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小田和正@横浜BLITZ [K.Oda]

ネタバレ指数75


自分の誕生日である11月12日。
いつも小田さんのライブに一緒に行っているCさんから電話がかかってきた。
最近はメールでのやりとりが殆どだから、珍しいなと思って出てみると
来週の月曜日(つまり11/17)に小田さんが
BLITZ横浜でシークレット・ライブをやるけどどーする(行く?)という話だった。
金欠にもかかわらず、二つ返事で「行く!!!」(^^;。
チケットを手配してもらった。

チケット発売から当日までがあまりにも短いので
予約時には整理番号だけを渡されて、当日チケットを受け取るという仕組み。
この整理番号は座席の良し悪しとは関係ないらしく、
座席の位置も当日にならないとわからない。

チケット受け取り時に代表者の本人確認が必要な上に
連れがいる場合は二人揃わないと入れない。
絶対来られる人しかチケットを買うことが出来ないし転売も困難。
にもかかわらず大勢に人が集まっている。
・・・みんなフットワークが軽いなぁ(自分も含め^^;)。

Cさんと一緒に会場内に入る。
BLITZ横浜はスタンディングならば1700名が入るが
今日は全席指定なのでキャパは少ない。
公式データによれば1階・2階合わせて848名。
ちなみに本日の座席:1階B列10番台。
座席は当日のお楽しみ、というワケだったのだが、オイオイ!2列めだよ(@o@)。
ステージのあまりの近さに、始まる前から顔がニヤける。

18時開場(及びチケット受け渡し)で開演予定が19時。
早く入ってしまったので、始まるまでが長く感じた。
19時を過ぎ、それまで場内に流れていたBGMが鳴りやみ
いよいよか?!と身構えるオーディエンス。
ところが数秒後、また別のBGMが流れ始め
「あぁぁぁ〜・・・」とガッカリする声があちらこちらから(^o^;。

よく憶えていないが、10分くらい押しただろうか。
ステージ下手より、バンドのメンバーと小田さんが現れた。

小田さんの服装は、もうまるで普段着。
前身頃に四角い模様が編んであるグレーの丸首のセーターの下に
丸首で、やはりグレーのTシャツ。
小田さんってシャツをジャケット代わりみたいにして羽織ることはあっても
ちゃんとボタン留めてカーディガンやセーターの下に着ることがないのは
何故なんだろう・・・(別にどうでもいいのだが・・・)。
ボトムはセーターよりもやや薄いグレーのパンツ。
靴はマジックテープ式のスニーカー。
・・・なんでマジックテープやねん(^^;。
おっさんくさっっっ(小声)。でも事実おっさんだから仕方ないか。
まぁね、いつもステージ上であれだけ走るんだから
ブーツとか革靴履けとは言わないけど、せめて紐にして欲しいよ、紐にっ(^"^;。

それはいいとして(笑)、マイクスタンドの前に立った小田さんの開口一番は

「どーもー!。お待たせしました!」

「それでは、みんながよく知ってる歌から始めたいと思います!」
ということで1曲目は“愛を止めないで”
なんだ、意外とフツーの曲から始まったな。
しかし、ということはきっとツアーとは違う内容でやってくれるってことなんだな。

と、思いきやツアーと同じ流れで“伝えたいことがあるんだ”
但し、ツアーではこの2曲、小田さんはハンドマイクで走り回っていたけど
今日はテレキャスターを抱えてステージ上で大人しく(笑)歌っていた。
ちなみに“伝えたい〜”では、
ツアーではカットしている2コーラス目も歌ってくれた。

約1週間前の王子のシークレット・ライブでもそうだったけど
なんだかあまりにも近すぎて最初の方は記憶があまりハッキリしない。
最初のうちは夢を見ているような不思議な感覚だった。
しかも小田さんは割と客席をまんべんなく眺めてくれる人なので
時々目線が来る。
確実に「あ、今、目が合った!」という瞬間が何度もあってドキドキしてしまった。
(たとえ妄想だと言われようとも、合ったものは合ったのだ笑)。

それと、曲が終わった後の拍手の反響の仕方が
当たり前だけど、大きな会場とライブハウスとでは全く違う。
大会場のあの鳥肌の立つほどの怒濤のような響きはないけど
ライブハウスでは一人一人の拍手の音が独立していて、
逆に個々の気持ちが伝わってくる感じがした。

3曲目は“まっ白”
今回のツアーで演奏していなかった曲に関しては
小田さんも記憶がかなり曖昧らしく
マイクスタンドの(こちらから見て)左側に置いてある譜面台に
結構な比率で目線が釘付けになっている(^^;。
にもかかわらず何度も歌詞を間違える・・・というか、
目の前の譜面台から、今どこを演っているのかを何度も見失う小田さん。
“目が泳いでいる小田さん”という、ちょっと貴重なものを見た(笑)。

小田さんがわからなくなった部分はオーディエンスがカバー。
小田さん本人よりもファンの方が把握してるところが笑える(^o^;。

そして歌い終わった後、ちょっと苦笑いしながら

「間違えるにもほどがあるので、もう一度“まっ白”をやりたいと思います。
 あ、座っていただいて構いません。自分が納得したいだけなんで」

と、いうわけでもう一度“まっ白”
1回目の“まっ白”でせっかく意を決して立ち上がったのに
座ってくれと言われたので、あぁそーですか・・・と腰掛けた。
2回目の“まっ白”も、まぁやや危なげなところもあったけど(^o^;
「ほどがある」ほどには間違えず、小田さんも納得した模様。

ちなみに3曲、いや4曲演奏した時点で既に小田さんは汗ビッショリ。
しきりにタオルで顔を拭く。
日頃から運動して汗かいてるからさぞかし代謝がいいんだろう。

小「ここで2つ質問があるんですが、ワタシのツアー、どこかに来たという方!」
客「(^o^)/ハーイ」(勿論多数)
小「来てないのを聞いた方が早いな。来なかった人!」
客「(^o^;)/ハーイ」(少数ではあるが・・・)
小「ははぁ・・・。しぶとく・・・(笑)。
  それじゃもう一つ訊きます。既にドームのチケットを買って、行くつもりだという人!」
客「(^o^)/ハーイ」(多数)
小「じゃ、ドームには行かないという人!」
客「(^o^;;)/ハーイ」(少数)
小「そうですか・・・。
  今日は、もうドームのリハーサルですから(笑)
  みなさんは、今日ここで観たことをいろんなところに書き込んだりしないように。
  書き込みたいと思いますけど、そこはひとつ・・・ね。
  他の人にベラベラ喋ったりしないように。
  まぁ家族はいいか。でも家族に喋ると、学校で喋ったりすんだよな(笑)。
  あんまりそういうことするようなら、今日は目新しいことやりませんからね」
客「えええ〜〜〜!!!」

小田さんイヂワルだなーっ(^o^;。
わかったわかった。ブログにUPしないってば。
(でもツアーが終わったらUPしようかな・・・なーんてハハハ
 →ということで今日に至る)。

小「もう一つ訊きましょう。ワタシのツアー、1回だけじゃなくて何度も観たという人!」
客「(^o^)/ハーイ」
小「何回行った?」
客「4回!」「6回!」「9回!!」「15回!!!」「20回!!!!」
小「20回?!。それは行き過ぎでしょう(笑)。
  そーゆー人がいるからMCを毎回変えないといけない・・・。
  あれが結構大変なんですよ」

小「(バンドのメンバーに向かって)君らはツアーで回った中で
  どこが一番思い出に残ってる?」
稲「沖縄です」
小「あ〜、沖縄ねー」
園「テアトロン!」

沖縄やテアトロンに参加したと思われるオーディエンスから拍手が起こる。
やっぱり野外って独特の雰囲気があるからな〜。
きっとさぞかし楽しかったんだろうな。

小「今日、東京・横浜以外から来たって人、どれくらいいます?」
客「(^o^)/ハーイ」
小「我こそは一番遠くから来ただろうって人!、どこから来ました?」
客「宮崎ー!」
小「宮崎か、遠いね」
客「北海道ー!」
小「それはわざわざどうも・・・。北海道のツアーにもいらっしゃいましたか?」
客「行きましたー!」
小「あ、(松山)千春が来たとき?。アイツ、バカだよね。
  いや、アイツ意地張ってさ『タバコは止めない』とか言うんだよ」

小「北海道では釧路の湿原に行きましたけど、
  あそこは良かったですねー、広くて。
  僕が日本で見た中で一番広いところじゃないかと思います。
  熊本の阿蘇山の外輪なんかも広いと思ったけど
  釧路は本当に広かったね。
  日本にもこんなに広いところがあるんだと思いましたねー」

小「それでは、“僕らの街で”をやりたいと思います。
  このドラマは横浜が舞台でしたね」

なんだ、あんまり目新しいことやんないじゃん(^^;
と思っていたのだが、次の曲で吃驚仰天。
♪カッ!カッ!カッ!カッ!
というカウントのあと、
♪AH〜・・・
というとても懐かしいアカペラのイントロ!!!。悲鳴にも似た歓声。
“思いのままに”だった。

うわ、なんてこと?!。この曲が聴けるなんて!。
コーラスの雰囲気はもちろんオリジナル(オフコース)とは違うけど
アレンジはほぼ当時のまま。
いや〜・・・これ、ドームでもやってくれるんだ!。嬉しいな〜。
ついでに“その時はじめて”なんかもやって欲しいけどどーだろ。

演奏後、久々の“思いのままに”に盛大な拍手と歓声が沸き起こる。

「・・・てな感じばかりを期待されても困るんですが(笑)」

あ・・・そーなの。すっかり期待してしまった(^o^;。

「それでは、♪雨上がりの〜・・・をやりましょう」

という曲紹介で“たしかなこと”
稲葉さんのギターの音がとってもきれい。
園山さんが曲の途中でちょこっとピアニカを吹くのだけど
ワンフレーズだけ吹いて、一旦ピアニカを置こうとして
あ、まだだった!ともう一回構える姿がちと笑えた。
もしかして園山さんも2ヶ月のブランクでちょっと勘が鈍っている?(笑)。

ここで、生ギターコーナー。
ステージ上に椅子が用意され、小田さんと稲葉さんがアコギを抱えて腰掛ける。

「ツアーではここでゆったりとした曲をやってきたんですが・・・
 今日は騒々しい歌をやりたいと思います。
 別に座らなくていーじゃねーかって気もするんですが
 どうしてでしょうね〜。座ってしまいますね。
 ・・・賑やかな曲をやりましょう。“恋は大騒ぎ”

あ、これも嬉しいね〜。
サビの追っ掛けコーラスのところなんて大好きだ。
けれども座って聴くのがちょっと勿体ない気もする。
この曲を初めてラジオか何かで聴いたときは驚いた。
まさか小田さんがこのような曲を?!と一瞬耳を疑った。
曲調もそうだけど歌詞が今までの小田さんには考えられない感じだった。
だって《恋の虜》だよ?!小田さんが(笑)。

「ここでは昔の曲をやったりしたんですが、
 ツアーでやった曲で、『あれ、いいね』とか言われて嬉しかった歌があるので
 その歌をやってみたいと思います。“倖せなんて”

これまた稲葉さんのアコギの泣かせる。

「昔の歌を2〜3小節やるとみんな結構喜んでくれたりするので
 『あ、昔のが聴きたいんだな・・・』なんて嬉しくなったり、
 それがちょっと寂しかったりもするんですが(笑)
 そういった昔の曲を繋げてメドレーにしてみました・・・まずは、“夏の終り”から」

このメドレーは“夏の終り”から始まり、
“眠れぬ夜”
“こころは気紛れ”
“風に吹かれて”
“やさしさにさようなら”
“between the word & the heart”

“やさしさにさようなら”・・・嬉しかったのだが
イントロが始まって「おっ!(嬉)」と思ったものの、
歌い出したのはやはり『LOOKING BACK』バージョンの歌詞・・・_| ̄|◯。
ここらへんが小田さん、わかってないなーと思う。
いや、分かっていて敢えてそうしているのかも知れないけど(小田さんのことだから笑)。
ファンが昔の歌を聴いて喜ぶっていうのは
昔の歌を昔のアレンジのままやるから喜ぶのであって
昔の歌を、大幅にアレンジを変えたり歌詞を変えたりしたもので喜ぶワケではないのだ。
あー、もー!、そーじゃねーんだよなー(^"^;って感じなのだ。

メドレーが終わり、アコギのコーナーはこれで終わりかと思ったのか
椅子から立ち上がって一旦後ろに戻ってしまった稲葉さん。
あ、まだだった(^^;ゞ、みたいな感じで慌てて前に戻ってきた。
多分あんまりリハーサルしてないんだろうなぁ(笑)。
この全体的にユルい感じがなんとも言えず良い。

小「昔はよくメドレーにしましたね。
 出来るだけ自然な流れになるように、転調したりとかしてね。
 でも今は、ハイ次〜ハイ次〜ってやってった方が
 カッコイイんじゃねーか?なんて思ったりしてね。
 人間歳取ると考え方が変わりますね(笑)」

小「楽屋鏡ってのがあるんですが・・・
  これが足が長く見えるようになってるんですね。
  洋服売ってるとこ・・・なんてんですか?、ブティック?
  ああいうところの鏡もそうなってるでしょ?。
  あんまり鵜呑みにしない方がいいですよ(笑)」

小「ところで、何か質問ありますか?。
 というのは、MCで喋ろうと思っていたことを書いた紙を置いてきちゃったんで(^^;」
客「“倖せなんて”の“倖せ”にはどうしてにんべんがついてるんですかー?」
小「あぁ〜、付いてますね。別にどっちでも良かったんですが・・・
  若い頃っていうのは何かと力が入ってますからね(笑)。
  今はどっちでもいいような気がしますけど」

客「“東京の空”はCDにしないんですかー?」
小「あぁ、なるんじゃないですか?。いつかは。相当先になると思いますけど」
客「えええーーー」
小「オリジナルアルバムを作るってのも大変なんですよ。仕事はノロいし・・・」

小「横浜の方ってどれくらいいます?」
客「(^o^)/ハーイ」
小「金沢文庫から来たって方います?」
客「(^o^)/ハーイ」
小「文庫ですか」
客「スイマセン、横須賀です・・・」
小「江古田?。江古田って池袋とかあっちの方だよね」
客「横須賀ー(^^;」
小「あ、横須賀ね。・・・横須賀ですか。
  横須賀といえば・・・御当地(紀行)で行きましたねー。音楽教室ねー(笑)。
  って知らない人は何のことかわかんないでしょうけど
  子供の頃、バイオリンを習いに横須賀の音楽教室、
  ホントにちっちゃいとこなんだけど、もう全然練習しなかったんでねー。
  それで、中にはちゃんと練習してくるヤツもいるわけですよ。
  そういうヤツと比べられちゃって。ヤでヤで仕方なかったんです。
  で、だんだん体が大きくなってバイオリンが小さくなってくると
  『小田くん、そろそろバイオリンを新しくしましょう』って言われたんで
  しめた!と思ってそこで止めましたねー(笑)」

小「御当地でその音楽教室に行ったんですけど
  あれ、流れたのはほんのちょっとだったけど・・・迷惑そうでしたねー(笑)。
  もうちょっと・・・ねぇ、『あぁ、そうですかー』なんて
  喜んでくれるかと思ってたんですけど、『なんですか?』なんて言われたりして」

小「御当地も、(2daysの)1日しか来ない人は
  2日とも同じのを流してると思ってるらしいんですが
  違うんですよ〜!・・・ってここで言ってもしょーがないんですが(笑)」

小「八景島(のカウントダウンライブに)来た人います?」
客「(^o^)/ハーイ」(結構いた)
小「あぁそうですか。あれも楽しかったよね」

小「今日はみんな近いから後ろの方の人に気を遣わなくていいからね。
 5000円分(笑)やりたいと思います」
  
 小「それでは、“もう歌はつくれない”、やってみましょう」

確か生ギターコーナーはこの曲で締め括られたと思う。
・・・よく憶えてないけど。

座っての生ギターコーナーは終わったけど
小田さんも稲葉さんも抱えているのは引き続き生ギター。
二人向かい合ってカウントを取る・・・ツアーでもやってきたあの曲だな、と判る。
・・・が・・・なかなか入らない。
客席が「おやぁ?(^^;」という雰囲気になったところで
ようやく
♪チャン、チャン、チャン・・・チャンツクツクツン・・・(と、スリーフィンガー)
“NEXTのテーマ〜僕らがいた”

そして“ラブストーリーは突然に”
ステージ上では小さなミラーボールが今日もクルクルと回転している。
どんな小さなライブハウスでも、この曲ではミラーボールを回したいらしい(笑)。
小田さん、まずワンコーラスめのサビで
右側のオーディエンスを煽りマイクを向けて歌わせる。
小さな動作だったけど、小田さんが客に向かって
「前に来い!」みたいに煽ってる姿、初めて見た気がする。
それを見て前の方に駆け出してきたオーディエンスも
やや躊躇しながら・・・って感じだったのが、
まぁ小田ファンの行儀の良さというかなんというか・・・(^o^;。

2コーラスめには左側にも来て、最前列のオーディエンスにマイクを向けていた。
あ〜、自分が最前列だったらなぁ(笑)。

そして、ここは王道の流れで“キラキラ”
歌の途中、ステージギリギリのところに立ち、通路を見つめる小田さん。
・・・なんか企んでる(笑)。
もしかして、客席に降りてこようとしてる???。
と、ワクワクしながらこっちも小田さんのことを見つめていたら
ぴょん!と飛び降りた。
そしてCさんの脇の通路を通って客席後方へ。
ほんの一瞬だったけど、小田さんが自分の半径1m以内に!!!。
なんか・・・ちっちゃかったけど物凄いオーラを放っていた(@o@)。

しかし今日は右側のオーディエンスの方がノリが良かったのか、
この曲に限らず全体的に右側贔屓だった気がしたのが・・・ちょっと悲しい(-_-;。
客席に飛び込んだ後も、右後方でしばし立ち止まって歌っていたようだし。

大いに盛り上がったところで、“緑の日々”
アラ、ちょっとガクッって感じ(小声)。
オーディエンスは立ち上がったまま。

そしてツアーのオープニングを飾っていた“こころ”

小「東京ドームでコンサート観たことあるって人どれくらいいます?」
客「(^o^)/ハーイ」(結構多数)
小「えっ?!ホントかよ?!。誰の?」
客「オフコース!」
小「あ・・・っ・・・オフコースか(笑)。
  自分があそこでやったことすら忘れているという・・・(^^;。
  ・・・ねぇ。あんな大きなところでやることになろうとはねぇ。
  一体どういうことになってるんでしょうか」

「それでは、今回のツアーのテーマ曲の一つだった歌をやりましょう。
 『どんど晴れ』、あれから朝ドラももう2回りくらいやってるでしょ?。
 NHKの朝ドラも今はもう全く観なくなりましたね。
 ・・・そんなもんですよ(笑)。
 月9っての?。あれも(井上)真央ちゃんの時は観てたけど
 (ゆずの)北川のは全然観てねーしな(笑)」

と、小田さんが喋っている後ろで、稲葉さんがギターを奏でていたので
自然とキーがまとまって、「さん、し」で♪あ〜の〜笑〜顔を〜見せて〜・・・と
“ダイジョウブ”
小田さんはサポートする程度に歌うだけで、
殆どオーディエンスだけで歌っていた気がする。
やっぱり今日ここに集まってる人達はコアなファンなんだろう。
ツアーのようにプロンプターなんてなくたって全然余裕。
歌詞、バッチリ把握してます、そんな人達ばっかり(笑)。

しかしアレだな。
やっぱりこうやってみんなで歌ってると、どーしてもグッときてしまう。
また泣きそうになってしまった。
小田さんの表情も、なんだか感無量みたいな感じで・・・。
こんな小さなキャパの会場でも
何万人も入るアリーナと同じように、小田さんも感激してくれるんだ・・・
客の数じゃないんだな、とちょっと嬉しくなった瞬間だった。


これで本編終了。
もちろんこれで終わるハズはない。
メンバーの姿がステージから消えるやいなや、アンコールの手拍子が始まる。

しばらくして、再び小田さんとバンドのメンバー登場。
随分汗をかいていたようだったが、衣装(?)はセーターのまま。

「今も早速戻ってから、あそこはああだった、とか
 あの歌は今ひとつ反応が薄かったとかやってました(笑)」

そんなMCの後に、“YES-YES-YES”
これもまた、最後にみんなで歌うサビの部分は何度体験しても感動的。
体を左右に揺らしながら歌う小田さん。
その小田さんが抱えるテレキャスターが反射してとても眩しいけど
小田さん自身が光っているような感覚に陥る。

そして“YES-YES-YES”の後、
“君住む街へ”のイントロを弾き始めた栗尾さんにストップをかける小田さん。
今度は左側の園山さんや稲葉さん、木村さんらに向かって何やら指示をだす。
数秒後、園山さんがサックスを抱えて、
思いっ切り“Yes-No”のイントロを吹き始める。
園山さんのオデコに浮き出る血管!!!。ダイジョブかっ?!(笑)。
会場内に響き渡るサックスの音に興奮して
一音ごとに歓声(奇声^^;)を上げるオーディエンス。
いやー、ここの園山さんは実に格好良かった!。

急に曲順が変更になったためか、
“Yes-No”の後、キーボードの上に置いた譜面を素早くめくる栗尾さん。
おそらく“君住む街へ”のページに戻していたのかも(^^;。
そして、小田さんが振り返って栗尾さんに向かって、「ウン」と頷くと
栗尾さんも軽く頷き“君住む街へ”
ここでも歌うのはオーディエンスが中心。
小田さんはまたまたグッときている模様。
ちょっと瞳がキラキラしていたようだ。

そして最初のアンコールのラストはグランドピアノに向かって“東京の空”
グランドピアノ、ずーっと置いてあったけどずーっと使わないから
結局使わないのかと思っていたが、ようやくここで出番。
ハッキリとはわからないけどツアーで使用していたものよりも
小型のグランドピアノだったように思えた。

グランドピアノの前に座ってしまうと、
アタシの席からは小田さんの斜め後ろ姿しか見えない。
が、アタシの大好きな「小田さんの下あごのライン」がイイ感じで見えて
これもまたヨシと(笑)。

1回目のアンコール終了。
5000円だしな〜・・・もしかして今日はこれで終わりだったりして。
でも、まだあの曲をやってないしな〜などと考えながら再びアンコールの手拍子。

しばらくして、みたび小田さんとバンドのメンバーがステージに現れたヽ(^。^)丿。

小「またなんか質問ありますか?。・・・今更もうねぇか(笑)」
客「また映画作らないんですかー?!」
小「(きびすを返して)さ、じゃ次行きましょうか!」
客「(^▽^;)(爆笑)」

コレ・・・すっごく笑えた!!!。
誰だか知らないけど、ナイス質問!(爆)。

そんな感じで始まったのが
“またたく星に願いを”
やっぱりこれななくっちゃね!・・・なんだけど
アタシが待っていたのは実はこの曲ではない。

「なんだかこうやってるとリビングルームで
 誰かと話ししてるような感じでついついのんびりしてしまいます」

「ツアーが終わったのが9月の、確か20何日だったと思います。
 そして今日が11月の17日。
 約2ヶ月ですけど、もう随分前のことのようにも感じるし
 つい一昨日のことのようにも感じます」

「くれぐれも、今日アレやったとかコレやったとか口外しないように・・・。
 こんな曲もやるんだなんて演技はしなくてもいいですけど。
 みなさんは僕の味方だと思ってますからね」

そうまで言われちゃーとてもとてもブログにライブレポのUPなんて出来ないな。
ま・・・これもまたドームツアーが終わってほとぼりが冷めた頃にでも・・・
(ということで、今日に至る・・・←しつこい^^;)。

「ドームに来ないという7〜8人の人とはこれっきりになりますが
 その他の793人の人とはドームでまた会いましょう」

“今日も どこかで”
これこれ。これを待っていたのだ。
やっぱりこれをみんなで歌わないと。そしてまたしてもウルッとくるアタシ(^^;ゞ。

あ〜、これで終わりかな。
今日は“my home town”もやりそうにないか・・・と思っていると
最後にまたピアノの前に座る小田さん。
客席からはまた大きな歓声が沸き起こる。

「新しく曲を書きました」

ドームツアー用に書いたのか・・・。
となると、タイトルはやっぱり“きっとまたいつか”だったりして?。

「今日はやらないでおこうかとも思ったんですが・・・」

という前置きで始まった新曲は
 “さよならは言わない”というタイトル。

歌詞の内容はハッキリとは憶えていないけど


ずっと楽しかったね

追いかけた夢のいくつかは、この手の中に

もう二度と逢えないかも知れないけど
思い出と 君たちに
きっとさよならは言わない
決してさよならは言わない


みたいな感じ。
「きっとまたいつか」同様、前向きながら、なんだかちょっと寂しくなるような
そんな内容だった。
「もう二度と逢えないかも知れないけど」
とか、そんなこと言わないで欲しい。
・・・なんか、思い出しただけでまた泣けてきた。

最後は
「どーもーありがとー!」
という生声を残してステージを去った小田さん。
いや、もう最高の2時間半だった。
しょせん、急遽開催のライブハウス公演、しょせん¥5000と思っていたけど
帰宅して演奏した曲目を並べていったらメドレーを1曲と数えても24曲。
なんて中身の濃い、充実したライブだったんだろう!。

きっと今頃小田さんは
「やっぱりあそこはこうしよう」とか「あの曲はやめてこの曲にしよう」とか
いろいろ考えてる頃かも知れない。

いよいよ来週から始まるドームツアー。
アタシが参加するのはまだまだ1ヶ月も先の大阪だけど
なんだかますます楽しみになってきた。


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きゅう

ドームツアー終了に伴うレポのアップありがとうございます。待っていました、箝口令が解けるのを。

観客と受け答えをしながらMCがすすむとはなんてアットホームな(笑)。横浜BLITZの大きさが分からないのですが(赤坂BLITZはビデオで見たことはありますが)感動は文章から受け取ることができます。
ステージが近くて眼があうと「ドキッ!」としますよね。(あぁ思い出す春ツアー京都…)きっと妄想ではなく本当にあっているのです。

マジックテープの靴…ですか(笑)。衣装を着替えるときに脱ぎやすいのですかね(衣装そのままだったら関係ないか)。きっと底がBLITZの床と相性よくて滑りにくいからということにしておきましょう。
by きゅう (2008-12-21 01:28) 

ちゃあ~

待ってましたよ、このレポ。
思い出して、胸が高鳴ってしまいますね。

私も園山さんのアレ?ってところは、気づいてました。
梅屋さんもわかってたんですね。

終始リラックスしていて、なおかつ来てくれたファンには
一生懸命やってくれる、そんな暖かく穏やかな小田さんでした。
ドームでは、とにかくファンサービスをしようと会場中を
行ったり来たりで、姿がはてしなく遠かったけれど、
BRITZの小田さんはとても近くて、信じられないほど近くて、
感動しました。
こんな機会なかなかないだろうけど、またあったら絶対行こうね!!

by ちゃあ~ (2008-12-21 08:52) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
早速ご覧いただきましてありがとうございます。
既に東京ドーム公演が終わった時点で、この日のBLITZのレポをアップした
ブログやサイトが多かったみたいですけど
自分みたいに大阪が最初で最後の人もいるかもね〜と思って
結局ツアー終了まで寝かせてしまいました。

男性の方でも、目が合うとドキっとするんですね。
そして王子に思わず惚れてしまったりするんでしょうか(笑)。

ドームではマジックテープの靴だったかどうか確認出来ませんでしたが
色からすると、どーも同じ靴のようにも思えました。
なんだか小田さんはオシャレ云々よりも実用性を重視してるところが
高見沢王子とは真逆な感じでちょっと笑えます。



>ちゃあ〜さん
あら、待っててくれたの?!。それは光栄です。
なんだかもうBLITZみたいに近くてもエラく興奮するし、
昨日みたいにあんだけ遠くてもビェェ〜ンって泣いちゃうし
これはもう・・・愛だね!愛!(爆)。
近い客も遠い客も同じように感動させられる
小田さんのチカラってのはやっぱりタダモノじゃないと感じた
両極端なBLITZおよびドーム体験でした。

貴重な体験をさせてくれたちゃあ〜さんとお友達のMちゃんには
心から感謝しています。
また一緒に小田さんのライブ、行こうね〜。
(次はいつだかわかんないけど^^;)。
by 梅屋千年堂 (2008-12-22 02:00) 

UMI

もう6月になのに今頃のコメントスイマセン。
いや~素晴らしいレポートですね。
私はこのライブに行ってなかったので、
内容がとてもよくわかって嬉しかったです。
by UMI (2009-06-11 23:16) 

梅屋千年堂

>UMIさん
初めまして、ようこそいらっしゃいました♪。
いえいえ〜古い記事でもコメントを頂けると嬉しいです。
この日のライブは、幸運なことに参加することが出来ました。
大きな会場とは一味も二味も異なる素敵なライブでしたよ。

今年は小田さんのツアーがないので
小田さん関連の記事は少ないですが、また遊びに来てくださいね。

by 梅屋千年堂 (2009-06-11 23:37) 

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