興福寺 [JOURNEY]
THE ALFEE・大阪城ファイナルの日、奈良の興福寺まで足を伸ばした。
奈良なんて、中学の修学旅行以来だったかも。
そして興福寺と言えば、あの仏像があるお寺である。
あの仏像とは・・・
♪阿修羅〜 Oh〜阿修羅〜
の、阿修羅像である。
わざわざ興福寺に見にいかずとも、
来年3月31日から東京国立博物館平成館で開催される
『国宝 阿修羅展』で見ることが出来るんだけど
今年の5月に『国宝 薬師寺展』で日光・月光菩薩を見たときに
やっぱり実際に置いてある場所でも見ておかないとイカンなと思ったので
ちょっと行ってみっかと思い立ったワケである。
とは言っても、阿修羅像を初めとする興福寺の乾漆八部衆の像は
お堂の中に安置されているのではなく
国宝館のガラスケースの中に博物館的展示されているので、
ちょっとビミョーではある(^o^;。
それでも、それが普段置かれている土地の空気に触れてみるというのは
少しは意味があるんじゃないかと(こじつけ)。
近鉄奈良駅から道標に従って歩いていくと、阿修羅の写真がお出迎え。
と、思ったら、なにやら裏手の方から境内に入ってしまった模様(^^;。
右手に見えてきたのは南円堂。
興福寺の中では比較的新しい年代の建物。
おっ、鹿だよ、鹿!。
鹿煎餅を持っていない人間には見向きもしない(笑)。
左の方を向くと、だだっぴろい空き地の向こうに東金堂と五重塔が見える。
手前のぽっかり空いた土地は、南大門や中門、回廊の跡。
右手に黄色と黒の柵で囲まれたところがあったんだけど
そこにはいずれ中金堂を再建する予定で工事をしているらしい。
五重塔。
東金堂は726年に造立。現在の建物は1415年に再建されたもの。
ここは常時開扉していて、数々の重文や国宝が安置されているんだけど
ちょっと時間がなかったので今回は外から見ただけでパス。
そんな東金堂を横目で見ながら、国宝館へ。
これが国宝館。
なんだか面白味のない外観である(小声)。
中はもちろん撮影禁止。
お目当ての阿修羅像は入って左手の方のガラスケースに
他の八部衆と一緒に陳列されている。思っていたよりも小振り(153.4cm)だ。
アタシが初めて阿修羅像の写真を見たのは
おそらく小学校高学年・・・いや中学に入ってからかなぁ・・・。
日本史か美術か何かの教科書で見たんじゃないかと思うのだけど
第一印象は「夏目雅子?!」だった。
今見るとちっとも夏目雅子じゃないけど(^^;
多分アタシの中に日テレでやってたドラマ『西遊記』で
三蔵法師役を演じていた夏目雅子の印象が強く残ってたんだろうね。
お経を読んでいるときや、苦難に直面したときの眉間に皺を寄せた顔が。
それで、子供心に阿修羅像の顔が
夏目雅子のように整っていて綺麗〜と思ったのかも知れない。
阿修羅像は指先が欠けちゃったりしてちょっと痛々しくもあったけど
やっぱり綺麗な顔をしてたね〜。
ちなみに八部衆の中には迦楼羅(かるら)という
めちゃめちゃ面白い顔をしたのがいて、これを見るのも楽しみだったんだけど
残念ながらこちらは展示されていなかった。
が、どうやら国立博物館にはやってくるようなので、そちらに期待しよう。
(いつぞや王子がラジオで、『大巨獣ガッパ』に似てると言っていたのが
多分迦楼羅じゃなかったかと思う)。
解説を読みながら、阿修羅の実物を見ていたら
そのバックグラウンドを知りたくなってきてしまったので
売店で衝動的にこんな本を購入(笑)。
ついでに、阿修羅の立体グリーティングカードも購入。
アタシはこんなものを買って一体どうするつもりなのか・・・(爆)。
そして、売店のおばちゃんが渡してくれた興福寺ビニール袋には
『阿修羅ファンクラブ会員特典券、好評発売中!!』のチラシが・・・(笑)。
なんか楽しみ、阿修羅展。
さ、しっかり予習してから国立博物館へGO!だ。
興福寺のサイトはコチラ。
阿修羅ファンクラブのサイトはコチラ。
『国宝 阿修羅展』のサイトはコチラ。
---------------------------------------------------------------------------------------
と、いうわけで、
こんな長文駄文ブログを根気よく読みに来てくださったみなさん
そして温かく味のあるコメントを寄せてくださったみなさん
今年1年、本当にどうもありがとうございました。
それでは、どなた様も明るく希望に満ちた新年をお迎え下さい。
梅屋千年堂
奈良なんて、中学の修学旅行以来だったかも。
そして興福寺と言えば、あの仏像があるお寺である。
あの仏像とは・・・
♪阿修羅〜 Oh〜阿修羅〜
の、阿修羅像である。
わざわざ興福寺に見にいかずとも、
来年3月31日から東京国立博物館平成館で開催される
『国宝 阿修羅展』で見ることが出来るんだけど
今年の5月に『国宝 薬師寺展』で日光・月光菩薩を見たときに
やっぱり実際に置いてある場所でも見ておかないとイカンなと思ったので
ちょっと行ってみっかと思い立ったワケである。
とは言っても、阿修羅像を初めとする興福寺の乾漆八部衆の像は
お堂の中に安置されているのではなく
国宝館のガラスケースの中に博物館的展示されているので、
ちょっとビミョーではある(^o^;。
それでも、それが普段置かれている土地の空気に触れてみるというのは
少しは意味があるんじゃないかと(こじつけ)。
近鉄奈良駅から道標に従って歩いていくと、阿修羅の写真がお出迎え。
と、思ったら、なにやら裏手の方から境内に入ってしまった模様(^^;。
右手に見えてきたのは南円堂。
興福寺の中では比較的新しい年代の建物。
おっ、鹿だよ、鹿!。
鹿煎餅を持っていない人間には見向きもしない(笑)。
左の方を向くと、だだっぴろい空き地の向こうに東金堂と五重塔が見える。
手前のぽっかり空いた土地は、南大門や中門、回廊の跡。
右手に黄色と黒の柵で囲まれたところがあったんだけど
そこにはいずれ中金堂を再建する予定で工事をしているらしい。
五重塔。
東金堂は726年に造立。現在の建物は1415年に再建されたもの。
ここは常時開扉していて、数々の重文や国宝が安置されているんだけど
ちょっと時間がなかったので今回は外から見ただけでパス。
そんな東金堂を横目で見ながら、国宝館へ。
これが国宝館。
なんだか面白味のない外観である(小声)。
中はもちろん撮影禁止。
お目当ての阿修羅像は入って左手の方のガラスケースに
他の八部衆と一緒に陳列されている。思っていたよりも小振り(153.4cm)だ。
アタシが初めて阿修羅像の写真を見たのは
おそらく小学校高学年・・・いや中学に入ってからかなぁ・・・。
日本史か美術か何かの教科書で見たんじゃないかと思うのだけど
第一印象は「夏目雅子?!」だった。
今見るとちっとも夏目雅子じゃないけど(^^;
多分アタシの中に日テレでやってたドラマ『西遊記』で
三蔵法師役を演じていた夏目雅子の印象が強く残ってたんだろうね。
お経を読んでいるときや、苦難に直面したときの眉間に皺を寄せた顔が。
それで、子供心に阿修羅像の顔が
夏目雅子のように整っていて綺麗〜と思ったのかも知れない。
阿修羅像は指先が欠けちゃったりしてちょっと痛々しくもあったけど
やっぱり綺麗な顔をしてたね〜。
ちなみに八部衆の中には迦楼羅(かるら)という
めちゃめちゃ面白い顔をしたのがいて、これを見るのも楽しみだったんだけど
残念ながらこちらは展示されていなかった。
が、どうやら国立博物館にはやってくるようなので、そちらに期待しよう。
(いつぞや王子がラジオで、『大巨獣ガッパ』に似てると言っていたのが
多分迦楼羅じゃなかったかと思う)。
解説を読みながら、阿修羅の実物を見ていたら
そのバックグラウンドを知りたくなってきてしまったので
売店で衝動的にこんな本を購入(笑)。
ついでに、阿修羅の立体グリーティングカードも購入。
アタシはこんなものを買って一体どうするつもりなのか・・・(爆)。
そして、売店のおばちゃんが渡してくれた興福寺ビニール袋には
『阿修羅ファンクラブ会員特典券、好評発売中!!』のチラシが・・・(笑)。
なんか楽しみ、阿修羅展。
さ、しっかり予習してから国立博物館へGO!だ。
興福寺のサイトはコチラ。
阿修羅ファンクラブのサイトはコチラ。
『国宝 阿修羅展』のサイトはコチラ。
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と、いうわけで、
こんな長文駄文ブログを根気よく読みに来てくださったみなさん
そして温かく味のあるコメントを寄せてくださったみなさん
今年1年、本当にどうもありがとうございました。
それでは、どなた様も明るく希望に満ちた新年をお迎え下さい。
梅屋千年堂
2008-12-31 22:38
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コメント(2)
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大阪ファイナルの前に「とある場所をウロウロ」というのを見て
きっと「春日山から飛火野辺り」もしくは「阿修羅@興福寺」のどちらかであろうと予想していましたよ。
いつもレポで「行ったキブン〜キブン〜キブン〜」になるのですが、写真撮影禁止(考えてみれば当然)のため「機会があればいかねばっ」ですね。
「奈良マニア」の友人(日光・月光ファン)は「国博まで行かなくても興福寺でガラスケースに並んでるよ」というのですが、できれば阿修羅展でみたいですなぁ(バッジもあるし)。
興福寺ビニール袋のある売店…ってミュージアムショップではなくテンプルショップとでもいうのでしょうか?
購入された本は「単行本(ソフトカバー)」と言う割には大きいですね。
by きゅう (2009-01-01 23:13)
>きゅうさん
バ・・・バレとるし(汗)。なんで〜っ?!。
アタシの行動パターン、そんなに分かりやすいですか(^^;ゞ。
阿修羅は国博まで行かなきゃダメですよ。
何故ならガラスケースの中では後ろ姿が観られないからです。
それに迦楼羅(=ガッパ)も観なくちゃダメです(笑)。
通常お寺の売店というと、お守りとか根付けなどが中心だと思いますが
さすがは興福寺(?!)、ポストカード(しかも何種類も)にカレンダー、
グリーティングカード、各種書籍、クリアファイルと
なかなかの充実ぶりでした。
ちなみに「魅惑の仏像 阿修羅」はA5サイズで全110頁ですよ。
余談ですが、明日(2日)アタシはとあるライブに行ってきます、と書くと
またまたどこへ行ったかバレてしまうのでしょうか・・・。
by 梅屋千年堂 (2009-01-02 00:02)