氷川丸【1】 [YOKOHAMA STROLL]
水曜日にみなとみらいで映画を観た帰り、
山下公園まで散歩して氷川丸に乗船?してきた。
氷川丸が誕生したのは1930年。
日本郵船がシアトル航路用に建造した貨客船である。
戦時中は政府徴用船、特設病院船として活躍し
1947年に再び貨客船として復活。1960年にその役目を終えた。
その翌年の1961年、横浜港に係留された氷川丸は
ユースホステルとして、結婚式場として、そして観光船として
2006年12月の営業終了まで2221万人を超える観覧者が訪れたという。
(その中にTHE ALFEEの桜井さんも含まれているのだろう笑)。
それまで氷川丸マリンタワー株式会社というところが運営していたのだけど
それ以降は日本郵船が管理することになり
保存に必要な補修工事を施して、今年4月にリニューアルオープンを果たした。
と、いうわけで子供の頃に行ったきり
ずーーーっと外観を眺めているだけだった氷川丸に
何十年かぶり(30年は経っているだろうなぁ^^;)に行ってみることにした。
まぁいつ行ってもいいんだけど、
先日、横浜アリーナで行われた小田和正のコンサートの
《御当地紀行》のコーナーで紹介されていた氷川丸の様子に
なんだかとても興味を惹かれたので早速行ってみることにした次第だ。
いやぁ〜・・・行ってみたらホントになんだか面白くて
写真たくさん撮ってきちゃったので、何回かに分けて
氷川丸レポ(?)をアップしていきたいと思う。
山下公園の中程(印象としては端っこだが、地図上では中程)に
氷川丸は係留されている。
リニューアル前は、やっぱりな〜んかうらぶれたような雰囲気が
どことなく漂っていたけど、なんだか遠目に観ても堂々とした感じになった気がする。
(気のせいだろうか・・・^o^;)。
All aboard!。お乗り遅れのないように!(あるはずナイ笑)。
船内に入ってから自動券売機でチケットを買う。
乗船料(入館料)は¥200。安っっっ!。ウレシイね〜(≧▽≦)。
(神奈川県警のそばにある日本郵船歴史博物館との共通券だと¥500)。
入ってすぐにあるのがエントランスロビーで、
ここで氷川丸の歴史を説明する27分の映像を流している。
ちょうど映像が終わって、先にいた人々がゾロゾロと見学に繰り出したところだったので
その人たちが少し先に進んでから、アタシは行くことにしようと
ロビーで映像を観るでもなく、10分ほど時間を潰す。
窓から見えるみなとみらいの風景は、まるで額縁に飾られた絵のようだ。
それではアタシも、いざ船内見学に繰り出すとする。スタートはBデッキから。
中に入ってすぐ右手に、丸窓があった。
丸窓の中に、ランドマークタワーからインターコンチネンタルホテルまで
すっぽり収まって、これまた額縁状態(笑)。
通路左手には消火栓。ここだけでなく、至る所に配備されている。
なんだか映画『タイタニック』を思い出してしまった。
確か、監禁されたジャックをローズが助けに行くために
こんな感じの消火栓のケースをぶち破って、斧を取り出したんではなかったか。
Aデッキに上がっていくための階段の前にある大きな鏡。
狭苦しい船内を、少しでも広々と感じさせるための工夫なんだろうか。
一等児童室。
乗客の子供たちを預かっていた託児所的な部屋。
子供をここで遊ばせている間に、大人達はゆっくりと食事などを楽しむというわけ。
良くできた施設である。
ちなみに壁の上の方に描かれているイラストは
当時手描きで描かれたものなんだそうだ。可愛らしいイラストだった(^_^)。
一等食堂。
ここにも大きな鏡が備え付けられている。
さっきの鏡の向かいにあるのがこの階段。
これを上ってAデッキへ。
手摺りのデザインもとっても洒落ている。
一等食堂の階上にあるのが、一等社交室。
そう、小田さんが《御当地紀行》で
「ここでナンパした人もいたんでしょうか。
妙齢の婦人に、『どうも、初めまして』・・・なんつって園山みたいのが・・・」
と発言していたあの場所である(笑)。
確かに何やら園山さんが似合いそうな感じではある(笑)。
さすが、一等だけあって様々な意匠が凝らされている。
氷川丸のインテリアはアールデコ様式。
マルク・シモンというフランス人がデザインを手掛けたのだそうだ。
照明だけに注目してもこれだけ楽しめる。
他にもいろ〜んなランプがあったけど
あんまりいろいろありすぎて、挫折した・・・_| ̄|◯。
外国への船旅というと、乗船期間がかーなーり長くなるので
船内では様々なレクリエーションも行われていたようだ。
これはその一つである船上運動会(笑)の“お知らせ”。
提燈競争、スプーンレース、パン食い競争、玉押し・・・
なんて競技が見て取れる。
玉押しの“玉”は一体どこから持ってきたのか?!?!(^^;。
と、いうわけでまだまだ先が長いので今日はココまで。
《TO BE CONTINUED...続く》
山下公園まで散歩して氷川丸に乗船?してきた。
氷川丸が誕生したのは1930年。
日本郵船がシアトル航路用に建造した貨客船である。
戦時中は政府徴用船、特設病院船として活躍し
1947年に再び貨客船として復活。1960年にその役目を終えた。
その翌年の1961年、横浜港に係留された氷川丸は
ユースホステルとして、結婚式場として、そして観光船として
2006年12月の営業終了まで2221万人を超える観覧者が訪れたという。
(その中にTHE ALFEEの桜井さんも含まれているのだろう笑)。
それまで氷川丸マリンタワー株式会社というところが運営していたのだけど
それ以降は日本郵船が管理することになり
保存に必要な補修工事を施して、今年4月にリニューアルオープンを果たした。
と、いうわけで子供の頃に行ったきり
ずーーーっと外観を眺めているだけだった氷川丸に
何十年かぶり(30年は経っているだろうなぁ^^;)に行ってみることにした。
まぁいつ行ってもいいんだけど、
先日、横浜アリーナで行われた小田和正のコンサートの
《御当地紀行》のコーナーで紹介されていた氷川丸の様子に
なんだかとても興味を惹かれたので早速行ってみることにした次第だ。
いやぁ〜・・・行ってみたらホントになんだか面白くて
写真たくさん撮ってきちゃったので、何回かに分けて
氷川丸レポ(?)をアップしていきたいと思う。
山下公園の中程(印象としては端っこだが、地図上では中程)に
氷川丸は係留されている。
リニューアル前は、やっぱりな〜んかうらぶれたような雰囲気が
どことなく漂っていたけど、なんだか遠目に観ても堂々とした感じになった気がする。
(気のせいだろうか・・・^o^;)。
All aboard!。お乗り遅れのないように!(あるはずナイ笑)。
船内に入ってから自動券売機でチケットを買う。
乗船料(入館料)は¥200。安っっっ!。ウレシイね〜(≧▽≦)。
(神奈川県警のそばにある日本郵船歴史博物館との共通券だと¥500)。
入ってすぐにあるのがエントランスロビーで、
ここで氷川丸の歴史を説明する27分の映像を流している。
ちょうど映像が終わって、先にいた人々がゾロゾロと見学に繰り出したところだったので
その人たちが少し先に進んでから、アタシは行くことにしようと
ロビーで映像を観るでもなく、10分ほど時間を潰す。
窓から見えるみなとみらいの風景は、まるで額縁に飾られた絵のようだ。
それではアタシも、いざ船内見学に繰り出すとする。スタートはBデッキから。
中に入ってすぐ右手に、丸窓があった。
丸窓の中に、ランドマークタワーからインターコンチネンタルホテルまで
すっぽり収まって、これまた額縁状態(笑)。
通路左手には消火栓。ここだけでなく、至る所に配備されている。
なんだか映画『タイタニック』を思い出してしまった。
確か、監禁されたジャックをローズが助けに行くために
こんな感じの消火栓のケースをぶち破って、斧を取り出したんではなかったか。
Aデッキに上がっていくための階段の前にある大きな鏡。
狭苦しい船内を、少しでも広々と感じさせるための工夫なんだろうか。
一等児童室。
乗客の子供たちを預かっていた託児所的な部屋。
子供をここで遊ばせている間に、大人達はゆっくりと食事などを楽しむというわけ。
良くできた施設である。
ちなみに壁の上の方に描かれているイラストは
当時手描きで描かれたものなんだそうだ。可愛らしいイラストだった(^_^)。
一等食堂。
ここにも大きな鏡が備え付けられている。
さっきの鏡の向かいにあるのがこの階段。
これを上ってAデッキへ。
手摺りのデザインもとっても洒落ている。
一等食堂の階上にあるのが、一等社交室。
そう、小田さんが《御当地紀行》で
「ここでナンパした人もいたんでしょうか。
妙齢の婦人に、『どうも、初めまして』・・・なんつって園山みたいのが・・・」
と発言していたあの場所である(笑)。
確かに何やら園山さんが似合いそうな感じではある(笑)。
さすが、一等だけあって様々な意匠が凝らされている。
氷川丸のインテリアはアールデコ様式。
マルク・シモンというフランス人がデザインを手掛けたのだそうだ。
照明だけに注目してもこれだけ楽しめる。
他にもいろ〜んなランプがあったけど
あんまりいろいろありすぎて、挫折した・・・_| ̄|◯。
外国への船旅というと、乗船期間がかーなーり長くなるので
船内では様々なレクリエーションも行われていたようだ。
これはその一つである船上運動会(笑)の“お知らせ”。
提燈競争、スプーンレース、パン食い競争、玉押し・・・
なんて競技が見て取れる。
玉押しの“玉”は一体どこから持ってきたのか?!?!(^^;。
と、いうわけでまだまだ先が長いので今日はココまで。
《TO BE CONTINUED...続く》
2008-05-30 00:10
nice!(1)
コメント(2)
トラックバック(0)
今、朝日新聞の横浜版にも、氷川丸の連載してる。
リニューアルしたばかりだし、2年後に横浜開港150年を控えての
ことでしょうか。
早速、出かけるとは、フットワークがいいですね~
by ちゃあ~ (2008-05-30 08:32)
>ちゃあ〜さん
ほほぅ、朝日で氷川丸の連載ですか。面白そうだね。
(うちは読売&神奈川だからな〜)。
来年開港150周年だもんね。来年の横浜はきっと大盛り上がりだよ。
いろんな意味でなんだかちょっと楽しみです。
フットワーク、昔に比べたら大分いいよねアタシ(笑)。
by 梅屋千年堂 (2008-05-30 15:31)