手を合わせる桜井さん。

高「おいおい、そうじゃないだろ。オレを拝むな!」

更にお焼香まであげるジェスチャをする桜井さん(^^;。

高「オレはそーゆーんじゃないって!!!」

今度は神主さんが「大幣(おおぬさ)」を振る仕草。

高「それは神社!」

まだ終わらない桜井さん。
ポケットから小銭を取り出して御賽銭を投げるフリ。

高「5円かよ?。もっと違うのちょうだい。お札がいいな。1000円くらいないの?」

財布を探って、なにやら紙状のものを取り出すジェスチャ・・・

高「あ、それ領収書!(笑)」
桜「・・・(-_-#。
  なんでおまえが、(オレの財布の)こっち側が領収書だって知ってんだよ?!」

ここ・・・おそらくアドリブなんだろうけど
あまりにも二人の息がぴったりで恐れ入った(笑)。

桜「でもオレ、昔1週間だけ禁煙したことあるんだよな。
 それでオレがあんまり『吸いてぇ吸いてぇあー吸いてぇ!』って騒ぐもんだから
  あいつら(坂崎&高見沢)が頭に来て『吸え!コノヤロー!』って(笑)」
高「もうあんっまりうるさいんで、耳の穴にも(タバコを)入れて
  鼻の穴にも10本くらい突っ込んでやりました」

幸ちゃんと王子が、桜井さんを羽交い締めにして
顔中の穴という穴にタバコを突っ込んでる図を想像してしまった・・・(こわっ)。
(でもその図は『ドリーム・ジェネレーション』の1コマ風だったりもする)。

で、どうやって軌道修正したかは忘れたが、
MCは再び正義と真実の話に戻る。

高「そういったことが大きくなると、戦争になってしまうんですが、
  好きで戦争するやつなんて、誰もいないと思うんだ。
  これからは、自分達の正義や真実を主張する方法論というのを
  もうちょっと考えていかないといけないんじゃかと思います」

高「どういう時に一番平和を実感するかっていうと、
  やっぱりこうやってアルフィーのコンサートに来てる時だろ?。
  これからも平和にコンサートが出来て、
  自由に歌を歌える世界を守っていきましょう。
  ・・・“My Truth”

あー、やっぱりイイね。'58年製のカスタムは。
骨太な曲に骨太な音がよく似合う。
(と、今日もわかったようなことをほざいてスミマセン^^;ゞ)。

しかしアレかね。
20代の頃は、さほど好きでもなかったこの曲が
今では妙に心に染みるってのはやはり歳のせいなんだろうかね。

流れる雲を背景にした“My Truth”が終わると
ただすけくんが静かにキーボードを奏で始め
桜井さんの背後から後光が差す・・・。
“Shining Run〜輝く道に向かって〜”
これまたマニアックなツボなんだけども
Bメロ後半部分(=サビ直前)で、王子が低音弦で弾いている旋律と
その時の指の運びが格好良くてグッとくる。

“夜明けを求めて”
♪めぐるきーせつー・・・
のところでいつもウルッとくるのだけど、
今日は何故だかその直後に転調したところで妙にグッときてしまった。
どうやらアタシは転調にも弱いらしい。

新しいアレンジの“祈り”。
初日の越谷のレポで、
「カッコイイアレンジだけど
 どうか“祈り 2009”などというタイトルには間違ってもしないでほしい」
なんて書いていたわけなんだけど
先日の福岡終演後につくす.jpから送られてきたセットリストを見たら
そこにはまさに“祈り 2009”と・・・(^^;。
あ、やっぱりそういうタイトルなワケね、と。

別に“祈り”は“祈り”でいーじゃん!と思うんだけどね。
横文字タイトルの曲や、
ノリのいい曲に「200◯」とかくっつけても違和感はないけど
“祈り”みたいな曲に「200◯」なんてくっつくと
なんだかちょっと安っぽくなるような気がして、ちょっと抵抗を感じる。
まぁね・・・後々セットリストを見たときに
「あぁ、この時は2009バージョンのアレンジで演奏したのか〜」
と、分かりやすいといえば、分かりやすいんだけどさ(笑)。

更に、続く“Heatr Of Justice”も、つくす.jpからのメールには
“Heatr Of Justice 2009”と(^o^;。
もぉー・・・あーそーですかってな感じ(笑)。
まぁでもこっちは横文字タイトルだし、ノリのいい曲なので
“祈り”ほどの違和感はない。

ちなみに、レスポール好きのアタシではあるが、
この新しいアレンジの“Heatr Of Justice”に関しては
見た目も音も、ジェフ・ベックモデルの白いストラトがよく似合っているなと思う。
爽やかなクリーン・トーンがとっても心地良い。
(またまたわかったようなことをほざいてスミマセン^^;ゞ^^;ゞ)

本編ラストは“On The Border”
これまた引き続き白いストラトが良いのである。
どこが一番良いかって、
♪グローーーリアス ハレルーーーーヤーーーーー・・・・
の直後のギターソロ!。
ここもストラトのクリーン・トーンがいいな、と思う。
今日なんて、このギターソロの入りの部分で
思わず目頭が熱くなっちゃったもんねー(ノ_<。)。
あー、感動した!。


で、この曲が終わった直後に流れてくるSE・・・
つまり“On The Border”のインストなわけなんだけど
これのド頭が
♪デン!・・・デン!・・・
と、ものっすごく大仰で、始まった瞬間にいつもビックリしてしまうのだった(^o^;。


《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
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コメント 4

まりあ

1ベル鳴ってましたよ。ちょうど5分前くらいに。
フェリーのような大きな船の汽笛のような
ボォォォ~~~~~~って、妙に長い音でした(笑)
思わず「ながっ!」って、友達と笑いましたから。

ギターストローク…くっくっく。
あの動き、私も大好きです(* ̄m ̄)

by まりあ (2009-11-05 20:46) 

梅屋千年堂

>まりあさん
あ…やっぱり鳴ってたんですね(^^;ゞ。ちっとも気付きませんでした。
汽笛のような1ベルと言えば、
確かセンチュリーもそんな感じでしたよね(笑)。

そして、またツボがかぶりましたね( ̄ー ̄)。

by 梅屋千年堂 (2009-11-05 23:33) 

きゅう

>王子のギターストローク
いつも心に残りますがきっと「白い腕」が規則正しく動くのが目につくのでしょう(特に伸ばしたとき)と私は勝手に思いながら見ています。

先日の名古屋の時に夏イベのベースボールシャツを着ようかどうしようかと当日まで悩んでいたのですがやめました。でも現地では着ている方をちらほらと見まして「しまった、持ってくれば…」と後悔しました(だって通販で買ったから使う機会がないので)。
次の12月の名古屋は寒いからちょっと着ることは難しいのです。

「On The Border」のサビでゆっくり振る拳が苦手な私です。
by きゅう (2009-11-11 01:40) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
幸ちゃんの腕は、あそこまでピンと伸びることはないのに
何故王子はあんなに真っ直ぐ腕を伸ばすのでしょう(笑)。
まぁ・・癖ということにしておきましょう(^^;。

ベースボールシャツを着用している人は結構各会場で見掛けますよ。
かく言うアタシも一度や二度ならず着用を考えたことがあります。
(今のところ実行には移していませんが)。
12月の名古屋は寒い?。
確かにそうかも知れませんが、そこはベースボールシャツ。
ホントの野球のユニフォームのように長袖Tシャツの上に着れば良いのです。

“On The Border”も“SAVED BY THE LOVE SONG”も
テンポがゆっくりで、拳は振り上げにくいかも知れませんね。
「曲げる」「伸ばす」「曲げる」「伸ばす」の動作はアタシも苦手なので、
ちょっと自分なりにこだわった振り方を実施しております。
(文字ではちょっと巧く説明できませんけど
 王子のマネをしている・・・と書けば伝わりますでしょうか)。


by 梅屋千年堂 (2009-11-12 02:55) 

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