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オペラ座の怪人 [Music,Movie&Musical]

と、言ってもミュージカルではなく映画の方。
またまた『見逃した映画@WOWOW』シリーズなのだ!。

『オペラ座の怪人』は、劇団四季のミュージカルで
何年か前に2〜3度ほど鑑賞したことがある。
正直言って、最初の1回目はストーリーが理解できなかった。

しかし何度か繰り返し観ていくうちに
どういう物語なのかが見えてくるようになった。
それでも主人公のファントムやクリスティーヌの心情は
いまひとつ理解できないところもあった。

で、今回この映画版を観てみて・・・
また少し理解が深まった気がした。
クリスティーヌやファントムの気持ちもちょっとだけ理解できた。
これはもしかしたら、この物語を繰り返し観たからというよりも
単に自分が初めて観た時よりも歳を食ったからかも知れないけど(^^;。

この作品はなんと言っても音楽が素晴らしい!。
作曲はかの『CATS』も手掛けたアンドリュー・ロイド・ウェバー。
アタシがこんなこと言うのは僭越極まりないんだが、
この人は真の天才だよ!。
人の心を動かすメロディを知り尽くしているという気がする。

アタシは“Think Of Me”と“Masquerade”が大好きで、
特に劇中で“Masquerade”が歌われるスペクタクル・シーンは
もう、何度観てもたまらなくゾクゾクする。
今回の映画版でも同様だった。

そういえば、以前の記事で
「甘美な旋律ってどんなのを指すんだろう」なんて
書いたことがあったけど、
この作品の音楽はまさにその“甘美”そのもの。
今日、映画を観ながら「コレだ〜!!!」と思った。

そして映画版は衣装がこれまたステキ!!!。
そしてその華やかな衣装を着こなす
クリスティーヌ役のエイミー・ロッサムのウエストの細さにも吃驚仰天!(笑)。

ちなみに映画版では、ミュージカルでは明らかにされない
ファントムの生い立ち(何故オペラ座に棲むようになったのか)が
描かれているんだけど、これは別にいらなかったんじゃないかと思う。
オペラ座のマダム・ジリーとファントムとの間に
そんな繋がりがあったという設定は面白いけど、
ファントムが一体どこからやってきたのかという説明は
あまりにも当たり前すぎてしまい、
「な〜んだ・・・」という感じでかえって興醒めだった。

なんでオペラ座の地下に怪しげな人が棲んでるのか・・・
それは謎のままにしておいた方が、
観る者の想像力を楽しませてくれたのではないだろうか。


気になる方は是非一度ご覧下さい。
でも、結構好き嫌いのハッキリ分かれる映画かもね〜。
同僚は「寝てしまった」と言っていた(^^;。

オペラ座の怪人 通常版

オペラ座の怪人 通常版

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2005/08/26
  • メディア: DVD


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ちえぞう

これはまだ観ていないんだよな〜。
でも何故かサントラは持っている。
映像と合わせて聴けばもーーーっといいんだろうな〜
と思ってはいるんだけど、まだ観ていない。
宅配レンタルに予約はしてあるから、届くのを楽しみに待つとしよう。
って、忘れた頃にやって来そうだな(^^;)
by ちえぞう (2006-03-01 03:53) 

梅屋千年堂

>ちーちゃん
映画やミュージカルも観ていないのに
サントラを持っているとは通だねぇ〜!。
でも、この作品の音楽ってホンットにいいもんね〜。
忘れた頃にやってきても、きっと楽しめることでしょう。
耽美主義的世界を存分にご堪能下さい!。
by 梅屋千年堂 (2006-03-01 23:01) 

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