THE ALFEE＠NHKホール二日目《本編編》

THE ALFEE 35th Anniversary 2009 『CONFIDENCE』
NHKホール二日目　本編の巻

6/2 23:55　モーレツな睡魔と戦いながらなんとか完成。
ネタバレ指数65

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1年ぶりのNHKホール。
これはアタシにとっては非常に珍しいことである。
何せ、今までオリンピックイヤーにしかNHKホールのライブには参加してないのだから。
・・・というのは半分冗談だが（笑）、2年連続でNHKホールに参加するのなんて
88年・89年以来、実に20年ぶりだったりなんかして（^o^;。

去年まで、NHKホールのチケ取りと言えば
日曜日を丸々1日潰しての電話予約が定番だったのだが
今年からWEB抽選に変わり、気合いと根性（笑）でチケットを取るのが難しくなった。
薄運な女・梅屋千年堂は当然のように抽選に漏れたワケだが
幸いにして友達から譲ってもらうことができ、晴れて本日の参加と相成った。

また渋谷で何か美味しいゴハンかスイーツでも食べてから
会場に向かいたいところではあったが、
ここ何日かの仕事の忙しさと言ったらもう尋常ではなく
前回の広島以降、休みと言えば抜け殻同然のような生活を送っていた。
前日の30日（土）もご多分に漏れず忙しく、もうクタクタ。
もはや早めに行って何か食べようなどという気はまったく起きず（^^;
もう17時半に会場へ着けばいいやくらいのノリで、ダラダラと家を出た。
ま、幸いそのお陰で雨に降られずに済んだので
ある意味ラッキーっちゃぁラッキーだったか。

本日の座席：3階L16列20番台。
NHKホールの3階は、もちろん過去にも経験はあるが
いやーっ・・・高い！！！。高い上に急勾配。
客席からステージを見下ろすこの角度・・・そしてステージまでの距離・・・
あ、なんだか武道館の2階南スタンドに雰囲気が似てるな〜と思った。
もちろん、椅子に背もたれはついてるし、武道館よりも全然快適だけどね。

開演予定時刻の18時を過ぎ1ベルが鳴ると、客席から手拍子が起こり始めた。
おぉっ？！この感じ、関東にしては珍しい盛り上がりじゃないか？。
さすがNHK。やはり関東の他会場とはちょ〜っと別格らしい。

1ベル直後、突然客席がザワつき始め、
1階の人達は後ろを振り返ってるし、3階の人達は下を覗き込んでいる。
どうやら2階の関係者席にどなたか有名人が入ってきたようだ。
後から知った情報によれば、（研）ナオコさんだったらしい。
他にも、いわゆる《王子連合》の面々なども来ていたようだ。

スタートは18時13分頃だっただろうか・・・。
（10分は回ってたけど、15分にはなってなかったような・・・^^;）。
いつものSEが流れ始めて、階段が前にせり出してくる。
階段の上に、メンバーの姿！。沸き起こる歓声！。
階段を下りてくる3人・・・。
桜井さんと幸ちゃんは、初めて観る衣装だ。
他会場で既に着用していたのか、NHKがお披露目だったのかは不明。

桜井さんはペパーミント・グリーンのスーツ。
今まで着ていたスーツも良かったが、今回のもサワヤカで良い。
タイもブルー系でこれまたサワヤカ。
一方幸ちゃんはこんな感じの色のタイトなスーツ。
インナーはTシャツでカジュアルな感じ。
二人とも靴が白だったのが、3階から観ていてとても印象的だった。

王子はいつもの黒メタル。
ただ、インナーのタンクトップがいつもよりも派手めに光っていたように思う。
（王子がこの衣装を着ているオープニングの7曲は
　双眼鏡など覗いているヒマがないので、細かいところは全くわからない^^;）。
で、髪はまたしてもストレートヽ(^。^)丿。
昨日もストレートだったみたいだし、そうなると今日は（今日こそは）巻き毛かぁ〜(x。x)
と、一応の覚悟はしていたのだが巻き毛ではなかった〜。
王子ストレートヘア記録更新中（笑）。

曲はいつも通り“SWEAT & TEARS”から。
例えこんなに高い席にいても、王子の気合いがただならぬ感じが伝わってくる。

王子がまたしても歌詞を忘れて一瞬ゴニョゴニョしてたのは
“恋の炎”だっただろうか。
幸ちゃんがひっくり返りそうになっていた（笑）。
やっぱアカンね〜、マイクスタンド（＝プロンプター）から離れてしまうと（^o^;。
ま、しかしそれがまたライブの醍醐味というかお楽しみだったりもするのだが。
王子が完璧になっちゃったら面白味がナイ（爆）。
ちなみに
♪獣になれぇ〜アォォォォォーーーーン！！！（←遠吠え）
は、かーなーりイイ。いろんな意味で（笑）。

“星空のディスタンス”が終わると
幸ちゃんの短いMC。

幸「こんばんはーっ！。さぁーー、NHKファイナル！。
　　相変わらずムシムシしておりますけど、そんなことは無視して！（笑）
　　いつもいってるように、日頃のヤなことを忘れて
　　2階のみなさん！関係者の方々も含めて！
　　3階のみなさん！・・・そうそうその勢いでございます！。
　　その勢いで、最後までよろしくお願いしたいと思いまーす！」

このMCの直後、太郎さんがダツ！！！と締める。
さぁー、ここは日替わりコーナーだ。
初日は“悲しき墓標”だったようだが、さぁ今日はどう来る？！と思ったら
アラ・・・“悲しき墓標”だった。
でもいーのだ。この曲も格好良くて好きだから。
広島では“SLOW DANCER”だったけど、ここはある意味究極の選択。
欲を言えば、いっぺんにどっちも聴きたい。

前にも書いたけど、Bメロのところでヘドバン気味に髪を振り乱して
ストロークしている王子がメチャメチャカッコイイ！！！。
ちょっと芝居がかったGソロ（小声^^;）よりも、ホントはこういうところにグッと来る。

“BRIDGE TO THE SUN”は
歌直前の桜井さんのチョッパーが良い。
（今まで、いつも書こう書こうと思っていて書き忘れていた^o^;）。
こないだCDを聴いていて思ったんだけど
アタシがライブでいつも泣きそうになる、終盤の3人がユニゾンで歌うサビの部分・・・
これCDだと桜井さんがピンで歌ってたんだね〜。
いつからかはもう憶えてないけど、ここを3人でユニゾンで歌うことにしたのは大正解だね〜。
もちろん桜井さんのピンでもグッとくることには間違いないが
ライブでは3人のユニゾンの方が断然良いと思う。

で、待ってましたの“二人のSEASON”。
初日の♪耳元で囁く・・・は「好きかも」だったそうだが
今日は・・・「チュ！」。
フと思ったが、王子はいつもこの部分をいつ考えているんだろうか。
やっぱりその場その場のノリとか気分によって、思いつきで言ってんのかな。
（開演前とかに考えても、忘れてそうだしなぁ^^;）。

で、オープニングのド頭7曲のラストを飾るのは“トラベリング・バンド”。
この曲の後は、しばらく休める〜なんて頭があるもんだから
もう狂ったように手拍子して拳を振り上げまくっていたのだが・・・

♪本気さ〜こ〜んやこそォッ↑！！！
　チャララ・チャララ・チャララ・チャララ・チャチャァーーーーーン・・・ジャン！

で、終わると思いきや〜！！！太郎さんのドラムロール。
Metal Angelの羽根を発光させる王子。

マーーージィーーーー(￣△￣；)？

・・・マジであった。
“FLOWER REVOLUTION”。
目新しい曲がない変わりに、1曲多いのが本日のNHKスペシャルだったのか。
うーん、この展開は予想だにしなかった。
お陰でなんか・・・ちょっとペース配分を誤った・・・かも知れない(・o・;)。

というわけで、ここで幸ちゃんのMC。

幸「はい、ありがとーございます。武道館ファイナ・・・」
客「えぇぇぇ〜？！？！」
幸「あ、武道館じゃねぇや(^^;ゞ。
　　まるで武道館のような！（笑）、昨日も初日とは思えない盛り上がりで。
　　もうまったく次の日のことを考えてません。
　　でも1回寝れば元に戻るでしょ？、戻らない？」

なんか武道館ぽいと思っていたのは、アタシだけではなかったか（笑）。

幸「さて、今回の春のツアーはアタマっからアンコールのように飛ばしておりますので
　　ここらでちょっと休んでおかないと、お互い大変なことになりますんで
　　どうぞここはしらばくの間、そのままお立ちいただいて（笑）。
　　なんですか、気が早い人がいますねぇ。
　　はい、じゃどーぞ・・・お座り！」
客「ワン！U^ェ^U」

げぇ〜・・・やっとこの「ワン！」がなくなったと思って安心していたのだが・・・復活したか。

幸「もうこのツアーも随分あちこち廻ってきまして
　　既にもうどこかで観たって方も多いと思いますが、昨日来た！って方ー？！」
客「(^o^)／ハーイ」
幸「昨日来らんなかったって方！」
客「ハーイ（含アタシ）」
幸「じゃぁ今日が初日だって方！」
客「(^o^)／ハーイ」
幸「今日が生まれて初めてって方ー！」
客「(^o^)／ハーイ」
幸「はい、どこに行っても必ずいますからね。
　　初めての方はいろんなイメージを持っていらしてるんじゃないかと思います。
　　高見沢さんはテレビではあんなだけど、どんな人なんだろう、
　　絶対ドジなんかしない人に違いない！とか（笑）」

昨日、オーラス前のMCでキマリそうでキマらなかったらしい王子。
せっかくカッコ良く熱弁を振るっていたのに、
またマイクスタンドに自分の指をぶっつけたんだとか？。
そんなのよくあることじゃん？と、昨日も参加したCちゃんに言ったら
その時の♪コ〜ン！って音がまたスゴかったんだとか（^o^;。

幸「アルフィーのコンサートは見所がたくさんありますから。
　　いろんな見方がございます。いいんですよ、ご贔屓の人を穴が開くほど
　　・・・高見沢さんのことをずっと観てたっていいし
　　太郎のことが好きな人は太郎のことをずっと観て
　　あ、あそこでツーバス使うんだとか（ここで照れ臭そうな太郎さん）
　　あ、高見沢さんは1曲毎にギターを変えてる、あ、この曲ではエンジェルだ、とか
　　坂崎さんはイントロでは12弦だけど、間奏では6弦だとか
　　あ、桜井さんは最後までベース1本だ（笑）とか・・・」

幸「それではそろそろこの方をお呼びしましょう。
　　盛大な拍手でお迎え下さい。桜井さーーーん！」

盛大な拍手に迎えられ、ゆっくりとステージ下手から登場した桜井さん。
いつものように、左右と真ん中に向かって丁寧にお辞儀をする。

桜「みなさま・・・お世話になります・・・」
　　アナタ（坂崎）、今日はテンション高いですねー」
幸「オレはいつだってテンション高いよ。生まれた時から高かったんだから」
桜「生まれたときからですか？！。
　　生まれたときから血圧高かったんだ？！。
　　ここ（こめかみ）に青筋立てながら生まれてきたっていう？」

生まれた時から血圧が高い赤ん坊なんて、イヤだぁ〜！。

よく見えなかったけど、
どうやら右手の人差し指をクイックイッっと曲げ伸ばししているらしい桜井さん。

幸「なんなんですか、それ」
桜「これ？、人差し指のストレッチ」
幸「こんなとこでやるのやめてくださいよ、ドロボーじゃないんですから」

幸「桜井さん、今日も（衣装が）イイですね。その、ペパーミント・グリーンのような・・・」
桜「・・・のような？？？」
幸「春の青空のような・・・どんよりとした・・・ネズミ色の・・・（笑）」
桜「だってアレでしょ？。今日はもう雨が降ったり止んだり
　　ねずみ男みたいな天気でしょ？」

・・・この二人の会話についていけないのはアタシだけか（-"-?。
ナニ？、ねずみ男みたいな天気って

桜「そういえば最近アナタ、楽屋でラジカセでもないのに
　　持ち歩きが出来て画面がついてるヤツで音楽聴いてるでしょ」
幸「・・・？。パソコンだろ？（^^;」
桜「それでね、楽屋で聴いてるでしょ？、で、聴いてるなと思うと
　　立ち上がってどっか行っちゃうんですよ。
　　アナタね、聴かないんならちゃんと止めていきなさいよ。
　　ワタシ、その後で聴きたくもないもの聴かされてんですから。
　　・・・大体ワタシ、止め方わかんないんだから」
幸「フタを締めればいーんですよ、フタを」
桜「そんなの知りませんよ。コード抜けばいいと思ってますから。
　　ホントはいろいろあるんでしょ？、消し方が」

幸「桜井さんのとこは、最近ようやくFAXが入りましたからね。
　　それと、iPod。80GB（ギガ）。しかも入ってるの全部落語ですから（笑）。
　　2GBで十分！。
　　80平米のうち2平米しか使ってないんだから」
桜「もったいないですよねー。誰かに貸そうかと思ってるんですけど」
幸「しかも人のiTunesから取ってきますからね（笑）」

幸「この方は凄いですよー。パソコンもいっぱい持ってるんじゃないですかね」
桜「事務所に行くと、高見沢の使わなくなったパソコンが
　　20台くらい置いてありますから」
客「えぇ〜？！（＠o＠）」
桜「そう思うでしょー？。で、なんで使わないんだ？って聴くと
　　『古くなっちゃったから』って。一番古いの自分のクセに」

幸「それじゃぁ、その方をお呼びしましょうか。1回で出てきますかね」
桜「来ないでしょうね」
幸「それでは盛大な拍手でお迎え下さい。高見沢さーーーん！！！」

出てこない王子。

幸「あ、当たった（笑）。・・・このまま繋がないで待ってようか」
桜「あ、それイイね！」

と、ステージ上をブラブラする二人。
そこに、ステージ上手より、ひょっこりVサインをしながら王子登場v(^^ )。
今日あたり新しい衣装が出てくるかと、ほんの少しだけ期待したが
いつもの衣装だった。髪は後ろで一つに束ねている。

で、通常ここではほとんど喋らないハズの王子だが・・・

高「誰が古いって？、えぇ？、おい！、サク！！」

なんか、桜井さんのことを「サク」などと呼ぶ王子がヘン（笑）。
と思ってたら

高「・・・あ、おれアメ玉噛んでた(^^;ゞ」

と、口からアメ玉を取り出して、キーボードの前にある《飲み物台》の上に置く。
えーーっ？！、そこに置いちゃうんだ（^^;。
（後で片付けるのはやはりローディー三上氏の仕事なんだろうか・・・）。
いくら王子が舐めた飴でも、ちょっとヤだなぁと思うアタシはファンとして失格？（^^;。

幸「“稚なくて愛を知らず”って曲があるでしょ？。
　　あれ、イントロが指弾きだったんだけど・・・
　　（ピックを口にくわえたままイントロ・・・歌に入る時に慌ててピックを取る）
　　♪・・・っスーツケ〜スを〜・・・って
　　自分の歌だったんですよ（笑）。
　　ピックくわえたままじゃ歌えねっての。あんまり先のこと考えないんですよね」

という幸ちゃんのツッコミもものともせず
まだ桜井さんを追求する王子（結構しつこい）。

高「誰が古いってぇ？！、サク！！」
桜「古いなんて言ってないよぉ！。オレはベテランだって言ったんだよ」

高「コイツ（桜井）さー！、こないだ一緒に打ち合わせ行ったわけ。
　　そしたら大音響でずっと古今亭志ん朝の落語聴いてんだぜ？」
桜「一人で寄席に行ってる気分を味わってたの！」
高「おまえ、一応ミュージシャンなんだからさー！」
桜「ぃぃ、一応？！。オレは半分アマチュアなのかよ？」
幸「一応プロだろ」
桜「ぃぃぃ一応プロ？！？！。
　　こんだけ（と、手で円を描く）プロのミュージシャンがいたら
　　オレはここらへん（端っこ）なのか？」
幸「（円のもっと外側を指して）いや、そのへんだろ？」

幸「さ、そろそろ歌の方に戻らせていただきます（笑）。
　　今年アルフィーはデビュー35周年ということで、ベスト盤が出たり
　　昔のCDが40タイトル出たりしておりますが、
　　ベスト盤の方はジャケットが犬とネコになっておりまして
　　それぞれ犬とネコが3匹ずつ映っておりまして
　　それぞれがアルフィーの3人の役割を受け持っているという、ハイ。
　　次にやる曲は、えーっと（と足元のカンペを覗き込む）
　　ネコの1曲目に入っている曲です。“太陽は沈まない”」

なんとー！これはビックリ。
そんなに好きな曲ではないので（小声）、
キャーーーッ！（≧▽≦）って感じではないが
この座りコーナーに“太陽は沈まない”を持ってくるたぁシブいねぇ旦那。
座って聴く“太陽〜”もまたかなりオツであった。
　

ついでに他の曲も変えてこないかね（^^;と、ちょっとだけ期待したが
ただすけくんによる“Over The Rainbow”から
“Sister of The Rainbow”。
そして“希望の鐘が鳴る朝に”
あ〜、やっぱりここが変わることはないのか。
しかしライブでこの曲を聴くと萎えてしまうのだが、
先日たまたま朝の7時に、自室の30th Anniveresary Memorial Wall Clockから
聞こえてきたこの曲のイントロを聴いていたら
あぁ、確かに朝出掛ける前に聴くと、元気が出て
「今日も一日やってるで〜」って気持ちにはなるなぁとは思った。

そんな“希望の鐘〜”の後は王子のMC。
肩に掛けたギターが重そうなCrystal Angelだったので
ここのMCはさほど長くはならないかも・・なんて思ったが
トレーニングをを積んで筋肉質になってきた王子を見くびっていたようだ（笑）。

高「ハイ、どーもありがとー。
　　“希望の鐘が鳴る朝に”・・・これはもう10年前の曲ですよ」
客「えええーーー！？」
高「そう思うだろ？。10年なんてあっと言う間だよ。
　　・・・今から10年後・・・コワイね〜（笑）」

それはお互い様である。

高「でもアルフィーを見ていると、歳を取るのが怖くなくなるだろ？。
　　そういうことを身をもって証明しています！」

それは言えている。

高「いろんな出会いと別れがありましたが、
　　ここで、今のアルフィーを後方から支えてくれている
　　非常に優秀な二人を紹介しましょう！。まずはドラムス！、吉田太郎ー！」

立ち上がって挨拶をする太郎さん。

高「名は体を表すと言いますが、まさに！吉田太郎！という感じです。
　　昨日も言いましたが、彼はツアー前に4kgダイエットしました。
　　え？、3kg？。・・・わかりゃしねーよ。1kgぐらい多く言っとけよ（笑）。
　　で、3kg痩せて、4kg太ったんだっけ？」

違う違う！と、手を振って否定する太郎さん。

高「そして、もう一人。へへへっ・・・（と何故か“笑”）。
　　エコな名前のヤツです。なにしろタダですから。
　　キーボード、だたすけー！」

やはり立ち上がって挨拶するただすけくん。

いつも思うんだけど、
王子はお金がかからない＝エコだと思ってるのか？？？（^^;。
それはちょっとチガウような気がするんだが（やや小声）。

高「（ただすけくんに）おまえ、髪伸びたな〜！。伸ばすのか？。
　　ここまでσ(・・)行く？。あ、もうちょっと？。
　　まぁな・・・ここまで伸ばせるもんなら伸ばしてみろ(￣ー￣)」

ただすけくんが王子のような長髪になったら・・・ちとキモイ。

高「でも僕は結構この名前が好きなんです。
　　きっと（客席の）みんなも好きだと思いますけどねー。
　　こっちの（桜井と坂崎）はもう知ってると思うんで紹介しませんけど。
　　・・・出会いっぱなしの3人です。
　　桜井が高校時代にやっていたバンドがコンフィデンスという名前で
　　学園祭っていうと、いっつも桜井のクラスだけ長蛇の列でしたねー。
　　それで、そこに坂崎が入って、明治学院大学に行って
　　その後僕が入ったというね・・・」

高「そういえば、昨日は明治学院の校長先生も来てたんです。
　　先に言って欲しいよな〜（^"^;。
　　『面白かった！』って言ってくれてましたけど。
　　これは僕らにとって最高の褒め言葉です」

高「コンフィデンスというグループ名は、
　　サイモン＆ガーファンクルの“Bookends”という曲の歌詞の中から
　　桜井が持ち出してきたものなんですが・・・
　　昨日もちょっとやったんですが、今日も聴きたいよね？」
客「（拍手）」
幸「イントロもやる？」
高「イントロはいいよっ（^^;」

なんでも王子はこの曲のイントロがあまり好きではないのだとか？。
それでも♪タリラタリラタリラ・・・とイントロを奏で

♪タイムイットワ〜ズ・・・タイム・・・タイム・・・タイム・・・コンフィデ〜ンs

と、短いながらも美しいハーモニーを聴かせる桜井さんと幸ちゃん。
（ちなみに、“Bookends”の歌詞は短いのにやたらとtimeという言葉が出てくる^^;）。

高「で、どういう意味だっけ？、桜井。“Bookends”って」
桜「・・・・・・。ブックエンドです（と両方の手のひらを胸の前に立てる）」
高「だからそーじゃなくて！！！」
桜「ブックエンドですよ！（と、再び両手のひらを立てる）」
幸「だからこれは、年老いた二人がベンチに座って・・・」

と、（確か）“Old Friends”を奏でながら
幸ちゃんが講釈しているところにスタッフが現れ、
桜井さんに“Bookends”の歌詞（が書いてある歌本？）を手渡す。
桜井さん、両腕を目一杯伸ばしてその本を見ようとするが・・・

桜「（老眼で）見えねぇ〜んだよ！(▼▼)」

で、どういった展開でこの話に行ったのかよく憶えていないんだけど・・・

高「今回のツアーはキチッとやろうと決めたんだよ！。
　　歌詞もギターも間違えないでちゃんとやろうって」
客「えぇぇぇ〜」
高「えぇぇぇ〜って、ちゃんと歌ってるだろっ？！」
桜「おまえはなぁっ！、35年間積み上げてきたものを
　　ここで一気にぶち壊そうってのか？！」

ここで桜井さんが言うところの《積み上げてきたもの》の意味が
今ひとつよく理解できなかったのだが
35年間積み上げてきた（平気で歌詞を間違えるという）王子のキャラを
今になってぶち壊すのか・・・って意味じゃぁないよね（^o^;（^o^;（^o^;。

そして「キチッとやる」と言ってるそばから
「みんなの熱い情熱が・・・」と言おうとして
「みんなのアツ、アタ、アタタ・・・」噛みまくっていたのも
確かこのMCの時だったか・・・。
自分で自分の頭をゴンゴン！と叩いてた王子がお茶目ではあった（笑）。


更に、いまだに続く王子のサムゲタンブーム・・・

高「それぞれいろんな仕事をしてますが、先日僕は韓国に行ってきまして・・・
　　もう帰ってきたんですが、当たり前ですけど（笑）」

帰ってきてるに決まってるだろーっ（爆）。
だからココに立ってるんだろーに。
王子の日本語は時々とても面白い（^^;。
桜井さんと幸ちゃんが、横でひっくり返りそうになっていたのは言うまでもナイ。

高「そこでサムゲタンを食べたんですけど、
　　いやー、あれはイイね！。もう翌朝、肌なんてツヤッツヤ！。
　　（二の腕を指して）ホラ、この白さ！。3階からでも分かるでしょ？。
　　髪もツヤッツヤ！。
　　あれ以来、サムゲタンばっかり食ってるんですけどねー。
　　そうしたら、こないだただすけが『今サムゲタン食べてまーす』なんて
　　どーでもいいメール送ってきたりしまして（笑）。写真まで付いてましたが。
　　（ただすけくんを振り返り）あれ、美味しかった？」

頭上で◯を作るただすけくん。
両腕を挙げたその瞬間、シャツの下からヘソが垣間見えた（笑）。


高「“希望の鐘がなる朝に”が10年前。
　　“星空のディスタンス”なんて25年前だからな。
　　そして“夏しぐれ”が35年前・・・やらなくていーぞ！。
　　やらなくていーっての！」

なんのことかと思ったら、幸ちゃんに対して
“夏しぐれ”のイントロなんて弾かなくていいぞ、ということらしい。
しかし・・・

高「あ、今12弦だからやりたくても出来ないんだろ？！。
　　アハハハハ！！！」

と、幸ちゃんを指差して何故か高笑い。
それでもなんとか弾こうとしている幸ちゃん・・・結局諦めたようだが（^^;。

高「みんなにも友達っていると思うけど
　　友達同士でも『こんなこと言ったらマズいかな〜』とかってあるだろ？。
　　でもそんなことを言っているようではまだまだです！。
　　土足で遠慮なく入っていくのが本当の友達です」
客「えええぇぇ〜？！」
高「閉まってても、開けて入っていく、それが友達だよ」

そそ・・・そうかぁ？？？（^^;。
それ実践すると後々大変なことになりそうな気がするが。

高「35年の間には、社会情勢もいろいろ変化しました。
　　ベルリンの壁が壊れた時には、これで世界が平和になるのかな？と思いきや、
　　なかなかそうはなりません。
　　世界の国々が僕らみたいなユルさだったら
　　きっと戦争なんか起こらないだろうなぁと思います。
　　それでは、そんな思いを込めて・・・“MY BEST FRIEND”」

“MY BEST FRIEND”のエンディングの♪ジャーーーーンは
どうしてここで転調するんだろう？と思っていたのだけど
それは次の“THE AGES”のド頭の音を取るためである
ということに、今回初めて気がついた。

それともう一つ、初めて気付いたのが
“YOU GET TO RUN”のイントロ部分の
照明が非常にカッコイイこと。
なんと言ったらいいのか・・・「赤暗い」そんな感じ。
そしてその赤暗いステージの中央で、
スティックを構える幸ちゃんがまたカッコイイ。

ちなみに今日のGソロも何やら凄かったね〜。
使用ギターはFlying-A IV。
いつものように、途中でストラップを肩から外し
ギターが勝手に♪ウィィィィ〜〜〜〜・・・・と鳴ってる間に
髪を束ねていたゴム（？）を外して、背後に放り投げる。
（いつかただすけくんに当たるんじゃないかとワクワク・・・じゃなくて
　ハラハラしているのだが^o^;）。
その後は、髪振り乱して、ギターも振り回す。
やっぱり勝手にウィ〜〜〜〜ウィ〜〜〜〜と唸っているギター。

しかしだなー・・・凄いことは凄いのだが、これはアタシの好きなGソロではない。
もっとちゃんと《弾いて》欲しいのだよ。

“幻夜祭”の後は、
ハーモニクスがハートをくすぐる（笑）“流砂のように”。
イントロでの♪ピンポ〜ンも良いのだが、歌中での↓これもツボ。
♪す〜なの〜　う〜みに〜ゆうひがし〜ずむ〜（ピンポ〜ン）
王子の指が、いちいちこの♪ピンポ〜ンを奏でるための
ポジションに戻るのがツボ（笑）。

本編ラストは、“風の詩”。
こちらは幸ちゃんと王子がいっしょになって♪ピ〜ン！と
ハーモニクスを奏でるところがツボ。

ここ2週間ほどの間で、
何度かテレビでこの“風の詩”を歌うアルフィーを目にしたけど
どれもこれも「短っっっ！」って感じだったよね〜。
今日この曲の間奏を聴いていて、
この部分がテレビで流れないなんて勿体なさすぎると思った。
幸ちゃんのアコギなんて滅茶苦茶シブくていい音出してんのに。
その後の王子のソロも、いつもと一味違っててとってもイイのに。

その昔、『ザ・ベストテン』などのテレビ番組の出演を拒否していた
ミュージシャン達が主張していたのが
「たったの3分では歌の本質が伝わらないから」
みたいな理由だったと思うのだけど、
先日の『音楽戦士』や『HEY×3』を観るにつけ、
これっぽっちじゃこの曲の良さはテレビ観てる人には伝わらないよな〜と
つくづく感じた。
（3分で聴き手の心の琴線に触れる作品を作ってこそプロだと
　言ってしまえばそれまでだが・・・）。

ま、仕方ないのかね〜。
肝心の『ウォーロード／男たちの誓い』のエンディングですら
フルコーラス流れないんだし・・・（^^;。

フルコーラスで歌が聴ける番組って、少なくなったよね〜・・・。

などとボヤきつつ、

《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》

コメント 9

『ねずみ男みたいな天気』
ってのは、やっぱり晴れたと思ったら、曇って、ちょっと日が差しかけたぞと思わせといて、あっさり裏切って雨が降るみたいな、まったく信用できない行き当たりばったりな『ねずみ男』のような天気でしょ。

　(σ^∀^)σ
　　　　と「ゲゲゲゲゲの鬼太郎」的には思いますが、いかかでしょうか・・・。


♪獣になれぇ〜アォォォォォーーーーン！！！（←遠吠え）
ってのは、アルバムの毛足の長いイヌの遠吠え？？？
それとももっと野獣系（ＡＮＣＨＡＮＧ！？）でしたか？（笑）

まだまだ楽しく素敵な内容が続くんですよね。♪
楽しみにしてますね。


by ゲゲゲゲゲの鬼太郎 (2009-06-02 02:29) 

レポ、ありがとうございますm(__)m

＞一番古いの自分のクセに
今回はここがツボでした。幸ちゃんたら、何気に毒舌(^^:)

＞いくら王子が舐めた飴でも・・・
そうですね～。いくらファンでも私もこれはちょっとイヤかも(><)
結局どうしたのかは気になりますが・・・まあ、普通に捨てた
んでしょうけど(^^;)
by なおち (2009-06-02 19:01) 

＞ゲゲゲゲゲの鬼太郎さん
なるほど、ねずみ男みたいな天気とはそのようなことですか。
さすがにゲゲゲゲゲの鬼太郎さんが言うだけのことはあって
説得力があります（笑）。

アォォォォォーーーーン！！！
は、オオカミの遠吠え系です（笑）。
おそらくこの瞬間、渋谷中の野良犬がNHKホール前に集まっていたことでしょう。
（いまどき野良犬なんていないか・・・^o^;）。

さきほど続きをUPしましたが
もう、半分意識不明になりながら打ってましたので
誤字脱字が尋常でないかもしれません・・・予めご了承下さいm(_ _)m。



＞なおちさん
あ、なおちさんもイヤですか（笑）。ヨカッタ、仲間がいて。
記念に持って帰っていいよと言われても躊躇します（爆）。

>>結局どうしたのか
こっそりただすけくんが口の中に・・・
キ・・・キモい想像はやめましょうね（^^;（^^;（^^;。

by 梅屋千年堂 (2009-06-03 00:36) 

お疲れの所ありがとうございます。

最初のところが8曲というのは意表をついてきましたね。「ツアー初日にあった曲が2回目からは無くなっている」というのはよくあるみたいですがその逆ですね。

ところで追加部分から文章が混乱しているように見えるのは私だけでしょうか?（先ほど他のページを見たときにレイアウトがむちゃくちゃだったので）
by きゅう (2009-06-03 01:07) 

＞きゅうさん
>>レイアウトが無茶苦茶・・・。
ホントですね（^^;。ブログペットの書いた記事みたいになってましたね。
“希望の鐘が鳴る朝に太郎”って一体・・・（爆）。
直しましたが、直ってますか？。
文章が混乱しているというよりも、アタシ自身が混乱しております。
今日これ以上レポ打ちを続けると、
生命に危険が及ぶような気がするので
もう風呂入って寝ます（バタッ←倒れる音）。
by 梅屋千年堂 (2009-06-03 01:17) 

直っていますよ、お疲れ様でした（もう寝ているか）。

小田さんのSTAFF diaryで「待ち時間はほぼギターを抱えて坂崎さん状態」ってもう形容詞になっているのですね（笑）。
by きゅう (2009-06-03 01:54) 

たしかに、アルフィーを見ていると、歳を取るのは怖くない気がします。
今回のお菓子のトレカを見ると、やっぱりメンバーもそれなりに歳は取っている
のだとはわかるのですが、なんといっても元気ですよね。
NHKホール初日に一緒に行った後輩が、
｢あんなに元気で無邪気なカッコイイ50代はいないかも！と思うと、
前よりアルフィーが好きになりました♪♪｣と言っていました。

開演直前にキャップをかぶった長髪のおじさんが席について、
業界人らしきおばさまににこやかに挨拶しているけど誰だろう？
と思って見ていたら、どうやら元サポメンのきくちさんだったようでした。
昔流行った大きな眼鏡をかけてくれないと、誰だかわかりません。
それを考えても、やっぱり三人はばけ・・・いやいや、すごいです。

ナオコさんは、座っている人がほとんどの関係者席で、
一人ノリノリになっていました。フラレボの例のフリもやっていたみたいです。
いい人だ・・・。
by えの (2009-06-03 11:10) 

1年ぶりのＮＨＫ　あっ! そうそう思い出しました！
たしか,去年は、有機野菜だったかな～スイーツだったかな～
ライブ前にパルコのカフェレストランで食事をされて
こちらで読ませて頂いた記憶があります.　
あれから一年でですか～早いですね～　
こんな感じで過ごしていたら　１０年なんてあっと言う間かもしれません
考えると恐ろしいですね(*_*)　
お二人のヘアースタイルは、大きく変ってるかもしれませんね
王子が１０年後も長髪だったら(*_*)ある意味それもカッコイイと思いませんか？

私は、２番目の歌詞でグッとくることが多いので
ＴＶの歌番組は、さみしいです
プチッと電源を入れれば誰でも見れる歌番組と
お金出してＣＤ買ったり　苦労してチケット取って会場に足を運ぶ
この辺の違いなのかな～とも思います
31日に８０２のイベント行ってきたんですけど
まあ　豪華な顔ぶれだったし　それはそれで良かったんですけどね～
正直なところ・・・・どーなんでしょう？
小田さんもいつもの様に一生懸命で　相変わらずの毒舌で
素敵なステージでしたけど・・・・
やっぱり！こんな時に　ツアーは、よかったなあってつくづく感じさせられました

明日は、梅屋さん市川ですね この流れでいけば市川は、どーなることやら(^o^)
ファイナルに向けて益々面白くなったいきそうですね～(^o^)／
仕事もお忙しい！！私もですっ！同じです（泣）
今日は、家で抜け殻状態です（笑）
お互い！ライブで息抜きして　前に進んで行くしかないでしょう～
夏には、でっかい楽しみも待ってますから(^o^)／(^o^)／

by Ｋ－子 (2009-06-03 15:03) 

＞きゅうさん
いや、その時間はまだ起きてました。
そして今日もまだ起きています・・・ダイジョブなのか明日の市川は。

さかざきさん-じょうたい【坂崎さん状態】
　1.片時もギターを手放さず、他人からリクエストがあった時に
　　いつでも弾き語りが出来る状態であること。
　2.ニコニコと機嫌良く笑っているようで、実は目が笑っていない状態。

こんな感じでよろしいでしょうか（笑）。
（小田さんも結構あるような気がする＝目が笑ってない状態^^;）。



＞えのさん
後輩の方の評価も上々でヨカッタですね〜。
きっと、えのさんによる日頃の洗脳も功を奏しているかと（笑）。
菊地さんもいらしてたんですね。
3階からでは誰が来ていたのかまったくわからず（当たり前ですが）
「もしかして長谷川くんでも来た？」などと友人と話していました。

ナオコさんのノリ、観たかったな〜。ホントにいい人ですね。
そういえば、クリームクッキーのパッケージのイラストを手掛けた
サトウマユさんも初日にいらしていたようですね。
例のキマりそうでキマらなかった件が
ブログのコメント欄に書いてありました（笑）。



＞Ｋ－子さん
王子の10年後・・・
長髪は長髪でも落武者のようになっていないことを祈ります（小声）。
ホントにどうなっているんでしょうね、アルフィーも自分も。
あ〜楽しみだけどやっぱりちょっとはコワイ（爆）。

2番の歌詞に、その歌の本質が出てることってままありますよね。
“桜の実の〜”などは特にそうなんじゃないかと思います。
ワンコーラスだけで終わってしまうと、
なんだか導入部だけで終わってしまって本当に勿体ないですね。

802行ってきたんですか〜！。
翌日にワイドショー番組で松さんと“500マイル”を歌っているのを観ました。
他にも3曲くらい歌ってくれたみたいですね。
体を二つに分けられるものなら、アタシも行ってみたかった・・・。

このご時世に仕事が忙しいなんて、
本来感謝すべきことなのかも知れませんが
それにしてもさすがに今週はキッツい！！！（笑）。
しかし、この後更にキツイ6月後半が待ちかまえています・・・。
お互い体に気を付けて頑張りましょう。

・・・ライブで息抜き？。どっちかというと魂抜かれちゃうんですが（爆）。

by 梅屋千年堂 (2009-06-04 03:17)